JP2004098675A - プリント時にライン生成物を生じさせる染料転写プリンタのドナーウェブへの折り目形成の防止 - Google Patents

Abstract

【課題】　巻き取りが不均一になり、折り目を発生させる。
【解決手段】　エッジエリアの抵抗力を弱くするために、エッジエリアの領域が前記染料転写エリアに比べて予め弱くされ、プリンタで前記ドナーウェブで使用された時、前記エッジエリアが染料転写エリアと実質的に同じ位に引延ばされる。そのエッジエリアは例えば、そこに穴をあけるか、突き刺し、または、そこにスリットやカットを形成することで弱くできる。プリンタで染料転写のために使用される転写エリアの両側に沿ったエッジエリアが、染料転写エリアと同じ位に引延ばされるなら、次の転写エリア内でのありがちだった折り目の生成が実質的に低減される。この結果、ライン生成物がプリンタ内の染料受け取り体にプリントされなくなる。
【選択図】図１１

Description

　この発明は、一般にサーマルプリンタのごとき染料転写プリンタに関し、そして、特に、プリンタで用いられるドナーウェブ(ウェブ：巻き取り紙)の染料転写エリア内での折り目形成の問題に関する。染料転写エリア内での折り目形成は、望ましくない生成物が染料受け取り体上にプリントされる結果となる。

　サーマルプリンタで用いられる典型的な多色のドナーウェブは、事実上、薄く、そして、イエローカラーセクション、マゼンタカラーセクション及びシアンカラーセクションのような３つの異なるカラーセクションまたは領域による組みの繰返しを持つ。シアンカラーセクションの後に透明の積層領域がある。

　ドナーウェブの各カラーセクションは、染料転写プリントのために用いられる染料転写エリアと、転写エリアの横側にある１対の縦方向のエッジエリアとからなる。染料転写エリアはウェブ幅のおよそ９５％で２つのエッジエリアはウェブ幅のおよそ２．５％である。

　プリントを行うために、ドナーウェブ上のイエロー、マゼンタおよびシアンによる単一の組みの染料転写エリア内の種々のカラー染料が、プリントヘッドにより、ペーパー、又は透明シートまたはロールのような染料受け取り体へ連続的に熱転写される。各転写エリアから染料受け取り体への染料転写は、プリントヘッド上の選択的に加熱されたじゅず玉状の抵抗エレメントにより、転写エリアを横方向に１ラインづつ実行される。そのプリントヘッドは、カラー領域の幅全体を横切ってライン接触するが、それは、転写エリアのみを加熱する。つまり、転写エリア両側の２つのエッジエリアを加熱しない。

　各カラーセクションは、プリントヘッドで染料転写のために用いられるので、ドナーウェブは、ドナー供給スプールとドナー巻き取りスプール(これらはプリントヘッドの後方と前方に位置する)の間の縦方向の張力が供せられる。プリントヘッドからの熱と結合した、その縦方向の張力は、使用したカラーセクションを、少なくともプリントヘッドからドナー巻き取りスプールへ縦に引き伸ばさせる。転写エリアの両側のエリアは加熱されないが、使用したカラーセクション内の染料転写エリアは、プリントヘッドにより加熱されているので、転写領域は、エッジエリアよりも大きく引き延ばされる。その結果、転写エリアは、２つのエッジエリアよりも薄くなり、エッジエリア間の横方向に、波状またはリップルひずみを増長させる。

　染料転写エリアから染料受け取り体への最後のラインが転写された後、そして、使用したカラーセクションがプリントヘッドからドナー巻き取りスプール上へ前進した時、転写エリア内の波状またはリップルひずみが１つまたは複数の折り目を生じさせ、染料転写のために用いられない、転写エリアの短い湾曲部または後端部を形成する。この折り目は、使用した転写エリアの後ろまたは後端部から、プリントヘッドへ前進する次の(新規な)カラーセクションの用いられてない転写エリアの先頭部または前端部へ広がる傾向がある。折り目が張力下でプリントヘッドからドナー巻き取りスプールへ巻き取られた時、使用した転写エリアとエッジエリアとの間で厚さに違いがあるため、その折り目は、生成されたかのように現われる。

　使用されたカラー領域が、張力下で巻き取りスプールの回りに包まれた時、転写エリアとエッジエリアとの厚さの違いのために、エッジ領域は、使用された転写エリアの場合と違ってスプール上を覆う。追加的な各カラーセクションがドナー巻取りスプールの回りに包まれるので、スプール上の厚いエッジエリアの巻き取り状態は、薄い転写領域の巻き取り状態よりも僅かに大きくなる。ドナー巻取りスプール上の厚いエッジエリアの巻き取り状態が、使用された転写エリアの張力とひずみをを増すので、使用されたカラーセクションの不均一な巻き取りは、起こり得る複数の折り目を増加させる。(文献としての公知技術はなし)

　プリントヘッドが折り目に適用された時、次の(新しい)カラーセクションの未使用の転写領域の先頭または前端部が望ましくないライン生成物が染料受け取り体の先頭または前端部にプリントされるという問題が起きる。

　それゆえ、提示された問題は、染料受け取り体にライン生成物がプリントされないよう、新しい各カラーセクションの未使用の転写エリアに折り目が形成される問題をいかに解決するかである。

　染料転写エリアおよび染料転写エリアのそれぞれの１つの側に対向する縦方向のエッジエリアを連続的に有するドナーウェブの前処理の方法法において、前記ドナーウェブが染料転写プリンタ内で進行する時にドナーウェブは縦方向の張力に供せられ、プリンタ内のプリントヘッドにて、前記エッジエリアは加熱されずに前記染料転写エリアが加熱されるために、前記染料転写エリアが前記エッジエリアよりも大きく引き伸ばされ、
　前記エッジエリアの抵抗力を弱くするために、プリンタで使用される前に、エッジエリアの領域が前記染料転写エリアに比べて予め弱くされ、プリンタで前記ドナーウェブで使用された時、前記エッジエリアが染料転写エリアと実質的に同じ位に引延ばされることを特徴とする。
　そのエッジエリアは例えば、そこに穴を生成するために、穴をあけるか、突き刺し、または、そこにカットを生成するために、そこにスリットやカットを形成することで弱くすることができる。

　プリンタで染料転写のために使用される転写エリアの両側に沿ったエッジエリアが、染料転写エリアと同じ位に引延ばされるなら、次の転写エリア内でのありがちだった折り目が実質的に低減される。この結果、ライン生成物がプリンタ内の染料受け取り体にプリントされなくなる。

[ドナーウェブ]
　図１は、サーマルカラープリンタに使用される典型的な(従来の)多色ドナーウェブまたはリボン１を示す。そのドナーウェブ１は十分に薄く、イエローカラーセクション２、マゼンタカラーセクション２およびシアンカラーセクション４のごとき３つの異なるカラーセクションまたは区域の組みの繰返し(２つの繰返しのみ示す)を有する。また、シアンカラーセクション４の後に透明積層セクション(不図示)が存在してもよい。

　ドナーウェブ１の連続的なカラーセクション２から４の各々は、染料転写プリントのために使用される転写エリア５と、転写エリアの両側にあり、プリントに供されない、１対の縦方向のエッジエリア６および７からなる。転写エリア５は巻き取り紙の幅Ｗのおよそ９５％あり、２つのエッジ領域６、７は巻き取り紙幅のおよそ２．５％である。

[染料転写プリンタ]
　図２から６は、公知技術のサーマルカラープリンタ１０の動作を示す。最初に図２において、染料受け取りシート１２、例えばペーパーまたは透明体は、最初、トレー１８内の浮動状態のプラテン１６から離れ、共軸のピックローラ１４(１つのみ示す)を通じて、１対の縦方向の湾曲したガイド２０および２２により規定される溝１９内へ前進する。溝１９の途中にある後端エッジセンサ２４が、受け取りシート１２の後端２６を検知した時、溝１９内の１対の平行軸の推進ローラ２７、２７の少なくとも一方が動作される。動作したローラ２７、２７は、受け取りシート１２を、溝１９から離れて位置するキャプスタンローラ２８およびピンチローラ３０間のはさまった個所を通って前進し、先端エッジセンサ３２へ向かう。

　図３では、先端エッジセンサ３２は、染料受け取りシート１２の前端エッジ３４を検知し、そしてキャプスタンローラ２８を動作させ、ピンチローラ３０と共に、受け取りシートを中間トレー３６へ前進させる。その受け取りシート１２は、前方へ進行して中間トレイ３６に入る。これにより、受け取りシートの後端エッジ２６が、湾曲したガイド２０の縦方向の延長部であるヒンジ機構の出口ドア３８を通過する。この後、図示したように、ヒンジ機構の出口ドア３８は閉じ、キャプスタンおよびピンチローラ２８、３０は逆転され、受け取りシート１２は後方へ、つまり、後端エッジ２６へ進み、部分的に巻き取り室４０の中へ進める。

　プリントをするために、ドナーウェブ１の１つの組みのカラーセクション２、３および４の染料転写エリア内の種々のカラー染料は、連続的に染料受け取りシート１２上に熱転写されなくてはならない。このことは図４および５に示している。

　図４において、サーマルプリントヘッド４８を近接させるために、プラテンローラ４２は、回転されたカム４４およびプラテンリフト４６を通じてシフトされる。これにより、染料受け取りシート１２およびドナーウェブ１の連続するカラーセクション２、３および４の最初の１つが、プラテンローラ４２およびプリントヘッド４８との間で局部的に合体される。染料受け取りシート１２を中間トレー３６へ戻すために、キャプスタンおよびピンチローラ２８および３０は、逆転され、染料受け取りシート１２は再度、前方へ進行する。同時に、ドナーウェブ１は、縦方向の張力でもって、ドナー供給スプール５０から、第１の静止(固定)巻き取り紙ガイド５１、プリントヘッド４８および第２の静止(固定)巻き取り紙ガイドまたはガイドノーズ５２を通ってドナー巻取りスプール５４へと前進する。ドナー供給および巻き取りスプール５０、５４はドナーウェブ１と共に、プリンタ１０に装填される、取替え可能なカートリッジ５５で提供される。

　ドナーウェブ１の連続的なカラーセクション２、３および４の最初の１つが、図４のプリントヘッド４８と密接に接触した状態で前方へ移動する時、前記カラーセクションの染料転写エリア５内のカラー染料は、染料受け取りシート１２上へ熱転写される。転写エリア５から受け取りシート１２への染料の転写は、プリントヘッド４８上の抵抗性エレメント(不図示)を選択的に加熱することにより、転写エリアを横方向に横切って１行づつ行われる。プリントヘッド４８は、図５(ガイドノーズ５２および染料受け取りシート１２は不図示)に示されるように、第１のカラーセクション２の全体の幅Ｗを横切ってライン接触する。しかしながら、プリントヘッド４８は、染料転写エリア５のみを加熱する。つまり、転写エリア両側の２つのエッジエリア６、７は加熱しない。

　図４、図５において、第１のカラーセクション２は１行毎の染料転写のために用いられる時、カラーセクション２は、プリントヘッド４８から移動し、そしてガイドノーズ５２上を移動する。その後、第１のカラーセクション２に対する染料転写が完了すると、プラテンローラ４２は、回転されたカム４４およびプラテンリフト４６を通じて、プリントヘッド４８に接近した個所からシフトされ、プラテンローラがプリントヘッドから分離される。このことは図３に示される。

　その後、キャプスタンおよびピンチローラ２８および３０は、染料受け取りシート１２を後方へ進行させるために逆転される。つまり後端エッジ２６は最初、部分的に巻き取りチャンバー４０内へ入り、そして、使用したカラーセクション２はドナー巻取りスプール５４に巻き取られる。図３を参照。

　その後、図４のサイクルが、連続するカラーセクション２、３および４の次の(新しい)１つに対して繰返される。

　連続するカラーセクション２、３および４の最後の１つが使用されると、染料受け取りシート１２への染料転写が完了する。その後、図３にて、プラテンローラ４２が回転されたカム４４および部ラテンリフト４６を通じて、プリントヘッド４８に接近する個所からシフトされ、プラテンローラがプリントヘッドから分離され、キャプスタンおよびピンチローラ２８、３０は逆転され、受け取りシート１２は後方へ進行する。つまり、後端エッジ２６は最初、部分的に巻き取りチャンバー４０に入り、そして、最後のカラーセクション４がドナー巻取りスプール５４に対して巻き取られる。

　最後に、図６に示されるように、プラテンローラ４２は、プリントヘッド４８から離れたままに留まり、そして、キャプスタンおよびピンチローラ２８、３０は逆転され、染料受け取りシート１２は再度、前進する。しかしながら、この瞬間、方向変換器５６は、図４の中間トレー３６へ受け取りシートを戻す替わりに、ピボット回転して、受け取りシート１２を出口トレー５８へ方向変換する。

［従来技術の問題］
　図４においてドナーウェブ１のカラーセクション２、３および４の単一の組みの各々の１つが、プリントヘッド４８で染料転写のために連続的に使用されるので、ドナーウェブ１は、特に、第２の静止(固定)巻き取り紙ガイドまたはガイドノーズ５２上で、張力下で縦方向に引っ張られている。使用したカラーセクション２、３および４内の染料転写エリア５が、その両側の２つのエッジエリア６、７を除き、プリントヘッド４８により加熱されているので、張力下で転写エリアがエッジエリアよりも大きく引き伸ばされる傾向がある。その結果、染料転写エリア５は、２つのエッジエリアよりも薄くなり、エッジエリア間で波状またはリップルのひずみ６２が生じる。これは図７に示される。

　染料転写エリア５から染料受け取りシート１２へ最後のラインが転写された後、かつ、使用したカラーセクション２、３および４がプリントヘッド４８からガイドノーズ５２上を通ってドナー巻取りスプール５４へ前進するとき、転写エリア内の波状またはリップルのひずみ６２が、少なくとも染料転写のために使用されない、短い後端部６６に複数の折り目６４を生じさせる。図８を参照。折り目６４は、使用した転写エリア５の後端部６６から、プリントヘッド４８に向けて進行する、次の(新しい)カラーセクション２、３または４内の未使用の転写エリア５の先頭部６８に広がる傾向がある。その折り目６４は、使用した転写エリア５とエッジエリア６、７とで厚さの違いのために、張力下でプリントヘッド４８からガイドノーズ４２上を通ってドナー巻取りスプール５４に巻き取られる時に、生成される。

　使用したカラーセクション２、３または４がドナー巻取りスプール５４の回りに張力下で包まれた時、２つのエッジエリア６、７は、使用した転写エリア５の場合とは異なってスプール上を包む。図７および９を参照。各カラーセクション２、３または４が追加的にドナー巻取りスプール５４の回りに包まれた時、スプール上のより厚いエッジエリア６および７の巻き取り状態は、より薄い転写エリア５の巻き取り状態よりも僅かに大きい。図９を参照。ドナー巻取りスプール５４上のより厚いエッジエリア６、７の巻き取り状態が使用した転写エリア５の張力およびひずみを増長させるため、使用したカラーセクションの不均一な巻き取りは、複数の折り目６４が図８に示されるように、生成され易さを増す。

　生じる問題としては、次の(新しい)カラーセクション２、３または４の未使用の転写エリア５の進行部または前端部６８内の折り目６４は、プリントヘッド４８がその折り目に宛がわれたとき、好ましくないライン生成物７０を、染料受け取りシート１２の進行部または前端部にプリントさせる。図１０を参照。染料受け取りシート１２上にプリントされたこのライン生成物７０は、長さでおよそ０．５インチになる。

　そのため、提示された問題は、染料受け取りシート１２上にライン生成物７０がプリントされないように、新しい各カラーセクション２、３または４の未使用の転写エリアに生成される折り目６４の問題をいかに解決するかである。

［解決］
　張力下のドナーウェブ１がドナー供給スプール５０から第１の固定ウェブガイド５１、プリントヘッド４８および第２のウェブガイド５２の上を通って、ドナー巻取りスプール５４上に進行する時、(図７に示したように)染料転写プリンタ１０内のドナーウェブ１を横切って発展する波状またはリップルのひずみ６２の見込みが大きく低減される。これは、ドナーウェブ１がプリンタ１０で使用される前に、連続するエッジエリア６、７を予め弱くしておくことにより実施できる。そのために、連続する染料転写エリア２、３および４に比較してエッジエリアの抵抗力を弱くし、これにより、ドナーウェブがプリンタで使用された時、そのエッジエリアは染料転写エリアと実質的に同じ程度に引延ばされるようになる。もし、ドナーウェブ１を横切って発展する、波状またはリップルのひずみ６２が防止されたなら、図８に示したように、染料転写のために使用されない転写エリア５の短い後ろまたは後端部にいずれかの折り目６４が形成されにくくなる。これにより、染料転写シート１にプリントされるライン生成物７０の可能性が実質的に排除され得る。

　図１１は、この発明の好ましい実施例に基づき、図１に示したドナーウェブ１に替えて使用されるドナーウェブ７４を示す。このドナーウェブ７４は、染料転写エリア５と比較してエッジエリアの抵抗力を弱くするために、そのエッジエリア６、７が一連の穴７６があけられるか、突き刺されている点を除いてドナーウェブ１と同じである。これにより、プリンタ内で、エッジエリアは、染料転写エリアと実質的に同じ程度に引延ばされる。

　図１２は、この発明の別の実施例に基づき、図１のドナーウェブに替えてプリンタ１０で使用されるドナーウェブ７８を示す。このドナーウェブ７８は、そのエッジエリア６、７に、一連のカット８０でスリットまたはカットが設けられている以外はドナーウェブ１と同じである。これにより、プリンタ１０内で引延ばされるように、染料転写エリア５に比べ、エッジエリアの抵抗力を弱くして、そのため、エッジエリアは、染料転写エリアと実質的に同じ程度に引延ばされる。

連続的な染料転写エリアおよび前記染料転写エリアの各エッジに沿った対向するエッジエリアを含む、ドナーウェブの平面図 プリンタ動作の最初のサイクルを示す染料転写プリンタの部分的に断面を示した垂直断面図 図２の染料転写プリンタのプリンタ動作の他のサイクルを示した垂直断面図 図２の染料転写プリンタのプリンタ動作の他のサイクルを示した垂直断面図 染料転写プリンタの染料転写部の斜視図 図２の染料転写プリンタのプリンタ動作の最終サイクルを示した垂直断面図 ドナーウェブの断面図で、染料転写エリアが、このエリアの両側にある２つのエッジエリアよりも薄く引延ばされ、エッジエリア間で横方向に波状またはリップルひずみを示した図 ドナーウェブの平面図で、使用された転写エリアの後ろまたは後端部から、次の(新しい)カラーセクションの未使用の転写エリアの先頭または前端部へ広がる折り目を示した図 染料転写プリンタの従来のドナー巻取りスプールの断面図 染料受け取りシートの平面図で受け取りシートの先頭または前端部にプリントされた人工的なラインを示した図 この発明の好ましい実施例に基づき、図１のドナーウェブに替えて使用されるドナーウェブの平面図 この発明の別の実施例に基づき、図１のドナーウェブに替えて使用されるドナーウェブの平面図

符号の説明

　１　ドナーウェブ、２　シアンカラーセクション、３　マゼンタカラーセクション、４　イエローカラーセクション、５　染料転写エリア、６　縦方向のエッジエリア、７　縦方向のエッジエリア、Ｗ　ウェブ幅、１０　サーマルプリンタ、１２　染料受け取りシート、１４　ピックローラ、１６　プラテン、１８　トレー、１９　溝、２０　縦方向のガイド、２２　縦方向のガイド、２４　後端センサ、２６　後端、２７　推進ローラ、２８　キャプスタンローラ、３０　ピンチローラ、３２　先頭エッジセンサ、３４　先頭または前端、３６　中間トレー、３８　出口ドアー、４０　巻き取りチャンバー、４２　プラテンローラ、４４　カム、４６　プラテンリフト、４８　プリントヘッド、５０　ドナー供給スプール、５１　第１の静止(固定)ウェブガイド、５２　第２の静止(固定)ウェブガイドまたはガイドノーズ、５４　ドナー巻取りスプール、５５　カートリッジ、５６　方向変換器、５８　出口トレー、６０　出口ローラ、６１　出口ローラ、６２　波形状またはリップルのひずみ、６４　折り目、６６　後部または後端部、６８　先頭または前端部、７０　ライン生成物、７２　先頭または前端部、７４　ドナーウェブ、７６　穴、７８　ドナーウェブ、８０　カット

Claims (6)

1. 　染料転写エリアおよび染料転写エリアのそれぞれの１つの側に対向する縦方向のエッジエリアを連続的に有するドナーウェブにおいて、前記ドナーウェブが染料転写プリンタ内で進行する時にドナーウェブは縦方向の張力に供せられ、プリンタ内のプリントヘッドにて、前記エッジエリアは加熱されずに前記染料転写エリアが加熱されるために、前記染料転写エリアが前記エッジエリアよりも大きく引き伸ばされるドナーウェブにおいて、
   　前記エッジエリアの抵抗力を弱くするために、プリンタで使用される前に、エッジエリアの領域が前記染料転写エリアに比べて予め弱くされ、プリンタで前記ドナーウェブで使用された時、前記エッジエリアが染料転写エリアと実質的に同じ位に引延ばされることを特徴とするドナーウェブ。
2. 　前記エッジエリアは、このエッジエリアの抵抗力を弱めてプリンタ内で引延ばされるために、一連の穴で穴があけられるか、突き刺される請求項１記載のドナーウェブ。
3. 　前記穴は前記エッジエリアに沿って位置する請求項２記載のドナーウェブ。
4. 　前記エッジエリアは、このエッジエリアの抵抗力を弱めてプリンタ内で引延ばされるために、一連のカットでスリットがあけられるか、カットされる請求項１記載のドナーウェブ。
5. 　前記カットは前記エッジエリアに沿って位置する請求項４記載のドナーウェブ。
6. 　染料転写エリアおよび染料転写エリアのそれぞれの１つの側に対向する縦方向のエッジエリアを連続的に有するドナーウェブの前処理の方法法において、前記ドナーウェブが染料転写プリンタ内で進行する時にドナーウェブは縦方向の張力に供せられ、プリンタ内のプリントヘッドにて、前記エッジエリアは加熱されずに前記染料転写エリアが加熱されるために、前記染料転写エリアが前記エッジエリアよりも大きく引き伸ばされ、
   　前記エッジエリアの抵抗的を弱くするために、プリンタで使用される前に、エッジエリアのの領域が前記染料転写エリアに比べて予め弱くされ、プリンタで前記ドナーウェブで使用された時、前記エッジエリアが染料転写エリアと実質的に同じ位に引延ばされることを特徴とする方法。
   

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