JP2004098494A - ラミネータ及びプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ラミネート加工手段した後、切断を効率的にするにはどうするかに問題が有り、切断工程を向上させることができるラミネートを提供することを目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたものである。
【選択図】 図3
【解決手段】上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたものである。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はラミネータ及びプリンタに関し、特に、カード、ラベル等となるべき連続用紙にプリントした後、連続用紙のプリント部分にラミネート紙をラミネートするラミネータおよびプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリントした用紙をラミネートする装置は種々知られているが、これらの装置は、連続用紙にデータをプリントし、連続状態のままでプリント部分に、同じく連続状態にあるフィルムを加熱接着するラミネート加工を施すよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来においては、ラミネート加工手段した後、切断を効率的にするにはどうするかについて、言及していなかった。
【0004】
本発明は、このような不都合を解消したラミネータおよびプリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【先行技術】
特開2002−127623号
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたものである。
【0007】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために本発明のプリンタは、データを連続用紙の所定位置にプリントするプリント手段とを備えた。
【0009】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙を積載する積載手段と、該積載手段から供給される前記用紙を前記サーマルヘッドによりラミネート紙と接着させるようにした。
【0010】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドにサーマルヘッドの放熱のために設けられた放熱手段を備えた。
【0011】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、放熱手段に近接して設けられた放熱ファン手段を備えた。
【0012】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドを用紙の少なくともプリント部分に対応する部分に熱を加えるために所定時間駆動する駆動手段を備えた。
【0013】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、プリンタから排紙されてくる用紙の搬送速度に対応する為に、用紙の搬送経路を修正する修正手段を備えた。
【0014】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、修正手段はダンサーローラを含むことを特徴とする。
【0015】
【作用】
カード、ラベル等になるべき連続用紙にデータがプリントされ、ラミネートフィルムがカード,ラベルに加熱接着されるラミネート加工が施され、その後、不必要なラミネートフィルムが連続紙から剥がされ、ラミネートされたカード,ラベルが残る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
まず、プリンタで作成されるラベル用紙について、図1に基づき説明すると、ラベル用紙1は、剥離台紙2と、剥離台紙2上に剥離可能に接着されるラベル片3からなる。そして、ラベル片3毎に、プリンタにより所定のデータがプリントされ、その後、後述するラミネートフィルムがラベル片に接着されて被覆され、その後ラミネートフィルムとラベル用紙とが分離され、ラベル片3にはラミネート片が残る。
【0018】
次に、ラミネータとプリンタについて説明する。
【0019】
図2に示すように、プリンタPは、ラベルローラ4が設けられ、ラベルローラ4に巻回された連続状態にあるラベル用紙1はガイドローラ4に案内されて、モータにより回転駆動される図示していない搬送機構により、インクジェットヘッドを備えたプリント機構6に導かれるよう構成されている。前記プリント機構6は、ホストコンピュータから送られてきたプリントすべきデータ、例えば文字情報やバーコード情報を記憶する記憶部と各種の制御動作を行う制御部とを備えたプリント制御部からの制御信号により、前述した記憶部に記憶されたデータをプリントするよう制御される。
【0020】
プリンタPでプリントされたラベル用紙1は、排紙ローラ7によりラミネータLに排紙され、ラミネートフィルムがラベル紙に張り合わせられ、サーマルヘッドにより所定の領域に加熱が行なわれ、ラミネートがラベル紙に加熱転写が行なわれ、ラベル紙にラミネートが転写され、その後、ラミネートフィルムがラベル紙からはがされ、ラベル片に対応するラミネート片を除き、ラミネート紙が巻き取られる。図3にラミネータLの更なる機構図を示す。8はラミネート紙で、透明なコート材が塗布されたフィルムからなる。かかるラミネート紙はラベル片にプリントされた画像,文字図形等が色あせ,茶片,傷等に対して耐久性を高めるために備えている。かかるラミネートフィルムは図3に示す如くローラ軸8に懸架され、ロール状になっており、ガイド軸10を介してセンサ11を経由してサーマルヘッドの方へガイドされている。12はサーマルヘッドで、ラベル紙の幅に対応するサイズの長尺ヘッドである。13はプラテンローラで、サーマルヘッド12がラベル紙1およびラミネート紙8を介して圧接される。14は、センサで、ラベル片の先端および後端を検知する。15はセンサで、ラベル紙をラミネータにセットした際に、紙の位置検出をするために設けられる。かかる構成によりラベル紙に設けられた最初のラベル片からラミネート加工が出来る。16は放熱板で、サーマルヘッド12で発生する熱を放熱するために設けられている。更に、放熱板の熱を除去するために、空冷ファンが放熱板16に向けて、設けられている。17は巻き取り軸で、転写されたラミネート紙を巻き取るために設けられている。またかかる巻き取り軸17は、ラベル紙1からラミネート紙を効率的に剥がすために、ガイド18が設けられている。
【0021】
図4はラミネータの制御ブロックを示す図である。同図において、CONTは制御部で、処理部CPU、メモリROMおよびメモリRAMを備えている。処理部CPUは、メモリROMに記憶されているプログラムを実行して、ラミネータの各部を制御する。
【0022】
メモリROMは例えば、図5に示すフローに対応したプログラムが記憶されている。メモリRAMは処理部CPUが制御を実行する際の制御パラメータなどを記憶する。 INは入力部で、外部からマニュアルでラベル紙のラベル片の縦横のサイズを入力し、制御部CONTと接続され、制御部CONTに入力する。PSは位置入力部で、ラミネータLにラベル紙1をセットした際に、ラベル紙1の位置を検知する。FRSはセンサで、ラベル紙1のラベル片の先端・後端を検知する。TDはサーマルヘッド駆動部で、ラベル紙1に重ねられたラミネート紙8を介して熱を加え、ラミネート紙8のコート材の透明なラミネートを溶融して、ラベル紙1に転写する。LCは搬送部で、ラベル紙1およびラミネート紙8を搬送する。
【0023】
上述の構成からなる実施例の構成の動作を図5に示すフローを参照して説明する。
【0024】
先ず、ステップS1で入力部21よりラベル紙のラベル片の縦横のデータを取り込む。次にステップS2でラミネータLにセットされたラベル紙の先端の位置を位置入力部PS(センサ15)により検知し、制御部CONTのメモリRAMに保存する。
【0025】
次に、ステップS3でラベル紙1を搬送する。次にステップS4でラベル紙1の先端・後端をセンサ14(先端・後端入力部FRS)により検知して、その検知情報をメモリRAMに記憶する。ステップS5で入力部IN、位置入力部PSおよび先端後端入力部FRSからのラベル片の情報に基づいて、サーマルヘッド駆動部TDに制御信号を送り、ラベル片に対応するラミネート紙8の部分に熱を加えて、ラミネート紙8のコート材を熱で溶融して、ラベル片に転写する。ラベル紙1は搬送部LCにより左に搬送し、一方、ラベル紙に接着したラミネート紙8はラミネート紙8の巻き上げ力によりガイド18によりラベル紙1と分離して、巻き上げられ、一方ラベル紙は左の方へ搬送される。かかる分離により、ラミネート紙の巻き上げによる張力によりラベル紙に熱溶融で接着したラミネート紙の部分だけが、ラベル紙から剥がされるので、ラベル紙1に転写したラミネートの切断加工処理が簡単に出来る。なおラベル紙とラミネート紙との分離角度はコート材により適宜定められる。ステップS6で用紙がないかを判断する。もしあれば、ステップS3に戻り、ステップS3から前述の処理を繰り返す。2度目の場合、ステップS5の処理で、最初の処理と異なり、ラベルの先端後端の情報とラベルの幅情報でラベル片に対応した領域のラミネート紙8の領域を加熱する。ステップS6で用紙無しになれば、処理を終了する。
(その他の実施例)
第1の実施例との相違点を主に説明する。かかる実施例では、プリンタPとラミネータLとの搬送速度が同一でない場合、その搬送速度の速度差を解消する機構を取り入れた点を機構に追加したものである。同図に示すように、ダンサーローラ20を追加して、ラベル紙1が供給された場合、ダンサーローラ20を下方に下げ、ラベル紙をガイドローラ23および24を介して下方に伸ばし、またダンサーローラ20の位置検出機構21を設け、例えば、ラベル片のラミネート処理をする場合、ダンサーローラ20の下端を検出した時、ラベル片のラミネート処理を開始して、ダンサーローラ20の下端の位置が検出されていなかった場合、ダンサーローラ20を下げ、下端を検出したら、再び、ラミネート処理を再開する。先端・後端検出で、ラベル紙1が検出されなかった場合、ラミネート処理を終了する。
【0026】
上述の例では連続紙上に設けられたカード、ラベルにラミネートする例でしたが、本発明は、カット紙のカード,ラベルにラミネートする際にも適応できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したところで明らかなように、本発明によれば、用紙に重ねて接着したラミネート紙を剥がすと、用紙の必要な部分にラミネート紙の片が残こり、用紙にラミネートする際に、カッタ機構が簡単に出来るという効果を奏する。
【0028】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備え、簡単にラミネート加工し、不要なラミネートを剥がすことが出来る。
【0029】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備え、簡単にラミネート加工し、不要なラミネートを剥がすことが出来る。
【0030】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドにサーマルヘッドの放熱のために設けられた放熱手段を備え、サーマルヘッドの温度上昇を防止できる。
【0031】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、放熱手段に近接して設けられた放熱ファン手段を備え、サーマルヘッドの温度上昇を防止できる。
【0032】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドを用紙の少なくともプリント部分に対応する部分に熱を加えるために所定時間駆動する駆動手段を備え、必要な部分を剥がすことが出来る。
【0033】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、プリンタから排紙されてくる用紙の搬送速度に対応する為に、用紙の搬送経路を修正する修正手段を備え、プリンタの搬送速度に対して、合わせる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するラベル紙を示す図
【図2】本発明の実施例のブロック図
【図3】本発明のラミネータの更なる構成図
【図4】本発明の制御ブロックを示す図
【図5】本発明の実施例の制御フローを示す図
【図6】本発明の他の実施例を説明するラミネータの構成図
【符号の説明】
3 ラベル片
7 ラミネート紙
12 サーマルヘッド
14 センサ
16 放熱板
18 ガイド
【産業上の利用分野】
本発明はラミネータ及びプリンタに関し、特に、カード、ラベル等となるべき連続用紙にプリントした後、連続用紙のプリント部分にラミネート紙をラミネートするラミネータおよびプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリントした用紙をラミネートする装置は種々知られているが、これらの装置は、連続用紙にデータをプリントし、連続状態のままでプリント部分に、同じく連続状態にあるフィルムを加熱接着するラミネート加工を施すよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来においては、ラミネート加工手段した後、切断を効率的にするにはどうするかについて、言及していなかった。
【0004】
本発明は、このような不都合を解消したラミネータおよびプリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【先行技術】
特開2002−127623号
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたものである。
【0007】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために本発明のプリンタは、データを連続用紙の所定位置にプリントするプリント手段とを備えた。
【0009】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙を積載する積載手段と、該積載手段から供給される前記用紙を前記サーマルヘッドによりラミネート紙と接着させるようにした。
【0010】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドにサーマルヘッドの放熱のために設けられた放熱手段を備えた。
【0011】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、放熱手段に近接して設けられた放熱ファン手段を備えた。
【0012】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドを用紙の少なくともプリント部分に対応する部分に熱を加えるために所定時間駆動する駆動手段を備えた。
【0013】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、プリンタから排紙されてくる用紙の搬送速度に対応する為に、用紙の搬送経路を修正する修正手段を備えた。
【0014】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、修正手段はダンサーローラを含むことを特徴とする。
【0015】
【作用】
カード、ラベル等になるべき連続用紙にデータがプリントされ、ラミネートフィルムがカード,ラベルに加熱接着されるラミネート加工が施され、その後、不必要なラミネートフィルムが連続紙から剥がされ、ラミネートされたカード,ラベルが残る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
まず、プリンタで作成されるラベル用紙について、図1に基づき説明すると、ラベル用紙1は、剥離台紙2と、剥離台紙2上に剥離可能に接着されるラベル片3からなる。そして、ラベル片3毎に、プリンタにより所定のデータがプリントされ、その後、後述するラミネートフィルムがラベル片に接着されて被覆され、その後ラミネートフィルムとラベル用紙とが分離され、ラベル片3にはラミネート片が残る。
【0018】
次に、ラミネータとプリンタについて説明する。
【0019】
図2に示すように、プリンタPは、ラベルローラ4が設けられ、ラベルローラ4に巻回された連続状態にあるラベル用紙1はガイドローラ4に案内されて、モータにより回転駆動される図示していない搬送機構により、インクジェットヘッドを備えたプリント機構6に導かれるよう構成されている。前記プリント機構6は、ホストコンピュータから送られてきたプリントすべきデータ、例えば文字情報やバーコード情報を記憶する記憶部と各種の制御動作を行う制御部とを備えたプリント制御部からの制御信号により、前述した記憶部に記憶されたデータをプリントするよう制御される。
【0020】
プリンタPでプリントされたラベル用紙1は、排紙ローラ7によりラミネータLに排紙され、ラミネートフィルムがラベル紙に張り合わせられ、サーマルヘッドにより所定の領域に加熱が行なわれ、ラミネートがラベル紙に加熱転写が行なわれ、ラベル紙にラミネートが転写され、その後、ラミネートフィルムがラベル紙からはがされ、ラベル片に対応するラミネート片を除き、ラミネート紙が巻き取られる。図3にラミネータLの更なる機構図を示す。8はラミネート紙で、透明なコート材が塗布されたフィルムからなる。かかるラミネート紙はラベル片にプリントされた画像,文字図形等が色あせ,茶片,傷等に対して耐久性を高めるために備えている。かかるラミネートフィルムは図3に示す如くローラ軸8に懸架され、ロール状になっており、ガイド軸10を介してセンサ11を経由してサーマルヘッドの方へガイドされている。12はサーマルヘッドで、ラベル紙の幅に対応するサイズの長尺ヘッドである。13はプラテンローラで、サーマルヘッド12がラベル紙1およびラミネート紙8を介して圧接される。14は、センサで、ラベル片の先端および後端を検知する。15はセンサで、ラベル紙をラミネータにセットした際に、紙の位置検出をするために設けられる。かかる構成によりラベル紙に設けられた最初のラベル片からラミネート加工が出来る。16は放熱板で、サーマルヘッド12で発生する熱を放熱するために設けられている。更に、放熱板の熱を除去するために、空冷ファンが放熱板16に向けて、設けられている。17は巻き取り軸で、転写されたラミネート紙を巻き取るために設けられている。またかかる巻き取り軸17は、ラベル紙1からラミネート紙を効率的に剥がすために、ガイド18が設けられている。
【0021】
図4はラミネータの制御ブロックを示す図である。同図において、CONTは制御部で、処理部CPU、メモリROMおよびメモリRAMを備えている。処理部CPUは、メモリROMに記憶されているプログラムを実行して、ラミネータの各部を制御する。
【0022】
メモリROMは例えば、図5に示すフローに対応したプログラムが記憶されている。メモリRAMは処理部CPUが制御を実行する際の制御パラメータなどを記憶する。 INは入力部で、外部からマニュアルでラベル紙のラベル片の縦横のサイズを入力し、制御部CONTと接続され、制御部CONTに入力する。PSは位置入力部で、ラミネータLにラベル紙1をセットした際に、ラベル紙1の位置を検知する。FRSはセンサで、ラベル紙1のラベル片の先端・後端を検知する。TDはサーマルヘッド駆動部で、ラベル紙1に重ねられたラミネート紙8を介して熱を加え、ラミネート紙8のコート材の透明なラミネートを溶融して、ラベル紙1に転写する。LCは搬送部で、ラベル紙1およびラミネート紙8を搬送する。
【0023】
上述の構成からなる実施例の構成の動作を図5に示すフローを参照して説明する。
【0024】
先ず、ステップS1で入力部21よりラベル紙のラベル片の縦横のデータを取り込む。次にステップS2でラミネータLにセットされたラベル紙の先端の位置を位置入力部PS(センサ15)により検知し、制御部CONTのメモリRAMに保存する。
【0025】
次に、ステップS3でラベル紙1を搬送する。次にステップS4でラベル紙1の先端・後端をセンサ14(先端・後端入力部FRS)により検知して、その検知情報をメモリRAMに記憶する。ステップS5で入力部IN、位置入力部PSおよび先端後端入力部FRSからのラベル片の情報に基づいて、サーマルヘッド駆動部TDに制御信号を送り、ラベル片に対応するラミネート紙8の部分に熱を加えて、ラミネート紙8のコート材を熱で溶融して、ラベル片に転写する。ラベル紙1は搬送部LCにより左に搬送し、一方、ラベル紙に接着したラミネート紙8はラミネート紙8の巻き上げ力によりガイド18によりラベル紙1と分離して、巻き上げられ、一方ラベル紙は左の方へ搬送される。かかる分離により、ラミネート紙の巻き上げによる張力によりラベル紙に熱溶融で接着したラミネート紙の部分だけが、ラベル紙から剥がされるので、ラベル紙1に転写したラミネートの切断加工処理が簡単に出来る。なおラベル紙とラミネート紙との分離角度はコート材により適宜定められる。ステップS6で用紙がないかを判断する。もしあれば、ステップS3に戻り、ステップS3から前述の処理を繰り返す。2度目の場合、ステップS5の処理で、最初の処理と異なり、ラベルの先端後端の情報とラベルの幅情報でラベル片に対応した領域のラミネート紙8の領域を加熱する。ステップS6で用紙無しになれば、処理を終了する。
(その他の実施例)
第1の実施例との相違点を主に説明する。かかる実施例では、プリンタPとラミネータLとの搬送速度が同一でない場合、その搬送速度の速度差を解消する機構を取り入れた点を機構に追加したものである。同図に示すように、ダンサーローラ20を追加して、ラベル紙1が供給された場合、ダンサーローラ20を下方に下げ、ラベル紙をガイドローラ23および24を介して下方に伸ばし、またダンサーローラ20の位置検出機構21を設け、例えば、ラベル片のラミネート処理をする場合、ダンサーローラ20の下端を検出した時、ラベル片のラミネート処理を開始して、ダンサーローラ20の下端の位置が検出されていなかった場合、ダンサーローラ20を下げ、下端を検出したら、再び、ラミネート処理を再開する。先端・後端検出で、ラベル紙1が検出されなかった場合、ラミネート処理を終了する。
【0026】
上述の例では連続紙上に設けられたカード、ラベルにラミネートする例でしたが、本発明は、カット紙のカード,ラベルにラミネートする際にも適応できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したところで明らかなように、本発明によれば、用紙に重ねて接着したラミネート紙を剥がすと、用紙の必要な部分にラミネート紙の片が残こり、用紙にラミネートする際に、カッタ機構が簡単に出来るという効果を奏する。
【0028】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備え、簡単にラミネート加工し、不要なラミネートを剥がすことが出来る。
【0029】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備え、簡単にラミネート加工し、不要なラミネートを剥がすことが出来る。
【0030】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドにサーマルヘッドの放熱のために設けられた放熱手段を備え、サーマルヘッドの温度上昇を防止できる。
【0031】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、放熱手段に近接して設けられた放熱ファン手段を備え、サーマルヘッドの温度上昇を防止できる。
【0032】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、サーマルヘッドを用紙の少なくともプリント部分に対応する部分に熱を加えるために所定時間駆動する駆動手段を備え、必要な部分を剥がすことが出来る。
【0033】
上記目的を達成するために本発明のラミネータは、プリンタから排紙されてくる用紙の搬送速度に対応する為に、用紙の搬送経路を修正する修正手段を備え、プリンタの搬送速度に対して、合わせる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するラベル紙を示す図
【図2】本発明の実施例のブロック図
【図3】本発明のラミネータの更なる構成図
【図4】本発明の制御ブロックを示す図
【図5】本発明の実施例の制御フローを示す図
【図6】本発明の他の実施例を説明するラミネータの構成図
【符号の説明】
3 ラベル片
7 ラミネート紙
12 サーマルヘッド
14 センサ
16 放熱板
18 ガイド
Claims (8)
- 用紙の少なくともプリント部分にラミネート紙を加熱接着するサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにより前記用紙と接着した前記ラミネート紙を前記用紙から剥がす手段とを備えたことを特徴とするラミネータ。
- データを連続用紙の所定位置にプリントするプリント手段とを備えた請求項1記載のプリンタ。
- 前記用紙を積載する積載手段と、該積載手段から供給される前記用紙を前記サーマルヘッドにより前記ラミネート紙と接着させるようにした請求項1記載のラミネータ。
- 前記サーマルヘッドに前記サーマルヘッドの放熱のために設けられた放熱手段を備えた請求項1記載のラミネータ。
- 前記放熱手段に近接して設けられた放熱ファン手段を備えた請求項4記載のラミネータ。
- 前記サーマルヘッドを前記用紙の少なくともプリント部分に対応する部分に熱を加えるために所定時間駆動する駆動手段を備えた請求項1記載のラミネータ。
- プリンタから排紙されてくる前記用紙の搬送速度に対応する為に、前記用紙の搬送経路を修正する修正手段を備えた請求項1記載のラミネータ。
- 前記修正手段はダンサーローラを含むことを特徴とする請求項7記載のラミネータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002263973A JP2004098494A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | ラミネータ及びプリンタ |
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---|---|---|---|
JP2002263973A Pending JP2004098494A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | ラミネータ及びプリンタ |
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JP (1) | JP2004098494A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011626A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Canon Inc | 光沢処理装置 |
-
2002
- 2002-09-10 JP JP2002263973A patent/JP2004098494A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011626A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Canon Inc | 光沢処理装置 |
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