JP2004098336A - 射出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】射出装置における射出力やスクリュ背圧力を低価格の汎用ロードセルで高精度に検出可能とする小容積のロードセル取付け構造を有する射出装置を提供する。
【解決手段】ハウジングに取付けた加熱筒と、加熱筒に回転・往復動可能に嵌挿したスクリュ21と、スクリュ21を前後進させる移動盤15と、移動盤15に取付けられスクリュ21を回転させるモータ29とからなる射出装置において、前記移動盤15の凹部底面41と、前記凹部26に前後進自在に嵌挿され前記スクリュ21の延長された軸22を前後進不能かつ回転自在に軸支する受圧筒16の当接面42との間に複数のロードセル27を設けている。
【選択図】 図2
【解決手段】ハウジングに取付けた加熱筒と、加熱筒に回転・往復動可能に嵌挿したスクリュ21と、スクリュ21を前後進させる移動盤15と、移動盤15に取付けられスクリュ21を回転させるモータ29とからなる射出装置において、前記移動盤15の凹部底面41と、前記凹部26に前後進自在に嵌挿され前記スクリュ21の延長された軸22を前後進不能かつ回転自在に軸支する受圧筒16の当接面42との間に複数のロードセル27を設けている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、射出成形機の射出装置においてスクリュがうける射出力やスクリュ背圧力を検出するロードセルの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、ロードセル32の取付け構造を示す従来の射出装置の要部部分断面図である。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開昭64−27921号公報 (第105−108頁、第1−4図)
【0004】
なお、図4における符号が図2等に示す本発明のロードセル27の取付け構造における符号と同一の部材である場合は、同一の形態と機能を有するものとする。
【0005】
ロードセル32は、円形板状であり中心にその外周と同心円の開口を有するいわゆるワッシャ型である。このようなワッシャ形状体の表裏には環状溝33が設けられ該環状溝33の外周部34と内周部35で力をうけると、表裏の環状溝33によって薄くなった部分はダイヤフラムとして作用し、うけた力により弾性変形する。該ダイヤフラム部には複数の歪ゲージが貼着されブリッジに接続されており、ダイヤフラムが弾性変形するとそれに応じて歪ゲージから信号が得られる。この信号は歪み量に比例し、歪み量は弾性変形量に比例するので、ロードセル32はうけた力に比例した信号を発信することになる。このようなロードセル32は、特殊な形状であることから単純な円柱形状のロードセルに比較して高価なものとなるのである。
【0006】
また、このロードセル32は、ボールネジ13とボールナット14を介してサーボモータで駆動される移動盤15の前進力および後進力を、受圧筒31を介してスクリュ21に伝えるように構成されている。すなわち、移動盤15の前進時(図4において左方向)にはその前進力は、ロードセル32の外周部34、ロードセル32の内周部35、受圧筒31、ベアリング18、段部23および軸22を通じてスクリュ21に伝達される。一方、移動盤15の後進時(図4において右方向)にはその後進力は、複数のボルト37、ロードセル32の外周部34、ロードセル32の内周部35、複数のボルト36、受圧筒31、ベアリング19、段部24および軸22を通じてスクリュ21に伝達される。このように、ロードセル32を介して移動盤15の後進力をスクリュ21へ伝達する場合にはボルト36,37が不可欠である。そのため、ロードセル32は、ボルト36,37を収容するに十分な容積、および、移動盤15前進時の圧縮と移動盤15後進時の引張りの双方を伝達可能とするための環状溝33を外周と同心に有することが要求されることから、ロードセル32およびそれを配設する移動盤15等は比較的大きく形成されなければならない。したがって、ロードセル32および移動盤15を含む射出装置の価格が上昇するとともに射出成形機の設置面積の増大を招き成形工場の設備効率が低下するのである。
【0007】
さらに、従来のロードセル取付け構造については、以下に示す先行技術文献にもその内容が記載されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0008】
【特許文献2】
特開平4−77225号公報 (第143−147頁、第1−7図)
【0009】
図4等に示される従来のロードセル取付け構造においては、軸22の回転力の一部がロードセルに作用して、ロードセル32の検出信号にはスクリュ21の軸方向の力に対して誤差となる信号が発生する。そのため、モータ29でスクリュ21を回転させ原料を可塑化する際のスクリュ背圧力をロードセル32で検出して制御するときには、スクリュ背圧力が射出圧力に比較してその10%以下の低い値であることもあって、ロードセル32の信号における誤差の割合が高くなり影響が無視できなくなるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記した従来の技術における問題を解決するために提案されたものであって、射出装置における射出力やスクリュ背圧力を低価格の汎用ロードセルで高精度に検出可能とする小容積のロードセル取付け構造を有する射出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の発明は、ハウジングに取付けた加熱筒と、加熱筒に回転・往復動可能に嵌挿したスクリュと、スクリュを前後進させる移動盤と、移動盤に取付けられスクリュを回転させるモータとからなる射出装置において、前記移動盤の凹部底面と、前記凹部に前後進自在に嵌挿され前記スクリュの延長された軸を前後進不能かつ回転自在に軸支する受圧筒の当接面との間に複数のロードセルを設けたことを特徴とする射出装置に係る。
【0012】
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記ロードセルは円柱形状であることを特徴とする射出装置に係る。
【0013】
さらに、請求項3の発明は、請求項1または2において、前記移動盤を後進させたとき前記移動盤と前記受圧筒とを係合させ、前記ロードセルを介さずに前記受圧筒に力を伝達する係合部材が設けられたことを特徴とする射出装置に係る。
【0014】
またさらに、請求項4の発明は、請求項1または2において、前記受圧筒を前記移動盤に対して回転不能に案内するように設けたことを特徴とする射出装置に係る。
【0015】
【発明の実施の形態】
図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明を実施する射出装置からなる射出成形機の部分平面図であり、図2は図1における射出装置の要部部分断面図であり、図3は図2におけるA−A矢視断面図であり、図4は従来技術における射出装置の要部部分断面図である。
【0016】
図1及び図2に示す射出成形機1は、固定盤4と図示しない可動盤とに取付けた金型3を開閉かつ圧締する型締装置2と、原料樹脂を可塑化して得た溶融樹脂を前記金型3へ射出する射出装置10とからなる。射出装置10は、前記固定盤4との間で移動シリンダ5によって近接・離隔移動可能に設けたハウジング12と、ハウジング12の固定盤4側に固着した加熱筒38と、加熱筒38の中心孔に往復動・回転自在に嵌挿したスクリュ21と、ハウジング12の固定盤4側に加熱筒38を挟んで対照に設けたサーボモータ11と、サーボモータ11の回転子に接続されハウジング12の反固定盤4側に突出して設けたボールネジ13と、ボールネジ13に螺合するボールナット14に固着された移動盤15と、移動盤15の中心部に設けた凹部26に配設したロードセル27と、ロードセル27と受圧筒16を介してスクリュ21との間で力を伝達するとともに移動盤15に取付けたモータ29の回転力を伝達する軸22とから主に構成される。
【0017】
次に、図1〜図3に基づいてロードセル27の取付け構造を詳細に説明する。移動盤15は、ボールネジ13,13により駆動されるボールナット14,14を両端に固着し、サーボモータ11,11の同期回動運転によって加熱筒38の軸方向に前進および後進移動する。移動盤15のボールネジ13の軸と平行な中心軸には軸22を遊嵌する貫通孔があり、この貫通孔のハウジング12側には貫通孔と同軸で内径が軸22の直径より十分大きい凹部26が開口している。凹部26には受圧筒16が前後進自在に嵌挿され、移動盤15のハウジング12側端面近傍の凹部26は受圧筒16との摺動部分となっており、その摺動部分より奥の凹部26の底面41までは前記摺動部分より内径がより大きい非摺動部40が形成される。そして、前記凹部26の非摺動部40、凹部26の底面41、受圧筒16の当接面42および軸22とで形成される空間には複数のロードセル27が配設される。
【0018】
すなわち、三のロードセル27が凹部26の底面41にボルト28によって凹部26の内周と同心円上に等角度で固着されている。ボルト28はロードセル27を移動盤15に固定するのみであって、従来技術に用いたボルト36,37のように後進力をうけないので、ボルト28はボルト36,37に比較して細いものを採用することができる。
【0019】
ロードセル27は比較的小荷重用の汎用型であり小型の同一仕様のものを複数採用するが、それらの信号を増幅する増幅器もロードセル27と同数必要とするため、採算上最適なロードセル27の数は制御装置における増幅器の予備の有無等に応じて適宜選択されることとなる。しかしながら、一般的に力の平衡も考慮するとロードセル27の数は三とするのが好ましい。ロードセル27は、従来の技術で採用したワッシャ型ではなく単純な円柱形状を有し、引張り力は検出できず圧縮力のみを検出するものである。また、ロードセル27において歪ゲージを貼着する弾性変形部は円柱面であり、弾性変形を有効に現出させるため浅い環状溝39が設けてある。なお、複数のロードセル27の各信号は制御装置に入力され、制御装置は各信号を加算して一の信号にして演算処理する。
【0020】
受圧筒16はその底部の中心に軸22を遊嵌する貫通孔を有する筒状体であり、受圧筒16の端面である当接面42はロードセル27の他の端面に当接されるとともに、受圧筒16の内底部にはベアリング18が嵌挿される。ベアリング18の他部は軸22に嵌挿されるとともに軸22の段部23に当接される。また、受圧筒16の筒開放端には、軸22を遊嵌しベアリング19を嵌挿する押え板20が固着される。ベアリング19の他部は軸22に嵌挿されるとともに軸22の段部24に当接される。したがって、受圧筒16は押え板20と一体になって、スクリュ21に連結され延長された軸22を軸方向に前後進不能かつ回転自在に軸支する。
【0021】
受圧筒16の外周面には、スクリュ21の軸方向に貫通孔43を有する複数の鍔30が突設され、貫通孔43に摺動自在にピン17が嵌挿されている。ピン17はボルト状であり、貫通孔43との摺動部より大径の頭部を有し、他端のネジ部は移動盤15のハウジング12側端面に螺着して固定される。
【0022】
スクリュ21がこの射出成形機1として最大の射出力をうけて受圧筒16がロードセル27を圧縮して移動盤15側に微小距離移動したとき、鍔30と移動盤15との間には微小間隙Gが形成されて、受圧筒16の移動が規制されないように構成している。また、スクリュ21が前後進力をうけていないときに、ピン17の頭部と鍔30とが当接して係合しないように構成している。
【0023】
したがって、スクリュ21を後進させるときには、サーボモータ11を駆動して移動盤15を後進方向(図2において右方向)に移動させると、移動盤15の力は、ピン17、ピン17の頭部、受圧筒16、押え板20、ベアリング19、段部24、軸22およびスクリュ21へと伝達される。このとき受圧筒16は係合部材としてのピン17の頭部と鍔30との当接・係合によって力が伝達され、ロードセル27には引張り力としての力は伝達されないのである。
【0024】
一方、加熱筒38内のスクリュ21の前方に蓄積された溶融樹脂を、スクリュ21の前進により金型3へ射出するときの射出力は、サーボモータ11の駆動による移動盤15の前進方向(図2において左方向)の移動により発生し、移動盤15の力は、複数のロードセル27、受圧筒16、ベアリング18、段部23、軸22およびスクリュ21へと伝達される。
【0025】
ところで、原料樹脂を加熱筒38に流入させてそれを可塑化する行程では、モータ29を回転駆動させて軸22を介してスクリュ21を回転させる。このとき、原料樹脂は加熱筒38の熱量で加熱されながらスクリュ21により搬送されて可塑化され溶融樹脂となって加熱筒38内部のスクリュ21の前方に蓄積される。そして、スクリュ21はこの溶融樹脂の反力をうけて後進方向の力をうける。サーボモータ11はこの反力に対抗して、蓄積される溶融樹脂に所定のスクリュ背圧力が発生するように、前進方向に駆動制御される。
【0026】
このようなスクリュ背圧力は、射出力と同様にロードセル27で検出されるが、その検出値は射出力に対してその10%程度の小さい値である。また、スクリュ背圧力は、ベアリング18,19により軸22の回転が阻止された受圧筒16を介して検出される。しかしながら、ベアリング18,19の摩擦力により受圧筒16には少なからず回転力が与えられるので、ロードセル27には圧縮力以外のずれの力が作用して、ロードセル27の信号には誤差が含まれることになる。スクリュ背圧力は前記したように小さい値であるから、わずかな誤差信号であってもスクリュ背圧力の検出値に与える影響は大きく、この検出値に基づいてフィードバック制御されるスクリュ背圧力は不安定となるため、溶融樹脂の温度が不安定になるのである。この発明では、上記した受圧筒16の回転力は、ピン17と貫通孔43との摺動部分で阻止・吸収されてロードセル27に伝達されないので、スクリュ背圧力は安定して制御可能である。
【0027】
この発明は以上説明した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を付加して実施することができる。例えば、移動盤15と受圧筒16とを係合する係合部材は、ピン17の頭部によらず、受圧筒16の外周突部に係合するように移動盤15に設けたL字状部材としてもよい。
【0028】
また、受圧筒16の移動盤15に対する回転を阻止する手段としては、移動盤15に設けたピン17を鍔30に設けた貫通孔43へ嵌挿することによらず、受圧筒16を移動盤15の凹部26へ嵌挿する摺動部分をスプラインにしたり、キーとキー溝との係合にすることにより実現してもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明の射出装置は、移動盤の凹部底面と受圧筒の当接面との間に複数のロードセルが設けられており、従来における一のワッシャ型ロードセルのような特殊形状のロードセルではなく、低価格の汎用ロードセルを採用して射出装置の低価格化を実現することができる。
【0030】
請求項2の発明は、前記ロードセルは円柱形状であり、その取付け容積が従来のワッシャ型ロードセルに比べて小さくなり、射出装置ひいては射出成形機が従来より小型となって低価格の射出成形機が提供できるとともに成形工場の設備利用効率の向上をはかることができる。
【0031】
請求項3の発明は、前記移動盤を後進させたとき該移動盤と前記受圧筒とを係合させ、前記ロードセルを介さずに該受圧筒に力を伝達する係合部材が設けられており、ロードセルには引張り力を伝達せず圧縮力のみを伝達するものを採用することができる。そこで、従来における圧縮力と引張り力の双方を伝達可能なロードセルに比べてその取付け容積が小さくなり、射出装置ひいては射出成形機が従来より小型となって低価格の射出成形機が提供できるとともに成形工場の設備利用効率の向上をはかることができる。
【0032】
請求項4の発明は、受圧筒を前記移動盤に対して回転不能に案内するように設けており、前記ロードセルには誤差信号となる力が作用せず、スクリュ背圧力のような小さい力の検出時においても、ロードセルが誤差を含まない信号を検出することができ、スクリュ背圧力を高精度に検出可能とするロードセル取付け構造を有する射出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する射出装置からなる射出成形機の部分平面図である。
【図2】図1における射出装置の要部部分断面図である。
【図3】図2におけるA−A矢視断面図である。
【図4】従来技術における射出装置の要部部分断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形機
2 型締装置
10 射出装置
12 ハウジング
15 移動盤
16 受圧筒
17 ピン
21 スクリュ
22 軸
26 凹部
27 ロードセル
29 モータ
30 鍔
38 加熱筒
41 凹部の底面
42 受圧筒の当接面
43 貫通孔
【発明の属する技術分野】
この発明は、射出成形機の射出装置においてスクリュがうける射出力やスクリュ背圧力を検出するロードセルの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、ロードセル32の取付け構造を示す従来の射出装置の要部部分断面図である。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開昭64−27921号公報 (第105−108頁、第1−4図)
【0004】
なお、図4における符号が図2等に示す本発明のロードセル27の取付け構造における符号と同一の部材である場合は、同一の形態と機能を有するものとする。
【0005】
ロードセル32は、円形板状であり中心にその外周と同心円の開口を有するいわゆるワッシャ型である。このようなワッシャ形状体の表裏には環状溝33が設けられ該環状溝33の外周部34と内周部35で力をうけると、表裏の環状溝33によって薄くなった部分はダイヤフラムとして作用し、うけた力により弾性変形する。該ダイヤフラム部には複数の歪ゲージが貼着されブリッジに接続されており、ダイヤフラムが弾性変形するとそれに応じて歪ゲージから信号が得られる。この信号は歪み量に比例し、歪み量は弾性変形量に比例するので、ロードセル32はうけた力に比例した信号を発信することになる。このようなロードセル32は、特殊な形状であることから単純な円柱形状のロードセルに比較して高価なものとなるのである。
【0006】
また、このロードセル32は、ボールネジ13とボールナット14を介してサーボモータで駆動される移動盤15の前進力および後進力を、受圧筒31を介してスクリュ21に伝えるように構成されている。すなわち、移動盤15の前進時(図4において左方向)にはその前進力は、ロードセル32の外周部34、ロードセル32の内周部35、受圧筒31、ベアリング18、段部23および軸22を通じてスクリュ21に伝達される。一方、移動盤15の後進時(図4において右方向)にはその後進力は、複数のボルト37、ロードセル32の外周部34、ロードセル32の内周部35、複数のボルト36、受圧筒31、ベアリング19、段部24および軸22を通じてスクリュ21に伝達される。このように、ロードセル32を介して移動盤15の後進力をスクリュ21へ伝達する場合にはボルト36,37が不可欠である。そのため、ロードセル32は、ボルト36,37を収容するに十分な容積、および、移動盤15前進時の圧縮と移動盤15後進時の引張りの双方を伝達可能とするための環状溝33を外周と同心に有することが要求されることから、ロードセル32およびそれを配設する移動盤15等は比較的大きく形成されなければならない。したがって、ロードセル32および移動盤15を含む射出装置の価格が上昇するとともに射出成形機の設置面積の増大を招き成形工場の設備効率が低下するのである。
【0007】
さらに、従来のロードセル取付け構造については、以下に示す先行技術文献にもその内容が記載されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0008】
【特許文献2】
特開平4−77225号公報 (第143−147頁、第1−7図)
【0009】
図4等に示される従来のロードセル取付け構造においては、軸22の回転力の一部がロードセルに作用して、ロードセル32の検出信号にはスクリュ21の軸方向の力に対して誤差となる信号が発生する。そのため、モータ29でスクリュ21を回転させ原料を可塑化する際のスクリュ背圧力をロードセル32で検出して制御するときには、スクリュ背圧力が射出圧力に比較してその10%以下の低い値であることもあって、ロードセル32の信号における誤差の割合が高くなり影響が無視できなくなるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記した従来の技術における問題を解決するために提案されたものであって、射出装置における射出力やスクリュ背圧力を低価格の汎用ロードセルで高精度に検出可能とする小容積のロードセル取付け構造を有する射出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の発明は、ハウジングに取付けた加熱筒と、加熱筒に回転・往復動可能に嵌挿したスクリュと、スクリュを前後進させる移動盤と、移動盤に取付けられスクリュを回転させるモータとからなる射出装置において、前記移動盤の凹部底面と、前記凹部に前後進自在に嵌挿され前記スクリュの延長された軸を前後進不能かつ回転自在に軸支する受圧筒の当接面との間に複数のロードセルを設けたことを特徴とする射出装置に係る。
【0012】
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記ロードセルは円柱形状であることを特徴とする射出装置に係る。
【0013】
さらに、請求項3の発明は、請求項1または2において、前記移動盤を後進させたとき前記移動盤と前記受圧筒とを係合させ、前記ロードセルを介さずに前記受圧筒に力を伝達する係合部材が設けられたことを特徴とする射出装置に係る。
【0014】
またさらに、請求項4の発明は、請求項1または2において、前記受圧筒を前記移動盤に対して回転不能に案内するように設けたことを特徴とする射出装置に係る。
【0015】
【発明の実施の形態】
図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1はこの発明を実施する射出装置からなる射出成形機の部分平面図であり、図2は図1における射出装置の要部部分断面図であり、図3は図2におけるA−A矢視断面図であり、図4は従来技術における射出装置の要部部分断面図である。
【0016】
図1及び図2に示す射出成形機1は、固定盤4と図示しない可動盤とに取付けた金型3を開閉かつ圧締する型締装置2と、原料樹脂を可塑化して得た溶融樹脂を前記金型3へ射出する射出装置10とからなる。射出装置10は、前記固定盤4との間で移動シリンダ5によって近接・離隔移動可能に設けたハウジング12と、ハウジング12の固定盤4側に固着した加熱筒38と、加熱筒38の中心孔に往復動・回転自在に嵌挿したスクリュ21と、ハウジング12の固定盤4側に加熱筒38を挟んで対照に設けたサーボモータ11と、サーボモータ11の回転子に接続されハウジング12の反固定盤4側に突出して設けたボールネジ13と、ボールネジ13に螺合するボールナット14に固着された移動盤15と、移動盤15の中心部に設けた凹部26に配設したロードセル27と、ロードセル27と受圧筒16を介してスクリュ21との間で力を伝達するとともに移動盤15に取付けたモータ29の回転力を伝達する軸22とから主に構成される。
【0017】
次に、図1〜図3に基づいてロードセル27の取付け構造を詳細に説明する。移動盤15は、ボールネジ13,13により駆動されるボールナット14,14を両端に固着し、サーボモータ11,11の同期回動運転によって加熱筒38の軸方向に前進および後進移動する。移動盤15のボールネジ13の軸と平行な中心軸には軸22を遊嵌する貫通孔があり、この貫通孔のハウジング12側には貫通孔と同軸で内径が軸22の直径より十分大きい凹部26が開口している。凹部26には受圧筒16が前後進自在に嵌挿され、移動盤15のハウジング12側端面近傍の凹部26は受圧筒16との摺動部分となっており、その摺動部分より奥の凹部26の底面41までは前記摺動部分より内径がより大きい非摺動部40が形成される。そして、前記凹部26の非摺動部40、凹部26の底面41、受圧筒16の当接面42および軸22とで形成される空間には複数のロードセル27が配設される。
【0018】
すなわち、三のロードセル27が凹部26の底面41にボルト28によって凹部26の内周と同心円上に等角度で固着されている。ボルト28はロードセル27を移動盤15に固定するのみであって、従来技術に用いたボルト36,37のように後進力をうけないので、ボルト28はボルト36,37に比較して細いものを採用することができる。
【0019】
ロードセル27は比較的小荷重用の汎用型であり小型の同一仕様のものを複数採用するが、それらの信号を増幅する増幅器もロードセル27と同数必要とするため、採算上最適なロードセル27の数は制御装置における増幅器の予備の有無等に応じて適宜選択されることとなる。しかしながら、一般的に力の平衡も考慮するとロードセル27の数は三とするのが好ましい。ロードセル27は、従来の技術で採用したワッシャ型ではなく単純な円柱形状を有し、引張り力は検出できず圧縮力のみを検出するものである。また、ロードセル27において歪ゲージを貼着する弾性変形部は円柱面であり、弾性変形を有効に現出させるため浅い環状溝39が設けてある。なお、複数のロードセル27の各信号は制御装置に入力され、制御装置は各信号を加算して一の信号にして演算処理する。
【0020】
受圧筒16はその底部の中心に軸22を遊嵌する貫通孔を有する筒状体であり、受圧筒16の端面である当接面42はロードセル27の他の端面に当接されるとともに、受圧筒16の内底部にはベアリング18が嵌挿される。ベアリング18の他部は軸22に嵌挿されるとともに軸22の段部23に当接される。また、受圧筒16の筒開放端には、軸22を遊嵌しベアリング19を嵌挿する押え板20が固着される。ベアリング19の他部は軸22に嵌挿されるとともに軸22の段部24に当接される。したがって、受圧筒16は押え板20と一体になって、スクリュ21に連結され延長された軸22を軸方向に前後進不能かつ回転自在に軸支する。
【0021】
受圧筒16の外周面には、スクリュ21の軸方向に貫通孔43を有する複数の鍔30が突設され、貫通孔43に摺動自在にピン17が嵌挿されている。ピン17はボルト状であり、貫通孔43との摺動部より大径の頭部を有し、他端のネジ部は移動盤15のハウジング12側端面に螺着して固定される。
【0022】
スクリュ21がこの射出成形機1として最大の射出力をうけて受圧筒16がロードセル27を圧縮して移動盤15側に微小距離移動したとき、鍔30と移動盤15との間には微小間隙Gが形成されて、受圧筒16の移動が規制されないように構成している。また、スクリュ21が前後進力をうけていないときに、ピン17の頭部と鍔30とが当接して係合しないように構成している。
【0023】
したがって、スクリュ21を後進させるときには、サーボモータ11を駆動して移動盤15を後進方向(図2において右方向)に移動させると、移動盤15の力は、ピン17、ピン17の頭部、受圧筒16、押え板20、ベアリング19、段部24、軸22およびスクリュ21へと伝達される。このとき受圧筒16は係合部材としてのピン17の頭部と鍔30との当接・係合によって力が伝達され、ロードセル27には引張り力としての力は伝達されないのである。
【0024】
一方、加熱筒38内のスクリュ21の前方に蓄積された溶融樹脂を、スクリュ21の前進により金型3へ射出するときの射出力は、サーボモータ11の駆動による移動盤15の前進方向(図2において左方向)の移動により発生し、移動盤15の力は、複数のロードセル27、受圧筒16、ベアリング18、段部23、軸22およびスクリュ21へと伝達される。
【0025】
ところで、原料樹脂を加熱筒38に流入させてそれを可塑化する行程では、モータ29を回転駆動させて軸22を介してスクリュ21を回転させる。このとき、原料樹脂は加熱筒38の熱量で加熱されながらスクリュ21により搬送されて可塑化され溶融樹脂となって加熱筒38内部のスクリュ21の前方に蓄積される。そして、スクリュ21はこの溶融樹脂の反力をうけて後進方向の力をうける。サーボモータ11はこの反力に対抗して、蓄積される溶融樹脂に所定のスクリュ背圧力が発生するように、前進方向に駆動制御される。
【0026】
このようなスクリュ背圧力は、射出力と同様にロードセル27で検出されるが、その検出値は射出力に対してその10%程度の小さい値である。また、スクリュ背圧力は、ベアリング18,19により軸22の回転が阻止された受圧筒16を介して検出される。しかしながら、ベアリング18,19の摩擦力により受圧筒16には少なからず回転力が与えられるので、ロードセル27には圧縮力以外のずれの力が作用して、ロードセル27の信号には誤差が含まれることになる。スクリュ背圧力は前記したように小さい値であるから、わずかな誤差信号であってもスクリュ背圧力の検出値に与える影響は大きく、この検出値に基づいてフィードバック制御されるスクリュ背圧力は不安定となるため、溶融樹脂の温度が不安定になるのである。この発明では、上記した受圧筒16の回転力は、ピン17と貫通孔43との摺動部分で阻止・吸収されてロードセル27に伝達されないので、スクリュ背圧力は安定して制御可能である。
【0027】
この発明は以上説明した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を付加して実施することができる。例えば、移動盤15と受圧筒16とを係合する係合部材は、ピン17の頭部によらず、受圧筒16の外周突部に係合するように移動盤15に設けたL字状部材としてもよい。
【0028】
また、受圧筒16の移動盤15に対する回転を阻止する手段としては、移動盤15に設けたピン17を鍔30に設けた貫通孔43へ嵌挿することによらず、受圧筒16を移動盤15の凹部26へ嵌挿する摺動部分をスプラインにしたり、キーとキー溝との係合にすることにより実現してもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明の射出装置は、移動盤の凹部底面と受圧筒の当接面との間に複数のロードセルが設けられており、従来における一のワッシャ型ロードセルのような特殊形状のロードセルではなく、低価格の汎用ロードセルを採用して射出装置の低価格化を実現することができる。
【0030】
請求項2の発明は、前記ロードセルは円柱形状であり、その取付け容積が従来のワッシャ型ロードセルに比べて小さくなり、射出装置ひいては射出成形機が従来より小型となって低価格の射出成形機が提供できるとともに成形工場の設備利用効率の向上をはかることができる。
【0031】
請求項3の発明は、前記移動盤を後進させたとき該移動盤と前記受圧筒とを係合させ、前記ロードセルを介さずに該受圧筒に力を伝達する係合部材が設けられており、ロードセルには引張り力を伝達せず圧縮力のみを伝達するものを採用することができる。そこで、従来における圧縮力と引張り力の双方を伝達可能なロードセルに比べてその取付け容積が小さくなり、射出装置ひいては射出成形機が従来より小型となって低価格の射出成形機が提供できるとともに成形工場の設備利用効率の向上をはかることができる。
【0032】
請求項4の発明は、受圧筒を前記移動盤に対して回転不能に案内するように設けており、前記ロードセルには誤差信号となる力が作用せず、スクリュ背圧力のような小さい力の検出時においても、ロードセルが誤差を含まない信号を検出することができ、スクリュ背圧力を高精度に検出可能とするロードセル取付け構造を有する射出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する射出装置からなる射出成形機の部分平面図である。
【図2】図1における射出装置の要部部分断面図である。
【図3】図2におけるA−A矢視断面図である。
【図4】従来技術における射出装置の要部部分断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形機
2 型締装置
10 射出装置
12 ハウジング
15 移動盤
16 受圧筒
17 ピン
21 スクリュ
22 軸
26 凹部
27 ロードセル
29 モータ
30 鍔
38 加熱筒
41 凹部の底面
42 受圧筒の当接面
43 貫通孔
Claims (4)
- ハウジングに取付けた加熱筒と、加熱筒に回転・往復動可能に嵌挿したスクリュと、スクリュを前後進させる移動盤と、移動盤に取付けられスクリュを回転させるモータとからなる射出装置において、
前記移動盤の凹部底面と、前記凹部に前後進自在に嵌挿され前記スクリュの延長された軸を前後進不能かつ回転自在に軸支する受圧筒の当接面との間に複数のロードセルを設けたことを特徴とする射出装置。 - 前記ロードセルは円柱形状であることを特徴とする請求項1に記載の射出装置。
- 前記移動盤を後進させたとき前記移動盤と前記受圧筒とを係合させ、前記ロードセルを介さずに前記受圧筒に力を伝達する係合部材が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の射出装置。
- 前記受圧筒を前記移動盤に対して回転不能に案内するように設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の射出装置。
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