JP2004097452A - 身体サポート機構付き安楽椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サポート部材3の芯材もしくはこのサポート部材3そのものの少なくともサポート面の変形が要求される部位を複数に分割し、これら分割された芯材もしくはサポート部材同士を可撓機構1で連結する。可撓機構1は間隔をおいて平行配置された複数の重合プレート7,8を有する固定側部材5と、該固定側部材5の重合プレート7,8と交互に重なり合う複数の重合プレート7,8を有する傾動側部材6と、固定側部材5ならびに傾動側部材6の各重合プレート7,8の重合箇所を貫通してこれら重合プレート7,8を締め付ける連結軸12ならびに重合プレート7,8を重合方向に付勢する付勢手段11とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は身体サポート機構付き安楽椅子に関する。さらに詳述すると、本発明は例えば家庭用マッサージ椅子や電動透析椅子などのように利用者が一定時間安楽姿勢で着座する安楽椅子において着座者の身体の一部をサポートして安楽姿勢を保つようにするための身体サポート機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
背中などをマッサージするための家庭用マッサージ椅子や透析の際に用いられる電動透析椅子といった椅子は、着座者ができるだけ快適に着座し続けられるように、安楽姿勢をとることができるようにするための工夫がなされている(本明細書ではこのような椅子を総称して「安楽椅子」と呼ぶ)。このような工夫としては、例えばマッサージ中に居眠りをしてしまってもヘッドレストから頭部がずり落ちないようにするため、ヘッドレストの両側を中央部分よりも盛り上げるようにして両側からサポートするようにしたサポート構造などがある(特許文献1参照)。
【0003】
また、上記した家庭用マッサージ椅子や電動透析椅子などのような安楽椅子の中には、着座者の好みに応じて仰臥姿勢を取れるようにするためリクライニング機能を備えていたり、あるいは透析時の貧血に対処するため頭部が最も低くなるような仰臥姿勢をとるためのトレンデレンバーグなどと呼ばれる機能を備えているなど、着座者が種々の姿勢をとれるように多機能化されたものもある(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2002−209673号公報
【特許文献2】特開2000−107241号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、着座者の体格は各々異なり、着座者にとって快適な安楽姿勢が得られるためのサポート位置は着座者によって違うにもかかわらず、上記のような頭部のサポート構造では画一的な形状によるサポートしかできないことから、ある者にとっては身体に適合したとしても他の者にとっては適したものとならず快適な安楽姿勢が得られないようなことが起こり得る。
【0006】
また、リクライニング機能やトレンデレンバーグ機能などにより姿勢が変化した場合においては、頭部の位置がずれたり、仰臥姿勢となることによって頭部がずれ落ちやすくなったりするにもかかわらず、上記のようなサポート構造は画一的な身体サポートしかできないためサポート機能が十分でなく、満足な安楽姿勢が維持されなくなるおそれがある。
【0007】
また、リクライニング機能等によって患者が安楽椅子上で仰臥(あるいは横臥、伏臥)している場合、頭部以外の部分たとえば腕、腰部、臀部、大腿部、膝下部などについてもサポートすることができれば安定した安楽姿勢を保持し、ひいては椅子からの落下を未然に防止することができて望ましい。これは、例えば透析患者が透析終了まで椅子上で横たわったままでいなければならないなど長時間の間一定の姿勢でいることが要求され、尚かつ不意に姿勢を崩すことが何らかの事故に結びつくような状況下において特に重要である。
【0008】
そこで、本発明は、体格の異なる各々の着座者の身体の一部を適切にサポートすることによって安定した安楽姿勢が得られるようにし、尚かつリクライニング機能等によって仰臥等の姿勢になった場合にも身体を適切にサポートできるようにした身体サポート機構付き安楽椅子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、安楽椅子上に着座しあるいはリクライニングした安楽椅子上に仰臥する者の身体の一部をサポートするサポート部材の芯材もしくはこのサポート部材そのものの少なくともサポート面の変形が要求される部位が複数に分割され、これら分割された芯材もしくはサポート部材同士が可撓機構で連結されるとともに、この可撓機構は間隔をおいて平行配置された複数の重合プレートを有する固定側部材と、該固定側部材の重合プレートと交互に重なり合う複数の重合プレートを有する傾動側部材と、固定側部材ならびに傾動側部材の各重合プレートの重合箇所を貫通してこれら重合プレートを締め付ける連結軸ならびに重合プレートを重合方向に付勢する付勢手段とを備え、傾動側部材が連結軸を中心に回転して芯材もしくはサポート部材の一部を傾動させるとともに両重合プレート同士の接触部における摩擦力を利用してその角度を維持しサポート面の形状を保持することを特徴とするものである。
【0010】
このような安楽椅子における身体サポート機構は、ブラケット状に設けられた複数の重合プレートが交互に重ね合わせられて形成されたヒンジ状の可撓機構を有している。そして、複数に分割されたサポート部材の芯材(あるいはサポート部材そのもの)がこの可撓機構によって連結されることにより、サポート部材の一部が一定の可動範囲内で跳ね上がるように傾動することが可能となっている。また、重ね合わされた重合プレートの接触域で生じる摩擦力が抵抗となり、サポート部材を一定の角度に維持するための保持力として働く。したがって、この保持力を上回る力が加えられればサポート部材の一部は着座者の所望の傾動角が得られるまで傾動することができ、尚かつ所望の傾動角が得られた後は上記の保持力によってその状態に維持される。
【0011】
このため、この身体サポート機構付き安楽椅子の着座者は、各々の体格や姿勢に適するように跳ね上げられたサポート部材によるサポートを受けることができ、身体の一部が支えられることによって安定した安楽姿勢に保たれる。しかも、安楽椅子に着座した時の姿勢あるいは仰臥した時の姿勢が多少崩れたような場合であっても身体サポート機構が身体をサポートするので、例えば上半身が背凭れからずれ落ちたり、仰臥姿勢が崩れたりするのを予防することができる。したがって着座者にとってみれば姿勢を保とうとして無理な力を入れるなどしなくて済むし、姿勢を変えたり寝返りを打つなどして不意に身体が安楽椅子の端の方に寄ったとしても誤ってずれ落ちたりすることもないという安心感と信頼感を抱くことができる。
【0012】
加えて、本発明においては連結軸で重合プレートを締め付けるのみならず、付勢手段によって重合プレートを重合方向に付勢するようにしているため、接触し合う重合プレート同士がより強く圧接され、大きな摩擦力が得られる。このため、所望の角度となるよう傾動した身体サポート部材が容易に変化してしまうのを防止することができる。また、連結軸のみの場合におけるような弛みによる摩擦力低下も防止できる。
【0013】
また、請求項1記載の発明における付勢手段は、請求項2記載のように連結軸と同軸上に配置されるばね部材であることが好ましい。こうした場合の可撓機構は、付勢手段を連結軸とが一体的に形成されることによって小型化が可能となる。ばね部材としては例えば圧縮コイルばねや皿ばねの使用が好ましい。
【0014】
さらに、付勢手段は、請求項3記載のように付勢力が調整可能とされて重合プレートの重合部分における摩擦力を可変としていることが好ましい。この場合、付勢力を調整して所望の摩擦力を得ることで、着座者が自らカスタマイズつまり着座者の体重・体格差に応じたサポート部材の折り曲げ強さを得ることができる。また、このような調整手段によれば、サポート部材を所望の角度となるまで傾動させたところ強く締め付けてより強い摩擦力を得、緩めることで再びサポート部材の傾きを調整可能とすることも自在となる。
【0015】
また、複数の重合プレートの一部は、請求項4記載のように重合方向へ僅かに移動可能に固定側部材または傾動側部材に支持されていることが好ましい。こうした場合、固定側部材の重合プレートと傾動側部材の重合プレートとを重ね合わせる際に隙間調整して滑り込ませやすくなるので重ね合わせやすい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1〜図17に本発明の一実施形態を示す。本発明は、特に家庭用マッサージ椅子や電動透析椅子などのように着座者が安楽姿勢で一定時間着座するように設けられた安楽椅子に適用して好適なものである(図16参照)。以下では、家庭用マッサージ椅子のようにリクライニング機能を備えた安楽椅子2に本発明を適用した場合の形態について説明する。
【0018】
身体サポート機構4は、安楽椅子2上に着座しあるいはリクライニングした安楽椅子2上に仰臥する着座者の身体の一部をサポートすることによって着座者の安定した姿勢あるいは安楽な姿勢を保つことができるように設けられているもので、サポート部材(例えばヘッドレスト3)の芯材もしくはこのサポート部材そのものの少なくともサポート面の変形が要求される部位が複数に分割され、これら分割された芯材もしくはサポート部材同士が可撓機構1で連結されることによって構成されている。
【0019】
本実施形態の安楽椅子2は、着座者の頭部、腰部、脚部をサポートするため、頭部サポート部材(すなわちヘッドレスト3)、腰部のサポート部材(図17において符号3’で示す)、脚部のサポート部材(図17において符号3”で示す)にそれぞれ身体サポート機構4を備えている(図17参照)。以下ではまずヘッドレスト3に設けられた身体サポート機構4について説明する。
【0020】
ヘッドレスト3は安楽椅子2に着座した着座者の頭部を保持して安定した姿勢あるいは安楽な姿勢を保つことができるように設けられており、例えば、板状の芯材がクッション材で覆われた構造となっている。本実施形態ではこの芯材を、安楽椅子2の背凭れのフレームに取り付けられる中央部18と、この中央部18の両側に設けられる左側部19および右側部20との3つの部位に分割し、左側部19および右側部20を平坦状態から上方に跳ね上げるように傾動可能とすることで、必要に応じて左側部19や右側部20を跳ね上げた状態として着座者の頭部を一方あるいは両側から保持できるようにしている。
【0021】
本実施形態のヘッドレスト3の芯材は、ほぼ正方形であってこれに突起等が設けられた形状の中央部18(図4参照)と、図5に示す形状の左側部19およびこの左側部19と対称形状の右側部20の3つの部材が図1〜図3に示すように組み合わされることによって構成されている。各部18〜20には可撓機構1の固定側部材5または傾動側部材6を取り付けるための透孔18a,19a,20aが設けられ(図4、図5参照)、さらに中央部18にはヘッドレスト3をフレームに取り付けるための透孔18bが設けられている(図4参照)。また、左側部19(または右側部20)と中央部18とは、左側部19(または右側部20)の跳ね上げ動作が可能となるように折り曲げ可能な可撓機構1によって接続されている。
【0022】
可撓機構1は図7〜図9に示すように固定側部材5と傾動側部材6とがヒンジのような構造によって折り曲げ可能に連結されたもので、これが図1〜図3に示すように中央部18の側部に2つずつ設けられて左側部19あるいは右側部20を中央部18と連結している。本実施形態の可撓機構1は、間隔をおいて平行配置された複数の重合プレート7,8を有する固定側部材5と、該固定側部材5の重合プレート7,8と交互に重なり合う複数の重合プレート7,8を有する傾動側部材6と、固定側部材5ならびに傾動側部材6の各重合プレート7,8の重合箇所を貫通してこれら重合プレート7,8を締め付ける連結軸12ならびに重合プレート7,8を重合方向に付勢する付勢手段11とを備えたもので、傾動側部材5が連結軸12を中心に回転して芯材の一部(すなわち左側部19と右側部20)を傾動させるとともに両重合プレート7,8同士の接触部における摩擦力を利用してその角度を維持しヘッドレスト3のサポート面の形状を保持するようになっている。なお、本明細書では説明の便宜を図り相対的に傾動する両部材の一方を固定側、他方を傾動側と称するが、固定側・傾動側の概念は相対なものに過ぎず、例えば傾動側部材6を固定側とし、固定側部材5を傾動させるようにしても構わない。
【0023】
固定側部材5は、図6に示すように1枚のベース板9と、このベース板9上に取り付けられる複数枚の重合プレート7,8とによって構成されている。ベース板9には、この固定側部材5をヘッドレスト3の芯材(具体的には中央部18)にねじ止めするための透孔9bが設けられている(図6、図7参照)。
【0024】
固定側部材5の重合プレート7,8は、プレート同士の接触領域を多く確保する観点からは枚数が多いことが好ましいが、部品点数が多くなった場合の重量およびコストをも勘案して使用枚数が決定される。例えば本実施形態では図示するように4枚としているがこれより多くてもあるいはこれより少なくてもいい。各重合プレート7,8にはこれら重合プレート7,8をベース板9に取り付けるための爪7a,8aが設けられ、ベース板9にはこれら爪7a,8aを差し込むための取付孔9aが設けられている。また、ベース板9に設けられる複数の取付孔9aのうち最も端に位置するものは、ベース板9の縁に設けられた切り欠き溝となっていてもよい(図6参照)。この場合、爪を孔に差し込むのではなく側方から嵌め入れるようにして重合プレート7をこのベース板9に取り付けることができる。
【0025】
これら重合プレート7,8は、ベース板9上に各プレートが所定の間隔ずつ離された状態で平行に配置される。本実施形態ではこれら重合プレート7,8の配置間隔を一定とし、かつ、プレート間の間隔を重合プレート7,8の厚みに一致させるようにしている。これら重合プレート7,8はすべてベース板9に取り付けられた状態でぐらつきが無い程度に固定的に取り付けられていても構わないが、4枚のうち内側に位置する2枚の重合プレート8は僅かにぐらつく程度に可動的であることが好適で、こうすることにより固定側部材5および傾動側部材6の4枚ずつの重合プレート7,8を互い違いに重ね合わせるときこの重合プレート8を僅かに傾かせることによって各プレート7,8を互いの隙間に潜り込ませることが容易となる。本実施形態では、外側に配置される2枚の重合プレート7は固定的とされ、その爪7aは、図12〜図14に示すようにベース板9の取付孔(または取付溝)9aに嵌まって重合プレート7を位置合わせした状態で溶接その他により固着できるようにするための突起状の爪とされている(図10参照)。一方、内側に配置される2枚の重合プレート8はベース板9に対し可動的となるように係合爪8aでベース板9に係合する形状とされており(図11参照)、ベース板9に溶接その他で固着されてはいない。この係合爪8aは、個々の重合プレート8が図15に示すように重合方向に傾くのは許容するが固定側ベース板9から外れない状態とするためのもので、例えば鉤状に形成されている(図11参照)。この場合、図7、図8に示すように各爪8aを外側に向かせることにより、可撓機構1が折り曲げ動作を繰り返しても係合爪8aが逆スライドして取付孔9aから外れるようなことが生じるのを防ぎやすくなる。
【0026】
これら重合プレート7,8を固定側のベース板9に取り付ける際の一例を示すと、まず外側の固定的な2枚の重合プレート7をベース板9に固着しておき(図12〜図14参照)、次に可動的な重合プレート8を、その係合爪8aを取付孔9aに差し込みスライドさせるようにしてベース板9に取り付けるようにすればよい。可動的な重合プレート8は、その外側に配置されたいずれの固定的な重合プレート7に向かっても傾くことができる。
【0027】
また、重合プレート7,8にはそれぞれ透孔7b,8bが設けられている(図10、図11参照)。これら透孔7b,8bは、傾動側部材6が固定側部材5に対し相対回転する際の回転中心となる位置に設けられている(図13参照)。固定側部材5と傾動側部材6とは、それぞれの回転中心つまり透孔7b,8bが一致するように重ね合わせられた状態でこれら透孔7b,8bに連結軸12が挿入され、傾動可能な状態で連結される。
【0028】
以上のように固定側部材5はベース板9およびこれに取り付けられる重合プレート7,8によって構成されており、一方の傾動側部材6も、この固定側部材5と同様にベース板10およびこれに取り付けられる重合プレート7,8によって構成されている。例えば本実施形態では、固定側ベース板9と同じように取付孔(取付溝)10aを備えたベース板10に、固定側部材5と同一形状の重合プレート7,8を上述したのと同様に取り付けて傾動側部材6を構成するようにしている(図6参照)。ベース板10には、この傾動側部材6を左側部19あるいは右側部20にねじ止めするための透孔10bが設けられている(図6、図7参照)。
【0029】
このように形成された固定側部材5と傾動側部材6は、図9に示すように固定側部材5側の重合プレート7,8と傾動側部材6側の重合プレート7,8とが互い違いとなるように交互に重ね合わせられ、連結軸12でピン結合されることによって折り曲げ動作可能なヒンジ状の可撓機構1を構成する。また本実施形態では、図7、図8に示すように、固定側部材5と傾動側部材6とを、180度開いた状態で両ベース板9,10の内側縁同士が当接しそれ以上傾動しないようにしている。したがって、この折り曲げ可能な可撓機構1は最大開き角度180度までの範囲内で開き角を自在に調整することが可能となっている。
【0030】
また、上述したように固定側部材5の重合プレート7,8と傾動側部材6の重合プレート7,8とを互い違いとなるように重ね合わせていることから、互いに接触する重ね合わせ部分の摩擦力を利用して固定側部材5に対する傾動側部材6の傾動角を保持することができる。また、この場合における可撓機構1は、身体サポート機構4を構成する機構の一部として用いられているものであるため、所望の角度が得られるよう容易に調整でき、かつ調整後は荷重による外力が加わっても容易に角度が変わらないものであることが好ましく、さらには締付力の緩みが防止されていることが好ましい。そこで本実施形態では、上述の連結軸12で重合プレート7,8を締め付けることに加え、重合プレート7,8を重合方向に付勢する付勢手段11を設けるようにしている。
【0031】
付勢手段11は例えば図6、図9に示すように連結軸12の周囲に配置されたコイルばねで、ばね両端を挟む2つの段付きのリング13の一方を介して重合プレート7,8を押し付け合うように付勢している。この場合、コイルばねの全長を調整することができれば付勢力を変え、重合プレート7,8間の摩擦力を変化させることが可能となる点で好ましい。例えば本実施形態では連結軸12の一端にダブルナット14が設けられており、このダブルナット14の軸上における位置を変化させることによってコイルばねの全長を変え付勢力を変化させることが可能となっている。なお、ここで示したコイルばねは付勢手段11の好適な一例ではあるが、重合プレート7,8を付勢することができ、更に好ましくは摩擦力を調整できるものであれば特に限定されることはない。
【0032】
本実施形態の可撓機構1は図3に示すようにヘッドレスト3の芯材の裏面側に例えばボルトとナットからなる取付手段15によって取り付けられ、左側部19および右側部20を図2に示すように跳ね上げるように傾動させることができる。また、左側部19および右側部20を最も下げると、これら両側部19,20とその間の中央部18は面一となって平坦面を構成する(図2参照)。また、左側部19と右側部20とは別個に動作することが可能であり、例えば一方を平坦とし他方を傾かせるなど互いに独立して傾き調整することができる。
【0033】
以上のように分割された芯材の両側部19,20を傾動可能とした身体サポート機構4によれば、安楽椅子2のヘッドレスト3を身体サポートに適した形状、すなわち左側部19あるいは右側部20を跳ね上げた状態として斜めにすることによって着座者の頭部が常に中央に寄るように適切にサポートすることができる。しかも、左側部19および右側部20はそれぞれ独立して無段階に傾動できるのでヘッドレスト3の一方だけを所望の形状とすることができる。また、可撓機構1の可動範囲を制限し、左側部19および右側部20が平坦な状態より下側には下がらないようにしているので、両側部19,20が最も下がった状態においてもヘッドレスト3が平坦になるだけであり、着座者の頭部を安楽椅子2の端に追いやるような逆向きの傾きとなることはない。また、複数枚の重合プレート7,8を交互に重ね合わせた状態で連結軸12によって締め付けることに加え、付勢力の調節が可能な付勢手段11により摩擦力を与える構成としているので、十分な摩擦力が得られ、跳ね上げた状態を維持することができるようになっている。この場合、例えば小柄な着座者であれば付勢力をあまり強くしないようにして両側部19,20を比較的容易に動かせるようにしておき、逆に大柄な着座者であれば頭部を押し付けたときに両側部19,20が不意に下がってしまうのを防ぐため予め付勢力を強くしておくなど、使用者等が自らカスタマイズ、つまり着座者の体重・体格差に応じた摩擦力を得るようにすることが容易である。また、このような安楽椅子2によれば椅子に形状変更した場合も後頭部を凭れかけさせた安楽姿勢を提供することが可能となる。
【0034】
したがって、本実施形態の安楽椅子2を利用する着座者は、身体の一部(この場合、頭部)がサポートされることによって安定した着座ないしは仰臥姿勢、あるいは安楽な着座ないしは仰臥姿勢に保持される。しかも、例えば安楽椅子2に着座した時の姿勢あるいは着座後の姿勢が多少崩れかけたとしても、身体サポート機構4が頭部をサポートするので、身体の一部が安楽椅子1の座面からはみ出したり仰臥姿勢が崩れたりするのが予防される。したがって着座者にとってみれば姿勢を保持しようとして無理な力を入れるなどしなくて済むし、姿勢を変えたり寝返りを打つなどして不意に安楽椅子1の端に寄ったとしても誤って転落してしまうこともないという安心感と信頼感を抱くことができる。
【0035】
続いて、安楽椅子2に設けられた他の身体サポート機構4についても説明する。本実施形態の安楽椅子2は、ヘッドレスト3以外の部分、具体的には着座者の腰部に当たる部分および脚部に当たる部分にそれぞれ着座者の腰部あるいは脚部をサポートするための身体サポート機構4を備えている。
【0036】
腰部に当たる部分に設けられた身体サポート機構4は、着座者の腰部およびその周囲の部分が安楽椅子2の側方に寄るのを防止して着座者の安定した姿勢あるいは安楽な姿勢を保つように機能する。本実施形態の安楽椅子2においては、安楽椅子2の背凭れに該当する部分の芯材21のうち(図17参照)、腰部に当たる部分の両側に跳ね上げ式の身体サポート機構4が設けられている(以下、跳ね上がる部分のうち左側部分を「左側部19’」、右側部分を「右側部20’」という)。本実施形態における左側部19’および右側部20’はヘッドレスト3における跳ね上げ式の左側部19および右側部20よりも小型であるがこれは一例に過ぎず大きさや形状は特に限定されない。また、左側部19’と右側部20’のそれぞれは、ヘッドレスト3の場合と同様、一対の可撓機構1によって芯材21に連結され跳ね上げ可能とされている。ここで使用される可撓機構1はヘッドレスト3におけるものと等しい。左側部19’と右側部20’は、芯材21に対し例えば一方を平坦とし他方を傾かせるなど互いに独立して傾き調整することができる。これにより、この安楽椅子2によれば必要に応じて左側部19’や右側部20’を跳ね上げて着座者の腰部を一方あるいは両側からサポートすることができる(図16参照)。また、安楽椅子2が椅子形状となっているときは、必要に応じて左側部19’や右側部20’を前方に折り曲げて着座者の腰部を一方あるいは両側からサポートすることができる。なお、以上の説明においては「腰部」と表現したが、着座者の体格が違う場合にも着座者の腰部周辺をサポートするのが本来の目的であることからすれば、本明細書でいう腰部は厳密な意味での腰の部分のみならずそれよりも上部の部分(より背中に近い部分)や下の部分(例えば臀部)を含むものとする。
【0037】
また、脚部に当たる部分に設けられた身体サポート機構4は、着座者の脚部が安楽椅子2の側方に寄るのを防止して着座者の安定した姿勢あるいは安楽な姿勢を保つように機能する。本実施形態の安楽椅子2においては、安楽椅子2が椅子形状となったとき座となる部分の芯材22の両側に跳ね上げ式の身体サポート機構4が設けられている(以下、跳ね上がる部分のうち左側部分を「左側部19”」、右側部分を「右側部20”」という)。左側部19”および右側部20”は、上述した左側部19,19’、右側部20,20’とは異なり、大腿部の付け根辺りから膝辺りまでをサポートできるように細長い形状とされているがこれは一例に過ぎず大きさや形状は特に限定されない。また、左側部19”と右側部20”のそれぞれは、ヘッドレスト3の場合と同様、一対の可撓機構1によって芯材22に連結され跳ね上げ可能とされている。ここで使用される可撓機構1はヘッドレスト3におけるものと等しい。左側部19”と右側部20”は、芯材22に対し例えば一方を平坦とし他方を傾かせるなど互いに独立して傾き調整することができる。これにより、この安楽椅子2によれば必要に応じて左側部19”や右側部20”を跳ね上げて着座者の脚部を一方あるいは両側からサポートすることができる。また、安楽椅子2が椅子形状となっている場合においても、必要に応じて左側部19”右側部20”を跳ね上げるようにして着座している着座者の大腿部を一方あるいは両側からサポートすることができる。
【0038】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態では身体サポート機構4の両側部19,20を無段階に傾動させ得るようにして傾きを無段階調整できるようにしたが、段階的に傾動させるようにしてもよい。一例を挙げれば、重合プレート7,8どうしが接触する領域に連結軸12を中心とする放射状の凹凸を一定角度毎に設け、両側部19,20を一定角度傾動させる度に凹部と凸部とが係合するようにすれば両側部19,20を段階的に傾動させることができるようになる。この場合、これら凹凸の間隔を調整することによって傾動時の段階幅を自由に設定することができる。
【0039】
また、本実施形態では重合プレート7,8をすべて同じ厚みとし、これらをベース板9,10に一定間隔で配置するようにしたがプレートの厚みや配置間隔は必ずしも一定である必要はない。例えば、プレート厚みが不均一である場合においては、各プレート7,8のそれぞれの配置間隔をこの不均一な厚みに対応させるようにすれば本実施形態と同様に可撓機構1を形成することができる。
【0040】
また、本実施形態では着座者の頭部、腰部、脚部をサポートできるように設けられた身体サポート機構4について説明したが、これらは身体サポート機構4としての好適な例であって、設置される位置や形状を適宜変えることにより、これら以外の箇所、例えば頸部、肩、背中、腕さらには足首など、身体のあらゆる箇所をサポートできる機構として機能しうる。一例を示せば、着座者の下腿(膝下部分)に該当する部分の芯材23(図17参照)の両側に身体サポート機構4を設けることによって、着座者の下腿を両側からサポートすることが可能となる。
【0041】
また、本実施形態では家庭用マッサージ椅子のような安楽椅子2に身体サポート機構4を適用した形態について説明したが、もちろん安楽椅子2はこのような椅子に限られることはなく、例えば冒頭で述べたような電動透析椅子のような安楽椅子、あるいはその他の安楽椅子についても本発明を適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1記載の身体サポート機構付き安楽椅子によると、重合プレートを備えた固定側部材、傾動側部材、各重合プレートを締め付ける連結軸および重合プレートを重合方向に付勢する付勢手段とを備えた可撓機構によって芯材(またはサポート部材そのもの)の一部に角度を与えるとともに重合プレート同士の接触部における摩擦力を利用してその角度を維持し、サポート面の形状を保持させることができる。したがって、この保持力を上回る力でサポート部材の一部を傾動させることで所望のサポート形状を得ることができる。したがって、この安楽椅子によれば着座者の体重、体格、姿勢、症状等に合った適切な安楽姿勢を保つことが可能となる。また、安楽椅子のリクライニング機能やトレンデレンバーグ機能などにより姿勢が変化した場合にも、変化した姿勢に対して適切な身体サポートが可能となることから椅子に凭れたり仰臥したような場合にも安定した安楽姿勢を保つことができる。
【0043】
しかも、連結軸で重合プレートを締め付けるのみならず、付勢手段によって重合プレートを重合方向に付勢しているため、接触し合う重合プレート同士をより強く圧接して摩擦力を増大させ、相対傾度が容易に変化するのを防止することができる。また、連結軸のみの場合におけるような弛みによる摩擦力低下も防止できる。
【0044】
また請求項2記載の身体サポート機構付き安楽椅子によると、付勢手段を連結軸と同軸上に配置されるばね部材としているため、付勢手段と連結軸を一体的に形成した可撓機構とし、重合プレートで所望の摩擦力を得ることが可能となる。
【0045】
さらに請求項3記載の身体サポート機構付き安楽椅子によると、付勢手段の付勢力を調整可能として重合プレートの重合部分における摩擦力を可変としたことから、付勢力を調整して所望の摩擦力を得ることでサポート部材の折り曲げ強さを容易にカスタマイズすることができる。また、サポート部材を所望の角度となるよう傾動させた状態で締め付けて強い摩擦力を得、逆に緩めることで再び角度調整をすることができる。
【0046】
また、請求項4記載の身体サポート機構付き安楽椅子によると、複数の重合プレートの一部を重合方向に僅かに移動可能としたため、固定側部材の重合プレートと傾動側部材の重合プレートとを重ね合わせる際に隙間調整でき、容易に重ね合わせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る身体サポート機構を備えたヘッドレストの芯材の平面図である。
【図2】図1に示したヘッドレストの芯材の正面図である。
【図3】図1に示したヘッドレストの芯材の下面図である。
【図4】ヘッドレストの芯材を構成する中央部の形状を示す(A)平面図と(B)正面図である。
【図5】ヘッドレストの芯材を構成する左側部(右側部)の形状を示す(A)平面図と(B)正面図である。
【図6】平面および右側面から見た可撓機構と、この可撓機構を構成する各部品とを示す図である。
【図7】可撓機構の平面図である。
【図8】可撓機構の背面図である。
【図9】可撓機構の下面図である。
【図10】固定的な重合プレートの形状を示す図である。
【図11】可動的な重合プレートの形状を示す図である。
【図12】固定的な重合プレートが固着された固定側部材と、これに組み合わされる傾動側部材とを示す平面図である。
【図13】図12に示した固定側部材および傾動側部材の背面図である。
【図14】図12に示した固定側部材および傾動側部材の下面図である。
【図15】ベース板上に設けられた固定的な重合プレートと可動的な重合プレートとを示す図である。
【図16】安楽椅子の斜視図である。
【図17】安楽椅子のヘッドレスト、背凭れ、座等の芯材およびこれら芯材の両側に設けられた身体サポート機構を示す平面図である。
【符号の説明】
1 可撓機構
2 安楽椅子
3 ヘッドレスト(サポート部材)
3’、3” サポート部材
4 身体サポート機構
5 固定側部材
6 傾動側部材
7 (固定的な)重合プレート
8 (可動的な)重合プレート
11 付勢手段
12 連結軸
Claims (4)
- 安楽椅子上に着座しあるいはリクライニングした安楽椅子上に仰臥する者の身体の一部をサポートするサポート部材の芯材もしくはこのサポート部材そのものの少なくともサポート面の変形が要求される部位が複数に分割され、これら分割された芯材もしくは前記サポート部材同士が可撓機構で連結されるとともに、この可撓機構は間隔をおいて平行配置された複数の重合プレートを有する固定側部材と、該固定側部材の前記重合プレートと交互に重なり合う複数の重合プレートを有する傾動側部材と、前記固定側部材ならびに傾動側部材の各重合プレートの重合箇所を貫通してこれら重合プレートを締め付ける連結軸ならびに前記重合プレートを重合方向に付勢する付勢手段とを備え、前記傾動側部材が前記連結軸を中心に回転して前記芯材もしくは前記サポート部材の一部を傾動させるとともに前記両重合プレート同士の接触部における摩擦力を利用してその角度を維持し前記サポート面の形状を保持することを特徴とする身体サポート機構付き安楽椅子。
- 前記付勢手段は前記連結軸と同軸上に配置されるばね部材であることを特徴とする請求項1記載の身体サポート機構付き安楽椅子。
- 前記付勢手段の付勢力を調整可能として前記重合プレートの重合部分における摩擦力を可変としたことを特徴とする請求項2記載の身体サポート機構付き安楽椅子。
- 前記複数の重合プレートの一部は重合方向へ僅かに移動可能に前記固定側部材または傾動側部材に支持されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の身体サポート機構付き安楽椅子。
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- 2002-09-09 JP JP2002262562A patent/JP2004097452A/ja active Pending
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