JP2004096272A - 車両情報通信方法、車両情報通信システム、センターおよび車載情報取得装置 - Google Patents
車両情報通信方法、車両情報通信システム、センターおよび車載情報取得装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】車両20は、車両に搭載された複数の機器の作動情報と車両ID情報からなる車両状態情報を管理センター40に送信する。管理センター40は、車両20から送信された作動情報に基づいて、前記複数の機器の作動状態を管理する。管理センター40は、機器に異常が発生すると、異常の内容および異常に対する対処方法からなる異常通知を作成するとともに、所定の作動情報に基づいて、ユーザーが車両20に乗車しているか否かを判定する。管理センター40は、ユーザーが車両20に乗車していれば、車両20に異常通知を送信する。また、管理センター40は、ユーザーが車両20に乗車していなければ、ユーザーが所有する携帯電話Mに異常通知を送信する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両と情報センターとが互いに通信し、センターから車両のユーザーに対して、車両の動作に関する車両情報を提供する車両情報通信方法、車両情報通信システム、センターおよび車載情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば、特開2002−48684号公報に示されているように、センターを介して、車両とディーラーとが必要な情報を互いに交換する情報通信方法は知られている。この情報通信方法においては、車両は、同車両の内部データ(故障診断を行うために必要なデータ)を、自動的にまたはユーザーの指示により、センターに送信する。センターは、車両から送信された内部データをディーラーに送信する。ディーラーにおいては、センターから送信された内部データをデータベースに記憶し、同記憶した内部データに基づいて、車両の故障診断を行う。故障診断の結果、故障が発見されると、ディーラーは、センターに対して、故障診断結果およびその対処方法を送信する。センターは、前記故障診断結果およびその対処方法を記憶しておき、ユーザーからアクセスがあったときに、前記記憶しておいた故障診断結果およびその対処方法をユーザーに提供する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の情報通信方法においては、センターは、ユーザーが車両に乗車してセンターにアクセスすることにより、故障診断結果およびその対処方法を送信して提供するようになっている。このため、センターは、ユーザーが車両に乗車する前に、故障診断結果およびその対処方法を、ユーザーに対して直接送信することができない。
【0004】
【発明の概略】
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、その目的は、センターから提供される情報を、車両のユーザーに対して、直接にかつ確実に送信することができる情報通信方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
本発明の特徴は、ユーザーが使用する車両と、前記ユーザーが使用する情報端末装置と、情報を管理するセンターとがネットワークに接続されて交信可能とされた車両情報通信方法において、車両は、同車両に搭載された機器の作動状態を表す作動情報をセンターに送信し、前記センターは、前記車両から送信された作動情報を取得し、前記取得した作動情報に基づいて、車両の動作に関する車両情報を作成するとともに、前記車両のユーザーが乗車しているか否かを判定し、前記ユーザーが乗車していないと判定すると、前記車両情報を前記ユーザーが使用する情報端末装置に送信するようにしたことにある。
【0006】
この場合、前記車両から送信される作動情報は、前記車両に搭載された機器の作動を制御するコンピュータにて検出されるとよい。また、前記車両は、前記作動情報を前記センターからの送信要求に基づいて送信するとよい。また、前記車両は、前記作動情報を前記車両に搭載された機器の作動状態が所定条件を満たしたときに送信するとよい。さらに、前記センターにて作成される車両情報は、前記車両に搭載された機器の故障に関する故障情報、機器に異常が発生する可能性に関する警報情報または機器の保守に関する保守情報のうちの少なくとも一つであるとよい。
【0007】
また、本発明の特徴を別の観点から捉えると、ユーザーが使用する車両と、前記ユーザーが使用する情報端末装置と、情報を管理するセンターとがネットワークに接続されて交信可能とされた車両情報通信システムにおいて、車両は、前記車両に搭載された機器の作動状態を検出する作動状態検出手段と、前記作動状態検出手段により検出された作動状態を表す作動情報を送信する作動情報送信手段と、センターから車両の動作に関する車両情報を受信する車両情報受信手段とを備え、前記センターは、前記車両から送信された作動情報を受信する作動情報受信手段と、前記作動情報受信手段により受信した作動情報に基づいて、前記車両情報を作成する車両情報作成手段と、前記作動情報受信手段により受信した作動情報に基づいて、ユーザーが前記車両に乗車しているか否かを判定する判定手段と、前記車両情報作成手段により作成した車両情報を前記車両またはユーザーが使用する情報端末装置のいずれか一方に送信する車両情報送信手段とを備え、前記情報端末装置は、前記センターから送信された車両情報を受信する受信手段を備えたことにある。
【0008】
さらに、本発明の他の特徴は、車両から情報を取得して車両の状態を管理するセンターにおいて、前記車両から送信された情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信した情報に基づいて、前記車両の動作に関する車両情報を作成する車両情報作成手段と、前記情報受信手段により受信した作動情報に基づいて、ユーザーが前記車両に乗車しているか否かを判定する判定手段と、前記車両情報作成手段により作成した車両情報を前記車両または前記ユーザーが使用する情報端末装置のいずれか一方に送信する車両情報送信手段とを備えたことにある。また、車両に搭載されてセンターと交信可能な車載情報端末装置において、前記車両に搭載された機器の作動状態を検出する作動状態検出手段と、前記作動状態検出手段により検出された作動情報を前記センターに送信する作動情報送信手段と前記センターから車両の動作に関する車両情報を受信する受信手段とを備えたことにもある。
【0009】
これらの特徴によれば、ユーザーが使用する車両に搭載された車載情報端末装置は、同車両に搭載された機器の作動を制御するコンピュータにて検出された作動状態を表す作動情報をセンターに送信することができる。また、センターは、車載情報端末装置から作動情報を受信し、同作動情報に基づいて車両の動作に関する車両情報を作成することができる。また、センターは、作動情報に基づいて、ユーザーが車両に乗車しているか否かを判定することができる。そして、ユーザーが車両に乗車していなければ、ユーザーが使用する情報端末装置に車両情報を送信することができる。
【0010】
これにより、センターは、ユーザーが車両に乗車しているか否かを確実に判定することができる。また、ユーザーが車両に乗車する前であっても、車両情報をユーザーに確実に送信することができる。また、ユーザーが所有する情報端末装置に車両情報を送信することができるため、車両情報をユーザーに直接に送信することができる。また、ユーザーが車両に乗車していれば、車載情報端末装置に車両情報を送信することができる。このとき、車両は、検出された作動情報を直接車載情報端末装置にてユーザーに伝達することも可能である。
【0011】
また、車載情報端末装置は、センターからの要求に基づいて、作動情報を送信することができる。また、車両に搭載された機器の作動状態が所定条件を満たしたときに、作動情報をセンターに送信することができる。ここで、所定条件としては、例えば、車両に搭載された機器の作動状態が、同機器を正常に作動させるために予め定められた基準を逸脱したときなどである。このように、車両が作動情報をセンターに送信することができるため、センターが車両情報を作成するための作動情報を必要なときに取得することができる。これにより、車両は、作動情報を送信する頻度を少なくすることができる。
【0012】
さらに、センターは、作成する車両情報を、故障情報、警報情報または保守情報のうちの少なくとも一つとして、ユーザーに送信することができる。これにより、センターは、車両の動作状態に応じて、適切な情報をユーザーに送信することができるとともに、ユーザーは、重要な情報を確実に知ることができる。
【0013】
ここで、上記車両に搭載された機器としては、例えば、エンジン、ブレーキ装置などであり、検出される作動情報は、これら機器のうちの一つの機器の作動状態を表すものまたは複数の機器の作動状態を表すものである。また、ユーザーが使用する車両としては、ユーザーが所有する車両はもちろんのこと、例えば、リースされた車両も含むものである。また、ユーザーが使用する情報端末装置としては、例えば、ユーザーが所有する携帯電話、携帯パーソナルコンピュータ,携帯電子手帳(パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA))、ファクシミリなどはもちろんのこと、例えば、会社から貸与されたものも含むものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る車両情報通信システムを概略的に示した概略ブロック図である。この車両情報通信システムは、車両に搭載された複数の機器の作動状態を時系列的に管理する管理センター10と、ユーザーが所有する車両20と、ユーザーが所有する情報端末装置としての携帯電話Mとを備えている。管理センター10は、ネットワーク30(例えば、インターネット)に接続されている。車両20および携帯電話Mは、ネットワーク30に接続された中継局40と無線交信可能に構成されている。ここで、ユーザーが所有する情報端末装置として、携帯電話Mのほかに、ユーザーが所有する携帯パーソナルコンピュータや携帯電子手帳(パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA))やファクシミリなどを採用してもよい。
【0015】
管理センター10は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどからなるコンピュータを主要構成部品とし、各種プログラムを記憶するとともに同各種プログラムの実行によって各種機能を実現する。本実施形態の説明においては、前記各種機能を、図2に概略的に示すように、制御部11、送受信部12、異常確認処理部13、異常通知作成部14、車両使用状態確認処理部15として説明する。
【0016】
制御部11は、図4に示すプログラムを記憶しており、同プログラムを実行して、この管理センター10の動作を統括的に制御する。送受信部12は、車両20または携帯電話Mに対して後述する異常通知を送信するとともに、車両20から、車両20を識別するための車両ID情報と、後述する作動情報とからなる車両状態情報を受信する。ここで、車両ID情報は、管理センター10からユーザーに対して予め付与されるものである。
【0017】
異常確認処理部13は、車両20に搭載された複数の機器を正常に作動させるために予め定められた基準と前記受信した作動情報とを比較して異常を判定する。異常通知作成部14は、機器に発生している異常の内容および異常に対する対処方法を表す車両情報としての異常通知を作成する。車両使用状態確認処理部15は、前記作動情報に基づいて、車両20がユーザーによって使用されているかすなわちユーザーが乗車しているか否かを判定する。なお、これらの各部12,13,14および15の具体的な処理プログラムに関しては図示しない。
【0018】
また、管理センター10は、作動情報データベース16およびユーザー情報データベース17を有している。作動情報データベース16は、車両ID情報により特定される車両ごとに構築されており、車両ID情報と一致する車両20から送信された作動情報に含まれるデータごとに蓄積して記憶している。ユーザー情報データベース17は、携帯電話Mのインターネットメールアドレスを車両ID情報に対応させて予め記憶している。ここで、インターネットメールアドレスは、予めユーザーにより管理センター10に登録されるものである。また、携帯電話Mのほかに、ユーザーが所有する携帯パーソナルコンピュータや携帯電子手帳(パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA))やファクシミリなどを採用した場合には、インターネットメールアドレスのほかに、電話番号やファクシミリ番号も記憶される。
【0019】
車両20は、車両20に搭載された複数の機器としての、図示しないエンジン、ブレーキ装置、ドアロック装置およびメータ装置を搭載している。また、車両20は、図3に示すように、CPU、ROM、RAMなどから構成されたゲートウェイコンピュータ21、エンジンエンジン制御コンピュータ22、ブレーキ制御コンピュータ23、ドアコンピュータ24およびメータコンピュータ25を搭載している。これら各コンピュータ21,22,23,24,25は、車両20内に構築されたLAN(Local Area Network)により、それぞれ通信可能に接続されている。これにより、各コンピュータ21,22,23,24,25は、それぞれに予め記憶された各種プログラムを実行し、さまざまな車両20の動作を連携して制御する。
【0020】
ゲートウェイコンピュータ21は、前記各コンピュータ22,23,24,25間で共有される各種データおよび前記各コンピュータ22,23,24,25の連携を制御する制御信号の流れを統括的に制御する。また、ゲートウェイコンピュータ21は、前記各コンピュータ22,23,24,25から供給された各種データを作動情報とし、同作動情報と車両ID情報とから構成される車両状態情報を作成する。そして、所定の間隔(例えば、1時間間隔)ごとに、後述する送受信装置26に車両状態情報を供給する。
【0021】
エンジン制御コンピュータ22は、図示しないエンジンおよび補機類に取り付けられた各種センサー(例えば、エンジン回転数センサーやバッテリー電圧センサーなど)が検出したデータおよび信号に基づいて、エンジンの作動を制御する。ブレーキ制御コンピュータ23は、図示しないブレーキ装置に取り付けられた各種センサー(例えば、車輪速センサーやブレーキ油圧センサーなど)が検出したデータおよび信号に基づいて、ブレーキ装置の作動を制御する。ドアコンピュータ24は、図示しないドアロック装置に取り付けられた各種センサー(例えば、リモコン開閉検波センサーやドアロックセンサーなど)が検出したデータおよび信号に基づいて、ドアロック装置の作動を制御する。メータコンピュータ25は、前記コンピュータ22,23,24から供給された各種データおよび信号に基づいて、図示しない車速メータ、オドメータおよび各種警告表示を制御する。
【0022】
なお、上記各コンピュータ21,22,23,24,25から供給されるデータは多岐に渡り、上記した制御に限られるものではない。また、上記各コンピュータ21,22,23,24および25の具体的な処理プログラムおよび具体的な制御方法に関しては、本発明に直接関係しないため、その詳細な説明は省略する。
【0023】
また、車両20に構築されたLANには、送受信装置26、表示装置27および記憶装置28が接続されている。送受信装置26は、ゲートウェイコンピュータ21にて作成されて供給された車両状態情報を管理センター10に送信するとともに、同センター10から送信された異常通知を受信する。表示装置27は、図示しない液晶表示器を備えており、管理センター10から受信した異常通知を表示して、ユーザーに異常を知らせる。記憶装置は、上記各コンピュータ22,23,24,25から供給される各種データすなわち作動情報を記憶するとともに、予め車両ID情報を記憶している。
【0024】
次に、このように構成された車両20が、管理センター10に対して、車両状態情報を送信する動作について以下に詳細に説明する。なお、この動作説明においては、理解を容易にするために、各コンピュータ21,22,23,24,25から供給されるデータを限定して説明する。したがって、各コンピュータ21,22,23,24,25から供給されるデータは、以下に説明で示されるものに限定されるものではなく、その他のデータについても同様に供給される。
【0025】
車両20に搭載された各コンピュータ22,23,24,25は、これらコンピュータが制御する各機器に組み付けられた各種センサーから各種データを取得し、取得したデータをゲートウェイコンピュータ21に供給する。すなわち、エンジン制御コンピュータ22は、エンジン回転数データやバッテリー電圧値データなどを供給する。ブレーキ制御コンピュータ23は、車輪速データやブレーキ油圧値データなどを供給する。ドアコンピュータ24は、ドアロックの開閉状態を表すドアロック位置データなどを供給する。メータコンピュータ25は、車速データや走行距離データなどを供給する。ゲートウェイコンピュータ21は、各コンピュータ22,23,24,25から供給された各データを記憶装置28に記憶する。
【0026】
また、ゲートウェイコンピュータ21は、所定の時間間隔(例えば、1時間間隔)ごとに、車両状態情報を作成して送受信装置26に供給する。すなわち、ゲートウェイコンピュータ21は、記憶装置28に記憶されている各データを取得するとともに、予め記憶されている車両ID情報を取得する。そして、ゲートウェイコンピュータ21は、各データを含む作動情報および車両ID情報から構成される車両状態情報を作成する。そして、作成した車両状態情報を送受信装置26に供給するとともに、供給した車両状態情報を管理センター10に送信するように指示する。送受信装置26は、同指示に従い、供給された車両状態情報を管理センター10に送信する。
【0027】
次に、管理センター10が、車両20から送信された車両状態情報に基づいて、車両20に発生した異常をユーザーに通知する「異常通知プログラム」について詳細に説明する。なお、この「異常通知プログラム」の説明においては、同プログラムの理解を容易にするために、車両20のバッテリー電圧値に異常が発生した場合を例として挙げて説明する。
【0028】
「異常通知プログラム」は、図4のフローチャートに示すように、車両20の送受信装置26から車両状態情報が送信されると、ステップC10にて、その実行を開始する。続くステップC12においては、管理センター10の制御部11は、車両20の送受信装置26から送信された前記車両状態情報を、送受信部12を介して受信する。そして、制御部11は、同受信した車両状態情報を図示しないRAMに一時的に記憶して、ステップC14に進む。ステップC14においては、制御部11は、前記ステップC12にてRAMに一時的に記憶した車両状態情報から作動情報を分離して、作動情報に含まれる各データを時系列データとして作動情報データベース16に記憶する。
【0029】
具体的に説明すると、制御部11は、RAMに一時的に記憶されている車両状態情報を、作動情報と車両ID情報とに分離する。そして、制御部11は、分離した車両ID情報を利用して、車両ID情報と一致する作動情報データベース16を特定する。同特定後、制御部11は、分離した作動情報を作動情報データベース16に記憶する。このとき、制御部11は、作動情報に含まれる各データを受信した順に作動情報データベース16内に蓄積して記憶する。これにより、作動情報データベース16には、各データが時系列的に蓄積されて記憶されている状態となっている。
【0030】
次に、制御部11は、ステップC16にて、車両20に異常が発生しているか否かを判定する。すなわち、制御部11は、異常確認処理部13に対して、車両20の車両ID情報を供給するとともに、車両20に搭載された機器に異常が発生しているか否かを確認するように指示する。異常確認処理部13は、同指示に従って、作動情報データベース16に蓄積されている各データに基づいて、車両20に搭載された機器に異常が発生しているか否かを確認する。
【0031】
このことについて、バッテリー電圧値を例として具体的に説明する。異常確認処理部13は、作動情報データベース16に蓄積されている現在までのバッテリー電圧値データを、図5に示すように、時系列的に整理する。続いて、異常確認処理部13は、バッテリー電圧値が予め定められた適正範囲すなわち正常領域内にあるか否かを確認する。バッテリー電圧値が正常領域内にあれば、異常確認処理部13は、バッテリー電圧値が正常であることを表す正常情報を制御部11に供給する。また、バッテリー電圧値が正常領域外であればすなわち適正なバッテリー電圧値の下限値を下回っていれば、異常確認処理部13は、バッテリー電圧値が適正値を下回っていることを表す異常情報を制御部11に供給する。このとき、異常確認処理部13は、確認した機器すなわちバッテリーを表す機器情報も併せて制御部11に供給する。
【0032】
このように、異常確認処理部13から正常情報または異常情報および機器情報が供給されると、制御部11は、車両20に異常が発生しているか否かを判定する。すなわち、異常確認処理部13から正常情報が供給されると、制御部11は、「NO」と判定してステップC12に戻り、次回車両20の送受信装置26から送信される車両状態情報を受信する。また、異常確認処理部13から異常情報が供給されると、制御部11は、「YES」と判定してステップC18に進む。
【0033】
ステップC18においては、制御部11が、異常通知作成部14に対して、前記ステップC16にて供給された異常情報の内容およびその対処方法からなる異常通知を作成するように指示する。異常通知作成部14は、同指示に従い、異常通知を作成する。具体的に説明すると、制御部11は、RAMに一時的に記憶した異常情報とバッテリーを表す機器情報とを異常通知作成部14に供給する。異常通知作成部14は、供給された情報に基づいて、例えば、「バッテリー電圧が低下して適性値を下回っています。早急にディーラーに車を入庫してください。」などの異常通知を作成し、同異常通知を表す異常通知情報を制御部11に供給する。制御部11は、供給された異常通知情報を図示しないRAMに一時的に記憶して、ステップC20に進む。
【0034】
ステップC20においては、制御部11は、現在、車両20にユーザーが乗車して車両20を使用しているか否かを判定する。すなわち、制御部11は、車両使用状態確認処理部15に対して、車両20の車両ID情報を供給するとともに、車両20の現在の使用状態を確認するように指示する。具体的に説明すると、車両使用状態確認処理部15は、制御部11の指示に従い、作動情報データベース16に記憶されている各データのうち、例えば、エンジン回転数データ、ドアロックの開閉を表すデータに基づいて、車両20が現在使用されているか否かを判定する。
【0035】
すなわち、エンジン回転数データからエンジンが作動しており、かつ、ドアロックの開閉を表すデータからドアが開閉されていれば、車両20にユーザーが乗車し、車両20を使用していると確認する。一方、エンジン回転数データからエンジンが停止しており、かつ、ドアロックの開閉を表すデータからドアの開閉がされていなければ、車両20にはユーザーが乗車しておらず、車両20は使用されていないと確認する。そして、車両20が使用中であると確認されれば、車両使用状態確認処理部15は、ユーザーが乗車しており車両20を使用中であることを表す使用情報を制御部11に供給する。また、車両20が使用されていなければ、車両使用状態確認処理部15は、ユーザーが乗車しておらず車両20が使用されていないことを表す不使用情報を制御部11に供給する。そして、制御部11は、車両使用状態確認処理部15から使用情報が供給されると、ステップC20にて、「YES」と判定して、ステップC22に進む。
【0036】
ステップC22においては、制御部11は、車両20の送受信装置26に対して、前記ステップC18にてRAMに一時的に記憶した異常通知情報を、送受信部12を介して送信する。車両20においては、送受信装置26が前記管理センター10から送信された異常通知情報を受信する。そして、送受信装置26は、受信した異常通知情報をゲートウェイコンピュータ21に供給する。ゲートウェイコンピュータ21は、供給された異常通知情報を、LANに接続されている表示装置27供給する。表示装置27は、供給された異常通知情報に基づいて、図示しない液晶表示器上に異常通知を表示する。これにより、車両20のユーザーは、現在車両20のバッテリー電圧が適正範囲を下回っている異常を確実に知ることができる。
【0037】
また、前記ステップC20にて、車両使用状態確認処理部15から不使用情報が供給されると、制御部11は、「NO」と判定して、ステップC24に進む。ステップC24においては、制御部11は、携帯電話Mに異常通知情報を送信する。具体的に説明すると、制御部11は、車両ID情報に基づき、ユーザー情報データベース17に予め記憶されている携帯電話Mのインターネットメールアドレスを取得する。そして、制御部11は、取得したインターネットメールアドレスに対して、前記ステップC18にてRAMに一時的に記憶した異常通知情報を、送受信部12を介して送信する。これにより、車両20のユーザーは、車両20に乗車していなくても、現在車両20のバッテリー電圧が適正範囲を下回っている異常を確実に知ることができる。
【0038】
なお、携帯電話Mのほかに、ユーザーが所有する携帯パーソナルコンピュータや携帯電子手帳(パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA))やファクシミリを採用した場合には、制御部11は、ユーザー情報データベース17に記憶されているインターネットメールアドレス、電話番号またはファクシミリ番号を取得して、対応する情報端末装置に異常通知情報を送信する。
【0039】
前記ステップC22または前記ステップC24の処理後、制御部11は、異常通知プログラムの実行を一旦終了し、再びステップC12にて、車両20から車両状態情報を受信する。
【0040】
以上の説明からも理解できるように、上記実施形態の車両情報通信システムによれば、管理センター10は、車両20に搭載された複数の機器の作動情報に基づいて、機器に発生した異常を確実に判定することができる。また、ユーザーが車両20に乗車しているか否かを判定して、車両20または携帯電話Mに異常通知を送信することができるため、ユーザーは車両20の異常を確実に知ることができる。また、携帯電話Mに異常通知を送信することができるため、ユーザーが車両20に乗車する前であっても、ユーザーは異常を確実に知ることができる。
【0041】
また、上記第1実施形態においては、異常確認処理部13が、作動情報データベース16に蓄積して記憶されている各データを時系列的に整理し、データが予め定められた正常領域内か否かを確認する。そして、正常領域を外れた時点で、異常通知作成部14により異常通知情報が作成される。そして、管理センター10は、異常通知情報を車両20または携帯電話Mに送信するようにして実施した。このことに加えて、作動情報データベース16に蓄積された各データの推移を時系列的に判定し、機器に異常が発生する前に警告を表す警告通知を作成して、車両20または携帯電話Mに送信するように実施することも可能である。これによれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、ユーザーに対して車両に搭載された機器に異常が発生する前に的確に注意を喚起することができる。
【0042】
さらに、上記実施形態においては、管理センター10は、ユーザーが車両20を使用していないときに、ユーザーが所持する携帯電話Mにインターネットメールを利用して異常通知情報を送信するように実施したが、これに代えて、音声により異常を通知するように実施してもよい。具体的に説明すると、ユーザー情報データベース17に携帯電話Mの電話番号を車両ID情報に対応させて予め記憶して登録する。また、制御部11は、異常通知作成部14にて作成された異常通知情報を携帯電話Mに送信する際に、異常通知情報を音声データに変換して、RAMに一時的に記憶する。そして、制御部11は、音声データに変換された異常通知情報を、前記登録された携帯電話Mの電話番号に対して、送受信部12を介して送信する。これにより、ユーザーは、携帯電話Mを利用して、音声にて異常通知を受けることができる。この場合であっても、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0043】
また、上記実施形態においては、管理センター10から車両20のユーザーに対して車両20に搭載された装置の異常を通知するようにして実施したが、管理センター10が車両20の保守に関する保守情報を通知するように実施することも可能である。すなわち、管理センター10は、作動情報データベース16に蓄積された車両20の走行距離データに基づいて、例えば、オイル交換時期などの保守情報をユーザーに通知することも可能である。これによれば、車両20の保守に関する保守情報をユーザーに適格に通知することができる。このため、車両20のユーザーは、自ら車両20の保守情報を管理する必要がなくなるとともに、確実に車両20の保守を実施することができる。
【0044】
また、上記実施形態においては、車両20が所定の間隔にて、作動情報を送信するようにして実施したが、これに代えて、管理センター10からの要求に応じて車両作動情報を送信するようにして実施してもよい。すなわち、管理センター10が異常通知を作成する際に、車両20に対して、車両作動情報の送信要求を送信する。車両20のゲートウェイコンピュータ21は、通信装置26を介して、前記送信要求を受信するとともに、同要求に応じて、記憶装置28に記憶されている作動情報と車両ID情報とからなる車両作動情報を管理センター40に送信する。さらに、例えば、バッテリー電圧値が正常領域を逸脱したことをエンジン制御コンピュータ22が検出したときに、ゲートウェイコンピュータ21が通信装置26を介して車両作動情報を送信するように実施してもよい。これらの場合においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、車両20からの車両作動情報の送信頻度を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両情報通信システムの全体を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の管理センターの概略を示す概略ブロック図である。
【図3】図1の車両の概略を示す概略ブロック図である。
【図4】図1の管理センターにて実行される異常通知プログラムのフローチャートである。
【図5】図1の管理センターにて管理されるバッテリー電圧値の時系列的な整理を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
10…管理センター、11…制御部、12…送受信部、13…異常確認処理部、14…異常通知作成部、15…車両使用状態確認処理部、16…作動状態データベース、17…ユーザー情報データベース、20…車両、21…ゲートウェイコンピュータ、26…送受信装置、28…記憶装置、30…ネットワーク、携帯電話M。
Claims (8)
- ユーザーが使用する車両と、前記ユーザーが使用する情報端末装置と、情報を管理するセンターとがネットワークに接続されて交信可能とされた車両情報通信方法において、
車両は、
同車両に搭載された機器の作動状態を表す作動情報をセンターに送信し、
前記センターは、
前記車両から送信された作動情報を取得し、
前記取得した作動情報に基づいて、車両の動作に関する車両情報を作成するとともに、前記車両のユーザーが乗車しているか否かを判定し、
前記ユーザーが乗車していないと判定すると、前記車両情報を前記ユーザーが使用する情報端末装置に送信するようにしたことを特徴とする車両情報通信方法。 - 前記車両から送信される作動情報は、
前記車両に搭載された機器の作動を制御するコンピュータにて検出される前記請求項1に記載した車両情報通信方法。 - 前記車両は、
前記作動情報を前記センターからの送信要求に基づいて送信する前記請求項1または前記請求項2に記載した車両情報通信方法。 - 前記車両は、
前記作動情報を前記車両に搭載された機器の作動状態が所定条件を満たしたときに送信する前記請求項1または前記請求項2に記載した車両情報通信方法。 - 前記センターにて作成される車両情報は、
前記車両に搭載された機器の異常に関する異常情報、機器に異常が発生する可能性に関する警報情報、または機器の保守に関する保守情報のうちの少なくとも一つである前記請求項1ないし前記請求項4に記載した車両情報通信方法。 - ユーザーが使用する車両と、前記ユーザーが使用する情報端末装置と、情報を管理するセンターとがネットワークに接続されて交信可能とされた車両情報通信システムにおいて、
車両は、
前記車両に搭載された機器の作動状態を検出する作動状態検出手段と、
前記作動状態検出手段により検出された作動状態を表す作動情報を送信する作動情報送信手段と、
センターから車両の動作に関する車両情報を受信する車両情報受信手段とを備え、
前記センターは、
前記車両から送信された作動情報を受信する作動情報受信手段と、
前記作動情報受信手段により受信した作動情報に基づいて、前記車両情報を作成する車両情報作成手段と、
前記作動情報受信手段により受信した作動情報に基づいて、ユーザーが前記車両に乗車しているか否かを判定する判定手段と、
前記車両情報作成手段により作成した車両情報を前記車両またはユーザーが使用する情報端末装置のいずれか一方に送信する車両情報送信手段とを備え、
前記情報端末装置は、
前記センターから送信された車両情報を受信する受信手段を備えたことを特徴とする車両情報通信システム。 - 車両から情報を取得して車両の状態を管理するセンターにおいて、
前記車両から送信された情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段により受信した情報に基づいて、前記車両の動作に関する車両情報を作成する車両情報作成手段と、
前記情報受信手段により受信した情報に基づいて、ユーザーが前記車両に乗車しているか否かを判定する判定手段と、
前記車両情報作成手段により作成した車両情報を前記車両または前記ユーザーが使用する情報端末装置のいずれか一方に送信する車両情報送信手段とを備えたことを特徴とするセンター。 - 車両に搭載されてセンターと交信可能な車載情報端末装置において、
前記車両に搭載された機器の作動状態を検出する作動状態検出手段と、
前記作動状態検出手段により検出された作動情報を前記センターに送信する作動情報送信手段と
前記センターから車両の動作に関する車両情報を受信する受信手段とを備えたことを特徴とする車載情報端末装置。
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