以下、実施の形態に従って本発明について詳細に説明する。
図2に、本発明を具備する葬儀サービス提供装置100の一実施例を図示する。
この実施例に従う葬儀サービス提供装置100は、インターネット3aを介して接続される端末2のユーザに対して、葬儀に関するサービスを提供する処理を行うものであって、葬儀社400から取得される亡くなった方の葬儀に関する情報を格納する葬儀情報ファイル101と、Web機能及び電子メール機能を使って、ユーザに対して葬儀に関するサービスを提供する葬儀サービス提供プログラム102と、端末2から送られてくる電子メールを格納するメールボックス103と、葬儀社400や自装置に備えられる入力端末200と対話することで、葬儀情報ファイル101に葬儀情報を登録するなどの処理を行う葬儀情報入力プログラム104とを備える。
ここで、図中に示す20は端末2に展開されるブラウザ、300は葬儀サービス提供会社、500は宅配便会社、600はカード会社である。
また、葬儀サービス提供プログラム102や葬儀情報入力プログラム104は、計算機が読み取り可能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することができる。
葬儀サービス提供会社300は、葬儀サービス提供プログラム102からの指示を受けて、お悔やみ書面の送付サービス要求があるときには、お悔やみの書面を作成し体裁を整えて、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から葬儀サービス提供会社300の銀行口座への手数料の振り込みを指示することで、お悔やみ書面の送付サービスを実行する。
また、葬儀サービス提供会社300は、葬儀サービス提供プログラム102からの指示を受けて、香典の送付サービス要求があるときには、カード会社600に対して、依頼元ユーザの銀行口座から遺族の指定する銀行口座への香典の振り込みを指示し、それに合わせて香典の送付用書面(誰から香典が振り込まれたのかを記載する書面)を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から葬儀サービス提供会社300の銀行口座への手数料の振り込みを指示することで、香典の送付サービスを実行する。
また、葬儀サービス提供会社300は、葬儀サービス提供プログラム102からの指示を受けて、御供物の送付サービス要求があるときには、送付要求のある御供物を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から葬儀サービス提供会社300(あるいは御供物販売会社)の銀行口座への費用の振り込みを指示することで、御供物の送付サービスを実行する。
また、葬儀サービス提供会社300は、葬儀サービス提供プログラム102からの指示を受けて、御供花の送付サービス要求があるときには、送付要求のある御供花を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から葬儀サービス提供会社300(あるいは御供花販売会社)の銀行口座への費用の振り込みを指示することで、御供花の送付サービスを実行する。
ここで、費用の決済については、インターネットバンキングなどのような銀行を介在させて、香典の送付サービスで説明するならば、(i)銀行に対して、依頼元のユーザの銀行口座から遺族の指定する銀行口座への香典の振り込みを指示するとともに、依頼元のユーザの銀行口座から葬儀サービス提供会社300の銀行口座への手数料の振り込みを指示するというような決済方法を用いたり、(ii)銀行に対して、葬儀サービス提供会社300の銀行口座から遺族の指定する銀行口座への香典の振り込みを指示するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から葬儀サービス提供会社300の銀行口座への香典及び手数料の振り込みを指示するというような決済方法を用いることも可能である。
図3ないし図6に、葬儀サービス提供プログラム102が実行する処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フローに従って、本発明について詳細に説明する。
葬儀サービス提供プログラム102は、ホームページから呼び出される図7に示すような初期画面を表示しているときに、ユーザが「死亡広告」ボタンをクリックすることで死亡広告の表示要求を発行すると、図3ないし図6の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、葬儀情報ファイル101から亡くなった方の葬儀に関する情報を取得して、それに従って端末2のディスプレイ画面に死亡広告(死亡通知)の一覧を表示する。すなわち、図8に示すような死亡広告の一覧を表示するのである。
続いて、ステップ2で、この表示画面の持つボタンがクリックされるのを待って、ボタンがクリックされると、続くステップ3で、そのクリック先が故人名であるのか否かを判断して、クリック先が故人名でないことを判断するときは、ステップ7に進んで、クリックされたボタンの指定する処理を行う。
例えば、「市町村」ボタンがクリックされるときには、死亡広告の一覧を市町村別にソートして表示したり、「日付」ボタンがクリックされるときには、死亡広告の一覧を死亡日順にソートして表示したり、「五十音」ボタンがクリックされるときには、死亡広告の一覧を故人名を五十音順にソートして表示したりするのである。
一方、ステップ3で、クリック先が故人名であることを判断するときには、ステップ4に進んで、そのクリック先の故人の葬儀情報を端末2のディスプレイ画面に表示する。すなわち、図9に示すように、通夜の日時や告別式の日時や通夜の場所や告別式の場所や問い合わせ先や故人のプロフィールなどといった葬儀情報を表示するのである。
続いて、ステップ5で、この表示画面の持つボタンがクリックされるのを待って、ボタンがクリックされると、続くステップ6で、そのクリック先が右上に配置される「お悔やみと香典」ボタンであるのか否かを判断して、クリック先がこの「お悔やみと香典」ボタンでないことを判断するときには、ステップ7に進んで、クリックされたボタンの指定する処理を行う。
例えば、通夜・葬儀場所となっている「本覚寺」がクリックされるときには、本覚寺の地図などの情報を図10に示すように表示したり、問い合わせ先となっている「青一造花店」がクリックされるときには、青一造花店の地図などの情報を表示したり、「中継」ボタンがクリックされるときには、葬儀の映像を表示したりするのである。
一方、ステップ6で、クリック先が「お悔やみと香典」ボタンであることを判断するときには、ステップ8に進んで、ユーザに提供するお悔やみ/香典のサービス内容の紹介画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。すなわち、手数料や受付時間やお届け先やお届け日や手数料・香典の支払い方法やお問い合わせ先について紹介する、図11に示すような紹介画面を表示するのである。
続いて、ステップ9で、この表示画面の持つボタンがクリックされるのを待って、ボタンがクリックされると、続くステップ10(図4の処理フロー)で、そのクリック先が「お悔やみ」のサービスボタンであるのか否かを判断して、クリック先が「お悔やみ」のサービスボタンであることを判断するときには、ステップ11に進んで、お悔やみの送付に必要となる情報の入力に用いる入力画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。
すなわち、お悔やみの文章の入力域と、お悔やみの送信者(送付者)であるユーザの情報(名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、使用しているカード会社名とそのカード番号)の入力域とを持つ、図12に示すようなお悔やみ情報の入力画面を表示するのである。
ここで、このお悔やみ情報の入力画面で、ユーザの使用しているカード会社名とそのカード番号とを入力させる構成を採っているのは、お悔やみの送付手数料をカード会社を使って決済させるようにする構成を採っているからである。また、お悔やみの文章の作成の便宜を図るために、いくつかの文例を用意する構成を採って、ユーザがその文例を使ってお悔やみの文章を入力できるようにする構成を採っている。
このお悔やみ情報の入力画面に応答して、ユーザがお悔やみの送付に必要となる情報を入力(お悔やみの送付先は、死亡広告の一覧で選択された故人の遺族が自動設定される)してそれを送信してくるので、続いて、ステップ12で、そのお悔やみ情報が送られてくるのを待って、そのお悔やみ情報が送られてくると、続くステップ13で、それを受け取ってチェックする。なお、カード番号については、秘密性を保持するために暗号化して送信する構成を採っている。
続いて、ステップ14で、送られてきたお悔やみ情報の確認用返信ファイルを作成し、続くステップ15で、その作成した確認用返信ファイルを送信元の端末2に返信することで、受け取ったお悔やみ情報の確認画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。すなわち、図13に示すように、ユーザの入力したお悔やみ情報を表示することで、その確認を求めるのである。
この確認画面の表示に応答して、ユーザがお悔やみ情報の確認を送信してくるので、続いて、ステップ16で、その確認の応答をチェックして、その応答がないことを判断するときには、ステップ17に進んで、ステップ14で作成した確認用返信ファイルを削除してから、ステップ9に戻る。
一方、ステップ16で、ユーザからお悔やみ情報の確認が送られてくることを判断するときには、ステップ18に進んで、ステップ14で作成した確認用返信ファイルからお悔やみ情報の受付ファイルを作成し、続くステップ19で、その作成した受付ファイルを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、お悔やみの印刷とその送付とを指示して、処理を終了する。
この指示を受けて、葬儀サービス提供会社300は、お悔やみの書面を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からのサービス手数料の振り込みを指示することで、お悔やみの送付を実行する。
このようにして、端末2を操作するユーザは、葬儀サービス提供プログラム102の掲示する死亡広告の一覧から、お悔やみを送付したいという遺族を見つけると、葬儀サービス提供プログラム102の表示するお悔やみ情報の入力画面に必要な情報を入力するだけで、その遺族に対してお悔やみを送付できるようになるのである。
一方、葬儀サービス提供プログラム102は、図11に示すようなお悔やみ/香典のサービス内容の紹介画面を表示しているときに、図4の処理フローのステップ10で、ユーザのクリック先が「お悔やみ」のサービスボタンでないことを判断すると、ステップ20(図5の処理フロー)に進んで、ユーザのクリック先が「香典」のサービスボタンであるのか否かを判断して、「香典」のサービスボタンであることを判断するときには、ステップ21に進んで、香典の送付に必要となる情報の入力に用いる入力画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。
すなわち、香典の金額の入力域と、香典の送信者であるユーザの情報(名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、使用しているカード会社名とそのカード番号)の入力域とを持つ、図14に示すような香典情報の入力画面を表示するのである。
ここで、この香典情報の入力画面で、ユーザの使用しているカード会社名とそのカード番号とを入力させる構成を採っているのは、香典と香典送付の手数料とをカード会社を使って決済させるようにする構成を採っているからである。
この香典情報の入力画面に応答して、ユーザが香典の送付に必要となる情報を入力(香典の送付先は、死亡広告の一覧で選択された故人の遺族が自動設定される)してそれを送信してくるので、続いて、ステップ22で、その香典情報が送られてくるのを待って、その香典情報が送られてくると、続くステップ23で、それを受け取ってチェックする。
続いて、ステップ24で、送られてきた香典情報の確認用返信ファイルを作成し、続くステップ25で、その作成した確認用返信ファイルを送信元の端末2に返信することで、受け取った香典情報の確認画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。すなわち、図15に示すように、ユーザの入力した香典情報を表示することで、その確認を求めるのである。
ここで、香典は遺族の指定する銀行口座に振り込むとともに、遺族に対しては、香典送金者の住所・氏名・香典金額などを記載する香典の書面を送付するというシステムを採用しているので、この確認画面では、香典を遺族の指定する銀行口座に振り込むことについても確認を求めている。
この確認画面の表示に応答して、ユーザが香典情報の確認を送信してくるので、続いて、ステップ26で、その確認の応答をチェックして、その応答がないことを判断するときには、ステップ27に進んで、ステップ24で作成した確認用返信ファイルを削除してから、ステップ9に戻る。
一方、ステップ26で、ユーザから香典情報の確認が送られてくることを判断するときには、ステップ28に進んで、ステップ24で作成した確認用返信ファイルから香典情報の受付ファイルを作成し、続くステップ29で、その作成した受付ファイルを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、香典金額の銀行振込を指示するとともに、香典の送付用書面の印刷とその送付とを指示して、処理を終了する。
この指示を受けて、葬儀サービス提供会社300は、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から遺族の指定する銀行口座への香典の振込を指示し、そして、香典の送付用書面を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付し、更に、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からのサービス手数料の振り込みを指示することで、香典の送付を実行する。
このようにして、端末2を操作するユーザは、葬儀サービス提供プログラム102の掲示する死亡広告の一覧から、香典を送付したいという遺族を見つけると、葬儀サービス提供プログラム102の表示する香典情報の入力画面に必要な情報を入力するだけで、その遺族に対して香典を送付できるようになるのである。
一方、葬儀サービス提供プログラム102は、図11に示すようなお悔やみ/香典のサービス内容の紹介画面を表示しているときに、図5の処理フローのステップ20で、ユーザのクリック先が「香典」のサービスボタンでないことを判断するとき、すなわち、ユーザのクリック先が「お悔やみ」のサービスボタンでもなく、「香典」のサービスボタンでもないことで、ユーザのクリック先が「お悔やみと香典」のサービスボタンであることを判断するときには、ステップ30(図6の処理フロー)に進んで、お悔やみと香典の送付に必要となる情報の入力に用いる入力画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。
すなわち、お悔やみの文章の入力域と、お悔やみ/香典の送信者であるユーザの情報(名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、使用しているカード会社名とそのカード番号)の入力域と、香典の金額の入力域とを持つ、図16に示すようなお悔やみ/香典情報の入力画面を表示するのである。
ここで、このお悔やみ/香典情報の入力画面で、ユーザの使用しているカード会社名とそのカード番号とを入力させる構成を採っているのは、香典と香典の送付手数料とお悔やみの送付手数料とをカード会社を使って決済させるようにする構成を採っているからである。また、お悔やみの文章の作成の便宜を図るために、いくつかの文例を用意する構成を採って、ユーザがその文例を使ってお悔やみの文章を入力できるようにする構成を採っている。
このお悔やみ/香典情報の入力画面に応答して、ユーザがお悔やみ/香典の送付に必要となる情報を入力(お悔やみ/香典の送付先は、死亡広告の一覧で選択された故人の遺族が自動設定される)してそれを送信してくるので、続いて、ステップ31で、そのお悔やみ/香典情報が送られてくるのを待って、そのお悔やみ/香典情報が送られてくると、続くステップ32で、それを受け取ってチェックする。
続いて、ステップ33で、送られてきたお悔やみ/香典情報の確認用返信ファイルを作成し、続くステップ34で、その作成した確認用返信ファイルを送信元の端末2に返信することで、受け取ったお悔やみ/香典情報の確認画面を端末2のディスプレイ画面に表示する。すなわち、図17に示すように、ユーザの入力したお悔やみ/香典情報を表示することで、その確認を求めるのである。
ここで、香典は遺族の指定する銀行口座に振り込むとともに、遺族に対しては香典の書面を送付するシステムを採用しているので、この確認画面では、香典を遺族の指定する銀行口座に振り込むことについても確認を求めている。
この確認画面の表示に応答して、ユーザがお悔やみ/香典情報の確認を送信してくるので、続いて、ステップ35で、その確認の応答をチェックして、その応答がないことを判断するときには、ステップ36に進んで、ステップ33で作成した確認用返信ファイルを削除してから、ステップ9に戻る。
一方、ステップ35で、ユーザからお悔やみ/香典情報の確認が送られてくるを判断するときには、ステップ37に進んで、ステップ33で作成した確認用返信ファイルからお悔やみ/香典情報の受付ファイルを作成し、続くステップ38で、その作成した受付ファイルを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、お悔やみの印刷とその送付とを指示する。
続いて、ステップ39で、その作成した受付ファイルを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、香典金額の銀行振込を指示するとともに、香典の送付用書面の印刷とその送付とを指示して、処理を終了する。
このステップ38及びステップ39での指示を受けて、葬儀サービス提供会社300は、お悔やみの書面を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付し、そして、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座から遺族の指定する銀行口座への香典の振込を指示するとともに、香典の送付用書面を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付し、更に、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からのサービス手数料の振り込みを指示することで、お悔やみと香典の送付を実行する。
このようにして、端末2を操作するユーザは、葬儀サービス提供プログラム102の掲示する死亡広告の一覧から、お悔やみ書面や香典を送付したいという遺族を見つけると、葬儀サービス提供プログラム102の表示する入力画面に必要な情報を入力するだけで、その遺族に対してお悔やみ書面や香典を送付できるようになるのである。
このように、葬儀サービス提供プログラム102は、図3ないし図6の処理フローを実行することで、インターネット3a上でのお悔やみ/香典の送付サービスを実行するように処理することになる。
上述した実施例では、葬儀サービス提供プログラム102は、お悔やみ書面と香典の送付サービスを提供する構成を採ったが、御供物と御供花の送付サービスについても提供することが可能である。
図18ないし図21に、この送付サービスを実現するために葬儀サービス提供プログラム102が実行する処理フローの一実施例を図示する。
次に、この処理フローに従って、お悔やみ書面と香典と御供物と御供花の送付サービスを実現する実施例について説明する。
葬儀サービス提供プログラム102は、ホームページから呼び出される図7に示すような初期画面を表示しているときに、ユーザが「死亡広告」ボタンをクリックすることで死亡広告の表示要求を発行すると、図18ないし図21の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、使用方法について説明する図22に示すような画面を、端末2のディスプレイ画面に表示する。
ここで、この使用方法について説明する画面では、都道府県別のマップから選択された地域内での過去2週間分の死亡広告を検索する「地域検索」ボタンと、指定された死亡者氏名(フリガナ入力可)を持つ死亡広告を検索する「死亡者検索」ボタンと、指定された葬儀日(宗教・宗派を含めること可)を持つ死亡広告を検索する「葬儀日検索」ボタンと、指定されたキーワードを有するプロフィールを持つ死亡広告を検索する「プロフィール検索」ボタンという、4つの検索ボタンを持っている。
続いて、ステップ2で、この表示画面の持つボタンがクリックされるのを待って、ボタンがクリックされると、続くステップ3で、検索ボタンがクリックされたのか否かを判断して、検索ボタン以外のボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ4に進んで、そのクリックされたボタンの指定する処理を行う。
一方、ステップ3で、検索ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ5に進んで、葬儀情報ファイル101に格納される葬儀情報の中から、その検索ボタンにより指定される検索条件を充足する葬儀情報を検索して、それを死亡広告の形で端末2のディスプレイ画面に表示する。すなわち、図23に示すような死亡広告の一覧を、端末2のディスプレイ画面に表示するのである。
ここで、この死亡広告の一覧画面では、各故人に対応付けて、その故人の葬儀の詳細情報の表示を指示する「詳細」ボタンと、その故人の遺族へのお悔やみや香典の送付を指示する「お悔やみ・香典」ボタンと、その故人の遺族への御供物の送付を指示する「御供物」ボタンと、その故人の遺族への御供花の送付を指示する「御供花」ボタンという、4つのボタンを持っている。
これから、続いて、ステップ6で、この死亡広告一覧画面の持つボタンがクリックされるのを待って、ボタンがクリックされると、続くステップ7で、「詳細」ボタンがクリックされたのか否かを判断して、「詳細」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ8に進んで、クリック先の指す故人の葬儀の詳細情報を、端末2のディスプレイ画面に表示する。
すなわち、図9の表示画面の右側部分に示したような情報で構成される故人の葬儀の詳細情報を、端末2のディスプレイ画面に表示するのである。ここで、この表示画面では、死亡広告の一覧画面に戻ることを指示するボタンの他に、図23に示した「お悔やみ・香典」ボタン/「御供物」ボタン/「御供花」ボタンを持っており、これから、ステップ8で、故人の葬儀詳細情報を表示すると、その表示画面の持つ「お悔やみ・香典」ボタン/「御供物」ボタン/「御供花」ボタンがクリックされるのを待つべく、ステップ6に戻るように処理することになる。
一方、ステップ7で、「詳細」ボタン以外のボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ9(図19の処理フロー)に進んで、「お悔やみ・香典」ボタンがクリックされたのか否かを判断して、「お悔やみ・香典」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ10に進んで、お悔やみ・香典の送付サービスの案内画面を、端末2のディスプレイ画面に表示する。
すなわち、手数料などについて説明する図24に示すようなお悔やみ・香典の送付サービスの案内画面(図11に示したものと同一の情報を表示する)を、端末2のディスプレイ画面に表示するのである。
ここで、このお悔やみ・香典の送付サービスの案内画面では、お悔やみと香典の両方を送付することを指示するボタンと、お悔やみのみを送付することを指示するボタンと、香典のみを送付することを指示するボタンという、3つのボタンを持っている。
これから、続いて、ステップ11で、この3つのボタンの内のいずれかがクリックされるのを待って、いずれかのボタンがクリックされたことを判断すると、ステップ12に進んで、そのクリックされたボタンの指定する入力画面を端末2のディスプレイ画面に表示して、お悔やみや香典の送付に必要となる情報を入力する。
すなわち、お悔やみと香典の両方を送付することを指示するボタンがクリックされたことを判断するときには、図25に示すような入力画面(図16に示した入力画面に対応するもの)を表示することで、お悔やみ文と香典金額とを入力する。また、お悔やみのみを送付することを指示するボタンがクリックされたことを判断するときには、図26に示すような入力画面(図12に示した入力画面に対応するもの)を表示することで、お悔やみ文を入力する。また、香典のみを送付することを指示するボタンがクリックされたことを判断するときには、図27に示すような入力画面(図14に示した入力画面に対応するもの)を表示することで、香典金額を入力する。
ここで、図25〜図27に示す入力画面では、送信者情報の入力画面の表示を指示する「送信者情報入力」ボタンの他に、図23に示した表示画面の持つ「御供物」ボタン/「御供花」ボタンを持っている。更に、右上部分に設けられる「リンク」ボタンを使って、図25の入力画面を表示しているときに、図26や図27の入力画面へ移行したり、図26の入力画面を表示しているときに、図25や図27の入力画面へ移行したり、図27の入力画面を表示しているときに、図25や図26の入力画面へ移行できるようになっている。
これから、続いて、ステップ13で、「送信者情報入力」ボタンがクリックされたのか否かを判断して、「送信者情報入力」ボタン以外のボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ14に進んで、そのクリックされたボタンの指定する入力画面を表示して、そのクリックされたボタンの指定する送付物の送付に必要となる情報を入力する。そして、この情報を入力すると、ステップ13に戻るように処理する。
すなわち、「御供物」ボタンがクリックされる場合には、御供物の送付に必要となる情報の入力に用いられる図28に示すような入力画面を表示して、どういう御供物をいくつ送るのかという情報を入力し、また、「御供花」ボタンがクリックされる場合には、御供花の送付に必要となる情報の入力に用いられる図29に示すような入力画面を表示して、どういう御供花をいくつ送るのかという情報を入力することで、お悔やみや香典の送付に必要となる情報に加えて、御供物や御供花の送付に必要となる情報を入力するのである。
一方、ステップ13で、「送信者情報入力」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ15に進んで、依頼元ユーザの情報(図12や図14や図16の入力画面で入力した情報)の入力に用いる図30に示すような入力画面を、端末2のディスプレイ画面に表示することで、依頼元ユーザの名前や住所や電話番号や電子メールアドレスや使用しているカード会社名・カード番号を入力する。
このように、最後にユーザ情報を入力するという方法を用いることで、お悔やみ書面や香典を送付することに加えて、御供物や御供花を送付する場合にも、ユーザ情報を1回だけ入力すれば足りるようになっている。
そして、このステップ15では、この入力したユーザ情報とこれまでの処理で入力した情報とを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、お悔やみ書面や香典の送付を指示(これに加えて、御供物や御供花の送付を指示することもある)して、処理を終了する。
この指示を受けて、葬儀サービス提供会社300は、図3ないし図6の処理フローの実施例で説明したような方法に従って、お悔やみ書面や香典の送付を実行する。
そして、それに加えて、御供物の送付指示があるときには、その送付指示のある御供物を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付し、また、御供花の送付指示があるときには、その送付指示のある御供花を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からの御供物や御供花の代金の振り込みを指示することで、御供物や御供花の送付を実行する。
一方、ステップ9で、「お悔やみ・香典」ボタンがクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ16(図20の処理フロー)に進んで、「御供物」ボタンがクリックされたのか否かを判断して、「御供物」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ17に進んで、御供物の送付に必要となる情報の入力に用いられる図28に示すような入力画面を表示して、どういう御供物をいくつ送るのかという情報を入力する。
ここで、「御供物」の送付に必要となる情報の入力に用いられる図28に示す入力画面では、送信者情報の入力画面の表示を指示する「送信者情報入力」ボタンの他に、「お悔やみ・香典」ボタンと「御供花」ボタンとを持っている。
これから、続いて、ステップ18で、「送信者情報入力」ボタンがクリックされたのか否かを判断して、「送信者情報入力」ボタン以外のボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ19に進んで、そのクリックされたボタンの指定する入力画面を表示して、そのクリックされたボタンの指定する送付物の送付に必要となる情報を入力する。そして、この情報を入力すると、ステップ18に戻るように処理する。
すなわち、「御供花」ボタンがクリックされる場合には、図29に示すような入力画面を表示して、どういう御供花をいくつ送るのかという情報を入力し、また、お悔やみと香典の両方を送付することを指示するボタンがクリックされる場合には、図25に示すような入力画面を表示して、お悔やみ文及び香典金額を入力し、また、お悔やみのみを送付することを指示するボタンがクリックされる場合には、図26に示すような入力画面を表示して、お悔やみ文を入力し、また、香典のみを送付することを指示するボタンがクリックされる場合には、図27に示すような入力画面を表示して、香典金額を入力するのである。
一方、ステップ18で、「送信者情報入力」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ20に進んで、依頼元ユーザの情報の入力に用いる図30に示すような入力画面を、端末2のディスプレイ画面に表示することで、依頼元ユーザの名前や住所や電話番号や電子メールアドレスや使用しているカード会社名・カード番号を入力する。
このように、最後にユーザ情報を入力するという方法を用いることで、御供物を送付することに加えて、お悔やみ書面や香典や御供花を送付する場合にも、ユーザ情報を1回だけ入力すれば足りるようになっている。
そして、このステップ20では、この入力したユーザ情報とこれまでの処理で入力した情報とを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、御供物の送付を指示(これに加えて、お悔やみ書面や香典や御供花の送付を指示することもある)して、処理を終了する。
この指示を受けて、葬儀サービス提供会社300は、その送付指示のある御供物を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からの御供物の代金の振り込みを指示することで、御供物の送付を実行する。
そして、それに加えて、お悔やみ書面や香典の送付指示があるときには、図3ないし図6の処理フローの実施例で説明したような方法に従って、お悔やみ書面や香典の送付を実行し、また、御供花の送付指示があるときには、その送付指示のある御供花を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からの御供花の代金の振り込みを指示することで、御供花の送付を実行する。
一方、ステップ16で、「御供物」ボタンがクリックされたのではないことを判断するとき、すなわち、「御供花」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ21(図21の処理フロー)に進んで、図29に示すような御供花の送付に必要となる情報の入力に用いられる入力画面を表示して、どういう御供花をいくつ送るのかという情報を入力する。
ここで、「御供花」の送付に必要となる情報の入力に用いられる図29に示す入力画面では、送信者情報の入力画面の表示を指示する「送信者情報入力」ボタンの他に、「お悔やみ・香典」ボタンと「御供物」ボタンとを持っている。
これから、続いて、ステップ22で、「送信者情報入力」ボタンがクリックされたのか否かを判断して、「送信者情報入力」ボタン以外のボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ23に進んで、そのクリックされたボタンの指定する入力画面を表示して、そのクリックされたボタンの指定する送付物の送付に必要となる情報を入力する。そして、この情報を入力すると、ステップ22に戻るように処理する。
すなわち、「御供物」ボタンがクリックされる場合には、図28に示すような入力画面を表示して、どういう御供物をいくつ送るのかという情報を入力し、また、お悔やみと香典の両方を送付することを指示するボタンがクリックされる場合には、図25に示すような入力画面を表示して、お悔やみ文及び香典金額を入力し、また、お悔やみのみを送付することを指示するボタンがクリックされる場合には、図26に示すような入力画面を表示して、お悔やみ文を入力し、また、香典のみを送付することを指示するボタンがクリックされる場合には、図27に示すような入力画面を表示して、香典金額を入力するのである。
一方、ステップ22で、「送信者情報入力」ボタンがクリックされたことを判断するときには、ステップ24に進んで、依頼元ユーザの情報の入力に用いる図30に示すような入力画面を、端末2のディスプレイ画面に表示することで、依頼元ユーザの名前や住所や電話番号や電子メールアドレスや使用しているカード会社名・カード番号を入力する。
このように、最後にユーザ情報を入力するという方法を用いることで、御供花を送付することに加えて、お悔やみ書面や香典や御供物を送付する場合にも、ユーザ情報を1回だけ入力すれば足りるようになっている。
そして、このステップ24では、この入力したユーザ情報とこれまでの処理で入力した情報とを指定して、葬儀サービス提供会社300に対して、御供花の送付を指示(これに加えて、お悔やみ書面や香典や御供物の送付を指示することもある)して、処理を終了する。
この指示を受けて、葬儀サービス提供会社300は、その送付指示のある御供花を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からの御供花の代金の振り込みを指示することで、御供花の送付を実行する。
そして、それに加えて、お悔やみ書面や香典の送付指示があるときには、図3ないし図6の処理フローの実施例で説明したような方法に従って、お悔やみ書面や香典の送付を実行し、また、御供物の送付指示があるときには、その送付指示のある御供物を調達して、宅配便会社500などを使ってそれを遺族に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からの御供物の代金の振り込みを指示することで、御供物の送付を実行する。
このようにして、端末2を操作するユーザは、葬儀サービス提供プログラム102の掲示する死亡広告の一覧から、お悔やみ書面や香典や御供物や御供花を送付したいという遺族を見つけると、葬儀サービス提供プログラム102の表示する入力画面に必要な情報を入力するだけで、その遺族に対してお悔やみ書面や香典や御供物や御供花を送付できるようになるのである。
このようなお悔やみ書面や香典や御供物や御供花の送付サービスの他に、葬儀サービス提供プログラム102は、喪主やユーザに対して、様々な葬儀に関するサービスを提供する機能を有している。
例えば、葬儀サービス提供プログラム102は、喪主からの依頼を受けて、会葬お礼や忌明けお礼や年賀欠礼の文面をインターネット3aで閲覧できるようにする機能を有している。
すなわち、葬儀サービス提供プログラム102は、図7に示すような初期画面を表示しているときに、ユーザが「年賀欠礼」ボタンをクリックすることで年賀欠礼の閲覧要求を発行すると、図31に示すように、死亡広告の一覧を表示するとともに、その死亡広告の一覧の中から選択される故人の喪主からの年賀欠礼の御挨拶を、端末2のディスプレイ画面上に表示するという機能を有している。
また、図7に示すような初期画面を表示しているときに、ユーザが「忌明けお礼」ボタンをクリックすることで忌明けお礼の閲覧要求を発行すると、図32に示すように、死亡広告の一覧を表示するとともに、その死亡広告の一覧の中から選択される故人の喪主からの忌明けお礼の御挨拶を、端末2のディスプレイ画面上に表示するという機能を有している。
このようにして端末2のディスプレイ画面に表示されることになる、「年賀欠礼」や「忌明けお礼」や「会葬お礼」の御挨拶は、ユーザからの依頼を受けて、入力端末200を操作するオペレータが葬儀情報入力プログラム104と対話することで作成されて、葬儀情報ファイル101に登録されたり、ユーザが端末2を介して葬儀情報入力プログラム104と対話することで作成されて、葬儀情報ファイル101に登録されることになる。
すなわち、例えば、入力端末200を操作するオペレータは、「忌明けお礼」の御挨拶を葬儀情報ファイル101に登録するときには、葬儀情報入力プログラム104の表示する図33に示すような初期画面から「忌明けお礼入力」を選択することで、図34に示すような忌明けお礼入力画面を開設して、この忌明けお礼入力画面に、依頼元ユーザからの忌明けお礼の文面を入力していくことで、「忌明けお礼」の御挨拶を葬儀情報ファイル101に登録することになる。
ここで、この忌明けお礼入力画面の持つ「登録番号」の入力域には、死亡広告の識別IDとなる登録番号を入力することになる。また、写真や動画のファイル名を入力することで、忌明けお礼からリンクする形で写真や動画を表示できるようになっている。
また、葬儀サービス提供プログラム102は、喪主が電子メールを使って特定のユーザに対して、死亡通知や会葬お礼通知や法要通知や香典お礼通知やお悔やみお礼通知を送信できるようにする機能を有している。
すなわち、葬儀サービス提供プログラム102は、図7に示すような初期画面を表示しているときに、ユーザが「通知サービス」ボタンをクリックすることで、死亡通知や、会葬お礼通知や、法要通知や、香典お礼通知や、お悔やみお礼通知の送信要求を発行すると、図35に示すように、それらの通知の文例を表示しつつ、それらの通知の文章を入力させるとともに、通知先ユーザの電子メールアドレスを入力させる画面を用意することで、それらの通知を特定のユーザに対して電子メールを使って送信していくという機能を有している。
この通知サービスの内、香典お礼通知やお悔やみお礼通知については、葬儀サービス提供プログラム102によりその送付元の電子メールアドレス(香典やお悔やみの送付を依頼したユーザの電子メールアドレス)が取得されているので、依頼元ユーザからの依頼を受けて、入力端末200を操作するオペレータが葬儀情報入力プログラム104と対話することで作成して、それを電子メールを使って送信していくようにしてもよい。
すなわち、例えば、お悔やみの送付元の電子メールアドレスについては、図36に示すように、その一覧が取得されているので、入力端末200を操作するオペレータは、葬儀情報入力プログラム104の表示する図33に示すような初期画面から「お悔やみお礼入力」を選択することで、図37に示すようなお悔やみお礼入力画面を開設して、このお悔やみお礼入力画面に、依頼元ユーザからのお悔やみお礼の文面を入力していくことでお悔やみお礼の文面を作成して、それを取得してある電子メールアドレス宛に送信していくようにしてもよい。
なお、図33に示す初期画面に設けられる「お悔やみ印刷入力」は、喪主へ送付するお悔やみ書面の印刷指示のために設けられている。
以上の説明において、香典の決済方法については、銀行振込を使わずに直接送付する方法を用いてもよい。また、御供物や御供花の送付に際して手数料を要求しないことで説明したが、手数料を要求してもよい。
図38に、葬儀や結婚式などの各種ライフイベントに関するサービスを提供する本発明の一実施例を図示する。
この実施例に従うライフイベントサービス提供装置100aは、インターネット3aを介して接続される端末2のユーザに対して、ライフイベントに関するサービスを提供する処理を行うものであって、ライフイベントサービス取扱会社400aから取得されるライフイベントに関する情報を格納するライフイベント情報ファイル101aと、Web機能及び電子メール機能を使って、ユーザに対してライフイベントに関するサービスを提供するライフイベントサービス提供プログラム102aと、端末2から送られてくる電子メールを格納するメールボックス103aと、ライフイベントサービス取扱会社400aや自装置に備えられる入力端末200aと対話することで、ライフイベント情報ファイル101aにライフイベント情報を登録するなどの処理を行うライフイベント情報入力プログラム104aとを備える。
ここで、図中、図2で説明したものと同じものについては同一の記号で示してあり、300aはライフイベントサービス提供会社である。
また、ライフイベントサービス提供プログラム102aやライフイベント情報入力プログラム104aは、計算機が読み取り可能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納することができる。
ライフイベントサービス提供会社300aは、ライフイベントサービス提供プログラム102aからの指示を受けて、ライフイベントに関する書面(メッセージ)の送付サービス要求があるときには、例えば、その書面を作成し体裁を整えて、宅配便会社500などを使ってそれを送付先に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からライフイベントサービス提供会社300aの銀行口座への手数料の振り込みを指示することで、ライフイベントに関する書面の送付サービスを実行する。
また、ライフイベントサービス提供会社300aは、ライフイベントサービス提供プログラム102aからの指示を受けて、ライフイベントに関する送金サービス要求があるときには、例えば、カード会社600に対して、依頼元ユーザの銀行口座から送付先の銀行口座へのお金の振り込みを指示し、それに合わせて送金の送付用書面(誰からお金が振り込まれたのかを記載する書面)を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを送付先に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からライフイベントサービス提供会社300aの銀行口座への手数料の振り込みを指示することで、ライフイベントに関する送金サービスを実行する。
また、ライフイベントサービス提供会社300aは、ライフイベントサービス提供プログラム102aからの指示を受けて、ライフイベントに関する贈り物の送付サービス要求があるときには、例えば、送付要求のある贈り物を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを送付先に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からライフイベントサービス提供会社300a(あるいは御供物販売会社)の銀行口座への費用の振り込みを指示することで、ライフイベントに関する贈り物の送付サービスを実行する。
図39に、ライフイベントサービス提供プログラム102aが取り扱うライフイベントの一例を図示する。
この図に示すように、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、慶弔に関する様々なライフイベントを取り扱うことになる。
次に、図40ないし図47に示す処理フローに従って、ライフイベントサービス提供プログラム102aの実行する処理について詳細に説明する。
ライフイベントサービス提供プログラム102aは、ホームページから呼び出されると、図40ないし図47の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、端末2のディスプレイに、図48に示すようなライフイベント掲示板画面を表示する。
すなわち、取り扱うライフイベントの一覧を表示するとともに、ライフイベントの検索に用いる検索文字の入力域と、その検索文字を持つライフイベントの検索を指示する「検索ボタン」とを持つライフイベント掲示板画面を表示するのである。
ここで、この実施例では、「検索ボタン」がクリックされたときに実行する検索処理として、ライフイベント掲示板画面に表示される全てのライフイベントを検索対象とすることを想定しているが、どのライフイベントを検索対象とするのかを選択できるようにすることも可能である。
続いて、ステップ2で、ライフイベント掲示板画面の表示するライフイベントがクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ3に進んで、ライフイベント情報ファイル101aから、そのクリックされたライフイベントに関する情報を取得して、それに従って端末2のディスプレイに、そのクリックされたライフイベントの一覧画面(広告一覧画面)を表示する。
例えば、ライフイベント掲示板画面の表示するライフイベント一覧の中から、「結婚」というライフイベントがクリックされるときには、図49に示すように、結婚式場などのライフイベントサービス取扱会社400aから取得される結婚式の広告の一覧を表示するのである。
一方、ステップ2で、ライフイベント掲示板画面の表示するライフイベントがクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ4に進んで、ライフイベント掲示板画面の持つ検索文字入力域への検索文字の入力要求が発行されたのか否かを判断して、その入力要求が発行されたことを判断するときには、ステップ5に進んで、端末2を操作するユーザから入力される検索文字を入力してから、ステップ1に戻る。
一方、ステップ4で、検索文字の入力要求が発行されたのではないことを判断するときには、ステップ6に進んで、ライフイベント掲示板画面の持つ「検索ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないことを判断するときには、ステップ1に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ7に進んで、ライフイベント情報ファイル101aに格納される全ライフイベント情報を検索対象として、入力された検索文字を持つイベントを検索して、端末2のディスプレイに、その検索したライフイベントの一覧画面(広告一覧画面)を表示する。
例えば、「山田」という検索文字が入力されたときには、ライフイベント情報ファイル101aに格納される全ライフイベント情報を検索対象として、「山田」という文字を持つイベントを検索して、図50に示すように、その検索結果のライフイベントの広告の一覧を表示するのである。
ここで、「山口家,近藤家」の結婚式には、「山田」という文字が入っていないが、後述するように、「山口家,近藤家」の結婚式の仲人が「山田太郎」となっているので、「山田」という検索文字により検索されることになる。
このようにして、ライフイベントの広告一覧画面を表示することになるが、この広告一覧画面では、表示するライフイベントの広告を地域順にソートすることを指示する「地域別ボタン」と、表示するライフイベントの広告を日付順にソートすることを指示する「日付ボタン」と、表示するライフイベントの広告を五十音順にソートすることを指示する「五十音ボタン」とを持っている。
そこで、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、ステップ3/ステップ7の処理に従ってライフイベント広告一覧画面を表示すると、続いて、ステップ8(図41の処理フロー)で、ライフイベント広告一覧画面の持つ「地域別ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ9に進んで、表示するライフイベントの広告を地域順にソートしてから、ステップ8に戻る。
一方、ステップ8で、「地域別ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ10に進んで、ライフイベント広告一覧画面の持つ「日付ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ11に進んで、表示するライフイベントの広告を日付順にソートしてから、ステップ8に戻る。
一方、ステップ10で、「日付ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ12に進んで、ライフイベント広告一覧画面の持つ「五十音ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ13に進んで、表示するライフイベントの広告を五十音順にソートしてから、ステップ8に戻る。
一方、ステップ12で、「五十音ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ14に進んで、ライフイベント広告一覧画面の表示するライフイベントがクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないことを判断するときには、ステップ8に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ15に進んで、ライフイベント情報ファイル101aから、そのクリックされたライフイベントに関する詳細情報を取得して、それに従って端末2のディスプレイに、そのクリックされたライフイベントの詳細情報を表示する。
例えば、図49に示す結婚式の広告一覧を表示しているときに、「田中家,安藤家」の結婚式がクリックされるときには、図51に示すように、その「田中家,安藤家」の結婚式の詳細な情報を表示するのである。そして、図50に示すライフイベントの広告一覧を表示しているときに、「山口家,近藤家」の結婚式がクリックされるときには、その「山口家,近藤家」の結婚式の詳細な情報を表示するのである。
このようにして、ユーザの選択したライフイベントについての詳細情報を表示するライフイベント詳細画面を表示することになるが、このライフイベント詳細画面では、そのライフイベントに関するメッセージ(祝電やお悔やみなど)の送信の依頼を指示する「メッセージ送信ボタン」と、そのライフイベントに関する贈り物(お祝いの贈り物や御供物や御供花など)の送付の依頼を指示する「贈り物送信ボタン」と、そのライフイベントに関する送金(お祝金や香典など)の依頼を指示する「送金ボタン」とを持っている。
例えば、結婚式についての詳細情報を表示するライフイベント詳細画面では、図51や図52に示すように、祝電の送信の依頼を指示する「祝電送信ボタン」と、贈り物の送信(送付)の依頼を指示する「贈り物送信ボタン」と、お祝金の送金の依頼を指示する「お祝金送金ボタン」とを持っているのである。
そこで、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、ステップ15の処理に従ってライフイベント詳細画面を表示すると、続いて、ステップ16(図42の処理フロー)で、ライフイベント詳細画面の持つ「メッセージ送信ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ17に進んで、端末2のディスプレイに、メッセージの送信に用いるメッセージ送信画面を表示する。
例えば、結婚式についての詳細情報を表示するライフイベント詳細画面の持つ「祝電送信ボタン」がクリックされるときには、図53に示すような祝電送信用のメッセージ送信画面を表示するのである。
一方、ステップ16で、「メッセージ送信ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ18に進んで、ライフイベント詳細画面の持つ「贈り物送信ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ19に進んで、端末2のディスプレイに、贈り物の送信に用いる贈り物送信画面を表示する。
例えば、結婚式についての詳細情報を表示するライフイベント詳細画面の持つ「贈り物送信ボタン」がクリックされるときには、図54に示すような贈り物送信用の贈り物送信画面を表示するのである。
一方、ステップ18で、「贈り物送信ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ20に進んで、ライフイベント詳細画面の持つ「送金ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないないことを判断するときには、ステップ16に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ21に進んで、端末2のディスプレイに、送金に用いる送金画面を表示する。
例えば、結婚式についての詳細情報を表示するライフイベント詳細画面の持つ「お祝金送金ボタン」がクリックされるときには、図55に示すようなお祝金の送金画面を表示するのである。
このようにして、ライフイベントに関するメッセージ送信画面や贈り物送信画面や送金画面を表示することになるが、このメッセージ送信画面では、図53に示すように、ライフイベントに関するメッセージの入力域(メッセージ欄)と、例文選択用の「例文選択ボタン」と、そのライフイベントに関する贈り物の送付の依頼を指示する「贈り物送信ボタン」と、そのライフイベントに関する送金の依頼を指示する「送金ボタン」と、送信者情報の入力を指示する「送信者情報入力ボタン」とを持っている。
そして、この贈り物画面では、図54に示すように、ライフイベントに関する贈り物の選択用の入力域と、そのライフイベントに関するメッセージの送信の依頼を指示する「メッセージ送信ボタン」と、そのライフイベントに関する送金の依頼を指示する「送金ボタン」と、送信者情報の入力を指示する「送信者情報入力ボタン」とを持っている。
そして、この送金画面では、図55に示すように、ライフイベントに関する送金の金額入力用の入力域と、そのライフイベントに関するメッセージの送信の依頼を指示する「メッセージ送信ボタン」と、そのライフイベントに関する贈り物の送付の依頼を指示する「贈り物送信ボタン」と、送信者情報の入力を指示する「送信者情報入力ボタン」とを持っている。
そこで、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、ステップ17の処理に従ってメッセージ送信画面を表示(贈り物送信画面や送金画面から表示することもある)すると、続いて、ステップ22(図43の処理フロー)で、メッセージ送信画面の持つ「例文選択ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ23に進んで、選択された例文をメッセージ入力域に表示してから、ステップ22に戻る。
一方、ステップ22で、「例文選択ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ24に進んで、メッセージ送信画面の持つメッセージ入力域へのメッセージの入力要求が発行されたのか否かを判断して、その入力要求が発行されたことを判断するときには、ステップ25に進んで、端末2を操作するユーザから入力されるメッセージを入力してから、ステップ22に戻る。
一方、ステップ24で、メッセージの入力要求が発行されたのではないことを判断するときには、ステップ26に進んで、メッセージ送信画面の持つ「贈り物送信ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ27に進んで、入力メッセージを退避してから、端末2のディスプレイに贈り物送信画面を表示する。
一方、ステップ26で、「贈り物送信ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ28に進んで、メッセージ送信画面の持つ「送金ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ29に進んで、入力メッセージを退避してから、端末2のディスプレイに送金画面を表示する。
一方、ステップ28で、「送金ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ30に進んで、メッセージ送信画面の持つ「送信者情報入力ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないことを判断するときには、ステップ22に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ31に進んで、入力メッセージを退避してから、端末2のディスプレイに、送信者情報の入力に用いる図56に示すような送信者情報入力画面を表示する。
また、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、図42のステップ19の処理に従って贈り物送信画面を表示(メッセージ送信画面や送金画面から表示することもある)すると、続いて、ステップ32(図44の処理フロー)で、贈り物送信画面の持つ贈り物選択用入力域に対して数量入力要求が発行されたのか否かを判断して、その入力要求が発行されたことを判断するときには、ステップ33に進んで、端末2を操作するユーザから入力される贈り物の数量を入力し、その贈り物の合計金額を計算し表示してから、ステップ32に戻る。
すなわち、贈り物の数量入力を受け取ることで、どの贈り物を幾つ贈るのかということを決定して、その合計金額を算出するのである。
一方、ステップ32で、数量入力要求が発行されたのではないことを判断するときには、ステップ34に進んで、贈り物送信画面の持つ「メッセージ送信ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ35に進んで、入力数量を退避してから、端末2のディスプレイにメッセージ送信画面を表示する。
一方、ステップ34で、「メッセージ送信ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ36に進んで、贈り物送信画面の持つ「送金ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ37に進んで、入力数量を退避してから、端末2のディスプレイに送金画面を表示する。
一方、ステップ36で、「送金ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ38に進んで、贈り物送信画面の持つ「送信者情報入力ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないことを判断するときには、ステップ32に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ39に進んで、入力数量を退避してから、端末2のディスプレイに、送信者情報の入力に用いる図56に示すような送信者情報入力画面を表示する。
また、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、図42のステップ21の処理に従って送金画面を表示(メッセージ送信画面や贈り物送信画面から表示することもある)すると、続いて、ステップ40(図45の処理フロー)で、送金画面の持つ送金金額入力域に対して送金金額の入力要求が発行されたのか否かを判断して、その入力要求が発行されたことを判断するときには、ステップ41に進んで、端末2を操作するユーザから入力される送金金額を入力し、それを表示してから、ステップ40に戻る。
一方、ステップ40で、送金金額の入力要求が発行されたのではないことを判断するときには、ステップ42に進んで、送金画面の持つ「メッセージ送信ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ43に進んで、入力金額を退避してから、端末2のディスプレイにメッセージ送信画面を表示する。
一方、ステップ42で、「メッセージ送信ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ44に進んで、送金画面の持つ「贈り物送信ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ45に進んで、入力金額を退避してから、端末2のディスプレイに贈り物送信画面を表示する。
一方、ステップ44で、「贈り物送信ボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ46に進んで、送金画面の持つ「送信者情報入力ボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないことを判断するときには、ステップ40に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ47に進んで、入力金額を退避してから、端末2のディスプレイに、送信者情報の入力に用いる図56に示すような送信者情報入力画面を表示する。
このようにして、メッセージ送信画面を表示して、ライフイベントに関するメッセージの送信に必要となる情報を取得し、また、贈り物送信画面を表示して、ライフイベントに関する贈り物の送信(送付)に必要となる情報を取得し、また、送金画面を表示して、ライフイベントに関する送金に必要となる情報を取得すると、それに続けて、図56に示すような送信者情報入力画面を表示することになるが、この送信者情報入力画面では、依頼元となるユーザの個人情報の入力域と、ライフイベントサービス提供会社300aに対する依頼発行を指示する「送るボタン」と、入力された送信者情報の消去を指示する「クリアボタン」とを持っている。
そこで、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、ステップ31/ステップ39/ステップ47の処理に従って送信者情報入力画面を表示すると、続いて、ステップ48(図46の処理フロー)で、送信者情報入力画面の持つ「クリアボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたことを判断するときには、ステップ49に進んで、入力された送信者情報をクリアしてから、ステップ48に戻る。
一方、ステップ48で、「クリアボタン」がクリックされたのではないことを判断するときには、ステップ50に進んで、送信者情報入力画面の持つ送信者情報入力域に対して送信者情報の入力要求が発行されたのか否かを判断して、その入力要求が発行されたことを判断するときには、ステップ51に進んで、端末2を操作するユーザから入力される送信者情報を入力してから、ステップ48に戻る。
一方、ステップ50で、送信者情報の入力要求が発行されたのではないことを判断するときには、ステップ52に進んで、送信者情報入力画面の持つ「送るボタン」がクリックされたのか否かを判断して、クリックされたのではないことを判断するときには、ステップ48に戻り、クリックされたことを判断するときには、ステップ53に進んで、入力した送信者情報を退避してから、端末2のディスプレイに、これまでの処理により入力した情報の確認に用いる図57に示すような送信確認画面を表示する。
この送信確認画面では、図57に示すように、これまでの処理により入力した情報を、ライフイベントサービス提供会社300aに通知することを指示する「Send ボタン」を持っている。
そこで、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、ステップ53の処理に従って送信確認画面を表示すると、続いて、ステップ54(図47の処理フロー)で、送信確認画面の持つ「Send ボタン」がクリックされるのを待って、「Send ボタン」がクリックされたことを検出すると、ステップ55に進んで、送信確認画面で表示する情報を送信情報として登録して、処理を終了する。
このようにして登録された送信情報は、ライフイベントサービス提供会社300aに通知されることになる。
このようにして、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、図48に示すライフイベント掲示板画面を表示しているときに、例えば、結婚というライフイベントがクリックされると、結婚の広告一覧画面を介して処理対象となる結婚式を選択して、図51に示すように、その選択した結婚式の詳細情報について記述する詳細画面を表示する。
そして、その詳細画面から呼び出される図53に示すような祝電の送信画面を使って、依頼先に送る祝電の情報を取得したり、その詳細画面から呼び出される図54に示すような贈り物の送信画面を使って、依頼先に送る贈り物の情報を取得したり、その詳細画面から呼び出される図55に示すようなお祝い金の送信画面を使って、依頼先に送金する金額を取得して、それらの情報を、依頼元となるユーザの送信者情報とともに、ライフイベントサービス提供会社300aに通知していくように処理するのである。
また、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、図48に示すライフイベント掲示板画面を表示しているときに、例えば、葬式というライフイベントがクリックされると、葬式の広告一覧画面を介して処理対象となる葬式を選択して、図58に示すように、その選択した葬式の詳細情報について記述する詳細画面を表示する。
そして、その詳細画面から呼び出される図59に示すようなお悔やみの送信画面を使って、依頼先に送るお悔やみの情報を取得したり、その詳細画面から呼び出される図60に示すような御供物の送信画面を使って、依頼先に送る御供物の情報を取得したり、その詳細画面から呼び出される図61に示すような香典の送金画面を使って、依頼先に送金する香典金額を取得して、それらの情報を、依頼元となるユーザの送信者情報とともに、ライフイベントサービス提供会社300aに通知していくように処理するのである。
また、ライフイベントサービス提供プログラム102aは、図48に示すライフイベント掲示板画面を表示しているときに、例えば、同窓会というライフイベントがクリックされると、同窓会の広告一覧画面を介して処理対象となる同窓会を選択して、図62に示すように、その選択した同窓会の詳細情報について記述する詳細画面を表示する。
そして、その詳細画面から呼び出される図63に示すようなメッセージの送信画面を使って、依頼先に送るメッセージの情報を取得したり、その詳細画面から呼び出される図64に示すような会費の送金画面を使って、依頼先に送金する会費金額を取得して、それらの情報を、依頼元となるユーザの送信者情報とともに、ライフイベントサービス提供会社300aに通知していくように処理するのである。
ライフイベントサービス提供会社300aは、このライフイベントサービス提供プログラム102aからの通知を受けて、ライフイベントに関する書面(メッセージ)の送付サービス要求があるときには、例えば、その書面を作成し体裁を整えて、宅配便会社500などを使ってそれを送付先に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からライフイベントサービス提供会社300aの銀行口座への手数料の振り込みを指示することで、ライフイベントに関する書面の送付サービスを実行する。
また、ライフイベントサービス提供会社300aは、このライフイベントサービス提供プログラム102aからの通知を受けて、ライフイベントに関する送金のサービス要求があるときには、例えば、カード会社600に対して、依頼元ユーザの銀行口座から送付先の銀行口座へのお金の振り込みを指示し、それに合わせて送金の送付用書面(誰からお金が振り込まれたのかを記載する書面)を作成して、宅配便会社500などを使ってそれを送付先に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からライフイベントサービス提供会社300aの銀行口座への手数料の振り込みを指示することで、ライフイベントに関する送金サービスを実行する。
また、ライフイベントサービス提供会社300aは、このライフイベントサービス提供プログラム102aからの通知を受けて、ライフイベントに関する贈り物の送付サービス要求があるときには、例えば、送付要求のある贈り物を手配して、宅配便会社500などを使ってそれを送付先に送付するとともに、カード会社600に対して、依頼元のユーザの銀行口座からライフイベントサービス提供会社300a(あるいは御供物販売会社)の銀行口座への費用の振り込みを指示することで、ライフイベントに関する贈り物の送付サービスを実行する。
以上に説明した実施例では説明しなかったが、ライフイベントサービス提供装置100aは、本発明を実現するために、図65に示すようなデータ構造を持つ管理テーブルを備える構成を採っている。
すなわち、本発明を実現するために、図65(a)に示すように、ライフイベントの詳細情報に対応付けて、メッセージをどういう名称でどこに送るのかという情報と、贈り物をどういう名称でどこに送るのかという情報と、お金をどういう名称でどこに送るのかということなどについて管理する管理テーブルを備えるとともに、図65(b)に示すように、送信者の情報に対応付けて、どういうメッセージを送信するのかという情報と、どういう贈り物をいくつ送るのかという情報と、いくらの金額を送金するのかということなどについて管理する管理テーブルを備える構成を採っている。
図示実施例に従って本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施例では、ライフイベントサービス提供会社300aは、ライフイベントに関するメッセージを宅配便会社500などを使って送付先に送付することで説明したが、電子メールの形で送付先に送信することでもよい。