JP2004092253A - 足場部材連結装置における連結構造および接続部 - Google Patents

足場部材連結装置における連結構造および接続部 Download PDF

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Abstract

【課題】接続された手摺に作用する水平面内における回転力を十分に吸収でき、また、フランジ部に対する接続部の間隔を一定にすることのできる連結構造および接続部を提供する。
【解決手段】接続部3は、平行な接続片31,32とその中間に配置される連続片33とで構成されている。接続片は、円管状の支柱1に設けられる鍔状のフランジ部2に対して上下に配置されつつ楔5によって係止され、連続片33には手摺部4が固着される。接続片の各先端縁部31aは弧状の支柱当接部が設けられている。一方の接続片の両側縁部には、均等に突出する突出片34a,34bが他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設されている。この突出片の少なくとも一方には、支柱当接部から所定間隔を有する位置で突出するストッパ36a,36bが設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築現場等において仮設される足場の支柱と手摺との連結装置に関し、特に、その連結構造および連結装置に使用する接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、足場の支柱と手摺とを連結する装置としては、特開平6−42168号公報において開示されるものがあった。この技術は、図9に示すように、支柱101の横断面の中心を通る径方向線上に手摺104が配置されるとともに、上記支柱101の横断面の中心を通り且つ上記手摺104の軸線と平行な仮想の線を基準線Aとし、接続部103には、基準線Aの近辺を境界として一方側に偏倚して支持部110が形成され、楔105は上記支持部110に設けられ、上記支持部110は、上記楔105と上記支柱101の横断面中心とを結ぶ仮想線Cを挟んで少なくとも2点において上記支柱101の外周面に当接するとともに、その当接点の少なくとも1点は基準線A上またはその近辺に設けられてなることを要旨とするものであった。
【0003】
そして、上記技術は、水平面内における手摺104の回転に対する連結力を向上させるために開発されたものであって、接続部103の先端が支柱101の外周面に対し、楔105と支柱101の横断面中心とを結ぶ仮想線Cを挟む少なくとも2点で当接するように構成したものであるが、これは、手摺104に対して水平面内に作用する回転力が楔105を中心とする回転力となって接続部103の先端に作用するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記技術は、支柱101の外周面に対し、楔105を中心として両側に当接点を設けた構成であるため、水平面内における手摺104の回転力が支柱101に作用する場合、楔105を中心とするてこの原理により支柱101の表面に強大な力が作用することとなっていた。しかも、一般的な支柱101は小径の円管状で構成されるものであるため、上記当接点は、この小径円管の外周上の限られた位置において当接せざるを得ず、上記回転力が集中することとなっていた。また、接続部103の先端の形状を上記支柱101の外周面に合致する弧状に成形した場合であっても、上記当接点の最も離れた両端間距離には限度があり、水平面内における回転力により、支柱101を変形または破損させる原因となっていた。
【0005】
また、上記従来技術では、断面コ字形の接続部103を使用するものであるところ、この接続部103が楔105によってフランジ部102に接続されるのは、フランジ部102の係合孔108と接続部103の係合孔106,107に楔105を係入することによって、フランジ部102の係合孔108の周辺側内面と、接続部103の係合孔106,107の支柱側内面とが、単一の楔105に対してそれぞれ反対側の表面に当接して両者の間隔が拡幅されるためであって、支柱101に溶接されるフランジ部102を基準として接続部103を支柱101の表面に向けて強く押圧されることによるものである。しかし、フランジ部102がコ字形接続部103の一方側にあまりに近接する場合は、接続部103の他方側がフランジ部102から遠距離となり、この接続部103の他方側に対する楔105の効果が軽減されるものであった。そして、フランジ部102に対して上記接続部103を所定間隔で接続するために、当該接続部103の一方側にスペーサ120を設ける方法もあるが、このスペーサ120は、単に接続部103の接続位置を調整するためのものであって、コ字形接続部103の両側とフランジ部102との間隔を常時一定にすることは容易ではなかった。
【0006】
本発明は、上記諸点にかんがみてなされたものであって、その目的とするところは、接続された手摺に作用する水平面内における回転力を十分に吸収でき、また、フランジ部に対する接続部の間隔を一定にすることのできる連結構造および接続部を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、連結構造にかかる本発明は、円管状の支柱に手摺部を連結する足場部材連結装置であって、上記支柱に設けられた鍔状のフランジ部と、このフランジ部の適宜個所に設けられた係合孔と、上記フランジ部の上下に平行して配置される2枚の接続片および該両接続片の中間に配置される連続片で構成された略コ字形の接続部と、この接続部の両接続片に設けられた係合孔と、この両係合孔および上記フランジ部の係合孔を同時に貫挿する楔とからなり、上記接続部の連続片に手摺部が固着されるとともに、該接続部が上記フランジ部を跨いだ状態で装着される足場部材連結装置において、上記接続部は、上側の接続片の両側縁部に均等な肉厚で設けられたフランジ表面当接部と、この接続片の両側縁部の少なくとも一方に、上記フランジ表面当接部よりも下方に配置されたフランジ端面当接部とを備えた接続部であり、上記フランジ部を跨いだ状態で上記接続部を装着するとき、上記フランジ表面当接部の双方が上記フランジ部の表面に当接して、フランジ部表面に対して接続片を平行に支持し、上記楔を上記接続片およびフランジ部の係合孔に貫挿するとき、上記両接続片の先端縁部が上記支柱の表面に当接するとともに、上記フランジ端面当接部が上記フランジ部の外周端面に当接して、上記接続部を支柱方向に支持してなることを特徴とする連結構造を要旨とするものである。
【0008】
一方、接続部にかかる本発明は、円管状の支柱に設けられる鍔状のフランジ部の上下に平行して配置される接続片と、手摺部の固着を許容するとともに上記接続片の中間に配置される連続片とからなる略コ字形の接続部において、上記接続片の各先端縁部を弧状にしてなる支柱当接部を設け、一方の接続片の両側縁部に沿って均等に突出する突出片を他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設し、この突出片の少なくとも一方に上記支柱当接部から所定間隔を有する位置で該突出片よりもさらに突出するストッパを設けたことを特徴とする接続部を要旨とするものである。
【0009】
そして、前記接続片および連続片は、適宜肉厚を有する板状部材を2個所で折曲して構成することができ、前記突出片およびストッパは、上記接続片の両側縁部において折曲して構成することができる。
【0010】
また、接続部にかかる本発明では、円管状の支柱に設けられる鍔状のフランジ部の上下に平行して配置される接続片と、手摺部の固着を許容するとともに上記接続片の中間に配置される連続片とからなる略コ字形の接続部において、上記接続片の各先端縁部を弧状にしてなる支柱当接部を設け、一方の接続片の両側縁部に沿って均等に突出する突出片を他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設し、上記連続片の両側縁部のうち少なくとも一方に上記支柱当接部から所定間隔を有するストッパを設けたことを特徴とする接続部をも要旨としている。
【0011】
上記の場合、接続片および連続片は、適宜肉厚を有する板状部材を2個所で折曲して構成することができるとともに、突出片は、上記接続片の両側縁部において折曲して構成されものであり、ストッパは、上記連続片の両側縁部の少なくとも一方において折曲して構成されるものとすることができる。
【0012】
さらに、接続部にかかる本発明は、円管状の支柱に設けられる鍔状のフランジ部の上下に平行して配置される接続片と、手摺部の固着を許容するとともに上記接続片の中間に配置される連続片とからなる略コ字形の接続部において、一方の接続片の両側縁部に沿って均等に突出する突出片を他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設し、上記双方の接続片の各先端縁部に弧状を形成してなる弧状部と少なくとも一方の上記突出片の一端面とで構成される支柱当接部を設け、上記弧状部から所定間隔を有する位置に突出するストッパを上記突出片の少なくとも一方の側に設けたことを特徴とする接続部を要旨とする。
【0013】
上記の場合、支柱当接部は、上記両弧状部に構成される端面と、上記接続片の両側縁部に設けられる突出片のうち、一方の突出片の一端部が該突出片を有する接続片の弧状部に連続して構成される端面とで構成することができ、このとき、ストッパは、上記突出片のうちの他方の突出片に設けられてなることが好ましい。
【0014】
また、上記接続部は、所定の肉厚を有する1枚の板状部材で構成された接続部とすることができる。この場合、上記板状部材は、2つの接続片予定部と、この接続片予定部の中間に配置される連続片予定部と、一方の接続片予定部の両側縁部に連続する長方形状の突出片予定部と、この突出片予定部の少なくとも一方に連続するストッパ予定部とを有しており、上記2つの接続片予定部と上記連続片予定部との境界を基準としてそれぞれ直角に折曲して断面略コ字形を形成するとともに、突出片予定部が設けられている接続片予定部と該突出片予定部との境界を基準として上記コ字形内側に向けて直角に折曲して構成することができる。
【0015】
また、上記のように1枚の板状部材で接続部を構成する場合、長方形状の突出片予定部は、一方の接続片予定部の両側縁部に連続して設け、ストッパ予定部は、連続片予定部の片側端縁部に連続して設けてもよい。
【0016】
さらに、1枚の板状部材で接続部を構成する場合、上記板状部材は、2つの接続片予定部と、この接続片予定部の中間に配置される連続片予定部と、一方の接続片予定部の片側縁部に連続するとともに該接続片予定部の先端縁部に連続する端縁を有する長方形状の第一突出片予定部と、この第一突出片予定部が設けられた接続片予定部の反対側縁部に連続する第二突出片予定部と、この第二突出片予定部に連続するストッパ予定部とを有しており、上記2つの接続片予定部と上記連続片予定部との境界を基準としてそれぞれ直角に折曲して断面略コ字形を形成するとともに、突出片予定部が設けられている接続片予定部と該突出片予定部との境界を基準として上記コ字形内側に向けて直角に折曲して構成することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の連結構造は、図1(a)および(b)に示すように、足場を構成する鉛直方向の支柱1に対して、鍔状のフランジ部2が所定の位置に溶接されており、一方、フランジ部2を跨いだ状態に配置される接続部3には、手摺4が溶接されており、上記フランジ部2と接続部3とを楔5により接続することによって、支柱1に手摺4を連結するものである。ここで使用される接続部3は、本発明にかかる接続部の実施形態であり、これは、上部接続片31と下部接続片32とが平行となるように配置されているとともに、両接続片31,32の中間に連続片33が設けられ、全体が略コ字形に形成されている(図1(a)参照)。両接続片31,32の先端には、弧状に成形された弧状部31a,32aが設けられており、支柱1の表面に当接できる部分が構成されている(図1(b)参照)。なお、上記連続片33は、上部接続片31と下部接続片32とを連続させる部材であるとともに、手摺4が固着されることによって手摺4を連続する部材としても機能するものである。
【0018】
この接続部3の上部接続片31の両側には、下向きに突出する長方形状の突出片34a,34bが設けられ、この突出片34a,34bは、均等な高さに構成されており、その下側端縁35a,35bが上記両側の端縁に対して平行に維持されている。このように構成される突出片34a,34bの下側端縁35a,35bは、接続部3がフランジ部2に装着されるとき、フランジ部2の上部表面21に当接し、フランジ部2の上部表面21と上部接続片31との間に所定の間隔を設けるとともに、両者を平行に配置することができるものである。この突出片34a,34bがフランジ部2に当接するフランジ表面当接部を構成するのである。
【0019】
また、この突出片34a,34bには、当該突出片34a,34bよりもさらに下方へ突出させたストッパ36a,36bが一体的に構成されている。従って、接続部3をフランジ部2に装着するとき、上記ストッパ36a,36bがフランジ部2の外側端面22に当接するように構成されているのである。このストッパ36a,36bは、上部接続片31の弧状部31aが支柱1の表面に当接する状態において、フランジ部2の外側端面22に当接するものであり、フランジ端面当接部を構成するものである。
【0020】
上記接続片31,32の弧状部31a,32aは、当該接続片31,32の先端に部分的に形成されており、支柱2の限られた表面に当接させるため、当該接続部31,32は、連続片33から弧状部31a,32aに向けて先細り形状になっている。そこで、接続片31,32は、その両端縁のうちの一方を手摺4の軸線に対して斜状に構成しており、また、他方については、その先端が斜めに切除されて、支柱1の表面に当接しない先端部分31b,32bが設けられている。従って、上記斜状に構成された端縁に設けられる突出片34aは、当該突出片34aの支柱側端縁34c(図1(a)参照)が、支柱2の表面に当接できるように構成することが可能となっているのである。
【0021】
なお、上記接続部3は、その両接続片31,32に係合孔6,7が設けられており、この係合孔6,7は、同じ形状のものが上下方向に一致する位置に設けられている。一方、フランジ部2には、接続部3が装着されるとき、当該接続部3に設けた係合孔7,8の中間に配置される係合孔8が設けられており、接続部3フランジ部2に装着した状態で楔5を貫挿できるようになっているのである。また、上記楔5を貫挿したとき、支柱1の表面に対向する楔5の端面は、接続片3の係合孔6,7の内側に当接し、その反対側の端面は、フランジ部2の係合孔8の内側にのみ当接するのである。従って、上記楔5を下方へ移動させることにより、当該楔5が、フランジ部2の係合孔8の内側を基準として、その上下方向に配置させる当接片31,32の係合孔6,7の内側を支柱1に向けて押圧することとなるのである。このように、フランジ部2に対して接続部3を接続することにより、足場部材として使用される支柱1と手摺4との連結が可能となるのである。
【0022】
上記のような接続部3は、図2に示すように、1枚の板状部材を折曲して構成することができるものである。即ち、上記接続部3は上部接続片31、下部接続片32および連続片33をコ字形に成形してなるものであるところ、1枚の板状部材を2個所で折曲することによりコ字形を構成するのである。そのため、連続片33を構成するための連続片予定部133を中央に配置するとともに、上部接続片31を構成するための上部接続片予定部131と、下部接続片32を構成するための下部接続片予定部132とを、上記連続片予定部133の両側に配置するのである。このとき、両方の接続片予定部131,132には、弧状部予定部131a,132aが構成され、この弧状部予定部131a,132aは、双方ともに連続片予定部133とは反対側に配置されている。従って、両接続片予定部131,132によって平行な接続片31,32が構成されるとき、両弧状部予定部131a,132aが同一の方向に向かう弧状部31a,32aとして構成されるのである。また、上部接続片予定部131の両側には、突出片予定部134a,134bが設けられ、この突出片予定部134a,134bを折曲して突出片34a,34bを構成することができるのである。さらに、この上記突出片予定部134a,134bの一部には、ストッパ予定部136a,136bが一体的に構成されており、上記突出片34a,34bを構成するために、突出片予定部134a,134bを折曲するとき、ストッパ36a,36bが同時に構成されるのである。
【0023】
上記のような板状部材を折曲して接続部3を構成する場合、まず、一方の接続片予定部131と連続片予定部133との境界線Aを基準にして直角に折曲し、また、他方の接続片予定部132と連続片予定部133との境界線Bを基準にして直角に折曲するのである。上記折曲により、両接続片予定部131,132および連続片予定部133によってコ字形を形成するのである。さらに、突出片34a,34bおよびストッパ36a,36bを構成する場合は、上部接続片予定部131と突出片予定部134a,134bとの境界線C,Dを基準にして、直角に折曲するのである。
【0024】
上記の折曲角度は、それぞれ直角にするものであるが、このとき、両接続片予定部131,132と連続部予定部133との境界線A,Bでの折曲は、図3(a)に示すように、両接続片31,32が対向するような向きに、それぞれ直角に折曲するのである。このように折曲すれば、両接続片31,32の表面を平行に構成することができるのである。一方、上部接続片予定部31と突出片予定部134a,134bとの境界線C,Dでの折曲は、図3(b)に示すように、突出片34a,34bの各端縁35a,35bが下部接続片32を向くように、かつ両突出片34a,34bが対向するように、それぞれ直角に折曲するのである。このように折曲することにより、両突出片34a,34bの各端縁35a,35bが、所定の肉厚に応じてフランジ部2(図1)の表面に当接できる面を構成することができるのである。これと同時に、ストッパ36a,36bが、突出片34a,34bに下向きに構成されることとなるのである。
【0025】
なお、上記の両接続片予定部131,132には、係合孔予定部106,107が相互に対称となるように設けられており、上記のように境界線A,Bを基準として接続片予定部131,132と連続片予定部133とを折曲するとき、上記係合孔予定部106,107は、対向する位置において同じ形状の係合孔6,7を構成することとなる。
【0026】
本実施形態は上記のような構成であるので、本実施形態の連結構造を実現する場合の使用態様にあっては、まず、図4に示すように、接続部3の上部接続片31をフランジ部2の上方に、下部接続片32をフランジ部2の下方に配置し、手摺4の軸線Xを支柱1の中心Yに向けつつ、接続片31,32の弧状部31a,31bを支柱1の表面に当接するように移動させ、上部接続片31の係合孔6とフランジ部2に設けられる係合孔8との位置を概ね合致させるのである。
【0027】
この状態では、図5に示すように、上部当接部31の両側に設けられている突出片34a,34bがフランジ部2の上面21に当接することとなり、フランジ部2に対する位置関係を調整しつつ接続部3を配置させることができる。また、当接部31,32の弧状部31a,32aを支柱1の表面に当接させるとき、ストッパ36a,36bがフランジ部2の周辺端面22に当接するのである。このように配置した状態で、上部接続片31の係合孔6から楔5を係入し、この楔5を、さらにフランジ部2の係合孔8および下部接続片32の係合孔7をも貫挿させることにより、フランジ部2と接続部3とを固定するのである。
【0028】
このとき、楔5の鉛直表面51を支柱1の側に向け、斜状表面52をその反対側とすることにより、係入された楔5の斜状表面52は、フランジ部2の係合孔8の周辺側端面81に当接し、一方、鉛直表面51は、両接続片31,32の係合孔6,7の支柱側端面61,71に当接することとなる。従って、楔5の貫挿は、フランジ部2の係合孔8の周辺側端面81を基礎として、その上下両方に配置される当接部31,32の係合孔6,7の支柱側端面61,71を支柱2の方向へ押しつけることとなり、接続片31,32の先端31a,32aが支柱2の表面に押圧され、かつ、ストッパ36a,36bがフランジ部2の外周端面22により押圧されて、接続部3の全体をフランジ部2に固定するのである。
【0029】
上記のように、突出片34a,34bをフランジ部2の上面21に当接することにより、上部接続片31は、フランジ部2の上面21に対して平行な状態となり、また、フランジ部2の上面21と上部接続片31とを適当な間隔で配置できることとなるのである。そして、上部接続片31の下部を構成している突出片34a,34bの端縁全体が、フランジ部2の上面21に当接するので、楔5による固定に際しては、フランジ部2と接続部3とを密着させた状態となるのである。このため、手摺4に対して支柱2を中心とする鉛直平面内における回転力が作用する場合、これに抗する摩擦力により、上記回転力に耐えることができる。
【0030】
また、楔5により固定される接続部3は、その接続部3に設けられているストッパ36a,36bがフランジ部2の外周端面22に当接するため、接続片31,32の弧状部31a,32aが支柱1の表面に当接するとともに、フランジ部2の外周端面22において比較的幅広な位置で当接できることとなるのである。従って、手摺4に対して支柱2を中心とする水平面内における回転力が作用する場合には、上記支柱1の表面に当接する弧状部31a,32aが上記回転力に抗すると同時に、ストッパ36a,36bがフランジ部2の周辺端面22を支持して上記回転力に抗することができるのである。なお、接続片31,32の弧状部31a,32aが支柱2の表面に当接する場合、一方の突出片34aの支柱側端面34cも同時に支柱2の表面に当接することとなる(図1参照)。この場合、支柱1の表面に対して比較的広い面積が当接することとなるので、支柱1の表面に作用する鉛直平面内または水平面内における回転力に抗することができるものである。
【0031】
次に、接続部にかかる発明の第二の実施形態について説明する。本実施形態は、図6に示すように、第一の実施形態と概ね同様であって、平行な2枚の接続片231,232と、この中間に配置される連続片233とにより、略コ字形の接続部203が構成されていることは第一の実施形態と同様である。また、本実施形態においても、上部接続片231の両側縁部に突出片234a,234bが設けられており、接続部203を装着するとき、突出片234a,234bの下端面がフランジ部2(図1)の表面に当接できるようになっている。
【0032】
そこで、本実施形態においては、ストッパ236bが、片方の突出片234bにのみ設けられているのである。このように構成することにより、接続部203をフランジ部2に設置するとき、片方に設けたストッパ236bのみがフランジ部2の外側端面22に当接することとなる。しかしながら、他方の突出片234aは、接続片231の先端の弧状部231aに至る範囲に設けられており、当該突出片234aの先端側端面234cは、上記弧状部231aの端面とともに支柱1の表面に当接できるように構成されている。従って、接続部203の装着には、片方の突出片234bに設けられたストッパ234bと、他方の突出片234aの先端側端面234cとによって、その装着位置が決定されることとなるのである。
【0033】
また、本実施形態の接続片231,232は、ストッパ234bが設けられていない側の端縁が、手摺204の軸線に対して斜状に構成されており、弧状部231a,232aは、上記手摺204の軸線に対して偏倚している。従って、接続部203をフランジ部に装着するとき、上記弧状部231a,232aは、手摺204の軸線から偏った状態で支柱の表面に当接することとなるものである。
【0034】
本実施形態は、上記のような構成であるので、図7に示すように、予め設置された支柱201,301の間に手摺204を連結する際に効果を有する。即ち、本実施形態の使用態様は、図示のとおり、手摺204の両端に上記接続部203が設けられ、予め設置された支柱201,301を容易に移動または変形させることができない場合、手摺204の両端に接続部203,203が固着され、この両接続部203,203を両側の支柱201,201のフランジ部202,202の付近に配置し、この状態で手摺204を回転させることによって、両接続部203,203をフランジ部202,202に装着するのである。
【0035】
そこで、上述のとおり、本実施形態の接続片231,232は、その両端縁の一方を斜状にしており、この端縁側から支柱201に向けて移動させることにより、弧状部231a,232aを支柱201の表面に当接することができるのである。即ち、接続片231の端縁の一方を斜状に構成したことにより、弧状部231a,232aは手摺204の軸線に対して偏倚しており、当該弧状部231a,232aの斜状端縁側の先端から連続片233までの直線的な距離を短くすることができるのである。一方、偏倚した弧状部231a,232aの他方端縁側の先端は、連続片233から長く構成されることとなり、上記接続部203をフランジ部202に装着する際、支柱201の表面に衝突する状態で当接可能となるのである。また、このような衝突の際には、一方の突出片234bに設けられているストッパ236bが、フランジ部202の外周表面に当接することとなり、上記衝突を緩和するとともに、このストッパ236bの当接により、フランジ部2と接続部203との装着位置が決定されるのである。なお、上記斜状端縁における突出片234aには、ストッパが設けられていないことから、手摺204を回転させて接続部203をフランジ部202に装着する際に、その障害となる部材が存在せず、容易に装着し得ることとなる。
【0036】
なお、上記のような接続部203を構成する場合であっても、第一の実施形態と同様に、一枚の板状部材を使用することができる。この場合、図2における突出片予定部134a,134bに設けられるストッパ予定部136a,136bのうち、片方の突出片予定部134bにのみストッパ予定部136bを設けることにより、接続片予定部131との境界線C,Dを基準に折曲したとき、接続片231の片方にのみストッパ236bを設けることができるのである。また、図2において、斜状端縁側に設けられる突出片予定部134aのうち、弧状部予定部131aに連続する端縁134cは、支柱側端縁予定部として構成されるものであり、突出片予定部134aを接続片予定部131との境界線Cを基準として折曲することにより、弧状部231aと連続して支柱当接部を構成するのである。
【0037】
以上のとおり、本実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々なる態様をとり得ることが可能である。例えば、図7(a)に示すように、当接部303をその鉛直方向略中央においてフランジ部302に連結されるように構成する場合は、突出片334を大きく下向きに構成し、かつ、フランジ部302の周辺端面に当接できる位置においてストッパ336が当接できるように構成ればよいのである。この場合、ストッパ336は、上記突出片334に連続して設けるように構成できるが、接続片333に設ける構成とすることも可能である。
【0038】
上記のような接続部303を構成するためには、既述のとおり(図2)、1枚の板状部材を使用し、これを折曲して構成することが可能である。この場合、突出片予定部134a,134bと、これに連続して設けられるストッパ予定部136a,136bの各寸法を変更することで対応することができる。また、図7(b)に示すように、上部接続片予定部431には、突出片予定部434a,434bのみを連続して設け、ストッパ予定部436a,436bは、連続片予定部433の両側に設けられる構成とすることも可能である。この場合、ストッパ予定部436a,436bを折曲する場合は、既述の境界線とは異なる境界線E,Fを基準として折曲することとなる。なお、下部接続片232および下部接続片予定部432は、既述の実施形態と変更はないものである。
【0039】
また、実施形態においては、楔5による固定方法を従来と同種に構成しているが、これは同一の楔5を使用して本実施形態を実現させることができるように構成したためである。従って、上述した上下の接続片31,32に設けられる係合孔6,7およびフランジ部2に設けられる係合孔8についても、基本的には従来と同様の構成を用いたものとなっている。しかしながら、従来技術よりも好適な固定手段を採用できるのであれば、その固定手段を採用することは当然に可能なものである。
【0040】
さらに、ストッパ36a,36bは、接続片31,32が支柱1の表面に当接したときフランジ部2の外周端面22に当接できる位置に設けられているのであるが、この位置は、支柱1に溶接されるフランジ部2の形状または大きさによって左右されるため、連結装置に使用されるフランジ部2の種類等に応じて適宜変更されるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明の連結構造によれば、支柱に固定されているフランジ部の両側に、断面略コ字形に形成された接続部の2枚の接続片を配置しつつ、その先端を支柱表面に当接させるようにして装着する際、フランジ部の上方に位置する上部接続片に設けられたフランジ表面当接部が、フランジ部の上面に当接することとなり、当該フランジ部に対して所定間隔を有しつつ上部接続片を配置することができる。これにより、支柱表面に当接する接続片先端と、楔部によって係止されるフランジ部との間に、十分な間隙を有することとなるため、固定部材であるフランジ部を基礎とする係止状態が向上するものである。また、同時に所定の間隔を有しつつ上部接続片が装着されるため、手摺が各支柱によって支持される高さを均等にすることができるのである。
【0042】
また、本発明の連結構造によれば、上部接続片の両側に設けられているフランジ表面当接部には、さらにフランジ端面当接部が設けられており、上部接続片の両側下部において、フランジ端面当接部がフランジ部の外周端面に当接することにより、水平方向に分散した2点で上部接続片とフランジ部が当接することとなり、手摺に対して水平面内の回転力が作用した場合、従来の支柱と接続片先端との当接に加えて上記回転力に耐えることができるものである。
【0043】
さらに、本発明の接続部によれば、上記連結構造に使用し得る接続部を構成することができるものであり、また、1枚の板状部材を折曲することにより当該接続部を設けることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結構造および接続部にかかる実施形態の概略を示す説明図である。
【図2】接続部にかかる実施形態の展開図である。
【図3】接続部の製造手順を示す説明図である。
【図4】使用態様を示す説明図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
【図6】接続部にかかる第二の実施形態を示す説明図である。
【図7】接続部にかかる第二の実施形態の使用態様を示す説明図である。
【図8】他の実施形態を示す説明図である。
【図9】従来の連結構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支柱
2 フランジ部
3 接続部
4 手摺
5 楔
6,7,8 係合孔
21 フランジ部上面
22 フランジ部外周端面
31 上部接続片
31a,31b 接続片先端
32 下部接続片
33 連続片
34a,34b 突出片
35a,35b 突出片下側端縁
36a,36b ストッパ
131 上部接続片予定部
132 下部接続片予定部
133 連続片予定部
134a,134b 突出片予定部
136a,136b ストッパ予定部

Claims (10)

  1. 円管状の支柱に手摺部を連結する足場部材連結装置であって、上記支柱に設けられた鍔状のフランジ部と、このフランジ部の適宜個所に設けられた係合孔と、上記フランジ部の上下に平行して配置される2枚の接続片および該両接続片の中間に配置される連続片で構成された略コ字形の接続部と、この接続部の両接続片に設けられた係合孔と、この両係合孔および上記フランジ部の係合孔を同時に貫挿する楔とからなり、上記接続部の連続片に手摺部が固着されるとともに、該接続部が上記フランジ部を跨いだ状態で装着される足場部材連結装置において、上記接続部は、上側の接続片の両側縁部に均等な肉厚で設けられたフランジ表面当接部と、この接続片の両側縁部の少なくとも一方に、上記フランジ表面当接部よりも下方に配置されたフランジ端面当接部とを備えた接続部であり、上記フランジ部を跨いだ状態で上記接続部を装着するとき、上記フランジ表面当接部の双方が上記フランジ部の表面に当接して、フランジ部表面に対して接続片を平行に支持し、上記楔を上記接続片およびフランジ部の係合孔に貫挿するとき、上記両接続片の先端縁部が上記支柱の表面に当接するとともに、上記フランジ端面当接部が上記フランジ部の外周端面に当接して、上記接続部を支柱方向に支持してなることを特徴とする連結構造。
  2. 円管状の支柱に設けられる鍔状のフランジ部の上下に平行して配置される接続片と、手摺部の固着を許容するとともに上記接続片の中間に配置される連続片とからなる略コ字形の接続部において、上記接続片の各先端縁部を弧状にしてなる支柱当接部を設け、一方の接続片の両側縁部に沿って均等に突出する突出片を他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設し、この突出片の少なくとも一方に上記支柱当接部から所定間隔を有する位置で該突出片よりもさらに突出するストッパを設けたことを特徴とする接続部。
  3. 前記接続片および連続片は、適宜肉厚を有する板状部材を2個所で折曲して構成されてなるとともに、前記突出片およびストッパは、上記接続片の両側縁部において折曲して構成してなる請求項2記載の接続部。
  4. 円管状の支柱に設けられる鍔状のフランジ部の上下に平行して配置される接続片と、手摺部の固着を許容するとともに上記接続片の中間に配置される連続片とからなる略コ字形の接続部において、上記接続片の各先端縁部を弧状にしてなる支柱当接部を設け、一方の接続片の両側縁部に沿って均等に突出する突出片を他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設し、上記連続片の両側縁部のうち少なくとも一方に上記支柱当接部から所定間隔を有するストッパを設けたことを特徴とする接続部。
  5. 前記接続片および連続片は、適宜肉厚を有する板状部材を2個所で折曲して構成されてなるとともに、前記突出片は、上記接続片の両側縁部において折曲して構成してなる突出片であり、前記ストッパは、上記連続片の両側縁部の少なくとも一方において折曲して構成してなるストッパである請求項4記載の接続部。
  6. 円管状の支柱に設けられる鍔状のフランジ部の上下に平行して配置される接続片と、手摺部の固着を許容するとともに上記接続片の中間に配置される連続片とからなる略コ字形の接続部において、一方の接続片の両側縁部に沿って均等に突出する突出片を他方の接続片に対向する向きにそれぞれ突設し、上記双方の接続片の各先端縁部に弧状を形成してなる弧状部と少なくとも一方の上記突出片の一端面とで構成される支柱当接部を設け、上記弧状部から所定間隔を有する位置に突出するストッパを上記突出片の少なくとも一方の側に設けたことを特徴とする接続部。
  7. 前記支柱当接部は、前記両弧状部に構成される端面と、前記接続片の両側縁部に設けられる突出片のうち、一方の突出片の一端部が該突出片を有する接続片の弧状部に連続して構成される端面とからなる支柱当接部であり、前記ストッパは、上記突出片のうちの他方の突出片に設けられてなる請求項5記載の接続部。
  8. 前記接続部は所定の肉厚を有する1枚の板状部材で構成された接続部であって、上記板状部材は、2つの接続片予定部と、この接続片予定部の中間に配置される連続片予定部と、一方の接続片予定部の両側縁部に連続する長方形状の突出片予定部と、この突出片予定部の少なくとも一方に連続するストッパ予定部とを有しており、上記2つの接続片予定部と上記連続片予定部との境界を基準としてそれぞれ直角に折曲して断面略コ字形を形成するとともに、突出片予定部が設けられている接続片予定部と該突出片予定部との境界を基準として上記コ字形内側に向けて直角に折曲して構成された請求項6記載の接続部。
  9. 前記接続部は所定の肉厚を有する1枚の板状部材で構成された接続部であって、上記板状部材は、2つの接続片予定部と、この接続片予定部の中間に配置される連続片予定部と、一方の接続片予定部の両側縁部に連続する長方形状の突出片予定部と、上記連続片予定部の片側端縁部に連続するストッパ予定部とを有しており、上記2つの接続片予定部と上記連続片予定部との境界を基準としてそれぞれ直角に折曲して断面略コ字形を形成するとともに、突出片予定部が設けられている接続片予定部と該突出片予定部との境界を基準として上記コ字形内側に向けて直角に折曲し、上記連続片予定部と上記ストッパ予定部との境界を基準として上記コ字形内側に向けて直角に折曲して構成された請求項6記載の接続部。
  10. 前記接続部は所定の肉厚を有する1枚の板状部材で構成された接続部であって、上記板状部材は、2つの接続片予定部と、この接続片予定部の中間に配置される連続片予定部と、一方の接続片予定部の片側縁部に連続するとともに該接続片予定部の先端縁部に連続する端縁を有する長方形状の第一突出片予定部と、この第一突出片予定部が設けられた接続片予定部の反対側縁部に連続する第二突出片予定部と、この第二突出片予定部に連続するストッパ予定部とを有しており、上記2つの接続片予定部と上記連続片予定部との境界を基準としてそれぞれ直角に折曲して断面略コ字形を形成するとともに、突出片予定部が設けられている接続片予定部と該突出片予定部との境界を基準として上記コ字形内側に向けて直角に折曲して構成された請求項7記載の接続部。
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