JP2009114759A - 建物ユニットの連結装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状の複雑化によるコストアップを抑制すると共に比較的大きな水平荷重が作用したときの荷重伝達性能を確保し、かつ任意の順序で建物ユニットを設置していくことができる建物ユニットの連結装置を得る。
【解決手段】ドッキングプレートは各々平板状に構成された第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48とに分割されており、連結片46C、48Cとが噛み合うように配列されている。そして、一対の連結部材70を連結片46C、48C上に載置させボルト及びナット76で固定することにより、第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48とが連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、隣接して配置された建物ユニット同士を連結する建物ユニットの連結装置に関する。
下記特許文献1には、建物ユニットを任意の順序で設置するための建物ユニットの連結装置が開示されている。簡単に説明すると、左右上下に隣接する建物ユニットを連結するための連結プレートを予め複数枚に分割しておき、最終的に水平方向に隣接する建物ユニットの隙間に連結プレートの一部が張り出しかつ上下に重なった状態で配置されるように連結プレートを形成し、最後に連結プレートの張り出し部分同士を重ねた状態で両者を建物上下方向にボルト接合する、というものである。
上記方法も、建物ユニットの設置順序を変更することができるという意味で有効な方法ではある。
しかしながら、第1に、連結プレートの張り出し部分を二枚重ねてボルト接合する関係で、連結プレートの板厚が一定以上必要になり、重量が増加すると共にコストが嵩み、連結プレートの納まりにも配慮する必要がある。
第2に、この連結プレートを使用する場合、この形状を作るために三次元加工が必要になるため、この点でもコストアップを招く。
第3に、連結プレートの形状が張り出し部分を上下に重ねることが可能な形状であることが必要であり、側面視でユニット上方側から段差を付けた形状かユニット下方側から段差を付けた形状かによって、建物ユニットの設置方向と設置順序が決められてしまうため、必ずしも建物ユニットを任意の順序で据付けていくことを可能にしたものとはいえない。
これに対し、特許文献2、3に開示された技術によれば、連結プレート自体の板厚は一定に設定されているため、重量増加やコストアップといった課題は概ね解決される。さらに、連結プレートの張り出し部分の先端部を側面視でへの字状に屈曲させると共に先端部同士を上下かつ斜めに重ねてボルト接合する構成であるので、特許文献1に開示された技術に比べれば、建物ユニットの建方の自由度は高いといえる。
ところが、この特許文献2、3に開示された技術の場合、二枚の連結プレートの張り出し部分の先端部を側面視でへの字状に屈曲させると共に先端部同士を上下かつ斜めに重ねてボルト接合する構成であることから、二枚の連結プレートが側面視で一直線にならず、連結部位にて屈曲したラインになる。このため、建物ユニットに作用する水平力が大きい場合等に、連結部位に応力集中が生じ、荷重の円滑な伝達を妨げるという新たな課題が発生する。
特開平5−106282号公報 特開平7−180227号公報 特開平3−144037号公報
本発明は上記事実を考慮し、形状の複雑化によるコストアップを抑制すると共に比較的大きな水平荷重が作用したときの荷重伝達性能を確保し、かつ任意の順序で建物ユニットを設置していくことができる建物ユニットの連結装置を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る建物ユニットの連結装置は、水平方向に所定の隙間を隔てて隣接する一方の下階側建物ユニットの柱頭部及びその近傍の少なくとも一方から当該隙間に向けて水平に延出され、かつ連結面が水平面とされた第1の連結部と、水平方向に所定の間隔を隔てて隣接する他方の下階側建物ユニットの柱頭部及びその近傍の少なくとも一方から当該隙間に向けて水平に延出されると共に連結面が水平面とされ、更に前記第1の連結部と干渉しないように同一水平面内でずらされて配置された第2の連結部と、前記第1の連結部及び前記第2の連結部とは別部品で構成されると共に平板状に形成され、かつ当該第1の連結部及び当該第2の連結部に重ねられて各連結部と接合されることにより第1の連結部と第2の連結部とを連結する連結部材と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の建物ユニットの連結装置において、前記第1の連結部と前記第2の連結部とは前記同一水平面内で互い違いに噛み合って配置されている、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の建物ユニットの連結装置において、前記連結部材に、当該連結部材を前記第1の連結部又は前記第2の連結部に仮止めするための仮止め手段を設けた、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の建物ユニットの連結装置において、前記第1の連結部、前記第2の連結部、及び前記連結部材には、当該第1の連結部及び当該第2の連結部にそれぞれ形成された第1のボルト又はリベット挿通孔と当該連結部材に形成された第2のボルト又はリベット挿通孔とが同軸上に位置されるように第1の連結部及び第2の連結部と連結部材との相対的な位置関係を矯正する矯正手段が設けられている、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載の建物ユニットの連結装置において、前記矯正手段は、前記第1の連結部及び前記第2の連結部にそれぞれ形成されたガイド用係合部と、前記連結部材に形成されると共にガイド用係合部が係合可能とされ、連結部材の第1の連結部及び第2の連結部への装着動作をガイドするガイド用被係合部と、を含んで構成されている、ことを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、水平方向に隣接する一方の下階側建物ユニットの柱頭部及びその近傍の少なくとも一方からは、所定の間隔を隔てて隣接する他方の下階側建物ユニットとの間に形成された所定の隙間へ延出された第1の連結部が設けられており、水平方向に隣接する他方の下階側建物ユニットの柱頭部及びその近傍の少なくとも一方からは、この隙間へ向けて延出された第2の連結部が設けられている。第2の連結部は第1の連結部と干渉しないように同一水平面内でずらされて配置されているため、先に一方の下階側建物ユニットを据付けてから、次に上階側の建物ユニットを当該一方の下階側建物ユニットの上に据付けたとしても、一方の下階側建物ユニットに隙間を隔てて隣接する他方の下階側建物ユニットを一方の下階側建物ユニットに隣接して据付けることができる。そして、一方の下階側建物ユニットと他方の下階側建物ユニットとが隙間を隔てて水平方向に隣接して配置された後に、連結部材によって第1の連結部と第2の連結部とを連結することにより、建物ユニットの建方を従来と異なる建方に変更することができる。
しかも、第1の連結部の連結面及び第2の連結部の連結面はいずれも水平面とされており、かつ第1の連結部と第2の連結部とは相互に干渉しないように同一水平面内でずらされて配置されているので、連結部材によって第1の連結部の連結面と第2の連結部の連結面とが連結された状態では、荷重伝達面を構成する第1の連結部の連結面及び第2の連結部の連結面は途中で屈曲しないので、建物ユニットに比較的大きな水平荷重が作用した場合にも円滑に荷重を伝達することができる。
さらに、第1の連結部と第2の連結部とは相互に干渉しないように同一水平面内でずらされて配置されているので、第1の連結部及び第2の連結部の板厚は同一にすることができる。従って、これらを単純な平板とすることも可能になり、又第1の連結部と第2の連結部とを連結する連結部材も平板状に形成されているので、形状の複雑化も招かない。
請求項2記載の本発明によれば、第1の連結部と第2の連結部とが同一水平面内で互い違いに噛み合って配置されているので、例えば、建物ユニットの柱頭部間の狭い隙間であっても、連結部材との接合に必要な取付孔の径と穴代(余長)を確保することができる。
請求項3記載の本発明によれば、連結部材に当該連結部材を第1の連結部又は第2の連結部に仮止めするための仮止め手段を設けたので、高所でかつ狭いスペースでの連結作業を行う際に、仮止め手段を使って連結部材を第1の連結部又は第2の連結部に仮止めしておくことができる。
請求項4記載の本発明によれば、第1の連結部及び第2の連結部には第1のボルト又はリベット挿通孔がそれぞれ形成されており、これに対応して連結部材には第2のボルト又はリベット挿通孔が形成されている。これらの第1の連結部の第1のボルト又はリベット挿通孔、第2の連結部の第1のボルト又はリベット挿通孔、連結部材の第2のボルト又はリベット挿通孔は、建物ユニットを据え付けた時点では、正規位置からずれていることが多い。しかし、本発明では、第1の連結部、第2の連結部、及び連結部材に設けられた矯正手段によって、第1のボルト又はリベット挿通孔と第2のボルト又はリベット挿通孔との相対的な位置関係を矯正することができる。
請求項5記載の本発明によれば、第1の連結部及び第2の連結部にはガイド用係合部がそれぞれ形成されており、連結部材にはガイド用係合部が係合可能なガイド用被係合部が設けられている。そして、ガイド用係合部をガイド用被係合部へ係合させることにより、連結部材の第1の連結部及び第2の連結部への装着動作がガイドされる。つまり、ガイド用係合部とガイド用被係合部とを対応させながら、連結部材を第1の連結部及び第2の連結部に装着することにより、第1のボルト又はリベット挿通孔と第2のボルト又はリベット挿通孔との相対的な位置関係が容易に矯正される。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る建物ユニットの連結装置は、形状の複雑化によるコストアップを抑制すると共に比較的大きな水平荷重が作用したときの荷重伝達性能を確保し、かつ任意の順序で建物ユニットを設置していくことができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る建物ユニットの連結装置は、柱頭部間の狭い隙間で第1の連結部と第2の連結部とを連結部材で連結する場合に好適であるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る建物ユニットの連結装置は、高所でかつ狭いスペースで行われる連結作業を迅速かつ安全に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る建物ユニットの連結装置は、矯正手段によって第1のボルト又はリベット挿通孔と第2のボルト又はリベット挿通孔との相対的な位置関係を簡単に矯正することができるので、連結部材を使った第1の連結部と第2の連結部との連結作業を迅速に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る建物ユニットの連結装置は、連結部材を使った第1の連結部と第2の連結部との連結作業をより一層迅速に行うことができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る建物ユニットの連結装置の第1実施形態について説明する。
図4には、ユニット建物の概略斜視図が示されている。この図に示されるように、ユニット建物10は、基礎12と、基礎12上に複数個の下階側建物ユニット14Aを据付けることにより構成された一階部分16と、一階部分16の上に複数個の上階側建物ユニット14Bを据付けることにより構成された二階部分18と、二階部分18の上に複数個の屋根ユニット(図示省略)を据付けることにより構成された屋根部分(図示省略)と、によって構成されている。なお、この実施形態では、一階部分16及び二階部分18を構成する下階側建物ユニット14A、上階側建物ユニット14Bはいずれも同一サイズの箱型ユニットとされているが、住宅プランに応じてハーフサイズ等の種々のサイズの箱型ユニット並びにカットユニット等の異形ユニットが使用される。
また、上記ユニット建物10を建方の観点から観ると、ユニット建物10は、クレーンで最初に据え付けられると共に2個の下階側建物ユニット14Aと2個の上階側建物ユニット14Bから成る第1ブロック20と、第1ブロック20の据付後にその前面側に据え付けられる同様構成の第2ブロック22と、第2ブロック22の据付後にその前面側に据え付けられると共に2個の下階側建物ユニット14Aのみによって構成される第3ブロック24と、によって構成されている。
図1には、上記ユニット建物10の図4のA線矢視部(即ち、第2ブロック22と第1ブロック20とのユニット連結部26)の拡大平面図が示されている。なお、図1において上側に図示された2個の下階側建物ユニット14Aが第2ブロック22に属す建物ユニットであり、図1において下側に図示された2個の下階側建物ユニット14Aが第3ブロック24に属す建物ユニットである。各下階側建物ユニット14Aは、上下に平行に配置された図示しない床パネル及び天井パネル28と、これらの床パネル、天井パネル24間の屋外側に配置される図示しない複数枚の外壁パネルと、必要に応じて設置される図示しない内壁パネルと、を含んで構成されている。
図1に示される柱集合部の構造について補足すると、柱30の上端部(柱頭部)におけるユニット内方側の二側面には、長短二種類の天井大梁32の端部が溶接により接合されている。さらに、柱30の上端開放部には、方形状のプレート34が被嵌されて固定されている。プレート34の所定位置には、位置決めピン36が立設されている他、しの孔38等が形成されている。また、天井大梁32の端部と柱30の上端部の側面との間には、取付用のフランジ部(又はブラケット)40が溶接されている。このフランジ部40には、ユニット連結用のボルト挿通孔42が形成されている。
上記4個の下階側建物ユニット14Aの柱30が集合する柱集合部、即ちユニット連結部26には、連結部材としての鋼板製のドッキングプレート44が配設されている。図1〜図3に示されるように、ドッキングプレート44は、第2ブロック22用の第1ドッキングプレート46と、第3ブロック24用の第2ドッキングプレート48とによって構成されている。第1ドッキングプレート46及び第2ドッキングプレート48は元々1枚の略方形状のプレートとして構成されたものを必要枚数(ここでは2枚)に分割したものである。
第1ドッキングプレート46は、略台形状の二枚のプレートを下底に相当する辺にて相互に連結した形状を成しており、各々略台形状に形成された一対の基部46Aと、基部46A同士を連結する狭幅な連結部46Bと、各基部46Aの台形の高さに相当する辺の両側を方形状に切り欠くことにより中央部に形成された一対の連結片46Cと、を備えている。なお、切り欠いた部分を「切欠部50」と称す。また、各基部46Aには、柱30の上端部のプレート34から立設された位置決めピン36が挿入可能な位置決め孔52及びプレート34のしの孔38と重合されるしの孔54が形成されている。さらに、一対の連結片46Cには、第1のボルト又はリベット挿通孔としてのユニット連結用のボルト挿通孔56がそれぞれ形成されている。
また、第2ドッキングプレート48は、略台形状の二枚のプレートを下底に相当する辺にて相互に連結した形状を成しており、各々略台形状に形成された一対の基部48Aと、基部48A同士を連結する狭幅な連結部48Bと、各基部48Aの台形の高さに相当する辺の中央部を方形状に切り欠くことにより両端部に形成された各々一対の連結片48Cと、を備えている。なお、切り欠いた部分を「切欠部58」と称す。また、各基部48Aには、柱30の上端部のプレート34から立設された位置決めピン36が挿入可能な位置決め孔60及びプレート34のしの孔38と重合されるしの孔62が形成されている。さらに、各一対の連結片48Cには、第1のボルト又はリベット挿通孔としてのユニット連結用のボルト挿通孔64が形成されている。
第2ドッキングプレート48の切欠部58の切欠幅は第1ドッキングプレート46の連結片46Cの幅方向寸法と同一か僅かに広く設定されており、又切欠部58の切欠長は連結片46Cの突出長と同一か僅かに長く設定されている。なお、連結片46C、48Cの突出長は、隣接する柱30間の隙間66の間隙寸法に略一致されている。また、隣接する柱30間の隙間66は、隣接する天井大梁32間の隙間68と相互に連通されている。柱30間の隙間66の間隙寸法は、天井大梁32間の隙間68の間隙寸法よりも小さく設定されている。
上記の如く、連結片46C、48Cの位置及び寸法が設定されることにより、図2及び図3に示されるように、第1ドッキングプレート46に第2ドッキングプレート48を噛み合わせることが可能になっている。第1ドッキングプレート46に第2ドッキングプレート48が嵌合された状態では、双方の連結片46C、48Cが柱30間の隙間66を埋めるように直線状に互い違いに配置されている。連接される3片の連結片46C、48Cの上面には、当該3片の連結片46C、48Cを合わせた長さを有する連結部材70が載置されるようになっている。連結部材70には、連結片46C、48Cのボルト挿通孔56、64と同軸上に第2のボルト又はリベット挿通孔としてのボルト挿通孔72が形成されている。そして、連結部材70を3片の連結片46C、48C上に重ね、隙間66、68を利用してボルト74(図3参照)及びナット76(図2参照)で連結されるようになっている。
なお、第2ブロック22側の下階側建物ユニット14A上には、第1ドッキングプレート46を介して上階側建物ユニット14B(図4参照)が載置されるため、上階側建物ユニット14Bの柱の柱脚部に設けられたフランジ部(図示省略)に形成されたボルト挿通孔(図示省略)、第1ドッキングプレート46の基部46Aに形成されたボルト挿通孔78、及び下階側建物ユニット14Aの柱30の柱頭部に設けられたフランジ部40のボルト挿通孔42内へボルト80(図3参照)が挿通されてナット82(図2参照)が螺合されることにより、第2ブロック22の下階側建物ユニット14Aと上階側建物ユニット14Bとが上下に連結されている。
これに対し、第3ブロック24側の下階側建物ユニット14A上には上階側建物ユニットは載置されないので、第3ブロック24を構成する隣接する下階側建物ユニット14A同士の連結が第2ドッキングプレート48によって成されるようになっている。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図4に示されるように、ユニット建物10は、以下の建方で構築される。まず最初に、第1ブロック20が形成される。具体的には、基礎12上に2個の下階側建物ユニット14Aを据え付けた後、第1ドッキングプレート46を柱頭部間に架け渡し、その上に2個の上階側建物ユニット14Bを据え付けて、両者を上下に連結する。次に、第2ブロック22が形成される。具体的には、基礎12上に2個の下階側建物ユニット14Aを第1ブロック20の下階側建物ユニット14Aの前側に据え付けた後、図1に示されるように、第2ドッキングプレート48を柱頭部間に架け渡す。このとき、第2ドッキングプレート48の連結片48C間に第1ドッキングプレート46の連結片46Cが入り込み、図2図示状態となる。この状態で、2枚の連結部材70を用いて連結片46Cと連結片48Cとをボルト74及びナット76で連結する。その後、第2ブロック22の下階側建物ユニット14A上に2個の上階側建物ユニット14Bを据え付ける。そして最後に、第3ブロック24が形成される。具体的には、基礎12上に2個の下階側建物ユニット14Aを第2ブロック22の下階側建物ユニット14Aの前側に据え付けた後、同様にして第2ドッキングプレート48を柱頭部間に架け渡す。そして、既に固定された第2ブロック22の第1ドッキングプレート46に第2ドッキングプレート48を噛み合わせて、連結部材70を用いて連結片46Cと連結片48Cとをボルト74及びナット76で連結する。
このようにすれば、図5に示されるようにすべての下階側建物ユニット14Aを基礎12上に据え付けて一階部分16を構築した後に、上階側建物ユニット14Bを下階側建物ユニット14A上に順次据え付けいく従来の建物ユニットの連結方法に依らずとも、任意の順序で建物ユニットを設置して連結していくことができる。従って、狭小敷地にユニット建物を構築する場合や増改築等のように既存の建物を活かして部分的に増築又は改築する場合等、現行の建方順序では建設不可能な敷地に対しても建物ユニットを据え付けていくことができる。
また、本実施形態では、第1ドッキングプレート46の連結片46C及び第2ドッキングプレート48の連結片48Cが、柱頭部又はその近傍から水平に延出された方形平板状のプレートで構成されており、しかもこれらの連結片46C、48Cは同一平面内においてずらされて配置されているので、連結部材70によって連結片46C、48Cが連結された状態では、荷重伝達面を構成する連結片46C、48C(の連結面)が途中で屈曲するところのない連続体として構成される。従って、ユニット建物10に地震荷重や風荷重等のように比較的大きな水平荷重が作用して建物ユニットが水平方向へ変位した場合にも、円滑に荷重を伝達することができる。つまり、連結片(の連結面)が途中で屈曲されていたりすると、荷重作用時に屈曲部に応力集中が生じて連結片(の連結面)が屈曲部で変形してしまうといったことも考えられ、この場合には荷重伝達が円滑になされないが、本実施形態の場合には屈曲部位がないので、荷重伝達が円滑になされる。その結果、本実施形態によれば、比較的大きな水平荷重が作用したときの荷重伝達性能を確保することができる。
さらに、第1ドッキングプレート46の連結片46Cと第2ドッキングプレート48の連結片48Cとは相互に干渉しないように同一水平面内でずらされて配置されているので、第1ドッキングプレート46及び第2ドッキングプレート48の板厚を同一に設定することができ、本実施形態のように単純な平板で構成することも可能になる。従って、連結片46C、48C同士を連結する連結部材70も平板状に構成することができるので、形状の複雑化によるコストアップを抑制することができる。
加えて、本実施形態では、第1ドッキングプレート46の連結片46Cと第2ドッキングプレート48の連結片48Cとが互い違いに噛み合うように形成されているので、例えば、隣接する柱30間の隙間66のように狭いスペースでも、連結部材70との接合に必要なボルト挿通孔56、64、72の径と穴代(余長)を確保することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図6〜図8を用いて、本発明に係る建物ユニットの連結装置の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、この第2実施形態では、第2ブロック22側の柱30の上端部(柱頭部)の一側面(隙間66側)に、矩形平板状に形成された第1の連結部としての連結用第1フランジ100が溶接等によって固着されている。さらに、その隣接部位(柱頭部の近傍であり、天井大梁32の柱30への接合端部の隙間68側の側面)には、連結用第1フランジ100よりも突出長が長い第1の連結部としての連結用第2フランジ102が溶接等によって固着されている。
一方、第3ブロック24側の柱30の上端部(柱頭部)の一側面(隙間66側)にも、矩形平板状に形成された第2の連結部としての連結用第3フランジ104が溶接等によって固着されている。さらに、その隣接部位(柱頭部の近傍であり、天井大梁32の柱30への接合端部の隙間68側の側面)には、連結用第3フランジ104よりも突出長が長い第2の連結部としての連結用第4フランジ106が溶接等によって固着されている。
連結用第1フランジ100及び連結用第3フランジ104は、相互に干渉しないように隙間66の長手方向にずれて互い違いになるように配設されている。なお、連結用第1フランジ100及び連結用第3フランジ104の突出長は、隙間66の間隙寸法に略一致されている。また、連結用第2フランジ102及び連結用第4フランジ106は、天井大梁32間の隙間68内で対向する位置から突出されている。なお、連結用第2フランジ102及び連結用第4フランジ106の両者の突出長は、天井大梁32間の隙間68の間隙寸法に略一致されている。
上記の如く、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106の位置及び寸法が設定されることにより、図7及び図8に示されるように、連結用第1フランジ100の隣に連結用第3フランジ104を噛み合わせることが可能となり、又連結用第2フランジ102と連結用第4フランジ106とを対向して配置させることが可能となる。連結用第1フランジ100に連結用第3フランジ104が互い違いに配置された状態では、連結用第1フランジ100及び連結用第3フランジ104が柱30間の隙間66を埋めるように直線状に配置されていると共に、連結用第2フランジ102と連結用第4フランジ106とが天井大梁32間の隙間68にて2片の連結用第1フランジ100及び連結用第3フランジ104に直交するように配置されている。
そして、平面視でT字形の連結部材108を4片の連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106上に重ね、隙間66、68を利用してリベット110をリベット挿通孔112、リベット挿通孔(第1実施形態のボルト挿通孔)56、64に挿通させてかしめることにより、4片の連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106が相互に連結されるようになっている。
なお、この実施形態の場合、第2ブロック22側の隣接する下階側建物ユニット14A同士並びに第3ブロック24側の隣接する下階側建物ユニット14A同士は、隣接する天井大梁32のウェブ面に溶接等によってそれぞれ設定された図示しないブラケット同士をボルト接合することにより、相互に連結されている。
(作用・効果)
上記構成によっても、前述した第1実施形態と同様に、任意の順序で建物ユニットを設置して連結していくことができる。従って、狭小敷地に建物を構築する場合や増改築等のように既存の建物を活かして部分的に増築又は改築する場合等、現行の建方順序では建設不可能な敷地に対しても建物ユニットを据え付けていくことができる。
また、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106は、柱頭部又はその近傍から水平に延出された矩形平板状のプレートで構成されており、しかもこれらの連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106は同一水平面内において相互に干渉しないようにずらされて配置されているので、連結部材108によって連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106が連結された状態では、荷重伝達面を構成する連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106が途中で屈曲するところのない連続体として構成される。従って、ユニット建物10に地震荷重や風荷重等のように比較的大きな水平荷重が作用して建物ユニットが水平方向へ変位した場合にも、円滑に荷重を伝達することができる。その結果、比較的大きな水平荷重が作用したときの荷重伝達性能を確保することができる。
さらに、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106はいずれも矩形平板状のプレートとして構成されているので、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106の板厚をすべて同一に設定することができ、この実施形態のように単純な平板で構成することも可能になる。従って、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106同士を連結する連結部材108も平板状に構成することができるので、形状の複雑化によるコストアップを抑制することができる。
加えて、連結用第1フランジ100と連結用第3フランジ104とが互い違いに噛み合うように形成されているので、例えば、隣接する柱30間の隙間66のように狭いスペースでも、連結部材108との接合に必要なリベット挿通孔112の径と穴代(余長)を確保することができる。
なお、上記構成では、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106を矩形平板状のものとして説明したが、柱30や天井大梁32への取付用の座面の面積を確保するべく、アングル状に形成されたものを使用してもよい。この場合においても、連結面自体は矩形平板状になるので、機能的には同じである。
〔第3実施形態〕
次に、図9〜図12を用いて、本発明に係る建物ユニットの連結装置の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図9及び図10に示されるように、この第3実施形態の第1例では、第1ドッキングプレート46の連結片46Cの根元付近に、所定幅及び板厚の第1ガイド突起120が形成されている。また、第2ドッキングプレート48の一対の連結片48Cの根元付近には、同様構成の第2ガイド突起122がそれぞれ形成されている。第1ガイド突起120及び第2ガイド突起122は切り起こしによって第1ドッキングプレート46及び第2ドッキングプレート48と一体に形成してもよいし、別部品を溶接等によって取り付けてもよい。
連結プレート124は、全体として矩形平板状に形成されている。連結プレート124の片面には、直線状の溝である第1ガイド溝126と第2ガイド溝128とが平行に形成されている。第1ガイド溝126の溝幅は第1ガイド突起120の板厚と略同一に設定されている。同様に、第2ガイド溝128の溝幅は第2ガイド突起122の板厚と略同一に設定されている。第1ガイド溝126の長手方向の両端部126A、第2ガイド溝128の長手方向の両端部128Aはテーパ状に開口されており、第1ガイド突起120、第2ガイド突起122が進入し易くなっている。
第1ガイド溝126内に第1ガイド突起120が挿入され、第2ガイド溝128内に第2ガイド突起122が挿入された状態では、第1ドッキングプレート46の連結片46Cに形成されたボルト挿通孔56及び第2ドッキングプレート48の連結片48Cに形成されたボルト挿通孔64が直線上に位置されると共に、連結プレート124のボルト挿通孔72が同軸上に位置されるように第1ドッキングプレート46及び第2ドッキングプレート48の位置関係が矯正されるようになっている。
さらに、連結プレート124には、3個のボルト挿通孔72を挟んで仮止め手段としての一対のクリップ130が取り付けられている。クリップ130の基端部130Aは連結プレート124の端面に溶接等により固着されており、先端部130Bは自由端とされている。また、クリップ130の自然状態では、先端部130Bと連結プレート124との距離は第1ドッキングプレート46及び第2ドッキングプレート48の板厚よりも狭く設定されている。すなわち、クリップ130は板ばねを構成している。
(作用・効果)
上記構成によっても、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる他、以下の作用・効果が得られる。
まず、連結プレート124を使った第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48との連結作業をするまでの間、クリップ130の弾性変形を利用して、連結プレート124を第1ドッキングプレート46又は第2ドッキングプレート48に係止させる(即ち、仮止めさせる)ことができる。このため、高所でかつ狭いスペースでの第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48との連結作業を迅速かつ安全に行うことができる。
また、第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48との連結作業を行う際に、連結プレート124の第1ガイド溝126には第1ガイド突起120を挿入させ、第2ガイド溝128には第2ガイド突起122を挿入させて、連結プレート124をこれらの第1ガイド突起120及び第2ガイド突起122にガイドさせながらスライドさせることにより、第1ドッキングプレート46側の連結片46Cのボルト挿通孔56と第2ドッキングプレート48側の連結片48Cのボルト挿通孔64とが同一直接上に並ぶように孔位置が矯正されるので、連結プレート124を使った第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48との連結作業を迅速に行うことができる。
さらに、第1ガイド溝126、第2ガイド溝128と第1ガイド突起120、第2ガイド突起122という構成、即ち溝に突起を相対的に進入させるスライド構造を用いたので、連結プレート124を使った第1ドッキングプレート46と第2ドッキングプレート48との連結作業をより一層迅速に行うことができる。
なお、上記構成では、連結片46C、48Cの根元部に第1ガイド突起120、第2ガイド突起122を切り起こしにより又は別部品の固着により設けたが、これに限らず、図11及び図12に示される第2例のように、第1ドッキングプレート46の連結片46Cの先端部を折り曲げて第1ガイド突起134を形成すると共に、第2ドッキングプレート48の連結片48Cの先端部を折り曲げて第2ガイド突起136を形成するようにしてもよい。
また、上記構成では、仮止め手段として板ばねとして作用する一対のクリップ130を連結プレート124に一体に設ける構成を採ったが、これに限らず、磁石やクランプ等を用いてもよい。
さらに、上記構成では、矯正手段として第1ガイド突起120、134、第2ガイド突起122、136と第1ガイド溝126、第2ガイド溝128といった突起と溝の組み合わせを採用したが、これに限らず、他の組み合わせを採用してもよい。
〔本実施形態の補足説明〕
上述した第1実施形態では、第1ドッキングプレート46の連結片46C、第2ドッキングプレート48の連結片48Cと連結部材70との連結にボルト74及びナット76を用いたが、これに限らず、リベットで連結する構成を採ってもよい。逆に、第2実施形態では、連結用第1フランジ100〜連結用第4フランジ106と連結部材108とをリベット110で連結したが、これに限らず、ボルト及びナットで連結する構成を採ってもよい。
第1実施形態に係る建物ユニットの連結装置(第1ドッキングプレート装着後、第2ドッキングプレート装着前の状態)を示す平面図(図4のA線矢視部の拡大平面図)である。 第1実施形態に係る建物ユニットの連結装置(第1ドッキングプレート及び第2ドッキングプレート配置後で連結部材を装着する前の状態)を示す平面図である。 第1実施形態に係る建物ユニットの連結装置(連結部材を使って第1ドッキングプレートと第2ドッキングプレートとを連結した状態)を示す平面図である。 第1実施形態に係る建物ユニットの連結装置を使うことにより可能となる建方を説明するための概略斜視図である。 従来の建物ユニットの連結装置を使った場合の建方を説明するための概略斜視図である。 第2実施形態に係る建物ユニットの連結装置を示す図1に対応する平面図である。 第2実施形態に係る建物ユニットの連結装置を示す図2に対応する平面図である。 第2実施形態に係る建物ユニットの連結装置を示す図3に対応する平面図である。 第3実施形態の第1例に係る連結プレート及びガイド突起並びにクリップの構成を示す部分拡大平面図である。 図9の10−10線断面図である。 第3実施形態の第2例に係る連結プレート及びガイド突起並びにクリップの構成を示す部分拡大平面図である。 図11の12−12線断面図である。
符号の説明
14A 下階側建物ユニット
14B 上階側建物ユニット
44 ドッキングプレート
46 第1ドッキングプレート
46C 連結片(第1の連結部)
48 第2ドッキングプレート
48C 連結片(第2の連結部)
56 ボルト挿通孔(第1のボルト又はリベット挿通孔)
64 ボルト挿通孔(第1のボルト又はリベット挿通孔)
66 隙間
68 隙間
70 連結部材
72 ボルト挿通孔(第2のボルト又はリベット挿通孔)
74 ボルト
76 ナット
100 連結用第1フランジ(第1の連結部)
102 連結用第2フランジ(第1の連結部)
104 連結用第3フランジ(第2の連結部)
106 連結用第4フランジ(第2の連結部)
108 連結部材
110 リベット
112 リベット挿通孔(第2のボルト又はリベット挿通孔)
120 第1ガイド突起(ガイド用係合部、矯正手段)
122 第2ガイド突起(ガイド用係合部、矯正手段)
124 連結プレート
126 第1ガイド溝(ガイド用被係合部、矯正手段)
128 第2ガイド溝(ガイド用被係合部、矯正手段)
130 クリップ(仮止め手段)
134 第1ガイド突起(ガイド用係合部、矯正手段)
136 第2ガイド突起(ガイド用係合部、矯正手段)

Claims (5)

  1. 水平方向に所定の隙間を隔てて隣接する一方の下階側建物ユニットの柱頭部及びその近傍の少なくとも一方から当該隙間に向けて水平に延出され、かつ連結面が水平面とされた第1の連結部と、
    水平方向に所定の間隔を隔てて隣接する他方の下階側建物ユニットの柱頭部及びその近傍の少なくとも一方から当該隙間に向けて水平に延出されると共に連結面が水平面とされ、更に前記第1の連結部と干渉しないように同一水平面内でずらされて配置された第2の連結部と、
    前記第1の連結部及び前記第2の連結部とは別部品で構成されると共に平板状に形成され、かつ当該第1の連結部及び当該第2の連結部に重ねられて各連結部と接合されることにより第1の連結部と第2の連結部とを連結する連結部材と、
    を有することを特徴とする建物ユニットの連結装置。
  2. 前記第1の連結部と前記第2の連結部とは前記同一水平面内で互い違いに噛み合って配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の建物ユニットの連結装置。
  3. 前記連結部材に、当該連結部材を前記第1の連結部又は前記第2の連結部に仮止めするための仮止め手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の建物ユニットの連結装置。
  4. 前記第1の連結部、前記第2の連結部、及び前記連結部材には、当該第1の連結部及び当該第2の連結部にそれぞれ形成された第1のボルト又はリベット挿通孔と当該連結部材に形成された第2のボルト又はリベット挿通孔とが同軸上に位置されるように第1の連結部及び第2の連結部と連結部材との相対的な位置関係を矯正する矯正手段が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の建物ユニットの連結装置。
  5. 前記矯正手段は、
    前記第1の連結部及び前記第2の連結部にそれぞれ形成されたガイド用係合部と、
    前記連結部材に形成されると共にガイド用係合部が係合可能とされ、かつ連結部材の第1の連結部及び第2の連結部への装着動作をガイドするガイド用被係合部と、
    を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の建物ユニットの連結装置。
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