JP5432326B2 - 木造建築物用補強金具、補強構造及び補強方法 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の本発明では、柱10の一側面にその長手方向に沿って固定される長尺状かつ平坦な左右一対の固定板部2,2と、両固定板部2の中央に所定の突出量で断面略U字形に一体的屈曲状に形成され、その内側に引寄せボルト5が長手方向に沿って配置される貫通係合部3と、を備えた補強金具1において、
前記固定板部2の長手方向一端部を、前記貫通係合部3の長手方向一端面から突出させる一方、前記貫通係合部3の長手方向他端部を、前記固定板部2の長手方向他端面から突出させ、
前記固定板部2の前記貫通係合部3からの突出長さ(L1)と、貫通係合部3の固定板部2からの突出長さ(L2)を略同一として、長手方向両端部を凹凸状に係合可能に形成したことを特徴とする。
前記補強金具を2個以上の複数個長手方向に沿って連接して用いてなり、複数個連接された補強金具のうち一方の補強金具1を、その長手方向に沿って柱10の側面に取付けた状態で、該一方の補強金具1の貫通係合部3及び固定板部2と、連接する他方の補強金具1’の貫通係合部3及び固定板部2と、の端面同士が互いに凹凸状をなして係合した状態で連接されていることを特徴とする。
前記補強金具を2個以上の複数個長手方向に沿って連接して用いてなり、複数個連接された補強金具のうち上記一方の補強金具1の上記貫通係合部3の長手方向他端部の、前記固定板部2からの突出部分の底面の前記間隙(x)内に、上記他方の補強金具1’上記左右一対の固定板部2,2の長手方向一端部の、前記貫通係合部3からの突出部の対向内側部2a,2aが挿入されていることを特徴とする。
また、請求項3又は4の補強構造において、柱10に対し、一方の補強金具1を先付けし、他方の補強金具1’を後から接合して連接することもできるが、一方の補強金具1と他方の補強金具1’を、同時に接合して引寄せボルトの外側から連接固定することもできる。
補強金具は、2個連接して使用することもできるが、引寄せ強度を増すために、3個以上の複数個連接して使用することもできる。
請求項1又は2に記載の補強金具1を、前記既設補強金具30に対する後付補強金具1として用い、既設補強金具30の前記貫通係合部33の基端部に、後付補強金具1の前記貫通係合部3の先端部を当接させるようにして、前記引寄せボルトの外周に後付補強金具1の貫通係合部3を配置し、前記両固定板部2,2を柱の側面に固定することで、既設補強金具30に後付補強金具1を連続させることを特徴とする。
図1、図2において、補強金具1の単体は、厚板の鋼板のプレス成形体からなるものであって、柱10の一側面にその長手方向に沿って固定される長尺状かつ平坦な左右一対の固定板部2と、両固定板部2の中央に形所定の突出量で断面略U字形に一体的に屈曲形成され、その内側に引寄せボルト5が長手方向に沿って配置される長尺状の貫通係合部3とからなるものである。両固定板部2には、それぞれその長手方向に沿って3つの取付け用孔4が板厚方向に打抜き形成されている。
図2(a),(b)において、貫通係合部3の固定板部2からの突出部を上向きとし、固定板部2の突出部を下向きとして連接させて取付け固定させるようにしても良い。
図5(a)において、既設補強金具30は、柱10の垂直方向に沿って取付けられる一枚の長尺状の固定板部31と、固定板部31の下部中央に左右複数のスポット溶接32aを介して一体に固定され、外方に向けて突出する平面視略U字形の貫通係合部32とを有する。貫通係合部32と固定板部31との間に前記アンカーボルト11を挿通し、アンカーボルト11の貫通係合部32からの突出端にワッシャ6を介してナット7をねじ込んで締上げることにより、所要の耐震強度を得ている。
2 固定板部、2a 内側部
3 貫通係合部
4 取付孔
5,11 引寄せボルト(11 アンカーボルト)
6 ワッシャ
7 ナット
8 基礎
9,20,21 横架材(9 土台、20 柱、21 桁材)
10 柱
30 既設補強金具
31 固定板部
32 貫通係合部
L1,L2,L3 突出長さ(L1=L2=L3)
Claims (5)
- 柱の一側面にその長手方向に沿って固定される長尺状かつ平坦な左右一対の固定板部(2,2)と、両固定板部(2)の中央に所定の突出量で断面略U字形に一体的屈曲状に形成され、その内側に引寄せボルトが長手方向に沿って配置される貫通係合部(3)と、を備えた補強金具において、
前記固定板部(2)の長手方向一端部を、前記貫通係合部(3)の長手方向一端面から突出させる一方、前記貫通係合部(3)の長手方向他端部を、前記固定板部(2)の長手方向他端面から突出させ、
前記固定板部(2)の前記貫通係合部(3)からの突出長さ(L1)と、貫通係合部(3)の固定板部(2)からの突出長さ(L2)を略同一として、長手方向両端部を凹凸状に係合可能に形成したことを特徴とする木造建築物用補強金具。 - 前記貫通係合部(3)の長手方向他端部の、前記固定板部(2)からの突出部分の底面と固定板部の底面の延長面との間には、前記左右一対の固定板部(2,2)の長手方向一端部の、前記貫通係合部(3)からの突出部の対向内側部(2a,2a)が挿入可能な間隙(x)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物用補強金具。
- 請求項1又は2に記載の補強金具を用い、木造軸組構造による建築物の躯体を構成する柱と横架材との仕口部において、柱の側面に設けた前記補強金具の前記貫通係合部の内側に、横架材から端部が突出する引寄せボルトを配置し、貫通係合部からの引寄せボルトの突出端にナットを緊結した木造建築物における補強構造において、
前記補強金具を2個以上の複数個長手方向に沿って連接して用いてなり、複数個連接された補強金具のうち一方の補強金具(1)を、その長手方向に沿って柱の側面に取付けた状態で、該一方の補強金具(1)の貫通係合部(3)及び固定板部(2)と、連接する他方の補強金具(1’)の貫通係合部(3)及び固定板部(2)と、の端面同士が互いに凹凸状をなして係合した状態で連接されていることを特徴とする木造建築物における補強構造。 - 請求項2に記載の補強金具を用い、木造軸組構造による建築物の躯体を構成する柱と横架材との仕口部において、柱の側面に設けた前記補強金具の前記貫通係合部の内側に、横架材から端部が突出する引寄せボルトを配置し、貫通係合部からの引寄せボルトの突出端にナットを緊結した木造建築物における補強構造において、
前記補強金具を2個以上の複数個長手方向に沿って連接して用いてなり、複数個連接された補強金具のうち一方の補強金具(1)を、その長手方向に沿って柱の側面に取付けた状態で、該一方の補強金具(1)の貫通係合部(3)及び固定板部(2)と、連接する他方の補強金具(1’)の貫通係合部(3)及び固定板部(2)と、の端面同士が互いに凹凸状をなして係合した状態で連接し、該連接状態において、前記貫通係合部(3)の長手方向他端部の、前記固定板部(2)からの突出部分の底面の前記間隙(x)内に、前記左右一対の固定板部(2,2)の長手方向一端部の、前記貫通係合部(3)からの突出部の対向内側部(2a,2a)が挿入されていることを特徴とする木造建築物における補強構造。 - 木造軸組構造による建築物の躯体を構成する柱と横架材との仕口部において、柱の側面に設けた既設補強金具(30)の縦方向の貫通係合部(33)の内側に、横架材から突出する引寄せボルトを貫通し、貫通係合部からの突出端にナットを緊結した木造建築物における補強構造の補強方法ににおいて、
請求項1又は2に記載の補強金具を、前記既設補強金具に対する後付補強金具として用い、既設補強金具(30)の前記貫通係合部(33)の基端部に、後付補強金具の前記貫通係合部(3)の先端部を当接させるようにして、前記引寄せボルトの外周に後付補強金具の貫通係合部(3)を配置し、前記両固定板部(2)を柱の側面に固定することで、既設補強金具(30)に後付補強金具を連続させることを特徴とする木造建築物における補強方法。
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| JP2012111629A JP5432326B2 (ja) | 2012-05-15 | 2012-05-15 | 木造建築物用補強金具、補強構造及び補強方法 |
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