JP2004092235A - ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠面にハンドル部の分割線が形成されないドアハンドル装置を提供すること。
【解決手段】ハンドル部33は、ハンドルベース41とアンテナ42と操作スイッチ43とスイッチケース44とシール部材45とハンドルケース46とを備えている。ハンドルベース41及びハンドルケース46はハンドル部33の外形を形成しており、スイッチケース44を介して互いにビス73,74によって互いに一体に形成されている。ハンドルケース46は、外縁部が湾曲して形成されており、ハンドルベース41に一体に組み付けられたアンテナ42と操作スイッチ43とスイッチケース44とシール部材45とを外側から略覆い隠すように取着されている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両ドアの施解錠操作性の向上を目的としてハンズフリーでも車両ドアの施解錠を行うシステムが知られている。このシステムでは、車両室の外側に備えられたドアハンドル装置のハンドル部に、車両ドアの施解錠信号の通信を行うアンテナ及び各種操作スイッチが内蔵されている。
【0003】
従来のドアハンドル装置は、感知部材を内蔵するために、ハンドル部を分割してその内部に該感知部材を収納している(例えば、独国特許出願公開第19943986号明細書)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のドアハンドル装置においては、ハンドル部の意匠面(表面)にハンドル部を分割した部材間の分割線が形成されてしまい、当該意匠面の設計において自由度が制限されてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、意匠面にハンドル部の分割線が形成されないドアハンドル装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、車両ドアに固定され、感知部材を収容するハンドル部を備えたドアハンドル装置において、前記ハンドル部は、ハンドル本体と、前記ハンドル本体に覆設されて、前記ハンドル部の意匠面を形成するハンドルケースと、を備えるようにした。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記感知部材は、前記ハンドル本体に固定されようにした。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記感知部材は、アンテナと、前記車両ドアを開閉操作するための操作スイッチとを備えており、前記アンテナ及び前記操作スイッチは並列状態で収容されようにした。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記アンテナ及び前記操作スイッチは、それぞれ前記ハンドル本体に形成された筒状の側壁部を有するアンテナ収容部及び操作スイッチ収容部に収容されるようにした。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記ハンドル本体は、前記アンテナ収容部において肉厚が徐々に変化する底壁を備え、前記アンテナは、前記底壁に沿って傾斜状態で前記アンテナ収容部に収容されるようにした。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記アンテナから延出された信号線は、前記操作スイッチに埋設された信号線を介して該操作スイッチから延出されるようにした。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記操作スイッチの操作を検出する検出部は、車両搭載状態において前記ハンドル部の車両前方側に配置されるようにした。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項3〜6のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記操作スイッチの操作を検出する検出部は、車両搭載状態において前記ハンドル部の車両後方側に配置されるようにした。
【0013】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、前記ハンドル部は、ハンドル本体と、前記ハンドル本体に覆設されて、前記ハンドル部の意匠面を形成するハンドルケースとを備えている。従って、外部に露出するハンドル部の意匠面(表面)はハンドルケースのみとなる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、感知部材はハンドル本体に固定されるため、ハンドル部の電気的な機能はハンドル本体に集約される。従って、ハンドルケースの組み付けはハンドル本体を組み付ける工程の終了後に行うことが可能となり、ハンドル部の組み付け工程の最終段階とされ、ハンドル部の組み付け作業中に意匠面(表面)となるハンドルケースに傷がつくなどの不具合の発生が抑制される。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、アンテナと操作スイッチとが並列状態で収容されるようにしたため、例えばこれらを積層した場合のような占有空間の嵩増しがなくなる。従って、ハンドル部の大型化が抑制される。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、前記アンテナ及び前記操作スイッチは、それぞれ前記ハンドル本体に形成された筒状の側壁部を有するアンテナ収容部及び操作スイッチ収容部に収容される。従って、前記アンテナ及び前記操作スイッチは上記側壁部にて略分離した状態で収容される。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、前記ハンドル本体は、前記アンテナ収容部において肉厚が徐々に変化する底壁を備え、前記アンテナは、前記底壁に沿って傾斜状態で前記アンテナ収容部に収容されている。従って、例えばハンドルケースの湾曲に対応して傾斜角度を好適に設定することによって、感度の優れたより長いアンテナが収容可能になる。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、前記アンテナから延出された信号線は、前記操作スイッチに埋設された信号線を介して該操作スイッチから延出されている。従って、アンテナから延出される信号線は、操作スイッチから延出される信号線とともに1箇所に集約される。
【0019】
請求項7に記載の発明によれば、操作スイッチの操作を検出する検出部は、車両搭載状態において前記ハンドル部の車両前方側に配置されているため車両ドアを該車両ドアの前方で操作する場合にハンドル部の操作性が向上される。即ち、このハンドル部を車両後方に開く様なドアに採用した場合にハンドル部の操作性は向上される。詳述すると、例えば、車両後方にスライドするスライドドアにおいては、ユーザが降車した後、スライドドアはユーザから見て車両後方に位置することとなる。従って、操作スイッチの検出部を車両前方側に配置することによりユーザは容易に操作スイッチに手を伸ばすことが可能である。また、例えば、車両後方にスイングするスイングドアにおいては、ユーザは、スイングドアを開けようとする際には、開作動するスイングドアとの干渉を避けるためにスイングドアから見て車両前方に立つこととなる。従って、操作スイッチの検出部を車両前方側に配置することによりユーザは容易に操作スイッチに手を伸ばすことが可能である。
【0020】
請求項8に記載の発明によれば、操作スイッチの操作を検出する検出部は、車両搭載状態において前記ハンドル部の車両後方側に配置されているため車両ドアを該車両ドアの後方で操作する場合にハンドル部の操作性が向上される。即ち、このハンドル部を車両前方に開くようなドアに採用した場合にハンドル部の操作性は向上される。詳述すると、例えば、車両前方にスライドするスライドドアにおいては、ユーザが降車した後、スライドドアはユーザから見て車両前方に位置することとなる。従って、操作スイッチの制御部を車両後方に配置することによりユーザは容易に操作スイッチに手を伸ばすことが可能である。また、例えば、車両前方にスイングするスイングドアにおいては、ユーザは、スイングドアを開けようとする際には、開作動するスイングドアとの干渉を避けるためにスイングドアから見て車両後方に立つこととなる。従って、操作スイッチの検出部を車両後方側に配置することによりユーザは容易に操作スイッチに手を伸ばすことが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図7は、本実施形態が適用される車両のスライドドアシステムを示す模式図である。同図に示されるように、スライドドアシステム1は、スライドドア10と、同スライドドア10の所定位置に取り付けられたアウトサイドハンドル11、インサイドハンドル12、レバー13、レリーズアクチュエータ14、クローザアクチュエータ15、フロントロック16、リアロック17、全開・半開ストッパ18及びECU(電子制御装置)19とを備えている。
【0022】
スライドドア10は、車両のボディ側面に設けられた開口部(図示略)に対して車両前後方向に移動(スライド)することでその開閉を行う。
アウトサイドハンドル11は、内部に後述するアンテナ42及び検出部としての操作スイッチ43を備えており、それぞれECU19に接続されている。ECU19はデジタルコンピュータからなっており、各種電子回路を搭載している。ECU19はアンテナ42及び操作スイッチ43から出力される信号等に応じてレリーズアクチュエータ14を駆動制御している。レリーズアクチュエータ14は例えば伝動モータを備えておりレバー13と駆動連結されている。レバー13は連結ケーブル22,23,24を介してそれぞれフロントロック16、リアロック17及び全開・半開ストッパ18と連結されている。
【0023】
アウトサイドハンドル11の操作は、該アウトサイドハンドル11に収容された操作スイッチ43により検出されており、ECU19はその検出信号に基づいてレリーズアクチュエータ14を駆動している。レリーズアクチュエータ14の駆動力はレバー13及び連結ケーブル22,23,24を介してそれぞれフロントロック16、リアロック17及び全開・半開ストッパ18に伝達され、これらのロック解除(解錠)等を行うようになっている。
【0024】
クローザアクチュエータ15は、例えば減速機付電動モータを備えており、リアロック17と連結されている。クローザアクチュエータ15の電動操作はリアロック17に伝達され、スライドドア10の半ドア状態においてフロントロック16ともどもリアロック17の閉扉作動を電動で行うようになっている。
【0025】
なお、フロントロック16は、ECU19により検出された各種信号状態に応じて駆動制御される。
全開・半開ストッパ18は、スライドドア10の開扉幅が全開あるいは半開状態とされた際にスライドドア10を全開あるいは半開状態で一時的に固定(ロック)するように制御されており、スライドドア10がむやみに揺動することを防止している。
【0026】
図1はアウトサイドハンドル11の車両(スライドドア10)搭載状態において外側から見た斜視図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。尚、各図において左側が車両前方に相当し、右側が車両後方に相当している。
【0027】
アウトサイドハンドル11はドア固定部32とハンドル部33とを備えている。これらドア固定部32及びハンドル部33は、スライドドア10の外形を形成するドアパネル34を挟んで同ドアパネル34にビス35,36によって一体で固定されている。ドア固定部32及びハンドル部33は、それぞれドアパネル34に対して車室内側及び車室外側に配置されている。これらドア固定部32及びハンドル部33は、スライドドア10の開閉動作に合わせて一体で移動する。なお、ドアパネル34は、ハンドル部33間の間隔を拡張するように車室内側に湾曲しており、ドア固定部32もこのドアパネル34に略沿って曲成されている。
【0028】
ハンドル部33は、ハンドル本体としてのハンドルベース41と、感知部材としてのアンテナ42及び操作スイッチ43と、スイッチケース44と、シール部材45と、ハンドルケース46とを備えている。ハンドルベース41及びハンドルケース46はハンドル部33の外形を形成するもので、スイッチケース44を介してビス73,74によって互いに一体に結合されている。ハンドルケース46は、外縁部が車室外側に湾曲して形成されており、後述する態様でハンドルベース41に一体に組み付けられたアンテナ42と操作スイッチ43とスイッチケース44とシール部材45とを外側から略覆い隠すように取着されている。従って、ハンドルケース46は、外部に露出する意匠面を形成している。ハンドルケース46の長手方向において車両前方側の位置にはロックカバー孔46aが形成されており、該ロックカバー孔46aからは後述するロックカバー54の端面が突出している。
【0029】
ハンドルベース41は、ドアパネル34間の間隔を拡張するように車室外側に湾曲しており、その端面はアーチ形状に形成されている。そして、ハンドルベース41とドアパネル34との間にユーザの指が差し込み可能になっている。また、ハンドルベース41のドアパネル34と反対側の端面はアンテナ42を収容するアンテナ収容部47と操作スイッチ43を収容する操作スイッチ収容部48とを形成している。これらアンテナ収容部47及び操作スイッチ収容部48は車両前後方向に並列状態で配置されている。
【0030】
アンテナ42はアンテナ収容部47の底壁47aに密着するように収容されている。このアンテナ収容部47の底壁47aはハンドル部33の中央に近づくにつれて(操作スイッチ収容部48側に向かって)肉厚が厚くなるように形成されており、アンテナ42は同底壁47aに沿って傾斜して収容されている。
【0031】
アンテナ42は、略直方体形状に形成されており、車両及びユーザの発信器間での信号の授受に使用される。アンテナ42は、車両とユーザとの離隔距離に応じた信号レベルの検出信号を出力する。アンテナ42からは信号線49,50が延出されており、アンテナ42は上記検出信号を信号線49,50に沿って出力している。信号線49,50は後述する態様で操作スイッチ43を介して信号線49a,50aに接続されている。これら信号線49a,50aは、前記ECU19に接続される。
【0032】
操作スイッチ43は、略平板状に形成されており、ハンドルケース46側(図2において上側)にロックスイッチ51、ドアパネル34側(図2において下側)に制御部としての扉開閉スイッチ52を備えている。また、操作スイッチ43の内部からは両スイッチの操作信号を出力するための信号線57〜59が延出されている。これら信号線57〜59は、前記ECU19に接続される。
【0033】
図2においてロックスイッチ51の上面にはロックカバー54が配置されている。ロックカバー54は、弾性変形可能な略有底円筒形状に形成されており、底部54aがその軸線方向に移動可能である。ロックカバー54の底部54aは、ロックスイッチ51側(図2において下側)の端面がロックスイッチ51に当接し、ロックスイッチ51の反対側(図2において上側)の端面がハンドルケース46の表面(ロックカバー孔46a)から突出している。なお、ロックカバー54は操作スイッチ43との間に介装された図示しないスプリングにより定常状態においてハンドルケース46側に付勢されている。
【0034】
このように形成されたロックスイッチ51及びロックカバー54は、ロックカバー54の底部54aがハンドル部33の内部に押し込まれると、それに伴い底部54aがスプリングの付勢力に逆らってロックスイッチ51を車両側に押圧する。そして、操作スイッチ43はロックスイッチ51からの押圧を感知するとそれに応じた信号(操作信号)を出力する。
【0035】
扉開閉スイッチ52は、ハンドル部33のうちで車両前方(図2おいて左方)位置に、車両側に向かって突出形成されている。該扉開閉スイッチ52の下面には伝達部材55が組み付けられている。伝達部材55は回動軸55aを備えており、該回動軸55aを中心として図の上下方向に揺動する。伝達部材55は操作スイッチ43との間に介装されたスプリング56によりドアパネル34側に付勢されている。
【0036】
伝達部材55の下方はシール部材45によって略覆われている。シール部材45は、伝達部材55側の端面(図2において上側の端面)が伝達部材55に当接し、伝達部材55の反対側の端面(図2において下側の端面)の一部がドアパネル34に沿ってハンドルベース41よりも車両側に突出するようにハンドル部33に組み付けられている。なお、伝達部材55は、定常状態においてスプリング56の付勢力によりシール部材45を押圧する態様で位置決めされている。
【0037】
このように組み付けられた伝達部材55及びシール部材45は、シール部材45のハンドルベース41から突出した箇所がハンドル部33の内部に押し込まれることによって、伝達部材55がスプリング56の付勢力に逆らって扉開閉スイッチ52を車両と反対側に押圧する。そして、操作スイッチ43は扉開閉スイッチ52からの押圧を感知するとそれに応じた信号(操作信号)を出力する。
【0038】
即ち、操作スイッチ43は押圧されるスイッチに応じて各種信号を信号線57〜59に沿って出力する。例えば、ロックスイッチ51が車両側に押圧されるとスライドドア10の開扉操作を禁止するロック信号が出力され、扉開閉スイッチ52が車両と反対側に押圧されるとスライドドア10の開扉操作を行う開扉信号が出力される。
【0039】
図3は、アンテナ42と操作スイッチ43、及びそれぞれから延出された信号線49,50と信号線57〜59の接続状態を表した概観図である。
アンテナ42から延出された信号線49,50は、操作スイッチ43に埋設されたバスバー61,62を介して操作スイッチ43の反対側の端面から露出する信号線49a,50aに連続している。信号線49a,50aは、ECU19に接続されている。また、操作スイッチ43から延出された信号線57〜59も同様にECU19に接続されている。ECU19はアンテナ42及び操作スイッチ43から出力された各種信号に基づいてレリーズアクチュエータ14を駆動させ、アウトサイドハンドル11の操作をレバー13に伝達している。
【0040】
図4は、ハンドルベース41の斜視図である。ハンドルベース41は、両端部近傍位置にビス孔63,64が形成されており、両ビス孔63,64の間には、前述したアンテナ収容部47と操作スイッチ収容部48が形成されている。アンテナ収容部47及び操作スイッチ収容部48は、ともに略四角筒状の側壁部41d,41eを備えており、両収容部47,48は該側壁部41d,41eによって区画されている。特に、両収容部47,48間は上記側壁部41d,41eを形成する共通の区画壁41fによって区画されている。
【0041】
アンテナ収容部47は、ハンドルベース41の略中央位置に凹溝状に形成されており、その内部には前述したアンテナ42が収容されている。アンテナ収容部47の幅方向に対向する内側壁の各側には、後述する態様でスイッチケース44をハンドルベース41に取着するための係止凹部41a,41bが形成されている。
【0042】
また、操作スイッチ収容部48の外側壁には、その幅方向両側に係止凹部41cが形成されており、係止凹部41a,41bとともに後述する態様でスイッチケース44をハンドルベース41に取着している。
【0043】
操作スイッチ収容部48は底部に扉開閉スイッチ孔65及び配線孔66が形成されている。これら扉開閉スイッチ孔65及び配線孔66の上部には、シール部材45が配設される。
【0044】
図5は、ハンドルベース41にシール部材45及び操作スイッチ43を配設した状態を示す斜視図である。
シール部材45は、ゴムなどのシール材によって形成されており、操作スイッチ収容部48への浸水を防ぐスイッチ保護部45aと、アンテナ収容部47への浸水を防ぐアンテナ保護部45bとを備えている。
【0045】
スイッチ保護部45aは、伝達部材55とともに操作スイッチ43をハンドルベース41側から包み込むように略袋状に形成されている。スイッチ保護部45aは、操作スイッチ収容部48から信号線49a,50a,57〜59をスライドドア10の内部へと挿通する挿通孔68が形成されている。挿通孔68は、ハンドルベース41に形成された配線孔66から信号線49a,50a,57〜59が延出可能となる位置に形成されている。
【0046】
アンテナ保護部45bは、アンテナ収容部47の内部に収容されるアンテナ42の周囲を取り囲むように長四角形状に形成されている。
図6は、ハンドルベース41にスイッチケース44を組み付けた状態を示す斜視図である。
【0047】
スイッチケース44は、ハンドルベース41に対応してその外形が形成されており、ハンドルベース41への取着状態においてロックスイッチ51と対応する位置には該ロックスイッチ51を挿通するためのロックスイッチ孔69が形成されている。
【0048】
スイッチケース44の両端部にはビス孔71,72が形成されており、該ビス孔71,72の間隔は、前述したハンドルベース41に設けられたビス孔63,64の間隔と略等しく形成されている。スイッチケース44の幅方向両側には前述したハンドルベース41に形成された係止凹部41a〜41cの位置にそれぞれ対応して係止凸部44a〜44cが形成されている。
【0049】
係止凸部44a,44bは、スイッチケース44の相反する幅方向各側に向かって突出する凸部により形成されている。係止凸部44cは、先端部がスイッチケース44の対向する幅方向各側に向かって突出する凸部により形成されている。
【0050】
このように形成されたスイッチケース44は、両ビス孔71,72をハンドルベース41の両ビス孔63,64と連通させてビス73,74を貫挿するとともに、係止凸部44a〜44cを係止凹部41a〜41cに係合させてハンドルベース41に取着されている。また、シール部材45はスイッチケース44とハンドルベース41との間に介在し、スイッチケース44及びハンドルベース41の両者と圧接している。
【0051】
次に上記のように構成したアウトサイドハンドル11の作用を図2に従って説明する。
スライドドア10を車両外側において閉扉状態から開扉状態とする際には、ユーザはアウトサイドハンドル11を一度車両外方向に向かって引き寄せた後、車両後方に向かってスライドドア10を移動させるようにアウトサイドハンドル11を操作する。この際、アウトサイドハンドル11には車両外側に向かう力と、車両後方に向かう二通りの力が連続して付与される。
【0052】
アウトサイドハンドル11に車両外方向に向かって力を付与する際には扉開閉スイッチ52が車両側に向かって突出形成されているため、該扉開閉スイッチ52は自然に操作(押圧)される。一方、アウトサイドハンドル11に車両後方に向かって力を付与する際には扉開閉スイッチ52が車両前方位置に配置されているため、該扉開閉スイッチ52が自然に操作(押圧)されることがない。
【0053】
また、スライドドア10は、全開あるいは半開状態とされると、全開・半開ストッパ18により車両前後方向への移動が規制されているために閉扉状態とする際には扉開閉スイッチ52の押圧操作が必要となる。
【0054】
スライドドア10を車両外側において開扉状態から閉扉状態とする際には、ユーザは通常、降車位置からスライドドア10を車両前方に引き寄せるようにして閉扉操作を行う。この際、スライドドア10を閉扉操作するためにアウトサイドハンドル11には車両前方に向かう力が付与されるが、扉開閉スイッチ52が車両前方位置に配置されているためユーザは自然に扉開閉スイッチ52を操作(押圧)する。
【0055】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)ハンドルケース46は、ハンドルベース41に一体に組み付けられた部材全体を外側から略覆い隠すように取着されている。従って、アウトサイドハンドル11を略覆うハンドルケース46の意匠面(表面)によってアウトサイドハンドル11の外観が決定される。そのため、部材間のつなぎ目などがアウトサイドハンドル11の外観に表われず、アウトサイドハンドル11の意匠においてその自由度を向上することができる。
【0056】
(2)ハンドルケース46は、ハンドルベース41にアンテナ42及び操作スイッチ43などが収容された後に全体を略覆い隠すように組み付けが行われる。従って、ハンドルケース46の組み付けは、ハンドルベース41にアンテナ42及び操作スイッチ43などを収容した後に行うことが可能であり、ハンドルケース46の組み付けは工程の最終段階とされる。そのため、アウトサイドハンドル11の組み付け時においてハンドルケース46に傷が入るなどの不具合を減少することができ、歩留まりを向上することができる。
【0057】
(3)アンテナ収容部47と操作スイッチ収容部48とは車両前後方向に並列状態で配設されている。従って、アンテナ42と操作スイッチ43とはアウトサイドハンドル11への収容時において車両幅方向に重ならない。そのため、アウトサイドハンドル11を車両幅方向において薄く形成することができる。
【0058】
(4)ハンドルベース41に形成されたアンテナ収容部47及び操作スイッチ収容部48は、略四角形状の側壁部41d,41e及び区画壁41fを備えている。従って、ハンドルベース41の長さ及び幅の両方向において壁部が位置し、ハンドルベース41の剛性及びハンドル部33全体の剛性を高めることができる。
【0059】
(5)アンテナ42から延出された信号線49,50は、操作スイッチ43に埋設されたバスバー61,62を介して操作スイッチ43の反対側の端面から露出する。従って、信号線49a,50a,57〜59は、全て集約されて操作スイッチ43から延出されている。そのため、信号線49a,50a,57〜59を容易にECU19に接続することができ、アウトサイドハンドル11の組み付け性を向上させることができる。
【0060】
(6)扉開閉スイッチ52は、ハンドル部33のうちで車両前方位置に配設されているため、ユーザが車両外に位置してスライドドア10を閉動作する際に、扉開閉スイッチ52はスライドドア10の閉扉方向前方に位置する。従って、ユーザが降車後にスライドドア10を閉扉操作する際に降車位置に最も近い位置に扉開閉スイッチ52が位置し、ユーザは降車後の身体の移動を最小限に抑えて扉開閉スイッチ52を操作することができる。
【0061】
(7)スライドドア10を閉扉操作する力の方向と扉開閉スイッチ52を押圧する力の方向が略等しく設定されているため、ユーザはスライドドア10を閉扉操作する際に意識することなく扉開閉スイッチ52を押圧する。従って、ユーザはスライドドア10を自然に閉操作することができ、スライドドア10の操作性を向上することができる。
【0062】
(8)アンテナ42はハンドル部33の中央に近づくにつれて肉厚が厚く形成されているアンテナ収容部47の底壁47aに密着するように収容されている。従って、アンテナ42はアンテナ収容部47の内部でハンドルベース41のスライドドア10側の端面に対して傾斜して収容される。そのため、外縁部が曲面状に形成されたアウトサイドハンドル11への収容にあたって、より長いアンテナ42を収容することができ、車両とユーザとの位置状態の検出を高い精度で行うことができる。
【0063】
(9)アウトサイドハンドル11によりスライドドア10を開扉操作する際に付与される車両外方向に向かう力と、車両後方に向かう力は、車両外方向に向かう力が扉開閉スイッチ52を自然に操作(押圧)する一方、車両後方に向かう力は扉開閉スイッチ52を自然に操作(押圧)することがない。従って、スライドドア10の開扉操作時に扉開閉スイッチ52の2度押しによるスライドドア10の動作の不具合を防ぐことができる。
【0064】
なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
・上記実施の形態においては、ハンドルベース41に一体に組み付けられた部材全体を外側から略覆い隠すためにハンドルケース46を用いた。即ち、アウトサイドハンドル11の主な構成はハンドルベース41に一体に組み付けられており、ハンドルケース46は主にアウトサイドハンドル11の外観の意匠性を向上するため及びハンドル部33内部の防水を行うために取着されている。従って、ハンドルケース46の形状は適宜変更してもよい。また、このようにハンドルケース46の形状を変更可能することによりアウトサイドハンドル11の汎用性を向上することができる。
【0065】
・上記実施の形態においては、アンテナ42は車両及びユーザの発信器間の位置状態を検出していたが、同時に静電容量センサを備えユーザの接近を検出するようにしてもよい。このようにアウトサイドハンドル11を構成することによりユーザの検出精度を更に向上することができる。
【0066】
・上記実施の形態においては、アウトサイドハンドル11を車両後方に開くスライドドア10に設置したが、車両前方に開くスライドドアに設置してもよい。この場合には、アウトサイドハンドル11は、上記実施の形態とは車両前後方向に逆転して配設することが好ましい。即ち、扉開閉スイッチ52がハンドル部33のうちで車両後方位置に形成されていることが好ましい。こうすることにより、ユーザがスライドドア10を車両後方に引き寄せる様にして閉扉操作を行うために、ユーザは自然に扉開閉スイッチ52を操作(押圧)できる。
【0067】
・上記実施の形態においては、アウトサイドハンドル11をスライドドア10に設置したが、ドアはスライド式のドアに限定されず、例えばスイング式のドアに設置してもよい。この場合において、車両前方に開くスイングドアにおいては、アウトサイドハンドル11は、上記実施の形態とは車両前後方向に逆転して配設されることが好ましい。即ち、扉開閉スイッチ52がハンドル部33のうちで車両後方位置に形成されていることが好ましい。こうすることにより、ユーザがスイングドアを開ける際には、開作動するスイングドアとの干渉を避けるためにスイングドアから見て車両後方に立つこととなるが、ユーザは自然に扉開閉スイッチ52を操作(押圧)できる。また、車両後方に開くスイングドアにおいては、上記実施の形態と同様に配設されることが好ましい。即ち、扉開閉スイッチ52がハンドル部33のうちで車両前方位置に形成されていることが好ましい。こうすることにより、ユーザがスイングドアを開ける際には、開作動するスイングドアとの干渉を避けるためにスイングドアから見て車両前方に立つこととなるが、ユーザは自然に扉開閉スイッチ52を操作(押圧)できる。
【0068】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば意匠面にハンドル部の分割線が形成されないドアハンドル装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウトサイドハンドルの外側からの斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】アンテナと操作スイッチとの接続状態を表した概観図。
【図4】ハンドルベースの斜視図。
【図5】シール部材、操作スイッチを配設したハンドルベースの斜視図。
【図6】ハンドルベース及びスイッチケースの斜視図。
【図7】車両のスライドドアシステムを示す模式図。
【符号の説明】
32…ドア固定部、33…ハンドル部、34…ドアパネル、41…ハンドル本体としてのハンドルベース、41d,41e…側壁部、42…感知部材としてのアンテナ、43…感知部材としての操作スイッチ、46…ハンドルケース、47…アンテナ収容部、47a…底壁、48…操作スイッチ収容部、49,49a,50,50a,57〜59…信号線、52…制御部としての扉開閉スイッチ。

Claims (8)

  1. 車両ドアに固定され、感知部材を収容するハンドル部を備えたドアハンドル装置において、
    前記ハンドル部は、
    ハンドル本体と、
    前記ハンドル本体に覆設されて、前記ハンドル部の意匠面を形成するハンドルケースと、
    を備えたことを特徴とするドアハンドル装置。
  2. 前記感知部材は、前記ハンドル本体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のドアハンドル装置。
  3. 前記感知部材は、アンテナと、前記車両ドアを開閉操作するための操作スイッチとを備えており、
    前記アンテナ及び前記操作スイッチは並列状態で収容されていることを特徴とする請求項1または2に記載のドアハンドル装置。
  4. 前記アンテナ及び前記操作スイッチは、それぞれ前記ハンドル本体に形成された筒状の側壁部を有するアンテナ収容部及び操作スイッチ収容部に収容されていることを特徴とする請求項3に記載のドアハンドル装置。
  5. 前記ハンドル本体は、前記アンテナ収容部において肉厚が徐々に変化する底壁を備え、
    前記アンテナは、前記底壁に沿って傾斜状態で前記アンテナ収容部に収容されていることを特徴とする請求項4に記載のドアハンドル装置。
  6. 前記アンテナから延出された信号線は、前記操作スイッチに埋設された信号線を介して該操作スイッチから延出されていることを特徴とする請求項3〜5のうちのいずれか一項に記載のドアハンドル装置。
  7. 前記操作スイッチの操作を検出する検出部は、車両搭載状態において前記ハンドル部の車両前方側に配置されていることを特徴とする請求項3〜6のうちのいずれか一項に記載のドアハンドル装置。
  8. 前記操作スイッチの操作を検出する検出部は、車両搭載状態において前記ハンドル部の車両後方側に配置されていることを特徴とする請求項3〜6のうちのいずれか一項に記載のドアハンドル装置。
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