JP2004089900A - 廃塗料回収装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗装ガン4から余剰の塗料を吹き捨てる洗浄筒31と、洗浄筒31の下方に配置される漏斗32と、吹き捨てられた塗料が漏斗32から枝管41および合流管42を経て流入するブース内中継タンク6とを含み、洗浄筒31、漏斗32、および合流管42のそれぞれに、塗装ガン4からの廃液を分岐ライン18a,18b,18cで分流させるように構成した廃塗料回収装置10とした。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、塗料の色替えを行う際に廃棄される塗料を回収する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などのワークを塗装する際に用いられる塗装装置には、多品種少量生産に対応するために、色の異なる複数の塗料を吹き付けることができるように構成されているものがある。このような塗装装置においては、前に使用していた塗料がこれから使用する塗料に混合してしまうことを防ぐために、色替えの際に、塗装ガンの内部をシンナーなどの溶剤で洗浄する必要がある。また、洗浄に用いたシンナーや洗い流される余剰の塗料(廃塗料)は、廃液として回収する必要がある。
【0003】
このように色替えが可能な塗装装置に必要とされる洗浄および廃液の回収の従来技術としては、回転霧化静電塗装機の先端に廃液の回収用のウオツシングシュラウドを一体化したものがあげられる(例えば、特許文献1参照。)。
この回転霧化静電塗装機における回収装置は、洗浄に際して、ウオツシングシュラウドが塗料を噴霧する回転カップを覆うように移動させ、回転カップを洗浄したシンナーをウオツシングシュラウドの底面から回収するように構成されている。
【0004】
また、塗装室の床面に固定したウオツシングシュラウドを用いて廃塗料を回収するものもある(例えば、特許文献2参照)。塗料を吹き付ける回転霧化頭は、その洗浄時にウオツシングシュラウド内に挿入されるように移動し、回転霧化頭を洗浄したシンナーをウオツシングシュラウドの底面から回収するように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
実公昭60−36360号公報(第2−3頁、第1図)
【特許文献2】
特開2000−189849号公報(第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に例示される従来技術では、先端部を覆うだけの大きさを有するウオツシングシュラウドと、それを移動させるシリンダとが、回転霧化静電塗装機の先端部に備え付けられるために、塗装機の形状が大きくなってしまう。また、このような構成を有する塗装ロボットを想定すると、先端部が重すぎて、塗装ロボットにかかる負荷が大きくなってしまう。
そして、特許文献1、および特許文献2に例示される従来技術は、共に、回収する廃液に含まれる塗料が固着することを防止するような措置は施されていない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、色替えの際に発生する廃液に含まれる塗料が固着することを防止することを簡単な構成により実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、塗料の色替えの際に塗装ガンから排出される余剰の塗料を回収する廃塗料回収装置であって、塗装ガンから余剰の塗料を吹き捨てる洗浄筒と、洗浄筒の下方に配置される漏斗と、吹き捨てられた塗料が漏斗から配管を経て流入する中継タンクとを含み、配管の少なくとも一部、洗浄筒、および漏斗のそれぞれに、余剰の塗料を塗装ガンから排出するのに用いた溶剤を分流させるように構成した廃塗料回収装置とした。
【0008】
この廃塗料回収装置は、色替えの際に、塗料を吹き捨てる洗浄筒および漏斗と、吹き捨てられた塗料を回収するための配管の少なくとも一部のそれぞれに、塗装ガンから塗料を排出するのに用いた溶剤を流すように構成した。これにより、洗浄筒および漏斗への塗料の固着が防止される。また、配管が塗料の固着により詰まることも防止される。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の廃塗料回収装置であって、中継タンクに貯溜した塗料および溶剤を強制吸引するポンプを備える構成とした。
【0010】
この廃塗料回収装置は、中継タンクから塗料および溶剤を排出する際に、ポンプを用いて強制的に吸引するように構成した。これにより、中継タンクから先の配管中に塗料が固着するなどして配管が詰まることが防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施形態の廃塗料回収装置が適用される塗装装置について、図1および図2を用いて説明する。なお、図1は塗装装置の概略図であり、図2は塗装ガンの概略構成図である。
【0012】
図1に示す塗装装置は、上から下に向かうダウンフローが形成された塗装ブース1を有し、塗装ブース1内をコンベア2で搬送されるワークWに対して、塗料を吹き付ける構成を有している。塗料は、塗装ブース1の壁面1aに複数配設されている多関節ロボットである塗装ロボット3の先端に取り付けられた塗装ガン4から吹き付けられる。また、塗装ブース1の床面は、その一部が窪んで、色替えの際に塗装ガン4内の余剰の塗料を廃塗料として回収するための回収容器5、ブース内中継タンク6などが設置されている。なお、床面に固定されたガイド51で支持される回収容器5およびブース内中継タンク6は後に詳細を説明する本実施形態の廃塗料回収装置の構成要素である。
【0013】
ここで、塗装ガン4は、図示しない塗料供給装置から供給される色の異なる複数の塗料を適宜、選択して吹き付けることが可能になっている。例えば、図2に概略構成を示すように、ワークWに塗料を吹き付けるノズル11と、ノズル11に塗料を供給する供給ライン12と、複数の塗料の切り替えや、洗浄用のシンナー、エアの供給を制御するカラーチェンジバルブ(CCV)13とを有している。
【0014】
図2に概略構成を示す塗装ガン4において、供給ライン12は、第一のライン14と第二のライン15とが選択可能に構成されており、一方のラインを使って塗装を行っている間に、色替えに備えて他方のラインを洗浄できるようになっている。このため、供給ライン12は、第一のライン14、第二のライン15とCCV13との接続状態を択一に切り替える四方弁16と、塗料が供給されている方のラインとノズル11とを接続させるバルブユニット17、および未使用のライン(前記の他方のライン)を洗浄するために用いられるバルブユニット21とを有している。第一のライン14、第二のライン15は、それぞれ調圧器14a,15aを備え、調圧器14a,15aと四方弁16との間には、廃塗料およびその洗い流し用の溶剤であるシンナーを含む廃液を排出ライン18に排出する際に用いるバルブ14b,15bが設けられている。バルブユニット17には、第一のライン14をノズル11または排出ライン18に択一に接続するバルブ19a,19bと、第二のライン15をノズル11または排出ライン18に択一に接続するバルブ20a,20bとを有している。なお、バルブユニット17のバルブ22は、バルブユニット17からノズル11までの間の塗料を吹き捨てるためのシンナーを供給するために用いられ、バルブ23は、乾操用のエアを供給するために用いられる。同様に、バルブユニット21にも未使用のラインを洗浄するためのシンナーを供給するバルブ27、エアを供給するバルブ28を有する。
【0015】
CCV13は、塗装に用いられる塗料の種類に応じて、つまり一つの塗料に対して一つずつ割り当てられるバルブ24が配列された構成を有し、これに洗浄用のシンナー、およびエアを供給するためのバルブ25、およびバルブ26が設けられている。各バルブ24は、色ごとに、不図示のホースで塗料供給装置に接続されている。
【0016】
したがって、色替えの際には、バルブユニット17からノズル11までの間の塗料は、シンナーで洗い流されるようにしてノズル11から吹き捨てられる。また、第一のライン14内もしくは第二のライン15内の塗料は、シンナーで洗い流されるようにして排出ライン18から、廃液として排出される。なお、シンナーを供給するバルブ22,25,27は図示しないホースでシンナーの供給源に接続されている。エアを供給するバルブ23,26,28は図示しないホースでエアの供給源に接続されているものとする。
【0017】
このような塗装ガン4から排出される塗料をシンナーと共に回収する廃塗料回収装置の構成について図1、図3および図4を用いて説明する。ここで、図3は廃塗料回収装置の概略構成図であり、図4は回収容器の拡大斜視図である。なお、図3は、塗装ブース内に複数の塗装ロボットが配列された塗装装置に適用される場合を示している。
【0018】
図3に示すように、廃塗料回収装置10は、塗装ブース1内の回収容器5およびブース内中継タンク6、ならびに余剰の廃液を貯溜できるホッパ7と、塗装ブース1外のダイアフラムポンプ8と、中継タンク9と、これらを接続する配管41,42,44,45,46,47とを含み、これらに塗装ガン4の排出ライン18およびマニホールド50で分岐された分岐ライン18a,18b,18c,18dを加えた構成を有している。
【0019】
回収容器5は、色替えを行うに際に、塗装ガン4から吹き捨てられる塗料やシンナーなどが飛び散り、塗装ブース1内に漂って、ワークWに付着しないようにする洗浄筒31と、洗浄筒31の下方に配置されている漏斗32とから構成される。なお、塗料の固着を防止するために、洗浄筒31および漏斗32の内面はテフロン(R)でコーティングされることが望ましい。
【0020】
図4に示す洗浄筒31は、上側の開放端31aが塗装ガン4の先端を挿入可能な内径を有し、その内面には、分岐ライン18aから供給される廃塗料やシンナーを含む廃液(以下、廃液という)を吹き出す複数のノズル33が穿設されたリング状の配管34が配設されている。ノズル33から吹き出される廃液は、洗浄筒31に吹き捨てられた廃塗料を漏斗32に洗い流したり、塗装ガン4の先端を洗浄したりするために用いられる。なお、ノズル33の向きは、リング状の配管34の中心に向かう方向であることが望ましいが、洗浄筒31の内面や塗装ガン4を洗浄できる向きであれば、いかなる向きでも良い。また、配管34の代わりに、複数のノズルが穿設されたホースを用いても良い。
【0021】
漏斗32は、上側から下側にかけて径が減少する形状、例えば逆円錐形状を有しており、エア抜きのために、洗浄筒31との間に隙間を設けて配置されている。このため、洗浄筒31から流れ落ちる廃液がこぼれないように漏斗32の上側の開放端32aは洗浄筒31の下端の内径よりも大きくなっている。また、この漏斗32にも廃塗料を洗い流すための廃液を吹き出すノズル35が配設されている。ノズル35は、漏斗32内に挿入されるリング状の配管36に穿設されており、廃液は、塗装ガン4の洗浄に用いたものが分岐ライン18bから供給される。塗料の固着防止の観点からは、配管36の内径は洗浄筒31の内径よりも大きいことが好ましい。なお、前記と同様に、ノズル35の向きは、リング状の配管36の中心に向かう方向であることが望ましいが、漏斗32の内面を洗浄できる向きであれば、いかなる向きであっても良い。また、配管36の代わりに、複数のノズルが穿設されたホースを用いても良い。
【0022】
漏斗32の底部から廃液を排出する配管は、図3に示すように、個々の漏斗32に接続された枝管41と、各枝管41からの廃液を合流させて塗装ブース1内のブース内中継タンク6へと導く合流管42とからなる。
合流管42は、所定間隔で複数の枝管41が取り付けられており、漏斗32から排出される廃液をブース内中継タンク6に導きやすいように、ブース内中継タンク6に向かって下り勾配を有するように配設されている。また、ブース内中継タンク6から最も離れた位置には廃液の供給口42aが形成されている。供給口42aから合流管42に廃液を直接流すことで、塗料の乾操・固着を防止している。さらに、枝管41および合流管42の内面をテフロン(R)でコーティングしておくと、塗料が固着して配管内が詰まることを効果的に防止できる。
【0023】
ブース内中継タンク6は、図1に詳細な構成を示すように、所定量の廃液を貯溜可能な容積を有し、その上部に合流管42と、エア抜き孔43が設けられ、底部には排出用の配管44が接続されている。この配管44は、塗装ブース1外に設置されている回収配管45に接続されている。配管44は、塗料の固着防止のためのテフロン(R)がコーティングされており、図示しないバルブの開閉動作により、貯溜する廃液の排出を制御するようになっている。
【0024】
図3のホッパ7は、塗装ガン4の洗浄に使用された廃液の内、回収容器5や、合流管42に供給される分を除いた残りの廃液が分岐ライン18dを通じて回収される容器である。このホッパ7は、配管46を介して前記の回収配管45に接続されている。配管46は、塗料の固着防止のためのテフロン(R)がコーティングされており、図示しないバルブの開閉動作により、貯溜する廃液の排出を制御するようになっている。
【0025】
ダイアフラムポンプ8は、不図示のダイアフラムの移動によって、廃液の圧送を行うポンプであり、ブース内中継タンク6およびホッパ7から排出される廃液を配管47を介して中継タンク9に回収させるために用いられる。ダイアフラムポンプ8は吸引・吐出速度が大きいので、回収配管45内に塗料が固着することを防止できる。なお、ダイアフラムポンプ8を塗装ブース1、つまり回収容器5やブース内中継タンク6、ホッパ7よりも低い位置に設置するのは、重力を利用しつつ、廃液の回収を容易に行うためである。
【0026】
中継タンク9は、塗装ブース1外に設置されており、前記のブース内中継タンク6よりも大容量のタンクである。中継タンク9には、回収された廃液を定期的に、強制吸引して汲み上げるポンプ49が設置されており、ポンプ49の吐出側の配管48は、不図示の調合室のドラム缶に接続されている。
【0027】
このような廃塗料回収装置10の作用について、色替えが行われたときの廃液の流れを中心にして説明する。
図1のワークWに吹き付ける色を替える場合には、塗装ロボット3を稼動させて塗装ガン4の先端をあらかじめティーチングしていた位置、すなわち洗浄筒31の上側の開放端31aから、その内側に挿入させる。この位置で、塗装ガン4内の塗料をシンナーで洗い流して、その一部をノズル11から洗浄筒31内に吹き捨てる。このとき、塗装ガン4からは、排出ライン18からも廃液が排出されるので、排出ライン18から排出された廃液は、マニホールド50で分岐されて、分岐ライン18aから洗浄筒31のノズル33、漏斗32のノズル35、合流管42、ホッパ7(図3参照)にそれぞれ分流させられる。
【0028】
なお、前記したように、洗浄筒31に吹き捨てられる塗料は、図2のバルブユニット17からノズル11までの間の塗料である。CCV13からバルブユニット17までの間の塗料は、CCV13から供給されるシンナー、もしくは四方弁16の他のポートに接続されるバルブユニット21から供給されるシンナーにより洗い流されるようにして、シンナーを多く含む廃液として排出ライン18から排出される。
【0029】
洗浄筒31のノズル33から吹き出す廃液は、塗装ガン4や、洗浄筒31の内面に吹き付けられる。これにより、塗装ガン4や、洗浄筒31の内面に廃塗料が付着していたとしても、廃液により漏斗32に洗い流される。同様に、漏斗32では、ノズル34から廃液が吹き出している。このため、洗浄筒31から流れ落ちる廃液に含まれる廃塗料が、漏斗32の内面に付着するような場合であっても、ノズル34から吹き出す廃液により洗い流される。
【0030】
図3に示す各回収容器5の廃液はそれぞれの枝管41から合流管42へと流入し、供給口42aからの廃液と混ざりつつ、ブース内中継タンク6に流れ込む。ブース内中継タンク6に流れ込んだ廃液、およびホッパ7内の廃液は、定期的(例えば30分ごと)に、ダイアフラムポンプ8により吸引される。この際には、配管44,46のバルブ(不図示)がダイアフラムポンプ8と連動して開閉動作を行う。このダイアフラムポンプ8は、廃液を強制的に吸引することで、配管45内に廃液中の塗料が残ることを防止し、そのような塗料の固着により配管45の詰まりを防止している。
【0031】
ダイアフラムポンプ8によりブース内中継タンク6やホッパ7から吸引された廃液は、回収配管47を経て、中継タンク9に流れ込み、ここに貯溜される。その後、廃液は、ポンプ49で汲み上げられて調合室のドラム缶に注入される。
【0032】
このように廃塗料回収装置10は、廃液を内面に流す回収容器5を設けることで、塗装ガン4からの吹き捨て時の廃塗料の飛び散りを防止できるし、塗料の固着を防止もできる。そして、廃液は、一旦、塗装ブース1内のブース内中継タンク6に集められるが、枝管41および合流管42にテフロン(R)がコーティングされると共に、合流管42に廃液を通流させることで、ここでの塗料の固着による配管詰まりを防止させている。また、塗装ブース1外の中継タンク9に廃液を回収するにあたり、ダイアフラムポンプ8を用いて定期的に、強制吸引するように構成したので、廃液が配管中に滞溜し難くなり、回収配管45,47における詰まりも防止できている。
【0033】
なお、本発明は前記の実施形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、廃液の量が少ない場合には、ホッパ7を設ける必要はない。また、ダイアフラムポンプ8に替えて、回転式のポンプなど公知のポンプを使用しても良い。
回収容器5の配列数や、ブース内中継タンク6の数、ダイアフラムポンプ8の数などは、塗装装置の大きさやレイアウトに応じて適宜選択することができるものである。
【0034】
【発明の効果】
請求項1によれば、塗装ガンから塗料を排出するのに用いた溶剤を用いて、洗浄筒、漏斗、中継タンクまでの配管への塗料の固着を防止するので、簡単、かつ安価で塗料詰まりのない廃塗料回収装置が得られる。
請求項2によれば、強制吸引により中継タンクから塗料および溶剤を排出するようにしたので、配管中に塗料が固着するなどして配管が詰まることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗装装置の概略図である。
【図2】塗装ガンの概略構成図である。
【図3】廃塗料回収装置の概略構成図である。
【図4】回収容器の一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 塗装ブース
4 塗装ガン
5 回収容器
6 ブース内中継タンク(中継タンク)
7 ホッパ
8 ダイアフラムポンプ
31 洗浄筒
32 漏斗
33 ノズル
35 ノズル
42 合流管(配管)
Claims (2)
- 塗料の色替えの際に塗装ガンから排出される余剰の塗料を回収する廃塗料回収装置であって、
前記塗装ガンから余剰の塗料を吹き捨てる洗浄筒と、前記洗浄筒の下方に配置される漏斗と、吹き捨てられた塗料が前記漏斗から配管を経て流入する中継タンクとを含み、前記配管の少なくとも一部、前記洗浄筒、および前記漏斗のそれぞれに、余剰の塗料を前記塗装ガンから排出するのに用いた溶剤を分流させるように構成したことを特徴とする廃塗料回収装置。 - 前記中継タンクに貯溜した塗料および溶剤を強制吸引するポンプを備えることを特徴とする請求項1に記載の廃塗料回収装置。
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