JP2004089895A - 流体イオン化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットボトル等の容器に,単数又は複数の磁石を有する流体イオン化装置を装着する事により,その飲料水を磁気イオン水とする事を可能とする。
【解決の手段】例えば,ペットボトルの様な容器に飲用に供する液体が既に充填されている場合に,その容器の口部に単数又は複数の磁石を配置することにより,液体がその磁界中を通過する際に磁気イオン水を得る。この容器の口部周辺に磁石を配置する手段として,例えばキャップを取り付けるためのスクリュー(オスねじ)部を利用する。
ペットボトルの様な容器に飲用に供する液体が既に充填されている場合において容器内部の液体は,自己の温度差などによる対流,或いは,外部からの力によって生じる流動が起こる。容器内部の液体に対して磁界が形成される様に単数又は複数の磁石を配置する事により,前述の対流或いは流動により磁界内を通過する際に液体を磁気イオン水とする。
【選択図】 図1
【解決の手段】例えば,ペットボトルの様な容器に飲用に供する液体が既に充填されている場合に,その容器の口部に単数又は複数の磁石を配置することにより,液体がその磁界中を通過する際に磁気イオン水を得る。この容器の口部周辺に磁石を配置する手段として,例えばキャップを取り付けるためのスクリュー(オスねじ)部を利用する。
ペットボトルの様な容器に飲用に供する液体が既に充填されている場合において容器内部の液体は,自己の温度差などによる対流,或いは,外部からの力によって生じる流動が起こる。容器内部の液体に対して磁界が形成される様に単数又は複数の磁石を配置する事により,前述の対流或いは流動により磁界内を通過する際に液体を磁気イオン水とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、飲料水を流体イオン化する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本国特許第1811509号或いは第3235990号,米国特許第5077189号,欧州特許大392097号などに見られる様に,従来磁化水又は磁気イオン水(以降,磁気イオン水に統一)を得るための流体イオン化装置としては,水道管あるいは水道の蛇口などに磁石を有する当該装置を取り付けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では,水道の蛇口から放出される水道水或いは井戸水などに対してのみ磁気イオン水を得る事が可能であった。従って,水道から放出される飲用水以外の液体,例えば市販されているペットボトル入りのミネラルウォーターや各種お茶類,清涼飲料水などに対しては磁気イオン水を得る事ができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術では困難であった既に水道などから放出された飲用水,例えばペットボトルなどの容器に既に充填されている液体を磁気イオン水とするための具体的手段を提供するのが本考案である。
【0005】
【発明の実施の形態】
例えば,ペットボトルの様な容器に飲用水が充填されている場合に,容器から液体を放出するための口部に単数又は複数の磁石を配置する。これにより飲用水はその磁石の磁界中を通過する際に磁気イオン水となる。容器の口部周辺に磁石を配置する手段として,例えばペットボトルの場合,キャップを取り付けるためのスクリュー(オスねじ)部を利用する。単数或いは複数の磁石を有し,且つその磁石により形成される磁界内に液体を通過させるための流路を有する構造物をペットボトル本体のスクリュー部に取り付ける。これにより,ペットボトル内から液体を放出する際,即ち,例えばコップ等の他の容器へ移す際に,或いは,直接飲用する際に液体は磁界中を通過するので磁化イオン水となる。また容器内に液体を充填する際にも,同様に磁気イオン水が得られる。
【0006】
また,ペットボトルの様な容器の周囲に単数又は複数の磁石を配置する。容器内に充填されている飲用水は,自己の温度差などによって生じる対流,或いは振動など外部から受ける力によって生じる流動が起こり,前述の磁石によって形成されている磁界中を通過するので,磁気イオン水となる。磁石を配置するための構造物に熱伝導の低い材料を用いる事により,保温機能を有する流体イオン化装置となる。
【0007】
【実施例1】
本発明の1実施例を図1を用いて示す。図1左はペットボトル90へ本発明の流体イオン化装置10を取り付け,更にその先端に元々のペットボトルの蓋100を取り付けた状態を示している。これにより通常は密封されており,蓋100を取り外す事により通常通り飲用に供することが可能である。
【0008】
図1右を用いて本発明の流体イオン化装置10の詳細を示す。流体イオン化装置本体10は,ペットボトル或いはその蓋と同様プラスチックであり,2個の磁石20及び30が本体の中央の流路90を挟んで埋め込まれた構造となっている。80はそれらの磁石によって形成される磁界を示している。ペットボトルへ取り付けは,ペットボトルの蓋をはずした後そのオスネジ部と勘合するメスネジ部40を用い,また蓋100を取り付けるためにはオスネジ部60を用いる。本実施例においては漏れを防止するためのパッキン50を有しているが,メスネジ部の構造によっては必ずしも必要としない。これにより,本発明の流体イオン化装置10を取り付けた後も本来のペットボトルと同様の取り扱いが可能となる。
【0009】
飲用に供する清涼飲料水などが充填されているペットボトルを購入し,本流体イオン化装置を取り付けた場合には,そのままでは磁気イオン水は得られない。
しかし,飲用のため蓋を取り外し,液体をペットボトルから外へ放出する際には,液体は流体イオン化装置10の流路90に磁石20及び30によって形成されている磁界80中を通過する事になり,その際に磁気イオン水となる。又,本実施例では2個の磁石20,30を流体イオン化装置に組み込んだ状態を示したが,磁石の数は1個でも,又,3個以上でもかまわない。
【0010】
【実施例2】
本発明の第2の実施例を図2を用いて示す。ペットボトル90へ本発明の保温性を有する流体イオン化装置110を取り付けた状態を示している。
【0011】
保温性を有する流体イオン化装置110は化学繊維を封入した生地でできており,磁石20,30を当該位置に有している。これら磁石によりペットボトル内に磁界80が形成されている。ペットボトル内の液体は,自己の温度差などによって生じる対流,或いは振動など外部から受ける力によって生じる流動により磁界内を通過する際に,磁気イオン水となる。
【0012】
又,本実施例では2個の磁石20,30を流体イオン化装置へ組み込んだ状態を示したが,磁石の数は1個でも,又,3個以上でもかまわない。更に,保温機能を有する材料としては,一般に用いられている保温材が適用される。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の流体イオン化装置は,既に水道等から放出された液体,或いは,ペットボトル等に充填されている液体を磁気イオン水とすることが可能である。ペットボトル等の口部に容易に取り付けられ,密封も可能な事から使い勝手も良い。また,保温機能を付加することも可能で実用性も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体イオン化装置の装着状態及び装置の構成を示した模式図である(実施例1)。
【図2】保温機能を有する流体イオン化装置の模式図である(実施例2)。
【符号の説明】
10 流体イオン化装置
20 磁石A
30 磁石B
40 ペットボトルへ取り付けるためのメスネジ
50 漏れを防止するためのパッキン
60 ペットボトルの蓋を取り付けるためのオスネジ
70 流路
80 磁石により形成される磁界
90 ペットボトル本体
100 ペットボトルの蓋
110 保温機能を有する流体イオン化装置
【発明が属する技術分野】
本発明は、飲料水を流体イオン化する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本国特許第1811509号或いは第3235990号,米国特許第5077189号,欧州特許大392097号などに見られる様に,従来磁化水又は磁気イオン水(以降,磁気イオン水に統一)を得るための流体イオン化装置としては,水道管あるいは水道の蛇口などに磁石を有する当該装置を取り付けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では,水道の蛇口から放出される水道水或いは井戸水などに対してのみ磁気イオン水を得る事が可能であった。従って,水道から放出される飲用水以外の液体,例えば市販されているペットボトル入りのミネラルウォーターや各種お茶類,清涼飲料水などに対しては磁気イオン水を得る事ができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術では困難であった既に水道などから放出された飲用水,例えばペットボトルなどの容器に既に充填されている液体を磁気イオン水とするための具体的手段を提供するのが本考案である。
【0005】
【発明の実施の形態】
例えば,ペットボトルの様な容器に飲用水が充填されている場合に,容器から液体を放出するための口部に単数又は複数の磁石を配置する。これにより飲用水はその磁石の磁界中を通過する際に磁気イオン水となる。容器の口部周辺に磁石を配置する手段として,例えばペットボトルの場合,キャップを取り付けるためのスクリュー(オスねじ)部を利用する。単数或いは複数の磁石を有し,且つその磁石により形成される磁界内に液体を通過させるための流路を有する構造物をペットボトル本体のスクリュー部に取り付ける。これにより,ペットボトル内から液体を放出する際,即ち,例えばコップ等の他の容器へ移す際に,或いは,直接飲用する際に液体は磁界中を通過するので磁化イオン水となる。また容器内に液体を充填する際にも,同様に磁気イオン水が得られる。
【0006】
また,ペットボトルの様な容器の周囲に単数又は複数の磁石を配置する。容器内に充填されている飲用水は,自己の温度差などによって生じる対流,或いは振動など外部から受ける力によって生じる流動が起こり,前述の磁石によって形成されている磁界中を通過するので,磁気イオン水となる。磁石を配置するための構造物に熱伝導の低い材料を用いる事により,保温機能を有する流体イオン化装置となる。
【0007】
【実施例1】
本発明の1実施例を図1を用いて示す。図1左はペットボトル90へ本発明の流体イオン化装置10を取り付け,更にその先端に元々のペットボトルの蓋100を取り付けた状態を示している。これにより通常は密封されており,蓋100を取り外す事により通常通り飲用に供することが可能である。
【0008】
図1右を用いて本発明の流体イオン化装置10の詳細を示す。流体イオン化装置本体10は,ペットボトル或いはその蓋と同様プラスチックであり,2個の磁石20及び30が本体の中央の流路90を挟んで埋め込まれた構造となっている。80はそれらの磁石によって形成される磁界を示している。ペットボトルへ取り付けは,ペットボトルの蓋をはずした後そのオスネジ部と勘合するメスネジ部40を用い,また蓋100を取り付けるためにはオスネジ部60を用いる。本実施例においては漏れを防止するためのパッキン50を有しているが,メスネジ部の構造によっては必ずしも必要としない。これにより,本発明の流体イオン化装置10を取り付けた後も本来のペットボトルと同様の取り扱いが可能となる。
【0009】
飲用に供する清涼飲料水などが充填されているペットボトルを購入し,本流体イオン化装置を取り付けた場合には,そのままでは磁気イオン水は得られない。
しかし,飲用のため蓋を取り外し,液体をペットボトルから外へ放出する際には,液体は流体イオン化装置10の流路90に磁石20及び30によって形成されている磁界80中を通過する事になり,その際に磁気イオン水となる。又,本実施例では2個の磁石20,30を流体イオン化装置に組み込んだ状態を示したが,磁石の数は1個でも,又,3個以上でもかまわない。
【0010】
【実施例2】
本発明の第2の実施例を図2を用いて示す。ペットボトル90へ本発明の保温性を有する流体イオン化装置110を取り付けた状態を示している。
【0011】
保温性を有する流体イオン化装置110は化学繊維を封入した生地でできており,磁石20,30を当該位置に有している。これら磁石によりペットボトル内に磁界80が形成されている。ペットボトル内の液体は,自己の温度差などによって生じる対流,或いは振動など外部から受ける力によって生じる流動により磁界内を通過する際に,磁気イオン水となる。
【0012】
又,本実施例では2個の磁石20,30を流体イオン化装置へ組み込んだ状態を示したが,磁石の数は1個でも,又,3個以上でもかまわない。更に,保温機能を有する材料としては,一般に用いられている保温材が適用される。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の流体イオン化装置は,既に水道等から放出された液体,或いは,ペットボトル等に充填されている液体を磁気イオン水とすることが可能である。ペットボトル等の口部に容易に取り付けられ,密封も可能な事から使い勝手も良い。また,保温機能を付加することも可能で実用性も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体イオン化装置の装着状態及び装置の構成を示した模式図である(実施例1)。
【図2】保温機能を有する流体イオン化装置の模式図である(実施例2)。
【符号の説明】
10 流体イオン化装置
20 磁石A
30 磁石B
40 ペットボトルへ取り付けるためのメスネジ
50 漏れを防止するためのパッキン
60 ペットボトルの蓋を取り付けるためのオスネジ
70 流路
80 磁石により形成される磁界
90 ペットボトル本体
100 ペットボトルの蓋
110 保温機能を有する流体イオン化装置
Claims (4)
- 単数又は複数の磁石とその磁石を保持する構造体から構成され,その磁石を保持する構造体が飲料に供する液体の容器に直接的,或いは間接的に取り付けられた流体イオン化装置。
- 単数又は複数の磁石を保持する構造体が液体の容器の周囲に位置し,且つ,容器内部の液体の温度を保持する能力又は構造を有する請求項1の流体イオン化装置。
- 単数又は複数の磁石を保持する構造体が,液体を注入,又は,放出するための容器の出入口部に取り付けられる構造である請求項1,又は,請求項2の流体イオン化装置。
- 飲料に供する液体の容器から液体がこぼれ出ない様にするためのネジ式又はパッキン等によるシール構造の蓋を有する請求項3の流体イオン化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002256368A JP2004089895A (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 流体イオン化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002256368A JP2004089895A (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 流体イオン化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004089895A true JP2004089895A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32061611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002256368A Pending JP2004089895A (ja) | 2002-09-02 | 2002-09-02 | 流体イオン化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004089895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008517844A (ja) * | 2004-11-01 | 2008-05-29 | タン,カム,スン | ワイン、スピリッツ又は飲料用容器のための磁気ディスペンサー |
-
2002
- 2002-09-02 JP JP2002256368A patent/JP2004089895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008517844A (ja) * | 2004-11-01 | 2008-05-29 | タン,カム,スン | ワイン、スピリッツ又は飲料用容器のための磁気ディスペンサー |
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