JP2004089674A - 誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置 - Google Patents

誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハブに装着された針管が、穿刺可能な状態において、誤穿刺防止用シールド内への移動が不能で、かつ回動可能である医療用針装置を提供する。
【解決手段】針管1が装着されたハブ2の先端部外周面に、シールド筒4aの内径を超えて突出する高さの凸部11が形成され、シールド筒の内壁に、先端から後端近傍に亘って延在するゲート溝12aが形成され、ゲート溝は先端部において凸部が嵌合可能な寸法を有する。凸部がシールド筒の先端から露出した状態でハブはシールド筒に対して回動可能であり、凸部がゲート溝の先端と対向しない回動位置では、凸部とシールド筒先端面との係合により、ハブはシールド筒後端側へ移動不能なように位置規制される。凸部がゲート溝の先端と対向する回動位置では、凸部はゲート溝内を摺動可能で、ハブを移動させて針管の先端をシールド筒内に収納することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用針装置、特に、使用後に針管を安全に収容できる誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医療施設において、注射針や穿刺針等の誤穿刺による汚染・感染が問題となっている。特に最近ではB型肝炎、C型肝炎やHIV(ヒト免疫不全ウィルス)等が社会的に広く取り上げられてきたため、誤穿刺等の偶発的な事故を積極的に防止するための手段が要望されている。
【0003】
そのような誤穿刺を防止するための手段として、円筒状のシールドを注射針に対してスライド可能に設けた構造が知られている。つまり、円筒状シールドをスライドさせることにより、注射針が露出した状態と、シールド内に収納された状態とをとることが可能であり、注射針や穿刺針を使用後に廃棄する際には、針管をシールド内にスライドさせて収納するように構成されている。
【0004】
そのような構造の例として、特許文献1〜3に記載された注射針装置が知られている。それらの注射針装置は、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際に広く使用される翼付き注射針装置である。翼付き注射針装置は、スライド可能な円筒状のシールドの外周面に翼が取り付けられ、翼はシールドとともに注射針の外側をスライドする。注射針の使用後は、誤穿刺防止のために、シールドをスライドさせて注射針の先端を覆うことができる。
【0005】
上記のような円筒状シールドを有する注射針装置においては、使用に際して、針管をシールドから突出させた所定の状態で、注射針をシールドに対して位置規制する機構が必要である。特に穿刺操作時には、注射針がシールド内に押し込まれないように保持可能でなければならない。また穿刺操作後に、その状態で注射針を留置させる際に、注射針をシールドに対して所定の位置に保持可能であることが要求される場合もある。注射針が留置された状態から抜去されないようにシールドを穿刺部に固定しても、注射針がシールド内で容易に移動すると、注射針が穿刺部から抜去されてしまう恐れがあるからである。特許文献1〜3に記載された各注射針装置は、注射針をシールドに対して所定の状態に保持するための構造を有する。
【0006】
また、注射針をシールド内に収納する時には、注射針がシールドに対して容易にスライド可能であることが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載の構造の場合、注射針をシールド内に収納する時には、注射針をシールドに対して保持する力が加わった状態のまま、その保持力に抗して注射針をシールド内に引き込まなければならない。特許文献2に記載の構造の場合は、注射針をシールド内に収納する時に、注射針を保持する力を弱めることが可能である。しかしながら、注射針をシールドに対して保持する力を十分に大きく確保しながら、しかも注射針をシールド内に収納する時の力を十分に弱めることは、その構造上困難である。特許文献3に記載の構造によれば、そのような条件が充足される。
【0007】
【特許文献1】
特公平6−7861号公報
【特許文献2】
特開平5−300942号公報
【特許文献3】
米国特許第4,170,933号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献3に記載の注射針装置では、注射針を保持するための構造が障害となって、注射針がシールドから突出した使用状態においてシールドに対する注射針の回動が困難な構造になっている。種々の操作に適切に対処できるためには、注射針がシールドから突出した使用状態において、シールドに対して注射針が回動可能であることが望ましい。例えば、穿刺時と穿刺後で針管の刃面の角度を異ならせるために、注射針を回動させる場合があるからである。特許文献1または2に記載の構造においても、注射針がシールドから突出した使用状態において、シールドに対して注射針を回動可能とすることは困難である。
【0009】
上述の問題は、翼付き注射針装置を例として説明したが、翼を持たない注射針装置についても共通する問題である。
【0010】
本発明は、注射針がシールドから突出した状態において、注射針のシールド内への移動が不能であるように位置規制し、かつその状態で注射針をシールドに対して回動させることを可能とした、誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置は、略円筒状のシールド筒を本体とする誤穿刺防止用シールドと、前記シールド筒内に軸方向に移動可能なように挿入され後端部に輸液チューブを接続可能なハブと、前記ハブの先端部に装着された針管とを備え、前記シールド筒の内腔に前記針管の先端を収納可能なように構成される。前記ハブは、先端部の外周面の一部に、前記シールド筒の内径を超えて突出する高さを有する凸部を有し、前記シールド筒は、その内壁に、先端から後端近傍に亘って軸方向に延在するゲート溝が形成され、前記ゲート溝は、先端部において前記ハブ先端部の凸部が嵌合可能な寸法を有する。前記凸部が前記シールド筒の先端から露出した状態において、前記ハブは前記シールド筒に対して回動可能である。前記凸部が前記ゲート溝の先端と対向しない回動位置においては、前記凸部と前記シールド筒の先端面との係合により、前記ハブが前記シールド筒後端部側へ移動不能なように位置規制され、前記凸部が前記ゲート溝の先端と対向する回動位置においては、前記凸部は前記ゲート溝内を摺動可能である。
【0012】
この構成によれば、注射針がシールドから突出した状態において、凸部とシールド筒先端面との係合により、注射針がシールド内へ移動しないように保持させることが可能である。また、その状態で注射針をシールドに対して回動させることが可能である。
【0013】
上記構成において好ましくは、前記シールド筒は前記ゲート溝の後端に隣接して形成された係合孔を有し、前記ゲート溝は、前記シールド筒の内壁面からの深さが、後端部において前記凸部の高さよりも浅くなるように設定される。前記凸部は、前記ゲート溝内を摺動して前記係合孔に係合可能である。それにより、針管をシールド筒内に収納した状態で、針管をシールド筒に対して確実に保持することができる。
【0014】
また好ましくは、前記凸部は、前記ハブの周方向における、前記針管の刃面側およびその裏側に対応しない位置に設けられている。それにより、注射針がシールド内へ移動しないように保持された状態で、針管を穿刺操作に都合の良い状態に設定することができる。その結果、穿刺状態で針管がシールド内に引き込まれるという不測の事態を防止できる。
【0015】
また好ましくは、前記凸部は、前記ハブの周方向における、前記針管の刃面側に対応する位置に設けられている。その場合、凸部をゲート溝に係合させてシールドに対して注射針を回動不能とし、刃面を上方に向けた際に、穿刺部位に対して凸部が当接することがない。従って、穿刺に適した状態を確実に得ることができる。
【0016】
また好ましくは、前記シールド筒の側壁から伸びるように設けられた可撓性を有する係止片と、前記係止片の位置に対応させて前記シールド筒に設けられた貫通孔とを更に備え、前記係止片は側方に突出する突起を有し、前記係止片が前記シールド筒に巻き付けられたときに前記突起が前記貫通孔に挿入されて、前記シールド筒内での前記ハブの軸方向移動を規制するように構成される。それにより、シールド筒に対してハブを所望の状態で保持することが可能になる。
【0017】
また、前記係止片が前記シールド筒に巻き付けられた状態を保持するための係止片保持機構を有することが好ましい。
【0018】
前記誤穿刺防止用シールドは、前記シールド筒の先端側に結合した一対の翼部を更に備えた翼付きシールドとすることができる。
【0019】
好ましくは、前記各翼部は、その翼面から突出するように形成された翼突起を有し、前記シールド筒は、前記各翼突起を挿入可能なように側部の円筒壁に形成された貫通孔を有する。前記両翼部を前記シールド筒側面に沿って重ね合わせることにより、前記貫通孔を通して前記各翼突起を前記シールド筒内腔に挿入可能であり、それにより、前記各翼突起が前記ハブの前記シールド筒内での軸方向移動を阻止して、前記シールド筒先端から前記針管が所定長さ突出した状態で、前記ハブが前記シールド筒に保持される。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における医療用針装置の平面図、図2は図1の左側から見た側面図である。図3Aは、図1のA−A断面の形状を示す断面図である。図3Bは、図3Aの状態から収納動作を行った後の状態を示す断面図である。
【0021】
1は針管であり、樹脂製のハブ2の先端部に固定されている。ハブ2の後端部にはチューブ3が接続されている。4はシールドであり、樹脂製の略円筒形状を有するシールド筒4aを本体とする。ハブ2は、シールド筒4aの内腔に挿入されて、先端部および後端部をシールド筒4aから突出させることが可能な長さを有する。またハブ2の外径は、シールド筒4aの内壁との間に、シールド筒4aに対する回動および軸方向の移動が可能な程度の隙間が形成される大きさを有する。
【0022】
シールド筒4aの先端から露出したハブ2の先端部には、外周面の一部に凸部11が形成されている。凸部11のハブ2の外表面からの高さは、図2に示すように、シールド筒4aの内径を超えて凸部11が突出するように設定されている。シールド筒4aの外表面には畝状部12が、図1に示すように、先端から後端近傍に亘って軸方向に延在して形成されている。畝状部12の内壁にはゲート溝12aが、シールド筒4aの先端から後端近傍に亘って、軸方向に延在して形成されている。ゲート溝12aは、先端部において凸部11が進入可能な寸法を有する。ゲート溝12aの後端に隣接して、シールド筒4aの管壁を貫通する係合孔13が形成されている。係合孔13は、凸部11が嵌合可能な寸法を有する。
【0023】
図3Aから判るように、凸部11は、ゲート溝12aの先端から進入してゲート溝12a内を摺動可能である。更に図3Bに示されるように、凸部11はゲート溝12aの後端を通過して、係合孔13に係合することが可能である。その状態においては、針管1の先端はシールド筒4aの内腔に収納される。
【0024】
またゲート溝12aは、シールド筒4aの内壁面からの深さが、後端に向かって全体的または部分的に浅くなるように傾斜しており、後端においては凸部11の高さよりも浅くなっている。従って凸部11がゲート溝12a内を摺動するとき、後端に近づくに従い、凸部11の上面がゲート溝12aの底面に強い力で当接する状態になる。従って凸部11は、ゲート溝12aの後端を経由するときには弾性変形により高さ方向に圧縮変形され、係合孔13に係合することにより押圧力が開放されて高さが回復する。その状態においては、凸部11の先端面と畝状部12の後端面との当接により、凸部11は先端側への移動、すなわち逆戻りが不能となる。また凸部11の後端面と係合孔13の後端面との当接により、凸部11の後端側への移動も阻止される。このようにして、凸部11と係合孔13の係合により、シールド筒4aに対してハブ2をロックする機能が得られる。その結果、針管1がシールド筒4a内に収納された状態が保持され、誤穿刺を防止した状態が得られる。
【0025】
以上の構成から明らかなように、図1に示される凸部11がシールド筒4aの先端から露出した状態において、ハブ2はシールド筒4aに対して回動可能である。それにより、図4Aに示すように、凸部11がシールド筒4aの側方に向いた状態にすることができる。図4Bは、図4Aの状態を断面で示す図である。ハブ2がシールド筒4aに対して回動可能であることにより、シールド4に対する針管1の刃面1aの回動位置を自由に調整可能であり、穿刺後の種々の操作に対処することができる。
【0026】
また図4Aの状態においては、凸部11がゲート溝12aの先端と対向していない。この回動位置においては、凸部11の後端面とシールド筒4aの先端面との係合により、ハブ2はシールド筒4aの後端側への移動を阻止される。従って、例えば穿刺操作の際に凸部11の回動位置をそのように調整することにより、針管1がシールド筒4aから突出し、シールド筒4a内に押し込まれることのない状態を保持することができる。
【0027】
以上のように、針管1がシールド筒4aの先端から所定長さ突出した使用位置において、凸部11とシールド筒4aの先端面との係合により、針管1を取り付けたハブ2がシールド筒4a内で位置規制される。また、チューブ3の端面がシールド筒4aの後端に当接すると、ハブ2をシールド筒4aの先端の向きに更に移動することが阻止される。それにより針管1が、所定長さ以上シールド筒4aから突出しないように位置規制される。それらの結果、ハブ2を使用位置へ保持する機能が得られる。
【0028】
使用後に医療用針装置を廃棄する際には、凸部11の回動位置をゲート溝12aに合わせることにより、ハブ2をシールド筒4aの後端側に容易に移動させ、図3Bに示したように、その位置で保持することが可能である。
【0029】
ハブ2の周方向における、凸部11と針管1の刃面1aの位置関係は、用途に応じて設定される。例えば、図4Aにおいて凸部11は、ハブ2の周方向における、針管1の刃面1aに対して90°の角度をなす位置に設けられている。このように、凸部11が刃面1a側およびその裏側に対応しない位置に設けられることにより、注射針1がシールド筒4a内へ移動しないように保持された状態で、針管1を穿刺操作に都合の良い状態に設定することができる。その結果、穿刺状態で針管1がシールド筒4a内に引き込まれるという不測の事態を防止できる。あるいは、図5に示すように、凸部11を刃面1aに対応する位置に設けることが好都合な場合もある。その場合、凸部11をゲート溝12aに係合させてシールド筒4aに対して注射針1を回動不能とし、刃面1aを上方に向けた際に、穿刺部位に対して凸部11が当接することがない。従って、穿刺に適した状態を確実に得ることができる。
【0030】
なお、上述の実施の形態では、凸部11とゲート溝12が各々1個の場合について例示したが、1個または2個の凸部11と2個のゲート溝12の組み合わせとすることも可能である。
【0031】
上述の基本的な構成に加えて、図6Aに示すように、シールド筒4aに対してハブ2を係止する保持機構を別途備えることもできる。図6Bは、図6AのB−B断面におけるシールド筒4aを示す。14は保持機構を構成する係止片であり、シールド筒4aの側壁から伸びるように設けられ、可撓性を有する。係止片14は、図6Bに示されるように略円弧状をなし、突起14a、および把持用リブ14bが形成されている。係止片14の先端部には、係合孔14cが形成されている。シールド筒4aにおける、係止片14が設けられた部位の反対側の側壁には、固定用突起15が形成されている。
【0032】
係止片14の機能について、図7A〜Cを参照して説明する。図7Aは、図6Aの状態から、ハブ2がシールド筒4a内に若干引き込まれた状態を示す。図7Bは、図7AのC−C断面を示す。図7Cは、図7AのD−D断面におけるシールド筒4aを示す。図7Bにのみ示されるが、ハブ2の外表面には、環状溝2aが形成されている。図7A〜Cに示す状態において、環状溝2aの位置は、係合孔13の位置と合致している。
【0033】
これらの図に示されるように、係止片14は、その可撓性によりシールド筒4aに巻付けることが可能である。係止片14をシールド筒4aに巻付けることにより、突起14aは、係合孔13を通してシールド筒4aの内腔に突出する。それにより、突起14aの先端部が環状溝2aと係合し、シールド筒4aに対してハブ2を係止する作用が得られる。ただし、環状溝2aは必ずしも設ける必要はない。つまり、ハブ2の外表面に突起14aの先端が当接し押圧することにより、摩擦力でハブ2を保持することも可能である。
【0034】
さらに、上記の状態では、図7Cに明瞭に示されるように、係止片14の先端部の係合孔14cと固定用突起15が係合する。それにより、係止片14がシールド筒4aに巻付いた状態が保持される。
【0035】
以上のような保持機構を備えるのは、次の理由による。すなわち、図6Aの状態では、凸部11の回動位置がゲート溝12aに合致しており、ハブ2をシールド筒4aの後端側に移動させることが可能である。針管1をこのような角度に保持したい場合があり、従ってこの状態でシールド筒4aに対してハブ2を係止し、針管1がシールド筒4a内に引き込まれないようにするために、保持機構を設ける。また、図7Aに示される状態でシールド筒4aに対してハブ2を係止したい場合もある。この状態では、凸部11がゲート溝12a内に入り込んでいるため、ハブ2および針管1の回動を規制することができるからである。
【0036】
なお、係止片14の突起14aをハブ2に係合させるためには、上述のような係合孔13を用いる構成に限定されることはない。つまり、係止片14の位置を係合孔13とは異ならせて、突起14aをシールド筒4a内に突出させるための貫通孔を別途設けた構成とすることもできる。
【0037】
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における医療用針装置の平面図、図9は図8の左側から見た側面図である。図10は、同装置の平面形状を示す断面図である。この実施形態は、実施の形態1におけるシールド筒4aに左右の翼を付与して、翼付きシールドとした構成に関する。シールド筒およびハブの基本的な構成は実施の形態1と同様である。従って、実施の形態1における要素と同様の要素については、同一の参照符号を付して説明する。
【0038】
1は針管であり、樹脂製のハブ2の先端部に固定されている。ハブ2の後端部にはチューブ3が接続されている。24は翼付きシールドであり、樹脂製の略円筒形状を有するシールド筒24aと、左右の翼部5、6からなる。ハブ2は、シールド筒24aの内腔に挿入されて、先端部および後端部をシールド筒24aから突出させることが可能な長さを有する。またハブ2の外径は、シールド筒24aに対する回動および軸方向の移動が容易に可能な程度に、シールド筒24aの内壁に対して隙間が形成される大きさに設定されている。
【0039】
左右の翼部5、6は、シールド筒24aの先端部、すなわち針管1が突出する側の端部に設けられている。翼部5、6は、各々シールド筒24aの外周面の両側部に結合し、シールド筒24aの軸を中心として互いに対称な形状を有する。翼部5、6の基端部領域には、それぞれ翼突起7、8が形成されている。翼突起7、8に対応するシールド筒24aの左右の側部壁には、貫通孔9、10が形成されている。
【0040】
シールド筒24aの先端から露出したハブ2の先端部には、外周面の一部に凸部11が形成されている。シールド筒24aの外表面には畝状部12が形成され、畝状部12の内壁にはゲート溝12aが形成されている。凸部11およびゲート溝12a等の構成および作用は実施の形態1と実質的に同様である。
【0041】
なお凸部11は、ハブ2の周方向における、針管1の刃面1a側およびその裏側に対応しない位置に設けられている。従って、刃面1aが翼5、6に垂直な方向を向いた状態で、凸部11がゲート溝12aに対向することが防止される。通常、穿刺の際は刃面1aが翼5、6に垂直な方向を向いた状態にするので、この構成によれば、穿刺の際に針管1がシールド筒24a内に押し込まれることを回避できる。
【0042】
図11Aおよび11Bは、翼部5、6に設けた翼突起7、8の作用を示す。同図は、図8のE−Eにおける断面図である。翼部5、6を用いる操作は、穿刺に際して行われる。
【0043】
図11Aに示す状態から、翼部5、6をシールド筒24aの外表面に沿って上方に持ち上げて、図11Bに示すように、翼突起7、8を貫通孔9、10に挿入し、シールド筒24aの壁を貫通して内腔に突出させる。その結果、ハブ2の外表面に翼突起7、8の先端部が当接する。その当接の押圧力に基づく摩擦力で、ハブ2、すなわち、針管1が翼付きシールド24に保持される。従って、針管1をしっかりと確保した状態で穿刺操作を行うことができる。両翼部5、6を指で強く挟み込むことにより、翼突起7、8に十分な押圧力を与えてハブ2を強力に保持することも可能である。
【0044】
なお、シールド筒24aの外表面の底部は、患者の皮膚上に安定に配置されるように、平坦に形成されていることが好ましい。また図示ではシールド筒24aの内腔は円形であるが、内腔の上側をハブ2の外表面形状に対応する曲面に形成し、内腔面の底部は平坦に形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、穿刺操作を行うことが可能なように注射針がシールドから突出した状態において、注射針がシールド内へ移動不能となるように保持させることが可能である。しかもその状態で、注射針をシールドに対して回動させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における医療用針装置の平面図
【図2】図1の左側から見た同医療用針装置の側面図
【図3A】図1のA−Aにおける断面図
【図3B】図3Aの状態から収納動作を行った後の状態を示す断面図
【図4A】実施の形態1における医療用針装置の動作を示す平面図
【図4B】図4Aの状態を断面で示す図
【図5】実施の形態1における医療用針装置の他の態様を示す断面図
【図6A】図1の医療用針装置の改良例を示す平面図
【図6B】図6AのB−Bにおける断面図
【図7A】図6Aの医療用針装置の動作を示す平面図
【図7B】図7AのC−Cにおける断面図
【図7C】図7AのD−Dにおける断面図
【図8】本発明の実施の形態2における翼付き医療用針装置の平面図
【図9】図8の左側から見た同医療用針装置の側面図
【図10】同医療用針装置の平面形状を示す断面図
【図11A】図8のE−Eにおける断面図
【図11B】図11Aの状態からの動作を示す断面図
【符号の説明】
1 針管
1a 刃面
2 ハブ
2a 環状溝
3 チューブ
4 シールド
4a シールド筒
5、6 翼部
7、8 翼突起
9、10 貫通孔
11 凸部
12 畝状部
12a ゲート溝
13 係合孔
14 係止片
14a 突起
14b 把持用リブ
14c 係合孔
15 固定用突起
24 翼付きシールド
24a シールド筒

Claims (8)

  1. 略円筒状のシールド筒を本体とする誤穿刺防止用シールドと、前記シールド筒内に軸方向に移動可能なように挿入され後端部に輸液チューブを接続可能なハブと、前記ハブの先端部に装着された針管とを備え、前記シールド筒の内腔に前記針管の先端を収納可能なように構成された誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置において、
    前記ハブは、先端部の外周面の一部に、前記シールド筒の内径を超えて突出する高さを有する凸部を有し、前記シールド筒は、その内壁に、先端から後端近傍に亘って軸方向に延在するゲート溝が形成され、前記ゲート溝は、先端部において前記ハブ先端部の凸部が嵌合可能な寸法を有し、
    前記凸部が前記シールド筒の先端から露出した状態において、前記ハブは前記シールド筒に対して回動可能であり、
    前記凸部が前記ゲート溝の先端と対向しない回動位置においては、前記凸部と前記シールド筒の先端面との係合により、前記ハブが前記シールド筒後端部側へ移動不能なように位置規制され、
    前記凸部が前記ゲート溝の先端と対向する回動位置においては、前記凸部は前記ゲート溝内を摺動可能であることを特徴とする誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  2. 前記シールド筒は前記ゲート溝の後端に隣接して形成された係合孔を有し、前記ゲート溝は、前記シールド筒の内壁面からの深さが、後端部において前記凸部の高さよりも浅くなるように設定され、前記凸部は前記ゲート溝内を摺動して前記係合孔に係合可能である請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  3. 前記凸部は、前記ハブの周方向における、前記針管の刃面側およびその裏側に対応しない位置に設けられている請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  4. 前記凸部は、前記ハブの周方向における、前記針管の刃面側に対応する位置に設けられている請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  5. 前記シールド筒の側壁から伸びるように設けられた可撓性を有する係止片と、前記係止片の位置に対応させて前記シールド筒に設けられた貫通孔とを更に備え、前記係止片は側方に突出する突起を有し、前記係止片が前記シールド筒に巻き付けられたときに前記突起が前記貫通孔に挿入されて、前記シールド筒内での前記ハブの軸方向移動を規制するように構成された請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  6. 前記係止片が前記シールド筒に巻き付けられた状態を保持するための係止片保持機構を有する請求項5に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  7. 前記誤穿刺防止用シールドは、前記シールド筒の先端側に結合した一対の翼部を更に備えた翼付きシールドである請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  8. 前記各翼部は、その翼面から突出するように形成された翼突起を有し、前記シールド筒は、前記各翼突起を挿入可能なように側部の円筒壁に形成された貫通孔を有し、
    前記両翼部を前記シールド筒側面に沿って重ね合わせることにより、前記貫通孔を通して前記各翼突起を前記シールド筒内腔に挿入可能であり、それにより、前記各翼突起が前記ハブの前記シールド筒内での軸方向移動を阻止して、前記シールド筒先端から前記針管が所定長さ突出した状態で、前記ハブが前記シールド筒に保持される請求項7に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
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