JP3536847B2 - 誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置 - Google Patents

誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用針装置、特
に、使用後に針管を安全に収容できる誤穿刺防止用シー
ルド付き医療用針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療施設において、注射針や穿刺
針等の誤穿刺による汚染・感染が問題となっている。特
に最近ではB型肝炎、C型肝炎やHIV(ヒト免疫不全
ウィルス)等が社会的に広く取り上げられてきたため、
誤穿刺等の偶発的な事故を積極的に防止するための手段
が要望されている。
【0003】そのような誤穿刺を防止するための手段と
して、円筒状のシールドを注射針に対してスライド可能
に設けた構造が知られている。つまり、円筒状シールド
をスライドさせることにより、注射針が露出した状態
と、シールド内に収納された状態とをとることが可能で
あり、注射針や穿刺針を使用後に廃棄する際には、針管
をシールド内にスライドさせて収納するように構成され
ている。
【0004】そのような構造の例として、特許文献1〜
3に記載された注射針装置が知られている。それらの注
射針装置は、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際に
広く使用される翼付き注射針装置である。翼付き注射針
装置は、スライド可能な円筒状のシールドの外周面に翼
が取り付けられ、翼はシールドとともに注射針の外側を
スライドする。注射針の使用後は、誤穿刺防止のため
に、シールドをスライドさせて注射針の先端を覆うこと
ができる。
【0005】上記のような円筒状シールドを有する注射
針装置においては、使用に際して、針管をシールドから
突出させた所定の状態で、注射針をシールドに対して位
置規制する機構が必要である。特に穿刺操作時には、注
射針がシールド内に押し込まれないように保持可能でな
ければならない。また穿刺操作後に、その状態で注射針
を留置させる際に、注射針をシールドに対して所定の位
置に保持可能であることが要求される場合もある。注射
針が留置された状態から抜去されないようにシールドを
穿刺部に固定しても、注射針がシールド内で容易に移動
すると、注射針が穿刺部から抜去されてしまう恐れがあ
るからである。特許文献1〜3に記載された各注射針装
置は、注射針をシールドに対して所定の状態に保持する
ための構造を有する。
【0006】また、注射針をシールド内に収納する時に
は、注射針がシールドに対して容易にスライド可能であ
ることが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載の
構造の場合、注射針をシールド内に収納する時には、注
射針をシールドに対して保持する力が加わった状態のま
ま、その保持力に抗して注射針をシールド内に引き込ま
なければならない。特許文献2に記載の構造の場合は、
注射針をシールド内に収納する時に、注射針を保持する
力を弱めることが可能である。しかしながら、注射針を
シールドに対して保持する力を十分に大きく確保しなが
ら、しかも注射針をシールド内に収納する時の力を十分
に弱めることは、その構造上困難である。特許文献3に
記載の構造によれば、そのような条件が充足される。
【0007】
【特許文献1】特公平6−7861号公報
【特許文献2】特開平5−300942号公報
【特許文献3】米国特許第4,170,993号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特許文献
3に記載の注射針装置では、注射針を保持するための構
造が障害となって、注射針がシールドから突出した使用
状態においてシールドに対する注射針の回動が困難な構
造になっている。種々の操作に適切に対処できるために
は、注射針がシールドから突出した使用状態において、
シールドに対して注射針が回動可能であることが望まし
い。例えば、穿刺時と穿刺後で針管の刃面の角度を異な
らせるために、注射針を回動させる場合があるからであ
る。特許文献1または2に記載の構造においても、注射
針がシールドから突出した使用状態において、シールド
に対して注射針を回動可能とすることは困難である。
【0009】上述の問題は、翼付き注射針装置を例とし
て説明したが、翼を持たない注射針装置についても共通
する問題である。
【0010】本発明は、注射針がシールドから突出した
状態において、注射針のシールド内への移動が不能であ
るように位置規制し、かつその状態で注射針をシールド
に対して回動させることを可能とした、誤穿刺防止用シ
ールド付き医療用針装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の誤穿刺防止用シ
ールド付き医療用針装置は、略円筒状のシールド筒を本
体とする誤穿刺防止用シールドと、前記シールド筒内に
軸方向に移動可能なように挿入され後端部に輸液チュー
ブを接続可能なハブと、前記ハブの先端部に装着された
針管とを備え、前記シールド筒の内腔に前記針管の先端
を収納可能なように構成される。前記ハブは、先端部の
外周面の一部に、前記シールド筒の内径を超えて突出す
る高さを有する凸部を有し、前記シールド筒は、その内
壁に、先端から後端近傍に亘って軸方向に延在するゲー
ト溝が形成され、前記ゲート溝は、先端部において前記
ハブ先端部の凸部が嵌合可能な寸法を有する。前記凸部
が前記シールド筒の先端から露出した状態において、前
記ハブは前記シールド筒に対して回動可能である。前記
凸部が前記ゲート溝の先端と対向しない回動位置におい
ては、前記凸部と前記シールド筒の先端面との係合によ
り、前記ハブが前記シールド筒後端部側へ移動不能なよ
うに位置規制され、前記凸部が前記ゲート溝の先端と対
向する回動位置においては、前記凸部は前記ゲート溝内
を摺動可能である。
【0012】この構成によれば、注射針がシールドから
突出した状態において、凸部とシールド筒先端面との係
合により、注射針がシールド内へ移動しないように保持
させることが可能である。また、その状態で注射針をシ
ールドに対して回動させることが可能である。
【0013】上記構成において好ましくは、前記シール
ド筒は前記ゲート溝の後端に隣接して形成された係合孔
を有し、前記ゲート溝は、前記シールド筒の内壁面から
の深さが、後端部において前記凸部の高さよりも浅くな
るように設定される。前記凸部は、前記ゲート溝内を摺
動して前記係合孔に係合可能である。それにより、針管
をシールド筒内に収納した状態で、針管をシールド筒に
対して確実に保持することができる。
【0014】また好ましくは、前記凸部は、前記ハブの
周方向における、前記針管の刃面側およびその裏側に対
応しない位置に設けられている。それにより、注射針が
シールド内へ移動しないように保持された状態で、針管
を穿刺操作に都合の良い状態に設定することができる。
その結果、穿刺状態で針管がシールド内に引き込まれる
という不測の事態を防止できる。
【0015】また好ましくは、前記凸部は、前記ハブの
周方向における、前記針管の刃面側に対応する位置に設
けられている。その場合、凸部をゲート溝に係合させて
シールドに対して注射針を回動不能とし、刃面を上方に
向けた際に、穿刺部位に対して凸部が当接することがな
い。従って、穿刺に適した状態を確実に得ることができ
る。
【0016】また好ましくは、前記シールド筒の側壁か
ら伸びるように設けられた可撓性を有する係止片と、前
記係止片の位置に対応させて前記シールド筒に設けられ
た貫通孔とを更に備え、前記係止片は側方に突出する突
起を有し、前記係止片が前記シールド筒に巻き付けられ
たときに前記突起が前記貫通孔に挿入されて、前記シー
ルド筒内での前記ハブの軸方向移動を規制するように構
成される。それにより、シールド筒に対してハブを所望
の状態で保持することが可能になる。
【0017】また、前記係止片が前記シールド筒に巻き
付けられた状態を保持するための係止片保持機構を有す
ることが好ましい。
【0018】前記誤穿刺防止用シールドは、前記シール
ド筒の先端側に結合した一対の翼部を更に備えた翼付き
シールドとすることができる。
【0019】好ましくは、前記各翼部は、その翼面から
突出するように形成された翼突起を有し、前記シールド
筒は、前記各翼突起を挿入可能なように側部の円筒壁に
形成された貫通孔を有する。前記両翼部を前記シールド
筒側面に沿って重ね合わせることにより、前記貫通孔を
通して前記各翼突起を前記シールド筒内腔に挿入可能で
あり、それにより、前記各翼突起が前記ハブの前記シー
ルド筒内での軸方向移動を阻止して、前記シールド筒先
端から前記針管が所定長さ突出した状態で、前記ハブが
前記シールド筒に保持される。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における医療用針装置の平面図、図2は
図1の左側から見た側面図である。図3Aは、図1のA
−A断面の形状を示す断面図である。図3Bは、図3A
の状態から収納動作を行った後の状態を示す断面図であ
る。
【0021】1は針管であり、樹脂製のハブ2の先端部
に固定されている。ハブ2の後端部にはチューブ3が接
続されている。4はシールドであり、樹脂製の略円筒形
状を有するシールド筒4aを本体とする。ハブ2は、シ
ールド筒4aの内腔に挿入されて、先端部および後端部
をシールド筒4aから突出させることが可能な長さを有
する。またハブ2の外径は、シールド筒4aの内壁との
間に、シールド筒4aに対する回動および軸方向の移動
が可能な程度の隙間が形成される大きさを有する。
【0022】シールド筒4aの先端から露出したハブ2
の先端部には、外周面の一部に凸部11が形成されてい
る。凸部11のハブ2の外表面からの高さは、図2に示
すように、シールド筒4aの内径を超えて凸部11が突
出するように設定されている。シールド筒4aの外表面
には畝状部12が、図1に示すように、先端から後端近
傍に亘って軸方向に延在して形成されている。畝状部1
2の内壁にはゲート溝12aが、シールド筒4aの先端
から後端近傍に亘って、軸方向に延在して形成されてい
る。ゲート溝12aは、先端部において凸部11が進入
可能な寸法を有する。ゲート溝12aの後端に隣接し
て、シールド筒4aの管壁を貫通する係合孔13が形成
されている。係合孔13は、凸部11が嵌合可能な寸法
を有する。
【0023】図3Aから判るように、凸部11は、ゲー
ト溝12aの先端から進入してゲート溝12a内を摺動
可能である。更に図3Bに示されるように、凸部11は
ゲート溝12aの後端を通過して、係合孔13に係合す
ることが可能である。その状態においては、針管1の先
端はシールド筒4aの内腔に収納される。
【0024】またゲート溝12aは、シールド筒4aの
内壁面からの深さが、後端に向かって全体的または部分
的に浅くなるように傾斜しており、後端においては凸部
11の高さよりも浅くなっている。従って凸部11がゲ
ート溝12a内を摺動するとき、後端に近づくに従い、
凸部11の上面がゲート溝12aの底面に強い力で当接
する状態になる。従って凸部11は、ゲート溝12aの
後端を経由するときには弾性変形により高さ方向に圧縮
変形され、係合孔13に係合することにより押圧力が開
放されて高さが回復する。その状態においては、凸部1
1の先端面と畝状部12の後端面との当接により、凸部
11は先端側への移動、すなわち逆戻りが不能となる。
また凸部11の後端面と係合孔13の後端面との当接に
より、凸部11の後端側への移動も阻止される。このよ
うにして、凸部11と係合孔13の係合により、シール
ド筒4aに対してハブ2をロックする機能が得られる。
その結果、針管1がシールド筒4a内に収納された状態
が保持され、誤穿刺を防止した状態が得られる。
【0025】以上の構成から明らかなように、図1に示
される凸部11がシールド筒4aの先端から露出した状
態において、ハブ2はシールド筒4aに対して回動可能
である。それにより、図4Aに示すように、凸部11が
シールド筒4aの側方に向いた状態にすることができ
る。図4Bは、図4Aの状態を断面で示す図である。ハ
ブ2がシールド筒4aに対して回動可能であることによ
り、シールド4に対する針管1の刃面1aの回動位置を
自由に調整可能であり、穿刺後の種々の操作に対処する
ことができる。
【0026】また図4Aの状態においては、凸部11が
ゲート溝12aの先端と対向していない。この回動位置
においては、凸部11の後端面とシールド筒4aの先端
面との係合により、ハブ2はシールド筒4aの後端側へ
の移動を阻止される。従って、例えば穿刺操作の際に凸
部11の回動位置をそのように調整することにより、針
管1がシールド筒4aから突出し、シールド筒4a内に
押し込まれることのない状態を保持することができる。
【0027】以上のように、針管1がシールド筒4aの
先端から所定長さ突出した使用位置において、凸部11
とシールド筒4aの先端面との係合により、針管1を取
り付けたハブ2がシールド筒4a内で位置規制される。
また、チューブ3の端面がシールド筒4aの後端に当接
すると、ハブ2をシールド筒4aの先端の向きに更に移
動することが阻止される。それにより針管1が、所定長
さ以上シールド筒4aから突出しないように位置規制さ
れる。それらの結果、ハブ2を使用位置へ保持する機能
が得られる。
【0028】使用後に医療用針装置を廃棄する際には、
凸部11の回動位置をゲート溝12aに合わせることに
より、ハブ2をシールド筒4aの後端側に容易に移動さ
せ、図3Bに示したように、その位置で保持することが
可能である。
【0029】ハブ2の周方向における、凸部11と針管
1の刃面1aの位置関係は、用途に応じて設定される。
例えば、図4Aにおいて凸部11は、ハブ2の周方向に
おける、針管1の刃面1aに対して90°の角度をなす
位置に設けられている。このように、凸部11が刃面1
a側およびその裏側に対応しない位置に設けられること
により、注射針1がシールド筒4a内へ移動しないよう
に保持された状態で、針管1を穿刺操作に都合の良い状
態に設定することができる。その結果、穿刺状態で針管
1がシールド筒4a内に引き込まれるという不測の事態
を防止できる。あるいは、図5に示すように、凸部11
を刃面1aに対応する位置に設けることが好都合な場合
もある。その場合、凸部11をゲート溝12aに係合さ
せてシールド筒4aに対して注射針1を回動不能とし、
刃面1aを上方に向けた際に、穿刺部位に対して凸部1
1が当接することがない。従って、穿刺に適した状態を
確実に得ることができる。
【0030】なお、上述の実施の形態では、凸部11と
ゲート溝12が各々1個の場合について例示したが、1
個または2個の凸部11と2個のゲート溝12の組み合
わせとすることも可能である。
【0031】上述の基本的な構成に加えて、図6Aに示
すように、シールド筒4aに対してハブ2を係止する保
持機構を別途備えることもできる。図6Bは、図6Aの
B−B断面におけるシールド筒4aを示す。14は保持
機構を構成する係止片であり、シールド筒4aの側壁か
ら伸びるように設けられ、可撓性を有する。係止片14
は、図6Bに示されるように略円弧状をなし、突起14
a、および把持用リブ14bが形成されている。係止片
14の先端部には、係合孔14cが形成されている。シ
ールド筒4aにおける、係止片14が設けられた部位の
反対側の側壁には、固定用突起15が形成されている。
【0032】係止片14の機能について、図7A〜Cを
参照して説明する。図7Aは、図6Aの状態から、ハブ
2がシールド筒4a内に若干引き込まれた状態を示す。
図7Bは、図7AのC−C断面を示す。図7Cは、図7
AのD−D断面におけるシールド筒4aを示す。図7B
にのみ示されるが、ハブ2の外表面には、環状溝2aが
形成されている。図7A〜Cに示す状態において、環状
溝2aの位置は、係合孔13の位置と合致している。
【0033】これらの図に示されるように、係止片14
は、その可撓性によりシールド筒4aに巻付けることが
可能である。係止片14をシールド筒4aに巻付けるこ
とにより、突起14aは、係合孔13を通してシールド
筒4aの内腔に突出する。それにより、突起14aの先
端部が環状溝2aと係合し、シールド筒4aに対してハ
ブ2を係止する作用が得られる。ただし、環状溝2aは
必ずしも設ける必要はない。つまり、ハブ2の外表面に
突起14aの先端が当接し押圧することにより、摩擦力
でハブ2を保持することも可能である。
【0034】さらに、上記の状態では、図7Cに明瞭に
示されるように、係止片14の先端部の係合孔14cと
固定用突起15が係合する。それにより、係止片14が
シールド筒4aに巻付いた状態が保持される。
【0035】以上のような保持機構を備えるのは、次の
理由による。すなわち、図6Aの状態では、凸部11の
回動位置がゲート溝12aに合致しており、ハブ2をシ
ールド筒4aの後端側に移動させることが可能である。
針管1をこのような角度に保持したい場合があり、従っ
てこの状態でシールド筒4aに対してハブ2を係止し、
針管1がシールド筒4a内に引き込まれないようにする
ために、保持機構を設ける。また、図7Aに示される状
態でシールド筒4aに対してハブ2を係止したい場合も
ある。この状態では、凸部11がゲート溝12a内に入
り込んでいるため、ハブ2および針管1の回動を規制す
ることができるからである。
【0036】なお、係止片14の突起14aをハブ2に
係合させるためには、上述のような係合孔13を用いる
構成に限定されることはない。つまり、係止片14の位
置を係合孔13とは異ならせて、突起14aをシールド
筒4a内に突出させるための貫通孔を別途設けた構成と
することもできる。
【0037】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の
形態2における医療用針装置の平面図、図9は図8の左
側から見た側面図である。図10は、同装置の平面形状
を示す断面図である。この実施形態は、実施の形態1に
おけるシールド筒4aに左右の翼を付与して、翼付きシ
ールドとした構成に関する。シールド筒およびハブの基
本的な構成は実施の形態1と同様である。従って、実施
の形態1における要素と同様の要素については、同一の
参照符号を付して説明する。
【0038】1は針管であり、樹脂製のハブ2の先端部
に固定されている。ハブ2の後端部にはチューブ3が接
続されている。24は翼付きシールドであり、樹脂製の
略円筒形状を有するシールド筒24aと、左右の翼部
5、6からなる。ハブ2は、シールド筒24aの内腔に
挿入されて、先端部および後端部をシールド筒24aか
ら突出させることが可能な長さを有する。またハブ2の
外径は、シールド筒24aに対する回動および軸方向の
移動が容易に可能な程度に、シールド筒24aの内壁に
対して隙間が形成される大きさに設定されている。
【0039】左右の翼部5、6は、シールド筒24aの
先端部、すなわち針管1が突出する側の端部に設けられ
ている。翼部5、6は、各々シールド筒24aの外周面
の両側部に結合し、シールド筒24aの軸を中心として
互いに対称な形状を有する。翼部5、6の基端部領域に
は、それぞれ翼突起7、8が形成されている。翼突起
7、8に対応するシールド筒24aの左右の側部壁に
は、貫通孔9、10が形成されている。
【0040】シールド筒24aの先端から露出したハブ
2の先端部には、外周面の一部に凸部11が形成されて
いる。シールド筒24aの外表面には畝状部12が形成
され、畝状部12の内壁にはゲート溝12aが形成され
ている。凸部11およびゲート溝12a等の構成および
作用は実施の形態1と実質的に同様である。
【0041】なお凸部11は、ハブ2の周方向におけ
る、針管1の刃面1a側およびその裏側に対応しない位
置に設けられている。従って、刃面1aが翼5、6に垂
直な方向を向いた状態で、凸部11がゲート溝12aに
対向することが防止される。通常、穿刺の際は刃面1a
が翼5、6に垂直な方向を向いた状態にするので、この
構成によれば、穿刺の際に針管1がシールド筒24a内
に押し込まれることを回避できる。
【0042】図11Aおよび11Bは、翼部5、6に設
けた翼突起7、8の作用を示す。同図は、図8のE−E
における断面図である。翼部5、6を用いる操作は、穿
刺に際して行われる。
【0043】図11Aに示す状態から、翼部5、6をシ
ールド筒24aの外表面に沿って上方に持ち上げて、図
11Bに示すように、翼突起7、8を貫通孔9、10に
挿入し、シールド筒24aの壁を貫通して内腔に突出さ
せる。その結果、ハブ2の外表面に翼突起7、8の先端
部が当接する。その当接の押圧力に基づく摩擦力で、ハ
ブ2、すなわち、針管1が翼付きシールド24に保持さ
れる。従って、針管1をしっかりと確保した状態で穿刺
操作を行うことができる。両翼部5、6を指で強く挟み
込むことにより、翼突起7、8に十分な押圧力を与えて
ハブ2を強力に保持することも可能である。
【0044】なお、シールド筒24aの外表面の底部
は、患者の皮膚上に安定に配置されるように、平坦に形
成されていることが好ましい。また図示ではシールド筒
24aの内腔は円形であるが、内腔の上側をハブ2の外
表面形状に対応する曲面に形成し、内腔面の底部は平坦
に形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、穿刺操作を行うことが
可能なように注射針がシールドから突出した状態におい
て、注射針がシールド内へ移動不能となるように保持さ
せることが可能である。しかもその状態で、注射針をシ
ールドに対して回動させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における医療用針装置
の平面図
【図2】 図1の左側から見た同医療用針装置の側面図
【図3A】 図1のA−Aにおける断面図
【図3B】 図3Aの状態から収納動作を行った後の状
態を示す断面図
【図4A】 実施の形態1における医療用針装置の動作
を示す平面図
【図4B】 図4Aの状態を断面で示す図
【図5】 実施の形態1における医療用針装置の他の態
様を示す断面図
【図6A】 図1の医療用針装置の改良例を示す平面図
【図6B】 図6AのB−Bにおける断面図
【図7A】 図6Aの医療用針装置の動作を示す平面図
【図7B】 図7AのC−Cにおける断面図
【図7C】 図7AのD−Dにおける断面図
【図8】 本発明の実施の形態2における翼付き医療用
針装置の平面図
【図9】 図8の左側から見た同医療用針装置の側面図
【図10】 同医療用針装置の平面形状を示す断面図
【図11A】 図8のE−Eにおける断面図
【図11B】 図11Aの状態からの動作を示す断面図
【符号の説明】
1 針管 1a 刃面 2 ハブ 2a 環状溝 3 チューブ 4 シールド 4a シールド筒 5、6 翼部 7、8 翼突起 9、10 貫通孔 11 凸部 12 畝状部 12a ゲート溝 13 係合孔 14 係止片 14a 突起 14b 把持用リブ 14c 係合孔 15 固定用突起 24 翼付きシールド 24a シールド筒
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−36413(JP,A) 特開 平5−300942(JP,A) 特開 平8−38601(JP,A) 特開2000−288087(JP,A) 特開2001−293087(JP,A) 米国特許4170993(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/00 - 5/52

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状のシールド筒を本体とする誤穿
    刺防止用シールドと、前記シールド筒内に軸方向に移動
    可能なように挿入され後端部に輸液チューブを接続可能
    なハブと、前記ハブの先端部に装着された針管とを備
    え、前記シールド筒の内腔に前記針管の先端を収納可能
    なように構成された誤穿刺防止用シールド付き医療用針
    装置において、 前記ハブは、先端部の外周面の一部に、前記シールド筒
    の内径を超えて突出する高さを有する凸部を有し、前記
    シールド筒は、その内壁に、先端から後端近傍に亘って
    軸方向に延在するゲート溝が形成され、前記ゲート溝
    は、先端部において前記ハブ先端部の凸部が嵌合可能な
    寸法を有し、 前記凸部が前記シールド筒の先端から露出した状態にお
    いて、前記ハブは前記シールド筒に対して回動可能であ
    り、 前記凸部が前記ゲート溝の先端と対向しない回動位置に
    おいては、前記凸部と前記シールド筒の先端面との係合
    により、前記ハブが前記シールド筒後端部側へ移動不能
    なように位置規制され、 前記凸部が前記ゲート溝の先端と対向する回動位置にお
    いては、前記凸部は前記ゲート溝内を摺動可能であるこ
    とを特徴とする誤穿刺防止用シールド付き医療用針装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シールド筒は前記ゲート溝の後端に
    隣接して形成された係合孔を有し、前記ゲート溝は、前
    記シールド筒の内壁面からの深さが、後端部において前
    記凸部の高さよりも浅くなるように設定され、前記凸部
    は前記ゲート溝内を摺動して前記係合孔に係合可能であ
    る請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針
    装置。
  3. 【請求項3】 前記凸部は、前記ハブの周方向におけ
    る、前記針管の刃面側およびその裏側に対応しない位置
    に設けられている請求項1に記載の誤穿刺防止用シール
    ド付き医療用針装置。
  4. 【請求項4】 前記凸部は、前記ハブの周方向におけ
    る、前記針管の刃面側に対応する位置に設けられている
    請求項1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装
    置。
  5. 【請求項5】 前記シールド筒の側壁から伸びるように
    設けられた可撓性を有する係止片と、前記係止片の位置
    に対応させて前記シールド筒に設けられた貫通孔とを更
    に備え、前記係止片は側方に突出する突起を有し、前記
    係止片が前記シールド筒に巻き付けられたときに前記突
    起が前記貫通孔に挿入されて、前記シールド筒内での前
    記ハブの軸方向移動を規制するように構成された請求項
    1に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装置。
  6. 【請求項6】 前記係止片が前記シールド筒に巻き付け
    られた状態を保持するための係止片保持機構を有する請
    求項5に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装
    置。
  7. 【請求項7】 前記誤穿刺防止用シールドは、前記シー
    ルド筒の先端側に結合した一対の翼部を更に備えた翼付
    きシールドである請求項1に記載の誤穿刺防止用シール
    ド付き医療用針装置。
  8. 【請求項8】 前記各翼部は、その翼面から突出するよ
    うに形成された翼突起を有し、前記シールド筒は、前記
    各翼突起を挿入可能なように側部の円筒壁に形成された
    貫通孔を有し、 前記両翼部を前記シールド筒側面に沿って重ね合わせる
    ことにより、前記貫通孔を通して前記各翼突起を前記シ
    ールド筒内腔に挿入可能であり、それにより、前記各翼
    突起が前記ハブの前記シールド筒内での軸方向移動を阻
    止して、前記シールド筒先端から前記針管が所定長さ突
    出した状態で、前記ハブが前記シールド筒に保持される
    請求項7に記載の誤穿刺防止用シールド付き医療用針装
    置。
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