JP2004089455A - 非接触式眼圧計 - Google Patents

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【課題】空気の急激な吸い込みや大きな音の発生を、より効果的に抑えることができる非接触式眼圧計を提供する。
【解決手段】ピストンによりシリンダ内の空気を圧縮し、圧縮した空気を被検眼角膜に吹き付け、角膜の変形状態を検出することにより眼圧を測定する非接触式眼圧計において、前記シリンダ内の空気を圧縮する方向へ前記ピストンを移動するソレノイドと、前記ピストンを空気圧縮方向とは反対の方向へ戻すように付勢する付勢手段と、該付勢手段により前記ピストンが戻されるときに、前記ソレノイドに供給する駆動エネルギを変化させる制御手段であって、供給する駆動エネルギを徐々に増加させる制御手段と、を備える。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダ内の流体を圧縮して被検眼に吹付け、被検眼角膜の変形状態を検出することにより眼圧を測定する非接触式眼圧計に関する。
【0002】
【従来技術】
非接触式眼圧計としては、シリンダ内の空気をピストンで圧縮し、シリンダに連通する圧縮室からノズルを通して被検眼に圧縮空気を吹付けて角膜を変形させ、角膜の変形状態を検出して眼圧を測定するものが知られている。また、ピストンの移動にはソレノイドが使用されている。空気の圧縮時には、ソレノイドに大きな駆動エネルギを供給する。角膜の変形状態を検出した後は、ソレノイドへの駆動エネルギの供給を停止し、ばね等の復元力によりピストンを初期位置まで戻す。このときノズルから急激に空気が吸い込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ノズルからシリンダ内へ空気が吸い込まれる際、同時に涙、埃、睫毛などの異物を吸い込んでしまうことがある。涙、埃、睫毛などを吸い込むと、ノズル背後に配置される光学系が汚れたり、睫毛等がシリンダとピストンの隙間に入り込んでピストンロックが発生することもある。この問題の対応として、特開平7−100116号には、ピストンが初期位置に戻る際に、ロータリソレノイドに少なめの電流を減じながら供給し、ピストンを下降する慣性力を減じ、ピストンを徐々に初期位置に戻すようにした装置が開示されている。
しかしながら、特開平7−100116号の方法は、ソレノイドの構造上の特性を考慮していなかったので、ピストンが初期位置に戻る際にその戻り速度が増加する問題があり、空気の急激な吸い込み防止が十分とは言えなかった。また、ピストンが初期位置に戻る際に、ピストンがシリンダの底部にぶつかり合うことによる音の発生の問題もあった。
【0004】
本発明は、上記問題点を鑑み、空気の急激な吸い込みや大きな音の発生を、より効果的に抑えることができる非接触式眼圧計を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) ピストンによりシリンダ内の空気を圧縮し、圧縮した空気を被検眼角膜に吹き付け、角膜の変形状態を検出することにより眼圧を測定する非接触式眼圧計において、前記シリンダ内の空気を圧縮する方向へ前記ピストンを移動するソレノイドと、前記ピストンを空気圧縮方向とは反対の方向へ戻すように付勢する付勢手段と、該付勢手段により前記ピストンが戻されるときに、前記ソレノイドに供給する駆動エネルギを変化させる制御手段であって、供給する駆動エネルギを徐々に増加させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の非接触式眼圧計において、前記制御手段は前記ソレノイドに供給する駆動エネルギを断続的に供給すると共に、その断続的な駆動エネルギの供給時間を段階的に制御する手段を含むことを特徴とする。
(3) (1)の非接触式眼圧計において、前記ピストンが初期位置に戻されたことを検知する検知手段を備え、前記制御手段は前記ピストンが初期位置に戻されたときに前記ソレノイドに供給する駆動エネルギの変化を所定の状態に戻すことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本実施例について図面に基づいて説明する。図1は実施例の非接触式眼圧計の流体圧を創出する空気圧縮機構の側方概略構成と制御系を示す図であり、図2はノズル付近の光学系を上方より見た図である。
1は空気圧縮用のシリンダ部であり、眼圧計本体の水平線に対して傾斜して設けられている。2はピストンである。3はロータリーソレノイドであり、ロータリソレノイド3は駆動電流が付与されると、アーム4、コネクティングロッド(ピストンロッド)5を介してピストン2を上に押し上げる。ピストン2の上昇によりシリンダ部1に連通する空気圧縮室34で圧縮された空気は、ノズル6から被検眼7の角膜に向けて噴出される。
【0007】
ロータリソレノイド3の回転軸には、遮光板50が取り付けられている。遮光板50はロータリソレノイド3の回転にともない、回転軸を中心にアーム4と共に回転するようになっている。また、遮光板50の回転状態を検出する検出部51が、ロータリソレノイド3の付近に設けられている。検出部51は、図3のように、LED等の発光部52とフォトダイオードの受光部53によって構成されている。ピストン2が初期位置にあるときには、遮光板50は検出部51に検出されず、受光部53は発光部52からの検出光を受光する。ピストン2が初期位置から外れたときには、遮光板50は発光部52と受光部53の間に移動し、受光部53は発光部52からの検出光を受光しない状態となる。
【0008】
8は透明なガラス板であり、ノズル6を保持するとともに、観察光やアライメント光を透過させる。又ガラス板8は空気圧縮室34の側壁となっている。9はノズル6の背面に設けられた透明なガラス板であり、空気圧縮室34の後壁を構成するとともに、観察光やアライメント光を透過させる。ガラス板9の背後は、観察・アライメント光学系11が配置されるが、本発明とは関連が少ないため、説明は省略する。
12は空気圧縮室34の圧力を検出する圧力センサ、13はエア抜き穴である。エア抜き穴13により、ピストン2に初速がつくまでの間の抵抗が減少され、時間に比例的な立ち上がりの圧力変化を得ることができる。
【0009】
図2において、14は角膜圧平検出用の赤外LEDであり、LED14を出射した光はコリメータレンズ15により平行光束とされて被検眼の角膜に投光される。角膜で反射した光は受光レンズ16、ピンホール板17を通過して光検出器18に受光される。角膜圧平検出用の光学系は、被検眼が所定の圧平状態のときに光検出18の受光量が最大となるように配置されている。
20は制御回路、21は圧力センサ12からの信号処理を行う圧力検出処理回路、22は光検出18からの信号処理を行う信号検出処理回路、23はロータリーソレノイド3を駆動させるための駆動回路である。24は検出部51からの信号処理を行う処理回路である。
【0010】
図6はロータリソレノイド3の構成を示す断面図である。固定子35は、コイル36によって磁気的に付勢される鉄心からなり、コイル36に通電すると、電機子37には吸引力が作用し、当該電機子37およびこれが固定されてなる回転シャフト38は軸方向に沿って移動すると共に、ケース39とプレート40に作られた特殊な溝をボール41が移動することによって、プレート40と電機子37と回転シャフト38は回転する。コイルバネ42は、付与される駆動エネルギとしての電流がカット又は減じられると、プレート40と電機子37と回転シャフト38を元の位置に戻す。
【0011】
以上のような構成を備える非接触式眼圧計において、以下の動作について説明する。
検者は被検眼7を所定の位置に配置させ、図示なきジョイスティックを操作してアライメント調整を行う。アライメントが完了したら、検者は測定開始スイッチを押して(あるいは制御回路20がアライメント光学系からの信号に基づき測定開始信号を自動的に発して)測定を開始する。制御回路20は測定開始信号が入力されると駆動回路23を介してロータリソレノイド3に動作可能な駆動エネルギーとしての電流(又は電圧)を付与してこれを駆動させる。
【0012】
なお、実施例の眼圧計のロータリソレノイド3には、装置の電源投入時点からコイルバネ42の付勢力に抗して動作しない(初期位置のピストンが作動しない)程度の弱電流が流れるように設定されている。一般に、ロータリソレノイド3には、ケース39とプレート41との間にわずかな間隙があり、電流を全く付与しない状態から動作可能な電流を付与すると、駆動時にケース39とボール40がぶつかって金属音が生じる。測定時にこの金属音が発生すると、被検者を驚かしてしまうことがある。したがって、常にロータリソレノイド3に動作しない程度の弱電流を流しておくことにより、ケース39とボール40を接触した状態とさせることができ、測定開始信号の入力時には金属音を生じさせなくてすむ。これにより、ロータリソレノイド3の作動音を小さくすることができる。
【0013】
ロータリソレノイド3にさらに電流を流すと、ピストン2は上昇する。ピストン2の上昇により空気圧縮室34の空気が圧縮され、圧縮空気がノズル6から被検眼7の角膜に向けて吹付けられる。被検眼7の角膜は、吹き付けられた圧縮空気によって徐々に変形される。LED14から投光された光の角膜による反射光は光検出器18へ入射し、角膜の変形状態が光検出器18により検出される。
光検出器18からの信号により、その受光光量が所定のピークを示したことを信号検出処理回路22が検知すると、すなわち所定の圧平状態が得られたことを検知すると、制御回路20はこの検知信号に基づいて眼圧を得る。
【0014】
また、制御回路20は被検眼が所定の圧平状態になったことが検知されると、ロータリソレノイド3への電流供給を止める。ピストン2は、ロータリソレノイド3への電流が止められた後も慣性力で上昇するが、ピストン2にはコイルバネ42による下降方向への付勢力が働く。コイルバネ42の付勢力とピストン2にかかる重力によりピストン2の速度は減衰されて一旦停止し、その後下降するようになる。
【0015】
ピストン2が下降し空気圧縮室34が負圧になると、ノズル6からは空気が吸い込まれる。このままであると、コイルバネ42の付勢力とピストン2にかかる重力によりピストン2は速度を増して下降するので、ノズル6からは急激に空気が吸い込まれてしまう。そこで本眼圧計では、ピストン2の下降時にロータリソレノイド3への供給電流をカットした状態にするのではなく、その後弱電流を段階的に増加させながら供給することによって、ピストン2の下降速度を減衰し、ノズル6からの急激な空気の吸込みを抑える。なお、ロータリソレノイド3への弱電流の供給は、供給電流を一旦カットすることなく行うようにしてもピストンの下降速度を減衰できるが、この場合慣性力によるピストン2の上昇を助長することになり、被検眼に余分な空気を吹き付けてしまうこともあるので、実施例のように一旦カットすることが好ましい。
【0016】
この時の弱電流の供給について説明する。まず、下降時のピストン2に加わる力のバランスについて図4を利用して説明する。ピストン2を下降させようとする力としては、ピストン2の重力Gとバネによる付勢力Tが働く。シリンダ部1は水平線に対して傾斜しているため、重力Gは壁面に沿ったGpと、壁面に垂直なGnの2つの分力に分けることができる。なお、本実施例ではロータリソレノイド3内に設けられたコイルバネ42を使用しているため、コイルバネ42の長さに対してピストン2の移動量は十分に小さい。このため、バネによる付勢力Tは、ピストンの位置によらずにほぼ一定であると考えることができる。
【0017】
下降時のピストン2の上方向への力としては、摩擦力fとロータリソレノイド3に弱電流を供給してこれを駆動することによる力Fが働く。摩擦力fは垂直抗力となるGnの大きさに比例し、電流供給による駆動力Fはロータリソレノイド3へ供給される電流の大きさによって変化する。
【0018】
図5(a)は、圧力センサ12による検出圧力Pn及び光検出器18の受光量Qnの変化を時系列的に示した図である。図5(b)と図5(c)は、ソレノイド3への供給電流(電圧)の変化を示す時系列図である。
眼圧を測定するために、時刻t1でロータリソレノイド3に強電流を供給し、ピストン2を作動させ、ノズル6から圧縮空気を被検眼へ吹付ける。圧縮空気によって、角膜の圧平検出をした時刻t2で、ソレノイド3への電流をカットする。ピストン2には重力とコイルバネ42による付勢力が働き、徐々に慣性力が打ち消されていく。その後、ピストン2は下降に転じる。ピストン2の動きに連動して空気圧縮室34内の圧力値も最大値を示した後は減少し、ピストン2の下降により圧力は負圧になる。空気圧縮室34内の圧力が負圧になると、ノズルから空気が吸い込まれるようになるため、空気圧縮室34内の圧力が負圧になり、下降の加速度が増す。この前の時刻t3で、ロータリソレノイド3を駆動させるように弱電流を供給する。
【0019】
本発明者の実験によれば、図5に示す様に、圧力センサ12による圧力値がピークを示した後に弱電流の供給を開始すると、被検眼に余分な空気を吹き付けることなく、最も効率良く圧力値が負圧になる程度を低く抑えることができた。
ただし、電流をカットしてから圧力センサ12による検出圧力Pnがピークを示す時間は、被検者の眼圧を得るために供給した電流とその供給時間によって異なる。本実施例の眼圧計では、例えば、電流をカットした後に圧力値がピークを示す時間tbを、実験により眼圧測定開始から圧平検出までの間にソレノイド3に電流を供給した時間に対応させて得て、これらに応じた圧力がピークを示す時間tbを制御回路にて決定する。測定時には電流供給をカットした後にソレノイド3に電流を供給した時間に応じて、各所定時間tbが経過したタイミングで弱電流を供給する。
【0020】
この弱電流供給の際、ピストンが初期位置に戻っていくにつれて、一定の電流供給ではソレノイド3の駆動力Fは低下してくる。これは、ピストン2が初期位置に近づくにつれて、ソレノイド3の電機子37と固定子35との距離が離れていき、軸方向の吸引力が低下してゆくためである。図7は、一定電流を供給した時の、電機子37と固定子35間の距離xと駆動力Fの関係をグラフ化したものである。このように、ソレノイド3に一定の電流を供給した場合、駆動力Fが低下してしまい、ピストン2にかかる重力Gとコイルバネ42による付勢力Tによって、戻り速度の増加となる。そして、この特性はピストンが初期位置に近づくほど顕著に表れる。よって電機子37と固定子35間の距離増加による駆動力F低下を防ぐことができるよう、徐々に電流供給量を増加させることとする。この場合、図5(b)のように、連続的に電流供給を増加させるほか、段階的に電流供給量を増加させても良い。或いは、図5(c)のように供給量の大きい電流V1(ピストン2が初期位置にあるときに供給する弱電流よりは大きな電流)と、それより供給量の小さい電流V2の二段階に分け、V1の電流を断続的に供給すると共に、その供給時間を変化させる制御方法でも良い。例えば、ピストン2が初期位置に近づく程、V1の供給時間を増やしていく(ピストン2が上昇しないように、途中で電流の供給時間を短くする制御も含む)。そして、検出部51によりピストン2が初期位置に戻ったことが検知された時刻t4で、増加させた電流を元の定常状態である弱電流(ピストン2がコイルバネ42に抗して作動しない程度の電流)の供給量に戻す。なお、ピストン2が初期位置に戻る時刻t4は、眼圧測定終了の一定時間後(t1〜t2のソレノイド3の駆動時間に応じて決めることができる)としても良い。
【0021】
こうして、ピストン2が重力Gの分力Gp、Gnおよび摩擦力fは、シリンダ部1の傾斜角と依存してほぼ一定となり、バネによる付勢力もほぼ一定であるから、ソレノイド3の駆動力Fを上記のように制御することにより戻り速度を制御する。このとき、この4つの力の合成力が若干下向きとなり、戻り速度が一定となるようソレノイド3を駆動することによって、ノズル6からの吸込みを抑制する。
【0022】
図8は測定開始から所定の時間が経過し、ロータリソレノイド3への電流供給を止めた後に、慣性力によってが上昇し、下降し始めてからピストン2が初期位置に戻るまでのピストンの戻り速度vをグラフにて表したものである。t3はソレノイド3に減速制御を開始した時間である。t4はピストンが初期位置に戻った時間である。ピストン2の減衰制御を行わない時は、戻り速度が大きい(グラフa参照)。また、ソレノイドに一定の電圧を供給した場合は、上記のような電機子37と固定子35の距離増加による駆動力Fの低下が影響して、ピストンが初期位置に近づくほど、戻り速度が増加しており、急激な空気の吸込みが生じる可能性がある(グラフb参照)。ここで、図5(b)又は(c)にあるような減衰制御を行った場合、点線グラフcに見られるようにピストンの戻り速度を一定(又は速度を徐々に低下させるよう)にすることが可能となり、急激な空気の吸込みを防ぐことが可能になる。
【0023】
以上説明したように、本実施例の眼圧計はピストン2の戻り速度を遅くすることにより、特にピストンが初期位置に近づいた時の、ノズルからの急激な空気の吸込み抑えることができる
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ピストンの初期位置への戻り速度の減衰を効果的に行え、急激な空気の吸込みや大きな音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例である非接触式眼圧計の空気圧縮機構の側方概略構成と制御系を示すずである。
【図2】実施例である非接触式眼圧計の空気圧縮機構のノズル付近の光学系を上方より見た図である。
【図3】ロータリソレノイドに取り付けられた遮光板の検出機構の説明図である。
【図4】下降時のピストンに加わる力のバランスの説明図である。
【図5】ピストン駆動時におけるシリンダ内の圧力、圧平検出用光検出器の受光量、ピストン駆動装置への供給電流の変化を示す時系列図である。
【図6】ピストンを駆動させるロータリソレノイド3の構成を示す断面図である。
【図7】一定電流を供給した時の、ロータリソレノイドの電機子と固定子間の距離xと駆動力Fの関係をグラフ化したものである。
【図8】測定開始から所定の時間が経過し、ロータリソレノイドへの電流供給を止めた後に、慣性力によってが上昇し、下降し始めてからピストンが初期位置に戻るまでのピストンの戻り速度vをグラフにて表したものである。
【符号の説明】
1 シリンダ部
2 ピストン
3 ロータリソレノイド
20 制御回路
35 固定子
36 コイル
37 電機子
38 回転シャフト
39 ケース
40 プレート
41 ボール
42 コイルバネ
50 遮光部
51 検出部
52 発光部
53 受光部

Claims (3)

  1. ピストンによりシリンダ内の空気を圧縮し、圧縮した空気を被検眼角膜に吹き付け、角膜の変形状態を検出することにより眼圧を測定する非接触式眼圧計において、前記シリンダ内の空気を圧縮する方向へ前記ピストンを移動するソレノイドと、前記ピストンを空気圧縮方向とは反対の方向へ戻すように付勢する付勢手段と、該付勢手段により前記ピストンが戻されるときに、前記ソレノイドに供給する駆動エネルギを変化させる制御手段であって、供給する駆動エネルギを徐々に増加させる制御手段と、を備えることを特徴とする非接触式眼圧計。
  2. 請求項1の非接触式眼圧計において、前記制御手段は前記ソレノイドに供給する駆動エネルギを断続的に供給すると共に、その断続的な駆動エネルギの供給時間を段階的に制御する手段を含むことを特徴とする非接触式眼圧計。
  3. 請求項1の非接触式眼圧計において、前記ピストンが初期位置に戻されたことを検知する検知手段を備え、前記制御手段は前記ピストンが初期位置に戻されたときに前記ソレノイドに供給する駆動エネルギの変化を所定の状態に戻すことを特徴とする非接触式眼圧計。
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