JP2004088708A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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JP2004088708A
JP2004088708A JP2002289238A JP2002289238A JP2004088708A JP 2004088708 A JP2004088708 A JP 2004088708A JP 2002289238 A JP2002289238 A JP 2002289238A JP 2002289238 A JP2002289238 A JP 2002289238A JP 2004088708 A JP2004088708 A JP 2004088708A
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Daisuke Takahashi
高橋 大輔
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Abstract

【課題】FAX受信において従来のハードウェア構成を逸脱する事なく、受信データから紙原稿とPDFファイルデータを並行して生成し、受信者が任意の受信情報を享受出来る仕組みを確立する。また、送信時に従来の紙原稿に加え、PDFファイルを送信原稿として簡便に利用するための仕組みを確立する。
【解決手段】FAX装置本体にMPU(小型演算処理装置)及び作業領域、並びに格納領域を搭載し、受信情報からPDFファイルデータを任意に自動生成する変換プログラムを用いて紙文書とファイル生成保存の並行処理を行う。また、FAX送信時には変換プログラムの応用でPDFファイルデータから送信データを生成し、相手先のFAX装置に送信する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ(以下、FAXと呼ぶ。)装置の通信処理に係り、特に送受信情報の処理方式及び管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のFAX通信において、情報の送受信処理は紙媒体による入出力が主体であり、送信原稿の入力及び受信情報の印刷出力に留まっていた。
【0003】
紙媒体以外のFAX通信に関しては、任意のデータフォーマットをバイナリファイル化する事により、データを直接送受信するFAX装置内部でコード変換及び再生処理する方式が既に確立されているが、送受信時の処理手順が複雑なものとなる為、普及には至らないものであった。
【0004】
また、ファイルデータを原稿として送信するにはコンピュータにFAX処理機能を持つソフトウェアを搭載するか、専用の複合処理装置を用いる必要があり、ファクシミリ装置単体での軽易な運用形態からは逸脱していた。
【0005】
更に、受信したFAX情報を任意のファイル形式にデータ処理する為には、別途スキャナ装置等による原稿読取、データ変換等の処理手順が必要であった。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これらを整理すると、従来の技術では以下の点が考慮されていなかったと考えられる。
【0007】
(1)紙媒体以外の原稿、例えばファイルデータをFAX送信情報とする手段の確立
【0008】
(2)FAX通信における受信情報の電子化、またはその処理手順
【0009】
(3)FAX装置のハードウェア構成を逸脱する事なくファイルデータを簡便に利用するための仕組み
【0010】
本発明は、上記問題を解決し、主としてFAX通信に用いられるハードウェア装置の構成を大きく逸脱する事なく、従来の紙原稿による情報伝達と並行してファイルデータによる情報伝達を簡便に実現するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明ではFAX装置にMPU(小型演算処理装置)及び作業領域、並びに格納領域を組み込み、格納領域内に基本制御プログラムと、受信情報からファイルデータを任意に自動生成する変換プログラムを搭載した。
【0012】
変換プログラムは逆に、ファイルデータから送信情報を生成する機能も併せ持ち、FAX情報からファイルデータ、ファイルデータからFAX情報への相互変換を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施形態に基づき本発明を説明する。
【0014】
図1に、本発明を用いたFAX装置の構成を示す。装置構成1は従来あるFAX装置の機器構成を大きく逸脱する事のない外形を維持し、主に読取部2、表示部3、印字部4、操作部5、給紙部6、外部媒体インタフェース7、モデム11、LANインタフェース12等を中心に構成される。
【0015】
従来のFAX装置と異なる点は、本体内蔵の作業領域13、格納領域17にプログラム処理用の基本OS(Operating System)18、PDF(Portable Document Format)形式のデータファイルを自動生成するFAXデータ変換プログラム17を備える点である。
【0016】
FAXデータ変換プログラムは、送信側のFAX装置と受信側のFAX装置間で取り交わされるCCD(電荷結合素子)情報を基にPDFファイルの生成処理を行い、またPDFファイルデータよりFAX送信用のCCDデータ生成を行う。
【0017】
PDFはコンピュータ上での文書管理に適したファイル形式の一つで、Adobe Acrobat(登録商標)等のソフトウェアを用いて作成及び閲覧する事が可能であり、紙文書をデータ化するのに適している。
【0018】
【実施例】
本発明の実施において、操作者は以下の受信方式を任意選択し、必要に応じて切り替える事が出来る。
【0019】
(A)PDFファイル生成のみ行い、紙出力は行わない
(B)紙出力とPDFファイル生成の両方を行う
(C)紙出力のみとし、PDFファイル生成は行わない
【0020】
受信方式Aを選択した場合は、PDFファイルを生成保存する事でデータによる文書管理が可能となる。ファイル化された受信情報はコンピュータ上での閲覧が可能となり、印字装置等を用いて別途紙出力を行う事が出来る。
【0021】
また、受信方式Bの選択時には受信方式Aに加え通常の紙出力によるFAX処理も出来、紙とデータの両方を並行して管理する事が可能となる。
【0022】
対して、受信方式CはあくまでもFAX装置におけるPDFファイル使用を想定しない運用形態であり、既存装置との親和性を考慮したものである。受信方式C選択時にFAX用紙が切れた場合には、通常のFAX装置同様、着信データを受付けずに送信元に対し未達情報の通知を行う。
【0023】
但し、将来的には本発明の普及に応じ、受信方式Cの選択時に用紙無しと判断された場合でも自動的に受信方式Aに切り替わる機能も十分検討される。
【0024】
図2はFAX受信時における一連の処理手順を示したものである。図1の操作部5においてあらかじめ受信方式AないしB(PDFファイルを自動生成する設定)を選択した場合、FAX装置は格納領域よりPDF変換プログラムを呼び出す。呼び出されたプログラムは作業領域にPDFファイル変換ルーチンとして展開され、ファイル生成待機状態となる。
【0025】
待機状態時にFAXデータを受信した場合、受信データは複製処理により、紙出力用の生データとPDFファイル生成用の加工用データに分けられる。生データは従来のFAX装置と同様印字部に伝送され、印字ヘッドを通じてFAX用紙に出力される。
【0026】
一方で、加工用データは作業領域上のPDFファイル変換ルーチンに取り込まれ、一連の処理(作業領域確保〜PDFファイル生成)を経てそのままPDF形式のファイルに変換される。変換生成されたファイルは、格納領域内の所定のディレクトリに保存される。
【0027】
保存されたPDFファイルはLANインタフェースを介し、ネットワーク上のサーバ・端末よりアクセスが可能となる。
【0028】
また、PDFファイルの取り出しは、前項で述べたネットワークによる他にも、外部媒体インタフェースにより読み書き可能な記録媒体に複製保存する事で、同様のインタフェースを持つ端末等により使用可能となる。
【0029】
図3は、FAX情報の送信時における一連の処理手順を示したものである。紙原稿の代わりにPDFファイルを送信原稿に選択した場合、FAX装置は格納領域からFAXデータ変換プログラムを読み出す。読み出されたプログラムは作業領域上にPDFファイル変換ルーチンとして展開され、ファイル変換待機状態となる。
【0030】
次に、操作者は装置内の格納領域又は外部媒体から原稿対象となるPDFファイルの選択抽出を行う。抽出されたファイルは作業領域に複製展開され、PDFファイル変換ルーチン上でFAX送信用のCCDデータに変換される。
【0031】
CCDデータに変換された送信情報は、紙原稿から生成される送信情報と同様にモデムを介して公衆回線を経由し、相手先のFAX装置に送信される。
【0032】
逆に、PDFファイルを特定する事なく紙媒体を送信原稿とした場合には、従来のFAX装置同様、紙原稿による送信処理を行う。
【0033】
送信確認に関しては通常のFAX装置と同様、送信完了時点で表示部3を通じて操作者に通知処理を行う。送信情報が相手先FAX装置に届けられない場合は一定のn回に渡り再送信を試みる。n回以降は未達情報を表示する事により、操作者に注意を促す。
【0034】
以上が本発明の骨子であるが、実施例において、通信相手となるFAX装置に求められる機能及び構成は必ずしも本発明と同様である必要は無い。本発明はあくまでも装置単体で課題を解決する事が出来、且つ相手装置の機能に依存することなく互換性を維持する事も可能である。
【0035】
【発明の効果】
FAXの受信方式を任意選択する事により、従来の紙媒体による受信に加え、PDFファイルでの受信が可能となる。これまで、紙文書のデータ化には原稿をスキャナ装置に別途読み取らせる必要があったが、本発明では読み取り対象となるFAX原稿を直接データ化する事が出来、FAX文書において従来の紙主体による管理に加え、データ主体での文書管理を容易に行う事が可能となる。また、用紙切れの場合には受信方式Aを選択し、PDFファイル生成のみを行う事で紙資源の節約にも貢献し、OA(Office Automation)環境のペーパーレス化に大きく貢献する事が期待される。
【0036】
また、送信方式においては紙原稿に加え、PDFファイルも送信対象とする事で、従来の紙原稿に限定されたFAX装置運用に多様性を持たせる事が可能となる。原稿の携帯性に着目した場合、紙原稿は所持枚数によって持ち運びに不便な場合も見受けられたが、PDFファイル原稿ならば対象データの容量を満たす格納媒体に収納する事が出来、持ち運びの際の負担軽減にも大きく貢献する事が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となるFAX装置の構成図。
【図2】図1の構成におけるFAX受信時の処理の流れ図。
【図3】図1の構成におけるFAX送信時の処理の流れ図。
【符号の説明】
1:本発明における端末装置
2:紙原稿読取部
3:送受信情報等の表示部
4:紙原稿印字部
5:操作部
6:紙原稿給紙部
7:外部媒体用インタフェース
8:小型演算処理装置(MPU)
9:作業領域
10:格納領域
11:モデム
12:LANインタフェース
13:FAX通信における送受信データ
14:PDFファイル変換ルーチン
15:PDFファイルデータ
16:基本OS(Operating System)
17:FAXデータ変換プログラム
18:PDF格納ディレクトリ

Claims (3)

  1. 受信ファクシミリ情報をコード処理する作業領域及びコード蓄積の為の格納領域を備えたファクシミリ装置において、受信情報を紙出力すると同時に、PDFファイル形式の文書データを任意に自動生成する処理方式。
  2. 請求項1記載のファクシミリ装置の入力原稿において、紙媒体の他にPDFファイル形式の文書データを送信原稿とし、送信データに変換する処理方式。
  3. 請求項1及び請求項2記載の処理方式を備えた装置。
JP2002289238A 2002-08-27 2002-08-27 ファクシミリ装置 Pending JP2004088708A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015053085A (ja) * 2005-09-12 2015-03-19 マイメディカルレコーズ,インコーポレーテッド オンラインの医療記録を提供するための方法

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