JP2004087718A - 撮像モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像素子2と、複数のレンズ6,7,8が心出しされた状態で接合されて撮像素子2に固定される接合レンズ3と、接合レンズ3の一部が接触することにより撮像素子2に対する接合レンズ3の位置調整を行い、接合レンズ3と共に撮像素子2に固定されるガイド手段4とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子と撮像素子に結像させるレンズとを組み付けることによりカメラの小型化を可能とした撮像モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CCDやCMOS等の固体撮像素子に対して単玉レンズを配置したカメラ構造では、球面収差等が発生するため、光学性能の向上を図ることが難しい。このため、固体撮像素子に対して複数のレンズを組み合わせた構造のカメラが開発されているが、複数のレンズを用いる場合には、光軸合わせ等のためのレンズ相互の位置決めや固体撮像素子に対する組レンズの位置決めを高精度に行う必要がある。
【0003】
このような位置決めを行うため、特許第2630965号公報や特許第3242099号公報には、鏡枠を用いて固定撮像素子と複数のレンズとを組み付ける構造が記載されている。この構造では、固体撮像素子を実装した配線基板に鏡枠を取り付けるものであり、鏡枠は筒状となっており、固体撮像素子を収納した状態で配線基板の前方に延びている。複数のレンズは、鏡枠内面に嵌合するリブが周辺部分に形成されており、それぞれのリブを突き合わせるようにしてレンズを鏡枠内に挿入することにより、相互の位置決めがなされた積層状態で鏡枠内に収納される。又、固体撮像素子が配線基板上に実装されることにより、配線基板に取り付けられた鏡枠を介して固体撮像素子と複数のレンズとの位置決めが相対的に行われる。
【0004】
しかしながら、このような鏡枠を用いた構造では、小型化に限界がある。このため、特開平10−335620号公報には、鏡枠を省いて小型化を可能とした構造のカメラが記載されている。このカメラは、固体撮像素子が実装される配線基板に凹み状の基準面を形成し、この基準面によって複数のレンズの位置決めを行うものであり、基準面は、配線基板における固体撮像素子の周囲に形成される。一方、各レンズには、L字形の取付脚部が外方に延びており、この取付脚部を基準面に接触させて接着することにより、各レンズと撮像素子との位置決めを行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許第2630965号公報及び特許第3242099号公報の構造では、複数のレンズが鏡枠内に組み合わされた状態となっているだけであり、振動等の外力が作用することにより、レンズが位置ずれし易く、集光や結像等の光学性能が不安定となる問題を有している。
【0006】
一方、特開平10−335620号公報の構造では、取付脚部を基準面に接着することにより、複数のレンズを個々に位置決めしながら取り付ける必要があり、その取り付けが面倒となっている。又、基準面を固体撮像素子の周囲に設けることから配線基板に対する基準面の形成数が限定され、これにより基準面を介して取り付けられるレンズの数が制限される問題を有している。
【0007】
さらに、特許第2630965号公報及び特許第3242099号公報の構造では、鏡枠を介して複数のレンズの位置決め及びレンズと固体撮像素子との位置決めを間接的に行い、特開平10−335620号公報の構造では、配線基板を介してレンズと固体撮像素子との位置決めを間接的に行うものであり、いずれの構造においても、位置決めのための中間物が必要となっている。このため、高精度の位置決めが難しい問題も有している。
【0008】
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、撮像素子に対して複数のレンズを簡単に、しかも安定且つ高精度に位置決めすることができ、レンズ数の制限もなく、さらには鏡枠を不要とした小型の構造の撮像モジュールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明の撮像モジュールは、撮像素子と、複数のレンズが心出しされた状態で接合されており、前記撮像素子に固定される接合レンズと、接合レンズの一部が接触することにより撮像素子に対する接合レンズの位置調整を行い、接合レンズと共に撮像素子に固定されるガイド手段と、を備えていることを特徴とする。
【0010】
この発明では、心出しされた状態で複数のレンズが接合された接合レンズを用いるものであり、複数のレンズは撮像素子への固定の前に既に相互の位置決めがなされている。従って、複数のレンズの相互の位置決めを撮像素子への取り付けと関係なく行うことができるため、光軸合わせ等の位置決めを高精度に行うことができると共に任意の数のレンズを組み付けることができる。
【0011】
又、ガイド手段は接合レンズの一部が接触し、この接触状態で撮像素子に対する位置調整を行うため、撮像素子に対する接合レンズ全体の位置決めを簡単に行うことができると共に、接合レンズと撮像素子とを高精度に位置決めすることができる。この場合、ガイド手段を撮像素子にあらかじめ取り付けた状態で接合レンズの位置調整を行っても良く、接合レンズとガイド手段とを位置調整して組み付けた後、この組み付けアッシーを撮像素子に取り付けても良い。いずれの場合においても、接合レンズがガイド手段と共に撮像素子に固定されるため、安定した固定ができ、光学性能を向上させることができる。又、これにより、位置決めのための鏡枠が不要となり、小型化することができる。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、光軸方向、光軸と直交すると共に相互に直交する2軸方向、光軸と直交する平面内での回転方向、光軸と平行で且つ相互に直交する2平面内でのチルト方向の6方向の内、少なくとも一つの方向に対する位置調整が可能であることを特徴とする。
【0013】
このように6方向の内の少なくとも一つの方向を位置調整することにより、接合レンズと撮像素子との位置調整を簡単に行うことが可能となる。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、接合レンズの外面の一部が接触することにより前記位置調整が可能となっていることを特徴とする。
【0015】
この発明では、接合レンズの外面の一部がガイド手段に接触した状態で接合レンズの位置調整を行うため、簡単に位置調整することができる。又、接合レンズの外面の一部がガイド手段に支持された状態となるため、安定した組み付けを行うことができる。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1又は2記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、撮像素子又は接合レンズのいずれか一方に突出するように設けられた複数のガイドピンと、他方に設けられ、複数のガイドピンが挿入されるガイド穴とを備えていることを特徴とする。
【0017】
このような構造では、ガイドピンをガイド穴に挿入することにより、接合レンズと撮像素子との位置調整を行うことができるため、簡単に行うことができる。
【0018】
請求項5の発明は、請求項1又は2記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、撮像素子及び接合レンズのそれぞれの対向面に設けられて相互に嵌合する凹凸部であることを特徴とする。
【0019】
この構造では、凹凸部を嵌合させることにより、接合レンズと撮像素子との位置調整を行うことができるため、位置調整を簡単に行うことができる。
【0020】
請求項6の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記接合レンズの少なくとも撮像素子と対向した面が多角形となっており、ガイド手段は前記多角形を形成する辺と接触する傾斜面又は湾曲面からなるガイド面を有していることを特徴とする。
【0021】
この発明では、接合レンズの多角形を形成する辺をガイド手段のガイド面と接触させて位置調整を行うため、高精度の位置調整を行うことができる。
【0022】
請求項7の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、接合レンズ又は撮像素子の何れか一方から他方に向かって一体的に延びており、接合レンズ又は撮像素子の他方の外端面が接触する少なくとも一対の脚部であることを特徴とする。
【0023】
この発明では、ガイド手段が接合レンズの一部となっているため、部品点数を削減した状態での位置調整が可能となる。
【0024】
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記接合レンズは、複数のレンズの間にスペーサが挿入されることによりレンズ間に空気層が設けられていることを特徴とする。
【0025】
このようにレンズ間に空気層を設けることにより、接合レンズの光学性能を向上させることができる。
【0026】
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、撮像素子及び接合レンズにおける光学有効領域に挿入される部分を有し、当該挿入部分が赤外線カットフィルター機能を備えていることを特徴とする。
【0027】
このようにガイド手段の挿入部分が赤外線カットフィルター機能を備えることによって、撮像素子に赤外線カットフィルターを設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
【0028】
請求項10の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記ガイド手段は、撮像素子及び接合レンズにおける光学有効領域に挿入される部分を有し、当該挿入部分が撮像素子のカバーガラスとなっていることを特徴とする。
【0029】
このようにガイド手段の挿入部分がカバーガラスとなっていることにより、撮像素子にカバーガラスを設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
【0030】
請求項11の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記接合レンズの外周が多角形となっており、外周の一辺から接合レンズの光軸までの距離と撮像素子または撮像素子に固定される固定物の一辺から撮像素子の有効画素領域中心軸までの距離、及び他の一辺から接合レンズの光軸までの距離と撮像素子または撮像素子に固定される固定物の一辺から撮像素子の有効画素領域中心軸までの距離がそれぞれ等しいことを特徴とする。
【0031】
このような寸法関係とすることにより、接合レンズと撮像素子との位置決めを確実且つ高精度に行うことができる。
【0032】
請求項12の発明は、請求項8記載の撮像モジュールであって、前記スペーサは、複数のレンズを接合するための接着剤充填溝を外面に有していることを特徴とする。
【0033】
このようにスペーサに設けた接着剤充填溝に接着剤を充填することにより、複数のレンズを強固に接合することができる。
【0034】
請求項13の発明は、請求項8記載の撮像モジュールであって、前記スペーサは、接合レンズの光学非有効領域に入り込んでいることを特徴とする。
【0035】
スペーサが接合レンズの光学非有効領域に入り込むことにより、スペーサが絞りを兼ねるため、絞りが不要となる。
【0036】
請求項14の発明は、請求項1〜13のいずれかに記載の撮像モジュールであって、前記接合レンズは、外形が多角形の複数のレンズからなり、多角形の一辺と各レンズの光軸との距離及び他の一辺と各レンズの光軸との距離が等しくなるように調整された後、相互に接合されていることを特徴とする。
【0037】
このような調整の後に複数のレンズを接合することにより、高精度に心出しした状態となって複数のレンズを接合することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示する実施の形態により具体的に説明する。なお、各実施の形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
【0039】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の撮像モジュール1を示し、撮像素子2と、接合レンズ3と、ガイド手段4とを備えている。
【0040】
撮像素子2は、配線基板5の所定位置にボンディングされており、接合レンズ3からの光が入力することより画素信号を配線基板5に出力する。この撮像素子2としては、CCD、CMOS等の固体撮像素子が用いられ、撮像素子2と配線基板5との電気的な接続は、ボンディングワイヤ、バンプ等によって行われる。接合レンズ3は、複数のレンズ(この実施の形態では、3枚のレンズ6,7,8)を接合することより構成されている。複数のレンズ6,7,8は、レンズ面となっている光学有効領域6a,7a,8aと、光学有効領域6a,7a,8aの外側に位置する光学非有効領域6b,7b,8bとをそれぞれ備えている。そして、光学有効領域6a,7a,8aを心出しするよう位置決めし、この心出し状態で光学非有効領域6b,7b,8bを接合することにより、レンズ6,7,8を接合した接合レンズ3が形成される。
【0041】
接合レンズ3における対向しているレンズ6,7の間にはスペーサ9が配置されると共に、対向しているレンズ7,8の間にスペーサ10が配置されている。スペーサ9,10は、レンズ6,7,8の間における光学非有効領域6b,7b,8bに位置しており、光学有効領域6a,7a,8aを透過する光線を妨げないようになっている。このようなスペーサ9,10をレンズ6,7,8の間に設けた構造とすることにより、対向しているレンズ6,7の間とレンズ7,8の間に、それぞれ空気層11,12が形成されるため、接合レンズ3全体としての光学性能を向上させることができる。
【0042】
このような接合レンズ3は、複数のレンズ6,7,8を心出しした状態で接合することにより作製されるが、この作製は接合レンズ3の全体を撮像素子2に対して位置調整する以前に行われるものである。すなわち、レンズ6,7,8は撮像素子2とはフリーの状態で、相互に心出しされて接合され、この接合によって接合レンズ3が作製される。そして、作製された接合レンズ3を後述するガイド手段4によって撮像素子2に対して位置調整するものである。従って、レンズ6,7,8を心出しして接合する工程を接合レンズ3の撮像素子2への固定とは無関係に行うことができる。これにより、各レンズ6,7,8の撮像素子2との位置関係を考慮することなく各レンズ6,7,8の心出しを行うことができるため、レンズ6,7,8の心出しを高精度に行うことができ、レンズ6,7,8の光軸を確実に一致させることができる。
【0043】
ガイド手段4は、撮像素子2上に取り付けられた状態で接合レンズ3の支持を行う。ガイド手段4は撮像素子2における非画素領域2bに取り付けられており、これにより、接合レンズ3を透過して画素領域2aに入射する光線の妨げとならないようになっている。
【0044】
このガイド手段4は、撮像素子2に対する接合レンズ3の位置調整を行うものであり、この実施の形態では、扁平な矩形板形状に成形された一対が撮像素子2上に接着により固定されている。一対のガイド手段4は、接合レンズ3の外面の一部(この実施の形態では、レンズ6及びスペーサ9の外面)を挟んだ状態で接触することにより接合レンズ3を支持している。
【0045】
このように接合レンズ3がガイド手段4によって挟まれることにより、接合レンズ3は光軸と直交する2軸(XY軸)の内の一方の軸(X軸)方向の位置決めが行われると共に、光軸を含んだ一平面のチルト方向への位置決めが行われる。このように、接合レンズ3は図3における6方向(Z,X,Y,R,T1,T2)の内の3方向(X,R,T1)の位置決めがなされるため、他の3方向の位置調整を行った後、ガイド手段4に固定すれば良く、位置調整を簡単に行うことができる。
【0046】
この実施の形態において、接合レンズ3の撮像素子2への固定は、撮像素子2に対してガイド手段4を位置決めした状態で固定し、このガイド手段4に対して接合レンズ3を取り付けて上述した位置調整を行った後、接合レンズ3を接着等によりガイド手段4に固定することにより行うことができる。又、ガイド手段4に対して接合レンズ3を位置調整して組み付けた後、ガイド手段4を撮像素子2に接着して組付アッシーを撮像素子2に固定することによっても行うことができる。前者の場合には、取り付けに際しての柔軟性を有する点(位置調整が容易となる点)でメリットがある。
【0047】
このような実施の形態では、複数のレンズ6,7,8が心出しされてあらかじめ接合された接合レンズ3を用いるため、撮像素子2に対しては接合レンズ3の全体を位置調整すれば良く、個々のレンズ6,7,8を撮像素子2に対して位置調整する必要がない。このため、接合レンズ3の位置調整を簡単に行うことができる。また、撮像素子2とは関係なく各レンズ6,7,8の心出しを行うため、レンズの位置決めを高精度に行うことができると共に、任意の数のレンズを接合することができ、設計の自由度が拡大する。さらに、接合レンズ3では、複数のレンズ6,7,8が接合によって固定されているため、振動等の外力が作用してもレンズがずれることがない。このため、光学性能が安定する。
【0048】
又、さらに接合レンズ3がガイド手段4と共に撮像素子2に固定される構造のため、接合レンズ3を安定して撮像素子2に固定することができる。このため、光学性能を向上させることができる。また、このように光学性能が向上した状態で接合レンズ3の安定的な固定を行うことができるため、レンズの位置決めのための鏡枠が不要となり、小型化することができる。
【0049】
図2は、この実施の形態の変形々態の撮像モジュール1aを示す。この形態においては、接合レンズ3が直方体からなる外形々状に形成されている。撮像素子2への接合レンズ3の位置調整を行うガイド手段4は直角に屈曲したL字形の立体形状となっている。
【0050】
そして、ガイド手段4の一対が接合レンズ3の対向した角部と嵌合状態で接触することにより接合レンズ3の位置決めがなされている。この構造では、光軸と直交した2軸(XY軸)の方向、光軸と直交した平面内での回転方向及び光軸と平行した2平面内でのチルト方向の5方向に対して位置決めを行うことができる。このため、光軸方向に対する位置調整をした後、接合レンズ3をガイド手段4に固定すれば良く、接合レンズ3の位置調整をさらに簡単に行うことができる。
【0051】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2の撮像モジュール20を示す。接合レンズ3が直方体の外形に形成されており、これにより撮像素子2と対向した面が四角形となっている。
【0052】
ガイド手段4は直立三角形状に形成されており、一対が接合レンズ3を挟むように撮像素子2上に配置されている。一対のガイド手段4は、その底面が撮像素子2の上面と接触した状態で同素子2上に直立状に固定される。対となっているガイド手段4の対向面は、接合レンズ3の位置調整を行うガイド面14となる。ガイド面14は、直線状に傾斜した傾斜面となっており、それぞれのガイド面14が接合レンズ3における撮像素子2との対向面を形成する2辺と接触することにより、接合レンズ3の位置決めを行う。なお、この実施の形態において、一対のガイド手段4は相互に平行となるように配置されるものである。
【0053】
接合レンズ3は図3(a)に示すように、ガイド手段4のガイド面14と接触することにより、光軸方向Z、光軸と直交する一つの軸の方向X、光軸と直交する平面内での回転方向R、光軸と平行で且つ相互に直交する2平面(XY平面)における一平面(X平面)内でのチルト方向T1の4方向の位置決めが行われる。従って、光軸と直交する他の軸の方向Y及び光軸と平行で且つ相互に直交する2平面における他の平面(Y平面)内でのチルト方向T2の位置調整を行うだけで、撮像素子2に対する接合レンズ3の位置決めを行うことができる。このため、接合レンズ3の位置決めを簡単に行うことができる。
このような構造では、ガイド手段4が撮像素子2と面接触して固定される一方、撮像素子2との対向面を形成する接合レンズ3の2辺がガイド手段4のガイド面14と線接触した状態で接合レンズ3が固定される。従って、ガイド手段4を介して撮像素子2及び接合レンズ3を確実に固定することができる。
【0054】
図3(b)において、15はガイド手段4を撮像素子2に固定するための接着剤、16は接合レンズ3をガイド手段4に固定するためにガイド面14部分と接合レンズ3との間に充填された接着剤である。
【0055】
なお、この実施の形態では、ガイド手段4のガイド面14を直線状の傾斜面としているが、湾曲面であっても良く、ガイド手段4の全体を丸棒としても良い。これらの場合においても、上述と同様な位置決めを行うことが可能となる。又、ガイド手段4としては、一対を直交するように配置し、接合レンズ3に対して直交方向から接触して固定しても良い。
【0056】
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3における撮像モジュール30を示す。この実施の形態における撮像素子2には、2本のガイドピン21,21が立設している。ガイドピン21,21は画素領域2aの対向した角部に対応するように非画素領域2bから立設している。
【0057】
これに対し接合レンズ3には、ガイドピン21,21が挿入されるガイド穴22,22が形成されている。ガイド穴22,22は接合レンズ3の光軸に対して位置出しされた状態で、その光学非有効領域に上下方向に貫通するものである。
【0058】
このような構造ではガイド穴22,22にガイドピン21,21を挿入することにより、光軸の中心が画素の中心と一致するように接合レンズ3が撮像素子2に対して位置決めされる。すなわち、接合レンズ3はX,Y,R,T1,T2の5方向が位置決めされる。このため、光軸方向Zの位置調整(ピント調整)を行うだけで、撮像素子2に対する位置決めがなされ、位置決めを簡単に行うことができる。この位置決めの後、ガイドピン21,21とガイド穴22,22とを接着剤により固定することにより接合レンズ3の固定を行う。
【0059】
このような実施の形態では、接合レンズ3の位置調整が一方向だけで良いため、撮像素子2への組付けを簡単に行うことができる。又、接合レンズ3の固定は、ガイド穴22,22内に接着剤を流し込んで硬化することにより行うことができるため、画素領域や光学有効領域に接着剤がはみ出すことがなく確実な組み立てを行うことができる。
【0060】
なお、2本のガイドピン21,21としては、撮像素子2の画素の中心から点対称の位置となるように配置することも可能であり、これに加えて、接合レンズ3が点対称形状に形成されている場合には、接合レンズ3の位置調整の際に接合レンズ3の向きを考慮する必要がないため、さらに簡単に位置調整を行うことが可能となる。また、ガイドピン21,21を接合レンズ3側に設け、ガイド穴22,22を撮像素子2に設けても良い。さらに、ガイドピン21は少なくとも2本が設けられていれば良く、3本以上であっても良く、ガイド穴22の数はガイドピン21の数に対応して設けることにより位置決めを行うことができる。
【0061】
(実施の形態4)
図5は、実施の形態4における撮像モジュール40を示し、接合レンズ3が直方体形状に形成されており、その下面に凸部25、25が突出状に形成されている。凸部25,25は、接合レンズ3における光学非有効領域の下面に位置するように設けられるものである。
【0062】
これに対し、撮像素子2の非画素領域2bには、凸部25,25が嵌合する凹部26,26が形成されている。従って、凸部25,25を凹部26,26に嵌合することにより接合レンズ3の位置決めを行うことができる。接合レンズ3の撮像素子2への固定は、凹部26,26に接着剤を充填するだけで簡単に行うことができる。この実施の形態では、接合レンズ3を透過した光が撮像素子2の画素領域に収束するように凸部25,25の高さ及び凹部26,26の深さを設定することが可能であり、これにより上述した6方向の全ての位置決めを行うことができる。
【0063】
なお、この実施の形態においては、接合レンズ3を点対称形状に形成すると共に撮像素子2の凹部26,26を画素の中心から点対称の位置となるように配置しても良く、これにより、接合レンズ3の位置調整の際に接合レンズ3の向きを考慮する必要がないため、さらに簡単に位置調整を行うことが可能となる。また、凸部25,25を撮像素子2側に設け、凹部26,26を接合レンズ3側に設けても良い。さらに、凸部25は少なくとも2箇所に設けられていれば、3箇所以上であっても良く、凹部26を凸部25の数に対応して設けることにより位置決めを行うことができる。
【0064】
(実施の形態5)
図6は、実施の形態5における撮像モジュール50を示す。この実施の形態において接合レンズ3は外形が直方体に形成されており、その下面には一対の脚部27,27が一体的に形成されている。一対の脚部27,27は、接合レンズ3における光学非有効領域の下面から平行となるように延びており、脚部27,27の間は収納空間部28となっている。この脚部27,27はガイド手段4を構成する物である。
【0065】
一方、撮像素子2は一対の脚部27,27の間に挿入される外形(扁平な直方体)に形成されている。この撮像素子2をその外端面が脚部27,27の対向面と接触するように挿入することにより、接合レンズ3と撮像素子2との位置決めがなされるため、位置決めを簡単に行うことができる。
【0066】
このような実施の形態では、ガイド手段4である脚部27,27が接合レンズ3と一体的に形成されて接合レンズの一部となっているため、部品点数が少なくなり、構造を簡単にすることができると共に位置決めを簡単に行うことができる。なお、脚部27,27を撮像素子2に形成し、接合レンズ3を撮像素子2側の脚部27,27に嵌合させる構造としても同様な位置決めを行うことができる。
【0067】
(実施の形態6)
図7及び図8は、実施の形態6における撮像モジュール60,70をそれぞれ示す。
【0068】
図7に示す撮像モジュール60においては、ガイド手段4が上向きのコ字形に形成されている。すなわち、ガイド手段4は左右一対の直方体状の位置決め部32,32と、位置決め部32,32の間に位置してこれらを連設する挿入部33とを備えている。挿入部33は接合レンズ3の真下に位置しており、これにより接合レンズ3の光学有効領域及び撮像素子2の画素領域に挿入された状態となっている。なお、位置決め部32,32における対向面は平行となるように形成されるものである。
【0069】
位置決め部32,32は接合レンズ3の位置決めを行うものであり、接合レンズ3は位置決め部32,32と接触するように外形が直方体となるように形成されている。この接合レンズ3における平行な両側面が位置決め部32,32の対向面と接触するように接合レンズ3を挿入する。これにより、X方向、R方向、T1方向が位置決め部32,32により位置決めされるため、図7に示すZ方向、Y方向及びT2方向の3方向の位置調整を行うことにより、接合レンズ3を位置決めした状態で撮像素子2に固定することができる。
【0070】
図8に示す撮像モジュール70は、図3と同様な構造によって接合レンズ3を位置調整するものであり、このため図3と同様な直線的に傾斜するガイド面14を備えた一対のガイド手段4が撮像素子2上に平行に取り付けられている。この場合、一方のガイド手段4からは接合レンズ3の真下に位置するように挿入部34が連設されている。この挿入部34は、図7の撮像モジュール60における挿入部33と同様に接合レンズ3の光学有効領域及び撮像素子2の画素領域に挿入された状態となっている。
【0071】
以上の撮像モジュール60、70におけるガイド手段4の挿入部33、34は、赤外線カットフィルター機能を備えることができる。赤外線カットフィルター機能を備えるため、挿入部33、34には、赤外線カット機能を有した金属が蒸着等により積層されている。このようにガイド手段4は赤外線カットフィルター機能を備えることにより、赤外線カットフィルターを撮像素子2に設ける必要がなくなる。このため、部品点数を削減することができる。
【0072】
又、この実施の形態では、ガイド手段4の挿入部33、34を撮像素子2のカバーガラスとして用いることも可能である。これにより、撮像素子2にカバーガラスを設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
【0073】
(実施の形態7)
図9は、実施の形態7を示す。この実施の形態における接合レンズ3は図9(a)に示すように、外周が多角形(正四角形)となっている。そして外周の一辺41から光軸43までの距離がL1に設定され、一辺41と直交する他の一辺42から光軸43までの距離がL2となるように設定されている。
【0074】
図9(b)に示すように、撮像素子2も外周が多角形となっており、外周の一辺45から画素領域2aの中心軸47までの距離がL1に設定され、一辺45と直交する他の一辺46から画素領域2aの中心軸47までの距離がL2に設定されている。
【0075】
従って、撮像素子2の一辺45に接合レンズ3の一辺41を合わせると共に、撮像素子2の他の一辺46に接合レンズ3の他の一辺42を合わせるように接合レンズ3を撮像素子2に位置決めすることにより、接合レンズ3の光軸43と撮像素子2の画素領域の中心軸47が自動的に一致する。これにより、接合レンズ3と撮像素子2との位置決めを高精度且つ確実に行うことができる。
【0076】
図9(c)は、撮像素子2に固定物48が固定される場合を示し、固定物48としては、カバーガラス或いは赤外線カットフィルターを用いることができる。この固定物48を多角形とし、その外周の一辺45から中心軸47までの距離をL1と設定し、一辺45と直交する他の一辺46から中心軸47までの距離をL2に設定することにより、同図(a)における接合レンズ3の距離L1,L2と等しくなる。従って、このような固定物48を接合レンズ3に対して位置決めすることにより、固定物48を介して接合レンズ3と撮像素子2との位置決めを行うことができる。
なお、以上の接合レンズ3、撮像素子2及び固定物48としては、外形が多角形であれば良く、図示する四角形に限定されるものではない。
【0077】
(実施の形態8)
図10は、実施の形態8を示す。この実施の形態の接合レンズ3は、レンズ51及び52の間にスペーサ53が挿入されている。従って、レンズ51及び52の間には、空気層(図示省略)が形成される。
【0078】
スペーサ53とレンズ51との間及びスペーサ53とレンズ52との間には、接着剤充填溝54,55が形成されている。従って、接着剤充填溝54,55に充填剤を充填することにより、スペーサ53を介してレンズ51、52を接合することができ、レンズ51、52が強固に接合された接合レンズ3を作製することができる。これにより、レンズ51、52の位置ずれのない接合レンズとすることができる。
【0079】
(実施の形態9)
図11は、実施の形態9を示す。この実施の形態の接合レンズ3は、2つのレンズ61,62の間にスペーサ63が挿入された状態でレンズ61,62が接合されている。このため、レンズ61,62における光学有効領域Dには空気層64が形成されている。
【0080】
スペーサ63は一部が空気層64内に入り込んでいる。また、スペーサ63は遮光性を有する材料によって形成されており、空気層64内に入り込んだスペーサ63は、レンズの光学有効領域Dを透過する光に対して絞りとして作用することができる。これにより、絞りを別途設ける必要がなくなるため、部品点数が削減され、撮像モジュールの組み立ても容易となるメリットがある。
【0081】
(実施の形態10)
図12及び図13は本発明の実施の形態10を示す。この実施の形態では、接合レンズ3の作製の一例を示すものである。
【0082】
図12に示す形態では、4枚のレンズ71,72,73,74がいずれも四角形の外形となっている。75,76は位置決め治具であり、レンズとの接触面75a,76aが平面となっている。レンズ71,72,73,74は位置決め治具75がそれぞれの一辺に当接することにより、全てのレンズ71,72,73,74の光軸が一致するようにその一辺から光軸までの距離が等しくなるように形成されている。同様に、位置決め治具76が一辺と直交したレンズの他の一辺に当接することにより、全てのレンズ71,72,73,74の光軸が一致するように、他の一辺から光軸までの距離が等しくなるように形成されている。
【0083】
従って、位置決め治具75,76を図示のように、レンズ71,72,73,74に当接させることにより、全てのレンズの光軸を一致させることができる。この光軸一致状態で、レンズ71,72,73,74を接合することにより接合レンズ3を作製することができる。
【0084】
図13に示す形態では、レンズ78が正8角形の外形となっており、位置決め治具79がL字形に成形されている。従って、レンズ78における1つおきの辺に位置決め治具79を当接させることにより、図12と同様に全てのレンズの光軸を一致させることができる。
【0085】
なお、以上の実施の形態では、接合レンズ3を構成する複数のレンズの間に空気層を設けているが、空気層を設けることなく複数のレンズを接触させた状態で接合した接合レンズを同様にして用いることができる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、接合レンズにおける複数のレンズの光軸合わせ等の位置決めを高精度に行うことができると共に任意の数のレンズを組み付けることができ、しかもガイド手段によって撮像素子に対する接合レンズ全体の位置決めを簡単に行うことができるため、接合レンズと撮像素子とを高精度に位置決めすることができ。さらには、鏡枠が不要となるため、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の断面図である。
【図2】実施の形態1の変形形態を示す斜視図である。
【図3】(a)は実施の形態2の斜視図、(b)はその正面図である。
【図4】実施の形態3の斜視図である。
【図5】実施の形態4の斜視図である。
【図6】実施の形態5の斜視図である。
【図7】実施の形態6の斜視図である。
【図8】実施の形態6の別例の斜視図である。
【図9】実施の形態7の平面図である。
【図10】実施の形態8の斜視図である。
【図11】実施の形態9の断面図である。
【図12】実施の形態10の斜視図である。
【図13】実施の形態10の別例の平面図である。
【符号の説明】
1 撮像モジュール
2 撮像素子
3 接合レンズ
4 ガイド手段
6,7,8 レンズ
Claims (14)
- 撮像素子と、
複数のレンズが心出しされた状態で接合されており、前記撮像素子に固定される接合レンズと、
接合レンズの一部が接触することにより撮像素子に対する接合レンズの位置調整を行い、接合レンズと共に撮像素子に固定されるガイド手段と、を備えていることを特徴とする撮像モジュール。 - 前記ガイド手段は、光軸方向、光軸と直交すると共に相互に直交する2軸方向、光軸と直交する平面内での回転方向、光軸と平行で且つ相互に直交する2平面内でのチルト方向の6方向の内、少なくとも一つの方向に対する位置調整が可能であることを特徴とする請求項1記載の撮像モジュール。
- 前記ガイド手段は、接合レンズの外面の一部が接触することにより前記位置調整が可能となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像モジュール。
- 前記ガイド手段は、撮像素子又は接合レンズのいずれか一方に突出するように設けられた複数のガイドピンと、他方に設けられ、複数のガイドピンが挿入されるガイド穴とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像モジュール。
- 前記ガイド手段は、撮像素子及び接合レンズのそれぞれの対向面に設けられて相互に嵌合する凹凸部であることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像モジュール。
- 前記接合レンズの少なくとも撮像素子と対向した面が多角形となっており、ガイド手段は前記多角形を形成する辺と接触する傾斜面又は湾曲面からなるガイド面を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像モジュール。
- 前記ガイド手段は、接合レンズ又は撮像素子の何れか一方から他方に向かって一体的に延びており、接合レンズ又は撮像素子の他方の外端面が接触する少なくとも一対の脚部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像モジュール。
- 前記接合レンズは、複数のレンズの間にスペーサが挿入されることによりレンズ間に空気層が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮像モジュール。
- 前記ガイド手段は、撮像素子及び接合レンズにおける光学有効領域に挿入される部分を有し、当該挿入部分が赤外線カットフィルター機能を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の撮像モジュール。
- 前記ガイド手段は、撮像素子及び接合レンズにおける光学有効領域に挿入される部分を有し、当該挿入部分が撮像素子のカバーガラスとなっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の撮像モジュール。
- 前記接合レンズの外周が多角形となっており、外周の一辺から接合レンズの光軸までの距離と撮像素子または撮像素子に固定される固定物の一辺から撮像素子の有効画素領域中心軸までの距離、及び他の一辺から接合レンズの光軸までの距離と撮像素子または撮像素子に固定される固定物の一辺から撮像素子の有効画素領域中心軸までの距離がそれぞれ等しいことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の撮像モジュール。
- 前記スペーサは、複数のレンズを接合するための接着剤充填溝を外面に有していることを特徴とする請求項8記載の撮像モジュール。
- 前記スペーサは、接合レンズの光学有効領域に入り込んでいることを特徴とする請求項8記載の撮像モジュール。
- 前記接合レンズは、外形が多角形の複数のレンズからなり、多角形の一辺と各レンズの光軸との距離及び他の一辺と各レンズの光軸との距離が等しくなるように調整された後、相互に接合されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の撮像モジュール。
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