JP2004087261A - 照明装置、電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】導光板への照射光量を維持しつつ照明装置の薄型化を図る。
【解決手段】光源基板27は、導光板21の側端面211と対向する側端面27aを有する。発光部28は、光源基板27に固定されて導光板21の側端面211に光を照射する。この発光部28は、光源基板27のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように当該光源基板27に配設されている。
【選択図】 図1
【解決手段】光源基板27は、導光板21の側端面211と対向する側端面27aを有する。発光部28は、光源基板27に固定されて導光板21の側端面211に光を照射する。この発光部28は、光源基板27のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように当該光源基板27に配設されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光素子による照射光を導光板を介して出射させる照明装置に関し、特に、電気光学パネルの背面側に配置される照明装置に関する。さらに本発明は、この照明装置を備えた電気光学装置および電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶や有機EL(Electro Luminescent)などの電気光学物質を利用した電気光学パネルは、携帯電話機やパーソナルコンピュータといった各種の電子機器の表示装置として広く利用されている。この種の電子機器のうち、例えば液晶表示パネルを用いた機器においては、太陽光や室内照明光などの外光が十分に存在しない環境においても表示画像の視認性を維持すべく、液晶表示パネルの背面側に照明装置(バックライト)が配置されるのが一般的である。
【0003】
図13は、従来の液晶表示装置の構成を模式的に表す断面図である。この液晶表示装置は、相互に対向する基板71および72の間に液晶が封止された液晶表示パネル70と、この液晶表示パネル70の背面側に配置された照明装置80とを備えている。照明装置80は、液晶表示パネル70に対して光を照射するためのものであり、液晶表示パネル70の基板72に対向するように配置された導光板81と光源ユニット86とを有する。この光源ユニット86は、導光板81の側端面811近傍に配置された光源基板87の面上に、例えば白色LED(Light Emitting Diode)などの発光素子88が設けられた構成となっている。この構成のもと、発光素子88から出射して導光板81の側端面811に入射した光は、導光板81の内部を通過して液晶表示パネル70側に導かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては、液晶表示装置あるいはこれを搭載した電子機器の薄型化に対する要求が極めて厳しく、この要求に応えるためには照明装置についても薄型化が望まれるところである。しかしながら、図13に示した構成の照明装置80は薄型化が困難であるという問題があった。詳述すると以下の通りである。
【0005】
ここで、照明装置80を薄型化するための方策としては光源ユニット86を薄くすることが考えられる。図13に示すように、光源ユニット86の厚さは光源基板87の厚さTと発光素子88の高さHとを合計したものであるから、光源ユニット86の薄型化を図るためには光源基板87の厚さTや発光素子88の高さHを小さくする必要がある。しかしながら、光源基板87の厚さTを薄くした場合には強度が低下するため、その製造時や使用時において破損しやすくなるという問題が生じる。一方、発光素子88の高さを小さくした場合には導光板81への照射光量が少なくなるため、表示画像が暗くなってしまうという問題が生じる。このように、図13に示した構成のもとで光源ユニット86の厚さを抑えるのには限界があるのが現状であった。
【0006】
本発明は以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、導光板への照射光量を維持しつつ薄型化を図ることができる照明装置、ならびにこの照明装置を備えた電気光学装置および電子機器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る照明装置は、側端面に入射した光を一方の面側に導く導光板と、前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、前記光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように当該光源基板に配置されて前記導光板の前記側端面に光を照射する発光部とを具備することを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、発光部が光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように配置されるため、光源基板の上面に発光部が設けられた構成と比較して、光源基板と発光部とからなる組(光源ユニット)の厚さを薄くすることができる。換言すると、発光部の厚さを低減することなく照明装置の厚さを薄くすることができるから、発光部から導光板への入射光量の損失を抑制することができる。
【0009】
この発明においては、前記発光部が、前記光源基板の一の基板面を含む平面、および当該一の基板面と略平行に背後する他の基板面を含む平面の双方と交差するように前記光源基板に配置されている構成が望ましい。こうすれば、発光部が光源基板の一の基板面を含む平面のみと交差する構成と比較して、より照明装置の薄型化を図ることができる。
【0010】
また、前記光源基板のうち前記導光板の側端面に対向する側端面に切欠部を設ける一方、前記発光部を、その少なくとも一部が前記切欠部に入り込むように前記光源基板に配置する構成も望ましい。こうすれば、光源基板からの発光部の突出を小さくすることができるから、切欠部を設けない場合と比較して、発光部が配設された光源基板の幅を狭くすることができる。
【0011】
また、光源基板に切欠部を設ける構成のもとでは、前記発光部が、当該発光部のうち前記導光板の前記側端面に最も近い部分が前記光源基板の前記側端面における切欠部以外の部分よりも前記導光板側に位置するように、前記光源基板に配置された構成が望ましい。こうすれば、発光部を導光板に近接させることができるから、発光部から導光板への入射光量の損失をより確実に抑えることができる。
【0012】
また、本発明における発光部としては、発光面から光を出射する発光体と、前記発光体に接続された一対の端子であって、当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に位置するとともに前記光源基板に固定された一対の端子とからなるものが考えられる。この構成のもとでは、前記発光体が相互に背後して略平行をなす一対の面を有し、前記一対の端子は、それぞれ前記一対の面から突出するように設けられている構成が望ましい。
【0013】
さらに、上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、側端面に入射した光を一方の面側に導く導光板と、前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、前記導光板の前記側端面に対して光を出射する発光体、および当該発光体に接続された一対の端子であって当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に設けられて前記光源基板に固定された一対の端子を有する発光部とを具備することを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、光源基板に固定された一対の端子が、発光体のうち光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に設けられているから、発光体が光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差することとなる。したがってこの照明装置によれば、上述したのと同様の理由により、導光板への出射光量を維持しつつ薄型化を図ることができる。
【0015】
また、本発明は、本発明に係る照明装置を備えた電気光学装置を提供する。本発明に係る照明装置によれば導光板への出射光量を維持しつつ薄型化を図ることができるから、この照明装置を備えた電気光学装置においては、表示画像の明るさを維持しつつ当該電気光学装置の薄型化を図ることができる。
【0016】
さらに、本発明は、上記電気光学装置を表示装置として備えた電子機器を提供する。本発明に係る電気光学装置によれば表示画像の明るさを維持しつつ薄型化を図ることができる。したがって、本発明は、高品位の表示および小型化が要求される電子機器の表示装置として特に好適である。このような電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータといった種々の電子機器が考えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。 なお、以下に示す各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材ごとに縮尺を異ならせてある。
【0018】
<A:実施形態の構成>
まず、本発明に係る照明装置を電気光学装置に適用した形態について説明する。本実施形態においては、電気光学物質として液晶を用いた液晶表示装置を電気光学装置として例示する。図1はこの液晶表示装置の構成を示す分解斜視図であり、図2はその断面図である。なお、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐために図2に示すフレキシブル基板40の図示が省略されている。
【0019】
これらの図に示すように、この液晶表示装置100は液晶表示パネル10と照明装置(バックライト)20とプリント基板30とを有する。このうち照明装置20は液晶表示パネル10の背面側、すなわち液晶表示パネル10による表示画像を視認する観察者からみて奥側に設けられている。一方、プリント基板30は照明装置20からみて液晶表示パネル10とは反対側に設けられている。
【0020】
液晶表示パネル10は、相互に対向する基板11と基板12とが枠状のシール材(図示略)を介して貼り合わされるとともに、両基板とシール材とによって囲まれた領域に液晶が封止されたものである。本実施形態に係る液晶表示パネル10は、背面側から入射した照明装置20からの光を観察側に出射させて表示を行なう、いわゆる透過型の液晶表示パネルである。なお、実際の液晶表示パネル10においては、基板11および基板12の外側表面に偏光板や位相差板が貼り付けられるとともに、内側表面には液晶に電圧を印加するための透明電極や配向膜などが設けられているが、図1および図2においてはこれらの構成要素の図示は省略されている。
【0021】
一方、プリント基板30は、導電性材料からなる配線パターンが形成された板状部材であり、その面上には、液晶表示パネル10による表示動作を制御するための各種の回路を搭載したICチップなどが実装されている。一方、図2に示すフレキシブル基板40は、一端の近傍が液晶表示パネル10の基板12に接合され、液晶表示パネル10の背面側に至るように折り曲げられるとともに、他端の近傍がプリント基板30に接合されている。プリント基板30上に設けられた出力端子と液晶表示パネル10の基板上に設けられた入力端子とは、フレキシブル基板40に設けられた配線によって相互に導通が図られている。
【0022】
照明装置20は液晶表示パネル10に対して光を照射する装置である。この照明装置20は、光源ユニット26と導光板21とを有する。この光源ユニット26と導光板21とは、図示しないプラスチックケースに収容された状態で双方の相対的な位置が維持されるようになっている。
【0023】
導光板21は、液晶表示パネル10の背面側に位置する基板12と対向するように配置された板状部材であり、側端面211に入射した光源ユニット26からの光を液晶表示パネル10側に導くためのものである。この導光板21のうち液晶表示パネル10と対向する面には拡散板22が貼り付けられている。この拡散板22は、導光板21から出射して液晶表示パネル10に向かう光を適度に散乱させて輝度ムラを防止するための板状部材であり、例えばビーズが分散されたプラスチックフィルムである。また、導光板21のうち液晶表示パネル10とは反対側の面には反射板23が貼り付けられている。この反射板23は、光反射性を有する薄膜であり、導光板21から液晶表示パネル10とは反対側に出射した光を液晶表示パネル10側に反射させる。
【0024】
一方、光源ユニット26は、導光板21の側端面211に対して光を照射するためのものであり、光源基板27と複数の発光部28とを有する。このうち光源基板27は、発光部28を支持するための長尺状の板状部材であり、例えばプラスチックなどによって形成される。この光源基板27は、長手方向が導光板21の側端面211に沿うように(図1参照)、かつ一方の長辺に沿った側端面が導光板21の側端面211と対向するように配置される(図2参照)。
【0025】
ここで、図3は、ひとつの発光部28近傍の構成を拡大して示す分解斜視図である。図1から図3に示すように、光源基板27のうち導光板21と対向する側端面27aには、発光部28に対応する数の切欠部271が設けられている。この切欠部271は、導光板21と対向する側端面27aの他の部分からみて凹状(本実施形態においては長方形状)に切り欠かれた部分である。図3に示すように、本実施形態における切欠部271は、後述するハウジング281がほぼ隙間なく入り込むような寸法となっている。
【0026】
一方、発光部28は、発光素子282とハウジング281と一対の端子283aおよび283bとを有する。特許請求の範囲における「発光体」は、本実施形態における発光素子282とハウジング281との組に相当する。このうち発光素子282は発光面282aから光を出射する素子である。本実施形態においては白色LED(Light Emitting Diode)を発光素子282として用いた場合を想定する。一方、ハウジング281は発光素子282を収容するケースである。本実施形態におけるハウジング281は、白色のプラスチックによって形成された略立方体状の部材である。ハウジング281は、導光板21に対向する面に開口部281aを有する。この開口部281aは、当該ハウジング281に収容された発光素子282の発光面282aを外部に露出させるために開口した部分である。
【0027】
端子283aおよび283bは、発光素子282に対して電力を供給するための端子であり、発光素子282に対して電気的に接続されている。ここで、図4は、発光部28が光源基板27に接合された様子を光源基板27の長手方向からみたときの構成を示す図であり、図5は、発光部28が光源基板27に接合された様子を発光素子282の発光面282a側からみたときの構成を示す図である。以下、図3から図5を参照して、端子283aおよび283bの配設位置および光源基板27への接合の態様について説明する。
【0028】
これらの図に示すように、端子283aおよび283bは、ハウジング281における開口部281aが設けられた面と隣り合う一対の面281bおよび281cのうち、当該ハウジング281の高さ方向(すなわち光源基板27の基板面と略垂直な方向)における中央部近傍にそれぞれ配置されている。すなわち、端子283aおよび283bは、図3に示すようにハウジング281の下面281dから一定の距離Dだけ離れた位置に設けられている。一方、光源基板27表面のうち端子283aおよび283bと対向する部分には接続パッド273aおよび273bがそれぞれ設けられている。この接続パッド273aおよび273bは、導電性材料によって形成された略方形状の薄膜である。
【0029】
この構成のもと、発光素子282の発光面282aを導光板21の側端面211に対向させた状態でハウジング281が光源基板27の切欠部271内に配置されたうえで、端子283aおよび283bと接続パッド273aおよび273bとがそれぞれ半田付けされる。これにより、発光素子282と接続パッド273aおよび273bとが端子283aおよび283bを介して電気的に接続されるとともに、この発光素子282が収容されたハウジング281が光源基板27に固定されることとなる。上述したように、端子283aおよび283bはハウジング281の高さ方向における中央部近傍に設けられているから、ハウジング281は、光源基板27の両表面を含む平面(図4および図5に示す平面Paおよび平面Pb)と交差する。換言すると、ハウジング281は、光源基板27に対して平面Paから突出する部分を有するだけでなく、平面Pbから突出する部分をも有するのである。
【0030】
一方、図4および図5に示すように、光源基板27に形成された接続パッド273aおよび273bは、当該光源基板27に設けられたスルーホール274を介して、反対側の面に形成された接続端子275、275と導通している。一方、プリント基板30のうち接続端子275、275と対向する部分にはコンプレッションコネクタ31が設けられている。このコンプレッションコネクタ31は、プリント基板30の表面から光源基板27に向かって突出する形状の導電性部材である。そして、プリント基板30と光源基板27とが所期の位置に配置された段階においては、コンプレッションコネクタ31が接続端子275を押圧した状態で接触することとなる。この構成により、発光部28の発光素子282は、端子283aおよび283b、接続パッド273aおよび273b、スルーホール274、接続端子275ならびにコンプレッションコネクタ31を介して、プリント基板30上の配線パターン32と電気的に接続されることとなる。
【0031】
以上説明したように、本実施形態においては発光素子282を収容するハウジング281が光源基板27の各面を含む平面と交差するように配置されるから、図13に示した従来の光源ユニット26と比較して薄型化を図ることができる。以下、図6を参照してこの効果を説明する。
【0032】
図6(b)に示す従来の構成においては光源基板87の面上に発光素子88が配置されているため、光源ユニット86の高さは発光素子88の高さと光源基板87の厚さとを合計したものとなる。これに対し、本実施形態においては、図6(a)に示すように光源基板27がハウジング281の高さ方向における中間部分に位置するようになっているため、光源ユニット26の高さはハウジング281の高さに相当することとなる。したがって、本実施形態によれば、図6(b)に示した従来の構成と比較して光源基板27の厚さぶんだけ光源ユニット26を薄くすることができるのである。
【0033】
一方、従来の光源ユニット86を本実施形態に係る光源ユニット26と同一の厚さとするために、図7(b)に示すように発光素子88の高さを図6(b)に示した発光素子88よりも小さくすることも考えられる。しかしながらこの場合には、発光素子88の小型化に伴なってその発光面が小さくなり、導光板への照射光量(ひいては表示に供される光量)が少なくなるという問題が生じ得る。これに対し、本実施形態によれば、光源基板27の厚さにかかわらず発光素子282の発光面282aを広く確保することができる。すなわち、本実施形態によれば、導光板21への照射光量を維持しつつ光源ユニット26の薄型化を図ることができるのである。
【0034】
また、製造技術の関係から、厚い光源基板27を製造する場合よりも薄い光源基板27を製造する場合の方が製造コストが高いのが一般的である。ここで、本実施形態によれば、光源ユニット26の厚さは光源基板27の厚さと無関係に決定されるから、たとえ比較的厚い光源基板27を採用したとしても導光板21への十分な照射光量を維持しつつ光源ユニット26の薄型化を図ることができる。したがって、本実施形態によれば、光源基板27の製造コストを低減することも可能である。
【0035】
<B:変形例>
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0036】
<B−1:変形例1>
上記実施形態においては、ハウジング281の高さ方向における中央部近傍に端子283aおよび283bを設けた構成を例示したが、必ずしも中央部近傍に設ける必要はない。すなわち、図8および図9に示すように、ハウジング281の側面281bおよび281cのうち高さ方向における中央部よりも下面281dに近い部分に端子283aおよび283bを設けた構成としてもよい。この場合にも、図13に示した従来の構成と比較して、ハウジング281の下面281dから光源基板27の上面までの距離のぶんだけ光源ユニット26を薄くすることができるという効果が得られる。
【0037】
このように、本発明においては、発光素子282を収容したハウジング281のうち、光源基板27の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に端子が設けられていればよい。換言すれば、発光素子282を収容したハウジング281が、光源基板27のうち少なくとも一の基板面を含む平面(図8に示す平面Pa)と交差するように光源基板27に配置されていればよく、ハウジング281が光源基板27の双方の面を含む平面と交差する必要は必ずしもない。
【0038】
<B−2:変形例2>
上記実施形態においては、発光素子282をハウジング281に収容したうえで光源基板27に固定する構成を例示したが、このハウジング281は必ずしも必要なものではない。すなわち、発光素子282が備える端子を直接に光源基板27に固定する構成としてもよい。このように、本実施形態における「発光体」は、上記実施形態に示したように発光素子282とこれを収容したハウジング281とからなる組だけでなく、発光素子282単体も含む概念である。もっとも、上記実施形態に示したように発光素子282をハウジング281に収容した場合には、発光素子282から導光板21以外の方向に向かう光を、ハウジング281の表面において導光板21側に反射させることができるという利点がある。
【0039】
<B−3:変形例3>
上記実施形態においては、発光体を光源基板27の切欠部271に嵌め込む構成を例示したが、この切欠部271は必ずしも必要なものではない。すなわち、図10に示すように、切欠部271を持たない板状部材を光源基板27’として利用し、この光源基板27’の側端面に沿って発光部28’を配列させた構成としてもよい。この構成を採用した場合にも、導光板への照射光量を維持しつつ光源ユニットの薄型化を図ることができるという上記実施形態と同様の効果が得られる。もっとも、上記実施形態に示したように光源基板27に切欠部271を設けた場合には、図10に示した構成と比較して光源ユニット26の幅を狭くすることができるという利点がある。さらに、上記実施形態においては、発光部28(ハウジング281)が光源基板27の切欠部271にほぼ隙間なく嵌め込まれる構成としたが、両者の間に隙間があってもよいことはもちろんである。
【0040】
ところで、発光素子282から出射して導光板21に出射する光量の損失を抑えるためには、発光素子282の発光面282aをできるだけ導光板21の側端面211に近づけることが望ましい。この観点からすると、図4に示したように、発光部28のうち導光板21の側端面211に最も近い部分が光源基板27の側端面27aにおける切欠部271以外の部分よりも導光板21側に位置する構成が望ましいといえる。しかしながら、本発明においては、発光部28と光源基板27との導光板21に対する位置関係はこれに限られるものではない。すなわち、光源基板27の側端面27aのうち導光板21の側端面211に最も近い部分が、発光部28のうち導光板21の側端面211に最も近い部分よりも導光板21側に位置する構成としてもよい。
【0041】
<B−4:変形例4>
上記実施形態においては、発光素子282に接続された端子283aおよび283bが、光源ユニット26を光源基板27に固定するための役割を兼ねるものとしたが、光源ユニット26を固定するための部材(以下「固定部材」という)を端子283aおよび283bとは別個に設けてもよい。この構成においては、発光体(発光素子282が収容されたハウジング281)のうち光源基板27の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に固定部材が設けられた構成とすればよい。
【0042】
<B−5:変形例5>
上記実施形態においては、光源基板27としてリジッドタイプの基板を用いたが、これに代えてフレキシブル基板40を用いてもよい。もっとも、リジッドタイプの基板を光源基板27として用いた場合には上記実施形態に示したようにコンプレッションコネクタ31を利用することができ、接続端子とプリント基板30上の配線パターンとを接続するためにはんだ付けなどの煩雑な作業が不要であるという利点がある。さらに、上記実施形態においては、光源基板27と配線パターンとがコンプレッションコネクタ31を介して接続されるものとしたが、両者の接続の態様はこれに限られない。
【0043】
<B−6:変形例6>
上記実施形態においては本発明に係る照明装置を液晶表示装置に適用した場合を例示したが、この照明装置の適用範囲はこれに限られるものではない。液晶表示装置以外の表示装置や、外部からの光の照射を必要とするその他の装置にも本発明に係る照明装置を適用可能である。また、上記実施形態においては透過型の液晶表示パネルを用いたが、透過型表示のみならず反射型表示も可能な、いわゆる半透過反射型の液晶表示パネルを採用してもよい。
【0044】
また、上記実施形態および各変形例においては、本発明を液晶表示装置に適用した場合を例示したが、その他の電気光学装置にも本発明を適用することができる。すなわち、有機EL(Electro Luminescent)装置や無機EL装置などのEL装置、プラズマディスプレイ装置、FED(Field Emission Display)装置、LED(Light Emitting Diode)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管を用いた表示装置、液晶シャッターなどを用いた小型テレビ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた装置など、電気光学作用によって表示を行なうすべての電気光学装置に本発明を適用できる。
【0045】
<C:電子機器>
次に、本発明に係る電気光学装置を用いた電子機器について説明する。
【0046】
<C−1:モバイル型コンピュータ>
まず、本発明に係る電気光学装置を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図11は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ91は、キーボード911を備えた本体部912と、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部913とを備えている。
【0047】
<C−2:携帯電話機>
続いて、本発明に係る電気光学装置を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図12は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機92は、複数の操作ボタン921のほか、受話口922、送話口923とともに、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部924を備える。
【0048】
なお、本発明に係る電気光学装置を適用可能な電子機器としては、図11に示したパーソナルコンピュータや図12に示した携帯電話機のほかにも、液晶テレビや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導光板への照射光量を維持しつつ照明装置の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。
【図2】同液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図3】同液晶表示装置における発光素子近傍の構成を拡大して示す分解斜視図である。
【図4】同発光部の近傍を光源基板の長手方向からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図5】同発光部の近傍を発光面側からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図6】同実施形態の効果を説明するための図である。
【図7】同実施形態の効果を説明するための図である。
【図8】本発明の変形例に係る照明装置における発光部の近傍を光源基板の長手方向からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図9】同変形例に係る照明装置における発光部の近傍を発光面側からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図10】本発明の変形例に係る光源ユニットの構成を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
【図12】本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話機の構成を示す斜視図である。
【図13】従来の液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
100……液晶表示装置(電気光学装置)、10……液晶表示パネル(電気光学パネル)、11,12……基板、20……照明装置、21……導光板、211……側端面、26……光源ユニット、27……光源基板、271……切欠部271、273a,273b……接続パッド、28……発光部(発光体)、281……ハウジング(発光体)、281a……開口部、282……発光素子、283a、283b……端子、30……プリント基板。
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光素子による照射光を導光板を介して出射させる照明装置に関し、特に、電気光学パネルの背面側に配置される照明装置に関する。さらに本発明は、この照明装置を備えた電気光学装置および電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶や有機EL(Electro Luminescent)などの電気光学物質を利用した電気光学パネルは、携帯電話機やパーソナルコンピュータといった各種の電子機器の表示装置として広く利用されている。この種の電子機器のうち、例えば液晶表示パネルを用いた機器においては、太陽光や室内照明光などの外光が十分に存在しない環境においても表示画像の視認性を維持すべく、液晶表示パネルの背面側に照明装置(バックライト)が配置されるのが一般的である。
【0003】
図13は、従来の液晶表示装置の構成を模式的に表す断面図である。この液晶表示装置は、相互に対向する基板71および72の間に液晶が封止された液晶表示パネル70と、この液晶表示パネル70の背面側に配置された照明装置80とを備えている。照明装置80は、液晶表示パネル70に対して光を照射するためのものであり、液晶表示パネル70の基板72に対向するように配置された導光板81と光源ユニット86とを有する。この光源ユニット86は、導光板81の側端面811近傍に配置された光源基板87の面上に、例えば白色LED(Light Emitting Diode)などの発光素子88が設けられた構成となっている。この構成のもと、発光素子88から出射して導光板81の側端面811に入射した光は、導光板81の内部を通過して液晶表示パネル70側に導かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年においては、液晶表示装置あるいはこれを搭載した電子機器の薄型化に対する要求が極めて厳しく、この要求に応えるためには照明装置についても薄型化が望まれるところである。しかしながら、図13に示した構成の照明装置80は薄型化が困難であるという問題があった。詳述すると以下の通りである。
【0005】
ここで、照明装置80を薄型化するための方策としては光源ユニット86を薄くすることが考えられる。図13に示すように、光源ユニット86の厚さは光源基板87の厚さTと発光素子88の高さHとを合計したものであるから、光源ユニット86の薄型化を図るためには光源基板87の厚さTや発光素子88の高さHを小さくする必要がある。しかしながら、光源基板87の厚さTを薄くした場合には強度が低下するため、その製造時や使用時において破損しやすくなるという問題が生じる。一方、発光素子88の高さを小さくした場合には導光板81への照射光量が少なくなるため、表示画像が暗くなってしまうという問題が生じる。このように、図13に示した構成のもとで光源ユニット86の厚さを抑えるのには限界があるのが現状であった。
【0006】
本発明は以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、導光板への照射光量を維持しつつ薄型化を図ることができる照明装置、ならびにこの照明装置を備えた電気光学装置および電子機器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る照明装置は、側端面に入射した光を一方の面側に導く導光板と、前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、前記光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように当該光源基板に配置されて前記導光板の前記側端面に光を照射する発光部とを具備することを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、発光部が光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように配置されるため、光源基板の上面に発光部が設けられた構成と比較して、光源基板と発光部とからなる組(光源ユニット)の厚さを薄くすることができる。換言すると、発光部の厚さを低減することなく照明装置の厚さを薄くすることができるから、発光部から導光板への入射光量の損失を抑制することができる。
【0009】
この発明においては、前記発光部が、前記光源基板の一の基板面を含む平面、および当該一の基板面と略平行に背後する他の基板面を含む平面の双方と交差するように前記光源基板に配置されている構成が望ましい。こうすれば、発光部が光源基板の一の基板面を含む平面のみと交差する構成と比較して、より照明装置の薄型化を図ることができる。
【0010】
また、前記光源基板のうち前記導光板の側端面に対向する側端面に切欠部を設ける一方、前記発光部を、その少なくとも一部が前記切欠部に入り込むように前記光源基板に配置する構成も望ましい。こうすれば、光源基板からの発光部の突出を小さくすることができるから、切欠部を設けない場合と比較して、発光部が配設された光源基板の幅を狭くすることができる。
【0011】
また、光源基板に切欠部を設ける構成のもとでは、前記発光部が、当該発光部のうち前記導光板の前記側端面に最も近い部分が前記光源基板の前記側端面における切欠部以外の部分よりも前記導光板側に位置するように、前記光源基板に配置された構成が望ましい。こうすれば、発光部を導光板に近接させることができるから、発光部から導光板への入射光量の損失をより確実に抑えることができる。
【0012】
また、本発明における発光部としては、発光面から光を出射する発光体と、前記発光体に接続された一対の端子であって、当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に位置するとともに前記光源基板に固定された一対の端子とからなるものが考えられる。この構成のもとでは、前記発光体が相互に背後して略平行をなす一対の面を有し、前記一対の端子は、それぞれ前記一対の面から突出するように設けられている構成が望ましい。
【0013】
さらに、上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、側端面に入射した光を一方の面側に導く導光板と、前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、前記導光板の前記側端面に対して光を出射する発光体、および当該発光体に接続された一対の端子であって当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に設けられて前記光源基板に固定された一対の端子を有する発光部とを具備することを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、光源基板に固定された一対の端子が、発光体のうち光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に設けられているから、発光体が光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差することとなる。したがってこの照明装置によれば、上述したのと同様の理由により、導光板への出射光量を維持しつつ薄型化を図ることができる。
【0015】
また、本発明は、本発明に係る照明装置を備えた電気光学装置を提供する。本発明に係る照明装置によれば導光板への出射光量を維持しつつ薄型化を図ることができるから、この照明装置を備えた電気光学装置においては、表示画像の明るさを維持しつつ当該電気光学装置の薄型化を図ることができる。
【0016】
さらに、本発明は、上記電気光学装置を表示装置として備えた電子機器を提供する。本発明に係る電気光学装置によれば表示画像の明るさを維持しつつ薄型化を図ることができる。したがって、本発明は、高品位の表示および小型化が要求される電子機器の表示装置として特に好適である。このような電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータといった種々の電子機器が考えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。 なお、以下に示す各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材ごとに縮尺を異ならせてある。
【0018】
<A:実施形態の構成>
まず、本発明に係る照明装置を電気光学装置に適用した形態について説明する。本実施形態においては、電気光学物質として液晶を用いた液晶表示装置を電気光学装置として例示する。図1はこの液晶表示装置の構成を示す分解斜視図であり、図2はその断面図である。なお、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐために図2に示すフレキシブル基板40の図示が省略されている。
【0019】
これらの図に示すように、この液晶表示装置100は液晶表示パネル10と照明装置(バックライト)20とプリント基板30とを有する。このうち照明装置20は液晶表示パネル10の背面側、すなわち液晶表示パネル10による表示画像を視認する観察者からみて奥側に設けられている。一方、プリント基板30は照明装置20からみて液晶表示パネル10とは反対側に設けられている。
【0020】
液晶表示パネル10は、相互に対向する基板11と基板12とが枠状のシール材(図示略)を介して貼り合わされるとともに、両基板とシール材とによって囲まれた領域に液晶が封止されたものである。本実施形態に係る液晶表示パネル10は、背面側から入射した照明装置20からの光を観察側に出射させて表示を行なう、いわゆる透過型の液晶表示パネルである。なお、実際の液晶表示パネル10においては、基板11および基板12の外側表面に偏光板や位相差板が貼り付けられるとともに、内側表面には液晶に電圧を印加するための透明電極や配向膜などが設けられているが、図1および図2においてはこれらの構成要素の図示は省略されている。
【0021】
一方、プリント基板30は、導電性材料からなる配線パターンが形成された板状部材であり、その面上には、液晶表示パネル10による表示動作を制御するための各種の回路を搭載したICチップなどが実装されている。一方、図2に示すフレキシブル基板40は、一端の近傍が液晶表示パネル10の基板12に接合され、液晶表示パネル10の背面側に至るように折り曲げられるとともに、他端の近傍がプリント基板30に接合されている。プリント基板30上に設けられた出力端子と液晶表示パネル10の基板上に設けられた入力端子とは、フレキシブル基板40に設けられた配線によって相互に導通が図られている。
【0022】
照明装置20は液晶表示パネル10に対して光を照射する装置である。この照明装置20は、光源ユニット26と導光板21とを有する。この光源ユニット26と導光板21とは、図示しないプラスチックケースに収容された状態で双方の相対的な位置が維持されるようになっている。
【0023】
導光板21は、液晶表示パネル10の背面側に位置する基板12と対向するように配置された板状部材であり、側端面211に入射した光源ユニット26からの光を液晶表示パネル10側に導くためのものである。この導光板21のうち液晶表示パネル10と対向する面には拡散板22が貼り付けられている。この拡散板22は、導光板21から出射して液晶表示パネル10に向かう光を適度に散乱させて輝度ムラを防止するための板状部材であり、例えばビーズが分散されたプラスチックフィルムである。また、導光板21のうち液晶表示パネル10とは反対側の面には反射板23が貼り付けられている。この反射板23は、光反射性を有する薄膜であり、導光板21から液晶表示パネル10とは反対側に出射した光を液晶表示パネル10側に反射させる。
【0024】
一方、光源ユニット26は、導光板21の側端面211に対して光を照射するためのものであり、光源基板27と複数の発光部28とを有する。このうち光源基板27は、発光部28を支持するための長尺状の板状部材であり、例えばプラスチックなどによって形成される。この光源基板27は、長手方向が導光板21の側端面211に沿うように(図1参照)、かつ一方の長辺に沿った側端面が導光板21の側端面211と対向するように配置される(図2参照)。
【0025】
ここで、図3は、ひとつの発光部28近傍の構成を拡大して示す分解斜視図である。図1から図3に示すように、光源基板27のうち導光板21と対向する側端面27aには、発光部28に対応する数の切欠部271が設けられている。この切欠部271は、導光板21と対向する側端面27aの他の部分からみて凹状(本実施形態においては長方形状)に切り欠かれた部分である。図3に示すように、本実施形態における切欠部271は、後述するハウジング281がほぼ隙間なく入り込むような寸法となっている。
【0026】
一方、発光部28は、発光素子282とハウジング281と一対の端子283aおよび283bとを有する。特許請求の範囲における「発光体」は、本実施形態における発光素子282とハウジング281との組に相当する。このうち発光素子282は発光面282aから光を出射する素子である。本実施形態においては白色LED(Light Emitting Diode)を発光素子282として用いた場合を想定する。一方、ハウジング281は発光素子282を収容するケースである。本実施形態におけるハウジング281は、白色のプラスチックによって形成された略立方体状の部材である。ハウジング281は、導光板21に対向する面に開口部281aを有する。この開口部281aは、当該ハウジング281に収容された発光素子282の発光面282aを外部に露出させるために開口した部分である。
【0027】
端子283aおよび283bは、発光素子282に対して電力を供給するための端子であり、発光素子282に対して電気的に接続されている。ここで、図4は、発光部28が光源基板27に接合された様子を光源基板27の長手方向からみたときの構成を示す図であり、図5は、発光部28が光源基板27に接合された様子を発光素子282の発光面282a側からみたときの構成を示す図である。以下、図3から図5を参照して、端子283aおよび283bの配設位置および光源基板27への接合の態様について説明する。
【0028】
これらの図に示すように、端子283aおよび283bは、ハウジング281における開口部281aが設けられた面と隣り合う一対の面281bおよび281cのうち、当該ハウジング281の高さ方向(すなわち光源基板27の基板面と略垂直な方向)における中央部近傍にそれぞれ配置されている。すなわち、端子283aおよび283bは、図3に示すようにハウジング281の下面281dから一定の距離Dだけ離れた位置に設けられている。一方、光源基板27表面のうち端子283aおよび283bと対向する部分には接続パッド273aおよび273bがそれぞれ設けられている。この接続パッド273aおよび273bは、導電性材料によって形成された略方形状の薄膜である。
【0029】
この構成のもと、発光素子282の発光面282aを導光板21の側端面211に対向させた状態でハウジング281が光源基板27の切欠部271内に配置されたうえで、端子283aおよび283bと接続パッド273aおよび273bとがそれぞれ半田付けされる。これにより、発光素子282と接続パッド273aおよび273bとが端子283aおよび283bを介して電気的に接続されるとともに、この発光素子282が収容されたハウジング281が光源基板27に固定されることとなる。上述したように、端子283aおよび283bはハウジング281の高さ方向における中央部近傍に設けられているから、ハウジング281は、光源基板27の両表面を含む平面(図4および図5に示す平面Paおよび平面Pb)と交差する。換言すると、ハウジング281は、光源基板27に対して平面Paから突出する部分を有するだけでなく、平面Pbから突出する部分をも有するのである。
【0030】
一方、図4および図5に示すように、光源基板27に形成された接続パッド273aおよび273bは、当該光源基板27に設けられたスルーホール274を介して、反対側の面に形成された接続端子275、275と導通している。一方、プリント基板30のうち接続端子275、275と対向する部分にはコンプレッションコネクタ31が設けられている。このコンプレッションコネクタ31は、プリント基板30の表面から光源基板27に向かって突出する形状の導電性部材である。そして、プリント基板30と光源基板27とが所期の位置に配置された段階においては、コンプレッションコネクタ31が接続端子275を押圧した状態で接触することとなる。この構成により、発光部28の発光素子282は、端子283aおよび283b、接続パッド273aおよび273b、スルーホール274、接続端子275ならびにコンプレッションコネクタ31を介して、プリント基板30上の配線パターン32と電気的に接続されることとなる。
【0031】
以上説明したように、本実施形態においては発光素子282を収容するハウジング281が光源基板27の各面を含む平面と交差するように配置されるから、図13に示した従来の光源ユニット26と比較して薄型化を図ることができる。以下、図6を参照してこの効果を説明する。
【0032】
図6(b)に示す従来の構成においては光源基板87の面上に発光素子88が配置されているため、光源ユニット86の高さは発光素子88の高さと光源基板87の厚さとを合計したものとなる。これに対し、本実施形態においては、図6(a)に示すように光源基板27がハウジング281の高さ方向における中間部分に位置するようになっているため、光源ユニット26の高さはハウジング281の高さに相当することとなる。したがって、本実施形態によれば、図6(b)に示した従来の構成と比較して光源基板27の厚さぶんだけ光源ユニット26を薄くすることができるのである。
【0033】
一方、従来の光源ユニット86を本実施形態に係る光源ユニット26と同一の厚さとするために、図7(b)に示すように発光素子88の高さを図6(b)に示した発光素子88よりも小さくすることも考えられる。しかしながらこの場合には、発光素子88の小型化に伴なってその発光面が小さくなり、導光板への照射光量(ひいては表示に供される光量)が少なくなるという問題が生じ得る。これに対し、本実施形態によれば、光源基板27の厚さにかかわらず発光素子282の発光面282aを広く確保することができる。すなわち、本実施形態によれば、導光板21への照射光量を維持しつつ光源ユニット26の薄型化を図ることができるのである。
【0034】
また、製造技術の関係から、厚い光源基板27を製造する場合よりも薄い光源基板27を製造する場合の方が製造コストが高いのが一般的である。ここで、本実施形態によれば、光源ユニット26の厚さは光源基板27の厚さと無関係に決定されるから、たとえ比較的厚い光源基板27を採用したとしても導光板21への十分な照射光量を維持しつつ光源ユニット26の薄型化を図ることができる。したがって、本実施形態によれば、光源基板27の製造コストを低減することも可能である。
【0035】
<B:変形例>
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0036】
<B−1:変形例1>
上記実施形態においては、ハウジング281の高さ方向における中央部近傍に端子283aおよび283bを設けた構成を例示したが、必ずしも中央部近傍に設ける必要はない。すなわち、図8および図9に示すように、ハウジング281の側面281bおよび281cのうち高さ方向における中央部よりも下面281dに近い部分に端子283aおよび283bを設けた構成としてもよい。この場合にも、図13に示した従来の構成と比較して、ハウジング281の下面281dから光源基板27の上面までの距離のぶんだけ光源ユニット26を薄くすることができるという効果が得られる。
【0037】
このように、本発明においては、発光素子282を収容したハウジング281のうち、光源基板27の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に端子が設けられていればよい。換言すれば、発光素子282を収容したハウジング281が、光源基板27のうち少なくとも一の基板面を含む平面(図8に示す平面Pa)と交差するように光源基板27に配置されていればよく、ハウジング281が光源基板27の双方の面を含む平面と交差する必要は必ずしもない。
【0038】
<B−2:変形例2>
上記実施形態においては、発光素子282をハウジング281に収容したうえで光源基板27に固定する構成を例示したが、このハウジング281は必ずしも必要なものではない。すなわち、発光素子282が備える端子を直接に光源基板27に固定する構成としてもよい。このように、本実施形態における「発光体」は、上記実施形態に示したように発光素子282とこれを収容したハウジング281とからなる組だけでなく、発光素子282単体も含む概念である。もっとも、上記実施形態に示したように発光素子282をハウジング281に収容した場合には、発光素子282から導光板21以外の方向に向かう光を、ハウジング281の表面において導光板21側に反射させることができるという利点がある。
【0039】
<B−3:変形例3>
上記実施形態においては、発光体を光源基板27の切欠部271に嵌め込む構成を例示したが、この切欠部271は必ずしも必要なものではない。すなわち、図10に示すように、切欠部271を持たない板状部材を光源基板27’として利用し、この光源基板27’の側端面に沿って発光部28’を配列させた構成としてもよい。この構成を採用した場合にも、導光板への照射光量を維持しつつ光源ユニットの薄型化を図ることができるという上記実施形態と同様の効果が得られる。もっとも、上記実施形態に示したように光源基板27に切欠部271を設けた場合には、図10に示した構成と比較して光源ユニット26の幅を狭くすることができるという利点がある。さらに、上記実施形態においては、発光部28(ハウジング281)が光源基板27の切欠部271にほぼ隙間なく嵌め込まれる構成としたが、両者の間に隙間があってもよいことはもちろんである。
【0040】
ところで、発光素子282から出射して導光板21に出射する光量の損失を抑えるためには、発光素子282の発光面282aをできるだけ導光板21の側端面211に近づけることが望ましい。この観点からすると、図4に示したように、発光部28のうち導光板21の側端面211に最も近い部分が光源基板27の側端面27aにおける切欠部271以外の部分よりも導光板21側に位置する構成が望ましいといえる。しかしながら、本発明においては、発光部28と光源基板27との導光板21に対する位置関係はこれに限られるものではない。すなわち、光源基板27の側端面27aのうち導光板21の側端面211に最も近い部分が、発光部28のうち導光板21の側端面211に最も近い部分よりも導光板21側に位置する構成としてもよい。
【0041】
<B−4:変形例4>
上記実施形態においては、発光素子282に接続された端子283aおよび283bが、光源ユニット26を光源基板27に固定するための役割を兼ねるものとしたが、光源ユニット26を固定するための部材(以下「固定部材」という)を端子283aおよび283bとは別個に設けてもよい。この構成においては、発光体(発光素子282が収容されたハウジング281)のうち光源基板27の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に固定部材が設けられた構成とすればよい。
【0042】
<B−5:変形例5>
上記実施形態においては、光源基板27としてリジッドタイプの基板を用いたが、これに代えてフレキシブル基板40を用いてもよい。もっとも、リジッドタイプの基板を光源基板27として用いた場合には上記実施形態に示したようにコンプレッションコネクタ31を利用することができ、接続端子とプリント基板30上の配線パターンとを接続するためにはんだ付けなどの煩雑な作業が不要であるという利点がある。さらに、上記実施形態においては、光源基板27と配線パターンとがコンプレッションコネクタ31を介して接続されるものとしたが、両者の接続の態様はこれに限られない。
【0043】
<B−6:変形例6>
上記実施形態においては本発明に係る照明装置を液晶表示装置に適用した場合を例示したが、この照明装置の適用範囲はこれに限られるものではない。液晶表示装置以外の表示装置や、外部からの光の照射を必要とするその他の装置にも本発明に係る照明装置を適用可能である。また、上記実施形態においては透過型の液晶表示パネルを用いたが、透過型表示のみならず反射型表示も可能な、いわゆる半透過反射型の液晶表示パネルを採用してもよい。
【0044】
また、上記実施形態および各変形例においては、本発明を液晶表示装置に適用した場合を例示したが、その他の電気光学装置にも本発明を適用することができる。すなわち、有機EL(Electro Luminescent)装置や無機EL装置などのEL装置、プラズマディスプレイ装置、FED(Field Emission Display)装置、LED(Light Emitting Diode)表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管を用いた表示装置、液晶シャッターなどを用いた小型テレビ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた装置など、電気光学作用によって表示を行なうすべての電気光学装置に本発明を適用できる。
【0045】
<C:電子機器>
次に、本発明に係る電気光学装置を用いた電子機器について説明する。
【0046】
<C−1:モバイル型コンピュータ>
まず、本発明に係る電気光学装置を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図11は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ91は、キーボード911を備えた本体部912と、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部913とを備えている。
【0047】
<C−2:携帯電話機>
続いて、本発明に係る電気光学装置を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図12は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機92は、複数の操作ボタン921のほか、受話口922、送話口923とともに、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部924を備える。
【0048】
なお、本発明に係る電気光学装置を適用可能な電子機器としては、図11に示したパーソナルコンピュータや図12に示した携帯電話機のほかにも、液晶テレビや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導光板への照射光量を維持しつつ照明装置の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。
【図2】同液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図3】同液晶表示装置における発光素子近傍の構成を拡大して示す分解斜視図である。
【図4】同発光部の近傍を光源基板の長手方向からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図5】同発光部の近傍を発光面側からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図6】同実施形態の効果を説明するための図である。
【図7】同実施形態の効果を説明するための図である。
【図8】本発明の変形例に係る照明装置における発光部の近傍を光源基板の長手方向からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図9】同変形例に係る照明装置における発光部の近傍を発光面側からみたときの構成を拡大して示す図である。
【図10】本発明の変形例に係る光源ユニットの構成を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
【図12】本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話機の構成を示す斜視図である。
【図13】従来の液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
100……液晶表示装置(電気光学装置)、10……液晶表示パネル(電気光学パネル)、11,12……基板、20……照明装置、21……導光板、211……側端面、26……光源ユニット、27……光源基板、271……切欠部271、273a,273b……接続パッド、28……発光部(発光体)、281……ハウジング(発光体)、281a……開口部、282……発光素子、283a、283b……端子、30……プリント基板。
Claims (10)
- 側端面に入射した光を一方の面側に導く導光板と、
前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、
前記光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように当該光源基板に配置されて前記導光板の前記側端面に光を照射する発光部と
を具備することを特徴とする照明装置。 - 前記発光部は、前記光源基板の一の基板面を含む平面、および当該一の基板面と略平行に背後する他の基板面を含む平面の双方と交差するように前記光源基板に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記光源基板のうち前記導光板の側端面に対向する側端面には切欠部が設けられており、
前記発光部は、その少なくとも一部が前記切欠部に入り込むように前記光源基板に配置されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。 - 前記発光部は、当該発光部のうち前記導光板の前記側端面に最も近い部分が前記光源基板の前記側端面における切欠部以外の部分よりも前記導光板側に位置するように、前記光源基板に配置されている
ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。 - 前記発光部は、
発光面から光を出射する発光体と、
前記発光体に接続された一対の端子であって、当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に位置するとともに前記光源基板に固定された一対の端子と
を具備することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の照明装置。 - 前記発光体は、相互に背後して略平行をなす一対の面を有し、
前記一対の端子は、それぞれ前記一対の面から突出するように設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の照明装置。 - 側端面に入射した光を一方の面側に導く導光板と、
前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、
前記導光板の前記側端面に対して光を出射する発光体、および当該発光体に接続された一対の端子であって当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に設けられて前記光源基板に固定された一対の端子を有する発光部と
を具備することを特徴とする照明装置。 - 相互に対向する一対の基板の間に電気光学物質を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルに光を照射する照明装置とを具備する電気光学装置であって、
前記照明装置は、
前記電気光学パネルの一方の基板面と対向するように配置され、側端面に入射した光を当該電気光学パネル側に導く導光板と、
前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、
前記光源基板のうち少なくとも一の基板面を含む平面と交差するように当該光源基板に配置されて前記導光板の前記側端面に光を照射する発光部と
を有することを特徴とする電気光学装置。 - 相互に対向する一対の基板の間に電気光学物質を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルに光を照射する照明装置とを具備する電気光学装置であって、
前記照明装置は、
前記電気光学パネルの一方の基板面と対向するように配置され、側端面に入射した光を当該電気光学パネル側に導く導光板と、
前記導光板の前記側端面と対向する側端面を有する光源基板と、
前記導光板の前記側端面に対して光を出射する発光体、および当該発光体に接続された一対の端子であって当該発光体のうち前記光源基板の基板面に略垂直な方向における縁部以外の部分に設けられて前記光源基板に固定された一対の端子を有する発光部と
を有することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項8または9に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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