JP2004086263A - 移動体の位置情報提供方法および移動体端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両に搭載された車載情報端末装置10は、ナビゲーション装置によって検出した車両の位置情報を固定局20に送信する。固定局は、この送信された位置情報を記憶しておき、他の車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40、携帯電話50などの通信端末装置からの閲覧要求に応答して、同通信端末装置に各車両の位置情報を提供する。この位置情報の提供においては、ユーザの選択により、情報提供を拒否できるようにもできる。また、特定のグループのメンバーにのみ情報を提供するようにもできる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両などの移動体の現在位置を表す位置情報を他人に提供する移動体の位置情報提供方法および同位置情報提供方法に用いられる移動体端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば特開平10−62186号公報に示されているように、複数の車両がグループで走行するとき、グループ内の車両間で互いの位置を知るために、他車からの要求により、ナビゲーション装置にて検出されている自車の現在位置を表す位置情報を他車に無線送信するようなナビゲーションシステムは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置にあっては、自車の位置情報を他車に直接無線送信するために、通信相手が狭い範囲に限られるという問題がある。
【0004】
【発明の概略】
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、その目的は、車両などの移動体の現在位置を広く知らせることが可能な移動体の位置情報提供方法および同位置情報提供方法に用いられる移動体端末装置を提供することにある。
【0005】
前記目的を達成するために、本発明の特徴は、移動体にて検出されて同移動体の現在位置を表す位置情報を、位置情報の閲覧可または閲覧不可を表す情報を含めて、同移動体から固定局へ送信し、固定局が、前記送信された位置情報を受信して記憶しておき、通信端末装置からの閲覧要求に応答して、前記記憶した位置情報を前記閲覧可または閲覧不可を表す情報に応じて同通信端末装置に提供するようにした移動体の位置情報提供方法にある。
【0006】
また、この移動体の位置情報提供方法を実現するために、前記本発明の特徴を別の視点から見れば、同本発明の特徴は、通信端末装置によって閲覧可能な情報を記憶する固定局へ情報を送信することが可能な通信装置と、移動体の現在位置を検出する現在地検出手段と、前記検出された現在位置を表す位置情報を、同位置情報の閲覧可または閲覧不可を表す情報を含めて、通信装置を介して固定局へ送信して同固定局に記憶させる位置情報送信手段とを備えた移動体端末装置にもある。
【0007】
このように構成した本発明の特徴においては、移動体から送信された移動体の現在位置を表す位置情報は固定局にて記憶され、固定局は通信端末装置からの閲覧要求に応答して前記記憶した位置情報を同通信端末装置に提供する。この場合、通信端末装置は、例えば、移動可能な通信端末装置および固定された通信端末装置の両者を含むものである。そして、例えば、無線、インターネット回線を含む種々の通信回線を介して、通信端末装置から固定局に閲覧要求をすることができて、同固定局は前記通信端末装置の閲覧要求に応える。その結果、移動体の位置情報の通信相手は狭い範囲に限られることなく、種々の通信端末装置を用いて前記位置情報が広く入手可能となる。
【0008】
また、位置情報は、閲覧可または閲覧不可を表す情報を含めて、移動体から固定局へ送信される。そして、固定局は、位置情報を、前記閲覧可または閲覧不可を表す情報に応じて通信端末装置に提供する。したがって、位置情報が移動体から固定局に自動的に送信されるようにした場合でも、移動体のユーザが位置情報の閲覧不可を選択しておけば、むやみに移動体の位置情報が閲覧されてしまうことがなくなるので、広い範囲にわたる通信端末装置から位置情報の閲覧が固定局に対してなされるようにしておいても、ユーザの秘密などが守られて問題が生じることはない。
【0009】
また、本発明の他の特徴は、移動体にて検出されて同移動体の現在位置を表す位置情報を、特定の通信端末装置からの閲覧を可能とすることを条件に、同移動体から固定局へ送信し、固定局が、前記送信された位置情報を受信して記憶しておき、特定の通信端末装置からのみの閲覧要求に応答して、前記記憶した位置情報を特定の通信端末装置に提供するようにした移動体の位置情報提供方法にある。
【0010】
また、この移動体の位置情報提供方法を実現するために、前記本発明の他の特徴を別の視点から見れば、同本発明の他の特徴は、特定の通信端末装置によって閲覧可能な情報を記憶する固定局へ情報を送信することが可能な通信装置と、移動体の現在位置を検出する現在地検出手段と、前記検出された現在位置を表す位置情報を、特定の通信端末装置からのみの閲覧を可能とすることを条件に、通信装置を介して固定局へ送信して同固定局に記憶させる位置情報送信手段とを備えた移動体端末装置にもある。
【0011】
このように構成した本発明の他の特徴においても、通信端末装置は、例えば、移動可能な通信端末装置および固定された通信端末装置の両者を含むものである。そして、例えば、無線、インターネット回線を含む種々の通信回線を介して、通信端末装置から固定局に閲覧要求をすることができて、同固定局は前記通信端末装置の閲覧要求に応える。その結果、移動体の位置情報の通信相手は狭い範囲に限られることなく、種々の通信端末装置を用いて前記位置情報が広く入手可能となる。また、この場合には、特定の通信端末装置のみが位置情報の閲覧をできるだけであるので、位置情報が移動体から固定局に自動的に送信されるようにした場合でも、位置情報の閲覧は特定のグループ内のメンバーに留められてむやみに移動体の位置情報が閲覧されてしまうことがなくなるとともに、特定のグループ内のメンバーであれば種々の閲覧方法を採用できるので、グループで利用するのに便利となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る移動体として車両の現在位置を表す位置情報を提供するための位置情報提供システムの概略ブロック図である。この位置情報提供システムは、移動体端末装置としての複数の車載情報端末装置10、一つまたは複数の固定局20、複数のパーソナルコンピュータ30、複数の携帯用個人情報端末装置40および複数の携帯電話50からなる。
【0013】
車載情報端末装置10は、車両にそれぞれ搭載されて、ネットワーク60(例えば、インターネット)に接続された中継局70および固定局20と無線交信可能に構成されている。固定局20は、ネットワーク60に接続されているとともに、車載情報端末装置10および中継局70と無線交信可能に構成されている。パーソナルコンピュータ30は、ユーザの家庭または事務所に配置されて、ネットワーク60に接続されている。
【0014】
携帯用個人情報端末装置40は、個人によって携帯されるとともに、ネットワーク60に接続可能になっている。この携帯用個人情報端末装置40を、パーソナルコンピュータ30を介してネットワーク60に接続するようにしてもよいし、中継局70と無線交信可能としてもよい。携帯電話50は、中継局70と無線交信可能に構成されている。これらの車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40および携帯電話50は通信端末装置を構成するもので、これらの通信端末装置のうち、車載情報端末装置10、携帯用個人情報端末装置40および携帯電話50が移動可能な通信端末装置を構成し、パーソナルコンピュータ30が固定された通信端末装置を構成する。
【0015】
車載情報端末装置10は、車室内の運転席近傍に配置されており、図2に示すように、互いに通信可能に接続された入力装置11、表示装置12、情報処理装置13、記憶装置14、通信装置15、各種センサ16およびナビゲーション装置17を備えている。入力装置11は、表示装置12の近傍に設けられた操作スイッチ、表示装置12内に組み込まれて表示パネルのタッチ操作を検出するパネルタッチスイッチなどからなり、運転者の指示を入力するものである。表示装置12は、液晶表示器などからなり、文字、図形、地図などを表示パネル上に表示して、運転者に各種情報を視覚的に提示するものである。
【0016】
情報処理装置13は、CPU、ROM、RAMなどからなり、プログラムの実行により、運転者による指示に応じて表示装置12、記憶装置14、通信装置15およびナビゲーション装置17の作動を制御するもので、本実施形態では図4の送信側プログラムを実行する。また、同図4の受信側プログラムを実行することもある。記憶装置14は、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROMなどの記録媒体および同記録媒体のドライブ装置を含むものであり、各種プログラム、地図データなどを記憶している。本実施形態では、特に図4の送信側プログラムおよび受信側プログラムを記憶している。
【0017】
通信装置15は、固定局20および中継局70との無線交信を可能とするものである。通信装置15には、中継局70または固定局20と無線交信するためのアンテナ15aが接続されている。各種センサ16は、主に車両の現在位置を検出するためのセンサすなわち地磁気センサ、ジャイロ、GPS(Global Positioning System)、車速センサ、車輪回転数センサなどを含むものである。
【0018】
ナビゲーション装置17は、CPU、ROM、RAMなどからなり、記憶装置14に記憶されたプログラムの実行により、各種センサ16によって検出された検出値に基づいて車両の現在位置を検出するとともに、運転者に対して、同記憶装置14に記憶されている地図データを用いて目的地までの経路を表示装置12にて案内するものである。
【0019】
固定局20は、図3に示すように、互いに通信可能に接続された情報処理装置21、記憶装置22および通信装置23を備えている。情報処理装置21は、CPU、ROMおよびRAMを有し、前記車載情報端末装置10の情報処理装置13と同様に構成されている。記憶装置22は、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROMなどの記録媒体および同記録媒体のドライブ装置を含むものであり、各種プログラムおよび各種データを記憶する。特に、本実施形態では、この記憶装置には、図4の固定局プログラムが記憶されているとともに、車載情報端末装置10から供給される位置情報をそれぞれ記憶する位置情報ファイル(個人用ファイルおよびグループ用ファイル)が用意されている。
【0020】
通信装置23は、ネットワーク60に有線接続されるとともに、中継局70、車載情報端末装置10などと無線交信を可能とするものである。通信装置23には、前記無線交信のためのアンテナ23aが接続されている。
【0021】
パーソナルコンピュータ30も、車載情報端末装置10とほぼ同様に構成されて互いに通信可能に接続された入力装置、表示装置、情報処理装置および記憶装置を備えている。なお、このパーソナルコンピュータ30は、各種センサ16およびナビゲーション装置17を備えることはないが、無線通信可能な通信装置を備えるようにしてもよい。
【0022】
携帯用個人情報端末装置40も、パーソナルコンピュータ30と同様な互いに通信可能に接続された入力装置、表示装置、情報処理装置および記憶装置を備えている。また、携帯用個人情報端末装置40にあっても、無線通信可能な通信装置を備えたり、パーソナルコンピュータPCを介してネットワーク60に接続可能にしてもよい。携帯電話50は、パーソナルコンピュータ30と同様な互いに通信可能に接続された入力装置、表示装置、情報処理装置および記憶装置を備えるとともに、無線通信可能な通信装置を備えている。
【0023】
このように構成した位置情報提供システムにおいては、車載情報端末装置10および携帯電話50に関しては必ず無線交信を介在させるが、固定局20、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40、中継局70に関しては、無線および有線の両交信が行われる。そして、これらの無線および有線の交信は、利便性、速度などを考慮して適宜選択されるものであり、交信自体に特徴を有するものではないので、以降の説明において、交信、受信、送信などと単にいう場合にはこれらに交信方法は適当な方法を採用しているものとする。
【0024】
次に、上記のように構成した実施形態の動作を図4のプログラムを参照しながら説明する。図4のプログラムにおいては、最左列の送信側プログラムは各車載情報端末装置10によって所定の時間ごとに実行されるプログラムである。中央の固定局プログラムは固定局20にて常に実行されているプログラムである。最右列の受信側プログラムは、複数の車両のいずれかの車両の位置情報を得ようとするユーザが使用する通信端末装置によって実行されるものである。なお、この通信端末装置としては、車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40および携帯電話50のいずれもその機能を果たすものであるので、以下の説明では、単に通信端末装置という。
【0025】
各車載情報端末装置10においては、情報処理装置13がステップS10から送信側プログラムを実行して、ステップS12にてナビゲーション装置17にて検出されている自車の現在位置を表す位置情報を取得する。ナビゲーション装置17は、各種センサ16からの検出値に基づくとともに地図データを用いたマッチング処理により自車の位置を検出し、この検出位置と地図データによる地図を表示装置12に表示して、運転者に対して道案内する。ただし、本発明は、この道案内に直接関係しないので、同道案内の説明を詳述しない。本実施形態では、自車の現在位置を表す位置情報のみが重要であり、このナビゲーション装置17は本実施形態では移動体である車両の現在位置を検出する現在地検出手段を構成する。
【0026】
このステップS12の処理後、情報処理装置13はステップS14にて前記取得した位置情報を固定局20に送信する。この送信においては、車両、車載情報端末装置10またはナビゲーション装置17に予め与えられているユーザ識別データUIDと、開示フラグとが添付される。開示フラグは、前記位置情報が他人に対して閲覧可であるか、閲覧不可であるかを表すものであり、ユーザ(運転者)によって選択的に切換えられるものである。なお、この位置情報は、運転者の指示により送信される場合もあるが、運転中の車両の位置情報が送信される都合上、自動的に送信される。したがって、この開示フラグは運転者の簡単な操作により切換えられるようにしておくことが便利であり、前記位置情報の送信時に、前記切換えられた開示フラグが送信されることになる。
【0027】
この位置情報の送信に応答し、固定局20の情報処理装置21は、ステップB10にて開始していた固定局プログラムのステップB12にて、前記送信された位置情報、ユーザ識別データUIDおよび開示フラグを受信して、これらの受信情報を1セットのデータにして、記憶装置22内の個人用ファイルに記憶する。また、所定時間後に、前述のようにして位置情報、ユーザ識別データUIDおよび開示フラグが車載情報端末装置10から固定局20に送信されてきた場合には、固定局20の情報処理装置21は前回に個人用ファイルに記憶した位置情報、ユーザ識別データUIDおよび開示フラグを、新たに受信した位置情報、ユーザ識別データUIDおよび開示フラグに更新する。なお、ユーザ識別データUIDに加えて、車載情報端末装置10を特定できる車両番号、車両所有者名なども、車載情報端末装置10から送信されて固定局20に記憶されるようにしてもよい。
【0028】
また、この更新に代えて、位置情報、ユーザ識別データUIDおよび開示フラグに、受信時刻を表す時刻データを加えて1セットのデータにして、過去の受信情報も残したまま、位置情報、ユーザ識別データUID、開示フラグおよび時刻データを蓄積記憶するようにしてもよい。この場合、多くのデータを保存しておく必要が生じるので、現在から所定時間以上前のデータを廃棄したり、古いデータに関しては時間間隔を長くして残しておくなどの工夫をするとよい。
【0029】
次に、通信用端末装置(他の車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40または携帯電話50)が、固定局20の個人用ファイルに記憶されている位置情報を入手する動作について説明する。この場合、ユーザの指示により、通信端末装置は、ステップR10にて受信側プログラムの実行を開始し、ステップR12にて個人用ファイルの閲覧を要求する。この個人用ファイルの閲覧においては、通信端末装置のユーザによって個人用ファイルに記憶されていて車載情報端末装置10(車両)を特定するためのユーザ識別データUIDを入力する。なお、前述のように、車両番号、車両所有者名などが個人用ファイルに記憶されている場合には、これらの車両番号、車両所有者などを入力して、入手しようとする位置情報を特定するようにしてもよい。そして、これらの入力された情報は、同ステップR12の処理によって前記位置情報の閲覧の要求と共に固定局20に送信される。
【0030】
一方、固定局20においては、情報処理装置21が、ステップB14にて、前記送信された閲覧要求、ユーザ識別データUIDなどを通信装置23を介して受信し、記憶装置22内の個人用ファイルからユーザ識別データUID(または車両番号、車両所有者名)に対応した位置情報および開示フラグを読出す。そして、ユーザ識別データUIDなどに対応した開示フラグが閲覧可を表していれば、ステップB16にて「Yes」と判定し、ステップB18にて前記読出した位置情報を通信端末装置に送信する。
【0031】
通信端末装置は、ステップR14にて、この送信された位置情報を受信して、同位置情報によって表された車両の現在位置を表示装置に表示する。この表示においては、通信端末装置内に地図データが用意されている場合には、地図データに基づいて表示される地図上に前記位置情報によって表された車両の現在位置を表すと便利である。また、現在の位置情報に加えて過去に遡った位置情報が固定局20に記憶されている場合には、この過去の遡った位置情報も固定局20から入手することにより、車両の移動状態を知ることもできる。
【0032】
このように、車両の位置情報は固定局20に記憶されており、通信端末装置として機能する他の車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40、携帯電話50などが前記位置情報を入手することが可能になるので、車載情報端末装置10の通信相手は狭い範囲に限られることなく、種々の通信端末装置を用いて前記位置情報が広く入手可能となる。
【0033】
また、開示フラグが閲覧不可を表していれば、固定局20の情報処理装置21は、ステップB16にて「No」と判定して前記ステップB18の処理を実行しない。したがって、この場合、位置情報は通信端末装置へ送信されることはない。すなわち、固定局20に記憶された位置情報であっても、送信側の車載情報端末装置10にて開示フラグを閲覧不可にしておけば、位置情報が通信端末装置に送信されることはない。これにより、車載情報端末装置10から固定局20に位置情報が定期的かつ自動的に送信されるようにした場合でも、ユーザの選択により、車両の位置情報がむやみに閲覧されてしまうことを回避できる。したがって、広い範囲にわたる通信端末装置から位置情報の閲覧が固定局20に対してなされるようにしておいても、ユーザの秘密などが守られて問題が生じることはない。
【0034】
また、この位置情報供給システムは、特定のグループに属するメンバーにのみ位置情報を開示して、グループのメンバー内で互いに位置情報を交換することができるようにもなっている。以下、この特定のメンバーに対して、車両の位置情報を提供することについて説明する。
【0035】
この場合、車載情報端末装置10の情報処理装置13は、ステップS16にて、車両の現在位置を表す位置情報、ユーザ識別データUIDおよび開示フラグに加えて、グループを特定するグループ識別データGIDおよびグループに固有のパスワードPWを固定局20に送信する。ユーザ識別データUIDおよび開示フラグについては前述したものと同じである。グループ識別データGIDおよびパスワードPWに関しては、各メンバーがグループに加入したときに、与えられているものである。前記ステップS16の処理後、ステップS18にて送信側プログラムの実行が終了される。
【0036】
この位置情報の送信に応答し、固定局20の情報処理装置21は、ステップB20にて、前記送信された位置情報、ユーザ識別データUID、開示フラグ、グループ識別データGIDおよびパスワードPWを受信して、これらの受信情報を1セットのデータにして、記憶装置22内のグループ識別データGIDによって特定されるグループ用ファイルに記憶する。また、所定時間後に、車載情報端末装置10から前記受信情報が新たに送信されてきた場合には、前記グループ用ファイルに前回記憶された受信情報が新たに受信した受信情報に更新される点も上記場合と同じである。また、この場合にも、グループを特定できるグループ名などが車載情報端末装置10から送信されて固定局20に記憶されるようにしてもよい。さらに、上記場合と同様にして、過去の受信情報も受信時刻を表す時刻データと共にグループ用ファイルに記憶しておくようにすると便利である。
【0037】
次に、通信用端末装置(他の車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40または携帯電話50)が、固定局20のグループ用ファイルに記憶されている位置情報を入手する動作について説明する。この場合、ユーザの指示により、通信端末装置は、ステップR16にて、グループ用ファイルの閲覧を要求する。このグループ用ファイルの閲覧においては、通信端末装置のユーザにより、グループ用ファイルを特定するためのグループ識別データGIDが入力されるとともに、同グループ内に属する車載情報端末装置10を特定するためのユーザ識別データUIDが入力される。グループに属する全てのメンバーの位置情報を知るために、グループ識別データGIDのみを入力するようにしてもよい。なお、前述のように、車両番号、車両所有者名、グループ名などがグループ用ファイルに記憶されている場合には、これらの車両番号、車両所有者、グループ名などを入力して、入手しようとする位置情報を送信した車載情報端末装置10を特定するようにしてもよい。そして、この場合には、グループに属していることの証明として、パスワードPWも入力する。このような車載情報端末装置10を特定するためにユーザに与えられているユーザ識別データUID、ユーザの属するグループを表すグループ識別データGIDなどを含む閲覧要求は、同ステップR16の処理により、前記入力したパスワードPWおよび自己を表すユーザ識別データUIDなどと共に固定局20に送信される。
【0038】
一方、固定局20においては、情報処理装置21が、ステップB22にて、前記送信された閲覧要求に関係した情報を通信装置23を介して受信する。この受信後、情報処理装置21は、ステップB24にて、受信したユーザ識別データUID(閲覧要求をしたユーザを表す)、グループ識別データGID、パスワードPWなどの適合を判定する。通信端末装置を用いて閲覧を要求したユーザが前記グループのメンバーに属していて、ステップB24にて「Yes」すなわち適合と判定されると、ステップB26〜B30の処理が実行される。
【0039】
ステップB26〜B30の処理は、上述したステップB14〜B18の処理とほぼ同じであるが、位置情報はグループ用ファイルから読出される。そして、位置情報に添付されている開示フラグが閲覧可を表している限り、前記閲覧要求された位置情報が通信端末装置に送信される。また、開示フラグが閲覧不可を表していれば、車両の位置情報は開示されない。通信端末装置は、上記ステップR14と同様なステップR18の処理により、この送信された位置情報を受信して、同位置情報によって表された車両の現在位置を表示装置に表示する。そして、通信端末装置は、ステップR20にて、受信側プログラムの実行を終了する。
【0040】
一方、通信端末装置を用いて閲覧を要求したユーザが前記グループのメンバーに属していなくて、ステップB24にて「No」すなわち不適合と判定されると、ステップB32にてこの固定局プログラムの実行が終了する。この場合、ステップB26〜B30の処理が実行されないので、通信端末装置には位置情報が送信されることはない。
【0041】
このようにグループを特定した場合も、車両の位置情報は固定局20に記憶されており、特定のグループに属するメンバーは、通信端末装置として機能する他の車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40、携帯電話50などを用いて前記位置情報を入手することが可能になるので、車載情報端末装置10の通信相手は狭い範囲に限られることなく、種々の通信端末装置を用いて前記位置情報が広く入手可能となる。また、この場合には、特定の通信端末装置のみが位置情報の閲覧をできるだけであるので、位置情報が車載情報端末装置10から固定局20に自動的に送信されるようにした場合でも、位置情報の閲覧は特定のグループ内のメンバーに留められてむやみに車両の位置情報が閲覧されてしまうことがなくなるとともに、特定のグループ内のメンバーであれば種々の閲覧方法を採用できるので、グループで利用するのに便利となる。
【0042】
また、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形も可能である。
【0043】
上記実施形態では、個人用ファイルに記憶するための位置情報とグループ用ファイルに記憶する位置情報の送信をステップS16、S18にてそれぞれ独立に行なうようにしたが、1回の送信で、個人用ファイルおよびグループ用ファイルの両方に記憶するようにしてもよい。また、上記実施形態では、車両の位置情報を閲覧可能なメンバーを特定する場合と、特定しない場合との両場合について採用するようにしたが、いずれか一方のみを採用するようにしてもよい。
【0044】
また、上記実施形態では、通信端末装置として、車載情報端末装置10、パーソナルコンピュータ30、携帯用個人情報端末装置40または携帯電話50を採用したが、固定局20との交信機能をもつものであれば、前記以外の種々の通信端末装置を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る位置情報提供システムの全体概略図である。
【図2】図1の車載情報端末装置の概略ブロック図である。
【図3】図1の固定局の概略ブロック図である。
【図4】送信側端末装置(車載情報端末装置)、固定局および受信側端末装置(通信端末装置)にて実行されるプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10…車載情報端末装置、20…固定局、30…パーソナルコンピュータ、40…携帯用個人情報端末装置、50…携帯電話、60…ネットワーク(インターネット)、70…中継局、13,21…情報処理装置、14,22…記憶装置、15,23…通信装置、17…ナビゲーション装置。
Claims (6)
- 移動体にて検出されて同移動体の現在位置を表す位置情報を、位置情報の閲覧可または閲覧不可を表す情報を含めて、同移動体から固定局へ送信し、
前記固定局が、前記送信された位置情報を受信して記憶しておき、通信端末装置からの閲覧要求に応答して、前記記憶した位置情報を前記閲覧可または閲覧不可を表す情報に応じて同通信端末装置に提供するようにしたことを特徴とする移動体の位置情報提供方法。 - 移動体にて検出されて同移動体の現在位置を表す位置情報を、特定の通信端末装置からの閲覧を可能とすることを条件に、同移動体から固定局へ送信し、
前記固定局が、前記送信された位置情報を受信して記憶しておき、前記特定の通信端末装置からのみの閲覧要求に応答して、前記記憶した位置情報を前記特定の通信端末装置に提供するようにしたことを特徴とする移動体の位置情報提供方法。 - 前記通信端末装置は、移動可能な通信端末装置および固定された通信端末装置の両者を含むものである前記請求項1または2に記載した移動体の位置情報提供方法。
- 通信端末装置によって閲覧可能な情報を記憶する固定局へ情報を送信することが可能な通信装置と、
移動体の現在位置を検出する現在地検出手段と、
前記検出された現在位置を表す位置情報を、同位置情報の閲覧可または閲覧不可を表す情報を含めて、前記通信装置を介して固定局へ送信して同固定局に記憶させる位置情報送信手段とを備えたことを特徴とする移動体端末装置。 - 特定の通信端末装置によって閲覧可能な情報を記憶する固定局へ情報を送信することが可能な通信装置と、
移動体の現在位置を検出する現在地検出手段と、
前記検出された現在位置を表す位置情報を、前記特定の通信端末装置からのみの閲覧を可能とすることを条件に、前記通信装置を介して前記固定局へ送信して同固定局に記憶させる位置情報送信手段とを備えたことを特徴とする移動体端末装置。 - 前記通信端末装置は、移動可能な通信端末装置および固定された通信端末装置の両者を含むものである前記請求項4または5に記載した移動体端末装置。
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