JP2004086250A - 通信端末 - Google Patents

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JP2004086250A
JP2004086250A JP2002242493A JP2002242493A JP2004086250A JP 2004086250 A JP2004086250 A JP 2004086250A JP 2002242493 A JP2002242493 A JP 2002242493A JP 2002242493 A JP2002242493 A JP 2002242493A JP 2004086250 A JP2004086250 A JP 2004086250A
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Yukihiro Furuya
古谷 幸廣
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Abstract

【課題】自局メールアドレスの変更に伴うアドレス変更通知の手間を軽減して利便性の向上を図った通信端末を提供する。
【解決手段】自局メールアドレスを記憶する自局情報記憶部16と、他局メールアドレスを記憶する電話帳情報記憶部15と、アドレス変更通知メールの基本型を記憶するメール基本型記憶部21と、自局メールアドレスの変更に基づいて基本型及び自局メールアドレスからアドレス変更通知メールの本文を自動生成し、電話帳情報記憶部15に記憶された他局メールアドレス宛に自動送信するアドレス変更通知手段32,33とを備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPHS等の通信端末に関し、特に、メール機能を有する通信端末の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やPHS等の通信端末は、電子メール等を作成して送信したり受信したりするメール機能を有するようになってきており、これらの機能を有する通信端末が急速に普及してきている。一方、広告メール等のメールを無作為に送りつけてくる悪質な迷惑メールが社会問題となってきており、このような迷惑メールが送りつけられてくることに対する防衛策としては、通信端末に割り当てられているメールアドレスを変更することが有効な手段となっている。
【0003】
ところで、通信端末に割り当てられたメールアドレスを変更した場合、変更する前のメールアドレス宛に送られてきたメールは受信できなくなってしまうので、知人等の連絡先にはメールアドレスを変更した旨の通知をメール等によって行う必要がある。
【0004】
従来の通信端末の一例として携帯電話機を図13に示す。図13は、携帯電話機の構成を示すブロック図である。この携帯電話機100は、通信事業者等が運営する移動体通信網に電波を介して接続するアンテナ101と、アンテナ101が接続され、アンテナ101を介して電波の送受信を行う送受信部102と、液晶表示画面等の表示画面から成り、電話番号やメールアドレス、文字情報等を表示する表示部103と、操作キーや選択キー、送信キー等の各種機能キーから成り、キー入力を行うキー入力部104と、連絡先の電話番号やメールアドレス等の他局情報を記憶する電話帳情報記憶部105と、利用者の電話番号やメールアドレス、名前等の自局情報を記憶する自局情報記憶部106と、RAM等のメモリ上にあり、メール等の作成編集の作業領域であるメール作成編集領域107と、送信されたメールを記憶するメール送信履歴情報記憶部108と、各部102〜108を制御する制御部109とを備えている。
【0005】
図14は、自局メールアドレスの変更に伴うアドレス変更通知の手順を示す説明図である。携帯電話機100の利用者であるユーザが機器に割り当てられたメールアドレス(これを自局メールアドレスという)Aを変更する場合、まず、ユーザが加入する通信事業者等に対して、ユーザは、自局メールアドレスAの変更申請を所定の方法によって行う(ステップS101)。
【0006】
ステップS101において行った変更申請に基づいて通信事業者等から新たな自局メールアドレスBが付与されれば、変更手続きは終了する。なお、このとき、ユーザは、新たに付与された自局メールアドレスBを自局情報記憶部106に自局情報の1つとして登録するものとする(ステップS102)。この登録は、キー入力部104の操作キーを操作して行われる。
【0007】
次に、ステップS102において登録された自局メールアドレスBをメールにして電話帳情報記憶部105に登録されている複数のメールアドレス(これを他局メールアドレスという)C宛にアドレス変更を通知する場合は、ユーザは、キー入力部104の操作キーの操作によってアドレス変更通知メールDを作成する(ステップS103)。このとき、アドレス変更通知メールDは制御部109を介してメール作成編集領域107上に作成されるとともに、制御部109を介して表示部103に表示される。
【0008】
図15は、ユーザが作成したアドレス変更通知メールを示す説明図である。アドレス変更通知メールDは、メール中に自局メールアドレスBの他に、送信先の相手方メールアドレスや件名、送信元のユーザの名前等を入力して作成する。
【0009】
そして、ユーザは、キー入力部104の操作キーの操作によって電話帳情報記憶部105に予め登録されているデータを制御部109を介して表示部103に表示させ、表示部103に表示されたデータの中から、ユーザは、送信したい他局メールアドレスをキー入力部104の選択キーによって選んで、ステップS103において作成されたアドレス変更通知メールの送信先の宛先として設定する(ステップS104)。
【0010】
その後、ユーザがキー入力部104の送信キーを押すと、メール作成編集領域107に作成されたアドレス変更通知メールDが制御部109を介して送受信部102に送られ、アンテナ101を介してステップS104において設定された送信先に送信される(ステップS105)。なお、送信されたメールは制御部109を介してメール送信履歴情報記憶部108に保存される。
【0011】
ステップS105に続いて、ステップS104において設定した他局メールアドレスと異なる他局メールアドレス宛にアドレス変更通知を行う場合には、ステップS103からステップS105を繰り返す(ステップS106〜ステップS108)。この手順をアドレス変更通知したい複数の他局メールアドレスCのすべてに対して繰り返す。そして、他局メールアドレスCのすべてに対してアドレス変更通知メールDが送信されると、アドレス変更通知が完了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の通信端末では、複数の他局メールアドレスCに対してアドレス変更通知をメールで行うのに、各他局メールアドレス毎にアドレス変更通知メールDを作成しなければならないとともに、その都度、送信先となる他局メールアドレスを電話帳情報記憶部105から呼び出して、アドレス変更通知メールDの宛先として設定してアドレス変更通知メールDを送信しなければならないので、非常に手間がかかるといった問題があった。このため、自局メールアドレスを頻繁に変更するような場合や、連絡先が多い場合にはその変更通知は実質上不可能な状況にあった。
【0013】
なお、特開2001−238259号公報に、携帯電話機向けのURL通知装置が記載されているが、これは、携帯電話機からの着呼に応答して、発信者の電話番号をもとに発信者の携帯電話機のメールアドレスを割り出し、この発信元のメールアドレス宛にURLを通知するメールを送信するものであり、携帯電話機の利用者からの求めに応じてURLをメールによって通知するものであって、予め登録された複数の他局メールアドレスに対して自局メールアドレスの変更を通知するメールを送信するものではなく、従って、アドレス変更通知にかかる手間を軽減できるものではない。
【0014】
本発明は、斯かる実情に鑑み、自局メールアドレスの変更に伴うアドレス変更通知にかかる手間を省いて利便性の向上を図った通信端末を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自局メールアドレスを記憶する自局情報記憶部と、他局メールアドレスを記憶する電話帳記憶部と、アドレス変更通知メールの雛形を記憶する雛形記憶部と、自局情報記憶部に記憶された自局メールアドレスを変更するアドレス変更手段と、自局メールアドレスの変更に基づいて上記雛形及び自局メールアドレスからアドレス変更通知メールを自動生成し、電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレス宛に送信するアドレス変更通知手段とを備えたことを特徴とする通信端末にかかるものである。
【0016】
このような構成によれば、自局メールアドレスの変更に伴い電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレスに対してアドレス変更通知をメールによって行う際に、自局メールアドレスの変更を通知するアドレス変更通知メールが自動的に作成される。そして、電話帳記憶部のデータの中から他局メールアドレスが自動的に抽出されて、抽出された他局メールアドレス宛にアドレス変更通知メールが自動的に送信されるので、アドレス変更通知にかかる手間が殆ど省かれて機器の利便性が向上する。
【0017】
上記電話帳記憶部が、2以上の他局メールアドレスを記憶し、上記アドレス変更通知手段が、電話帳記憶部に記憶された各他局メールアドレスに対してアドレス変更通知メールを自動送信するようにすると、電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレスが多数存在する場合にも、そのすべての他局メールアドレス宛にアドレス変更通知メールが自動的に送信されるので、機器の利用者が各他局メールアドレス毎に逐一送信の操作を行う従来のものに比べて、送信する手間が軽減される。
【0018】
上記アドレス変更通知手段が、自局情報記憶部に記憶された利用者の名前及び自局メールアドレスと、上記雛形とに基づいて、アドレス変更通知メールの本文を作成するようにすると、アドレス変更通知メールの通知内容がわかりやすくて好ましい。
【0019】
上記アドレス変更通知手段が、アドレス変更通知メールの送信を開始する前において、アドレス変更通知手段により生成されたアドレス変更通知メールの本文を表示するメール表示手段と、メール表示手段に表示されたアドレス変更通知メールの本文を編集するメール編集手段とを設けるようにすると、利用者は、表示を見ながら、送信前にメール本文を編集することができる。
【0020】
上記電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレスを表示するアドレス表示手段と、アドレス表示手段に表示された他局メールアドレスに対してアドレス変更通知メールの送信可否を選択する可否選択手段とを設けるようにすると、利用者は、表示を見ながら、自動送信前に送信先アドレスに対して通知メールの送信可否を選択することができる。
【0021】
上記電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレスと異なる他局メールアドレスを入力するアドレス入力手段を備え、このアドレス入力手段により入力された他局メールアドレスに対しても、アドレス変更通知手段はアドレス変更通知メールを送信するようにすると、利用者は、電話帳記憶部に無いメールアドレスを入力することができ、このメールアドレスに対しても通知メールを送信することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯電話機の一構成例を示したブロック図である。この携帯電話機10は、アンテナ11、送受信部12、表示部13、キー入力部14、電話帳情報記憶部15、自局情報記憶部16、メール作成編集領域17、メール送信履歴情報記憶部18、制御部19、メール送信先記憶部20及びメール基本型記憶部21から成る。図13に示した従来の携帯電話機と比較すれば、制御部19、メール送信先記憶部20及びメール基本型記憶部21を備えている点で異なる。
【0023】
メール基本型記憶部21は、自局メールアドレスの変更を通知する複数の電子メール(アドレス変更通知メール)の雛形を記憶する記憶手段である。この雛形(変更通知メール基本型)は、各アドレス変更通知メールの共通データから成り、メール基本型記憶部21に予め登録されている。
【0024】
メール送信先記憶部20は、アドレス変更通知メールの送信先を記憶する記憶手段である。アドレス変更通知メールの送信先は、複数(2以上)の他局メールアドレスから成り、電話帳情報記憶部15に記憶されている他局メールアドレスから抜き出され、制御部19によって書き込まれる。
【0025】
メール作成編集領域17は、アドレス変更通知メールを記憶する記憶手段である。このメール作成編集領域17は、RAM等のメモリ上にある。アドレス変更通知メールは、制御部19によって生成され、メール作成編集領域17に書き込まれた後、送信される。
【0026】
制御部19は、携帯電話機10の主要な動作制御を行い、CPU等から構成される。その各機能は、ソフトウエアにより実現される。この制御部19は、メイン制御部31と、メール自動生成制御部32と、メール自動送信制御部33とを備える。
【0027】
メイン制御部31は、入出力制御と、自局情報及び他局情報の管理を行っている。すなわち、キー入力部14及び表示部13を制御し、利用者によるキー操作を検出し、あるいは、利用者に対する表示出力を行っている。また、キー入力部14等から入力された自局情報を自局情報記憶部16に登録するとともに、登録された自局情報の読み出しを行う。同様にして、他局情報を電話帳情報記憶部15に登録するとともに、登録された他局情報の読み出しを行う。
【0028】
また、メイン制御部31は、送信先となる他局メールアドレス(送信先メールアドレス)の抽出を行う。この送信先の抽出は、自局メールアドレスの変更時に行われ、電話帳情報記憶部15に登録された他局情報の中から他局メールアドレスを読み出して行われる。読み出された複数の他局メールアドレスは、メイン制御部31によって送信先メールアドレスとしてメール送信先記憶部20に書き込まれる。
【0029】
メール自動生成制御部32は、アドレス変更通知メールの自動生成を行う。この自動生成は自局メールアドレスの変更時に行われ、生成されたアドレス変更通知メールはメール作成編集領域17に書き込まれる。
【0030】
メール自動生成制御部32は、自局情報記憶部16に登録された自局メールアドレスの変更時に、メイン制御部31によって起動される。起動されたメール自動生成制御部32は、自局情報及び変更通知メール基本型に基づいてアドレス変更通知メールを生成する。すなわち、自局情報記憶部16から自局情報を読み出し、自局情報を変更通知メール基本型に付加する。例えば、変更通知メール基本型に自局利用者の名前や変更後の自局メールアドレスを追加した電子メールが作成される。
【0031】
メール自動送信制御部33は、アドレス変更通知メールの自動送信を行っている。メール自動送信制御部33は、アドレス変更通知メールの生成後にメール自動生成制御部32によって起動される。起動されたメール自動送信制御部33は、アドレス変更通知メールを読み出し、これに送信先を設定して送信を開始する。すなわち、メール作成編集領域17に記憶されたアドレス変更通知メールに、メール送信先記憶部20から読み出した送信先メールアドレスを付加して送受信部12へ出力する。また、送信したアドレス変更通知メールをメール送信履歴情報記憶部18に記憶する。
【0032】
なお、メール自動送信制御部33は、アドレス変更通知メールをメール送信先記憶部20に記憶された送信先メールアドレス毎に送信する。すなわち、メール送信先記憶部20に記憶されている複数の送信先メールアドレスを順次に読み出し、アドレス変更通知メールに送信先として付加して送信する。この様にして、各送信先メールアドレスに対してアドレス変更通知メールが送信され、全ての送信先メールアドレスに対してアドレス変更通知メールが送信されると、送信を終了する。
【0033】
図2は、図1の電話帳情報記憶部15に記憶されている電話帳データの一例を示した図である。電話帳情報記憶部15には、電話帳データとして、他局情報41が所定の形式に従って登録されている。例えば、他局利用者の名前42、他局電話番号43、他局メールアドレス44等が各局ごとに記憶されている。これらの登録及び編集は、メイン制御部31によって行われる。
【0034】
図3は、図1の自局情報記憶部16に記憶されている自局情報の一例を示した図である。自局情報記憶部16には、自局利用者の個人情報を含む自局情報45が所定の形式に従って登録されている。例えば、自局利用者の名前B2、自局メールアドレスB1、誕生日46、住所47等が登録されている。これらの登録及び編集は、メイン制御部31によって行われる。
【0035】
図4は、図1のメール送信先記憶部20に書き込まれる送信先メールアドレスC1の一例を示した図である。自局メールアドレスの変更時に電話帳情報記憶部15から抽出された全ての他局メールアドレスが、メール送信先記憶部20に書き込まれる。なお、電話帳情報記憶部15にメールアドレスが登録されている他局についてのみ抽出が行われる。これらの抽出及び書き込みは、メイン制御部31によって行われる。
【0036】
図5は、図1のメール基本型記憶部21に記憶されている変更通知メール基本型の一例を示した図である。変更通知メール基本型22は、送信される全てのアドレス変更通知メールの共通データである。ここでは、送信先メールアドレスC1、自局利用者の名前B2、自局メールアドレスB1以外のデータ、つまり、自局情報45を除くメール本文24及び件名23が記憶されている。
【0037】
図6は、図1のメール作成編集領域17に書き込まれるアドレス変更通知メールの一例を示した図である。アドレス変更通知メールD1は、メール自動生成制御部32によって変更通知メール基本型22に自局情報45を付加して生成される。すなわち、変更通知メール基本型22のメール本文24中に自局利用者の名前B2及び自局メールアドレスB1が追加される。
【0038】
図7及び図8のステップS11〜S18は、図1の携帯電話機10の動作の一例を示したフローチャートである。このフローチャートには、アドレス変更通知メールを自動送信するためのアドレス変更通知処理が示されている。
【0039】
自局メールアドレスを変更した場合、利用者は、キー入力部14を操作して、新たな自局メールアドレスB1を入力し、自局情報記憶部16に登録する。メイン制御部31は、キー入力部14からの入力操作を監視しており、自局メールアドレス変更の入力操作が行われた場合には、新たな自局メールアドレスB1を自局情報記憶部16に書き込む(ステップS11)。
【0040】
新たな自局メールアドレスB1が登録されると、メイン制御部31は、自局メールアドレスの変更通知を行うか否かについて、自局利用者の意思確認を行う。すなわち、表示部13に、アドレス変更を通知するか否かを照会する旨の画面表示を行う。自局利用者は、この表示に基づいて、キー入力部14の選択キーを操作し、アドレス変更の通知又は非通知を選択する(ステップS12)。このとき、非通知が選択されれば、メイン制御部31は、このアドレス変更通知処理を終了する。
【0041】
ステップS12において通知が選択された場合、メイン制御部31は、電話帳情報記憶部15に他局メールアドレスが登録されているかどうかを調べる(ステップS13)。この結果、電話帳情報記憶部15に他局メールアドレスが登録されていない場合には、他局メールアドレスが登録されていない旨を表示部13に表示して、このアドレス変更通知処理を終了する。
【0042】
電話帳情報記憶部15に他局メールアドレスが登録されていれば、メイン制御部31は、電話帳情報記憶部15の他局情報41の中から、アドレス変更通知メールD1の送信対象となる他局メールアドレスをすべて抽出し、メール送信先記憶部20に書き込む(ステップS14)。これに伴って、メイン制御部31は、メール自動生成制御部32に対してアドレス変更通知メールD1の自動生成を指示する。
【0043】
メイン制御部31からの指示に基づいてメール自動生成制御部32は、メール基本型記憶部21から変更通知メール基本型22を読み出す。自局情報記憶部16から自局メールアドレスB1及び自局利用者の名前B2を読み出し、変更通知メール基本型22のメール本文24中に追加する。そして、変更通知メール基本型22に自局メールアドレスB1及び名前B2を追加したアドレス変更通知メールD1を、メール作成編集領域17に書き込む(ステップS15)。これに伴って、メール自動生成制御部32は、メール自動送信制御部33に対してアドレス変更通知メールD1の自動送信を指示する。
【0044】
メール自動生成制御部32からの指示に基づいてメール自動送信制御部33は、メール送信先記憶部20に書き込まれた送信先メールアドレスC1の中からメールアドレスの1つを読み出す。そして、このメールアドレスをメール作成編集領域17から読み出したアドレス変更通知メールD1に付加してアドレス変更通知メールD1の送信先として設定する(ステップS16)。なお、読み出された送信先メールアドレスはメール送信先記憶部20から消去される。
【0045】
メール自動送信制御部33は、ステップS16において設定したメールアドレスを宛先にしてアドレス変更通知メールD1を送受信部12に出力する。そして、送受信部12からアンテナ11を介してアドレス変更通知メールD1が送信される(ステップS17)。なお、送信されたアドレス変更通知メールD1はメール送信履歴情報記憶部18に保存される。
【0046】
メール自動送信制御部33は、メール送信先記憶部20に書き込まれた送信先メールアドレスC1の中からメールアドレスを1つ1つ読み出し、読み出したメールアドレス宛にアドレス変更通知メールD1を順次に送信する。つまり、送信先メールアドレスC1の全てに対してアドレス変更通知メールD1が送信されるまでステップS16からステップS17を繰り返す。そして、メール送信先記憶部20に書き込まれた送信先メールアドレスC1の全てに対してアドレス変更通知メールD1が送信された場合に、このアドレス変更通知処理を終了する。
【0047】
本実施の形態によれば、自局メールアドレスの変更に伴い自局メールアドレスの変更通知を電話帳情報記憶部15に登録された複数の他局メールアドレスに対してメールで行う場合に、利用者はアドレス変更通知を行うかどうかを選択キーで選択する。これによって、変更を通知するアドレス変更通知メールD1が自動的に作成されて送信先メールアドレスC1宛に自動送信されるので、アドレス変更通知にかかる手間を省くことができるとともに、自局メールアドレスの度重なる変更にも容易に対応することができる。
【0048】
また、送信先メールアドレスC1の数が多い場合にも、そのすべてのメールアドレスに対してアドレス変更通知メールD1が自動的に送信されるので、前述した従来の携帯電話機のように利用者が各メールアドレス毎に逐一メールを作成して送信するのに比べて、アドレス変更通知の手間がより軽減される。
【0049】
なお、ステップS14において送信先メールアドレスC1をメール送信先記憶部20に書き込んでから、ステップS15においてアドレス変更通知メールD1を生成しているが、アドレス変更通知メールD1を生成してから送信先メールアドレスC1をメール送信先記憶部20に書き込むようにしても良い。
【0050】
また、ステップS16,S17において、送信先メールアドレスC1の各メールアドレスをアドレス変更通知メールD1に順次に付加して送信するとしているが、メール送信先記憶部20に書き込まれた送信先メールアドレスC1の全てについて、各送信先メールアドレス毎のアドレス変更通知メールを一括して生成し、これを順次送信するようにしても良い。
【0051】
図9は、メール作成編集領域17に一括して生成されたアドレス変更通知メールD2を示した図である。
【0052】
なお、本実施形態では、アンテナ11を介して通信事業者等の運営する移動体無線通信網に接続されており、この移動体無線通信網を介して他局とのメール等の送受信が行われるが、アンテナ11の代わりにモデム等を介して有線で通信網に接続されるものであっても良い。
【0053】
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2による携帯電話機の一構成例を示したブロック図である。本実施形態において、メール自動生成制御部32は、生成したアドレス変更通知メールD1をメール作成編集領域17から読み出して表示部13に出力し、アドレス変更通知メールD1のメール本文をキー入力部14からの入力に基づいて編集する手段となっている。なお、その他の構成は、図1に示した実施の形態1と同様である。
【0054】
図11のステップS25〜S30は、図10の携帯電話機10の動作の一例を示したフローチャートである。このフローチャートにおけるステップS25からステップS30までの処理手順は、前述した図7のステップS11からステップS14までの処理手順に引き続いて実行される。
【0055】
ステップS14においてメイン制御部31がアドレス変更通知メールD1の自動生成を指示すると、この指示に基づいて、メール自動生成制御部32は、メール基本型記憶部21から変更通知メール基本型22を読み出す。そして、自局情報記憶部16から読み出した自局メールアドレスB1及び自局利用者の名前B2を、変更通知メール基本型22のメール本文中に付加してアドレス変更通知メールD1を生成し、メール作成編集領域17に書き込む(ステップS25)。
【0056】
その後、メール自動生成制御部32は、メール作成編集領域17からアドレス変更通知メールD1を読み出して表示部13に出力し、アドレス変更通知メールD1の通知内容を変更するか否かについて、自局利用者の意思確認を行う。すなわち、表示部13にアドレス変更通知メールD1のメール本文を画面表示するのに伴って、通知内容を変更するか否かを照会する旨を表示部13に画面表示する。自局利用者は、この表示に基づいて、キー入力部14の選択キーを操作し、通知内容を変更するか或いは変更しないかを選択する(ステップS26)。通知内容を変更しない場合、メール自動生成制御部32は、メール自動送信制御部33に対してアドレス変更通知メールD1の自動送信を指示する。
【0057】
ステップS26において通知内容を変更する場合、メール自動生成制御部32は、キー入力部14からの入力操作を監視し、自局利用者によるメール本文内容の編集に備える。自局利用者は、表示部13に表示されたアドレス変更通知メールD1のメール本文内容を、操作キーを操作して編集する(ステップS30)。メール自動生成制御部32は、キー入力部14からの入力操作に基づきメール本文内容を編集し、その編集結果を表示部13に表示する。そして、編集終了後、編集後のアドレス変更通知メールD1をメール作成編集領域17に書き込み、メール自動送信制御部33に対してアドレス変更通知メールD1の自動送信を指示する。
【0058】
ステップS27以降の処理手順は、図8のステップS16以降の処理手順と同様であり、ステップS27以降の説明を省略する。
【0059】
本実施の形態によれば、アドレス変更通知に要する手間が軽減できるとともに、アドレス変更通知メールD1の自動送信が開始される前において、メール本文中の通知内容等を定型のものに対して任意の内容、例えば、連絡したい事項等を書き込んだり、利用者の好みに応じてアレンジできるので、機器の利便性が向上する。
【0060】
実施の形態3.
実施の形態2では、電話帳情報記憶部15の全ての他局メールアドレスに対し、アドレス変更通知メールD1を自動送信する場合について説明した。これに対し、本実施の形態では、利用者による送信先メールアドレスC1の変更後にメール送信を行う場合について説明する。すなわち、メイン制御部31は、メール送信先記憶部20に書き込んだ送信先メールアドレスC1を表示部13に出力し、送信先メールアドレスC1をキー入力部14からの入力に基づいて変更する。
【0061】
図12は、本発明の実施の形態3の動作の一例を示したフローチャートである。このフローチャートにおけるステップS35からステップS42までの処理手順は、前述した図7のステップS11からステップS14までの処理手順に引き続いて実行される。
【0062】
ステップS14において、メイン制御部31は、電話帳情報記憶部15から他局メールアドレスを抜き出し、メール送信先記憶部20に書き込む。そして、書き込んだ送信先メールアドレスC1をメール送信先記憶部20から読み出し、表示部13に出力する。すなわち、表示部13に送信先メールアドレスC1の一覧を画面表示する。
【0063】
その後、メイン制御部31は、送信先メールアドレスC1を変更するか否かについて、自局利用者の意思確認を行う。すなわち、送信先メールアドレスC1を変更するか否かを照会する旨を表示部13に画面表示する。自局利用者は、この表示に基づいて、キー入力部14の選択キーを操作し、変更するか或いは変更しないかを選択する(ステップS35)。送信先メールアドレスC1を変更しない場合、メイン制御部31は、メール自動生成制御部32に対してアドレス変更通知メールD1の自動生成を指示する。
【0064】
ステップS35において送信先メールアドレスC1を変更する場合、メイン制御部31は、キー入力部14からの入力操作を監視し、自局利用者による送信先メールアドレスC1の変更に備える。自局利用者は、表示部13に表示された送信先メールアドレスC1の一覧内容を、操作キーを操作して変更する(ステップS42)。
【0065】
例えば、アドレス変更通知メールD1を送信したくない他局メールアドレスが含まれている場合には、表示部13に表示された送信先メールアドレスC1の一覧リストの中から、当該他局メールアドレスを選択して送信先メールアドレスC1の一覧から削除することができる。また、一覧リストに無い他局メールアドレスを追加したい場合には、キー入力部14から当該他局メールアドレスを入力して送信先メールアドレスC1の一覧に追加することができる。
【0066】
メイン制御部31は、キー入力部14からの入力操作に基づき送信先メールアドレスC1の一覧内容を変更し、その変更結果を表示部13に表示する。そして、変更終了後、変更後の送信先メールアドレスC1をメール送信先記憶部20に書き込み、メール自動生成制御部32に対してアドレス変更通知メールD1の自動生成を指示する。
【0067】
ステップS36以降の処理手順は、図11のステップS25以降の処理手順と同様であり、ステップS36以降の説明を省略する。
【0068】
なお、ステップS42において、一覧リスト中の各送信先メールアドレスC1に対して、一覧リストから削除することなく、個別にアドレス変更通知メールD1を送信するか否かを選択できるようにしても良い。この場合、例えば、送信しないものについては、特定のコード等をメールアドレスに付加してメール送信先記憶部20に記録し、この特定のコード等に基づいてアドレス変更通知メールD1が送信されないようにすればよい。
【0069】
本実施の形態によれば、アドレス変更通知にかかる手間が軽減されるとともに、送信先のメールアドレスを表示画面上において確認することができ、その送信先リストに過不足があった場合に送信先メールアドレスC1の追加又は削除が行えるので、より機器の利便性が向上する。
【0070】
尚、本発明の通信端末は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の通信端末によれば、自局メールアドレスの変更に基づいてアドレス変更通知メールが自動生成され、電話帳記憶部に登録された他局メールアドレス宛にアドレス変更通知メールが自動送信されるので、アドレス変更の通知にかかる手間が軽減されて、機器の利便性が向上するという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による携帯電話機の構成例を示したブロック図である。
【図2】図1の携帯電話機の電話帳データの一例を示した図である。
【図3】図1の携帯電話機の自局情報の一例を示した図である。
【図4】図1の携帯電話機の送信先メールアドレスの一例を示した図である。
【図5】図1の携帯電話機の変更通知メール基本型の一例を示した図である。
【図6】図1の携帯電話機のアドレス変更通知メールの一例を示した図である。
【図7】図1の携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートである。
【図8】図1の携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートである。
【図9】アドレス変更通知メールの自動生成の別例を示した説明図である。
【図10】本発明の実施の形態2による携帯電話機の構成例を示したブロック図である。
【図11】図10の携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態3による携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートである。
【図13】従来の携帯電話機の構成例を示したブロック図である。
【図14】図13の携帯電話機におけるアドレス変更の通知の手順の一例を示した説明図である。
【図15】図13の携帯電話機におけるアドレス変更を通知するメールの一例を示した説明図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機、11 アンテナ、12 送受信部、13 表示部、
14 キー入力部、15 電話帳情報記憶部、16 自局情報記憶部、
17 メール作成編集領域、18 メール送信履歴情報記憶部、19 制御部、
20 メール送信先記憶部、21 メール基本型記憶部、
22 変更通知メール基本型、24 メール本文、31 メイン制御部、
32 メール自動生成制御部、33 メール自動送信制御部、
B1 自局メールアドレス、B2 自局利用者の名前、
C1 送信先メールアドレス、D1 アドレス変更通知メール

Claims (6)

  1. 自局メールアドレスを記憶する自局情報記憶部と、他局メールアドレスを記憶する電話帳記憶部と、アドレス変更通知メールの雛形を記憶する雛形記憶部と、自局情報記憶部に記憶された自局メールアドレスを変更するアドレス変更手段と、自局メールアドレスの変更に基づいて上記雛形及び自局メールアドレスからアドレス変更通知メールを自動生成し、電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレス宛に送信するアドレス変更通知手段とを備えたことを特徴とする通信端末。
  2. 上記電話帳記憶部が、2以上の他局メールアドレスを記憶し、上記アドレス変更通知手段が、電話帳記憶部に記憶された各他局メールアドレスに対してアドレス変更通知メールを自動送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 上記アドレス変更通知手段が、自局情報記憶部に記憶された利用者の名前及び自局メールアドレスと、上記雛形とに基づいて、アドレス変更通知メールの本文を作成することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  4. 上記アドレス変更通知手段が、アドレス変更通知メールの送信を開始する前において、アドレス変更通知手段により生成されたアドレス変更通知メールの本文を表示するメール表示手段と、メール表示手段に表示されたアドレス変更通知メールの本文を編集するメール編集手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  5. 上記電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレスを表示するアドレス表示手段と、アドレス表示手段に表示された他局メールアドレスに対してアドレス変更通知メールの送信可否を選択する可否選択手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  6. 上記電話帳記憶部に記憶された他局メールアドレスと異なる他局メールアドレスを入力するアドレス入力手段を備え、このアドレス入力手段により入力された他局メールアドレスに対しても、アドレス変更通知手段はアドレス変更通知メールを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
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