JP2004086242A - 商品販売管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】商品販売管理システム1は駅ホームの売店などに設置される。タッチパネル7aには、売店前に陳列された販売員の手に届かない場所の新聞や週刊誌などの商品名が表示される。顧客が自ら新聞を取り出して購入した場合は、販売員がその新聞名を見てタッチパネル7aに表示された商品名を触れて販売情報を入力する。奥の棚に陳列されている商品を販売する場合は、販売員がAバーコードスキャナ5でバーコードを読み取って販売情報を取得する。これらの販売情報はコントロールユニットに送信されて即時に売上集計される。顧客がICカードなどで商品を購入する場合は、Aカード読書ユニット4aで金額情報が読み書きされてコントロールユニット3によって即時に決済処理される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、小規模売店における商品販売管理システムに関するものであり、より詳細には、店舗内に余裕空間が少ない駅ホームの売店などの小規模売店で、複数の顧客に対する商品の同時販売と売上登録を高速で処理するための商品販売管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、『KIOSK(登録商標)』などのような駅ホームの売店のように、店舗内に余裕空間が少なく、且つ少ない販売員で同時に複数の顧客に対して短時間で商品販売を対応しなければいけないような小規模売店には、POS(Point OfSales:販売時点情報管理)システムは導入されていない。従って、このような小規模売店では販売員の記憶によって商品の販売と売上計算を行っている。このような販売員の記憶による販売方法では、販売員の経験の程度にもよるが、顧客自らが所望の品物を取り出し、代金を置いて立ち去るといういわゆる「投げ銭」的な販売にも対応することができる。従って、顧客の来店順にこだわらずに多数の顧客に対してほぼ同時に販売対応することができる。一方、コンビニエンスストア等ではPOSシステムが採用されており、駅ホームの売店のような「投げ銭」的な販売方法はとれないために、POS端末の台数を増やすことによって多数の顧客に対して販売対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の『KIOSK(登録商標)』などの駅ホームの売店で行われているような販売員の記憶による販売方法では、各販売員が全ての商品の価格を記憶しておく必要がある。さらに、極めて短時間で多くの顧客に対応して、商品価格を口頭で伝えたり販売商品の売上計算をしなければならない。そのため、このような小規模売店においては相当な経験を積んだ販売員でないと多くの顧客に対して同時に対応することはできない。また、駅ホームの売店などがコンビニエンスストアのようなPOSシステムを導入しても、店舗内に空間的余裕がないために必要な台数のPOS端未を設置することはできない。そのため、多数の顧客に応対するためには販売員の数を増やす必要があるが、空間的スペースが少ないために、販売員の数が増えると行動範囲が狭まって販売活動が制約されるなどの不具合が生じる。また、販売員の数が増えることによって人件費が高騰してしまう。さらには、POSシステムが導入されていない上に「投げ銭」的な販売にも対応するため、いわゆる電子マネー的な機能を備えたクレジットカードやICカードを使用した販売戦略を行うことができないなどの問題もある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、駅ホームの売店などのような小規模売店において、店舗を大きく改装したり拡大することなく、且つ販売員の数を増やすことなく、多くの顧客に対する商品販売の即時管理ができるような商品販売管理システムを提供することにある。併せて、現金以外に、クレジットカードやICカードなどを用いて、駅ホームの売店などの小規模売店で電子マネーとして購買利用ができるような商品販売管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の商品販売管理システムは、商品の販売情報を集計・管理する商品販売管理システムであって、商品に貼付されているバーコードによりその商品の販売情報を読み取るバーコードリーダと、商品の名称をタッチボタンとして表示し、販売員がタッチボタンに触れることによって該当する商品の販売情報を読み取るタッチパネルと、POS機能を有し、バーコードリーダから受信した販売情報とタッチパネルから受信した販売情報とに基づいて売り上げた商品の販売情報を集計・管理するコントロールユニットとを備えることを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、バーコードリーダによってバーコードを読み取っても、タッチパネルのタッチボタンを触れても、売り上げた商品の販売情報を読み取ることができる。そして、コントロールユニットがこれらの販売情報を即時に集計・管理するので、販売スペースの小さい小規模店舗に最適な商品販売管理システムを構築することができる。
【0006】
また、本発明の商品販売管理システムは、さらに、クレジットカードまたはICカードに記録されている金額情報を読み書きする読書ユニットを備え、コントロールユニットは、現金または読書ユニットより受信した金額情報の何れかに基づいて売り上げた商品の販売情報を集計・管理することを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、現金でもクレジットカードやICカードでも商品を購入することができるので、小規模店舗における商品販売管理システムでPOS機能を有効に発揮することができる。さらには、小規模店舗において電子マネーの普及を促進させることができる。
【0007】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、前記ICカードは、乗車券のプリペイド用としてリサイクル使用できる鉄道用ICカードであることを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、小規模店舗を駅ホームの売店とした場合は、顧客が鉄道用ICカードを用いて電車を利用しながら、その鉄道用ICカードで売店の商品を購入することができるので、顧客にとって極めて利便性の高い商品販売管理システムを構築することができる。
【0008】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、タッチパネルは、販売員が所定の販売ポジションにいたときに手の届かない場所に配置されている商品の名称をタッチボタンとして表示することを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、小規模店舗では販売員の手の届かない場所にまで商品が陳列されているので、それらの商品を顧客が取り出して購入したときには、販売員は、その商品に触ることなく、タッチパネルに表示された商品名のタッチボタンを触れるだけで商品の売上管理を行うことができる。よって、極めて効率的な販売管理を行うことができる。
【0009】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、タッチパネルは、販売員の販売行動を遮る遮蔽物の前方または側方に配置されている商品の名称をタッチボタンとして表示することを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、例えば、駅ホームの売店前に陳列されている新聞などを顧客が自由に取り出して購入する場合、販売員はタッチパネルに表示された新聞名のタッチボタンを触れるだけで商品の売上管理を行うことができる。
【0010】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、バーコードリーダは、販売員の手に届く場所または前記遮蔽物の後方に配置されている商品のバーコードを読み取ることを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、販売員の手が届く場所にある商品はバーコードリーダで商品情報を読み取り、手の届かない場所にある商品はタッチパネルに表示された商品名のタッチボタンを触れることによって商品情報を入力するという使い分けを行うことができる。従って、販売員にとって極めて使い勝手のよい商品販売管理システムを構築することができる。
【0011】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、前記コントロールユニットは、タッチパネルに表示されているタッチボタンの商品名称を、所定の時刻ごとに自動的に変更することを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、売店の店頭に陳列されている新聞などは、朝刊や夕刊が並べられる時刻にあわせてタッチパネルに表示されているタッチボタンの新聞名が自動的に変わる。従って、販売員による表示切り替えの忘れがなくなると共に、小さなタッチパネルで多数の商品名のタッチボタンを表示させることができる。
【0012】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、タッチパネルに表示されているタッチボタンの商品名称は手動によって任意に変更できることを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、各売店の購買動向などに応じて、タッチボタンの商品名称を自在に変更することができるので、各店舗に応じて常に最適な販売状態を維持することができる。
【0013】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、タッチパネルからタッチボタンの商品名称が削除された商品は、バーコードが貼付されている場合はバーコードリーダによって商品情報の読み取りができることを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、例えば、週刊誌などは所定の期限が過ぎると、売店の前から奥の棚に移動するので、それまでタッチパネルに表示していた名称を削除しても、バーコードによって売上の計上を行うことができる。なお、バーコードリーダは、全ての商品情報を読み取ることができ、その一部の商品情報を重複してタッチパネルに表示することを基本とするが、ハーコードリーダまたはタッチパネルのいずれかによって択一的に商品情報を入力する方式としてもよい。
【0014】
また、本発明の商品販売管理システムにおいては、さらにマイクロフォンを備え、コントロールユニットは、このマイクロフォンから受信した音声情報を認識して、売り上げた商品の販売情報を集計・管理することを特徴とする。つまり、本発明の商品販売管理システムによれば、一人の販売員の場合でも、マイクロフォンへ音声によって金額情報を入力すれば、タッチパネルに触れることなく売上処理を行うことができるため、販売員は売上処理を行いながら商品陳列など他の作業を併行して行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明における商品販売管理システムの実施の形態を詳細に説明する。先ず、本発明における商品販売管理システムの概要について説明する。本発明の商品販売管理システムは、『KIOSK(登録商標)』などの駅ホームの売店のような小規模店舗において、販売員の記憶による販売方法ではなく、極めて狭いスペースで設置できるようなPOSシステムを構築して、現金でもクレジットカードやICカードなどの各種カードでも、商品の販売及び決済ができるような商品販売の管理システムを実現したことを特徴とする。特に、ICカードとしては、乗車券のプリペイド用としてリサイクル使用できる『Suica(登録商標)』のような鉄道用ICカードを用いて、駅ホームの売店で商品の販売及び決済ができるようにして、顧客の利便性を図った商品販売管理システムを実現したことを特徴としている。
【0016】
ここで、鉄道用ICカードについて概略説明する。最近、鉄道会社などにおいてリサイクル使用できる鉄道用ICカードを用いた自動改札システムが利用され始めている。鉄道用ICカードは、乗車券をプリペイドするための金額情報が書き込まれた『Suica(登録商標)』などと呼ばれ、定期券やプリペイド型の乗車券として広く普及し始めている。このような鉄道用ICカードをプリペイド乗車券として利用する場合には、あらかじめ鉄道用ICカードに所定の金額情報をチャージ(入金処理)しておけば、この鉄道用ICカードを自動改札機の読取部に触れことによって鉄道用ICカードにチャージされている金額情報が読み取られ、この鉄道用ICカードにチャージされている金額情報から乗車料金が相殺されて行くので、プリペイド型の乗車券として極めて便利なカードである。このような鉄道用ICカードに金額情報をチャージする場合は、通常、カード発売機や乗越し清算機などの読書装置に鉄道用ICカードと所定の金額を投入すれば、鉄道用ICカードに所定の金額情報が書き込まれてチャージが行われる。このようなチャージを繰り返すことによって、鉄道用ICカードは何回でもリサイクル使用することができる。
【0017】
そこで、本発明の商品販売管理システムでは、このような鉄道用ICカードを定期券としての利用や乗車券購入のためのプリペイドカードとしての利用だけでなく、例えば、『KIOSK(登録商標)』のような駅ホームの売店での買い物にも利用することができるように構築されている。このようにして、鉄道用ICカード、つまり『Suica(登録商標)』の利用範囲を拡大して付加価値を高め、電子マネーとして利用できる地位を確率することによって、『KIOSK(登録商標)』などの駅ホームの売店に留まらず、他業種まで含めた一般の店舗への利用の普及拡大を図ることができる。つまり、本発明の商品販売管理システムは、現金、クレジットカード、ICカード、鉄道用ICカードの何れによっても駅ホームの売店などで商品の販売ができるように構築されている。尚、以下の説明では、最も望ましいモデルとして、現金及び鉄道用ICカードによって商品販売を行う商品販売管理システムの実施の形態について述べることにする。
【0018】
つまり、本発明の商品販売管理システムでは、駅ホームの売店(例えば『KIOSK(登録商標)』)などにおいて、現金での支払い以外に鉄道用ICカード(例えば『Suica(登録商標)』)での支払いができるようになっている。そして、現金での支払いか鉄道用ICカードによる支払いかに関わらず、商品代金の読み込みは、バーコードリーダによる読み込みとタッチパネルに表示された商品名へのタッチとの併用によって行われている。これによって、従来の販売システムのようにレジスタのキーをたたいて金額情報を入力するという面倒な操作から解消される。尚、鉄道用ICカードへの金額情報の読み書きは通常のICカードと同様に読書装置(Reader/Writer)によって行うことができる。
【0019】
ここで、タッチパネルに表示する商品名は、例えば、新聞などのようにバーコードのない商品の名称とか、販売員の立つ位置より前にある商品の名称などとする。つまり、新聞などはバーコードを表示することができないし、半日単位で商品が入れ替わるので、その都度タッチパネルの表示名を入れ替えれば、所望の商品名をタッチパネルに簡単に表示することができる。
【0020】
また、駅ホームの売店などは顧客側と販売員側はカウンタや商品によって遮られているので、販売員は顧客側に陳列されている商品については取り出すことができないが、顧客はこれらの商品を自由に取り出して購入することができる。一方、売店の奥の棚などに置いてある商品は販売員が自由に取り出すことができるので、これらの商品については、販売員が後ろを向いてバーコードリーダによって所望の商品のバーコードを読み取った後、前にいる顧客に対して所望の商品を渡すという販売動作を行うことができる。
【0021】
つまり、販売員の立つ位置より前にある商品は、顧客側は自由に取り出すことができるが、販売員はそれらの商品を取り出して顧客に渡すことはできない。そこで、販売員の立つ位置より前にあって顧客が自由に取り出せる位置にある商品については、それらの商品の名称をタッチパネルに表示させる。これによって、顧客が所望の商品を取り出したときに、販売員がタッチパネルによってその商品名に触れて入力すれば、その商品の売上が計上されるので、従来のような「投げ銭」的な販売にも対応することができる。
【0022】
例えば、新聞や発売直後の週刊誌などは販売員の立つ位置より前(つまりカウンタの前側)に置かれているので、顧客がこれらの新聞や週刊誌などを買う場合は、販売員がそれらの商品に触ることなく、顧客自らが新聞や週刊誌を取りながら料金を渡す。そして、販売員は、顧客が購入した新聞や週刊誌の名前を見てタッチパネル上の該当する商品名に触れて売上を計上する。このような「投げ銭」的な販売の可能性のある商品の名称をタッチパネルに表示することにより、商品の迅速な販売に対応することができる。つまり、販売員がタッチパネルに触れるだけで商品の販売情報を入力することができるので、バーコードを読ませる時間を省略することができる。
【0023】
次に、タッチパネルに表示する商品名は任意に切り替えができるようになっている。例えば、新聞の場合、スポーツ新聞などはほぼ午後1時ごろまでしか販売していないため、その後は夕刊紙が売店の店頭に並ぶことになる。したがって、タッチパネルに表示されている各新聞の名称を、例えば、午後1時ごろに切り替えることによって、店頭に並べられている商品とタッチパネルに表示する商品名とを容易に一致させることができる。
【0024】
また、週刊誌や月刊誌などは、発売直後は売店の店頭に並べられているが、暫らく過ぎると売店のうしろの棚に並べられる。従って、週刊誌や月刊誌などは発売から所定日数だけタッチパネルにその名称を表示し、その後(より正確には、所定日数経過後の所定時刻……例えば開店時刻以降)は、タッチパネルからそれらの名称表示を削除し、それらの週刊誌や月刊誌などをうしろの棚から取り出しながらバーコードを読み取って販売するという販売方法にも対応することができる。尚、新聞や週刊誌や雑誌などに限らず、ガムなどの小物が売店の前(つまり、カウンタの前)に並べられている場合には、販売員がそれらの商品に直接触れないで顧客が直接取って購入して行くので、これらの商品についてもタッチパネルによる商品名の表示が必要である。従って、売店の前面とか側面の外側といった販売員が直接触れることのできない場所に陳列されている商品の名称をタッチパネルに表示し、販売員が直接触れることのできる場所に陳列されている商品はバーコードリーダによってバーコードを読み取るという使い分けを行うようにしても良いし、バーコードが付いている限り、全部の商品のデータをバーコードリーダによって読み取ることを可能とする一方、必要な商品名をタッチパネルに表示するようにしてもよい。
【0025】
次に、本発明における商品販売管理システムの具体的な実施の形態について説明する。本発明の商品販売管理システムは、駅ホームの売店(例えば『KIOSK(登録商標)』)などのような商品陳列の空間が少ない店舗内に構築されるシステムである。図1は、本発明における商品販売管理システムの構成の一例を示すイメージ図である。この商品販売管理システム1は、例えば売店の正面付近に設置され、テーブル2の上には、コントロールユニット3、定置型スキャナ5、兼用スキャナ6、タッチパネル7a及びカスタマディスプレイ7bからなるディスプレイ装置、音声入力ヘッドセット8、及びレシートジャーナル印刷装置9が設置されている。また、テーブル2の正面の顧客側には2台のカード読書ユニット4a,4bが設置されている。従って、図の右斜め下方が販売員側であり、左斜め上方が顧客側である。
【0026】
次に、図1のように配置された本発明の商品販売管理システムの基本的なシステム構成について説明する。図2は、本発明の商品販売管理システムにおける、カード読書ユニットとバーコードユニットの組み合わせを固定した場合の基本的なシステム構成図である。つまり、図2は、図1に配置されている各装置のうち、商品販売管理システムを構築するための基本的な部分のみを構成したシステム構成図である。従って、図2において、図1と同一装置については同一符合が付してある。以下、図1及び図2を用いて、本発明の商品販売管理システムについて詳細に説明する。
【0027】
図1及び図2において、商品販売管理システム1は、POS機能を有する1台のコントロールユニット3に対して、鉄道用ICカードに対して情報の読み書きを行う2台のカード読書ユニット(Aカード読書ユニット4aとBカード読書ユニット4b)、Aバーコードスキャナ(定置型スキャナ)5とBバーコードスキャナ(兼用スキャナ)6からなる2台のバーコードスキャナ、及びディスプレイ装置に構成されているタッチパネル7aとカスタマディスプレイ7bが接続されている。尚、Aカード読書ユニット4aとAバーコードスキャナ(定置型スキャナ)5はコントロールユニット3のAエリアに接続され、Bカード読書ユニット4bとBバーコードスキャナ(兼用スキャナ)6はコントロールユニット3のBエリアに接続されている。
【0028】
尚、図1において、定置型スキャナ5は固定された位置に設置され、その位置にいる販売員が商品のバーコードを読み取るためのスキャナである。また、兼用スキャナ6は自由に移動させることができるので、その兼用スキャナ6が現在置かれている位置にいる販売員が商品のバーコードを読み取ることもできるし、定置型スキャナ5が故障した場合は兼用スキャナ6を所望の位置に移動させて使用することもできる。しかし、図2について説明する場合は、スキャナの位置の移動が自在であるか否かは関係ないので、便宜的に、定置型スキャナ5をAバーコードスキャナ5とし、兼用スキャナ6をBバーコードスキャナ6として述べることにする。
【0029】
図2に示すようなシステム構成によって、1台のコントロールユニット3は、2台のカード読書ユニット4a,4bとAバーコードスキャナ5及びBバーコードスキャナ6の2台のバーコードスキャナの情報を同時に処理することができる。つまり、顧客が、現金ではなく鉄道用ICカードによって商品を購入する場合は、その鉄道用ICカードの金額情報をカード読書ユニット4a,4bの何れかによって読み書きすることができるし、2人の顧客が同時に鉄道用ICカードを利用した場合は、Aカード読書ユニット4aとBカード読書ユニット4bによって同時にそれぞれの鉄道用ICカードを読み取ることもできる。また、現金であるか鉄道用ICカードであるかに関わらず、顧客が売店の棚などにある商品を購入した場合は、販売員がその商品のバーコードをAバーコードスキャナ5またはBバーコードスキャナ6によって読み取ることができる。さらに、2人の顧客が同時に商品を購入した場合は、Aバーコードスキャナ5とBバーコードスキャナ6によって同時に2つの商品のバーコードを読み取ることもできる。
【0030】
また、タッチパネル7aには、販売員の手に届かない場所(例えば、図1のテーブル2より顧客側の場所)に陳列されている新聞や週刊誌などの商品名が表示されるようになっている。これによって、販売員の手に届かない場所の新聞などを顧客が自ら取り出して購入した場合は、販売員がその新聞名を見て、タッチパネル7aに表示された商品名を触れれば売上処理が完了する。尚、タッチパネル7aに表示された商品名は、任意にまたは所定の時間ごとに切り替え表示ができるようになっている。さらに、カスタマディスプレイ7bには個別の顧客に対して売り上げた商品名と価格などの売上情報が表示されるようになっていて、必要に応じて販売員側から見ることもできるし、顧客側から見ることもできるようになっている。
【0031】
また、図2に示すように、1台のコントロールユニット3に対して、簡単な切り替え操作を行うことにより、例えば、1台のカード読書ユニット(例えば、Aカード読書ユニット4a)と1台のバーコードスキャナ(例えば、Aバーコードスキャナ5)を固定した一セットとして連動して運用・処理を行うことができる。あるいは、別の1台のカード読書ユニット(例えば、Bカード読書ユニット4b)と別の1台のバーコードスキャナ(例えば、Bバーコードスキャナ6)を固定した一セットとして連動して運用・処理を行うこともできる。
【0032】
また、1台のコントロールユニット3に対して、簡単な切り替え操作を行うことにより、バーコードスキャナ5,6と連動するカード読書ユニット4a,4bの組み合わせを固定しないで任意に変更することもできる。図3は、本発明の商品販売管理システムにおける、カード読書ユニットとバーコードユニットの組み合わせを固定しない場合の基本的なシステム構成図である。つまり、図3に示すように、Aバーコードスキャナ5とBカード読書ユニット4bを組み合わせて連動させたり、Bバーコードスキャナ6とAカード読書ユニット4aを組み合わせて連動させたりすることができる。さらに、1台のコントロールユニット3に対して、簡単な切り替え操作を行うことにより、1台のバーコードスキャナ(例えば、Aバーコードスキャナ5)に対して2台のカード読書ユニット4a,4bを連動して処理することもできる。また、1台のコントロールユニット3に対して、簡単な切り替え操作を行うことにより、1台のカード読取ユニット(例えば、Bカード読取ユニット4b)と1台のバーコードスキャナ(例えば、Bバーコードスキャナ6)は使用しないように設定することもできる。
【0033】
また、本発明の商品販売管理システム1においては、コントロールユニット3は従来のレジスタ形式ではなく、パソコン本体によって代用することができる。つまり、販売管理の高速処理を行うため、従来のPOS型レジスタで行うようなハードボタンによる操作は行わないようにして、コンパクトな箱型タイプのノートパソコン本体によるソフトウエア操作が行えるようになっている。
【0034】
さらに、現金払いの場合には、従来のPOS型レジスタのような小計キーをなくして、図1に示すように、コントロールユニット3に付設された現金決済キー3aの押下によって決済を確定させることができる。つまり、定置型スキャナ5(図2のAバーコードスキャナ5)または兼用スキャナ6(図2のBバーコードスキャナ6)によって顧客が購入した商品のバーコードを読み取るか、またはディスプレイ装置に表示されたタッチパネル7aによって顧客が購入した商品の名称をタッチすることによって販売商品の金額情報が入力されるので、販売員は顧客から受け取った金額の入力や小計キーの押下を省略することができる。また、現金決済キー3aの押下と共にその商品に関する全ての処理を終了させ、次の顧客の受け付けが可能な状態にすることができるので、次の顧客への販売の開始時間に無駄が生じないため、販売処理の応対時間をさらに短縮することができる。
【0035】
また、クレジットカードやICカードや鉄道用ICカードによるカード決済の場合には、図1に示すように、コントロールユニット3に付設されたカード決済キー3bの押下によって小計の確定を行うことができる。このとき、カード決済キー3bを押下することによってカード読書ユニット4a,4bに引き去るべき金額情報が即時に送信される。これによって、顧客がカード(クレジットカード、ICカード、または鉄道用ICカード)をカード読書ユニット4a,4bにかざせば、そのカードから商品代金の引き去りが自動的に行われる。従って、販売員がカードから引き去るべき金額を入力する手間が省ける。また、カードからの商品代金の引き去り処理にエラーが発生した場合は、自動的に現金払いの決済に切り替えて処理が行われるので、例えば、カードの残高が不足している場合でも後の顧客の滞留を避けることができる。
【0036】
また、決済処理を高速化するために、コントロールユニット3に付設された現金決済キー3aやカード決済キー3bに加えて、各販売員の都合の良い位置に「現金決済用バーコード」や「カード決済用バーコード」が用意されている。そして、これらの「現金決済用バーコード」や「カード決済用バーコード」をスキヤンすることによって、現金決済キー3aやカード決済キー3bを押下したのと同等の処理を行うことができるようになっているので、決済処理の一層の高速化を図ることができる。尚、図1には、特に、「現金決済用バーコード」や「カード決済用バーコード」は示されていない。
【0037】
また、図1及び図2に示すように、コントロールユニット3に接続されているディスプレイ装置にはタッチパネル7aとカスタマディスプレイ7bが付属されている。そして、タッチパネル7aには各種の商品名称が表示された多数のボタンが配置されているので、これらのボタンに触れることによって、バーコードを読み取らなくても顧客の購入する商品名を確定させることができる。図4は、本発明の商品販売管理システムにおける、コンパクト型POSタッチパネルの画面の一例を示す図である。つまり、図1、図2、及び図3に示すタッチパネル7aは、図4に示すように、新聞16紙対応のコンパクト型POSタッチパネルの画面のような各種のボタンが表示されているので、例えば、顧客が「A新聞」を自分で取り出して購入した場合には、販売員はタッチパネル7bに表示されている「A新聞」の表示ボタンを押せば売上決済は直ちに完了する。また、このタッチパネルのB画面には、鉄道用ICカードによる決済か現金による決済かを表示ボタンによって選択できるようになっている。
【0038】
また、図1、図2、及び図3に示すように、コントロールユニット3にはカスタマディスプレイ7bが接続されているが、コントロールユニット3で簡単な切り替え操作を行うことによって、カスタマディスプレイ7bに表示させる内容を顧客側に向けることもできるし、販売員側に向けることもできる。例えば、顧客が購入した商品の名称や価格やつり銭などの情報をカスタマディスプレイ7bに表示させ、販売員が確認した後に顧客側に向けて表示させることもできる。
【0039】
また、図1に示すように、コントロールユニット3には、音声入力ヘッドセット8(つまり、マイクロフォン)が付属されており、販売員の音声認識機能を付加することができる。例えば、複数の販売員を配置して販売処理を行う場合には、タッチパネルを増設したりタッチパネルの切り替え操作を行わなくても、音声入力ヘッドセット8による音声認識によって売上登録を行うことができる。また、一人の販売員の場合でも、音声入力ヘッドセット8へ音声によって金額情報を入力すれば、タッチパネル7aに触れることなく売上処理を行うことができるため、販売員は売上処理を行いながら商品陳列など他の作業を併行して行うことができる。
【0040】
つまり、タッチパネル7aには、図1のテーブル2の通常据置場所より前方に配置された新聞などの商品の名称が図4に示すような表示ボタンで表示されるので、その表示ボタンをタッチすることによって該当する商品の売上登録を行うことができる。売店の店舗外も含めて、テーブル2が通常据え置かれている場所より前面に配置される新聞や雑誌などについては、タッチパネル7aに表示されたボタンによって売上登録ができるようにしてある。これによって、購入する商品を顧客自身が直接取り出してくれるので、販売員がタッチパネル7aの表示ボタンによって売上登録を行うのに商品移動をしなくてもよくなり、結果的に売上処理を高速化することができる。
【0041】
また、タッチパネル7aに表示された売上登録用の表示ボタンの内容は自動または手動にて自在に変更することができる。図5は、図4のコンパクト型POSタッチパネルの画面を朝刊より夕刊に変更した場合の画面の一例である。つまり、売店では多種類の新聞や雑誌などを扱うために、タッチパネル7a上の表示ボタンは曜日や時間帯によって自動的に内容が変更できるようになっている。図5の画面の例は、図4で示すような各種朝刊の表示ボタンの画面が、例えば午後1時に、自動的に各種夕刊の表示ボタンの画面に切り替わった状態を示している。これによって、タッチパネル上に一度に表示されるボタンの数を少なくすることができ、タッチパネル7aが見やすくなり使い勝手が向上する。また、必要に応じて表示ボタンの表示機能を無効にしたり手動で表示内容が変更できるようになっている。尚、図4、図5は新聞16紙対応のタッチパネルの画面であるが、さらに表示ボタンの数を多くして、図6に示すように、新聞20紙対応のコンパクト型POSタッチパネルの画面で表示することもできる。
【0042】
また、表示内容の自動変更機能は、そのままカレンダ機能として使用することがでる。このようなカレンダ機能によって、販売員に対して商品の入れ替えを促すことができる。例えば、○月×日、A商品入れ替えというような表示を行えば、指定期日に販売員に対して商品の入れ替えを促すことができる。また、このようなカレンダ機能は、音声入力ヘッドセット8に音声認識機能を付加させた場合には、同じ新聞名を発声しても時間帯によって認識結果を朝刊、夕刊に分けることができる。尚、タッチパネル7aの表示ボタンの画面は手動によって任意に切り替えることもできる。
【0043】
次に、POS開店処理時の時刻調整機能について説明する。コントロールユニット3を起動させた際に、図2には図示しない上位システムと自動的に接続して時間調整が行えるようにして、開店後に売り上げられた商品に関する販売データの正確性を高めることができる。また、コントロールユニット3は、簡単な切り替え操作によって時刻調整を手動で入力できるようにして、店舗の多様な立地条件に対応できるようにすることもできる。例えば、ある駅の店舗については、通勤時刻にあわせて開店時刻を早めたり、別の駅の店舗は、商店街の混雑ずる時間にあわせて開店時刻を遅くしたりすることが手動操作によって任意にできるようになっている。尚、上位システムとの接続が不良なときや上位システムが不具合なときは、自動的に、手動で時刻調整が行えるようになっている。
【0044】
さらに、コントロールユニット3には、カード残高照会機能をつけて、自動的に残高の確認を行えるようにすることもできる。また、一般的には、図1に示すように、レシートジャーナル印刷装置9によって印刷された商品の売上データを顧客に渡すようになっているが、混雑時などには、このレシートジャーナル印刷装置9に対してレシートを印剛しない設定とすることによって、販売の高速処理ができるようになっている。尚、店舗の閉店処理の際には、予め決められた商品種別の区分ごとに売上残高が集計され、その売上残高が上位システムへ送信されるようになっている。
【0045】
次に、本発明における商品販売管理システムの動作の流れをフローチャートによって説明する。図7は、本発明における商品販売管理システムの動作の流れを示すフローチャートである。図7において、先ず、バーコードスキャナによって商品スキャンを行うか否かを判定し(ステップS1)、商品スキャンを行う場合は(ステップS1でYesの場合)、バーコードの商品スキャン処理を行う(ステップS2)。一方、ステップS1で商品スキャンを行わない場合は(ステップS1でNoの場合)、タッチパネルに表示ボタンがあるか否かが判定される(ステップS3)。ここで、タッチパネルに表示ボタンがあれば(ステップS3でYesの場合)、該当する商品の名称が表示されているキー(つまり、表示ボタン)を押下する(ステップS4)。
【0046】
次に、商品キーの押下または商品のスキャン処理によって取得したデータ(つまり商品情報)に訂正があるか否かが判定され(ステップS5)、データ(商品情報)の訂正がなければ(ステップS5でNoの場合)、次に購入された商品があるか否かが判定され(ステップS6)、次に購入された商品があれば(ステップS6でYesの場合)、ステップS1に戻って、前述と同様のステップによって商品キーの押下または商品スキャンを行う。
【0047】
一方、ステップS5において、データ(商品情報)の訂正があれば(ステップS5でYesの場合)、直前のデータ(商品情報)のみに訂正があるか否かが判定され(ステップS7)、直前のデータ(商品情報)のみに訂正があれば(ステップS7でYesの場合)、直前に販売した商品のデータ(商品情報)を消去して直前データ(商品情報)の訂正処理を行った後に(ステップS8)、次に購入された商品があるか否かを判定する(ステップS6)。また、ステップS7で直前のデータ(商品情報)のみの訂正でなければ(ステップS7でNoの場合)、全データ(商品情報)の訂正であると判断して、全商品のデータ(商品情報)の消去を行い(ステップS9)、最初から処理をやり直す。
【0048】
このようにして、販売した商品について表示キーの押下または商品スキャンを行って次商品がなければ(ステップS6でNoの場合)、販売した商品の決済方法は現金であるかカードであるかが判定される(ステップS10)。ここで、現金による決済であれば、現金決済キーを押下すると(ステップS11)、直ちに売上処理が完了する(終り)。
【0049】
一方、ステップS10でカードのよる決済であれば、カード決済キーを押下して(ステップS12)、購入合計金額をカード読書ユニットへ送信する(ステップS13)。そして、カードからの引き落としがOKであるか否かが判定される(ステップS14)。ここで、カードからの引き落しがOKであれば(ステップS14でYesの場合)、そのカードより購入金額を引き落として(ステップS15)、終了する(終り)。
【0050】
また、ステップS14で、カードからの引き落しがOKでなければ(ステップS14でNoの場合)、カードの残高が不足しているか否かが判定される(ステップS16)。ここで、カードの残高が不足していれば(ステップS16でYesの場合)、残高不足の情報を表示して(ステップS17)、現金決済キーを押下する(ステップS11)。また、ステップS16でカードの残高が不足していなければ(ステップS16でNoの場合)、システムにエラーがあるものと判断してエラー表示を行った後(ステップS18)、現金決済キーを押下する(ステップS11)。
【0051】
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。上記の実施の形態では、カードを使用して商品を購入する場合、最も実現しやすい鉄道用ICカードを用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、クレジットカードや一般のICカードなどを用いても、上記の実施の形態と同様な商品販売管理システムを実現できることは云うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の商品販売管理システムによれば、駅ホームの売店などのような小規模店舗において、本発明固有のPOS機能を有効に活用することにより、販売員の人数や店舗の規模を最小限に抑えながら商品の売上処理を高速化することができる。例えば、POS機能は、少なくとも、コントロールユニット1台とバーコードスキャナ及びカード読書ユニットを1,2台設置するだけで実現させることができる。しかも、コントロールユニットはノートパソコンで代用することができるのでPOS機能を実現させるための設置場所は僅かで済むので、POS機能の有効性に比べれば、店舗の大幅な省スペース化を図ることができる。
【0053】
また、本発明の商品販売管理システムによれば、従来の売店と異なり、販売員の記憶によらなくても個々の商品の価格が分かるので、販売員の労働負担を軽減することができる。さらに、商品販売の即時管理を行うことができるので、現場での商品販売から商品の仕入れ管理までを含めた、効率的且つ効果的な販売戦略を展開することができる。また、本発明のPOS機能は、コンビニエンスストアなどで使用されているPOSシステムと比べて、少ない台数の端末装置で多くの顧客に対して対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における商品販売管理システムの構成の一例を示すイメージ図である。
【図2】本発明の商品販売管理システムにおける、カード読書ユニットとバーコードユニットの組み合わせを固定した場合の基本的なシステム構成図である。
【図3】本発明の商品販売管理システムにおける、カード読書ユニットとバーコードユニットの組み合わせを固定しない場合の基本的なシステム構成図である。
【図4】本発明の商品販売管理システムにおける、コンパクト型POSタッチパネルの画面の一例を示す図である。
【図5】図4のコンパクト型POSタッチパネルの画面を朝刊より夕刊に変更した場合の画面の一例である。
【図6】本発明の商品販売管理システムにおける、新聞20紙対応のコンパクト型POSタッチパネルの画面の一例を示す図である。
【図7】本発明における商品販売管理システムの動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…商品販売管理システム、2…テーブル、3…コントロールユニット、4a…Aカード読書ユニット、4b…Bカード読書ユニット、5…Aバーコードスキャナ(定置型スキャナ)、6…Bバーコードスキャナ(兼用スキャナ)、7a…タッチパネル、7b…カスタマディスプレイ、8…音声入力ヘッドセット、9…レシートジャーナル印刷装置、
Claims (10)
- 商品の販売情報を集計・管理する商品販売管理システムであって、
商品に貼付されているバーコードにより当該商品の販売情報を読み取るバーコードリーダと、
商品の名称をタッチボタンとして表示し、販売員が前記タッチボタンに触れることによって該当する商品の販売情報を読み取るタッチパネルと、
POS機能を有し、前記バーコードリーダから受信した販売情報と前記タッチパネルから受信した販売情報とに基づいて売り上げた商品の販売情報を集計・管理するコントロールユニットと
を備えることを特徴とする商品販売管理システム。 - さらに、クレジットカードまたはICカードに記録されている金額情報を読み書きする読書ユニットを備え、
前記コントロールユニットは、現金または前記読書ユニットより受信した金額情報の何れかに基づいて売り上げた商品の販売情報を集計・管理することを特徴とする請求項1に記載の商品販売管理システム。 - 前記ICカードは、乗車券のプリペイド用としてリサイクル使用できる鉄道用ICカードであることを特徴とする請求項2に記載の商品販売管理システム。
- 前記タッチパネルは、販売員が所定の販売ポジションにいたときに手の届かない場所に配置されている商品の名称をタッチボタンとして表示することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の商品販売管理システム。
- 前記タッチパネルは、販売員の販売行動を遮る遮蔽物の前方または側方に配置されている商品の名称をタッチボタンとして表示することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の商品販売管理システム。
- 前記バーコードリーダは、前記販売員の手に届く場所または前記遮蔽物の後方に配置されている商品のバーコードを読み取ることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の商品販売管理システム。
- 前記コントロールユニットは、前記タッチパネルに表示されているタッチボタンの商品名称を、所定の時刻ごとに自動的に変更することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の商品販売管理システム。
- 前記タッチパネルに表示されているタッチボタンの商品名称は手動によって任意に変更できることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の商品販売管理システム。
- 前記タッチパネルからタッチボタンの商品名称が削除された商品は、バーコードが貼付されている場合は前記バーコードリーダによって商品情報の読み取りができることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の商品販売管理システム。
- さらにマイクロフォンを備え、前記コントロールユニットは、前記マイクロフォンから受信した音声情報を認識して、売り上げた商品の販売情報を集計・管理することを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の商品販売管理システム。
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