JP2004084322A - コンクリート橋脚の構築方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来に比して、コンクリート橋脚の構築をより安定的かつ施工性良く行うことを可能とするコンクリート橋脚の構築方法を提供すること。
【解決手段】コンクリート橋脚10の構築位置となる地盤面a上にコンクリート橋脚10の一部を構成する単位プレキャストブロック11を複数段積みすることによってコンクリート橋脚10を構築するコンクリート橋脚の構築方法である。単位プレキャストブロック11の溝部11aにジャッキアップ装置12の油圧ジャッキ12aのジグ12a1を保持させながらジャッキアップして単位プレキャストブロック11の下方に隙間bを形成するジャッキアップ工程と、隙間bに新たな単位プレキャストブロック11を挿入する単位プレキャストブロック挿入工程と、を所定回数繰り返すことによって、複数の単位プレキャストブロック11の段積みを行う。
【選択図】 図1
【解決手段】コンクリート橋脚10の構築位置となる地盤面a上にコンクリート橋脚10の一部を構成する単位プレキャストブロック11を複数段積みすることによってコンクリート橋脚10を構築するコンクリート橋脚の構築方法である。単位プレキャストブロック11の溝部11aにジャッキアップ装置12の油圧ジャッキ12aのジグ12a1を保持させながらジャッキアップして単位プレキャストブロック11の下方に隙間bを形成するジャッキアップ工程と、隙間bに新たな単位プレキャストブロック11を挿入する単位プレキャストブロック挿入工程と、を所定回数繰り返すことによって、複数の単位プレキャストブロック11の段積みを行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単位プレキャストブロックを複数段積みすることによってコンクリート橋脚を構築するコンクリート橋脚の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート橋脚の構築は、基礎を構築後、先ず、所定高さまで足場を構築し、次にこの足場を利用して所定高さまで鉄筋を配筋するとともに型枠を配設し、次に所定高さまでコンクリートを打設する、という工程を繰り返すことによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法においては、工程が進むにつれて施工場所が上方に移動し、鉄筋配筋、型枠配設、コンクリート打設等の作業が長期間にわたって高所作業となり、コンクリート橋脚の構築を安定的に行えないという問題があった。
また、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においては、高所となる施工場所に部材を調達するための、作業高さの高いクレーン等を用いることができないという問題もあった。
【0004】
本発明の課題は、コンクリート橋脚の構築をより安定的かつ施工性良く行うことを可能とするコンクリート橋脚の構築方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1、図3〜図5に示すように、
コンクリート橋脚10の構築位置となる地盤面a上にコンクリート橋脚10の一部を構成する単位プレキャストブロック11を複数段積みすることによってコンクリート橋脚10を構築するコンクリート橋脚の構築方法であって、
単位プレキャストブロック11をその側部(溝部11a)にジャッキアップ装置12の一部(油圧ジャッキ12aのジグ12a1)を保持させながらジャッキアップし、前記単位プレキャストブロック11の下方に隙間bを形成するジャッキアップ工程と、
前記隙間bに新たな単位プレキャストブロック11を挿入する単位プレキャストブロック挿入工程と、
を所定回数繰り返すことによって複数の単位プレキャストブロック11の段積みを行うことを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とを所定回数繰り返して単位プレキャストブロックを複数段積みすることによってコンクリート橋脚の構築を行うことができる。この際、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とにおける施工場所は地盤面に近い位置での作業となり高所作業が生じないため、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。また、従来のように高所となる施工場所に部材を調達するために、作業高さの高いクレーン等を用いる必要がないため、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においても施工可能である。さらに、コンクリート橋脚が既製の単位プレキャストブロックで構成されるため、コンクリート品質が向上する。
【0007】
なお、前記ジャッキアップ装置とは、例えば、ピストンとシリンダとを有する油圧ジャッキを複数有するものである。この場合、複数の油圧ジャッキがそれぞれ単位プレキャストブロックの側部に近接した状態に位置するように構成すればよい。さらにこの場合、単位プレキャストブロックに保持させるジャッキアップ装置の一部とは、例えば、ピストンの先端部である。
【0008】
なお、前記ジャッキアップ装置でジャッキアップする単位プレキャストブロックとしては、接地した状態の単位プレキャストブロック、すなわち、最下部に位置する単位プレキャストブロックが最も一般的に想定される。しかし、単位プレキャストブロックを2つ以上段積みした後においては、例えば、最下部から2番目、3番目等に位置する単位プレキャストブロックをジャッキアップしてもよい。
【0009】
なお、前記単位プレキャストブロックに対して前記ジャッキアップ装置の一部を保持させる方法としては、例えば、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に前記ジャッキアップ装置のジグを係合させてもよいし、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された突起部を前記ジャッキアップ装置のジグで支持させてもよい。また、前記単位プレキャストブロックの底部と地盤面との間にジャッキアップ装置のジグを挿入してもよい。
【0010】
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載のコンクリート橋脚の構築方法において、
前記単位プレキャストブロック11に対する前記ジャッキアップ装置12の一部(油圧ジャッキ12aのジグ12a1)の保持は、前記単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aに前記ジャッキアップ装置12の有するジグ12a1を係合させることにより行うことを特徴としている。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に前記ジャッキアップ装置の有するジグを係合させることによって、前記単位プレキャストブロックに対する前記ジャッキアップ装置の一部の保持を容易かつ安定的に行うことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、例えば図1、図3〜図5に示すように、請求項1または請求項2に記載のコンクリート橋脚の構築方法において、
前記単位プレキャストブロック11に複数のケーブル部材(ステーケーブル13)の一端をそれぞれ繋ぐとともに、これらケーブル部材(ステーケーブル13)の他端を前記単位プレキャストブロック11の周囲に設置した複数の巻取装置(ウィンチ14)でそれぞれ緊張状態に巻き取っておくことを特徴としている。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、前記単位プレキャストブロックを段積みしていくことによって全体として塔状になる複数の単位プレキャストブロックの転倒が、前記複数のケーブル部材で複数方向から緊張されることによって確実に防止される。したがって、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。
【0014】
なお、前記ケーブル部材は、単位プレキャストブロックに対して高さ方向に複数繋いでもよいことは勿論である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】
本発明に係るコンクリート橋脚10は、図1に示すように、施工された基礎20の上部に、平面視矩形の筒状に形成された複数の単位プレキャストブロック11が順次段積みされて構築されるものである。この方法によってコンクリート橋脚10が構築された後、最上部に位置する単位プレキャストブロック11の上部に橋桁が載置されるようにして設置され、橋桁の床版工事および仕上工事が行われて橋が建造される。
【0017】
単位プレキャストブロック11の周囲の地盤面上には、この単位プレキャストブロック11をジャッキアップするためのジャッキアップ装置12が設置されている。このジャッキアップ装置12は、複数の油圧ジャッキ12aがフレーム部材で連結されてなり、これら油圧ジャッキ12aそれぞれは、後述する単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aに係合するジグ12a1を有している。
【0018】
これら複数の油圧ジャッキ12aは、単位プレキャストブロック11の、平面視において対向する一対の辺部に近接して位置しており、互いに連動して伸張または収縮するように構成されている。なお、ジャッキアップ装置12は、その動作がコンクリート橋脚10近傍における作業員によってなされるように構成してもよいし、作業員による遠隔操作によってなされるように構成してもよい。
【0019】
単位プレキャストブロック11の周囲には、複数のウィンチ14(巻取装置)が設置されており、このウィンチ14にはステーケーブル13(ケーブル部材)の一端が滑車15を介して巻き取られており、他端が複数の単位プレキャストブロック11のうち、例えば、最上部に位置する単位プレキャストブロック11に繋がれている。なお、特に最上部に位置する単位プレキャストブロックに限定されるものでないことは勿論であり、また、ステーケーブル13に繋がれる単位プレキャストブロック11が複数であってもよい。
【0020】
単位プレキャストブロック11は、図2に示すように、平面視矩形の筒状に形成されている。この単位プレキャストブロック11の側面には、ジャッキアップ装置12の油圧ジャッキ12aが有するジグ12a1に係合する溝部11aが形成されている。
【0021】
次に、コンクリート橋脚10を構築する方法について説明する。
【0022】
先ず、コンクリート橋脚10の一部を構成し、平面視矩形状に形成された単位プレキャストブロック11を、コンクリート橋脚10の構築位置となる地盤面上に配設する。
【0023】
次に、ジャッキアップ装置12を設置する。この際、配設された単位プレキャストブロック11の、平面視において対向する一対の辺部に近接する位置それぞれに油圧ジャッキ12aが並設されるようにする。
【0024】
[ジャッキアップ工程]
次に、複数の油圧ジャッキ12aが有するジグ12a1を単位プレキャストブロック11に形成された溝部11aにそれぞれ係合させ、これら油圧ジャッキ12aを同時に伸張させる。これにより、図4に示すように、接地した状態の単位プレキャストブロック11がジャッキアップされ、単位プレキャストブロック11と地盤面aとの間には隙間bが形成される。
【0025】
[単位プレキャストブロック挿入工程]
次に、図5に示すように、形成された隙間bに、別の新たな単位プレキャストブロック11を挿入する。別の新たな単位プレキャストブロック11を所定の位置に配設した後に、油圧ジャッキ12aを収縮させる。
【0026】
以上の[ジャッキアップ工程]と[単位プレキャストブロック挿入工程]とを所定回数繰り返し、コンクリート橋脚10を設計高さまで構築する。
【0027】
なお、この際、最上部に位置する単位プレキャストブロック11が所定高さまで達した時点において、例えば、この単位プレキャストブロック11に複数のステーケーブル13の一端をそれぞれ繋ぎ、他端をコンクリート橋脚10の周囲に設置した複数のウィンチ14によってそれぞれ巻き取る。この際、平面視においてステーケーブル13がコンクリート橋脚10に対して放射状に設けられるようにする。
【0028】
コンクリート橋脚10が所定高さまで達したら、このコンクリート橋脚10の上部に橋桁を載置するようにして設置し、橋桁の床版工事および仕上工事を行う。
【0029】
本実施の形態によれば、[ジャッキアップ工程]と[単位プレキャストブロック挿入工程]とを所定回数繰り返すことによって、コンクリート橋脚10の構築を行うことができる。この際、[ジャッキアップ工程]と[単位プレキャストブロック挿入工程]とにおける施工場所は地盤面aに近い位置での作業となり高所作業が生じないため、コンクリート橋脚10の構築を安定的に行うことができる。また、従来のように高所となる施工場所に部材を調達するために、作業高さの高いクレーン等を用いる必要がないため、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においても施工可能である。さらに、コンクリート橋脚10が既製の単位プレキャストブロック11で構成されるため、コンクリート品質が向上する。
【0030】
この際、単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aにジャッキアップ装置12における油圧ジャッキ12aの有するジグ12a1を係合させることによって、単位プレキャストブロック11に対するジャッキアップ装置12の一部の保持を容易かつ安定的に行うことができる。
【0031】
また、本実施の形態によれば、単位プレキャストブロック11を段積みしていくことによって全体として塔状になる複数の単位プレキャストブロック11の転倒が、複数のステーケーブル13で複数方向から緊張されることによって確実に防止される。したがって、コンクリート橋脚10の構築を安定的に行うことができる。
【0032】
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意の変更が可能である。
【0033】
例えば、本実施の形態においては、単位プレキャストブロック11に対するジャッキアップ装置12の一部を保持する方法として、単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aにジャッキアップ装置12の有するジグ12a1を係合させているが、例えば、単位プレキャストブロック11の側面に形成された突起部をジャッキアップ装置12の有するジグで支持させるようにしてもよい。また、単位プレキャストブロック11の底部と地盤面aとの間にジャッキアップ装置の有するジグを挿入するようにしてもよい。
【0034】
また、本実施の形態においては、コンクリート橋脚10を設計高さまで構築した後に、橋桁を設置する施工方法を記載している。しかし、例えば、最上部に位置する単位プレキャストブロック11が比較的低所に位置する段階で、この単位プレキャストブロックの上部に橋桁を設置し、この設置された橋桁をコンクリート橋脚10の構築とともに上方へジャッキアップさせる方法を用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とを所定回数繰り返すことによって、コンクリート橋脚の構築を行うことができる。この際、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とにおける施工場所は地盤面に近い位置での作業となり高所作業が生じないため、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。また、従来のように高所となる施工場所に部材を調達するために、作業高さの高いクレーン等を用いる必要がないため、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においても施工可能である。さらに、コンクリート橋脚が既製の単位プレキャストブロックで構成されるため、コンクリート品質が向上する。
【0036】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に前記ジャッキアップ装置の有するジグを係合させることによって、前記単位プレキャストブロックに対する前記ジャッキアップ装置の一部の保持を容易かつ安定的に行うことができる。
【0037】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、前記単位プレキャストブロックを段積みしていくことによって全体として塔状になる複数の単位プレキャストブロックの転倒が、前記複数のケーブル部材で複数方向から緊張されることによって確実に防止される。したがって、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程における、コンクリート橋脚とジャッキアップ装置とを示す、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
【図2】本発明に係る単位プレキャストブロックを示す、(a)は斜視図、(b)、(c)は、互いに直交方向からの側面図である。
【図3】(a)、(b)ともに、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程を示す、互いに直交方向からの側面図である。
【図4】(a)、(b)ともに、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程を示す、互いに直交方向からの側面図である。
【図5】(a)、(b)ともに、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程を示す、互いに直交方向からの側面図である。
【符号の説明】
10 コンクリート橋脚
11 単位プレキャストブロック
11a 溝部
12 ジャッキアップ装置
12a 油圧ジャッキ
12a1 ジグ
13 ステーケーブル(ケーブル部材)
14 ウィンチ(巻取装置)
【発明の属する技術分野】
本発明は、単位プレキャストブロックを複数段積みすることによってコンクリート橋脚を構築するコンクリート橋脚の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート橋脚の構築は、基礎を構築後、先ず、所定高さまで足場を構築し、次にこの足場を利用して所定高さまで鉄筋を配筋するとともに型枠を配設し、次に所定高さまでコンクリートを打設する、という工程を繰り返すことによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法においては、工程が進むにつれて施工場所が上方に移動し、鉄筋配筋、型枠配設、コンクリート打設等の作業が長期間にわたって高所作業となり、コンクリート橋脚の構築を安定的に行えないという問題があった。
また、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においては、高所となる施工場所に部材を調達するための、作業高さの高いクレーン等を用いることができないという問題もあった。
【0004】
本発明の課題は、コンクリート橋脚の構築をより安定的かつ施工性良く行うことを可能とするコンクリート橋脚の構築方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1、図3〜図5に示すように、
コンクリート橋脚10の構築位置となる地盤面a上にコンクリート橋脚10の一部を構成する単位プレキャストブロック11を複数段積みすることによってコンクリート橋脚10を構築するコンクリート橋脚の構築方法であって、
単位プレキャストブロック11をその側部(溝部11a)にジャッキアップ装置12の一部(油圧ジャッキ12aのジグ12a1)を保持させながらジャッキアップし、前記単位プレキャストブロック11の下方に隙間bを形成するジャッキアップ工程と、
前記隙間bに新たな単位プレキャストブロック11を挿入する単位プレキャストブロック挿入工程と、
を所定回数繰り返すことによって複数の単位プレキャストブロック11の段積みを行うことを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とを所定回数繰り返して単位プレキャストブロックを複数段積みすることによってコンクリート橋脚の構築を行うことができる。この際、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とにおける施工場所は地盤面に近い位置での作業となり高所作業が生じないため、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。また、従来のように高所となる施工場所に部材を調達するために、作業高さの高いクレーン等を用いる必要がないため、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においても施工可能である。さらに、コンクリート橋脚が既製の単位プレキャストブロックで構成されるため、コンクリート品質が向上する。
【0007】
なお、前記ジャッキアップ装置とは、例えば、ピストンとシリンダとを有する油圧ジャッキを複数有するものである。この場合、複数の油圧ジャッキがそれぞれ単位プレキャストブロックの側部に近接した状態に位置するように構成すればよい。さらにこの場合、単位プレキャストブロックに保持させるジャッキアップ装置の一部とは、例えば、ピストンの先端部である。
【0008】
なお、前記ジャッキアップ装置でジャッキアップする単位プレキャストブロックとしては、接地した状態の単位プレキャストブロック、すなわち、最下部に位置する単位プレキャストブロックが最も一般的に想定される。しかし、単位プレキャストブロックを2つ以上段積みした後においては、例えば、最下部から2番目、3番目等に位置する単位プレキャストブロックをジャッキアップしてもよい。
【0009】
なお、前記単位プレキャストブロックに対して前記ジャッキアップ装置の一部を保持させる方法としては、例えば、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に前記ジャッキアップ装置のジグを係合させてもよいし、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された突起部を前記ジャッキアップ装置のジグで支持させてもよい。また、前記単位プレキャストブロックの底部と地盤面との間にジャッキアップ装置のジグを挿入してもよい。
【0010】
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載のコンクリート橋脚の構築方法において、
前記単位プレキャストブロック11に対する前記ジャッキアップ装置12の一部(油圧ジャッキ12aのジグ12a1)の保持は、前記単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aに前記ジャッキアップ装置12の有するジグ12a1を係合させることにより行うことを特徴としている。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に前記ジャッキアップ装置の有するジグを係合させることによって、前記単位プレキャストブロックに対する前記ジャッキアップ装置の一部の保持を容易かつ安定的に行うことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、例えば図1、図3〜図5に示すように、請求項1または請求項2に記載のコンクリート橋脚の構築方法において、
前記単位プレキャストブロック11に複数のケーブル部材(ステーケーブル13)の一端をそれぞれ繋ぐとともに、これらケーブル部材(ステーケーブル13)の他端を前記単位プレキャストブロック11の周囲に設置した複数の巻取装置(ウィンチ14)でそれぞれ緊張状態に巻き取っておくことを特徴としている。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、前記単位プレキャストブロックを段積みしていくことによって全体として塔状になる複数の単位プレキャストブロックの転倒が、前記複数のケーブル部材で複数方向から緊張されることによって確実に防止される。したがって、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。
【0014】
なお、前記ケーブル部材は、単位プレキャストブロックに対して高さ方向に複数繋いでもよいことは勿論である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】
本発明に係るコンクリート橋脚10は、図1に示すように、施工された基礎20の上部に、平面視矩形の筒状に形成された複数の単位プレキャストブロック11が順次段積みされて構築されるものである。この方法によってコンクリート橋脚10が構築された後、最上部に位置する単位プレキャストブロック11の上部に橋桁が載置されるようにして設置され、橋桁の床版工事および仕上工事が行われて橋が建造される。
【0017】
単位プレキャストブロック11の周囲の地盤面上には、この単位プレキャストブロック11をジャッキアップするためのジャッキアップ装置12が設置されている。このジャッキアップ装置12は、複数の油圧ジャッキ12aがフレーム部材で連結されてなり、これら油圧ジャッキ12aそれぞれは、後述する単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aに係合するジグ12a1を有している。
【0018】
これら複数の油圧ジャッキ12aは、単位プレキャストブロック11の、平面視において対向する一対の辺部に近接して位置しており、互いに連動して伸張または収縮するように構成されている。なお、ジャッキアップ装置12は、その動作がコンクリート橋脚10近傍における作業員によってなされるように構成してもよいし、作業員による遠隔操作によってなされるように構成してもよい。
【0019】
単位プレキャストブロック11の周囲には、複数のウィンチ14(巻取装置)が設置されており、このウィンチ14にはステーケーブル13(ケーブル部材)の一端が滑車15を介して巻き取られており、他端が複数の単位プレキャストブロック11のうち、例えば、最上部に位置する単位プレキャストブロック11に繋がれている。なお、特に最上部に位置する単位プレキャストブロックに限定されるものでないことは勿論であり、また、ステーケーブル13に繋がれる単位プレキャストブロック11が複数であってもよい。
【0020】
単位プレキャストブロック11は、図2に示すように、平面視矩形の筒状に形成されている。この単位プレキャストブロック11の側面には、ジャッキアップ装置12の油圧ジャッキ12aが有するジグ12a1に係合する溝部11aが形成されている。
【0021】
次に、コンクリート橋脚10を構築する方法について説明する。
【0022】
先ず、コンクリート橋脚10の一部を構成し、平面視矩形状に形成された単位プレキャストブロック11を、コンクリート橋脚10の構築位置となる地盤面上に配設する。
【0023】
次に、ジャッキアップ装置12を設置する。この際、配設された単位プレキャストブロック11の、平面視において対向する一対の辺部に近接する位置それぞれに油圧ジャッキ12aが並設されるようにする。
【0024】
[ジャッキアップ工程]
次に、複数の油圧ジャッキ12aが有するジグ12a1を単位プレキャストブロック11に形成された溝部11aにそれぞれ係合させ、これら油圧ジャッキ12aを同時に伸張させる。これにより、図4に示すように、接地した状態の単位プレキャストブロック11がジャッキアップされ、単位プレキャストブロック11と地盤面aとの間には隙間bが形成される。
【0025】
[単位プレキャストブロック挿入工程]
次に、図5に示すように、形成された隙間bに、別の新たな単位プレキャストブロック11を挿入する。別の新たな単位プレキャストブロック11を所定の位置に配設した後に、油圧ジャッキ12aを収縮させる。
【0026】
以上の[ジャッキアップ工程]と[単位プレキャストブロック挿入工程]とを所定回数繰り返し、コンクリート橋脚10を設計高さまで構築する。
【0027】
なお、この際、最上部に位置する単位プレキャストブロック11が所定高さまで達した時点において、例えば、この単位プレキャストブロック11に複数のステーケーブル13の一端をそれぞれ繋ぎ、他端をコンクリート橋脚10の周囲に設置した複数のウィンチ14によってそれぞれ巻き取る。この際、平面視においてステーケーブル13がコンクリート橋脚10に対して放射状に設けられるようにする。
【0028】
コンクリート橋脚10が所定高さまで達したら、このコンクリート橋脚10の上部に橋桁を載置するようにして設置し、橋桁の床版工事および仕上工事を行う。
【0029】
本実施の形態によれば、[ジャッキアップ工程]と[単位プレキャストブロック挿入工程]とを所定回数繰り返すことによって、コンクリート橋脚10の構築を行うことができる。この際、[ジャッキアップ工程]と[単位プレキャストブロック挿入工程]とにおける施工場所は地盤面aに近い位置での作業となり高所作業が生じないため、コンクリート橋脚10の構築を安定的に行うことができる。また、従来のように高所となる施工場所に部材を調達するために、作業高さの高いクレーン等を用いる必要がないため、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においても施工可能である。さらに、コンクリート橋脚10が既製の単位プレキャストブロック11で構成されるため、コンクリート品質が向上する。
【0030】
この際、単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aにジャッキアップ装置12における油圧ジャッキ12aの有するジグ12a1を係合させることによって、単位プレキャストブロック11に対するジャッキアップ装置12の一部の保持を容易かつ安定的に行うことができる。
【0031】
また、本実施の形態によれば、単位プレキャストブロック11を段積みしていくことによって全体として塔状になる複数の単位プレキャストブロック11の転倒が、複数のステーケーブル13で複数方向から緊張されることによって確実に防止される。したがって、コンクリート橋脚10の構築を安定的に行うことができる。
【0032】
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意の変更が可能である。
【0033】
例えば、本実施の形態においては、単位プレキャストブロック11に対するジャッキアップ装置12の一部を保持する方法として、単位プレキャストブロック11の側面に形成された溝部11aにジャッキアップ装置12の有するジグ12a1を係合させているが、例えば、単位プレキャストブロック11の側面に形成された突起部をジャッキアップ装置12の有するジグで支持させるようにしてもよい。また、単位プレキャストブロック11の底部と地盤面aとの間にジャッキアップ装置の有するジグを挿入するようにしてもよい。
【0034】
また、本実施の形態においては、コンクリート橋脚10を設計高さまで構築した後に、橋桁を設置する施工方法を記載している。しかし、例えば、最上部に位置する単位プレキャストブロック11が比較的低所に位置する段階で、この単位プレキャストブロックの上部に橋桁を設置し、この設置された橋桁をコンクリート橋脚10の構築とともに上方へジャッキアップさせる方法を用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とを所定回数繰り返すことによって、コンクリート橋脚の構築を行うことができる。この際、前記ジャッキアップ工程と前記単位プレキャストブロック挿入工程とにおける施工場所は地盤面に近い位置での作業となり高所作業が生じないため、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。また、従来のように高所となる施工場所に部材を調達するために、作業高さの高いクレーン等を用いる必要がないため、上空部に既設建築物等による高さ制限がある場所においても施工可能である。さらに、コンクリート橋脚が既製の単位プレキャストブロックで構成されるため、コンクリート品質が向上する。
【0036】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に前記ジャッキアップ装置の有するジグを係合させることによって、前記単位プレキャストブロックに対する前記ジャッキアップ装置の一部の保持を容易かつ安定的に行うことができる。
【0037】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、前記単位プレキャストブロックを段積みしていくことによって全体として塔状になる複数の単位プレキャストブロックの転倒が、前記複数のケーブル部材で複数方向から緊張されることによって確実に防止される。したがって、コンクリート橋脚の構築を安定的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程における、コンクリート橋脚とジャッキアップ装置とを示す、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
【図2】本発明に係る単位プレキャストブロックを示す、(a)は斜視図、(b)、(c)は、互いに直交方向からの側面図である。
【図3】(a)、(b)ともに、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程を示す、互いに直交方向からの側面図である。
【図4】(a)、(b)ともに、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程を示す、互いに直交方向からの側面図である。
【図5】(a)、(b)ともに、本発明に係るコンクリート橋脚の構築方法の一工程を示す、互いに直交方向からの側面図である。
【符号の説明】
10 コンクリート橋脚
11 単位プレキャストブロック
11a 溝部
12 ジャッキアップ装置
12a 油圧ジャッキ
12a1 ジグ
13 ステーケーブル(ケーブル部材)
14 ウィンチ(巻取装置)
Claims (3)
- コンクリート橋脚の構築位置となる地盤面上にコンクリート橋脚の一部を構成する単位プレキャストブロックを複数段積みすることによってコンクリート橋脚を構築するコンクリート橋脚の構築方法であって、
単位プレキャストブロックをその側部にジャッキアップ装置の一部を保持させながらジャッキアップし、前記単位プレキャストブロックの下方に隙間を形成するジャッキアップ工程と、
前記隙間に新たな単位プレキャストブロックを挿入する単位プレキャストブロック挿入工程と、
を所定回数繰り返すことによって複数の単位プレキャストブロックの段積みを行うことを特徴とするコンクリート橋脚の構築方法。 - 前記単位プレキャストブロックに対する前記ジャッキアップ装置の一部の保持は、前記単位プレキャストブロックの側面に形成された溝部に、前記ジャッキアップ装置の有するジグを係合させることにより行うことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート橋脚の構築方法。
- 前記単位プレキャストブロックに複数のケーブル部材の一端をそれぞれ繋ぐとともに、これらケーブル部材の他端を前記単位プレキャストブロックの周囲に設置した複数の巻取装置でそれぞれ緊張状態に巻き取っておくことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンクリート橋脚の構築方法。
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