JP2004080582A - 紙抑え装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】紙20の載置位置を挟んで左右または前後に設けられた対をなすガイドレーン30と、対をなすガイドレーンの各々に2個ずつ可動に設けられ、紙の載置位置に載置される紙を抑える紙抑えブロック40とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学読取装置における帳簿載置台上の帳票抑え用や、机上などにおける紙抑え用として用いる紙抑え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、光学読取装置における帳簿載置台上において、帳簿が丸まっていたり、4つ折り等に折り曲げられたりして、帳票が浮いていると、帳票に記載の画像を読取った際に読取画像が歪んでしまう。
【0003】
そのため、従来の紙抑えでは、文鎮などの様に、帳票の左右または前後どちらか一方を抑え、丸まったまたは折り曲げられた帳票を平らにし、帳票の片方を帳票に記載の画像を読取が完了するまで手等人為的処理によって抑えていた。
【0004】
また、従来の紙抑えにおいては、特開2001−27786号公報にみられるように、樹脂シートまたはガラス板等の一枚板からなる透明部材で形成された帳票の浮き防止器具を用意し、帳票の上に乗せて帳票を平らにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の帳票抑えで、帳票の左右または前後どちらか一方を抑え、帳票の片方を手等人為的処理によって抑えるやり方は、帳票の記載内容を読取が完了するまでじっと抑えていなければならない煩わしさがあり且つ帳票自体の位置がずれてしまうおそれがある。
【0006】
また、従来の帳票抑えで、一枚板からなる透明部材で形成された帳票の浮き防止器具を帳票の上に乗せるやり方は、透明部材が帳票の記載内容部分を覆うため、帳票の記載内容を読取る際に光の反射により画像などが白くなる課題がある。また透明部材を帳票に乗せたり外したりするので、帳票の記載内容部分にも指紋や埃等の付着や傷がつきやすく、この場合には認識が困難となる課題がある。
【0007】
また、本発明は、光学読取装置に限らず、机上などにおける紙抑え用としての紙抑え装置にも適用することができる。。
【0008】
本発明の目的は、紙の記載内容部分を覆わないで紙を抑え且つ紙のサイズや紙の浮き状態に応じて抑えの個所を移動可能な紙抑え装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、紙の載置位置を挟んで左右または前後に設けられた対をなすガイドレーンと、該対をなすガイドレーンの各々に2個ずつ可動に設けられ、前記紙の載置位置に載置される紙を抑える紙抑えブロックとを備えたことを特徴とする紙抑え装置である。
【0010】
本発明において、前記紙抑えブロックは、バネにより前記紙の隅部分方向への付勢力が与えられていることを特徴とする紙抑え装置である。
【0011】
本発明において、前記紙抑えブロックの間に紐が掛け渡されていることを特徴とする紙抑え装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1に本発明の実施の形態としての光学読取装置における帳票載置台の平面図、図2に図1の正面で光学読取装置の全体構成を示す図、図3に図2の帳票抑え装置の第1の実施の形態の拡大正面図、図4に図3の帳票抑えブロックの平面図を示す。
【0014】
図2に示すように、光学読取装置10は、A4サイズの帳票20を載置する帳票載置台11と、帳票載置台11の左側部に取付けられた台座12に下端が固定された支柱13と、支柱13の上端に固定されたスキャナヘッド14からなり、スキャナヘッド14に内蔵のカメラで、照明の光を利用して、帳票載置台11に載置される帳票20の記載内容を読取る。
【0015】
この帳票載置台11には、図1に示すように、A4サイズの帳票20の載置位置を挟んで左右に設けられた対をなすガイドレーン30,30と、対をなすガイドレーン30,30の各々に2個ずつ設けられ、ガイドレーン上を移動可能で且つ帳票20の隅(記載内容の外側の余白部分)を抑える帳票抑えブロック40,40とを備えている。
【0016】
帳票載置台11には、帳票20の載置位置を決めるための帳票位置決めガイド15,15が、A4サイズの帳票20の載置位置の左側および後側に設けられ、したがってA4サイズの帳票20を帳票位置決めガイド15,15に当てることにより、A4サイズの帳票20が位置決めされる。なお、A5サイズの帳票20aの場合にも、A5サイズの帳票20aを帳票位置決めガイド15,15に当てることにより、A5サイズの帳票20aが位置決めされる。
【0017】
なお、図1において、符号16は図2における台座12の設置個所を示す。
【0018】
図2の帳票載置台11の右側に図示されたガイドレーン30と帳票抑えブロック40からなる帳票抑え装置の拡大正面図が図3であり、図3の帳票抑えブロックの平面図が図4である。
【0019】
ガイドレーン30に設けた溝31に、帳票抑えブロック40のガイド41が挿入され、帳票抑えブロック40は、図1に示すガイドレーン30,30に沿って、A4サイズの帳票20の左右を前後方向に移動できる。
【0020】
図3,図4に示すように、帳票抑えブロック40のガイド41は、帳票抑えブロック40の軸42の両端に固定されたガイド41,41からなり、ガイド41,41の内側で軸42に回動可能に設けられた帳票抑えブロック40の帳票抑え部材43で、帳票20の隅を抑える。
【0021】
したがって本実施の形態によれば、図1に示すように、A4サイズの帳票20の4隅を抑えることができる。また紙抑えブロック40,40,40,40はガイドレーン30,30上を移動可能なので、帳簿20の浮き状態に応じて抑える個所を変え、平らにした状態で抑えることができる。
【0022】
次に、図5に図2の帳票抑え装置の第2の実施の形態の拡大正面図、図6は図5の帳票抑えブロック40の平面図を示す。図5,図6において、図3,図4と同一個所には同一符号を付した。図5,図6は図3,図4に対してバネ44が付加されている。バネ44は、その一端がガイド41の右端に固定され、その一端から少し内側の一端部で左側に折り曲げられ、軸42の中央で時計方向に数回巻回され、その他端部で外側に折り曲げられ、他端を帳票抑え部材43の上面に当ててなり、したがってバネ44により帳票抑え部材43は帳票20の隅への付勢力が与えられておる。
【0023】
このことにより本実施の形態によれば、帳票20の隅をより強く押すので帳票20を平らにした状態でしっかり抑えることができる。
【0024】
なお、帳票抑えブロック40をガイドレーン30上でしっかり固定するためには、ガイドレーン30を鉄製とし、ガイド41を磁性材にするとよい。
【0025】
以上の第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、図1の説明のところで記述したように、帳票20,20aはA4サイズとA5サイズ対応の2通りであったが、B5サイズまたは縦方向のA5サイズにも対応させるため、左右のガイドレーン40,40の両後端間および両前端間に下方に突起した固定ガイドを設け、この固定ガイドをガイドレーン40,40の間に配置したサブガイドレーンに設けた穴または溝に挿入し、ガイドレーン40,40のうち例えば右側のガイドレーン40を左側のガイドレーン40に向けて移動させるようにしてもよい。
【0026】
図7に帳票抑え装置の第3の実施の形態の拡大平面図を示す。図7は、帳票抑え装置のうち、図1に示すA4サイズの帳票20の4隅の各々に位置する4個の帳票抑えブロック40,40,40,40の拡大平面図を示す。
【0027】
本実施の形態において、左側の2個の帳票抑えブロック40,40の帳票抑え部材43,43の内部に紐の自動巻きリール45,45が設けられ、紐の自動巻きリール45から紐50が引っ張られ、右側の2個の帳票抑えブロック40,40の端部に設けられたフック部46,46に引掛けて止められている。
【0028】
本実施の形態によれば、帳票の前端部および後端部における、帳票の折り目と、帳票抑えブロックで抑えた部分の間に発生する帳票の浮き上がりを抑えることができる。
【0029】
図8に帳票抑え装置の第4の実施の形態の拡大平面図を示す。図8は図7と同様、帳票抑え装置のうち、図1に示すA4サイズの帳票20の4隅の各々に位置する4個の帳票抑えブロック40,40,40,40の拡大平面図を示す。
【0030】
本実施の形態においては、4個の帳票抑えブロック40,40,40,40の内部に紐の自動巻きリール45,45,45,45が設けられ、また端部にフック部46,46,46,46が設けられ、図7で説明した紐50を、左右両側部において前後方向にも紐が張られている。
【0031】
本実施の形態によれば、帳票の前端部および後端部だけでなく、左右両側部において前後方向を抑えることができるので、帳票の横折りまたは4つ折りによる、帳票抑えブロックでは抑えきれない部分の浮き上がりを防ぎ、したがって歪みのない記載内容の画像を読取ることが可能となる。
【0032】
また、以上の本発明の実施の形態は、光学読取装置で説明したが、なにもこれに限らず、机上などにおける紙抑え用としての紙抑え装置にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、紙の記載内容部分を覆わないで紙を抑え且つ紙のサイズや紙の浮き状態に応じて抑えの個所を移動可能な紙抑え装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての光学読取装置における帳票載置台の平面図である。
【図2】図1の正面で光学読取装置の全体構成を示す図である。
【図3】図2の帳票抑え装置の第1の実施の形態の拡大正面図である。
【図4】図3の帳票抑えブロックの平面図である。
【図5】図2の帳票抑え装置の第2の実施の形態の拡大正面図である。
【図6】図5の帳票抑えブロックの平面図である。
【図7】帳票抑え装置の第3の実施の形態の拡大平面図で、図1に示す4個の帳票抑えブロックを示す図である。
【図8】帳票抑え装置の第4の実施の形態の拡大平面図で、図1に示す4個の帳票抑えブロックを示す図である。
【符号の説明】
10…光学読取装置、11…帳票載置台、12…台座、13…支柱、14…スキャナヘッド、15…帳票位置決めガイド、16…台座の設置個所、20,20a…帳票、30…ガイドレーン、40…帳票抑えブロック、41…ガイド、42…軸、43…帳票抑え部材、44…バネ、45…紐の自動巻きリール、46…フック部、50…紐。
Claims (3)
- 紙の載置位置を挟んで左右または前後に設けられた対をなすガイドレーンと、該対をなすガイドレーンの各々に2個ずつ可動に設けられ、前記紙の載置位置に載置される紙を抑える紙抑えブロックとを備えたことを特徴とする紙抑え装置。
- 請求項1記載の紙抑え装置において、前記紙抑えブロックは、バネにより前記紙の隅方向への付勢力が与えられていることを特徴とする紙抑え装置。
- 請求項1または2記載の紙抑え装置において、前記紙抑えブロックの間に紐が掛け渡されていることを特徴とする紙抑え装置。
Priority Applications (1)
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JP2002240211A JP3675785B2 (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | 紙抑え装置 |
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JP2009041532A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Fuji Heavy Ind Ltd | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
JP2016221207A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 柳吉 津野 | 書見台とそのusbスタンドスキャナーへの応用 |
CN115583117A (zh) * | 2022-08-29 | 2023-01-10 | 滕林 | 一种会计用票据存放管理装置 |
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- 2002-08-21 JP JP2002240211A patent/JP3675785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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