JP2004078690A - 画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラム - Google Patents

画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】参照画像と比較画像の位置合わせを簡単に、しかも精度よく行うことができる画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムを提供する。
【解決手段】ミクロ観察ユニット2またはびマクロ観察ユニット3より取り込まれた観察像をTVカメラ4で撮影し、この撮影される観察像を比較画像としてモニター13に表示するとともに、予め用意された参照画像の位置および倍率がモニター13上に表示された比較画像と同じになるように補正し、これを比較画像と比較可能にモニター13に表示させる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、見本となる参照画像を用いて、比較対照となる比較画像を画像比較するための画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、印刷物の偽造や、身分証明書などの特殊印刷、加工の偽造などの事件が多く発生しており、その偽造方法も巧妙で認識するのが難しくなっている。また、偽造を防止するための印刷や加工そのものも、人間の目視で確認するのが困難なほど精密になっている。
【0003】
このようなことから、従来、特開平06−6807号公報に開示されるようにデジタル画像として記憶された参照画像を用いて比較観察を行う画像比較装置が考えられている。この画像比較装置は、テレビカメラから取込んだ画像(以下、比較画像と称する。)をデジタルデータとして複数記憶し、このうち参照画像の半分の画像と比較画像の半分の画像を取り出し、それぞれを貼り合わせて1枚の画像としてモニター上に表示することで、左右の画像が一致しているかの比較判断を容易に確認できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特開平06−6807号公報のものは、記録される参照画像を呼び出してモニター上で比較画像と比較するが、すでに取り込まれている静止画像である参照画像を並べ合わせるので、参照画像と比較したい位置を比較画像に合わせるのが難しく、また、モニター上では、参照画像と比較画像を単純に左右に並べるだけのため、相違点を見つけ出すのも難しい。さらに、参照画像と比較画像を比較する場合、これらの画像の倍率、位置などが合っていることが望ましいが、参照画像の撮像条件が多様であるため、これらの条件を合わせることも難しかった。
【0005】
本発明は、上記事情に艦みてなされたもので、参照画像と比較画像の位置合わせを簡単に、しかも精度よく行うことができる画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込む観察像取り込み手段と、前記観察像取り込み手段により取り込まれた観察像を撮影する撮像手段と、予め用意された参照画像を記録する記録手段と、
前記撮像手段により撮影される観察像を比較画像として表示する表示手段と、
前記記録手段に記録された参照画像の位置および倍率が前記表示手段に表示された比較画像と同じになるように補正して前記比較画像と比較可能に前記表示手段に表示させる制御手段とを具備したことを特徴としている。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記比較画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該比較画像上の2つの位置に対応する前記参照画像上で指示される2つの位置から、前記参照画像の一方の位置を前記比較画像の一方の位置に一致させるとともに、前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるように補正することを特徴としている。
【0008】
請求項3記載の発明は、試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込む観察像取り込み手段と、前記観察像取り込み手段により取り込まれた観察像を撮影する撮像手段と、予め用意された参照画像を記録する記録手段と、
前記記録手段に記録された参照画像を表示する表示手段と、前記撮像手段により撮影される観察像の位置および倍率が前記表示手段に表示された参照画像と同じになるように補正し比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させる制御手段とを具備したことを特徴としている。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記制御手段は、前記参照画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該参照画像上の2つの位置に対応する前記比較画像上で指示される2つの位置から、前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるとともに、前記比較画像の一方の位置を前記参照画像の一方の位置に一致させるように補正することを特徴としている。
【0010】
請求項5記載の発明は、試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込むとともに、この取り込まれた観察像を撮影し、この撮像された観察像を比較画像として表示手段に表示させるとともに、予め用意された参照画像の位置および倍率が前記表示手段に表示された比較画像と同じになるように補正して前記比較画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記比較画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該比較画像上の2つの位置に対応する前記参照画像上で指示される2つの位置から、前記参照画像の一方の位置を前記比較画像の一方の位置に一致させるとともに、前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるように補正することを特徴としている。
【0012】
請求項7記載の発明は、試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込むとともに、この取り込まれた観察像を撮影し、予め用意された参照画像を表示手段に表示させるとともに、前記撮影される観察像の位置および倍率が前記表示手段に表示された参照画像と同じになるように補正し比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記参照画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該参照画像上の2つの位置に対応する前記比較画像上で指示される2つの位置から、前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるとともに、前記比較画像の一方の位置を前記参照画像の一方の位置に一致させるように補正することを特徴としている。
【0014】
請求項9記載の発明は、画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、観察像取り込み手段により試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込ませるとともに、この取り込まれた観察像を撮像手段により撮影させ、この撮像された観察像を比較画像として表示手段に表示させるとともに、予め用意された参照画像の位置および倍率が前記表示手段に表示された比較画像と同じになるように補正して前記比較画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0015】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記比較画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該比較画像上の2つの位置に対応する前記参照画像上で指示される2つの位置から、前記参照画像の一方の位置を前記比較画像の一方の位置に一致させるとともに、前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるように補正することを特徴としている。
【0016】
請求項11の発明は、画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、観察像取り込み手段により試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込ませるとともに、この取り込まれた観察像を撮像手段により撮影させ、予め用意された参照画像を表示手段に表示させるとともに、前記撮影される観察像の位置および倍率が前記表示手段に表示された参照画像と同じになるように補正し比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0017】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の発明において、前記参照画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該参照画像上の2つの位置に対応する前記比較画像上で指示される2つの位置から、前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるとともに、前記比較画像の一方の位置を前記参照画像の一方の位置に一致させるように補正することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明が適用される画像比較装置として顕微鏡画像比較装置のブロック図を示すものである。
【0020】
図において、1は図示しない試料を観察する顕微鏡からなる観察装置で、この観察装置1は、試料のミクロ的観察像を取り込むミクロ観察像取り込み手段として顕微鏡観察像を取り込むミクロ観察ユニット2、試料のマクロ的観察像を取り込むマクロ観察像取り込み手段としてマクロ観察ユニット3が設けられ、さらに、撮像手段としてTVカメラ4が設けられている。
【0021】
TVカメラ4は、ミクロ観察ユニット2またはマクロ観察ユニット3によりそれぞれ取り込んだミクロまたはマクロの観察像を撮像するもので、これら撮像した画像をデジタル画像として制御手段のパソコン本体5に出力するようにしている。
【0022】
パソコン本体5は、画像入力ボード6、ビデオカード7、RAM8、CPU9、記録媒体10、インターフェース11およびバス12を有するもので、TVカメラ4からのデジタル画像を画像入力ボード6に取込み、この取込んだデジタル画像をRAM8に記憶したり、ビデオカード7を介して表示手段としてのモニター13に静止画像または動画像として表示させる(動画像はTVカメラ4のビデオレートの動画像が映し出される)。また、記録媒体10には、予め用意された複数のデジタル化された参照画像が記録されているとともに、後述する文章鑑識支援ソフト等のプログラム10aが記録されている。このプログラム10aはバス12を介して外部より与えられるとともに、RAM8に一旦記録され、CPU9により実行されて画像の比較処理を行うものである。インターフェース11には、プログラム10aを実行する際の指示を入力するキーボード14およびマウス15が接続されている。
【0023】
図2は、このような顕微鏡画像比較装置のシステム構成図を示すもので、図1と同一部分には、同符号を付している。
【0024】
この場合、観察装置1は、ミクロ観察ユニット2とマクロ観察ユニット3を一体のものとして構成している。
【0025】
ミクロ観察ユニット2は、試料の精密な印刷や加工を拡大して観察するミクロ観察像取得手段として用いられている。このミクロ観察ユニット2は、ベース20上に載置された図示しない試料に対向させて対物レンズ21が配置され、試料の精密な印刷や加工状態を対物レンズ21を通して拡大し、接眼レンズ22により目視観察可能にするとともに、TVカメラ4により撮影され、パソコン本体5に取り込まれるようになっている。
【0026】
また、ミクロ観察ユニット2は、照明装置として、偏向照明23、落射照明24、透過照明25、落射蛍光照明26、偏射照明27が用意されている。ここで、偏向照明23は、対物レンズ21の光軸に添ってベース20上に載置される試料を照射するためのものである。落射照明24は、対物レンズ21の光軸から外れた位置から試料を照射するためのものである。透過照明25は、ベース20内部から対物レンズ21の方向に照射され、試料の外形や試料を透過した像を観察可能にするためのものである。落射蛍光照明26は、蛍光像を観察するための照明で、試料の蛍光印刷などを施した特殊印刷を観察できるようにするためのものである。そして、偏射照明27は、試料を斜めから照明し、試料の刻印等など凹凸のある特殊な加工を観察するためのものである。
【0027】
これら偏向照明23、落射照明24、透過照明25、落射蛍光照明26、偏射照明27は、ミクロ用コントロールボックス37での操作により点灯、消灯を始め、明るさの調整ができるようになっている。
【0028】
一方、マクロ観察ユニット3は、試料を比較的広視野広範囲で観察するマクロ観察像取り込み手段として用いられる。このマクロ観察ユニット3は、ベース28上に載置された図示しない試料に対向させてマクロレンズ29が配置され、試料の像をマクロレンズ29およびマクロ用フォーカシングハンドル36を介してミクロ観察ユニット2側の光路に導き、接眼レンズ22により目視観察可能にするとともに、TVカメラ4により撮影され、パソコン本体5に取り込まれるようになっている。
【0029】
また、ミクロ観察ユニット2は、照明装置として、偏向照明30、落射照明31、透過照明32、落射蛍光照明33、偏射照明34が用意されている。ここで、偏向照明30は、マクロレンズ29の光軸に添ってベース28上に載置される試料を照射するためのものである。落射照明31は、マクロレンズ29の光軸から外れた位置から試料を照射するためのものである。透過照明32は、ベース28内部からマクロレンズ29の方向に照射され、試料の外形や試料を透過した像を観察可能にするためのものである。落射蛍光照明33は、蛍光像を観察するための照明で、試料の蛍光印刷などを施した特殊印刷を観察できるようにするためのものである。そして、偏射照明34は、試料を斜めから照明し、試料の刻印等凹凸のある特殊な加工を観察するためのものである。
【0030】
これら偏向照明30、落射照明31、透過照明32、落射蛍光照明33、偏射照明34は、マクロ用コントロールボックス35での操作により点灯、消灯を始め、明るさの調整ができるようになっている。
【0031】
図3は、上述した記録媒体10に記録されたプログラム10a(図1参照)の画像比較ソフトを起動した時にモニター13上に表示されるGUI(Graphical User Interface)41の一例を示している。このようなGUI41は、例えば、Microsoft社のWindows等のオペレーションシステムを使用してWindow画面として表示される。
【0032】
このGUI41は、第1の画像表示領域としての静止画像表示領域42と第2の画像表示領域としての動画像表示領域43を有している。静止画像表示領域42には、参照画像として、デジタル画像を静止画として表示できるようになっている。ここで、参照画像とは、例えば文章の文字や印刷物試料の偽造した部分をTVカメラ4で撮影した画像でもよいし、または、本物の試料をTVカメラ4で撮影したものでもよい。これらの参照画像は、予めデジタル画像としてパソコン本体5の記録媒体10に記録されている。
【0033】
一方、動画像表示領域43には、比較画像としてTVカメラ4で撮影している動画像を表示できるようになっている。ここで、比較画像は、観察したい試料の画像で、ミクロ観察ユニット2またはマクロ観察ユニット3により取り込まれた試料のミクロ観察像またはマクロ観察像をTVカメラ4で撮影した動画像である。この場合、比較画像を得るためにTVカメラ4により撮影する像は、ミクロ観察ユニット2側でもマクロ観察ユニット3側でもよく、目的に応じて観察したい方を観察者が任意に選択可能である。また、動画像表示領域43は、動画像を表示可能になっているが、試料を移動して観察したい位置を決定した後は、一時的に静止画として表示することも可能である。
【0034】
GUI41は、第3の画像表示領域として観察画像表示領域44を有している。この観察画像表示領域44では、静止画像表示領域42で表示されている静止画像と動画像表示領域43で表示されている動画像とを、以下述べるような様々な表示方法で表示することが可能になっている。
【0035】
図4乃至図9は、観察画像表示領域44での様々な表示例について説明するための図である。
【0036】
図4(a)〜(f)は、観察画像表示領域44において、静止画像表示領域42の参照画像と動画像表示領域43の比較画像を左右に並べて比較する場合の表示例を示したものである。この場合、図4(a)は、静止画像表示領域42の参照画像を示すもので、その左半分を静止画左42L、右半分を静止画右42Rとし、また、図4(b)は動画像表示領域43の比較画像を示すもので、その左半分を動画左43L、右半分を動画右43Rとしている。
【0037】
また、図4(c)は、観察画像表示領域44での観察画像を示したもので、ここでは、観察画像の左半分に静止画左42Lの参照画像を表示し、右半分に動画右43Rの比較画像を表示するようにしている。同様に、図4(d)では、左半分に動画右43Rの比較画像、右半分に静止画左42Lの参照画像を表示している。同様に、図4(e)では、左半分に動画左43Lの比較画像、右半分には静止画右42Rの参照画像を表示している。同様に、図4(f)では、左半分に静止画右42Rの参照画像、右半分に動画左43Lの比較画像を表示している。ここでの動画左43L及び動画右43Rは、それぞれTVカメラ4で撮影した画像をリアルタイム(ビデオレート)で表示しており、試料を移動させながら、静止画左42L、または静止画右42Rに対して観察したい位置を合わせ込むことができる。合わせ込んだ時点で一時的に静止画として比較することも可能である。
【0038】
なお、図4では、左右の分割比を同一にしているが、分割比を変更することも可能である。例えば図4(c)において、静止画左42Lの幅を狭くし、動画右43Rの幅を広くすることも可能である。
【0039】
このようにして参照画像と比較画像を左右に並べて表示することにより、例えば、本物と偽造印刷の相違点を視覚的に発見しやすくできる。
【0040】
次に、図5は、(a)〜(f)は、観察画像表示領域44において、静止画像表示領域42の参照画像と動画像表示領域43の比較画像を上下に並べて比較する場合の表示例を示したものである。
【0041】
この場合も、図5(a)は、静止画像表示領域42の参照画像を示すものであり、その上半分を静止画上42U、下半分を静止画下42Dとし、また、図5(b)は動画像表示領域43の比較画像を示すもので、その上半分を動画上43U、下半分を動画下43Dとしている。
【0042】
そして、図5(c)は、観察画像表示領域44での観察画像を示したもので、ここでは、観察画像では上半分に静止画上42Uの参照画像を表示し、下半分に動画下43Dの比較画像を表示するようにしている。同様に、図5(d)では上半分に動画下43Dの比較画像、下半分に静止画上42Uの参照画像を表示している。同様に、図5(e)では上半分に動画上43Uの比較画像、下半分には静止画下42Dの参照画像を表示している。同様に、図5(f)では、上半分に静止画下42Dの参照画像、下半分に動画上43Uの比較画像を表示している。ここでも、動画上43U及び動画下43DはそれぞれTVカメラ4で撮影した画像をリアルタイム(ビデオレート)で表示しており、試料を移動させながら、静止画上42U、または静止画下42Dに対して観察したい位置を合わせ込むことができる。合わせ込んだ時点で一時的に静止画として比較することも可能である。
【0043】
このような図4および図5に示す画面表示の切り換えは、GUI41上の例えば「分割表示」のアイコン45をクリックすることで、容易に実行することができる。
【0044】
このようにして参照画像と比較画像を上下に並べて表示するようにしても、例えば、本物の偽造印刷の相違点を視覚的に発見しやすくできる。
【0045】
次に、図6(a)〜(d)は、観察画像表示領域44において、静止画像表示領域42の参照画像と動画像表示領域43の比較画像とをオーバラップ(画像加算して)比較する場合の方法を示したものである。
【0046】
この場合、図6(a)は観察画像表示領域44の観察画像を示したもので、この状態では静止画像表示領域42の参照画像である静止画像42Aのみを表示している。次に、図6(b)は、オーバラップ画像46aとして、静止画像42Aに動画像表示領域43の比較画像である動画像43B(図6(d))をある一定の割合で加えて表示するようにしている。この場合、画像同志の加算は、例えば、A画像及びB画像の各デジタル画像が640×480画素で構成されていた場合、A画像のある1画素の輝度をIa(x,y)、B画像の同位置画素の輝度Ib(x,y)とすれば、オーバラップ画像の輝度I(x,y)は、
I(x,y)=Ia(x,y)×m+Ib(x,y)×n
ただし、m=1−n;(0≦n≦1)
で求められる。この計算を全ての画素で行えば画像の加算が行える。図6(b)のオーバラップ画像46aでは、静止画像42Aの割合が動画像43Bの割合より多いため静止画像42Aの画像の方がはっきりと見えている。逆に、図6(c)のオーバラップ画像46bでは、上述したオーバラップ画像46aと異なり静止画像42Aの割合が動画像43Bの割合より少ないため動画像43Bの画像の方がはっきりと見えるようになる。このことから、静止画像42Aの割合を増やしていけば最終的に図6(a)の静止画像42Aのみとなり、動画像43Bの割合を増やしていけば図6(d)の動画像43Bのみとなる。
【0047】
このようなオーバラップ処理を図7に示すフロチャートにより説明する。
【0048】
この場合、まず、ステップ701で、記録媒体10に記録されている静止画像42Aと動画像43Bのオーバラップ比率を読み出す。このオーバラップ比率は、上述した式のm,nとなる。次に、ステップ702で、静止画像42Aと動画像43Bを、読み出したオーバラップ比率で加算して合成して観察画像表示領域44に表示する。ここで比率の計算は、上述した式で行い画像の全画素分計算し表示する。次に、ステップ703で、スライダー47で比率が更新されたか確認する。つまり、このオーバラップの比率の調整は、図3に示すGUI41上のスライダー47をオペレータが動かすことで容易に調整することができる。スライダー47で比率が変更されたら、ステップ704で、スライダー47で指定された値をRAM8もしくは記録媒体10に記憶しているオーバラップ比率の値として再設定する。
【0049】
そして、ステップ701にもどり同様の処理を繰り返す。また、ステップS703で、比率が変更されない場合は、ステップ705へ進み、オーバラップ処理を終了するかどうか確認する。終了しない場合、ステップ703へ戻り同様の処理が繰り返えす。また、終了する場合、オーバラップの一連の処理を終了する。
【0050】
このようにして参照画像と比較画像を加算して重ね合わせオーバラップ表示させることで、例えば、本物と偽造印刷を重ね合わせることにより、両者の相違点を視覚的に発見しやすくできる。
【0051】
次に、図8は、観察画像表示領域44において、静止画像表示領域42の参照画像と動画像表示領域43の比較画像のそれぞれを、ある一定時間間隔で交互に切換えて表示して両画像を比較する場合の表示例を示したものである。
【0052】
この場合、参照画像と比較画像を交互に切換える画像切換え表示手段について説明すると、画像切換え表示は静止画像表示領域42で表示される参照画像を観察画像表示領域44に静止画像42Eとして表示したあと、一定時間をおいて動画像表示領域43で表示される比較画像を観察画像表示領域44に動画像43Fとして表示し、さらに一定時間をおいて静止画像42Eを表示する。このような処理を連続で実行する。このような画像切換え表示処理はモニター13上に表示されるGUI41上の所定のアイコンをクリックすることでプログラムを実行できる。また、GUI41から上述の一定時間の間隔を入力することで、画像の切換え時間を任意の値に変更することができる。
【0053】
このようにして2枚の画像をアニメーションのように順次切換え表示して人間の目の残像を利用することにより、例えば、本物の文書と偽造文書の印刷の相違点を視覚的に発見しやすくできる。
【0054】
ところで、このように参照画像と比較画像を左右または上下に並べて表示したり、ある一定時間間隔で交互に切換えて表示したりして両画像を比較する場合、これら画像の位置や倍率がずれていると、正確な比較ができないことがある。
【0055】
そこで、従来では、動画像表示領域43の比較画像(動画像)の位置、倍率について、観察者がステージを操作して試料の位置を移動させたり、顕微鏡の対物レンズの倍率を変更させるなどして調整し、静止画像表示領域42の参照画像に合わせる方法がとられている。しかし、この方法は、高倍率で拡大された比較画像の位置、倍率を合わせるのは難しく、時間がかかる作業になるという問題がある。特に、蛍光画像を観察する場合は、画像が非常に暗く、画像積算を行って動画像表示させているため、処理時間がかかり、ステージを操作して試料の位置を移動してから、移動後の表示に変わるまでに時間的なずれが生じ、画像を合わせることが更に難しくなる。
【0056】
図9(a)〜(e)は、静止画像表示領域42の参照画像と動画像表示領域43の比較画像の画像位置や倍率がずれている場合の補正方法を示したもので、同図とともに図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0057】
この場合、図9(a)に示す静止画像表示領域42の参照画像である静止画像42Gと、図9(b)に示す動画像表示領域43の比較画像である動画像43Gの特徴的な位置2点の位置を比較して、静止画像42Gの位置、倍率を変更して動画像43Gに一致させるような画像処理を行う。
【0058】
まず、ステップ1001で、観察者は、マウス15を使ってモニター13の画面上で、図9(b)に示す動画像43Gの特徴的な第1の位置43G−11をクリックする。次に、ステップ1002で、同様に観察者は、マウス15を使ってモニター13の画面上で、図9(a)に示す静止画像42Gの、動画像43Gの特徴的な第1の位置43G−11に対応する位置を第1の位置42G−11としてクリックする。
【0059】
次に、これら特徴的な第1の位置43G−11と42G−11が合っているかが判断される(ステップ1003)。この場合、動画像表示領域43と静止画像表示領域42を同一領域とみなして第1の位置43G−11と42G−11が一致しているかが判断される。
【0060】
ここで、これらの位置が一致していなければ、ステップ1004で、静止画像42Gを静止画像表示領域42内でX,Y方向に移動させるような画像処理を行い、第1の位置42G−11を、同一領域とみなした動画像表示領域43の動画像43Gの第1の位置43G−11に一致させる。
【0061】
図9(c)は、このような画像処理後の静止画像表示領域42での表示を示すもので、静止画像表示領域42には、移動後の静止画像42Hと新たな第1の位置42H−11が表示される。
【0062】
次に、ステップ1005で、観察者は、再びマウス15を使ってモニター13の画面上で、図9(b)に示す動画像43Gの特徴的な第2の位置43G−21をクリックする。次に、ステップ1006で、同様に観察者は、マウス15を使ってモニター13の画面上で、図9(c)に示す静止画像42H上の、動画像43Gの特徴的な第2の位置43G−21に対応する位置を第2の位置42H−21としてクリックする。
【0063】
次に、ステップ1007で、動画像43Gと静止画像42Hの倍率の違いを求める。この場合、倍率の違いKは、K=(42G−11と42G−21の距離)/(43G−11と43G−21の距離)で求められる。そして、この求められた倍率Kに基づいて静止画像42Hを静止画像表示領域42内で拡大、縮小させるような画像処理を行う。
【0064】
図9(d)は、このような画像処理後の静止画像表示領域42での表示を示すもので、静止画像表示領域42には、拡大、縮小後の静止画像42Iと新たな第1の位置42I−11、第2の位置42I−21が表示される。
【0065】
次に、ステップ1008で、図9(b)に示す動画像43Gの傾き、つまり位置43G−11と43G−21を結ぶ直線の傾きと、図9(d)に示す静止画像42Iの位置42I−11と42I−21を結ぶ直線の傾きとの角度差φを求める。この場合、角度差φがある場合は、静止画像42Iを静止画像表示領域42内で、位置42I−11と42I−21を結ぶ直線を中心に角度φで回転させるような画像処理を行う。
【0066】
図9(e)は、このような画像処理後の静止画像表示領域42での表示を示すもので、静止画像表示領域42には、回転後の静止画像42Jと新たな第1の位置42J−11、第2の位置42J−21が表示される。
【0067】
従って、これら一連の画像処理により、静止画像表示領域42に表示される静止画像42Jと動画像表示領域43の動画像43Gの位置および倍率を簡単に、しかも精度よく一致させることができる。
【0068】
これにより、ミクロ観察ユニット2またはマクロ観察ユニット3からTVカメラ4を介して試料の観察像をパソコン本体5に取込み、モニター13のGUI41上に比較画像として表示し、予め記録してある参照画像と同じ位置、倍率で比較表示することができるので、印刷物や、身分証明書等の特殊印刷などについて信頼性の高い鑑識を行うことができる。
【0069】
なお、観察者は、静止画像と動画像の位置、倍率を一致させた後に、観察者によって指定された動画像の特徴的な第1の位置と第2の位置の色、形状などにより、位置の移動を認識し、一定の時間間隔で自動的に静止画像の位置と倍率を変更し、静止画像表示領域42に表示するようにしても構わない。また、上記の処理では最初に特徴的な第1の位置と第2の位置を観察者が指定したが、画像処理により自動的に特徴的な2つの位置を決定し、観察者が特徴的な位置を指定しなくとも自動的に静止画像の位置、倍率を変更して、静止画像表示領域42に表示するようにしても同様の効果は得られる。
【0070】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0071】
上述した第1の実施の形態では、マクロ観察ユニット3を用いてベース28上の試料を広視野広範囲の観点で参照画像と比較観察を行い、必要に応じて試料をミクロ観察ユニット2のベース20上に移し替えて精密な印刷や加工を拡大して参照画像と比較観察するようにしたが、この第2の実施の形態では、これらの作業を自動化できるようにしたものである。
【0072】
図11は、顕微鏡画像比較装置の概略構成図を示すものである。
【0073】
この場合、本システムは、観察装置69と画像処理装置70より構成されている。観察装置69は、ミクロ観察像取り込み手段としてのミクロ観察ユニット71とマクロ観察像取り込み手段としてのマクロ観察ユニット72を一体のものとして構成し、これらミクロ観察ユニット71およびマクロ観察ユニット72には、それぞれのベース(ミクロ用)73およびベース(マクロ用)74上に共通のマクロ・ミクロ電動ステージ(自動X−Y回転ステージ)75が設けられ、このマクロ・ミクロ電動ステージ75を駆動することで、ミクロ観察ユニット71とマクロ観察ユニット72の間で試料の受渡しが自動的にできるようになっている。
【0074】
また、これらミクロ観察ユニット71とマクロ観察ユニット72に対して、これらの観察像を撮影するためのTVカメラ76が設けられている。このTVカメラ76は、ミクロ観察ユニット71では、ミクロ・マクロ用電動ズーム77、対物レンズ78を介して試料を撮影する。また、フォーカスの調整はミクロ用電動フォーカス79で行う。さらに、TVカメラ76は、マクロ観察ユニット72では、ミクロ・マクロ用電動ズーム77、不図示の光路切換え装置、マクロレンズ80を介して試料の撮影を行う。また、フォーカスの調整はマクロ用電動フォーカス81で行う。
【0075】
この場合、これらミクロ・マクロ用電動ズーム77、ミクロ観察ユニット71およびマクロ観察ユニット72の電動フォーカス79、81、不図示の調光装置、不図示の光路切換え装置およびTVカメラ76は、それぞれ画像処理装置70の一部を構成する制御手段であるのパソコン本体82より自動で制御可能となっている。
【0076】
また、ミクロ観察ユニット71およびマクロ観察ユニット72には、各種の照明方法が設けられている。この場合、ミクロ観察ユニット71には、偏向照明83、落射照明84、落射蛍光照明85、偏射照明86、透過照明87、赤外線透過照明88が設けられ、また、マクロ観察ユニット72には、偏向照明89、落射照明90、落射蛍光照明91、偏射照明92、透過照明93、赤外線透過照明94が設けられている。これら照明装置は、対象となる試料の観察部位などに適した照明方法に応じてパソコン本体82やミクロ用コントロールボックス(手動操作ボックス)95、マクロ用コントロールボックス(手動操作ボックス)96により選択されるようになっている。
【0077】
なお、接眼レンズ97は、ミクロ観察ユニット71およびマクロ観察ユニット72により得られる試料の観察像を直接目視で見るためのものである。
【0078】
このような観察装置69は、マクロ・ミクロ通信ケーブル98、テレビカメラビデオケーブル99およびテレビカメラ通信ケーブル100を介して画像処理装置70に接続されている。
【0079】
画像処理装置70は、パソコン本体82の他に、観察画像の表示や制御用のGUI等を表示する表示手段としてのモニター101、入力装置のキーボード102、マウス103を有している。また、画像処理装置70は、マクロ・ミクロ通信ケーブル98を介して観察装置69の制御を行い、また、テレビカメラビデオケーブル99を介してTVカメラ76からの映像信号を取り込み、さらに、テレビカメラ通信ケーブル100を介してTVカメラ76のブライトネス、コントラスト等の制御を行うようになっていて、TVカメラ76からの撮像信号をパソコン本体82内のビデオキャプチャーボード(不図示)を介してパソコン本体82内のメモリに取り込み、デジタル画像としてモニター101に表示できるようにしている。
【0080】
パソコン本体82には、システム制御するためのメニュー、ボタン表示、画像表示のためのモニター101、メニュー及びボタンを操作するためのキーボード102およびマウス103が接続されている。
【0081】
この場合、パソコン本体82は、TVカメラ76で撮影した画像を表示させるためのフレームメモリ機能、システム制御のためのメニュー及びボタン操作機能、観察装置69を制御するための通信機能などを備え、さらに、一時的に画像データを保存するためのメモリ機能も備えている。また、パソコン本体82は、TVカメラ76で撮影した画像及び撮影条件などのデータを他のパソコンに保存させてデータを共有するために必要な通信手段を備えている。例えば、Ethernet、GP−IB、パラレル、シリアル等がある。さらに、パソコン本体82は、マクロ・ミクロ電動ステージ75の駆動指令、ミクロ観察ユニット71およびマクロ観察ユニット72に対するフォーカス、ズーム、光路切換え、照明方法の切換え、調光等の指令を始め、TVカメラ76の制御指令などをインターフェースを介して観察装置69側に出力する。ここでのインターフェースは、観察装置69とパソコン本体82に内蔵されており、例えば、RS−232C、GP−IB、パラレル、シリアル、SCSI等がある。
【0082】
図12(a)〜(e)は、このように構成された顕微鏡比較装置において、静止画像表示領域42の参照画像と動画像表示領域43の比較画像の画像位置や倍率がずれている場合の補正方法を示したものである。
【0083】
この場合、図12(a)に示す静止画像表示領域42の参照画像である静止画像42Kと、図12(b)に示す動画像表示領域43の比較画像である動画像43Kの特徴的な位置2点の位置を比較して、動画像43Kの位置、倍率を変更して静止画像42Kに一致させるような画像処理を図13に示すフローチャートを用いて説明する。
【0084】
まず、ステップ1101で、図12(a)に示す静止画像42K上の特徴的な第1の位置42K−11と第2の位置42K−21をクリックし、次いで、ステップ1102で、図12(b)に示す動画像43G上の、静止画像42Gの特徴的な第1の位置42K−11、第2の位置42K−21に対応する位置を第1の位置43K−11、第2の位置43K−21としてクリックする。
【0085】
この状態で、動画像43Kと静止画像42Kの倍率の違いが求められる。この場合、倍率の違いKは、K=(42K−11と42K−21の距離)/(43K−11と43K−21の距離)で求められる。そして、この求められた倍率Kに基づいて倍率を比較し(ステップ1103)、倍率が異なる場合は、ミクロ・マクロ用電動ズーム77を操作し、動画像43Kを動画像表示領域43内で拡大、縮小させる(ステップ1104)。
【0086】
図12(c)は、このようなミクロ・マクロ用電動ズーム77の動作後の動画像表示領域43での表示を示すもので、動画像表示領域43には、拡大、縮小後の動画像43Lと新たな第1および第2の位置43L−11、43L−21が表示される。
【0087】
次に、図12(a)に示す静止画像42Kの傾き、つまり位置42K−11と42K−21を結ぶ直線の傾きと、図12(c)に示す動画像43Lの位置43L−11と43L−21を結ぶ直線の傾きとの角度差φを求める。この場合、角度差φがある場合は、マクロ・ミクロ電動ステージ75を角度φだけ回転させ、動画像43Kを動画像表示領域43内で回転させる(ステップ1105)。
【0088】
図12(d)は、このようなマクロ・ミクロ電動ステージ75の回転動作後の動画像表示領域43での表示を示すもので、動画像表示領域43には、回転後の動画像43Mと新たな第1および第2の位置43M−11、43M−21が表示される。
【0089】
次に、ステップ1106で、動画像表示領域43の動画像43Mの一方の特徴的な第1の位置43M−11をクリックする。そこで、ステップ1108で、マクロ・ミクロ電動ステージ75がX,Y方向に移動し、動画像43Mの第1の位置43M−11を静止画像42Gの第1の位置42K−11に一致させる。この場合、動画像表示領域43と静止画像表示領域42を同一領域とみなして第1の位置43M−11と42K−11が一致しているか判断される(1107)。
【0090】
図12(e)は、このような画像処理後の動画像表示領域43での表示を示すもので、動画像表示領域43には、X,Y方向への移動後の動画像43Nと新たな第1の位置43N−11、第2の位置43N−21が表示される。
【0091】
従って、これら一連の動作によっても、動画像表示領域43に表示される動画像43Nと静止画像表示領域42の静止画像42Kの画像位置、倍率を簡単に、しかも精度よく一致させることができ、第1の実施の形態と同様な効果を期待できる。
【0092】
なお、上述した実施の形態では最初に観察者が静止画像42Kと、動画像43Kの特徴的な第1の位置と第2の位置を指定したが、画像処理にて自動的に特徴的な2つの位置を自動的に決定すれば、観察者が特徴的な位置を指定しなくとも自動的にミクロ・マクロ用電動ズーム77とマクロ・ミクロ電動ステージ75の操作により同様の効果が得られる。また、上述した実施の形態では、マクロ・ミクロ電動ステージ75の回転により同画像を回転させたが、プリズムまたはミラーを用いたイメージローテータやレンズなどの光学素子を用いて動画像を回転させるようにしてもよい。さらに、マクロ・ミクロ電動ステージ75により動画像をXY方向に移動させたが、静止画像をXY方向に移動させることにより動画像と静止画像を一致させることでも同じ効果が得られる。さらにまた、TVカメラ76として高精細のテレビカメラを使用し、倍率に合った画像領域を抜き取り、本来の解像度に画像変換して倍率を調整したり、高精細カメラの画像の一部を本来の解像度として使用し、XY方向の移動を取り込む画像領域をXY方向に移動することにより静止画像と動画像を一致させることでも同じ効果が得られる。
【0093】
ところで、これまでの第1および第2の実施の形態では、スタンドアロンで使用している顕微鏡画像比較装置について説明したが、画像サーバに必要なデジタル画像と、その情報、例えば、文章の偽造個所の説明等を保存しておき、異なる場所で偽造として疑わしいものが発見されたとき、パソコン本体5から関連する情報をネットワークを介して画像サーバを検索し、必要な情報をダウンロードして比較画像として用いるようにしてもよい。こうすれば、異なる場所で新たに見つかった偽造物の画像や情報を画像サーバにその都度保存しておくことで、リアルタイムで最新の情報を入手できる。この場合、ネットワーク上に偽造箇所のデータなどの秘密情報を通信することになるため、ユーザ管理およびデータの暗号化などの処理をして、外部に情報が漏れない処理が必要となる。
【0094】
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。例えば、上述した実施の形態では、印刷物等の説明をしたが、試料は印刷物に限らず顕微鏡で観察できるウィルス等生物の細胞など、デジタル画像で保存できるものならば、他のものにも適用できる。
【0095】
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0096】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、参照画像と比較画像の位置合わせを簡単に、しかも精度よく行うことができる画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の顕微鏡画像比較装置のブロック図。
【図2】第1の実施の形態の顕微鏡画像比較装置のシステム構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられるモニターの表示例を示す図。
【図4】第1の実施の形態での参照画像と比較画像を比較するための表示例を示す図。
【図5】第1の実施の形態での他の参照画像と比較画像を比較するための表示例を示す図。
【図6】第1の実施の形態での他の参照画像と比較画像を比較するための表示例を示す図。
【図7】第1の実施の形態でのオーバラップ処理を説明するたるのフロチャート。
【図8】第1の実施の形態での参照画像と比較画像を比較するための他の表示例を示す図。
【図9】第1の実施の形態での参照画像と比較画像の位置、倍率を一致させる方法を説明する図。
【図10】第1の実施の形態での参照画像と比較画像の位置、倍率を一致させる方法を説明するフローチャート。
【図11】本発明の第2の実施の形態の顕微鏡画像比較装置のシステム構成を示す図。
【図12】第2の実施の形態での参照画像と比較画像の位置、倍率を一致させる方法を説明する図。
【図13】第2の実施の形態での参照画像と比較画像の位置、倍率を一致させる方法を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…観察装置
2…ミクロ観察ユニット
3…マクロ観察ユニット
4…TVカメラ
5…パソコン本体
6…画像入力ボード
7…ビデオカード
8…RAM
9…CPU
10…記録媒体
10a…プログラム
11…インターフェース
12…バス
13…モニター
14…キーボード
15…マウス
20…ベース
21…対物レンズ
22…接眼レンズ
23…偏向照明
24…落射照明
25…透過照明
26…落射蛍光照明
27…偏射照明
28…ベース
29…マクロレンズ
30…偏向照明
31…落射照明
32…透過照明
33…落射蛍光照明
34…偏射照明
35…マクロ用コントロールボックス
36…マクロ用フォーカシングハンドル
37…ミクロ用コントロールボックス
41…GUI
42…静止画像表示領域
43…動画像表示領域
44…観察画像表示領域
45…アイコン
47…スライダー
69…観察装置
70…画像処理装置
71…ミクロ観察ユニット
72…マクロ観察ユニット
75…マクロ・ミクロ電動ステージ
76…TVカメラ
77…ミクロ・マクロ用電動ズーム
78…対物レンズ
79…ミクロ用電動フォーカス
80…マクロレンズ
81…マクロ用電動フォーカス
82…パソコン本体
83…偏向照明
84…落射照明
85…落射蛍光照明
86…偏射照明
87…透過照明
88…赤外線透過照明
89…偏向照明
90…落射照明
91…落射蛍光照明
92…偏射照明
93…透過照明
94…赤外線透過照明
97…接眼レンズ
98…マクロ・ミクロ通信ケーブル
99…テレビカメラビデオケーブル
100…テレビカメラ通信ケーブル
101…モニター
102…キーボード
103…マウス

Claims (12)

  1. 試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込む観察像取り込み手段と、
    前記観察像取り込み手段により取り込まれた観察像を撮影する撮像手段と、
    予め用意された参照画像を記録する記録手段と、
    前記撮像手段により撮影される観察像を比較画像として表示する表示手段と、
    前記記録手段に記録された参照画像の位置および倍率が前記表示手段に表示された比較画像と同じになるように補正して前記比較画像と比較可能に前記表示手段に表示させる制御手段と
    を具備したことを特徴とする画像比較装置。
  2. 前記制御手段は、前記比較画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該比較画像上の2つの位置に対応する前記参照画像上で指示される2つの位置から、前記参照画像の一方の位置を前記比較画像の一方の位置に一致させるとともに、前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるように補正することを特徴とする請求項1記載の画像比較装置。
  3. 試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込む観察像取り込み手段と、
    前記観察像取り込み手段により取り込まれた観察像を撮影する撮像手段と、
    予め用意された参照画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された参照画像を表示する表示手段と、
    前記撮像手段により撮影される観察像の位置および倍率が前記表示手段に表示された参照画像と同じになるように補正し比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させる制御手段と
    を具備したことを特徴とする画像比較装置。
  4. 前記制御手段は、前記参照画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該参照画像上の2つの位置に対応する前記比較画像上で指示される2つの位置から、前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるとともに、前記比較画像の一方の位置を前記参照画像の一方の位置に一致させるように補正することを特徴とする請求項3記載の画像比較装置。
  5. 試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込むとともに、この取り込まれた観察像を撮影し、
    この撮像された観察像を比較画像として表示手段に表示させるとともに、予め用意された参照画像の位置および倍率が前記表示手段に表示された比較画像と同じになるように補正して前記比較画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする画像比較方法。
  6. 前記比較画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該比較画像上の2つの位置に対応する前記参照画像上で指示される2つの位置から、前記参照画像の一方の位置を前記比較画像の一方の位置に一致させるとともに、前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるように補正することを特徴とする請求項5記載の画像比較方法。
  7. 試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込むとともに、この取り込まれた観察像を撮影し、
    予め用意された参照画像を表示手段に表示させるとともに、前記撮影される観察像の位置および倍率が前記表示手段に表示された参照画像と同じになるように補正し比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする画像比較方法。
  8. 前記参照画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該参照画像上の2つの位置に対応する前記比較画像上で指示される2つの位置から、前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるとともに、前記比較画像の一方の位置を前記参照画像の一方の位置に一致させるように補正することを特徴とする請求項7記載の画像比較方法。
  9. 観察像取り込み手段により試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込ませるとともに、この取り込まれた観察像を撮像手段により撮影させ、
    この撮像された観察像を比較画像として表示手段に表示させるとともに、予め用意された参照画像の位置および倍率が前記表示手段に表示された比較画像と同じになるように補正して前記比較画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 前記比較画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該比較画像上の2つの位置に対応する前記参照画像上で指示される2つの位置から、前記参照画像の一方の位置を前記比較画像の一方の位置に一致させるとともに、前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるように補正することを特徴とする請求項9記載の画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 観察像取り込み手段により試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込ませるとともに、この取り込まれた観察像を撮像手段により撮影させ、
    予め用意された参照画像を表示手段に表示させるとともに、撮影される観察像の位置および倍率が前記表示手段に表示された参照画像と同じになるように補正し比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 前記参照画像上で指示される特徴的な2つの位置と、該参照画像上の2つの位置に対応する前記比較画像上で指示される2つの位置から、前記比較画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きを前記参照画像の2つ位置の間を結ぶ直線の距離と傾きに一致させるとともに、前記比較画像の一方の位置を前記参照画像の一方の位置に一致させるように補正することを特徴とする請求項11記載の画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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