JP4633322B2 - 画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、見本となる参照画像を用いて、比較対照となる比較画像を画像比較するための画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、印刷物の偽造や、身分証明書などの特殊印刷、加工の偽造などの事件が多く発生しており、その偽造方法も巧妙で認識するのが難しくなっている。また、偽造を防止するための印刷や加工そのものも、人間の目視で確認するのが困難なほど精密になっている。
【0003】
このようなことから、従来、特開平06−6807号公報に開示されるようにデジタル画像として記憶された参照画像を用いて比較観察を行う画像比較装置が考えられている。この画像比較装置は、テレビカメラから取込んだ画像(以下、比較画像と称する。)をデジタルデータとして複数記憶し、このうち参照画像の半分の画像と比較画像の半分の画像を取り出し、それぞれを貼り合わせて1枚の画像としてモニター上に表示することで、左右の画像が一致しているかの比較判断を容易に確認できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特開平06-6807号公報のものは、記録される参照画像を呼び出してモニター上で比較画像と比較するが、すでに取り込まれている静止画像同士を並べ合わせるので、参照画像と比較したい位置を比較画像に合わせるのが難しい。また、モニター上では、参照画像と比較画像を単純に左右に並べるだけのため、相違点を見つけ出すのが難しい。さらに、参照画像と比較画像を比較する場合、これらの画像の倍率、位置などの撮影条件が合っているのが望ましいが、これらの条件を合わせることも難しいばかりか、比較画像の参照画像と比較すべき部分が観察者によって異なってしまうという問題も生じる。
【0005】
本発明は、上記事情に艦みてなされたもので、参照画像と同じ条件で比較画像の比較すべき部分を自動的に一致させて撮影でき、精度の高い画像比較を行うことができる画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込む観察像取り込み手段と、前記観察像取り込み手段により取り込まれた観察像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段で撮影される観察像または予め用意された画像を、参照画像として記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記参照画像を表示する第1の画像表示領域と、前記撮像手段により撮影される観察像を比較画像として表示する第2の画像表示領域と、前記参照画像と前記比較画像を比較可能に表示する第3の画像表示領域とを同時に表示する表示手段と、前記記録手段に記録された観察像の観察条件に基づいて前記観察像取り込み手段および前記撮像手段の状態を再現するとともに、前記撮像手段により撮影される観察像を比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させる制御手段とを具備したことを特徴としている。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記表示手段に色調整を行う画像入力ボードをさらに具備し、前記参照画像と前記比較画像の色再現が一致するように、前記画像入力ボードで前記参照画像の特徴点とバックの色情報が合うように色調整を行うことを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の発明は、試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込むとともに、この取り込まれた観察像を撮影し、この撮影された観察像、または予め用意された画像を参照画像として表示手段の第1の画像表示領域に表示し、撮影された前記観察象を比較画像として前記表示手段の第2の画像表示領域に表示し、前記第1の画像表示領域に表示された前記参照画像の全体又は一部と、前記第2の画像表示領域に表示された前記比較画像の全体又は一部を比較観察可能に前記表示手段の第3の画像表示領域に、前記第1の画像表示領域の前記参照画像と前記第2の画像表示領域の比較画像と同時に表示させることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記参照画像と前記比較画像の色再現が一致するように、画像入力ボードで前記参照画像の特徴点とバックの色情報が合うように色調整を行うことを特徴としている。
【0012】
請求項5記載の発明は、コンピュータで実行可能なプログラムにおいて、観察像取り込み手段により試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込ませるとともに、この取り込まれた観察像を撮像手段により撮影させ、この撮像手段で撮影される観察像または予め用意された画像を、参照画像として表示手段の第1の画像表示領域に表示し、撮影される前記観察像より得られる比較画像を前記表示手段の第2の画像表示領域に表示し、前記第1の画像表示領域に表示された前記参照画像の全体又は一部と、前記第2の画像表示領域に表示された前記比較画像の全体又は一部を比較観察可能に前記表示手段の第3の画像表示領域に、前記第1の画像表示領域の前記参照画像と前記第2の画像表示領域の比較画像と同時に表示させることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記参照画像と前記比較画像の色再現が一致するように、画像入力ボードで前記参照画像の特徴点とバックの色情報が合うように色調整を行うことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記第1の画像表示領域と前記第2の画像表示領域と前記第3の画像表示領域とは、同一の前記表示手段に同時に表示されることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項3又は4記載の発明において、前記第1の画像表示領域と前記第2の画像表示領域と前記第3の画像表示領域とを、同一の前記表示手段に同時に表示することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項5又は6記載の発明において、前記第1の画像表示領域と前記第2の画像表示領域と前記第3の画像表示領域とを、同一の前記表示手段に同時に表示することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
【0016】
図1は、本発明が適用される画像比較装置として顕微鏡画像比較装置のブロック図を示すものである。
【0017】
図において、1は図示しない試料を観察する顕微鏡からなる観察装置で、この観察装置1は、試料のミクロ的観察像を取り込むミクロ観察像取り込み手段としてミクロ観察ユニット2、試料のマクロ的観察像を取り込むマクロ観察像取り込み手段としてマクロ観察ユニット3が設けられ、さらに、撮像手段としてTVカメラ4が設けられている。
【0018】
TVカメラ4は、ミクロ観察ユニット2またはマクロ観察ユニット3によりそれぞれ取り込んだミクロまたはマクロの観察像を撮像するもので、これら撮像した画像をデジタル画像として制御手段のパソコン本体5に出力するようにしている。
【0019】
パソコン本体5は、画像入力ボード6、ビデオカード7、RAM8、CPU9、記録媒体10、インターフェース11およびバス12を有するもので、TVカメラ4からのデジタル画像を画像入力ボード6に取込み、この取込んだデジタル画像をRAM8に記憶したり、ビデオカード7を介して表示手段としてのモニター13に静止画像または動画像として表示させる(動画像はTVカメラ4のビデオレートの動画像が映し出される)。また、記録媒体10には、予め用意された複数のデジタル化された参照画像が記録されているとともに、後述する文章鑑識支援ソフト等のプログラム10aが記録されている。このプログラム10aはバス12を介して外部より与えられるとともに、RAM8に一旦記録され、CPU9により実行されて画像の比較を支援する処理を行うものである。インターフェース11には、プログラム10aを実行する際の指示を入力するキーボード14およびマウス15が接続されている。
【0020】
図2は、このような顕微鏡画像比較装置のシステム構成図を示すものである。
【0021】
この場合、本システムは、観察装置19と画像処理装置20より構成されている。
【0022】
観察装置19は、ミクロ観察像取り込み手段としてのミクロ観察ユニット21とマクロ観察像取り込み手段としてのマクロ観察ユニット22を一体のものとして構成し、これらミクロ観察ユニット21およびマクロ観察ユニット22には、それぞれのベース(ミクロ用)23およびベース(マクロ用)24上に共通のマクロ・ミクロ電動ステージ(自動X−Yステージ)25が設けられ、このマクロ・ミクロ電動ステージ25を駆動することで、ミクロ観察ユニット21とマクロ観察ユニット22の間で試料の受渡しが自動的にできるようになっている。
【0023】
また、これらミクロ観察ユニット21とマクロ観察ユニット22に対して、これらの観察像を撮影するためのTVカメラ26が設けられている。このTVカメラ26は、ミクロ観察ユニット21のミクロ・マクロ用電動ズーム27、対物レンズ28を介して試料を撮影する。また、フォーカスの調整はミクロ用電動フォーカス29で行う。さらに、TVカメラ26は、マクロ観察ユニット22のミクロ・マクロ用電動ズーム27、不図示の光路切換え装置、マクロレンズ30を介して試料の撮影を行う。また、フォーカスの調整はマクロ用電動フォーカス31で行う。
【0024】
この場合、これらミクロ観察ユニット21およびマクロ観察ユニット22のミクロ用電動フォーカス29、マクロ用電動フォーカス31、不図示の調光装置、不図示の光路切換え装置およびTVカメラ26は、それぞれ画像処理装置20の一部を構成する制御手段であるパソコン本体32より自動制御可能となっている。
【0025】
また、ミクロ観察ユニット21およびマクロ観察ユニット22には、各種の照明方法が設けられている。この場合、ミクロ観察ユニット21には、偏向照明33、落射照明34、落射蛍光照明35、偏射照明36、透過照明37、赤外線透過照明38が設けられ、また、マクロ観察ユニット22には、偏向照明39、落射照明40、落射蛍光照明41、偏射照明42、透過照明43、赤外線透過照明44が設けられている。これら照明装置は、対象となる試料の観察部位などに応じてパソコン本体32やミクロ用コントロールボックス(手動操作ボックス)45、マクロ用コントロールボックス(手動操作ボックス)46により観察部位に適した照明方法が選択されるようになっている。
【0026】
なお、接眼レンズ47は、ミクロ観察ユニット21およびマクロ観察ユニット22により得られる試料の観察像を直接目視で見るためのものである。
【0027】
このような観察装置19は、マクロ・ミクロ通信ケーブル48、テレビカメラビデオケーブル49およびテレビカメラ通信ケーブル50を介して画像処理装置20に接続されている。
【0028】
画像処理装置20は、パソコン本体32の他に、観察画像の表示や制御用のGUI等を表示する表示手段としてのモニター51、入力装置のキーボード52、マウス53を有している。また、画像処理装置20は、マクロ・ミクロ通信ケーブル48を介して観察装置19の制御を行い、また、テレビカメラビデオケーブル49を介してTVカメラ26からの映像信号を取り込み、さらに、テレビカメラ通信ケーブル50を介してTVカメラ26のブライトネス、コントラスト等の制御を行うようになっていて、TVカメラ26からの撮像信号をパソコン本体32内のビデオキャプチャーボードを介してメモリ(ともに不図示)に取り込み、デジタル画像としてモニター51に表示できるようにしている。
【0029】
パソコン本体32には、システム制御するためのメニュー、ボタン表示、画像表示のためのモニタ51、メニュー及びボタンを操作するためのキーボード52およびマウス53が接続されている。
【0030】
この場合、パソコン本体32は、TVカメラ26で撮影した画像を表示させるためのフレームメモリ機能、システム制御のためのメニュー及びボタン操作機能、観察装置19を制御するための通信機能などを備え、さらに、一時的に画像データを保存するためのメモリ機能も備えている。また、パソコン本体32は、TVカメラ26で撮影した画像及び撮影条件などのデータを他のパソコンに保存させてデータを共有するために必要な通信手段を備えている。例えば、Ethernet、GP−IB、パラレル、シリアル等がある。さらに、パソコン本体32は、マクロ・ミクロ電動ステージ25の駆動指令、ミクロ観察ユニット21およびマクロ観察ユニット22に対するフォーカス、ズーム、光路切換え、照明方法の切換え、調光等の指令を始め、TVカメラ26の制御指令などをインターフェースを介して観察装置19側に出力する。ここでのインターフェースは、観察装置19とパソコン本体32に内蔵されており、例えば、RS−232C、GP−IB、パラレル、シリアル、SCSI等がある。
【0031】
次に、このように構成された実施の形態の動作を説明する。
【0032】
図3は、モニター51画面上での表示例、図4乃至図7は、作業手順と動作を説明するためのフローチャートである。
【0033】
まず、図4において、観察者は、見本となる参照画像の登録が必要となり、観察者は、図3に示すモニター上に表示される操作画面170上で見本となる試料の種別、例えば身分証明書などを試料種別リスト210により選択する(ステップS10)。
【0034】
次に、観察者は、観察装置19での観察ユニットを選択する。つまり、観察者は、見本となる試料上の観察したい領域の大きさに応じてマクロ観察ユニット22にて観察するか、または、ミクロ観察ユニット21にて観察するかを選択する(ステップS11)。この場合、モニターの操作画面170で、マクロ観察ユニット22またはミクロ観察ユニット21に対応するマクロボタン243またはミクロボタン242をクリックして図2の観察装置19の不図示の光路切替え装置を操作して光路切換えを選択し、所望する観察ユニットを選択する(ステップS12,ステップS13)。
【0035】
次に、モニター上に表示される操作画面170上で動画ボタン203および静止画ボタン204のうちの動画ボタン203を選択し、TVカメラ26で撮影している動画像を観察画像表示領域200に表示させる(ステップS14)。
【0036】
この状態で、観察者は見本となる試料を、選択した観察ユニットのマクロ・ミクロ電動ステージ25にセットし(ステップS15)、観察画像表示領域200の動画像(観察画像)を見ながら、試料に適した照明方法をマクロ用コントロールボックス46またはミクロ用コントロールボックス45を用いて選択し、照明方法および明るさを調整する(ステップS16)。
【0037】
次に、観察者は、観察画像の細部を拡大観察するか否かを判断し(ステップS17)、拡大したい場合(yes)は、倍率変更ボタン231にて拡大倍率を設定し、観察画像上にマウスのポインタを持って行く、すると、ポインタは、観察画像上で指定された倍率の撮り込みエリアを表示する。そして、観察者が撮り込みたい位置をクリックし拡大位置を決定し(ステップS18)、操作画面170の設定ボタン232をクリックする。すると、パソコン本体32は、現状のステージ位置、設定率および観察画像上でのマウスポインタの位置から拡大する画像の中心位置を算出し、選択されている観察ユニットの光軸上に拡大する画像の中心位置が一致するように、自動的にマクロ・ミクロ電動ステージ25を移動し、セットされた試料を観察したい位置に移動させる(ステップS19)。
【0038】
次に、観察者は、試料の観察したい領域が表示されるようにズーム倍率を調整し、フォーカスを合せる(ステップS20)。
【0039】
なお、ステップS17で、観察画像の細部を拡大観察しないと判断した場合は、直ちにステップS20に進み、観察者は、試料の観察したい領域が表示されるようにズーム倍率を調整し、フォーカスを合せるようになる。
【0040】
次に、図5において、観察者は、観察画像のコントラストは充分か判断する(ステップS21)。ここで、蛍光照明や試料のコントラストが少ない場合は、はっきりした画像にならず、精度の高い画像比較ができない。
【0041】
この場合は、画像積算処理を行う(ステップS22)。まず、観察者は、モニター上に表示される操作画面170にある自動コントラストボタン221を選択し、自動コントラスト処理を行う。これにより、パソコン本体32は、撮り込んだ画像に輝度レベルが最適になるようにゲインまたはオフセットをかけ、画像データを変更した上で、観察画像表示領域200に表示する。観察者は、この観察画像を見ながら、試料の観察位置、倍率、フォーカスを合せる。次に、モニタの操作画面170にある積算ボタン222を選択し画像積算処理を開始する。これにより、パソコン本体32は、撮り込んだ画像を設定された画像枚数分保存し、画像データを加算して、観察画像表示領域200に表示する。観察者は、試料の明るさによりモニタの操作画面170にある積算数223で積算回数を調整し、観察し易い画像に調整する。
【0042】
これらの撮り込み画像の準備ができたところで、モニター上に表示される操作画面170のティーチングボタン186を操作してティーチング画像としての登録を行う(ステップS23)。これにより、パソコン本体32は、TVカメラ26の映像信号をビデオキャプチャーボードを介してパソコン本体32にデジタル画像(ティーチング画像)として取り込み、取り込んだデジタル画像を記録媒体10に保存するとともに、静止画像表示領域180に表示する。また、パソコン本体32は、このときの観察条件、つまり、マクロ・ミクロ電動ステージ25の位置(デジタル画像の撮り込んだ位置)、ズーム倍率、照明方法、調光、光路切換え、TVカメラ26の設定などの各種の条件を観察装置19およびTVカメラ26との通信により確認し、ステップS10において試料種別リスト210で選択した試料の種別ごとに保存する。
【0043】
以下同様にして、観察者は、試料上の観察が必要な部分について、その数だけ、ティーチング画像の登録を繰り返す(ステップS24)。
【0044】
なお、このようなティーチング画像の登録は、モニター上に表示される操作画面170にあるファイル読込ボタン185を選択して、パソコン本体32の記録媒体32またはネットワーク等の通信手段を介して他のパソコンの記録媒体に保存されているティーチング画像を読み込んで登録してもよい。この場合は、ステップS10〜ステップS24の手順は、不要になる。
【0045】
次に、観察者は、ティーチング登録された参照画像と同じ条件で比較するための試料画像が必要となり、図6に示すように、モニター上に表示される操作画面170上で見本となる試料の種別、例えば身分証明書を試料種別リスト210により選択する(ステップS30)。
【0046】
次に、観察者は、マクロ・ミクロ電動ステージ25上に、比較画像を生成するための比較試料をセットする(ステップS31)。そして、モニター上に表示される操作画面170上で取込みボタン229を選択する(ステップS32)。
【0047】
パソコン本体32は、試料種別リスト210により選択された試料の種別ごとに登録したティーチング画像の登録時点での撮影条件ファイルを読み出すとともに、ティーチング画像を参照画像として静止画像表示領域180に表示する(ステップS33)。また、パソコン本体32は、読み出した撮影条件ファイルによるマクロ・ミクロ電動ステージ25の位置、ズーム倍率、照明方法、調光、光路切換え、TVカメラ26の設定などを各種の条件に基づいてマクロ・ミクロ通信ケーブル48を介して観察装置19を自動制御し、参照画像(ティーチング画像)の取得時の観察条件に一致させる(ステップS34)。そして、TVカメラ26で撮影されるマクロ・ミクロ電動ステージ25上の試料の動画像を撮り込み(ステップS35)、比較画像として動画像表示領域190に表示する(ステップS36)。
【0048】
ところで、同じ撮影条件で撮影しても照明装置のランプの劣化やレンズなどによる観察装置19での機差により画像の色あいなどの違いが発生する。そこで、パソコン本体32は、参照画像と比較画像の色再現が一致するように、画像入力ボードの色調整を行う。例えば、参照画像の特徴点とバックの色情報として赤・緑・青の輝度情報が、比較画像と合うように画像入力ボードの色調整を行う。(ステップS37、ステップS38)。これにより、参照画像と比較画像の撮影条件が一致し、画像比較し易い画像が撮影でき、以下の画像を比較する作業に入る。
【0049】
この場合、図7に示すように、観察者は、比較画像と参照画像を静止画像表示領域180および動画像表示領域190のタブより選択し(ステップS39)、続けて試料の比較したい領域に適した画像比較モードを選択する(ステップS40)。
【0050】
この場合、第一の画像比較モードとしての分割画像表示は、観察画像表示領域200を上下または左右の2つの領域に分割し、一方の分割領域に参照画像を表示し、他方の分割領域に比較画像を表示する。また、この分割画像表示の選択において、分割モード表示の表示方法を選択する(ステップS41)。この分割モード表示の表示方法は、左:参照画像・右:比較画像、左:比較画像・右:参照画像、上:参照画像・下:比較画像、上:比較画像・下:参照画像があり、これらはボタン205で選択できる。また、領域を分割する境界線の罫線を、罫線移動ボタン224により移動できる。
【0051】
観察者は、試料の比較したい領域により適した分割モード表示の表示方法を選択する。この場合、観察画像表示領域200の一方の分割領域に表示される参照画像には、縦スクロールバー201、横スクロールバー202が配置されており、観察者は、スクロールバーを移動させることにより参照画像の表示位置を調整する(ステップS42)。ここで、パソコン本体32は、スクロールバーの移動量に合せて、参照画像の画像表示位置と比較画像の画像表示位置が同じ位置になるように、自動的にマクロ・ミクロ電動ステージ25を移動させる。また、観察画像表示領域200の一方の分割領域に表示される比較画像は、動画像にて表示されており、観察者は、必要により位置を微調整したい場合は、画像を確認しながらマクロ・ミクロ電動ステージ25を移動させる事により比較画像の表示位置を調整する。
【0052】
また、第二の画像比較モードとしてのオーバーラップ表示は、参照画像と比較画像の輝度の割合を任意の整数n,m(但し、n≧m)において、m/n倍した画像と(n−m)/n倍した画像とを加算した画像を観察画像表示領域200に表示することにより、参照画像と比較画像が透けて見える画像を観察することができる。なお、整数n,mを変更して参照画像と比較画像の輝度の割合いを徐々に変更することにより、片側の画像を強調させて表示することもできる。
【0053】
この場合、観察者は、オーバーラップボタン206を選択し(ステップS43)、参照画像と比較画像の位置調整により(ステップS44)、参照画像と比較画像の微妙な位置ずれを、オーバラップ画像を確認しながらマクロ・ミクロ電動ステージ25を移動させることにより一致させる。そして、観察者は、オーバラップ画像を確認し、一致していない部分を確認する。なお、表示割合の調整で(ステップS45)、観察者はどちらかの画像を強調したい場合は、表示割合調整バー207を変更することにより、どちらかの画像の表示割合を強調して表示させることができる。
【0054】
さらに、第三の画像比較モードとしての画像切換え表示(アニメーション)は、参照画像と比較画像の2つの画像を所定時間間隔で交互に観察画像表示領域200に繰返し切換え表示する。観察者は、前もって、オーバーラップボタン206を選択し(ステップS46)、参照画像と比較画像の位置調整により(ステップS47)、参照画像と比較画像の微妙な位置ずれを一致させる。次に、画像切換え表示(アニメーション)ボタン208を選択し(ステップS48)、切り換わる画像を確認しながら、一致していない部分を確認する。つまり、画像を交互に切り換えることにより、画像の残像効果によって異なる部分を認識する。この場合、観察者は、切換え時間を設定するが(ステップS49)、比較しやすい切り換わり時間を設定時間ボタン209を操作し設定して観察する。
【0055】
なお、参照画像の表示方法を変更するために、静止画像表示領域180に、上下ボタン181、左右ボタン182、ネガボタン183が設けられている。上下ボタン181、左右ボタン182は、例えば、試料の裏表の状態を比較する場合、裏側より撮影した画像と表側の画像の方向を一致させるために、参照画像を上下反転と左右反転ができるようにするためのもので、また、ネガボタン183は、試料により片側の画像をポジネガ反転することにより画像の比較を認識しやすくするためのものである。
【0056】
画像比較が終了したところで、異物自動検出ボタン226を選択する。すると、異物自動検出処理により(ステップS50)、パソコン本体32にて参照画像と比較画像の二値化画像が比較され、異なる部分を色付けし、またはマークなどで表示することで、観察者の画像比較を支援する。そして、観察者が異物自動検出処理を参考に目視にて画像を観察し、画像を比較する(ステップS51)。
【0057】
次に、コメントボタン225を選択すると、描画機能により参照画像、比較画像、画像比較モードによる観察画像上にコメント入力が可能になり(ステップS52)、補足説明を書き加える。また、観察者は、保存が必要な画像を観察画像表示領域200に表示させ、画像保存ボタン228を選択すると、保存したい記憶媒体に画像が保存される(ステップS53)。なお、この時に、パソコン本体32は、保存画像の観察条件も合せて保存する。
【0058】
次に、観察者は、さらに試料の観察部分を変更して詳細な比較観察を続けるかを判断する(ステップS54)。ここで、比較観察を続ける場合は、ステップS32に戻って、上述した動作を繰り返し、また、比較観察を続けない場合は、観察を終了する。
【0059】
従って、このようにすれば、例えば、身分証明書などの試料の観察が必要な部分のティーチング画像(参照画像)を、これらの観察条件、つまり、マクロ・ミクロ電動ステージ25の位置(デジタル画像の撮り込んだ位置)、ズーム倍率、照明方法、調光、光路切換え、TVカメラ26の設定などの各種の条件とともに登録しておき、比較する試料の観察の際に、これら観察条件を自動的に再現して比較試料の撮影を行い、撮り込まれた比較画像と参照画像との比較を行うようにしている。これにより、ティーチング画像(参照画像)と比較される試料の画像が、ティーチング画像の観察条件と同じ条件で観察ができるとともに、ティーチング画像の特徴と現在観察している試料の特徴を容易に同一条件で比較観察するができので、比較精度を飛躍的に高めることができ、印刷物や身分証明書などの特殊印刷や加工を施したものの鑑識を容易に、しかも高精度に行うことができる。
【0060】
また、ティーチング画像(参照画像)を保存した時の観察条件は、画像データと共に保存されるため、例えば、共用の記憶媒体に保存しておけば、いかなるシステムでも比較する試料との画像比較の際に、常に同じ観察条件を自動的に設定することができ、画像比較作業の効率を大幅に向上することができる。
【0061】
なお、このような画像比較の過程で、偽造箇所が1ケ所でも確認できれば、試料全てが偽造と判断できことから、一番怪しい部位の画像から比較することが比較判定する時間を短縮する上で好ましい。そこで、撮影した画像のタブの表示順番は、比較画像と参照画像を2値化して、その一致していない面積の多い割合により並べたり、過去の偽造の確認件数の多い順番の部位の画像より並べることもできる。
【0062】
また、これまでは、スタンドアロンで使用している顕微鏡画像比較装置について説明してきたが、ネットワークを介して画像サーバに必要なデジタル画像と文書の偽造箇所の説明、撮影条件などの情報を保管するネットワークシステムを構築する。そこで、異なる箇所で新たに見つかった偽造物の画像や情報を画像サーバにその都度保存して、常に最新の参照画像に更新しておく。これにより、顕微鏡比較装置のパソコン本体から関連する情報をネットワークを介して画像サーバを検索し、常に最新の参照画像を入手できるようになる。また、現状多発している偽造物の情報があれば、参照画像の表示タブの表示順序を更新して保存し、始めのほうに確認するようにタブを並べ替え、効率的に偽造文書を確認することができる。この場合、ネットワーク上に偽造箇所のデータなどの秘密情報を通信することになるため、ユーザ管理およびデータの暗号化などの処理をして、外部に情報が漏れない処理が必要となる。
【0063】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、参照画像と同じ条件で比較画像の比較すべき部分を自動的に一致させて撮影でき、精度の高い画像比較を行うことができる画像比較装置、画像比較方法および画像比較をコンピュータにて実行させるためのプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の顕微鏡画像比較装置のブロック図。
【図2】一実施の形態の顕微鏡画像比較装置のシステム構成を示す図。
【図3】一実施の形態に用いられるモニタの表示例を示す図。
【図4】一実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】一実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】一実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】一実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…観察装置
2…ミクロ観察ユニット
3…マクロ観察ユニット
4…TVカメラ
5…パソコン本体
6…画像入力ボード
7…ビデオカード
8…RAM
9…CPU
10…記録媒体
10a…プログラム
11…インターフェース
12…バス
13…パソコン用モニター
14…キーボード
15…マウス
19…観察装置
20…画像処理装置
21…ミクロ観察ユニット
22…マクロ観察ユニット
25…マクロ・ミクロ電動ステージ
26…TVカメラ
27…ミクロ・マクロ用電動ズーム
28…対物レンズ
29…ミクロ用電動フォーカス
30…マクロレンズ
31…マクロ用電動フォーカス
32…パソコン本体
33…偏向照明
34…落射照明
35…落射蛍光照明
36…偏射照明
37…透過照明
38…赤外線透過照明
39…偏向照明
40…落射照明
41…落射蛍光照明
42…偏射照明
43…透過照明
44…赤外線透過照明
45…ミクロ用コントロールボックス
46…マクロ用コントロールボックス
47…接眼レンズ
48…マクロ・ミクロ通信ケーブル
49…テレビカメラビデオケーブル
50…テレビカメラ通信ケーブル
51…パソコン用モニタ
52…キーボード
53…マウス
170…操作画面
180…静止画像表示領域
181…上下ボタン
182…左右ボタン
183…ネガボタン
185…ファイル読込ボタン
186…ティーチングボタン
190…動画像表示領域
200…観察画像表示領域
201…縦スクロールバー
202…横スクロールバー
203…動画ボタン
204…静止画ボタン
205…ボタン
206…オーバーラップボタン
207…表示割合調整バー
208…画像切換え表示(アニメーション)ボタン
209…設定時間ボタン
210…試料種別リスト
221…自動コントラストボタン
222…積算ボタン
223…積算数
224…罫線移動ボタン
225…コメントボタン
226…異物自動検出ボタン
228…画像保存ボタン
229…取込みボタン
231…倍率変更ボタン
232…設定ボタン
242…ミクロボタン
243…マクロボタン
Claims (9)
- 試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込む観察像取り込み手段と、
前記観察像取り込み手段により取り込まれた観察像を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段で撮影される観察像または予め用意された画像を、参照画像として記録する記録手段と、
前記記録手段に記録された前記参照画像を表示する第1の画像表示領域と、前記撮像手段により撮影される観察像を比較画像として表示する第2の画像表示領域と、前記参照画像と前記比較画像を比較可能に表示する第3の画像表示領域とを同時に表示する表示手段と、
前記記録手段に記録された観察像の観察条件に基づいて前記観察像取り込み手段および前記撮像手段の状態を再現するとともに、前記撮像手段により撮影される観察像を比較画像として前記参照画像と比較可能に前記表示手段に表示させる制御手段と
を具備したことを特徴とする画像比較装置。 - 前記表示手段に色調整を行う画像入力ボードをさらに具備し、
前記参照画像と前記比較画像の色再現が一致するように、前記画像入力ボードで前記参照画像の特徴点とバックの色情報が合うように色調整を行うことを特徴とする請求項1記載の画像比較装置。 - 試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込むとともに、この取り込まれた観察像を撮影し、
この撮影された観察像、または予め用意された画像を参照画像として表示手段の第1の画像表示領域に表示し、
撮影された前記観察象を比較画像として前記表示手段の第2の画像表示領域に表示し、
前記第1の画像表示領域に表示された前記参照画像の全体又は一部と、前記第2の画像表示領域に表示された前記比較画像の全体又は一部を比較観察可能に前記表示手段の第3の画像表示領域に、前記第1の画像表示領域の前記参照画像と前記第2の画像表示領域の比較画像と同時に表示させることを特徴とする画像比較方法。 - 前記参照画像と前記比較画像の色再現が一致するように、画像入力ボードで前記参照画像の特徴点とバックの色情報が合うように色調整を行うことを特徴とする請求項3記載の画像比較方法。
- 観察像取り込み手段により試料のマクロ的観察像およびミクロ的観察像の一方を取り込ませるとともに、この取り込まれた観察像を撮像手段により撮影させ、
この撮像手段で撮影される観察像または予め用意された画像を、参照画像として表示手段の第1の画像表示領域に表示し、
撮影される前記観察像より得られる比較画像を前記表示手段の第2の画像表示領域に表示し、
前記第1の画像表示領域に表示された前記参照画像の全体又は一部と、前記第2の画像表示領域に表示された前記比較画像の全体又は一部を比較観察可能に前記表示手段の第3の画像表示領域に、前記第1の画像表示領域の前記参照画像と前記第2の画像表示領域の比較画像と同時に表示させることを特徴とする画像比較をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記参照画像と前記比較画像の色再現が一致するように、画像入力ボードで前記参照画像の特徴点とバックの色情報が合うように色調整を行うことを特徴とする請求項5記載のコンピュータで実行可能なプログラム。
- 前記第1の画像表示領域と前記第2の画像表示領域と前記第3の画像表示領域とは、同一の前記表示手段に同時に表示されることを特徴とする請求項1又は2記載の画像比較装置。
- 前記第1の画像表示領域と前記第2の画像表示領域と前記第3の画像表示領域とを、同一の前記表示手段に同時に表示することを特徴とする請求項3又は4記載の画像比較方法。
- 前記第1の画像表示領域と前記第2の画像表示領域と前記第3の画像表示領域とを、同一の前記表示手段に同時に表示することを特徴とする請求項5又は6記載のコンピュータで実行可能なプログラム。
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