JPH11341331A - 電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置

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JPH11341331A
JPH11341331A JP10140205A JP14020598A JPH11341331A JP H11341331 A JPH11341331 A JP H11341331A JP 10140205 A JP10140205 A JP 10140205A JP 14020598 A JP14020598 A JP 14020598A JP H11341331 A JPH11341331 A JP H11341331A
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明夫 寺根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で素早く確実にマニュアルフォー
カス制御することが可能な電子的撮像装置を提供するこ
と。 【解決手段】 マニュアルフォーカス(PFを含む)と
オートフォーカスとが切替可能な電子的撮像装置におい
て、システム制御部80は、マニュアルフォーカス時、電
子ズーム回路61を制御して、液晶モニタ63にオートフォ
ーカス時に対して所定の倍率で拡大された被写体の動画
を表示させるようにしたものである。マニュアルフォー
カス時は、液晶モニタ63に拡大画像が表示されるように
したので、ピント状態の良否がより見易くなりマニュア
ルフォーカス調整を素早く確実に行うことができる。し
かも、拡大した動画像を表示するようにしたので、動き
のある画像に対してもピント合わせを確実に行うことが
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子的撮像装置
のマニュアルフォーカス(パワーフォーカスと呼ばれる
電動式のマニュアルフォーカスも含む)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、合焦状態検出手段により合焦
状態を確認しながら、マニュアルフォーカス(パワーフ
ォーカスも含む)によって素早くかつ確実にピント合わ
せを行うようにしたカメラ装置が知られている(特開平
6−113184号公報など)
【0003】。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなカメラ装置において合焦状態を検出する場
合、合焦検出範囲は撮影領域の所定位置に固定されてい
ることが多かった。
【0004】これに対し、撮影領域の任意の位置で合焦
状態を検出するカメラ装置も知られているが、この場
合、映像信号を読み出し、該映像信号のコントラスト状
態を検出することにより合焦状態を検出する方法では、
映像信号の読み出し及び演算に時間がかかり、高速で確
実なマニュアルフォーカス制御は困難であった。この問
題を解決するために、前記映像信号を利用したコントラ
スト法による合焦状態検出ではなく、高速処理が可能な
位相差検出などによる合焦検出装置を別に設けることも
考えられるが、この場合、装置が複雑になりコスト高に
なる。
【0005】一方、マニュアルフォーカス中の被写体の
動画を電子式ファインダーなどで確認できれば、上記の
ような合焦状態検出手段は不要になり装置も簡単になる
とともにコストも安くなる。しかしながら、従来のこの
方法では合焦状態の確認が難しく確実なマニュアルフォ
ーカス調整を行うのに時間がかかっていた。
【0006】上記のように、従来は、マニュアルフォー
カス時、素早く確実にフォーカス調整することはできな
かった。
【0007】本発明は、上記の従来技術の問題点を解決
するために、簡単な構成で素早く確実にマニュアルフォ
ーカス制御することが可能な電子的撮像装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による電子的
撮像装置は、請求項1に記載したように、マニュアルフ
ォーカスとオートフォーカスとが切替可能で、表示部に
所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示することが可
能な電子的撮像装置であって、マニュアルフォーカス時
は、前記表示部にオートフォーカス時よりも前記所定の
倍率で拡大された被写体の動画を表示する制御手段を備
えたものである。
【0009】第1の発明においては、マニュアルフォー
カス時は、ピントを合わせたい領域の被写体を通常のオ
ートフォーカスによる撮影時よりも拡大して表示部(モ
ニタ)表示するので、焦点状態の確認がし易く正確にピ
ントを合わせることが可能である。
【0010】また、撮像像素子の一部の領域の信号を読
み出せばよいので、撮像像素子の全画素の信号を読み出
していたのでは、時間がかかり、リアルな動画を表示す
ることが難しい高画素の撮像素子を用いた電子的撮像装
置においても、高速読み出しが可能であり、リアルな動
画を表示でき、マニュアルフォーカスを高速に、しかも
正確に行うことができる。特に、高精細な画像が望まれ
る電子的撮像装置において、その効果が大きい。しか
も、拡大した動画像を表示するようにしたので、動きの
ある画像に対してもピント合わせを容易に行うことが可
能である。
【0011】第2の発明による電子的撮像装置は、請求
項2に記載したように、マニュアルフォーカスが可能
で、表示部に所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示
することが可能な電子的撮像装置であって、撮影被写体
の画像を画面に表示するための表示部と、該表示部に表
示される画像の表示倍率を設定するための表示倍率設定
手段と、マニュアルフォーカス時は、前記表示部に表示
された画像の所定位置を中心にして、前記表示倍率設定
手段により設定された表示倍率で被写体の動画を拡大し
て表示するための制御手段と、を備えたものである。
【0012】第2の発明においては、表示倍率設定手段
を設けたので、ピントを合わせたい領域を表示部に拡大
表示する際、ユーザーが表示倍率を選択して見易い状態
でフォーカス調整することが可能となる。
【0013】第3の発明による電子的撮像装置は、請求
項3に記載したように、マニュアルフォーカスが可能
で、表示部に所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示
することが可能な電子的撮像装置であって、撮影被写体
の画像を画面に表示するための表示部と、該表示部に表
示された画像の所定の位置を指定するための指示手段
と、該表示部に表示される画像の表示倍率を設定するた
めの表示倍率設定手段と、マニュアルフォーカス時は、
前記指示手段により指定された画像の所定位置を中心に
して、前記表示倍率設定手段により設定された表示倍率
で被写体の動画を拡大して表示するための制御手段と、
を備えたものである。
【0014】第3の発明においては、ピントを合わせた
い領域を表示部に拡大表示する際、ユーザーが表示倍率
を選択して見易い状態でフォーカス調整することが可能
となると共に、ピントを合わせたい領域を指定して拡大
表示できるので、さらに操作性を向上させたフォーカス
調整が可能となる。
【0015】第4の発明による電子的撮像装置は、請求
項4に記載したように、マニュアルフォーカスが可能
で、表示部に所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示
することが可能な電子的撮像装置であって、撮影画像の
うち、所定の一部の領域を画面全体に拡大した第1の画
像と、前記撮影画像の全体を画面の一部に縮小した第2
の画像とを同一画面上に同時に表示する表示部と、マニ
ュアルフォーカス時は、前記第1,第2の画像のうち少
なくとも前記第1の画像は動画を表示するための制御手
段と、を備えたものである。
【0016】第4の発明においては、マニュアルフォー
カス時、拡大する前の画角合わせ用の全体画像を縮小し
た画像と、その全体画像の一部を画面全体に拡大したピ
ント合わせ用の画像とを合成表示することにより、確実
なピント確認を行えるとともに、撮影画像全体の画角合
わせをも同時に確認することができる。
【0017】第5発明は、請求項5に記載したように、
請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子的撮像装置に
おいて、マニュアルフォーカス時は、前記拡大表示され
た領域の画像信号に基づいて焦点状態を表示するための
焦点状態表示手段を設けたものである。
【0018】第5の発明においては、マニュアルフォー
カス時、表示部(モニタ)に、ピント合わせ用の拡大画
像を表示した際、その拡大表示された領域の画像信号に
基づいて焦点状態を表示するようにしたので、ピント合
わせをより確実に行うことができる。焦点状態表示手段
としては、ズームトラッキングカーブから演算により求
まるレンズ位置(距離)を表示したり、或いは評価値
(撮像信号から抽出した高域成分の積分値)を表示した
りする。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
的撮像装置を示すブロック図である。なお、本実施の形
態は、オートフォーカス(以下AF)機能を有す一方、
電動式のマニュアルフォーカス機能即ちパワーフォーカ
ス(以下PF)機能を有する電子的撮像装置について説
明する。
【0020】図1において、電子的撮像装置は、レンズ
部10と、撮像素子であるCCD20と、撮像部30
と、記録部40と、カードアクセス部41と、メモリカ
ード42と、再生部50と、パワーフォーカスとオート
フォーカスとの切替用のスイッチ回路60と、電子ズー
ム回路61と、オンスクリーン回路(OSD)62と、
表示部である液晶モニタ63と、レンズ制御部70と、
制御手段であるシステム制御部80と、各種スイッチ9
0と、直流電源100 と、電源回路101 と、電源スイッチ
102 と、ストロボ充電/発光制御部110 と、ストロボ発
光部111 とで構成されている。
【0021】前記レンズ部10はズームレンズ11とフ
ォーカスレンズ12とで構成され、撮像部30は増幅部
(AMP)31とサンプル/ホールド回路(S/H)3
2とアナログ/ディジタル変換器(A/D)33と露出
/フォーカス(AE/AF)データ作成回路34と撮像
部用タイミングジェネレータ35とで構成されている。
【0022】前記レンズ制御部70はモータ駆動用パル
スジェネレータ71とズーム用ドライバ72とズーム用
ステップモータ73とフォーカス用ドライバ74とフォ
ーカス用ステップモータ75とで構成されている。
【0023】以下に、各部の機構及び回路について説明
する。レンズ部10を構成するズームレンズ11は、ズ
ーム機構によりその光軸上に沿って移動可能にされ、ま
たフォーカスレンズ12は、フォーカス機構によってそ
の光軸上に沿って移動可能にされている。そして、レン
ズ部10の光軸上には撮像素子である1チップ構成のC
CD(電荷結合素子)20が配設され、レンズ部10で
撮影された被写体(図示せず)の撮影像がCCD20の
撮像面に結像するようになっている。
【0024】CCD20は、撮像部用タイミングジェネ
レータ35により駆動タイミングがとられ、その撮像動
作を制御されるようになっている。
【0025】CCD20により撮影され光電変換された
画像信号は、増幅部31で所定レベルにまで増幅され、
サンプル/ホールド回路32でサンプル/ホールドされ
て1画素ごとの信号値が出力され、次段のA/D変換器
33でアナログ信号からディジタル信号に変換される。
ディジタル化された画像信号は記録部40に供給される
一方AE/AFデータ作成回路34に供給される。
【0026】記録部40では、前記のディジタル化され
た画像信号を記録用信号に処理しカードアクセス部41
を通してメモリカード42に記録する。AFモードで撮
影中は、カードアクセス部41は、システム制御部80
の制御によってメモリカード42に画像信号を記録する
と同時に再生部50を通し更にスイッチ回路60の第2
入力端b及び電子ズーム回路61並びにオンスリーン回
路62を通して、液晶モニタ63に撮影中の画像を表示
する。勿論、画像信号をメモリカード42に一旦記録し
た後、再生(PLAY)ボタンが押された時は、システ
ム制御部80の制御によって、カードアクセス部41は
メモリカード42に記録されている画像信号を読み出し
て再生部50で再生処理して、スイッチ回路60の第2
入力端b及び電子ズーム回路61並びにオンスリーン回
路62を通して、液晶モニタ63に再生画像を表示する
ことができる。
【0027】AE/AFデータ作成回路34は、内部に
設けられた輝度信号成分の抽出回路によって抽出した輝
度信号成分から、AEデータ作成手段によって露出情報
であるAEデータを得、得られたAEデータをシステム
制御部80に供給する一方、前記の抽出した輝度信号成
分を、ハイパスフィルタと積分器で構成されるAFデー
タ作成手段に供給し、ハイパスフィルタを用いて高域成
分のみを抽出し、さらにその高域成分を積分器を用いて
積分して、フォーカス情報であるAFデータを得、得ら
れたAFデータをシステム制御部80に供給する。な
お、システム制御部80は、前記のAEデータに基づい
て絞り制御情報を算出して図示しない絞り機構に供給す
る。また、システム制御部80は、AFモードが設定さ
れている時は(このAFモードの設定は、各種スイッチ
90のうちのPFボタンによってPFモードを設定して
いない初期状態に相当する)、フォーカス機構の動作に
伴って得られる前記のAFデータに基づいて山登り方式
と呼ばれている演算を行いそれに基づいてフォーカス制
御情報を生成し、レンズ制御部70のパルスジェネレー
タ71に供給する。これによって、フォーカス用ドライ
バ74を通してステップモータ75を駆動し、フォーカ
スレンズ12を自動的に合焦位置に設定することが可能
である。
【0028】前記の撮像部30でディジタル化された画
像信号は、スイッチ回路60の第1入力端aにも供給さ
れている。スイッチ回路60は、各種スイッチ90のう
ちのPFボタンを押すたびに、第1入力端a又は第2入
力端bに交互に切り替えられるように制御され、第1入
力端aに切り替えられた時は、前記撮像部30からのデ
ィジタル化された画像信号が、電子ズーム回路61を通
してオンスリーン回路62に供給されて液晶モニタ63
に表示されるようになっている。また、第2入力端bに
切り替えられた時は、再生部50からの再生信号が電子
ズーム回路61を通してオンスリーン回路62に供給さ
れて液晶モニタ63に表示されるようになっている。
【0029】電子ズーム回路61は、PFボタンが押さ
れてスイッチ回路60が第1入力端aに切り替わると同
時にシステム制御部80からの制御信号によって撮影中
の被写体像を所定の位置(例えばフォーカスマーク)を
中心に所定の表示倍率で拡大表示するように制御して出
力するものである。また、再生(PLAY)ボタンが押
されたときは、電子ズーム回路61は、スイッチ回路6
0が第2入力端bに切り替わると同時にシステム制御部
80からの制御信号によって再生部50からの画像をノ
ーマルな(或いは拡大した)大きさで表示するように制
御して出力する。
【0030】オンスリーン回路62は、CCD20が例
えば40万〜130万画素あるのに対して、液晶モニタ
63が6万〜20万画素と画素数が少ないので、CCD
20によって撮影された画像信号の画素数を間引いて液
晶モニタ63に供給するための回路である。
【0031】システム制御部80に対しては、直流電源
100 に基づいて電源回路101 から各回路に適宜の直流電
圧が供給できるようになっている。また、各種スイッチ
90のうちのストロボボタンが押された時(つまりスト
ロボモードとされている時)は、ストロボ充電/発光制
御部110 に対して充電電流が供給されて主コンデンサC
M に対して充電が行われ、図示しないシャッタレリーズ
ボタンを押すと、システム制御部80の制御によってス
トロボ発光部111 が発光して被写体をフラッシュ照明す
るようになっている。
【0032】システム制御部80は、マイクロコンピュ
ータ(CPU,ROM,及びRAM)で構成され、装置
各部34,35,41,101,110及び各種スイッ
チ90からの信号を受け入れて各種の演算制御を行うも
ので、上記装置各部35,41,50,60,61,6
2,71,102,110などに対して制御信号を供給
する。また、システム制御部80は、PF時は、指示手
段(図7の説明参照)により指定された画像の所定位置
を中心にして、表示倍率設定手段(図7の説明参照)に
より設定された表示倍率で被写体の動画を拡大して、表
示部である液晶モニタ63に表示する制御を行う。或い
は、システム制御部80は、表示部である液晶モニタ6
3に、撮影画像のうち、所定の一部の領域を画面全体に
拡大した第1の画像と、前記撮影画像の全体を画面の一
部に縮小した第2の画像とを同一画面上に同時に表示す
る制御を行い、かつ、PF時は、前記第1,第2の画像
のうち少なくとも前記第1の画像は動画を表示するよう
に制御する。
【0033】図2に、図1の電子的撮像装置として使用
される電子カメラの外観(背面側)を示す。前述の各種
スイッチ90として、ズームレンズ11をズーム駆動す
るためのズームボタン91,記録画像の再生を行うため
の再生ボタン92,各種設定を行うためのメニューボタ
ン93,PFモードとするためのPFボタン94,撮影
を開始するためのシャッタレリーズボタン95,各種設
定時の項目選択及び確定を行うための十字キー96など
が配設されており、また撮影画像の表示や各種設定時の
メニュー表示などを行うための液晶モニタ63や、画角
合わせなどを行うための電子式ファインダー300 が配設
されている。
【0034】次に、本発明の動作を説明する。撮影を実
行する場合には、まず、電子的撮像装置の電源を立ち上
げてから、撮影画角の観察のため電子式ファインダー30
0 内に被写体をとらえる。通常は、電源を立ち上げ後
は、AFモードに初期設定されるので、撮影している画
像が、記録部40,カードアクセス部41,再生部5
0,スイッチ回路60の第2入力端bを経て、液晶モニ
タ63に表示される。或いは、電源を立ち上げ後、各種
スイッチ90のうちのPFボタンを押して、PF切替動
作を行い、PFモードに切り替える。
【0035】ここで、PFモードに切り替える場合につ
いて説明する。図3及び図5を参照して、PF切替処理
及びPF処理について説明する。前述したように、PF
ボタンは押すたびにPFモードとAFモードとが状態反
転する。PF処理に必要なスイッチ配置は、例えば図4
に示すようにメニュースイッチ(MENU)93の近く
に配設した十字キー96(ライト,レフトの各キーR,
L、アップ,ダウンの各キーU,D、およびオーケーキ
ーOKからなる)を用いて行う。即ち、PFにおいて
は、フォーカス駆動手段(71,74,75)にてフォ
ーカスレンズ12を移動し、該レンズをピントの合った
位置で停止する必要があるが、このフォーカスレンズ1
2のレンズ位置(至近〜∞)を変えるのに、十字キー9
6におけるレフトキー(L)とライトキー(R)を用い
て行う。
【0036】PF切替処理はPFキーが押されたときの
み処理が行われ、図3に示すように、現在、PFモード
か否かを判断し(ステップS11)、PFモードだった
ら、AFモードに設定してレンズ部10を初期設定する
(ステップS12,S13)。ステップS11で、PFモード
でなかったら、PFモードに設定する(ステップS1
4)。
【0037】PFモードに入ってからのPF処理は、図
5に示すように、まず、ライトキー(R)がオンか否か
を判定し(ステップS21)、ライトキー(R)がオンし
ていれば、フォーカスレンズのレンズ位置が至近(これ
は、レンズ部前面から被写体までの撮影可能な最短距離
であり、通常モードでは、例えば0.6mである)か否
かを判定し(ステップS22)、すでに至近であれば、レ
ンズ位置を至近に固定して(ステップS23)、レンズを
停止し(ステップS34)、液晶モニタ63の表示を元の
表示(フォーカス用の拡大表示ではない)に戻す(ステ
ップS35)。これは、至近位置ではPF(パワーフォー
カス)を行っても意味がないからである。ステップS22
において、レンズ位置が至近でないならば、被写体撮影
画像の所定位置(例えばフォーカスマーク)を中心にし
て、所定の倍率で被写体の動画を液晶モニタ63に拡大
して表示する。
【0038】なお、このモニタ拡大表示の倍率は、図3
におけるPFモード移行前に設定される。即ち、メニュ
ーキー(MENU)を少なくとも一度押すことによっ
て、システム制御部80の制御によって、液晶モニタ6
3がメニュー表示部として動作し、表示画面上に複数の
表示倍率(例えば、×1,×2,×4,×8)をメニュ
ー表示させ、該表示倍率のうちから例えば前述の十字キ
ー96におけるアップキー(U)又はダウンキー(D)
およびオーケーキー(OK)の操作によって表示倍率を
選択・確定すると、その表示倍率に相当する制御値が電
子ズーム回路61に設定されるようになっている。設定
後、PFボタンを押すと、PFモードに移行する(図3
で述べた動作)。
【0039】ステップS24のモニタ拡大表示の後は、レ
ンズを至近方向に駆動し(ステップS25)、レンズ位置
が至近か否かを判定し(ステップS26)、レンズ位置が
至近ならば、前述のステップS23,S34,S35を実行す
る。ステップS26でレンズ位置が至近でないならば、ラ
イトキー(R)のオンが解除されるまで、即ちライトキ
ー(R)から指が離されるまで、ステップS25,S26,
S27を繰り返し、例えばフォーカスが最適調整されてラ
イトキー(R)から指が離されると、ステップS34,S
35に移行してフォーカスレンズ12のレンズ駆動を停止
し、モニタ表示を元に戻す。
【0040】即ち、ステップS27では、ライトキー
(R)がオンか否かを判定し、ライトキー(R)が押さ
れていなければ、前述のステップS34,S35(レンズ停
止及びモニタ表示を元に戻す)を実行する。ライトキー
(R)が押されていれば、ステップS25に戻り、レンズ
を至近方向に駆動する動作を継続する。
【0041】PF処理では、前述のステップS21で、ラ
イトキー(R)がオフならば、ステップS31でレフトキ
ー(L)がオンか否かが判定される。ステップS31でレ
フトキー(L)がオンならば、先述のステップS22〜S
27,S34,S35と同様に、フォーカスレンズ12のレン
ズ位置が無限遠(∞)か否かを判定した(ステップS3
2)後、S32〜S39を実行する。
【0042】ステップS31で、レフトキー(L)がオン
していれば、フォーカスレンズ12のレンズ位置が無限
遠か否かを判定し(ステップS32)、すでに無限遠であ
れば、レンズ位置を無限遠に固定して(ステップS3
3)、レンズを停止し(ステップS34)、液晶モニタ6
3の表示を元の表示(フォーカス用の拡大表示ではな
い)に戻す(ステップS35)。これは、無限遠位置では
PFを行っても意味がないからである。ステップS32に
おいて、フォーカスレンズ12のレンズ位置が無限遠で
ないならば、被写体撮影画像の所定位置(例えばフォー
カスマーク)を中心にして、所定の倍率で被写体の動画
を液晶モニタ63に拡大して表示する。
【0043】ステップS36のモニタ拡大表示の後は、レ
ンズを無限遠方向に駆動し(ステップS37)、レンズ位
置が無限遠か否かを判定し(ステップS38)、レンズ位
置が無限遠ならば、前述のステップS33,S34,S35を
実行する。ステップS38でレンズ位置が無限遠でないな
らば、レフトキー(L)のオンが解除されるまで、即ち
レフトキー(L)から指が離されるまで、ステップS3
7,S38,S39を繰り返し、例えばフォーカスが最適調
整されてレフトキー(L)から指が離されると、ステッ
プS34,S35に移行してフォーカスレンズ12のレンズ
駆動を停止し、モニタ表示を元に戻す。
【0044】以上のように、本実施の形態では、PFボ
タンの操作に基づき、制御手段としてのシステム制御部
80は、マニュアルフォーカスであるPFと、オートフ
ォーカスであるAFとを切り替えることが可能であり、
PF時は、表示部である液晶モニタ63にAF時よりも
所定の倍率で拡大された被写体の動画を表示するように
制御を行う。
【0045】従って、撮影時に、PFボタン操作によっ
てAFモードからPFモードにフォーカスモードを切り
替えると、液晶モニタ63には、図6(a) に示すように
撮影画像が表示された状態から、図6(b) に示すように
画像の所定の位置を中心にして所定の表示倍率で拡大さ
れた画像が表示される。ユーザーは、図6(b) の拡大表
示を見ながら、図4に示した十字キー96のライトキー
(R)あるいはレフトキー(L)を操作することによっ
てフォーカスレンズ12を被写体に対して前後動させて
ピント合わせを行うことができる。
【0046】なお、図6(b) の拡大表示画面には同時に
焦点状態表示手段としてのグラフ表示部201 が画面上の
水平方向に棒状或いは帯状に作成表示され、該グラフ表
示部201 の中にレンズ位置(指標202 )が示される。こ
れは、システム制御部80においてズームトラッキング
カーブから演算により求まるレンズ位置を表示したもの
であり、ユーザーはこのレンズ位置の表示を参照しなが
ら焦点状態を判断することができる。例えば、図6(b)
に示すように撮影範囲(レンズ前面から)が0.6m
(至近)〜∞(無限遠)のカメラであった場合に、拡大
表示されている被写体例えば図示「木」までの距離が実
際には20mであるのに、グラフ表示部201 における指
標(演算によって求めたレンズ位置を示すもの)202 が
1mであるならばフォーカスレンズ12の位置がおかし
いと判断できるので、十字キー96のレフトキー(L)
を操作してフォーカスレンズ12を無限遠(∞)方向に
移動して指標202 が20mに対応した位置になるように
フォーカスレンズ調整する。このようにして、十字キー
96のL,Rキーによるフォーカス調整の際に、拡大さ
れた画像表示のピント状態と、グラフ表示部201 にグラ
フ表示されたレンズ位置とから合焦状態をより正確に判
断することができる。つまり、ユーザーは、グラフ表示
部に表示されたレンズ位置を参照しながら、拡大表示さ
れた画像が最も鮮明になるようにPF調整すればよいこ
とになる。
【0047】以上のことに加えてさらに、本実施の形態
では、PF時に液晶モニタ63に拡大表示する画像の表
示倍率を設定するための表示倍率設定手段を設けている
とともに、PF時に液晶モニタ63に拡大表示する画像
の位置を指定するための指示手段を設けている。
【0048】メニューキー(MENU)(図4参照)を
少なくとも一度押すことによって、システム制御部80
は、液晶モニタ63の表示画面上に図7に示すようなメ
ニュー表示を行うことができるようになっている。図7
には、複数の表示倍率(例えば、×1,×2,×4,×
8)を選択肢(表示倍率設定手段)として表示している
とともに、モニタ表示画面を例えば4分割した場合にお
いてPF時に拡大して表示すべき複数の画像位置(図7
では左上,左下,右下,右上,中央の5つの部分)を選
択肢(指示手段)として表示している。図7にメニュー
表示された複数の表示倍率や画像位置の中から、所望の
表示倍率や画像位置を選択し確定するためには、図4に
示した十字キー210 を使用する。表示倍率(×4)を選
択するためにはレフトキー(L)を押してカーソルをP
F×の列に移動した後、アップキー(U)又はダウンキ
ー(D)にてカーソルを上下してカーソルを×4に位置
させ、オーケーキー(OK)で確定させる。また、次
に、左下の画像位置を選択するためにはライトキー
(R)を押してカーソルをPF位置の列に移動した後、
アップキー(U)又はダウンキー(D)にてカーソルを
上下してカーソルを上から2つ目に位置させ、オーケー
キー(OK)で確定させる。その後、PFボタンを押せ
ば、液晶モニタ63の表示画面には、PFモード設定前
(AFモード時)の図8(a) の画角合わせの全体画面か
ら、全体画面の左下位置に相当する画像を拡大表示した
図8(b) に示すような画面が表示される。図8(b) のP
Fモード時の拡大表示画面でピント合わせを行うには、
図5で説明したように、図4に示したライトキー(R)
又はレフトキー(L)を指で押すことによってフォーカ
スレンズ12を至近方向又は無限遠方向に駆動し、ピン
トの合ったところで、ライトキー(R)又はレフトキー
(L)から指を離せば良い。その後、シャッタレリーズ
ボタンを押すことによって電子シャッタが作動し、て撮
像部30を通して撮影された画像が記録部40に出力さ
れ、カードアクセス部41を介してメモリカード42に
記録され、撮影が完了する。また、撮影された画面を確
認する場合には、再生ボタン(PLAY)の操作によっ
て、メモリカード42に記録された画像信号をカードア
クセス部41を介して再生部50に読み出し、このとき
第2入力端bに切り替えられたスイッチ回路60を経て
液晶モニタ63へ画像出力する。
【0049】なお、図8(b) には、拡大された動画像の
表示のほかに、AE/AFデータ作成回路34からのA
Fデータにより山登り演算(画像信号の高域成分の積
分)して得られるコントラスト値が評価値として指標21
1 にてグラフ表示部210 に表示されている。グラフ表示
部210 はその指標210 によって焦点状態を表示する焦点
状態表示手段を構成している。該グラフ表示部210 は垂
直方向に棒状又は帯状に表示されピント状態に応じて指
標211 が上下動する。指標211 が上方位置に移動し再び
下方位置に移動するその境界(最大値)が合焦状態(ピ
ントが合っている状態)に対応した評価値である。AF
評価値については、図10で述べる。
【0050】このようにして、PFモード時に表示部と
しての液晶モニタ63に映し出されている画像のフォー
カスすべき位置および表示倍率は、前もってメニューボ
タン(MENU)を押すことによって液晶モニタ63を
設定用画面にして設定され、その後、PFボタン94を
押すことによってPFモードとするとともに画像の所定
の位置を所定の表示倍率で拡大して液晶モニタ63上に
動画表示し、十字キー96のライト,レフトキーを用い
て拡大表示されている画像のピント合わせを行い、シャ
ッタレリーズボタン95の操作によって被写体画像をメ
モリカード42に記録することができる。
【0051】ところで、図6(b) 及び図8(b) では、P
Fモード時、撮影画像のうちのフォーカス調整するエリ
アを拡大して表示するものであったので、PFボタンの
操作によってPFモードとした後は液晶モニタ63には
拡大されたピント合わせ用の画像のみが表示され、撮影
しようとしている全体画像が表示されなかった。
【0052】そこで、図9の実施の形態では、図9(a)
のPFモード前の状態から、PFボタン94の操作によ
ってPFモードとした時に、システム制御部80は、図
9(b) に示すように液晶モニタ63にピント合わせ用の
拡大表示を画面全体に表示するとともに、この拡大表示
画面に対して、画角合わせ用の撮影画像全体を縮小して
子画面として合成して表示するように、再生部50及び
スイッチ回路60を制御する。
【0053】つまり、PFモード時、撮影画像は撮像部
30からスイッチ回路60の第1入力端aを通り電子ズ
ーム回路61に供給され、システム制御部80の制御に
より電子ズーム回路61で所定の位置の画像部分が所定
表示倍率で拡大して読み出され液晶モニタ63に供給さ
れるとともに、撮影しようとしている画像全体が撮像部
30,記録部40,及びカードアクセス部41を通して
再生部50に供給され、システム制御部80の制御によ
り,再生部50内のバッファメモリから水平,垂直の各
方向に縮小して読み出され、その縮小画像がシステム制
御部80の制御により合成期間(子画面期間)のみスイ
ッチ回路60の第2入力端bを通して出力されて、液晶
モニタ63の画面上に前記ピント合わせ用の拡大映像に
重畳する形で合成表示される。
【0054】したがって、図9の実施の形態では、図7
に示したメニュー表示によるPF表示倍率及びPF画像
位置の設定を行った後、PFボタン94を押すことによ
って図9(a) の表示状態が図9(b) の2画面表示状態に
移行する。なお、図9(b) の場合も、図8(b) の場合と
同様に、コントラスト値を評価値として指標211 にてグ
ラフ表示部210 に表示して、合焦状態を判断する参考と
している。グラフ表示部210 はその指標211 によって焦
点状態の良否を表示する焦点状態表示手段を構成してい
る。
【0055】なお、マニュアルフォーカス時に、第1の
画像であるピント合わせ用拡大画像と、第2の画像であ
る画角合わせ用小画像とを、表示部である液晶モニタ6
3の画面上に同時に表示する場合に、システム制御部8
0は、前記第1,第2の画像のうち少なくとも第1の画
像については動画を表示するように制御し、第2の画像
については動画を表示するように再生部50を制御して
もよいし静止画を表示するように再生部50を制御して
もよい。
【0056】図10は、山登り方式によるAF評価値に
ついて説明する図である。図10(a) は、画像信号から
抽出した輝度信号成分の強度(レベル)を縦軸とり、横
軸に周波数(f)とり、フォーカスレンズ12を移動し
てフォーカス調整を行った場合における輝度信号成分の
周波数分布を示したものである。周波数分布線A,B,
C,Dは、Aがピントがよく合った時の周波数分布であ
り、より高い周波数成分が出力された状態を示してい
る。Dはピンぼけの時の周波数分布であり、この場合は
高い周波数成分の出力が殆どない状態となっている。B
とCはAとDの中間の周波数分布を示している。従っ
て、画像信号から抽出した輝度信号成分を、ハイパスフ
ィルタと積分器で構成されるAFデータ作成手段に供給
し、ハイパスフィルタを用いて高域成分のみを抽出し、
さらにその高域成分を積分器を用いて積分して、AF評
価値としてのAFデータを得ると、フォーカスレンズ1
2のレンズ位置の移動に応じて、AF評価値は図10
(b) に示すようにジャストピント位置を中心(最大値)
として山を登り或いは山を下るように変化する。従っ
て、フォーカス調整時に、図8(b) や図9(b) のように
グラフ表示部210 にAF評価値としての指標211 を上下
動するように表示すれば、焦点状態を表示してピントの
良否を確認することができる。
【0057】尚、以上述べた実施の形態では、電動式の
マニュアルフォーカス機能であるパワーフォーカス機能
を持った電子カメラについて説明したが、本発明は、ス
テップモータ等の電動機構を用いない手動式のマニュア
ルフォーカス機構の場合にも適用できることは勿論であ
る。また、以上述べた実施の形態では、電子式ファイン
ダーを持った電子カメラについて説明したが、本発明
は、光学式ファインダーを持った電子カメラに対しても
適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
マニュアルフォーカス時は、ピントを合わせたい領域の
被写体を通常のオートフォーカスによる撮影時よりも拡
大して表示部(モニタ)表示するので、焦点状態の確認
がし易く正確にピントを合わせることが可能である。
【0059】また、撮像像素子の一部の領域の信号を読
み出せばよいので、高速読み出しが可能であり、リアル
な動画を表示でき、マニュアルフォーカスを高速に、し
かも正確に行うことができる。特に、高精細な画像が望
まれる電子的撮像装置において、その効果が大きい。し
かも、拡大した動画像を表示するようにしたので、動き
のある画像に対してもピント合わせを容易に行うことが
可能である。
【0060】第2の発明によれば、表示倍率設定手段を
設けたので、ピントを合わせたい領域を表示部に拡大表
示する際、ユーザーが表示倍率を選択して見易い状態で
マニュアルフォーカス調整することが可能となる。
【0061】第3の発明によれば、ピントを合わせたい
領域を表示部に拡大表示する際、ユーザーが表示倍率を
選択して見易い状態でフォーカス調整することが可能と
なると共に、ピントを合わせたい領域を指定して拡大表
示できるので、さらに操作性を向上させたマニュアルフ
ォーカス調整が可能となる。
【0062】第4の発明によれば、マニュアルフォーカ
ス時、拡大する前の画角合わせ用の全体画像を縮小した
画像と、その全体画像の一部を画面全体に拡大したピン
ト合わせ用の画像とを合成表示することにより、確実な
ピント確認を行えるとともに、撮影画像全体の画角合わ
せをも同時に確認することができる。
【0063】第5の発明によれば、マニュアルフォーカ
ス時、表示部(モニタ)に、ピント合わせ用の拡大画像
を表示した際、その拡大表示された領域の画像信号に基
づいて焦点状態を表示するようにしたので、ピント合わ
せをより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子的撮像装置を示す
ブロック図。
【図2】図1の電子的撮像装置として使用される電子カ
メラの外観(背面側)を示す斜視図。
【図3】図1におけるPF切替処理を説明するフローチ
ャート。
【図4】図1におけるスイッチ配置の一例を示す図。
【図5】図1におけるPF処理を説明するフローチャー
ト。
【図6】PFモードにおける拡大表示の第1の実施の形
態を説明する図。
【図7】PFモード時の拡大表示を行うための表示倍率
及び画像位置の設定用メニュー画面を示す図。
【図8】PFモードにおける拡大表示の第2の実施の形
態を説明する図。
【図9】PFモードにおける拡大表示の第3の実施の形
態を説明する図。
【図10】AF評価値を説明する図。
【符号の説明】
63…液晶モニタ(表示部) 80…システム制御部(制御手段) 201 ,210 …グラフ表示部(焦点状態表示手段) 202 ,211 …指標

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マニュアルフォーカスとオートフォーカス
    とが切替可能で、表示部に所定の倍率で撮影被写体の画
    像を拡大表示することが可能な電子的撮像装置であっ
    て、 マニュアルフォーカス時は、前記表示部にオートフォー
    カス時に対して前記所定の倍率で拡大された被写体の動
    画を表示する制御手段を備えた、ことを特徴とする電子
    的撮像装置。
  2. 【請求項2】マニュアルフォーカスが可能で、表示部に
    所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示することが可
    能な電子的撮像装置であって、 撮影被写体の画像を画面に表示するための表示部と、 該表示部に表示される画像の表示倍率を設定するための
    表示倍率設定手段と、 マニュアルフォーカス時は、前記表示部に表示された画
    像の所定位置を中心にして、前記表示倍率設定手段によ
    り設定された表示倍率で被写体の動画を拡大して表示す
    るための制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子的撮像装置。
  3. 【請求項3】マニュアルフォーカスが可能で、表示部に
    所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示することが可
    能な電子的撮像装置であって、 撮影被写体の画像を画面に表示するための表示部と、 該表示部に表示された画像の所定の位置を指定するため
    の指示手段と、 該表示部に表示される画像の表示倍率を設定するための
    表示倍率設定手段と、 マニュアルフォーカス時は、前記指示手段により指定さ
    れた画像の所定位置を中心にして、前記表示倍率設定手
    段により設定された表示倍率で被写体の動画を拡大して
    表示するための制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子的撮像装置。
  4. 【請求項4】マニュアルフォーカスが可能で、表示部に
    所定の倍率で撮影被写体の画像を拡大表示することが可
    能な電子的撮像装置であって、 撮影画像のうち、所定の一部の領域を画面全体に拡大し
    た第1の画像と、前記撮影画像の全体を画面の一部に縮
    小した第2の画像とを同一画面上に同時に表示する表示
    部と、 マニュアルフォーカス時は、前記第1,第2の画像のう
    ち少なくとも前記第1の画像は動画を表示するための制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする電子的撮像装置。
  5. 【請求項5】マニュアルフォーカス時は、前記拡大表示
    された領域の画像信号に基づいて焦点状態を表示するた
    めの焦点状態表示手段を設けたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1つに記載の電子的撮像装置。
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