JP2004078339A - Posデータを用いた販売管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】特に生鮮部門の販売責任者が、仕入データを基に所属の端末装置の簡単な入力操作で経験に基づく正確な原価データを作成可能にするPOSデータを用いた販売管理システムを提供する。
【解決手段】POSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段11と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段12等を構成するコンピュータに、複数個の端末装置30が接続した販売管理システムにおいて、端末装置30が、その入力操作部により入力された販売予定量及び仕入価格を仕入データとして格納する仕入データ格納手段35と、販売予定量に対する実質販売予定量を算出させるために、入力操作部により歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段34とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】POSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段11と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段12等を構成するコンピュータに、複数個の端末装置30が接続した販売管理システムにおいて、端末装置30が、その入力操作部により入力された販売予定量及び仕入価格を仕入データとして格納する仕入データ格納手段35と、販売予定量に対する実質販売予定量を算出させるために、入力操作部により歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段34とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、逐次供給される各単品についての売上データを含むPOSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段と、粗利データを収録する粗利データ収録手段とを構成するコンピュータに、販売責任者が操作する端末装置が接続したPOSデータを用いた販売管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
POSシステム(販売時点情報管理装置)によれば、スーパーストア等において売上の集計業務の簡素化に加えて、発注管理や在庫管理、販売管理等を行うことができる。また、POSデータを用いて利益を算出する場合、原価及び売価が頻繁に変動し、かつ仕入れ後から販売開始時点までに廃棄が行われる生鮮食品の場合についても、管理部門において原価法により売上額から仕入額を差し引いた額を1週間、1ケ月単位で粗利益高或は粗利益率として算出し、より正確な粗利の確認のために1ケ月単位で棚卸しを行う等の粗利管理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この原価法は、サーバとして機能するコンピュータへ必要な原価データの初期入力をPOSメーカに代行してもらうのが通常であり、その変更はいずれにしてもスーパーストア側に頼らねばならず、技術的な問題に加えて、定期的に継続するには高い人件費につながる。しかも、各部門の販売責任者の経験或いは個々の商品特有の性質に対応して歩止をきめ細かく設定するのは実際上難しく、設定データに対する信頼感も乏しく、したがって実際上はPOSデータを用いた粗利管理が有効に活用されているとは云えない現状にある。
【0004】
そこで、特願平10−282533号公報により、ハンディターミナルに単品のバーコードリーダを読取り、原価データ及び廃棄量データが入力するシステムが提案されている。この場合、部門の販売責任者が、仕入れ商品中の腐敗、除去した無駄分による歩止を勘案して原価データを担当者に直接指示できる。しかしながら、入力する原価データ自体について各部門の販売責任者のその都度の判断に依存するもので、入力データにばらつきを生じやすく、また各部門の販売責任者ごとに判断基準がばらつくことになり、要するにPOSデータを利用して高精度の粗利データを得るための入力データを統一的に設定させることはできなかった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて、特に生鮮部門の経験を重ねた販売責任者が、伝票等の仕入データを基に所属の端末装置の簡単な入力操作で正確な原価データを作成可能にするPOSデータを用いた販売管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1又は請求項2により、逐次供給される各単品についての売上データを含むPOSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段と、粗利データを収録する粗利データ収録手段とを構成するコンピュータに、1個もしくは複数個の端末装置が接続したPOSデータを用いた販売管理システムにおいて、パソコン利用の端末装置が、その入力操作部により指定された商品につき入力操作部で入力された仕入量又は販売予定量及び仕入価格を仕入データとして格納する仕入データ格納手段と、仕入量又は販売予定量に対する実質仕入量又は実質販売予定量を算出させるために、入力操作部により歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段とを備えることにより、入力された仕入価格及び仕入量又は実質販売予定量並びに設定されている歩止データを基に単品の構成内容に応じて単品単位の原価データを作成させることを特徴とする。
【0007】
1個もしくは複数個の商品或いは複数種類の組合せ商品等で構成される単品の構成内容を指示する単品構成データは、レジスタ親機、ストアコントローラ等から転送されて粗利基礎データ格納手段に格納されている。粗利基礎データとしての仕入データの入力及び歩止データの設定は、端末装置から所属部門の販売責任者の判断で決定される。販売予定量は、冷凍庫等から取出した当日に予定する仕入れ済みの販売量であるが、仕入量自体の場合もあり得る。この保存品の仕入価格は、仕入れた時点の価格になる。仕入量自体でなく販売予定量の入力により、在庫管理も可能になる。
【0008】
請求項6により、コンピュータは、単品の販売予定量及びその歩止データを基に算出された実質販売予定量を、売上データを基に算出された単品の販売量から減算することにより、単品の在庫量データを作成する在庫量データ作成手段を備えることができる。これにより、実質販売予定量を基に単品在庫量が正確に把握可能になるが、一層正確に把握するには、請求項7により、在庫量データ作成手段が、転送されてきた単品の廃棄量データを基に、さらに廃棄量を減算し、さらに粗利基礎データ格納手段に格納されている積算在庫量を加算することにより、単品の在庫量データを作成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4を基に本発明の実施の形態の一例によるPOSデータを用いた販売管理システムを説明する。図3において複数個のレジスタ1にPOS回線3を通してコンピュータを利用したストアコントローラ2が接続することにより、前述した売上集計、在庫管理、販売管理業務等を行う周知のPOSシステムを構成している。また、単位重量当たりの売価単価が登録され、かつ計量した重量に応じて売価をバーコード化するラベルプリンタが付属した秤9が付属することにより、商品の販売単位の単品ごとにバーコードが付され、レジスタ1での読取りで売上データがPOS回線3を通してストアコントローラ2に転送される。このストアコントローラ2の機能は、レジスタ1の親機が備える場合もある。
【0010】
このようなPOSシステムに、POSデータを用いた販売管理システムとして、ネットワークで種々のデータを保持している所謂サーバとしてのコンピュータ10、全部門管理用端末装置20及び青果物、鮮魚、惣菜及び精肉部門用の4台のパソコン利用の端末装置30並びにバッテリチャージャ49が介在するハンディターミナル40とから構成される販売管理システムがさらに付属している。端末装置30は例えば売場に近い作業事務所の各部門の販売責任者のデスクに配置される。これらの各部10、20、30、40は、回線19で互いに接続されている。生鮮部門以外の端末装置30をさらに接続することもできる。
【0011】
コンピュータ10は、レジスタ1の親機からのPOSデータ、ストアコントローラ2からの粗利或いは管理基礎データ及び端末装置30からの粗利基礎データを取込んで種々の粗利データを作成し、ストアコントローラ2からの種々の店舗管理用のデータと共に収録する。即ち、図1に示すように、各開店日の開店時から逐次供給される各単品についての売上高及び売上量の売上データ、クロックデータ及び単品構成データを含むPOSデータとこのPOSデータとは独立の原価データ、歩止データ、仕入データ、閉店時の廃棄量データ、在庫量データ、売価を重量単位で設定する売価単価データ、特定の単品構成データ等を格納するメモリを利用した粗利基礎データ格納手段11と、各単品の原価データと売上データとから逐次更新される各単品の粗利高、粗利率等を算出して単品単位の粗利データ、これを集計した分類単位、部門単位、全部門、期間単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段12と、各粗利データを収録するメモリを利用した粗利データ収録手段12aと、粗利基礎データを基に、単品単位の原価データを作成する原価データ作成手段14と、売上データから算出した販売量を、歩止データ及び仕入データから算出した実質販売予定量から減算することにより、在庫量データを作成する在庫量データ作成手段15と、経営管理用のデータを作成するために粗利データ収録手段12a及びストアコントローラ2から取込んだ管理基礎データを格納する経営管理用基礎データ格納手段13とを構成している。
【0012】
粗利基礎データ格納手段11には、例えば15分ごとにレジスタ1の親機からPOS回線3を通して供給されるPOSデータである各単品の品目名、売上データ、売上量データ及びクロックデータ、客数等のデータと、後述する端末装置30から供給される仕入データ、歩止データ、特定の単品構成データ及び売価単価データとしての売価単価率と、ストアコントローラ2からの通常の単品構成データと、ハンディターミナル40から供給される廃棄量データと、算出した原価データ、在庫量データ及び重量単位品目の売価単価等が格納される。売上データは、当初の設定売価及び値引き情報を含んだ売上高及び売上個数である。
【0013】
粗利データ作成手段12は、例えば単品単位の粗利高データを次のように作成する。
単品単位の粗利高=(売価−原価)×販売量−廃棄量×原価
ここで、売価、販売量はPOSデータ、原価及び廃棄量は粗利基礎データ格納手段11の格納データとして求められる。販売量が重量単位の場合、POSデータの売上高を粗利基礎データ格納手段11の格納データである売価単価率から算出した単位重量の売価単価で除算して重量が算出される。その際、売価及び原価は単位重量当たりの価格となる。その外、各単品についての粗利率等も作成され、このような粗利データを部門単位、期間単位等に集計した種々の粗利データが作成され、粗利データ収録手段12aに収録される。
【0014】
粗利データとしては、例えば下記の部門ごとの主力商品の粗利益、即ち売買差益も正確に算出されることになる。
売買差益=売上高−(期首在庫高+仕入高−期末在庫高)
これにより、日々、期間ごとの売買差益が正確に算出される。主力商品以外の売買差益は、売上高に値入り率を乗算して求めることができる。
【0015】
全部門管理用端末装置20は、デスクトップ型のパソコンを利用して構成され、コンピュータ10の経営管理用基礎データ格納手段13から転送される種々のデータを基に内蔵のソフトウエアにより、店舗全体の時間帯・日割・月間実績、粗利実績等の一覧表等の経営管理データを解析して表示させる。
【0016】
端末装置30はノート型パソコンを利用して構成され、図1に示すように、その制御或いは入力等の操作を行わせるマウス31bが付属のキーボードを用いた入力操作部31と、粗利データ収録手段12aで編集されたデータ等を所定のフォーマットで表示部32に表示させる表示制御手段33と、入力操作部31により、販売予定量に対する実質販売予定量を算出させるために歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段34と、入力操作部31により入力された販売予定量及び仕入価格を格納する仕入データ格納手段35と、入力操作部31により設定された原価に対する売価率、主力商品、特定の単品構成データ等の初期データを格納する初期データ格納手段36とを備えている。
【0017】
即ち、歩止データ設定手段34は、歩止設定用ソフトに従い内蔵のCPU、メモリ等を作動させることにより、入力操作部31の操作で設定されるように構成されている。例えば、高精度の販売管理を必要とする主力商品、例えば玉ねぎを1ケース当たりの126個のケース単位で仕入れる場合について、販売責任者が腐敗等による不良品を1ケース当たり2個と想定して歩止データを124個に決定したとする。POSメーカの担当者はこの指示に従い、又はパソコン操作に慣れている場合は本人が、所定の手順に従い124個を設定し、他の主力商品の歩止データについても順に設定して格納しておく。その際、玉ねぎを重量で仕入れる場合にはその20kgに対して腐敗及び蒸発による減量を見込んで例えば18kgを設定する。また、精肉部門では、例えば豚肉について蒸発による自然減量、脂身及び骨の廃棄に伴う減量に対応した歩止の比率例えば0.7を歩止データとして設定する。鮮魚部門では特定の鮮魚について腸、頭部、骨の除去処理を行った後の比率例えば0.8を設定する。
【0018】
初期データ格納手段36には、販売責任者の決定により、例えば鮮魚等の単品ごとに重量の異なる重量単位品目の原価に対する売価単価率、各部門の総売上高の例えば70%或いは80%を占める主力商品群、特定の単品構成が設定・格納される。また、販売責任者の判断で適宜決定される特定の単品構成、例えば盛合わせ刺身については、その品目の1パック構成する魚の種類ごとの重量を、めばちマグロ0.2kg、ハマチ0.2kg、イカ0.15kgのように単品構成データとして設定して格納される。
【0019】
また、端末装置30は、入力操作部31の操作により、仕入データ用のソフトに従い、販売責任者でもファンクションキーF1〜F8、テンキー31a等で仕入データを簡単に入力して仕入データ格納手段35に格納するように構成されている。仕入データの動作モードになっている状態で、例えばファンクションキーF1により所属部門の主力商品の一覧表を表示部32に表示させ、該当商品をマウス31bでクリックし、ファンクションキーF2でケース単位或いはファンクションキーF3でkg単位を設定してテンキー31aで販売予定量を入力してエンタキーで登録する。この商品の種類が設定されている状態で、ファンクションキーF4で仕入価格の入力を指示してテンキー31aにより仕入価格を入力してエンタキーで登録する。
【0020】
ストアコントローラ2には、POSデータの基礎として特定の品目を除いた通常の各品目の単品構成データが、単品の商品の種類及び構成個数、重量或いは組合せ重量である構成量として設定されている。例えば玉ねぎについて1パックの単品を構成する品目について6個が設定されている。精肉については、1パックが所定の重量である場合、その品目の重量が設定されている。
【0021】
これにより、コンピュータ10の原価データ作成手段14は、端末装置30から転送されて粗利基礎データ格納手段11に格納された販売予定量、仕入価格、歩止データ及び単品の構成重量が個々に変化する場合に売価から重量を算出するための売価単価率、単品構成データ及び売価から重量を算出するための売価単価に応答して、単品単位の原価データを下記を基に作成して、粗利基礎データ格納手段11にその基準となる仕入データの入力時点のクロックデータと共に格納しておく。つまり、このような原価データに関連する粗利基礎データは、図4に示すように、単品の各品目及びその構成商品に対するテーブルとして格納される。
【0022】
単品の原価=販売予定量の仕入価格/実質販売予定量×単品構成量
1ケース126個の玉ねぎについて仕入れたまま又は在庫品から取出した10ケースを販売予定量とする場合、1パック6個、即ち単品構成量が6個である単品の原価は、1ケースを5千円で仕入れたとすると、販売予定量の仕入価格は50,000円、前述のように歩止データは124個であり、したがって単品の原価は、
50,000円/(10ケース×124個)×6個≒240円となる。
【0023】
豚肉について、販売予定量100kgを10万円で仕入れ、歩止データが0.7に設定されているとすると、単位重量による原価=70,000円/(0.7×100kg)=1,000円/kgである。したがって1パック200gの単品の原価は、
1,000円/kg×0.2kg=200円となる。
【0024】
鮮魚のある品目例えばハマチについて、パックごとに重量が異なるものを単品とする場合に、原価データが作成される。先ず、販売予定量50kgを75,000円で仕入れて、歩止の比率が0.8だとすると、単位重量による原価=75,000円/(0.8×50kg)=1,875円/kgである。単品が売価をバーコード化するラベルプリンタが付属した秤9で順に計量され、原価を基に設定された単位重量の売価単価x1を乗算して売価Xが逐次ラベリングされる。一方、粗利基礎データ格納手段11には、原価に対する端末装置30から取込んだ売価率が格納されている。これにより、算出された売価単価x1を基に単品の重量W=X/x1となり、単品の原価はW×1,875円/kgにより算出される。
【0025】
前述のめばちマグロ0.1kg、ハマチ0.1kg、イカ0.15kgの組合せ重量である1パックの刺身盛り合わせの原価は、次の通りである。めばちマグロ及びイカについても販売予定量A1、A2、仕入価格B1、B2、歩止の比率を0.8、0.7とすると、単位重量による原価α1、α2は、B1/(0.8×A1)、B2/(0.7×A2)となる。したがって、単品の原価=0.1kg×α1+0.1kg×1,875円/kg+0.15kg×α2である。販売予定量A3及び仕入価格B3も独立に算出可能である。
【0026】
各端末装置30に付属しているハンディターミナル40は、バーコードリーダ41と、正面パネルに液晶表示部42及び入力操作部43と、バッテリチャージャ49に結合して充電及びデータの授受を行うコネクタ48aとを備え、内蔵のマイクロコンピュータのCPU、ROM、RAM等により、図2に示すように、液晶表示部42の表示を制御する表示制御手段44、演算手段47、廃棄量データ登録手段46及びデータの授受を制御する入出力制御手段48を構成している。
【0027】
表示制御手段44は、速報用ファンクションキーF1を操作し、例えばプリンスメロンのインストアコードをキー入力すると、液晶表示部42にコンピュータ10からの速報データとして売上高、売上量、在庫量、粗利高及び粗利率を表示させる。インストアコードをキー入力する代わりに、バーコードリーダ41で単品のバーコードを読取って指定することもできる。廃棄量データ登録手段46は、廃棄用ファンクションキーF3を操作すると共に、バーコードリーダ41で廃棄すべき単品のバーコードを読取り、その都度エンタキー43cを押して登録して演算手段47に個数単位の場合バーコードの読取り数或いは重量の単位の場合累計した売価高を廃棄量して集計させて表示させ、バッテリチャージャ49にハンディターミナル40を結合させて通信開始キー43aを操作して転送する。即ち、廃棄量は、重量の単位の場合累計した売価高を売価単価で除算して求められる。
【0028】
コンピュータ10の在庫データ作成手段15は、粗利基礎データ格納手段11に格納された販売予定量及び歩止データ、単品構成データ及び廃棄量データに応答して、単品単位の日々の在庫データを下記を基に作成する。
在庫量=∫在庫量+当日の実質販売予定量−当日の販売量−当日の廃棄量
【0029】
∫在庫量は粗利基礎データ格納手段11に格納されている前日までの積算在庫量データである。例えば、単品のパックごとに重量の異なる鮮魚について、実質販売予定量を0.7×100kg、POSデータより売上高120,000円及び売価単価率より算出した売価単価2,000円/kgとして算出された販売量を60kg、ハンディターミナル40から入力された売価高を基に売価単価から算出された廃棄量1kg、前日までの積算在庫量2kgとすると、在庫量=70−60−1−2=7kgとして算出される。図4に示すデータにおいて、前述の刺身盛り合わせについても、めばちマグロ、ハマチ及びイカの販売予定量の一部から仕込んだのを前提にその在庫量として換算できる。また、各端末装置30で刺身盛り合わせの品目の予定販売量を入力しておくと、その組合せ商品の品目自体の在庫量も確認できる。
【0030】
このように構成されたPOSデータを用いた販売管理システムの動作は次の通りである。生鮮食品の各部門の販売責任者は、担当の主力商品について仕入れ時点から販売開始時点間に生じる自然減量、廃棄処理、不良品等に起因する歩止を販売責任者自身の判断、経験、知識等を基に決定して、所属の端末装置30に対して自身で或いはPOSメーカの担当者等に依頼して設定しておく。この歩止データは、季節の変化、仕入先の変更等に応じて随時変更したり、或いは経験を重ねる過程で修正することができる。同様に、売価単価データとなる売価率、特定の単品構成データ或いは一覧表示するための主力商品等の初期データも設定しておく。
【0031】
各開店日の開店前に各販売責任者は、仕入伝票を見て仕入量をそのまま、或いは所属の端末装置30又はハンディターミナル40で在庫量データを取込んで確認して在庫品から取出す販売予定量を決定し、端末装置30で仕入価格と共に入力する。これにより、コンピュータ10は転送されている歩止データを勘案した実質販売予定量に対応して単品の原価データが作成可能となり、またその原価データを端末装置30に取込んで確認可能となる。
【0032】
コンピュータ10は、開店後にPOSデータが逐次供給されるごとに単品の新たな粗利データ等を作成し、端末装置30或いはハンディターミナル40では、任意の時間に所属部門の粗利データを画面上で確認することができる。閉店時には、廃棄商品がある場合、ハンディターミナル40で廃棄単品のバーコードを読取る等により、廃棄量データが作成されてコンピュータ10へ転送され、したがって当日の在庫量が当日の販売量及び廃棄量に対応して正確に確認できる。
【0033】
これにより、途中で在庫量を確認して値引き対策を講じたり、最終的な廃棄量も勘案した在庫量を基に新たな仕入量及び販売予定量を正確に決定することができる。さらに、在庫量データ及び当日或いは期間単位の高信頼度の売買差益等の粗利データを確認して、適正な売価設定の参考にすることができる。管理用端末装置20では、店舗管理者が高精度の原価データによる信頼度の高い経営管理データに基づく販売管理が可能となる。
【0034】
尚、端末装置30において、入力操作部31の操作により、販売予定量に代えて、仕入れの都度仕入量を入力することにより、同様に正確な原価データが得られる。この場合、保管しておいて開店日ごとに逐次取出す商品については、開店日ごとの在庫量の管理は、仕入れ量及び販売予定量を基に算出するように構成することができる。さらに、この場合に限らず前述の実施の形態においても、仕入れ量或いは仕入れ価格の入力操作部による入力は、キーボードの入力操作に代えて、製造元もしくは問屋でケース等に付されたバーコードを読み取るように、端末装置の入力操作部をマウス付属のキーボード及びバーコードリーダで構成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
請求項1又は請求項2の発明によれば、各部門の販売責任者自身が、端末装置で仕入伝票等を見て仕入れ量もしくは販売予定量及び仕入価格を入力することにより、自己の責任で設定した歩止に基づく原価が設定される。その結果の粗利データを繰返し確認する過程を積重ねることにより、歩止設定を修正することも容易となり、原価データの精度を向上させるができる。仕入価格が頻繁に変動する可能性のある生鮮食品について、POSメーカに依存することなく、各部門の販売責任者が容易に原価を正確に設定して、売価も適正に設定することができるようになる。請求項2による販売予定量の入力により、在庫量の管理も正確に行えるようになる。
【0036】
請求項6或いは請求項7の発明によれば、正確な原価を基にPOSデータから単品の正確な在庫量が算出可能となり、また廃棄が行われる場合にはその廃棄量データと併せて正確な在庫量データが作成可能となる。これにより、一層正確な仕入れ管理、粗利管理或いは経営管理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるPOSデータを用いた販売管理システムの構成を説明する図である。
【図2】同販売管理システムを構成するハンディターミナルの構成を説明する図である。
【図3】同販売管理システムの全体構成を説明する図である。
【図4】同販売管理システムの原価データに関連した粗利基礎データのテーブルを説明する図である。
【符号の説明】
1 レジスタ
2 ストアコントローラ
9 秤
10 コンピュータ
20 全部門管理用端末装置
30 端末装置
31 入力操作部
40 ハンディターミナル
【発明の属する技術分野】
本発明は、逐次供給される各単品についての売上データを含むPOSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段と、粗利データを収録する粗利データ収録手段とを構成するコンピュータに、販売責任者が操作する端末装置が接続したPOSデータを用いた販売管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
POSシステム(販売時点情報管理装置)によれば、スーパーストア等において売上の集計業務の簡素化に加えて、発注管理や在庫管理、販売管理等を行うことができる。また、POSデータを用いて利益を算出する場合、原価及び売価が頻繁に変動し、かつ仕入れ後から販売開始時点までに廃棄が行われる生鮮食品の場合についても、管理部門において原価法により売上額から仕入額を差し引いた額を1週間、1ケ月単位で粗利益高或は粗利益率として算出し、より正確な粗利の確認のために1ケ月単位で棚卸しを行う等の粗利管理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この原価法は、サーバとして機能するコンピュータへ必要な原価データの初期入力をPOSメーカに代行してもらうのが通常であり、その変更はいずれにしてもスーパーストア側に頼らねばならず、技術的な問題に加えて、定期的に継続するには高い人件費につながる。しかも、各部門の販売責任者の経験或いは個々の商品特有の性質に対応して歩止をきめ細かく設定するのは実際上難しく、設定データに対する信頼感も乏しく、したがって実際上はPOSデータを用いた粗利管理が有効に活用されているとは云えない現状にある。
【0004】
そこで、特願平10−282533号公報により、ハンディターミナルに単品のバーコードリーダを読取り、原価データ及び廃棄量データが入力するシステムが提案されている。この場合、部門の販売責任者が、仕入れ商品中の腐敗、除去した無駄分による歩止を勘案して原価データを担当者に直接指示できる。しかしながら、入力する原価データ自体について各部門の販売責任者のその都度の判断に依存するもので、入力データにばらつきを生じやすく、また各部門の販売責任者ごとに判断基準がばらつくことになり、要するにPOSデータを利用して高精度の粗利データを得るための入力データを統一的に設定させることはできなかった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて、特に生鮮部門の経験を重ねた販売責任者が、伝票等の仕入データを基に所属の端末装置の簡単な入力操作で正確な原価データを作成可能にするPOSデータを用いた販売管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1又は請求項2により、逐次供給される各単品についての売上データを含むPOSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段と、粗利データを収録する粗利データ収録手段とを構成するコンピュータに、1個もしくは複数個の端末装置が接続したPOSデータを用いた販売管理システムにおいて、パソコン利用の端末装置が、その入力操作部により指定された商品につき入力操作部で入力された仕入量又は販売予定量及び仕入価格を仕入データとして格納する仕入データ格納手段と、仕入量又は販売予定量に対する実質仕入量又は実質販売予定量を算出させるために、入力操作部により歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段とを備えることにより、入力された仕入価格及び仕入量又は実質販売予定量並びに設定されている歩止データを基に単品の構成内容に応じて単品単位の原価データを作成させることを特徴とする。
【0007】
1個もしくは複数個の商品或いは複数種類の組合せ商品等で構成される単品の構成内容を指示する単品構成データは、レジスタ親機、ストアコントローラ等から転送されて粗利基礎データ格納手段に格納されている。粗利基礎データとしての仕入データの入力及び歩止データの設定は、端末装置から所属部門の販売責任者の判断で決定される。販売予定量は、冷凍庫等から取出した当日に予定する仕入れ済みの販売量であるが、仕入量自体の場合もあり得る。この保存品の仕入価格は、仕入れた時点の価格になる。仕入量自体でなく販売予定量の入力により、在庫管理も可能になる。
【0008】
請求項6により、コンピュータは、単品の販売予定量及びその歩止データを基に算出された実質販売予定量を、売上データを基に算出された単品の販売量から減算することにより、単品の在庫量データを作成する在庫量データ作成手段を備えることができる。これにより、実質販売予定量を基に単品在庫量が正確に把握可能になるが、一層正確に把握するには、請求項7により、在庫量データ作成手段が、転送されてきた単品の廃棄量データを基に、さらに廃棄量を減算し、さらに粗利基礎データ格納手段に格納されている積算在庫量を加算することにより、単品の在庫量データを作成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4を基に本発明の実施の形態の一例によるPOSデータを用いた販売管理システムを説明する。図3において複数個のレジスタ1にPOS回線3を通してコンピュータを利用したストアコントローラ2が接続することにより、前述した売上集計、在庫管理、販売管理業務等を行う周知のPOSシステムを構成している。また、単位重量当たりの売価単価が登録され、かつ計量した重量に応じて売価をバーコード化するラベルプリンタが付属した秤9が付属することにより、商品の販売単位の単品ごとにバーコードが付され、レジスタ1での読取りで売上データがPOS回線3を通してストアコントローラ2に転送される。このストアコントローラ2の機能は、レジスタ1の親機が備える場合もある。
【0010】
このようなPOSシステムに、POSデータを用いた販売管理システムとして、ネットワークで種々のデータを保持している所謂サーバとしてのコンピュータ10、全部門管理用端末装置20及び青果物、鮮魚、惣菜及び精肉部門用の4台のパソコン利用の端末装置30並びにバッテリチャージャ49が介在するハンディターミナル40とから構成される販売管理システムがさらに付属している。端末装置30は例えば売場に近い作業事務所の各部門の販売責任者のデスクに配置される。これらの各部10、20、30、40は、回線19で互いに接続されている。生鮮部門以外の端末装置30をさらに接続することもできる。
【0011】
コンピュータ10は、レジスタ1の親機からのPOSデータ、ストアコントローラ2からの粗利或いは管理基礎データ及び端末装置30からの粗利基礎データを取込んで種々の粗利データを作成し、ストアコントローラ2からの種々の店舗管理用のデータと共に収録する。即ち、図1に示すように、各開店日の開店時から逐次供給される各単品についての売上高及び売上量の売上データ、クロックデータ及び単品構成データを含むPOSデータとこのPOSデータとは独立の原価データ、歩止データ、仕入データ、閉店時の廃棄量データ、在庫量データ、売価を重量単位で設定する売価単価データ、特定の単品構成データ等を格納するメモリを利用した粗利基礎データ格納手段11と、各単品の原価データと売上データとから逐次更新される各単品の粗利高、粗利率等を算出して単品単位の粗利データ、これを集計した分類単位、部門単位、全部門、期間単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段12と、各粗利データを収録するメモリを利用した粗利データ収録手段12aと、粗利基礎データを基に、単品単位の原価データを作成する原価データ作成手段14と、売上データから算出した販売量を、歩止データ及び仕入データから算出した実質販売予定量から減算することにより、在庫量データを作成する在庫量データ作成手段15と、経営管理用のデータを作成するために粗利データ収録手段12a及びストアコントローラ2から取込んだ管理基礎データを格納する経営管理用基礎データ格納手段13とを構成している。
【0012】
粗利基礎データ格納手段11には、例えば15分ごとにレジスタ1の親機からPOS回線3を通して供給されるPOSデータである各単品の品目名、売上データ、売上量データ及びクロックデータ、客数等のデータと、後述する端末装置30から供給される仕入データ、歩止データ、特定の単品構成データ及び売価単価データとしての売価単価率と、ストアコントローラ2からの通常の単品構成データと、ハンディターミナル40から供給される廃棄量データと、算出した原価データ、在庫量データ及び重量単位品目の売価単価等が格納される。売上データは、当初の設定売価及び値引き情報を含んだ売上高及び売上個数である。
【0013】
粗利データ作成手段12は、例えば単品単位の粗利高データを次のように作成する。
単品単位の粗利高=(売価−原価)×販売量−廃棄量×原価
ここで、売価、販売量はPOSデータ、原価及び廃棄量は粗利基礎データ格納手段11の格納データとして求められる。販売量が重量単位の場合、POSデータの売上高を粗利基礎データ格納手段11の格納データである売価単価率から算出した単位重量の売価単価で除算して重量が算出される。その際、売価及び原価は単位重量当たりの価格となる。その外、各単品についての粗利率等も作成され、このような粗利データを部門単位、期間単位等に集計した種々の粗利データが作成され、粗利データ収録手段12aに収録される。
【0014】
粗利データとしては、例えば下記の部門ごとの主力商品の粗利益、即ち売買差益も正確に算出されることになる。
売買差益=売上高−(期首在庫高+仕入高−期末在庫高)
これにより、日々、期間ごとの売買差益が正確に算出される。主力商品以外の売買差益は、売上高に値入り率を乗算して求めることができる。
【0015】
全部門管理用端末装置20は、デスクトップ型のパソコンを利用して構成され、コンピュータ10の経営管理用基礎データ格納手段13から転送される種々のデータを基に内蔵のソフトウエアにより、店舗全体の時間帯・日割・月間実績、粗利実績等の一覧表等の経営管理データを解析して表示させる。
【0016】
端末装置30はノート型パソコンを利用して構成され、図1に示すように、その制御或いは入力等の操作を行わせるマウス31bが付属のキーボードを用いた入力操作部31と、粗利データ収録手段12aで編集されたデータ等を所定のフォーマットで表示部32に表示させる表示制御手段33と、入力操作部31により、販売予定量に対する実質販売予定量を算出させるために歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段34と、入力操作部31により入力された販売予定量及び仕入価格を格納する仕入データ格納手段35と、入力操作部31により設定された原価に対する売価率、主力商品、特定の単品構成データ等の初期データを格納する初期データ格納手段36とを備えている。
【0017】
即ち、歩止データ設定手段34は、歩止設定用ソフトに従い内蔵のCPU、メモリ等を作動させることにより、入力操作部31の操作で設定されるように構成されている。例えば、高精度の販売管理を必要とする主力商品、例えば玉ねぎを1ケース当たりの126個のケース単位で仕入れる場合について、販売責任者が腐敗等による不良品を1ケース当たり2個と想定して歩止データを124個に決定したとする。POSメーカの担当者はこの指示に従い、又はパソコン操作に慣れている場合は本人が、所定の手順に従い124個を設定し、他の主力商品の歩止データについても順に設定して格納しておく。その際、玉ねぎを重量で仕入れる場合にはその20kgに対して腐敗及び蒸発による減量を見込んで例えば18kgを設定する。また、精肉部門では、例えば豚肉について蒸発による自然減量、脂身及び骨の廃棄に伴う減量に対応した歩止の比率例えば0.7を歩止データとして設定する。鮮魚部門では特定の鮮魚について腸、頭部、骨の除去処理を行った後の比率例えば0.8を設定する。
【0018】
初期データ格納手段36には、販売責任者の決定により、例えば鮮魚等の単品ごとに重量の異なる重量単位品目の原価に対する売価単価率、各部門の総売上高の例えば70%或いは80%を占める主力商品群、特定の単品構成が設定・格納される。また、販売責任者の判断で適宜決定される特定の単品構成、例えば盛合わせ刺身については、その品目の1パック構成する魚の種類ごとの重量を、めばちマグロ0.2kg、ハマチ0.2kg、イカ0.15kgのように単品構成データとして設定して格納される。
【0019】
また、端末装置30は、入力操作部31の操作により、仕入データ用のソフトに従い、販売責任者でもファンクションキーF1〜F8、テンキー31a等で仕入データを簡単に入力して仕入データ格納手段35に格納するように構成されている。仕入データの動作モードになっている状態で、例えばファンクションキーF1により所属部門の主力商品の一覧表を表示部32に表示させ、該当商品をマウス31bでクリックし、ファンクションキーF2でケース単位或いはファンクションキーF3でkg単位を設定してテンキー31aで販売予定量を入力してエンタキーで登録する。この商品の種類が設定されている状態で、ファンクションキーF4で仕入価格の入力を指示してテンキー31aにより仕入価格を入力してエンタキーで登録する。
【0020】
ストアコントローラ2には、POSデータの基礎として特定の品目を除いた通常の各品目の単品構成データが、単品の商品の種類及び構成個数、重量或いは組合せ重量である構成量として設定されている。例えば玉ねぎについて1パックの単品を構成する品目について6個が設定されている。精肉については、1パックが所定の重量である場合、その品目の重量が設定されている。
【0021】
これにより、コンピュータ10の原価データ作成手段14は、端末装置30から転送されて粗利基礎データ格納手段11に格納された販売予定量、仕入価格、歩止データ及び単品の構成重量が個々に変化する場合に売価から重量を算出するための売価単価率、単品構成データ及び売価から重量を算出するための売価単価に応答して、単品単位の原価データを下記を基に作成して、粗利基礎データ格納手段11にその基準となる仕入データの入力時点のクロックデータと共に格納しておく。つまり、このような原価データに関連する粗利基礎データは、図4に示すように、単品の各品目及びその構成商品に対するテーブルとして格納される。
【0022】
単品の原価=販売予定量の仕入価格/実質販売予定量×単品構成量
1ケース126個の玉ねぎについて仕入れたまま又は在庫品から取出した10ケースを販売予定量とする場合、1パック6個、即ち単品構成量が6個である単品の原価は、1ケースを5千円で仕入れたとすると、販売予定量の仕入価格は50,000円、前述のように歩止データは124個であり、したがって単品の原価は、
50,000円/(10ケース×124個)×6個≒240円となる。
【0023】
豚肉について、販売予定量100kgを10万円で仕入れ、歩止データが0.7に設定されているとすると、単位重量による原価=70,000円/(0.7×100kg)=1,000円/kgである。したがって1パック200gの単品の原価は、
1,000円/kg×0.2kg=200円となる。
【0024】
鮮魚のある品目例えばハマチについて、パックごとに重量が異なるものを単品とする場合に、原価データが作成される。先ず、販売予定量50kgを75,000円で仕入れて、歩止の比率が0.8だとすると、単位重量による原価=75,000円/(0.8×50kg)=1,875円/kgである。単品が売価をバーコード化するラベルプリンタが付属した秤9で順に計量され、原価を基に設定された単位重量の売価単価x1を乗算して売価Xが逐次ラベリングされる。一方、粗利基礎データ格納手段11には、原価に対する端末装置30から取込んだ売価率が格納されている。これにより、算出された売価単価x1を基に単品の重量W=X/x1となり、単品の原価はW×1,875円/kgにより算出される。
【0025】
前述のめばちマグロ0.1kg、ハマチ0.1kg、イカ0.15kgの組合せ重量である1パックの刺身盛り合わせの原価は、次の通りである。めばちマグロ及びイカについても販売予定量A1、A2、仕入価格B1、B2、歩止の比率を0.8、0.7とすると、単位重量による原価α1、α2は、B1/(0.8×A1)、B2/(0.7×A2)となる。したがって、単品の原価=0.1kg×α1+0.1kg×1,875円/kg+0.15kg×α2である。販売予定量A3及び仕入価格B3も独立に算出可能である。
【0026】
各端末装置30に付属しているハンディターミナル40は、バーコードリーダ41と、正面パネルに液晶表示部42及び入力操作部43と、バッテリチャージャ49に結合して充電及びデータの授受を行うコネクタ48aとを備え、内蔵のマイクロコンピュータのCPU、ROM、RAM等により、図2に示すように、液晶表示部42の表示を制御する表示制御手段44、演算手段47、廃棄量データ登録手段46及びデータの授受を制御する入出力制御手段48を構成している。
【0027】
表示制御手段44は、速報用ファンクションキーF1を操作し、例えばプリンスメロンのインストアコードをキー入力すると、液晶表示部42にコンピュータ10からの速報データとして売上高、売上量、在庫量、粗利高及び粗利率を表示させる。インストアコードをキー入力する代わりに、バーコードリーダ41で単品のバーコードを読取って指定することもできる。廃棄量データ登録手段46は、廃棄用ファンクションキーF3を操作すると共に、バーコードリーダ41で廃棄すべき単品のバーコードを読取り、その都度エンタキー43cを押して登録して演算手段47に個数単位の場合バーコードの読取り数或いは重量の単位の場合累計した売価高を廃棄量して集計させて表示させ、バッテリチャージャ49にハンディターミナル40を結合させて通信開始キー43aを操作して転送する。即ち、廃棄量は、重量の単位の場合累計した売価高を売価単価で除算して求められる。
【0028】
コンピュータ10の在庫データ作成手段15は、粗利基礎データ格納手段11に格納された販売予定量及び歩止データ、単品構成データ及び廃棄量データに応答して、単品単位の日々の在庫データを下記を基に作成する。
在庫量=∫在庫量+当日の実質販売予定量−当日の販売量−当日の廃棄量
【0029】
∫在庫量は粗利基礎データ格納手段11に格納されている前日までの積算在庫量データである。例えば、単品のパックごとに重量の異なる鮮魚について、実質販売予定量を0.7×100kg、POSデータより売上高120,000円及び売価単価率より算出した売価単価2,000円/kgとして算出された販売量を60kg、ハンディターミナル40から入力された売価高を基に売価単価から算出された廃棄量1kg、前日までの積算在庫量2kgとすると、在庫量=70−60−1−2=7kgとして算出される。図4に示すデータにおいて、前述の刺身盛り合わせについても、めばちマグロ、ハマチ及びイカの販売予定量の一部から仕込んだのを前提にその在庫量として換算できる。また、各端末装置30で刺身盛り合わせの品目の予定販売量を入力しておくと、その組合せ商品の品目自体の在庫量も確認できる。
【0030】
このように構成されたPOSデータを用いた販売管理システムの動作は次の通りである。生鮮食品の各部門の販売責任者は、担当の主力商品について仕入れ時点から販売開始時点間に生じる自然減量、廃棄処理、不良品等に起因する歩止を販売責任者自身の判断、経験、知識等を基に決定して、所属の端末装置30に対して自身で或いはPOSメーカの担当者等に依頼して設定しておく。この歩止データは、季節の変化、仕入先の変更等に応じて随時変更したり、或いは経験を重ねる過程で修正することができる。同様に、売価単価データとなる売価率、特定の単品構成データ或いは一覧表示するための主力商品等の初期データも設定しておく。
【0031】
各開店日の開店前に各販売責任者は、仕入伝票を見て仕入量をそのまま、或いは所属の端末装置30又はハンディターミナル40で在庫量データを取込んで確認して在庫品から取出す販売予定量を決定し、端末装置30で仕入価格と共に入力する。これにより、コンピュータ10は転送されている歩止データを勘案した実質販売予定量に対応して単品の原価データが作成可能となり、またその原価データを端末装置30に取込んで確認可能となる。
【0032】
コンピュータ10は、開店後にPOSデータが逐次供給されるごとに単品の新たな粗利データ等を作成し、端末装置30或いはハンディターミナル40では、任意の時間に所属部門の粗利データを画面上で確認することができる。閉店時には、廃棄商品がある場合、ハンディターミナル40で廃棄単品のバーコードを読取る等により、廃棄量データが作成されてコンピュータ10へ転送され、したがって当日の在庫量が当日の販売量及び廃棄量に対応して正確に確認できる。
【0033】
これにより、途中で在庫量を確認して値引き対策を講じたり、最終的な廃棄量も勘案した在庫量を基に新たな仕入量及び販売予定量を正確に決定することができる。さらに、在庫量データ及び当日或いは期間単位の高信頼度の売買差益等の粗利データを確認して、適正な売価設定の参考にすることができる。管理用端末装置20では、店舗管理者が高精度の原価データによる信頼度の高い経営管理データに基づく販売管理が可能となる。
【0034】
尚、端末装置30において、入力操作部31の操作により、販売予定量に代えて、仕入れの都度仕入量を入力することにより、同様に正確な原価データが得られる。この場合、保管しておいて開店日ごとに逐次取出す商品については、開店日ごとの在庫量の管理は、仕入れ量及び販売予定量を基に算出するように構成することができる。さらに、この場合に限らず前述の実施の形態においても、仕入れ量或いは仕入れ価格の入力操作部による入力は、キーボードの入力操作に代えて、製造元もしくは問屋でケース等に付されたバーコードを読み取るように、端末装置の入力操作部をマウス付属のキーボード及びバーコードリーダで構成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
請求項1又は請求項2の発明によれば、各部門の販売責任者自身が、端末装置で仕入伝票等を見て仕入れ量もしくは販売予定量及び仕入価格を入力することにより、自己の責任で設定した歩止に基づく原価が設定される。その結果の粗利データを繰返し確認する過程を積重ねることにより、歩止設定を修正することも容易となり、原価データの精度を向上させるができる。仕入価格が頻繁に変動する可能性のある生鮮食品について、POSメーカに依存することなく、各部門の販売責任者が容易に原価を正確に設定して、売価も適正に設定することができるようになる。請求項2による販売予定量の入力により、在庫量の管理も正確に行えるようになる。
【0036】
請求項6或いは請求項7の発明によれば、正確な原価を基にPOSデータから単品の正確な在庫量が算出可能となり、また廃棄が行われる場合にはその廃棄量データと併せて正確な在庫量データが作成可能となる。これにより、一層正確な仕入れ管理、粗利管理或いは経営管理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるPOSデータを用いた販売管理システムの構成を説明する図である。
【図2】同販売管理システムを構成するハンディターミナルの構成を説明する図である。
【図3】同販売管理システムの全体構成を説明する図である。
【図4】同販売管理システムの原価データに関連した粗利基礎データのテーブルを説明する図である。
【符号の説明】
1 レジスタ
2 ストアコントローラ
9 秤
10 コンピュータ
20 全部門管理用端末装置
30 端末装置
31 入力操作部
40 ハンディターミナル
Claims (7)
- 逐次供給される各単品についての売上データを含むPOSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段と、粗利データを収録する粗利データ収録手段とを構成するコンピュータに、1個もしくは複数個の端末装置が接続したPOSデータを用いた販売管理システムにおいて、
パソコン利用の端末装置が、その入力操作部により指定された商品につき前記入力操作部で入力された仕入量及び仕入価格を仕入データとして格納する仕入データ格納手段と、前記仕入量に対する実質仕入量を算出させるために、前記入力操作部により歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段とを備えることにより、
入力された前記仕入価格及び前記仕入量並びに設定されている前記歩止データを基に単品の構成内容に応じて単品単位の原価データを作成させることを特徴とするPOSデータを用いた販売管理システム。 - 逐次供給される各単品についての売上データを含むPOSデータ及びこのPOSデータとは独立に作成された原価データを少なくとも含む粗利基礎データを格納する粗利基礎データ格納手段と、粗利基礎データから単品単位等の粗利データを作成する粗利データ作成手段と、粗利データを収録する粗利データ収録手段とを構成するコンピュータに、1個もしくは複数個の端末装置が接続したPOSデータを用いた販売管理システムにおいて、
パソコン利用の端末装置が、その入力操作部により指定された商品につき前記入力操作部で入力された販売予定量及び仕入価格を仕入データとして格納する仕入データ格納手段と、前記販売予定量に対する実質販売予定量を算出させるために、前記入力操作部により歩止の比率或いは量を歩止データとして設定させる歩止データ設定手段とを備えることにより、
入力された前記仕入価格及び前記販売予定量並びに設定されている前記歩止データを基に単品の構成内容に応じて単品単位の原価データを作成させることを特徴とするPOSデータを用いた販売管理システム。 - 歩止データ設定手段が、ケースに含まれる商品の実質個数を歩止データとして設定させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のPOSデータを用いた販売管理システム。
- 歩止データ入力手段が、ケースに含まれる商品の実質重量を歩止データとして設定させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のPOSデータを用いた販売管理システム。
- 歩止データ入力手段が、重量の減量に対応する歩止の比率を歩止データとして入力させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のPOSデータを用いた販売管理システム。
- コンピュータが、単品の販売予定量及びその歩止データを基に算出された実質販売予定量を、売上データを基に算出された単品の販売量から減算することにより、単品の在庫量データを作成する在庫量データ作成手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のPOSデータを用いた販売管理システム。
- 在庫量データ作成手段が、転送されてきた単品の廃棄量データを基に、さらに廃棄量を減算し、さらに粗利基礎データ格納手段に格納されている積算在庫量を加算することにより、単品の在庫量データを作成することを特徴とする請求項6記載のPOSデータを用いた販売管理システム。
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WO2022244145A1 (ja) * | 2021-05-19 | 2022-11-24 | 日本電信電話株式会社 | 環境負荷推計装置、環境負荷推計方法、及びプログラム |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002234544A patent/JP2004078339A/ja active Pending
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