JP2004078162A - 顕微鏡の較正方法及び較正可能な顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】倍率可変のステレオ顕微鏡等の顕微鏡の倍率の較正を任意の倍率に対し容易に実行し、倍率全域に関する較正を導出する倍率較正方法及び顕微鏡を提供する。
【解決手段】使用されるズームシステム4の当該光学的重畳一致に対応するズーム位置を決定するために、物体参照尺度10の像と接眼レンズ参照尺度6aとを中間像面7において光学的に重畳一致させるように、顕微鏡の倍率を変更する。前記光学的重畳一致に導かれた前記物体参照尺度のスケーリングと前記接眼レンズ参照尺度のスケーリングによって規定される横倍率に基づき前記ズーム位置における顕微鏡の実際倍率を決定する。前記ズーム位置における顕微鏡の公称倍率を決定し、前記実際倍率と前記公称倍率との計算機的な関係付けを行い、前記公称倍率と前記実際倍率との前記計算機的な関係付けに基づき他のズーム位置のための倍率計算を行うこと、を特徴とする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顕微鏡、特にステレオ顕微鏡の較正方法、とりわけ倍率可変に構成されたステレオ顕微鏡の倍率較正方法、並びに当該方法に対応して較正可能なステレオ顕微鏡に関する。本発明は、更に、当該較正されたステレオ顕微鏡による距離測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
物体(被検試料)の位置と画像の位置を固定した状態で倍率を連続的に変更できるズームシステムを有する顕微鏡、特にステレオ顕微鏡は既知である。通常、このようなシステムは、物体の位置と画像の位置を固定した状態で倍率の変更を実現するために、互いに相対的に摺動可能な少なくとも2つのレンズ系を有する。ズーム(レンズ)系の位置(レンズ間の相対位置)とズームシステムの公称倍率との間の関係は、関数又は索引(ルックアップ)テーブルの形態において、既知のものとして前提とすることもできる。
【0003】
ステレオ顕微鏡の公称倍率の表示も同様に既知である。例えば、ズーム(レンズ)系を相対的に摺動させるために使用される回転つまみに設けられる目盛によって表示される。
【0004】
ステレオ顕微鏡の全倍率は、定義によれば、接眼レンズの焦点(結像)面に位置する中間像面における物体の像の像尺度(横倍率)と接眼レンズの倍率の積によって得られる。他方、像尺度(横倍率)は、とりわけモジュール構造を有するステレオ顕微鏡の場合、典型的には、補助(前置付加)レンズの倍率と、対物レンズの倍率と、中間光学系(とりわけ鏡筒レンズ)の鏡筒ファクタと、その時々のズーム位置におけるズームシステムの倍率ファクタとの積から得られる。これらの要素は全て、製造誤差や測定精度に関わっているので、得られる公称像尺度(横倍率)又は公称全倍率は、物体を測定する目的に対しては、通常、あまりにも不正確である。
【0005】
物体の大きさと像の大きさとを比較することによりこの像尺度(横倍率)を正確に求めようとすること(方法)も同様に既知である。更に、倍率可変のステレオ顕微鏡の場合、特定の倍率の値(通常最大又は最小倍率の値)を較正することも可能である。しかしながら、この種の較正は、既に較正が行こなわれている倍率値にのみ妥当する。そのため、この種の顕微鏡では、実行された較正に基づいて倍率の表示を適合化(修正)することも通常行なわれない。
【0006】
顕微鏡像を評価する既知の方法では、当該顕微鏡像と参照ないし参照要素としての規格化(標準化)された照準板ないし標線板(Strichplatte)とを重ね合わせる(重畳一致させる)ことをその本質とする。その際、例えば、(複数の)比較線分(距離)又は許容域ないしレンジ(Toleranzfelder)を照準板に形成することも可能である。この場合、照準板を設けることの目的である像尺度(横倍率)が正確である場合にのみ正確な物体評価を行なうことができる。そのため、倍率可変のステレオ顕微鏡では、像尺度(横倍率)が正確に調節可能に構成されることが重要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
それゆえ、本発明の一視点における課題は、倍率可変の顕微鏡、特にステレオ顕微鏡の倍率の較正を任意の倍率に対し容易に実行可能にすると共に、このような較正に基づき、倍率全域に関する(亘って妥当する)較正を導出可能にすることである。本発明の他の視点における課題は、この種の顕微鏡(ステレオ顕微鏡)の倍率全域に関する(亘って妥当する)具体的に調節された倍率のデジタル表示を提示可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の第一の視点によれば、倍率可変に構成されたステレオ顕微鏡等の顕微鏡の倍率較正方法が提供される。この較正方法は、以下のステップ:即ち、・所与のスケーリング(ないし度盛り)を有する物体参照尺度(とりわけ物体マイクロメータ等)を、顕微鏡の物体面において位置決めすること、・所与のスケーリング(ないし度盛り)を有する接眼レンズ参照尺度(とりわけ接眼レンズ照準板ないし標線板等)を顕微鏡の中間像面において配置(位置調節)すること、・使用されるズームシステムの当該光学的重畳一致に対応するズーム位置を決定するために、前記物体参照尺度の像と前記接眼レンズ参照尺度とを前記中間像面において光学的に重畳一致(アライメント)させるように、顕微鏡の倍率を変更すること、・前記光学的重畳一致(光学的アライメント)に導かれた前記物体参照尺度のスケーリングと前記接眼レンズ参照尺度のスケーリングによって規定される像尺度(横倍率)に基づき前記ズーム位置における顕微鏡の実際倍率を決定すること、・前記ズーム位置において顕微鏡の公称倍率を決定すること、・実際倍率と公称倍率との計算機的な関係付けを行うこと、及び・前記公称倍率と実際倍率との計算機的な関係付けに基づき、とりわけズーム全域に関する(亘って妥当する)、他のズーム位置(複数)のための倍率計算を行うこと、を含む(形態1・基本構成1)。
更に、上記の課題を解決するために、本発明の第二の視点によれば、倍率を可変的に調節するズームシステムを有するステレオ顕微鏡等の顕微鏡が提供される。この顕微鏡は、・所定のスケーリングを有する物体参照尺度(とりわけ物体マイクロメータ等)を物体面において位置決めする位置決め手段、・中間像面における所定のスケーリングを有する接眼レンズ参照尺度(とりわけ接眼レンズ照準板等)、・前記物体参照尺度の像と前記接眼レンズ参照尺度とを光学的に重畳一致(アライメント)させるよう調節可能に構成されると共に、該物体参照尺度及び前記接眼レンズ参照尺度の各スケーリングによって規定される像尺度(横倍率)に対応する、該光学的重畳一致(光学的アライメント)に対応するズーム位置において顕微鏡の実際倍率を得る顕微鏡の倍率調節手段、・当該ズーム位置における顕微鏡の公称倍率を決定し、かつ当該ズーム位置に対して求められる実際倍率と公称倍率とを計算機的に関係付ける決定・計算手段、及び・前記公称倍率と実際倍率との計算機的な関係付けに基づいて、とりわけズーム全域に関する(亘って妥当する)他のズーム位置のための倍率を計算する倍率計算手段を有することを特徴とする(形態7・基本構成2)。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を示すが、これらは従属請求項の対象でもある。
(2) 上記の較正方法において、(ステレオ)顕微鏡の実際倍率と公称倍率の決定及び関係付けが、少なくとも2つの相異なるズーム位置に対して実行されること、及び他のズーム位置のための倍率の計算が、該互いに関係付けられた実際倍率と公称倍率のその都度の相互の関係付けに基づいて実行されることが好ましい(形態2)。
(3) 上記の較正方法において、前記接眼レンズ参照尺度は、(ステレオ)顕微鏡の中間像面の視野において、所定の直径を有する少なくとも1つの環ないし円(周)の形態で結像されることが好ましい(形態3)。
(4) 上記の較正方法において、決定ないし計算された倍率は、(ステレオ)顕微鏡においてデジタル形式で表示されることが好ましい(形態4)。
(5) 上記の較正方法において、前記ズームシステムのズーム位置の変更は、手動又は、とりわけ自動的な、モータ駆動で実行されることが好ましい(形態5)。顕微鏡としてステレオ顕微鏡を用いることができる。
(6) 上記の較正方法において、物体参照尺度(の像)と接眼レンズ参照尺度との前記光学的重畳一致は、手動又は自動的に、(ステレオ)顕微鏡のプロセッサ装置に伝達され、該プロセッサ装置は、少なくとも1つの実際倍率と少なくとも1つの公称倍率との関係付けに基づいて、他のズーム位置のための倍率を計算することが可能であること(形態6)。
(8) 上記の(ステレオ)顕微鏡において、前記接眼レンズ参照尺度は、(ステレオ)顕微鏡の中間像面の視野において、所定の直径を有する少なくとも1つの環ないし円(周)の形態で結像されることが好ましい(形態8)。
(9) 上記の(ステレオ)顕微鏡において、倍率の値のデジタル表示装置を有することが可能である(形態9)。
(10) 上記のステレオ顕微鏡において、ズーム対物レンズを手動及び/又は、とりわけ自動的な、モータ駆動で調節するズーム調節手段を有することが可能である(形態10)。
(11) 上記の(ステレオ)顕微鏡において、物体参照尺度(の像)と接眼レンズ参照尺度との光学的重畳一致の達成を手動又は自動的に検出する検出装置を有することが可能である(形態11)。顕微鏡としては、ステレオ顕微鏡を用いることができる。
(12) 上記形態(1)〜(6)の何れか一の方法により較正された(ステレオ)顕微鏡又は上記形態(7)〜(11)の何れか一の(ステレオ)顕微鏡における距離測定方法は、物体面における測定されるべき距離の像を、ズームシステムのズーム位置を変更することによって、接眼レンズ参照尺度における所定の距離と光学的に重畳一致させ、及び当該ズーム位置に対し求められる像尺度(横倍率)と該接眼レンズ参照尺度における所定の距離とから、前記物体面における測定されるべき距離の大きさを計算することが可能である(形態12)。
(13) 上記の距離測定方法において、測定された距離の大きさを、(とりわけデジタル形式の)表示装置によって表示することができる(形態13)。
【0010】
本発明によれば、ズームシステムを有するステレオ顕微鏡等の顕微鏡の較正は、任意の倍率位置(Vergroesserungsposition)ないしズーム位置(Zoomposition)に関して実行することができる。本発明により使用される物体参照(ないし基準)尺度(Objekt−Referenzmasse)及び接眼レンズ参照(ないし基準)尺度(Okular−Referenzmasse)を適性に選択することによってはじめて、(較正されるべき顕微鏡のズーム域の範囲内において)任意の倍率を規定することが可能となる。本発明によれば、物体参照尺度−接眼レンズ参照尺度対に基づいた較正後、ズーム全域に関する(亘って妥当する)較正が利用可能ないし計算機的に導出可能となる。本発明によれば、物体参照尺度−接眼レンズ参照尺度対を用いることにより、ズームの作動によって設定される実際倍率が顕微鏡において調節される。この場合、ズームの(これを構成する個々のレンズの)現在の(相対的な)位置(関係)は、例えば、インクレメンタル(増分)センサによって検出され、各ズーム位置に対する公称倍率値が記憶される。実際倍率と公称倍率とを計算機的に比較することにより、較正ファクタを計算することができ、そして、この較正ファクタを、ズーム全域の較正のために使用することができる。
【0011】
本発明の較正方法の好ましい一実施形態によれば、少なくとも2つの相異なるズーム位置に対する(ステレオ)顕微鏡の実際倍率と公称倍率の決定及び関係付けが実行され、他のズーム位置のための倍率の計算は、それぞれ互いに関係付けられた複数の実際倍率と複数の公称倍率(同士の)の(更なる)関係付けに基づいて実行される。2つのズーム位置に関する実際倍率と公称倍率との計算機的な関係付けを実行することは、とりわけ有利である。これによって、例えば、(ステレオ)顕微鏡のあるズーム域に関して複数の較正を行ない、そしてそれらの倍率の中間値ないし平均値(Zwischenwert)を計算することが可能となる。このため、較正の精度を一層大きくすることが可能となる。
【0012】
視野中の接眼レンズ参照尺度は、スケーリング(度盛りないし目盛り)として、既知の大きさの直径を有する少なくとも1つの環ないし円(周)を有することが好ましい。この種の環ないし円(周)は、例えば従来の物体マイクロメータ等の物体参照尺度の像との光学的重畳一致を容易に行なうことができる。
【0013】
本発明の較正方法の好ましい一実施形態によれば、他の焦点距離値に対応する計算された倍率は、(ステレオ)顕微鏡においてデジタル形式で表示される。ズームシステムの任意の数の位置ないし状態に対し(ステレオ)顕微鏡の倍率を計算し、記憶することにより、対応する倍率のデジタル表示が可能となる。このようなデジタル表示を実現するためには、例えばインクレメンタルセンサによって具体的な(実際の)ズーム位置を決定(検出)し、対応する較正された倍率値との関係付けを行なうだけでよい。
【0014】
ズーム対物レンズの焦点距離の変更は、手動又はモータ駆動で行なうことが好ましい。本発明による物体参照尺度(の像)と接眼レンズ参照尺度の(光学的)重畳一致状態の形成は、手動で容易に実行可能である。適切な光学的認識システムを設けると、このような光学的重畳一致を自動的に検出することもできる。
【0015】
本発明の較正方法のとりわけ好ましい一実施形態によれば、物体参照尺度(の像)と接眼レンズ参照尺度の光学的重畳一致が、手動又は自動で、(ステレオ)顕微鏡のプロセッサ装置へ伝達され、そしてプロセッサ装置によって、他の位置ないし状態のための倍率の計算が行なわれる。光学的重畳一致を調節(して形成)するようにズームシステムを手動で操作すること、及びそのような重畳一致(の形成)を検出したとき、相応の操作キー等を操作することにより当該重畳一致形成をプロセッサ装置へ手動で伝達することが、とりわけ好ましい。
【0016】
本発明に係る較正によって、ステレオ顕微鏡等の顕微鏡の物体面における距離(長さ)の測定をとりわけ有利な態様で行なうことができる。このため、物体面における測定されるべき距離の像は、ズームシステムのズーム位置を変更するすることによって、接眼レンズ参照尺度中の既知の距離と光学的に重畳一致させることができ、当該ズーム位置に対して求められた横倍率と接眼レンズ参照尺度中の既知の距離(の大きさ)とから、測定されるべき距離の大きさを計算することができる。
【0017】
このようにして測定された距離の大きさをデジタル形式で表示すると有利である。
【0018】
とりわけ、較正の範囲内で使用される接眼レンズ参照尺度上の環ないし円(周)を、上述のような距離測定のために使用することも可能である。同様に、複数の環ないし円(周)を有する接眼レンズ参照尺度を使用し、当該複数の環ないし円(周)の一部を較正のために使用し、その他の環ないし円(周)を距離測定のために使用することも可能である。
【0019】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例は、発明の理解を容易にするためのものであって、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な修正・変更等を排除することは意図しない。また、特許請求の範囲に付した図面参照符号も発明の理解の容易化のために過ぎず、本発明を図示の態様に限定することを意図しない。この点に関しては、補正・訂正後においても同様である。
【0020】
図1に、本発明が適用される顕微鏡の1つであるステレオ顕微鏡の好ましい一実施例を示した。全体として図面参照符号1で示したステレオ顕微鏡は、光軸2に沿って(物体(被検試料)側から順に)、位置固定の対物レンズ3、全体として図面参照符号4で表したズーム望遠鏡、鏡筒レンズ5、及び接眼レンズ6を有する。顕微鏡の物体面は、図面参照符号8で示した。この物体面上には、物体参照尺度としての物体マイクロメータ10が配置される。例えば物体面8上に物体マイクロメータ10を固定する手段等の位置決め手段については、詳細には図示していない。ステレオ顕微鏡の場合、右眼又は左眼に向ってそれぞれ延在する結像チャンネルのためのズーム望遠鏡、鏡筒レンズ、及び接眼レンズは、2つ一組として配設される(不図示)。
【0021】
位置固定の対物レンズ3は、(2つ一組ではなく)ただ1つの対物レンズとして構成されるため、この対物レンズ3は、並行する2つのズームシステム、及びこれに対応して2つずつ並置される鏡筒レンズ及び接眼レンズによって共通に利用される。2つの別体のズーム対物レンズが、そこにそれぞれ形成される2つの中間像として物体(被検試料)を結像する形式のグリノー顕微鏡も既知であり、このような顕微鏡にも、本発明は適用可能である。
【0022】
ズーム望遠鏡の倍率を変更するとき像の位置を不変に留めることができるように機械的平衡ないし補償を実現するため、ズーム望遠鏡4のレンズ要素4a、4b、4c及び4dのうちの少なくとも2つは、それ自体既知の態様で、スピンドルないし制御カム装置12の作動により摺動可能に構成される。とりわけ、このようなズーム望遠鏡4は、外側のレンズ4a、4dを光軸2に対して位置固定的に配設し、内側ないし内部のレンズ4b、4cを摺動可能に配設することにより実現可能である。
【0023】
接眼レンズ6は、接眼レンズ参照(基準)尺度としての接眼レンズ照準板(標線板)6aを備える。接眼レンズ照準板は、ステレオ顕微鏡の中間像面7に配置することができ、このため、それ自体既知の態様で、測定用接眼レンズが利用可能となる。
【0024】
制御カム装置12は、モータ14によって自動的に作動可能に構成され、他方、モータ14の制御は、プロセッサ(を含む制御ユニット)16によって行なわれる。図1には示していないハンドルないしノブを介して、ズーム対物レンズ4の(可動の)レンズを手動で位置調節することも可能である。操作パネルとして構成されたユニットを図面参照符号17で示したが、このユニットを介して、例えば較正プロセスの開始又は停止(終了)の命令をこのシステムに与えることができる。
【0025】
本発明に係る(ステレオ)顕微鏡は、更に、(ステレオ)顕微鏡の実際倍率を表示するためのディスプレイ18を備えることが可能である。ディスプレイ18は、以下に説明するように、プロセッサ16によって関係する情報に基づいて作動する。
【0026】
図2に、本発明において使用可能なズーム対物レンズの好ましい一実施形態を詳細に示した。図1に関して既に説明したものと同じ構成要素には、同じ図面参照符号を付した。
【0027】
図1に関して更に言えば、物体マイクロメータ10及び接眼レンズ照準板6aが既知のスケーリングないしメモリ(度盛り)を有することを念頭に置くべきである。
【0028】
図3に、上述のような接眼レンズ照準板6aの好ましい一実施例を示した。図3から、視野30の内側に、それぞれ直径D32及びD34を有する2つの同心円32及び34を見出すことができる。直径D32及びD34の大きさは、予め定められている。このような接眼レンズ照準板6aが、環ないし円(周)をただ1つのみ有すること、又は(2つ以外の)任意の数(複数)の環ないし円(周)を有することも同様に可能である。この複数の環ないし円(周)は、以下に詳細に説明するように、較正用及び/又は距離測定用にそれぞれ使用することができる。
【0029】
上述の通り、物体マイクロメータのスケーリングも予め定められている(既知)ので、物体マイクロメータ10上の参照距離は、ズームシステム4の倍率を変更することによって、直径D32又はD34の一方と光学的に重畳一致することができる、即ち、視野30ないし中間像面7において、参照尺度(距離)は、直径D32又はD34の一方に相応(一致)する。以下、例えば、この場合において、より大きい方の直径D32との光学的重畳一致が達成されていると仮定する。
【0030】
物体マイクロメータ10の参照距離(Referenzstrecke)と接眼レンズ照準板の直径D32の寸法が既に定められている場合、これら参照尺度(距離)の光学的重畳一致時に具体的に与えられる倍率(実際倍率)を直接導出することができる。この場合、参照距離は、倍率に反比例する。この光学的重畳一致が一旦達成されると、比例ファクタを容易に計算することができる。物体面中の参照尺度の長さが、当該参照尺度(距離)との光学的重畳一致に導かれた環32の直径を上述した像尺度(横倍率)で割った値に等しいことが、全体として妥当する。そして、(ステレオ)顕微鏡の全倍率は、この横倍率と接眼レンズ6の倍率を乗することにより得られる。
【0031】
この光学的重畳一致が形成されているときのズーム位置、即ち個々のレンズ要素の(相対)位置が、インクレメンタルセンサ(不図示)によって検出される。このようにして求められたズーム位置に対し、適切な記憶手段(不図示)に記憶されているズームシステム4の公称(nominal)倍率が読み出され、プロセッサ16へ伝達される。求められた(導出された)実際倍率と記憶されている公称倍率を用いて、プロセッサは、ズーム対物レンズ4のズーム全域ないし(ステレオ)顕微鏡の倍率範囲全体に関する(亘って妥当する)実際倍率を計算するために適用可能な較正ファクタを計算することができる。それゆえ、ズームシステム4のただ1つの位置のみにおける上述の較正に基づき、(ステレオ)顕微鏡のズームレンジないし倍率範囲全体に関する(亘って妥当する)較正を実現することができる。
【0032】
上述の実際倍率の導出を、同じ物体マイクロメータの参照線分(距離)を用いて、接眼レンズ照準板6aの第二の環34に対しても行ない、第二の実際倍率を検出(決定)することが好ましい。この場合も同様に、記憶されている公称倍率との比較が行なわれ、そのようにして(上記2つの環32、34に対する実際倍率の導出により)得られた2つの較正ファクタを互いに関係付けると(例えば平均値を求めると)より目的に適う。これに関し、第一の較正ファクタを有する第一ズーム部分域と第二の較正ファクタを有する第二ズーム部分域とに対し較正を行なうことも同様に可能である。
【0033】
好ましい一実施例では、上記較正方法の実行を、例えば、物体マイクロメータ10の参照線分(距離)と接眼レンズ照準板6aの環32、34との光学的重畳一致の調節(形成)の際に、プロセッサ16へ光学的重畳一致(の形成)を伝達することができる操作パネル17の操作キーを作動することによって行なうことができる。環32、34のうちのどちらが実際に較正の目的のために実際の観察されているかをキーを押すことによってプロセッサ16へ伝達することが同様に可能であると好都合である。
【0034】
上述した通り、プロセッサ16は、所定のズーム位置に対して求められた(1つの)実際倍率と、当該位置に対応する(1つの)公称倍率とによって、ズームシステムないし顕微鏡の調節範囲全体に関する(亘って妥当する)倍率を計算することができる。そのため、ズーム域内の任意のズーム位置に対して計算可能な倍率は、計算後、表示を行なうためにディスプレイ18へ伝達することができる。ここで、再び、それぞれ得られた像尺度(横倍率)と接眼レンズの倍率との乗算により(ステレオ)顕微鏡の全倍率を求めることができることを指摘しておく。
【0035】
上述の通り、上記の方法によって較正されたステレオ顕微鏡によって、物体面8内の距離ないし物体寸法の測定を容易に行なうことができる。これを行なうために、測定されるべき距離の像は、ズーム位置を変更することによって、中間像面7内の接眼レンズ参照尺度6aの環32、34との光学的重畳一致に導かれる。このような環32、34の既知の直径(の大きさ)と、(ズームシステムの各位置における)既知ないし本発明により較正された横倍率に基づき、物体面8内に与えられた距離の測定を容易に行なうことができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明の独立請求項1(較正方法)及び7(顕微鏡)により、所定の課題として掲げた効果が、上述の通り達成される。即ち、倍率可変の(ステレオ)顕微鏡の倍率の較正を任意の倍率に対し容易に実行可能にすると共に、このような較正に基づき、倍率全域に関する(亘って妥当する)較正を導出可能にする。更に、(ステレオ)顕微鏡の倍率全域に関する(亘って妥当する)具体的に調節された倍率のデジタル表示を提示可能にする。
更に、各従属請求項により付加的な効果が、上述の通りそれぞれ達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成されたズームシステムを備えたステレオ顕微鏡の一例の本質的要素の配置を示した模式的側面図。
【図2】本発明により使用可能なズームシステムの好ましい一例の側断面図。
【図3】本発明に応じて構成された接眼レンズ参照要素の好ましい一例の平面図。

Claims (13)

  1. 倍率可変に構成されたステレオ顕微鏡等の顕微鏡の倍率較正方法であって、以下のステップ:
    ・ 所与のスケーリングを有する接眼レンズ参照尺度(6a)を、顕微鏡の物体面(8)において位置決めすること、
    ・ 所与のスケーリングを有する物体参照尺度(10)を、顕微鏡の中間像面(7)において配置すること、
    ・ 使用されるズームシステム(4)の当該光学的重畳一致に対応するズーム位置を決定するために、前記物体参照尺度(10)の像と前記接眼レンズ参照尺度(6a)とを前記中間像面(7)において光学的に重畳一致させるように、顕微鏡の倍率を変更すること、
    ・ 前記光学的重畳一致に導かれた前記物体参照尺度(10)のスケーリングと前記接眼レンズ参照尺度(6a)のスケーリングによって規定される像尺度(横倍率)に基づき前記ズーム位置における顕微鏡の実際倍率を決定すること、
    ・ 前記ズーム位置において顕微鏡の公称倍率を決定すること、
    ・ 前記実際倍率と前記公称倍率との計算機的な関係付けを行うこと、及び
    ・ 前記公称倍率と前記実際倍率との前記計算機的な関係付けに基づき他のズーム位置(複数)のための倍率計算を行うこと、
    を含むことを特徴とする倍率較正方法。
  2. 顕微鏡の実際倍率と公称倍率の前記決定及び関係付けが、少なくとも2つの相異なるズーム位置に対して実行されること、及び、他のズーム位置のための前記倍率計算が、該互いに関係付けられた実際倍率と公称倍率のその都度の相互の関係付けに基づいて実行されること
    を特徴とする請求項1に記載の倍率較正方法。
  3. 前記接眼レンズ参照尺度(6a)は、顕微鏡の中間像面(7)の視野(30)において、所定の直径を有する少なくとも1つの環(32、34)の形態で結像されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の倍率較正方法。
  4. 前記決定ないし計算された倍率は、顕微鏡においてデジタル形式で表示されること
    を特徴とする請求項1〜3の一に記載の倍率較正方法。
  5. 前記ズームシステム(4)のズーム位置の変更は、手動又はモータ駆動で実行されること、及び前記顕微鏡はステレオ顕微鏡であること
    を特徴とする請求項1〜4の一に記載の倍率較正方法。
  6. 物体参照尺度(10)と接眼レンズ参照尺度(6a)との前記光学的重畳一致は、手動又は自動的に、顕微鏡のプロセッサ装置(16)に伝達され、該プロセッサ装置(16)は、少なくとも1つの前記実際倍率と少なくとも1つの前記公称倍率との関係付けに基づいて、前記他のズーム位置(複数)のための倍率を計算すること
    を特徴とする請求項1〜5の一に記載の倍率較正方法。
  7. 倍率を可変的に調節するズームシステムを有する顕微鏡であって、
    ・ 所定のスケーリングを有する物体参照尺度(10)を物体面(8)において位置決めする位置決め手段、
    ・ 中間像面(7)における所定のスケーリングを有する接眼レンズ参照尺度(6a)、
    ・ 前記物体参照尺度(10)の画像と前記接眼レンズ参照尺度(6a)とを光学的に重畳一致させるよう調節可能に構成されると共に、該物体参照尺度(10)及び前記接眼レンズ参照尺度(6a)の各スケーリングによって規定される像尺度(横倍率)に対応する、該光学的重畳一致に対応するズーム位置において顕微鏡の実際倍率を得るための顕微鏡の倍率調節手段、
    ・ 当該ズーム位置における顕微鏡の公称倍率を決定し、かつ当該ズーム位置に対して求められる実際倍率と公称倍率とを計算機的に関係付ける決定・計算手段、及び
    ・ 前記公称倍率と実際倍率との計算機的な関係付けに基づいて他のズーム位置のための倍率を計算する倍率計算手段
    を有すること
    を特徴とする顕微鏡。
  8. 前記接眼レンズ参照尺度(6a)は、顕微鏡の中間像面(7)の視野(30)において、所定の直径を有する少なくとも1つの環(32、34)の形態で結像されること
    を特徴とする請求項7に記載の顕微鏡。
  9. 倍率の値のデジタル表示装置(18)を有すること
    を特徴とする請求項7又は8に記載の顕微鏡。
  10. ズーム対物レンズ(4)を手動及び/又はモータ駆動で調節するズーム調節手段を有すること、及び前記顕微鏡はステレオ顕微鏡であること
    を特徴とする請求項7〜9の一に記載の顕微鏡。
  11. 物体参照尺度(10)と接眼レンズ参照尺度(6a)との光学的重畳一致の達成を手動又は自動的に検出する検出装置(17)を有すること
    を特徴とする請求項7〜10の一に記載の顕微鏡。
  12. 請求項1〜6の一により較正された顕微鏡又は請求項7〜11の一の顕微鏡における距離測定方法であって、
    物体面(8)における測定されるべき距離の像を、ズームシステム(4)のズーム位置を変更することによって、接眼レンズ参照尺度(6a)における所定の距離と光学的に重畳一致させ、及び当該ズーム位置に対し求められる像尺度(横倍率)と該接眼レンズ参照尺度(6a)における所定の距離とから、前記物体面(8)における測定されるべき距離の大きさを計算すること
    を特徴とする距離測定方法。
  13. 測定された距離の大きさを、表示装置(18)によって表示すること
    を特徴とする請求項12に記載の測定方法。
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