JP2004077522A - 車両用地図表示システム、表示方法およびプログラム - Google Patents

車両用地図表示システム、表示方法およびプログラム Download PDF

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柳久保 武志
Atsushi Ishibashi
石橋 厚
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Abstract

【課題】画面の表示領域を変更可能とし、必要に応じた地図表示要素が適切に表示できるようにすることを目的とする。
【解決手段】車両用地図表示システムにおいて、複数の表示要素からなる地図を表示する表示部(6)と、表示部の表示領域を変更する表示領域変更手段(1、4)と、表示領域の大きさを算出する表示領域算出手段(4)と、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示する制御手段(4)とを備えたものである。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は表示領域の大きさが変更可能な表示部を有する車両用地図表示システム、表示方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用ナビゲーション装置において、案内画面を1画面表示モードと2画面表示モードとで切り換え可能とし、例えば、1画面表示モードで表示されている画面の中央部分の地図を、同じサイズで2画面表示モードの左画面に表示するようにしたものが提案されている(特開平10−96649号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
車両用ナビゲーション装置においては、ユーザが地理を良く知っている場所では、詳細な案内情報を必要とせず、ユーザが地理に不案内な場所では詳細な案内情報を必要とする。
しかし、上記提案のものでは、1画面表示モードから2画面表示モードに切り換えることにより画面に表示される地図の範囲は変更されるものの、表示される要素(道路の種別、文字の種別、施設の種別など)は同じため、案内情報をそれほど必要としない時でも不必要な情報まで表示されるため、ユーザにとって煩わしいと感じる場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、画面の表示領域を変更可能とし、必要に応じた地図表示要素が適切に表示できるようにすることを目的とする。そのために本発明は、車両用地図表示システムにおいて、複数の表示要素からなる地図を表示する表示部と、表示部の表示領域を変更する表示領域変更手段と、表示領域の大きさを算出する表示領域算出手段と、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の車両用地図表示方法は、複数の表示要素からなる地図を表示する表示部の表示領域の大きさを算出し、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示することを特徴とする。
また、本発明の車両用地図表示プログラムは、複数の表示要素からなる地図を表示する表示部の表示領域の大きさを算出し、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は車両用ナビゲーション装置の実施の形態の例を説明する図である。
出発地や目的地等の経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、地図データ、経路の探索に必要なナビゲーション用データ、経路案内に必要な表示/音声の案内データ、さらに地図の表示、経路探索、音声案内等の案内を行うためのプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、ナビゲータ処理手段として地図の表示処理、経路探索処理、経路案内に必要な表示/音声案内処理、さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力するディスプレイやスピーカその他の出力装置6から構成されている。
【0006】
入力装置1は、地図を選択して目的地を入力したり、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチスイッチやジョグダイアル等のリモートコントローラ等を用いることができる。また、入力装置としては音声入力による対話を行うための装置を備えており、音声入力装置として機能する。また、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0007】
現在位置検出装置2は、衛星航法システム(GPS)を利用して高さ情報を含む車両の現在位置情報を入手するもの、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することにより絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、例えば車輪の回転数から車両の走行速度及び走行距離を検出する速度・距離センサ、車両の加速度を検出して高さ情報を含む現在位置情報を検出するセンサ等から構成される。
【0008】
情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えばCD−ROM、DVD−ROM等の光ディスク、フロッピィディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、MO等の光磁気ディスク等からなっている。プログラムは、経路探索などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載のフローチャートに示されるような処理プログラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声入力により対話的に案内を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータが格納されている。記憶されるデータとしては、地図データ、道路データ、行政区画名や地域の名称を含む地名データ、探索データ、探索したルートのデータ、案内データ、マップマッチングデータ、目的地データ、メモリ地点データ、走行履歴データ、施設データ、交差点等分岐点の画像データ、ジャンル別データ、ランドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。そして、これらのデータは情報センタからダウンロードして更新可能である。なお、情報記憶装置にはデータのみ格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタイプのものとしてもよい。
【0009】
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU、情報記憶装置3からプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ、フラッシュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM、設定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAMからなっている。また、この他にもディスプレイ等の出力装置に表示するためのデータを格納するフレームメモリ、入力装置1からの音声入力による対話処理を行ったり、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。
【0010】
本実施形態に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラムは全て、外部記憶装置に格納されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体側のROMに格納されていてもよい。この外部記憶装置に記憶されたデータやプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種々のナビゲーション機能が実現される。
【0011】
また、本実施形態に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラム、地図データの一部または全ては情報センター(インターネットサーバー、ナビゲーション用サーバー)から複数の基地局(インターネットのプロバイダー端末や車両と通信で繋がる通信局)に送信され、端末側の中央処理装置4は基地局から送られてくる情報を情報送受信装置によって受信し、中央処理装置4内の読み書き可能なメモリ(例えばRAMやフラッシュメモリやハードディスク)にダウンロードしてプログラムを実行することにより、種々のナビゲーション機能を実現させるようにしてもよい。ここで、プログラムはフラッシュメモリに格納し、地図データはRAMに格納する如くプログラムと地図データを別の読み書き可能なメモリに格納するようにしてもよいし、同じ読み書き可能なメモリに格納するようにしてもよい。あるいは、家庭内のパソコンで情報センターからプログラム、地図データの一部または全てを取り外し可能な記憶媒体(例えばICカード、磁気カードやフロッピーディスク)へダウンロードし、その記憶媒体を中央処理装置4につなげて、記憶媒体内のプログラムを実行することにより、種々のナビゲーション機能を実現させるようにしてもよい。
【0012】
本実施形態のナビゲーション装置は、上記のように外部記憶装置からプログラムを読み込んだり、情報センター等からダウンロードしたプログラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納した小容量のROMを内蔵する。フラッシュメモリは、電源が切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であるROMのプログラムを起動してフラッシュメモリに格納したプログラムチェックを行い、情報記憶装置3に格納されているディスク管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリの状態から判断して行われる。
【0013】
情報送受信装置5は、衛星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS(道路交通情報通信システム)受信装置、携帯電話、パソコン等を利用することにより、情報センターや他車両と情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置等から構成される。
【0014】
出力装置6は、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力したり、中央処理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリント出力する機能を備えている。そのための手段として、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータを画面表示するために展開、描画するメモリ、メモリに描画したイメージデータを表示するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備えている。
【0015】
ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等により構成されており、本実施形態ではタッチパネル、リモコン等により画面の表示領域の大きさが変更可能であり、中央処理装置4が処理する地図の表示データや案内データに基づき展開、描画された交差点拡大図画面、目的地名、時刻、距離、進行方向矢印等を表示する。ディスプレイに表示する画像データは、2値画像データ(ビットマップデータ)であり、中央処理装置4が処理する地図の表示データや案内データをシリアル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通信線を兼用して受信し、出力装置6内でメモリに展開、描画した後、指示された表示範囲をディスプレイの画面に表示する。また、エアコン、オーディオ、テレビを同時表示できるマルチウインドウタイプでも適用可能である。
【0016】
このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、このディスプレイの案内画面を自動車のフロントガラスに埋め込んだハーフミラーを通して運転者の目線を下げずに見えるようにするヘッドアップディスプレイを備えるようにしてもよい。また、ディスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0017】
図2は上記実施形態のナビゲーション装置において使用される案内画面の例を説明する図である。
表示画面10はタッチパネルからなっていて、上辺表示枠11、下辺表示枠12或いは左辺表示枠13、右辺表示枠14に直接触れて、或いはリモコンでドラッグすることにより、表示領域の大きさが変更可能である。例えば、下辺表示枠12にタッチして上方にドラッグすることにより、或いは右辺表示枠14にタッチ左方へドラッグすることにより表示領域の大きさが変更される。この表示領域の変更はドラッグされた表示枠がどの位置にセットされたかを図1の中央処理装置で判断し、表示領域を変更している。表示領域の大きさは表示領域のドット数、画面の横方向や縦方向の長さ、画面の横方向や縦方向のドット数などで規定し、また、最大表示領域に対する割合で規定することができる。
【0018】
本実施形態は、表示領域の大きさに応じて道路の種別、文字の種別、施設の種別等の地図表示要素を決定するものであり、表示領域が大きい場合には詳細に表示要素を表示し、表示領域が小さい場合にはユーザがそれほど詳細な地図を表示することを望んていないと判断し、表示要素を少なくして表示する。
【0019】
図3は本発明に係る地図表示処理フローを説明する図である。
ユーザが表示枠を移動させて表示領域の大きさを変更したとき、その表示領域の大きさを算出し(ステップS1)、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定する(ステップS2)。次いで、決定された表示要素を表示する(ステップS3)。
【0020】
図4は図3の画面においてユーザが画面サイズを変更したとき、表示する要素の決定方法の例を説明する図である。
この例では、ユーザが変更した画面サイズをSとしたとき、S1<S≦S0(S0は最大画面)を表示領域A、S2<S≦S1を表示領域B、S≦S2を表示領域Bとし、変更した画面サイズが表示領域A、B、Cのどれかにより表示要素を決定する。
【0021】
図5は表示要素テーブルの例を示す図である。
ここに示す表示要素テーブルは、表示領域に対応して表示するか否かの符合が付されていて、ナビゲーション装置の情報記憶装置に登録される。
図示の例では、表示要素としての道路種別、施設マーク、高さ(階数)情報をもつ家形、経路情報について、表示領域A、B、Cのとき表示するか否かの符合が記されている。
【0022】
すなわち、表示領域Aでは高速道路・有料道路、国道、県道、市町村道、片側3車線以上道路、片側2車線道路、片側1車線道路、道路幅10m以上、道路幅10m未満、優先度の高い施設マーク、優先度の低い施設マーク、3階以上の家形、2階以下の家形、現在走行道路、探索経路全てが表示される。
表示領域Bでは、表示領域Aに対して市町村道、片側1車線道路、道路幅10m未満、優先度の低い施設マーク、2階以下の家形などの表示優先度の低いものが省略される。
表示領域Cでは、表示領域Bに対して、県道、片側2車線道路、道路幅10m以上、優先度の高い施設マーク、3階以上の家形などのさらに表示優先度の低いものが省略される。
【0023】
図6は表示要素テーブルの他の例を示す図である。
この表示要素テーブルでは文字種別について表示領域に対応して表示するか否かの符合が付されている。
すなわち、表示領域Aでは都道府県名称、市区町村名称、高速道路・有料道路名称、国道名称、県道名称、市区町村道名称、河川名称、公共施設名称、一般施設名称の文字すべてが表示される。
表示領域Bでは、表示領域Aに対して市区町村名称、県道名称、市区町村道名称、一般施設名称などの表示優先度の低いものが省略される。
表示領域Cでは、表示領域Bに対して、国道名称、河川名称などのさらに表示優先度の低いものが省略される。
【0024】
図7は表示要素テーブルの他の例を示す図である。
この表示要素テーブルでは施設について表示領域に対応して表示するか否かの符合が付されている。
表示領域Aでは、交番、駅、市役所、消防署、病院、学校、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、デパート、飲食店、本屋、メガネ店、酒店、洋服屋のすべての施設が表示される。
表示領域Bでは、表示領域Aに対して病院、学校、ファミリーレストラン、飲食店、本屋、メガネ店、洋服屋などの表示優先度の低いものが省略される。
表示領域Cでは、表示領域Bに対して、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、デパート、酒店などのさらに表示優先度の低いものが省略される。
【0025】
次に、縮尺と表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定する例について説明する。
図8は縮尺と表示する道路種別との関係を規定する表示要素テーブルを示す図である。
図示の例では縮尺1/2500、1/5000の地図では、高速・有料道路、国道、県道、一般道すべてを表示し、縮尺1/1万、1/2万の地図では一般道を省略し、縮尺1/4万ではさらに県道を省略し、縮尺1/8万では高速・有料道路のみ表示する。
【0026】
図8のテーブルと表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定する場合とを組み合わせることが可能であり、その処理フローを図9により説明する。
まず、表示する縮尺を決定し(ステップS21)、表示領域を算出し(ステップS22)、縮尺と表示領域に基づき表示要素を決定し(ステップS23)、決定した表示要素を表示する(ステップS24)。
【0027】
なお、地図データは複数のレベルの階層構造からなっており、図5〜図7で説明したように表示領域に基づいて表示要素を決定し、決定された表示要素がすべて含まれるレベルの地図データのうち、最も詳細な縮尺を求め、該縮尺の地図データを表示するようにしてもよい。例えば、ユーザが変更した表示領域によれば表示要素として高速・有料道路、国道、県道までだとすると、図8の例で言えば1/2500、1/5000が該当するが、このうち1/2500の地図が表示される。
【0028】
なお、上記の例においては、表示要素テーブルを情報記憶手段に格納しておき、テーブルに基づいて表示領域の大きさに応じて表示要素を決定する例について説明したが、テーブルを用いずに表示要素をプログラムにより決めるようにしても良い。この場合、プログラムにより表示領域を算出して表示要素を決定し、表示位置および表示すべき情報を決定して表示する。また、表示すべき情報が矩形領域内に文字や記号情報を表示する場合、表示領域の大きさに応じて矩形の表示位置を決定し、矩形内に文字や記号情報を表示する。
【0029】
図10は車載端末装置と情報センタとをネットワークで接続した例を示す図である。
情報センタ20は、経路探索処理、案内処理や通信する端末特定処理等を行う制御装置21、最新の地図データを含む地図データベース22、送受信手段23を有していて、ネットワーク24を介して各車載端末装置15と通信可能であり、車載端末装置からの要求があると、要求に応じて最新の地図データや探索経路、案内処理を提供するサービスを行っている。地図データベース22は更新された道路、新規に開通された道路、最新の有料道路の料金といった道路に関するあらゆる最新情報が格納されており、車載端末装置25からの要求に応じて制御装置21が地図データベース22を検索して経路探索を行って提供している。また、制御装置21は登録された車載端末の識別データを保持していて、この識別データに基づいて端末を特定し、地図データを提供する。
【0030】
車載端末装置15が情報センタに対してデータ要求する際、画面の表示領域の大きさや縮尺情報を情報センタ側へ送信すると、情報センタ側では表示領域の大きさや縮尺に対応した表示要素を算出し、これを車載端末装置側に配信し、車載端末装置15では配信された表示要素を表示する。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、画面の表示領域を変更可能とし、表示領域の大きさにより地図の表示要素を決定するので、必要に応じた表示要素で地図表示を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ナビゲーション装置の実施の形態の例を説明する図である。
【図2】案内画面を説明する図である。
【図3】本発明の地図表示処理フローを説明する図である。
【図4】表示領域に対する表示要素の決定方法を説明する図である。
【図5】表示要素テーブルの例を示す図である。
【図6】表示要素テーブルの他の例を示す図である。
【図7】表示要素テーブルの他の例を示す図である。
【図8】縮尺と表示する道路種別との関係を規定する表示要素テーブルを示す図である。
【図9】縮尺と表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定する処理フローを説明する図である。
【図10】車載端末装置と情報センタとをネットワークで接続した例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力装置、20…情報センタ、21…制御装置、22…地図データベース、23…送受信手段、24…ネットワーク、25…車載端末装置。

Claims (7)

  1. 車両用地図表示システムにおいて、
    複数の表示要素からなる地図を表示する表示部と、
    表示部の表示領域を変更する表示領域変更手段と、
    表示領域の大きさを算出する表示領域算出手段と、
    算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用地図表示システム。
  2. 前記制御手段は、前記地図の縮尺情報及び表示領域の大きさに基づき表示要素を決定することを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 前記制御手段は、表示要素テーブルに基づき表示要素を決定することを特徴とする請求項1または2記載のシステム。
  4. 前記表示要素は、少なくとも道路の種別、文字の種別、施設の種別の1つを含み、前記制御手段は前記種別内において表示要素を決定することを特徴とする請求項1乃至3何れか記載のシステム。
  5. 前記制御手段は、最大表示領域の大きさに対する表示領域の大きさの割合に応じて表示要素を決定することを特徴とする請求項1乃至4何れか記載のシステム。
  6. 複数の表示要素からなる地図を表示する表示部の表示領域の大きさを算出し、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示することを特徴とする車両用地図表示方法。
  7. 複数の表示要素からなる地図を表示する表示部の表示領域の大きさを算出し、算出した表示領域の大きさに基づいて表示要素を決定し、決定した表示要素を表示することを特徴とする車両用地図表示プログラム。
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