JP2004076804A - シーブユニット - Google Patents

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JP2004076804A
JP2004076804A JP2002234994A JP2002234994A JP2004076804A JP 2004076804 A JP2004076804 A JP 2004076804A JP 2002234994 A JP2002234994 A JP 2002234994A JP 2002234994 A JP2002234994 A JP 2002234994A JP 2004076804 A JP2004076804 A JP 2004076804A
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JP
Japan
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bearing
sheave
seal member
sheave unit
boss portion
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Pending
Application number
JP2002234994A
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English (en)
Inventor
Isao Miyazawa
宮澤 勲
Eiji Kawanishi
川西 詠二
Masayoshi Tanaka
田中 正吉
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IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】軸受内部への雨水の侵入を防止して潤滑用の油脂の劣化や流出を抑制することができ、軸受のメンテナンスの頻度を低減し得、且つ軸受の寿命延長を図り得るシーブユニットを提供する。
【解決手段】シーブ4のボス部4aにおける両端面と支持ブラケット1内面との間に、Oリング等のシール部材6を介装する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤロープを使用するクレーン等に用いられるシーブユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワイヤロープを使用するクレーン等の場合には、シーブユニットが用いられることが多い。
【0003】
従来のシーブユニットは、例えば、図2に示される如く、所要間隔をあけて配設される支持ブラケット1の間に掛け渡すように支持軸2を設け、該支持軸2に軸受3を介してシーブ4を回転自在に取り付けてなる構成を有している。
【0004】
前記シーブ4は、軸受3が組み込まれるボス部4aと、該ボス部4aから外周側へ延出する円盤状のリムディスク4bと、該リムディスク4bの外周縁部に一体形成されるロープ溝部4cとからなり、該ロープ溝部4cにワイヤロープ5が掛け回されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記軸受3内部には、潤滑を目的として油脂が封入されているが、特に、屋外等で雨水がかかるシーブユニットの場合、軸受3内部への雨水の侵入により前記油脂が劣化したり流れ出たりする虞があり、この結果、軸受3の油脂を補充するためのメンテナンスを頻繁に行う必要が生じる一方、軸受3の寿命の低下にもつながるという欠点を有していた。
【0006】
本発明は、斯かる実情に鑑み、軸受内部への雨水の侵入を防止して潤滑用の油脂の劣化や流出を抑制することができ、軸受のメンテナンスの頻度を低減し得、且つ軸受の寿命延長を図り得るシーブユニットを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所要間隔をあけて配設される支持ブラケットの間に掛け渡すように支持軸を設け、該支持軸に軸受を介してシーブを回転自在に取り付けてなるシーブユニットにおいて、
シーブのボス部における両端面と支持ブラケット内面との間に、シール部材を介装したことを特徴とするシーブユニットにかかるものである。
【0008】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0009】
前述の如く、シーブのボス部における両端面と支持ブラケット内面との間に、シール部材を介装すると、屋外等でシーブユニットに雨水がかかっても、シール部材により軸受内部へ雨水が侵入しにくくなり、該軸受内部に封入された油脂が劣化したり流れ出たりすることが抑えられ、この結果、軸受の油脂を補充するためのメンテナンスを頻繁に行わなくて済むと共に、軸受の寿命の延長にもつながることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0011】
図1は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図2と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図2に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示す如く、シーブ4のボス部4aにおける両端面と支持ブラケット1内面との間に、Oリング等のシール部材6を介装した点にある。
【0012】
本図示例の場合、前記シール部材6は、シーブ4のボス部4aにおける両端面に凹設した環状溝7に装填し、該シール部材6の表面が支持ブラケット1内面に圧接するようにしてある。
【0013】
次に、上記図示例の作用を説明する。
【0014】
前述の如く、シーブ4のボス部4aにおける両端面と支持ブラケット1内面との間に、シール部材6を介装すると、屋外等でシーブユニットに雨水がかかっても、シール部材6により軸受3内部へ雨水が侵入しにくくなり、該軸受3内部に封入された油脂が劣化したり流れ出たりすることが抑えられる。
【0015】
この結果、軸受3の油脂を補充するためのメンテナンスを頻繁に行わなくて済むと共に、軸受3の寿命の延長にもつながることとなる。
【0016】
こうして、軸受3内部への雨水の侵入を防止して潤滑用の油脂の劣化や流出を抑制することができ、軸受3のメンテナンスの頻度を低減し得、且つ軸受3の寿命延長を図り得る。
【0017】
尚、本発明のシーブユニットは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、シーブ4のボス部4aにおける両端面に凹設した環状溝7にシール部材6を装填し、該シール部材6の表面を支持ブラケット1内面に圧接させる代りに、支持ブラケット1内面に環状溝を凹設し、該環状溝にシール部材6を装填し、該シール部材6の表面をシーブ4のボス部4aにおける両端面に圧接させるようにしても良いこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のシーブユニットによれば、軸受内部への雨水の侵入を防止して潤滑用の油脂の劣化や流出を抑制することができ、軸受のメンテナンスの頻度を低減し得、且つ軸受の寿命延長を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の断面図である。
【図2】従来のシーブユニットの一例の断面図である。
【符号の説明】
1    支持ブラケット
2    支持軸
3    軸受
4    シーブ
4a  ボス部
4b  リムディスク
4c  ロープ溝部
5    ワイヤロープ
6    シール部材
7    環状溝

Claims (1)

  1. 所要間隔をあけて配設される支持ブラケットの間に掛け渡すように支持軸を設け、該支持軸に軸受を介してシーブを回転自在に取り付けてなるシーブユニットにおいて、
    シーブのボス部における両端面と支持ブラケット内面との間に、シール部材を介装したことを特徴とするシーブユニット。
JP2002234994A 2002-08-12 2002-08-12 シーブユニット Pending JP2004076804A (ja)

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