JP2004075086A - カクテルベンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】各種カクテルの材料液の調合を自動的に行うことのできるカクテルベンダーを提供する。
【解決手段】各材料液容器(11〜17)の口部からシェーカー(40)に至るまでの管路(51〜57)上等に設けられ、開放時に材料液の一定量のみを通過させる計量バルブ(21〜27,90A,90B,90C)と; 各計量バルブの開閉動作を行うバルブ駆動装置(61〜67,100,101)と; 作製すべきカクテルの種類及び量に関するデータを入力する入力手段(70)と; 入力手段(70)からの信号に応じて、開放すべき計量バルブ(21〜27,90A,90B,90C)を予め定められたプログラムに従って選択し、それらに対応するバルブ駆動装置(61〜67,100,101)を作動させて、その計量バルブを所定回数開閉せしめる制御装置(80)と; を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カクテルに用いる各種スピリッツ、リキュール、ジュース等の材料液の中から、カクテルの種類に応じて必要な材料液を自動的に選別して、その一定量をシェーカー内へ注ぎ入れるカクテルベンダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カクテルは、専門のバーテンダーが必要な材料液を規定量づつメジャーカップで計量し、シェーカー内へ入れてシェイクしたり、ミキシンググラス内へ入れてステアすることにより作られている。
規定量の材料液を自動的に計量するために、ワンショットメジャーという器具も提供されており、その場合、材料液の入ったボトルをワンショットメジャーに逆さに装着しておき、必要時にワンショットメジャーの排出ノズルの先端をレバーを利用して押し上げることにより、規定量(通常30ml; ワンショット)の材料液が自動的に計量されて排出されるようになっており、ジン、その他の頻繁に用いられる材料液については、このワンショットメジャーも従来から広く利用されている。
【0003】
然しながら、ワンショットメジャーは、特定の一つの材料液を規定量だけ計量するものであり、一つのカクテルに必要な複数の材料液を自動的に選択して調合するものではない。
即ち、カクテルのレシピはバーテンダーが記憶しており、その記憶に基づいてさまざまなカクテルが客の注文に応じてその場で調合され、提供されるのであるが、多数のレシピを記憶することは決して容易なことではない。
そのため、アルバイト店員等の短期間の従業員にはカクテルの調合は任せることができず、忙しい店ではバーテンダーの負担が過大となったり、複数のバーテンダーを雇用するには人件費が嵩む等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、各種カクテルの材料液の調合を自動的に行うことができ、バーテンダーの負担を軽減し得ると共に、カクテルのレシピについて知識のない者であっても、客の注文に充分対応することが可能なカクテルベンダーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記の目的は、
カクテルに使用される材料液がそれぞれ満たされた複数の材料液容器をそれらの口部から液が流出し得るよう倒立もしくは傾斜させた状態で保持する架台と、
各材料液容器の口部から流出する液をシェーカーに導く複数の管路と、
各材料液容器の口部から各管路の入口に至るまでの中間位置、若しくは各管路上の所望の位置に設けられ、開放時に材料液の一定量のみを通過させる計量バルブと、
各計量バルブの開閉動作を行うバルブ駆動装置と、
作製すべきカクテルの種類及び量に関するデータを入力する入力手段と、
入力手段からの信号に応じて、開放すべき計量バルブを予め定められたプログラムに従って選択し、それらに対応するバルブ駆動装置を作動させて、その計量バルブを所定回数開閉せしめる制御装置と、
を備えたことを特徴とするカクテルベンダーによって達成できる。
【0006】
上記計量バルブの一例としては、ワンショットメジャーを好適に利用でき、その場合、上記バルブ駆動装置としては、当該ワンショットメジャーのノズルヘッドを押し上げる電磁式又は流体圧式駆動装置を用いることが推奨される。
【0007】
上記計量バルブのもう一つの例としては、定量ピストン式バルブを好適に利用でき、その場合、上記バルブ駆動装置としては、この定量ピストン式バルブのピストンを移動させる電磁式又は流体圧式駆動装置を用いることが推奨される。
【0008】
上記計量バルブのもう一つの例としては、定流量バルブを好適に利用でき、その場合、上記バルブ駆動装置としては、この定流量バルブの弁体をその開放位置に一定時間保持し得る電磁式又は流体圧式の駆動装置を用いることが推奨される。
【0009】
上記計量バルブの更にもう一つの例としては、定量ロータリー式バルブを好適に利用でき、その場合、上記バルブ駆動装置としては、この定量ロータリー式バルブのローターを一定量回転させるモーターを用いることが推奨される。
【0010】
材料液容器からの材料液の排出を円滑ならしめるよう、上記材料液容器に、ガスにより内圧を付加することも推奨される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明に係るカクテルベンダーの一実施例の正面図、図2〜図4は、本発明に係るカクテルベンダーに用いられる計量バルブとその駆動装置のそれぞれ異なった実施例を示す説明図である。
【0012】
先ず、図1に示す実施例について説明する。
図中、10は架台、11〜17はカクテルに使用される材料液がそれぞれ満たされた材料液容器(ボトル)、21〜27は、開封された容器11〜17を倒立させた状態でそれぞれ保持するワンショットメジャー(図面の繁雑化を避けるため、参照番号22,23,26については省略。以下同様。)、31〜37は、各ワンショットメジャー21〜27の下側にそれぞれ設けられ、対応するワンショットメジャーを通じて排出される材料液を受ける漏斗、40はシェーカー、51〜57は、各漏斗31〜37で受けた材料液をシェーカー40に導くパイプ、61〜67は、それぞれワンショットメジャー21〜27のバルブの開閉動作を行うバルブ駆動装置、70は、作製すべきカクテルの種類及び量(何人前)に関するデータを入力する入力手段、80は、入力手段70からの信号に応じて、開放すべきワンショットメジャーを予め定められたプログラムに従って選択し、それらに対応するバルブ駆動装置61〜67を所定回数反復作動させる制御装置である。
【0013】
この実施例においては、ワンショットメジャー21〜27が、材料液の一定量のみを通過させる計量バルブとしての役割を果たしている。そしてカクテルのレシピに応じて選ばれたワンショットメジャーが1回又は複数回開閉され、所定量の材料液を計量して排出する。
なお、材料液容器11〜17からの材料液の排出を円滑ならしめるよう、上記材料液容器に炭酸ガスその他のガスにより内圧を付加するようにしてもよい。
各ワンショットメジャー21〜27は、その排出ノズル210〜270のヘッドを押し上げることにより、内部のバルブが開いて各ボトル内の液体がワンショット分だけ排出ノズルの先端から排出されるようになっている。このワンショットメジャー自体は従来より使用されており、その構成は公知であるので、ここでの説明は省略する。
【0014】
ワンショットメジャー21〜27の排出ノズル210〜270のヘッドを押し上げる駆動装置61〜67としては、電磁式又は流体圧式駆動装置が好適に用いられる。
例えば電磁式駆動装置の場合、そのソレノイドに通電を行うと、レバー610〜670がソレノイド内へ引き込まれるように持ち上げられ、これによりワンショットメジャー21〜27の排出ノズル210〜270のヘッドが押し上げられ、材料液がワンショット分だけ排出されるものである。図1に示した状態においては、駆動装置61,64及び65が作動して、材料液容器11,14及び15の材料液が排出されている。
空気圧若しくは油圧等の流体圧式駆動装置の場合には、流体圧ラムによりレバー610〜670が上下に移動するように構成されたものを用いればよい。
【0015】
ワンショットメジャー21〜27の排出ノズル210〜270から排出された材料液は、漏斗31〜37で受けられ、パイプ51〜57を通じてシェーカー40へ導かれる。
シェーカーでシェイクせず、ミキシンググラス内へ入れてステアすることにより作られるカクテルの場合には、シェーカー40の代わりにミキシンググラスを置いておく。従って、特許請求の範囲の記載における「シェーカー」なる用語は、ミキシンググラスその他、調合すべき材料液を受け入れる容器すべてを包含するものである。
【0016】
入力手段70は、作製すべきカクテルの種類及び量に関するデータを入力する装置であり、押しボタンその他適宜の操作部を利用して、カクテルの種類や量を入力する。
制御装置80は、作製すべきカクテルの種類及び量に関する入力手段70からの信号に応じて、予め備えられたコンピュータープログラムに基づいて演算処理を行うことにより、開放すべきワンショットメジャーを選択し、それらに対応するバルブ駆動装置61〜67を所定回数開閉させる制御装置である。
例えばカクテルKの材料液の調合比が、容器11の材料液:容器14の材料液:容器15の材料液=1:2:1であるとすれば、入力装置70に「カクテルK」を「1人分」と入力すると、制御装置80は、容器11に対応するバルブ駆動装置61に、そのレバー610を持ち上げる指令信号を1回送り、容器14に対応するバルブ駆動装置64には指令信号を2回送り、容器15に対応するバルブ駆動装置65には指令信号を1回送るように作動する。これにより、容器11のワンショットメジャー21の排出ノズル210は1回押し上げられて1ショットの材料液を排出し、同様にして、容器14のワンショットメジャー24の排出ノズル240は2回押し上げられて2ショットの材料液を排出し、容器15のワンショットメジャー25の排出ノズル250は1回押し上げられて1ショットの材料液を排出し、これらが漏斗31,34,35から管路51,54,55を通じてシェーカー40に流し込まれるので、これをシェイクすることによって1人分のカクテルKが作製できる。
カクテルKを3人分作製する場合、その旨を入力装置70に入力すると、バルブ駆動装置61にはそのレバー610を持ち上げる指令信号が3回送られ、バルブ駆動装置64には6回、バルブ駆動装置65には3回送られて、3人分の材料液がシェーカー40に注ぎ入れられる。
【0017】
他のカクテルの場合も同様であり、作製すべきカクテルの種類及び量を入力手段70に入力することにより、制御装置80が必要な材料液の容器を選択して、これから必要な量だけの材料液を排出させるものである。
レモン汁その他微量に加えるべき材料液は、上記の如くして主要な材料液を調合した後、或いはシェイクした後から、手作業で適宜添加するようにする。
【0018】
次に、図2に示す実施例について説明する。
図1に示す上記の実施例においては、各材料液容器11〜17の口部から各管路51〜57の入口に至るまでの中間位置に、計量バルブとしてのワンショットメジャー21〜27を設けた例を示したが、図2の実施例では、前記各管路51〜57上の所望の位置に、計量バルブとしての定量ピストン式バルブ90Aを設けるように構成してある。
即ち、図2中、51aは、その上流端が材料液容器11の口部に接続された管路であり、51bは、その下流端がシェーカー40の口部近くに配置された管路であり、これらの管路51aと51bの間に定量ピストン式バルブ90Aが取り付けられている。
なお、他の同様の材料液容器からシェーカーへ材料液を導く管路上にも、同様の定量ピストン式バルブ90Aが取り付けられるが、その構成は図2に示したものと同様であるので、それらの説明は省略する。
図2に示す定量ピストン式バルブ90Aは、シリンダ部91、ピストン92、入口弁93a、その圧力バネ93b、出口弁94a、その圧力バネ94b等々から成り、そのピストンロッド92aが、電磁式バルブ駆動装置(ソレノイド)100によって駆動されるようになっている。
電磁式バルブ駆動装置100は、シリンダ101と、永久磁石から成るピストン102と、ピストン102を図中で上方向へ押し上げるよう作用するスプリング103と、電磁コイル104とから構成されている。
バルブ駆動装置100の電磁コイル104に通電すると、そのピストン102がスプリング103の押上げ力に抗して下方へ移動し、これと共に、定量ピストン式バルブ90Aのピストン92も下方へ移動する。電磁コイル104への通電を停止すると、ピストン102はスプリング103の押上げ力により上方へ復帰し、これと共に、定量ピストン式バルブ90Aのピストン92も上方へ移動する。
【0019】
而して、バルブ駆動装置100を作動させて、定量ピストン式バルブ90Aのピストン92を一旦下方へ押し下げた後、ピストン92を上方へ復帰させると、その復帰時に弁93aが開いて、管路51aを通じて材料液がシリンダ部91内へ導入される。シリンダ部91の容積は通常30ml(ワンショット)に設定されている。
次いで、前記制御装置80からの指令信号により電磁コイル104に通電が行われると、ピストン92が押し下げられ、弁94aが開いて、シリンダ部91内のワンショットの材料液は管路51bを通じて前記シェーカー40へ注ぎ込まれる。その後、電磁コイル104への通電が断たれると、再びピストン92は上方へ復帰し、その復帰時に弁93aが開いて、管路51aを通じてワンショットの材料液がシリンダ部91内へ導入され、次の使用に備えられる。
【0020】
次に、図3を参照しつつ、各管路51〜57上の所望の位置に、計量バルブとしての定流量バルブ90Bを設けた例について説明する。
図3中、51aは、その上流端が材料液容器11の口部に接続された管路であり、51bは、その下流端がシェーカー40の口部近くに配置された管路であり、これらの管路51aと51bの間に定流量バルブ90Bが取り付けられている。
なお、他の同様の材料液容器からシェーカーへ材料液を導く管路上にも、同様の定流量バルブ90Bが取り付けられるが、その構成は図3に示したものと同様であるので、それらの説明は省略する。
図3に示す定流量バルブ90Bは、シリンダ部91、ピストン92、ニードル弁95、弁座96等々から成り、ニードル弁95が、電磁式バルブ駆動装置(ソレノイド)100によって駆動されるようになっている。
電磁式バルブ駆動装置(ソレノイド)100は、シリンダ101と、永久磁石から成るピストン102と、ピストン102を図中で下方向へ押し下げるよう作用するスプリング103と、電磁コイル104とから構成されている。
バルブ駆動装置100の電磁コイル104に通電すると、そのピストン102がスプリング103の押下げ力に抗して上方へ移動し、これにより、定流量バルブ90Bのニードル弁95が引き上げられて、弁座96との間に流路が形成され、管路51aからシリンダ部91内へ導入された材料液が、一定の流量で管路51bへ流出し、前記シェーカー40へ供給される。この時の流量は、弁座96のシリンダ部に対するねじ込み量を調節することによって微調整可能なように構成され、例えば6ml/秒に設定しておくことにより、5秒間で30ml(ワンショット)の材料液が通過するように構成されている。
【0021】
そこで、材料液容器11の材料液を用いるカクテルを作製すべく、前記制御装置80からの指令信号により電磁コイル104に5秒間だけ通電が行われると、ニードル弁95が5秒間引き上げられ、弁座96との間の流路を通じて6ml/秒の流量で5秒間材料液が管路51bへ送られ、前記シェーカー40へ注ぎ込まれる。その後、電磁コイル104への通電が断たれると、再びニードル弁95は下方へ復帰し、弁座96との間の流路が閉じられて、次の使用に備える。
【0022】
次に、図4を参照しつつ、前記各管路51〜57上の所望の位置に、計量バルブとしての定量ロータリー式バルブ90Cを設ける例について説明する。
図4に示す定量ロータリー式バルブ90Cは、ローター97と、そのハウジング98とを備え、バルブ駆動装置としてのパルスモーター101によりハウジング98内でローター97が水密に一定角度づつ回転せしめられるようになっている。
また、図4中、51aは、その上流端が材料液容器11の口部に接続された管路であり、51bは、その下流端がシェーカー40の口部近くに配置された管路であり、これらの管路51aと51bの間に上記定量ロータリー式バルブ90Cが取り付けられている。
なお、他の同様の材料液容器からシェーカーへ材料液を導く管路上にも、同様の定量ロータリー式バルブ90Cが取り付けられるが、その構成は図4に示したものと同様であるので、それらの説明は省略する。
【0023】
ローター97の周壁には、その中心軸を挟んだ対向位置に凹部97a及び97bが形成されており、これにより、ハウジング98の内周面との間に一定容量(例えば30ml=ワンショット)のチャンバーが形成されるようになっている。また、ハウジング98には、管路51a及び51bに通じる孔が明けられている。
従って、図示するように、ローター97の凹部97aが管路51aに臨む位置に来ると、凹部97aとハウジング98の内周面とによって形成されるチャンバー内に管路51aから材料液が導入される。他方、凹部97bとハウジング98の内周面とによって形成されるチャンバー内の材料液は、管路51bを通じて流出し、シェーカーへ流し込まれる。
【0024】
そこで、材料液容器11の材料液を用いたカクテルを作製する際には、前記制御装置80からパルスモーター101の駆動回路へローター97を180度だけ回転させる旨の指令信号が送られ、これによりローター97が180度回転せしめられる。然るときは、図示する状態において管路51aに臨む位置に存在していた凹部97aによるチャンバー部分が、管路51bに臨む位置に移動して、その内部に満たされていた材料液が管路51bを通じて流出し、シェーカーへ流し込まれる。このとき同時に、凹部97bによるチャンバー部分は、管路51aに臨む位置に移動して、新たな材料液がそのチャンバー部分に満たされ、次の使用に備えられる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されるから、本発明によるときは、各種カクテルの材料液の調合を自動的に行うことができ、カクテルのレシピについて知識のない者であっても客の注文に容易に対応することが可能なカクテルベンダーを提供し得るものである。
また、本発明に係るカクテルベンダーは、業務用のみならず、ホームバー用として設計、販売することもできる。
【0026】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、例えば、一基の架台に取り付けられる材料液容器の数は適宜増減可能であり、また、計量バルブやそのバルブ駆動装置、データの入力手段等々の形態も必要に応じて適宜変更可能であり、従って、本発明はその目的の範囲内において上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカクテルベンダーの一実施例の正面図である。
【図2】本発明に係るカクテルベンダーに用いられる計量バルブとその駆動装置のもう一つの実施例を模式的に示す説明図である。
【図3】本発明に係るカクテルベンダーに用いられる計量バルブとその駆動装置の更にもう一つの実施例を模式的に示す説明図である。
【図4】本発明に係るカクテルベンダーに用いられる計量バルブとその駆動装置の更にもう一つの実施例を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
10    架台
11〜17  材料液容器
21〜27  ワンショットメジャー
210 〜270 排出ノズル
31〜37  漏斗
40    シェーカー
51〜57  管路
61〜67  バルブ駆動装置
70    入力手段
80    制御装置
90A    定量ピストン式バルブ
90B    定流量バルブ
90C    定量ロータリー式バルブ
100    電磁式バルブ駆動装置
101    パルスモーター

Claims (6)

  1. カクテルに使用される材料液がそれぞれ満たされた複数の材料液容器(11〜17)をそれらの口部から液が流出し得るよう倒立もしくは傾斜させた状態で保持する架台(10)と、
    各材料液容器(11〜17)の口部から流出する液をシェーカー(40)に導く複数の管路(51〜57)と、
    各材料液容器(11〜17)の口部から各管路(51〜57)の入口に至るまでの中間位置、若しくは各管路(51〜57)上の所望の位置に設けられ、開放時に材料液の一定量のみを通過させる計量バルブ(21〜27,90A,90B,90C)と、
    各計量バルブの開閉動作を行うバルブ駆動装置(61〜67,100)と、
    作製すべきカクテルの種類及び量に関するデータを入力する入力手段(70)と、
    入力手段(70)からの信号に応じて、開放すべき計量バルブ(21〜27,90A,90B,90C)を予め定められたプログラムに従って選択し、それらに対応するバルブ駆動装置(61〜67,100)を作動させて、その計量バルブを所定回数開閉せしめる制御装置(80)と、
    を備えたことを特徴とするカクテルベンダー。
  2. 上記計量バルブがワンショットメジャー(21〜27)であり、上記バルブ駆動装置がワンショットメジャーのノズルヘッドを押し上げる電磁式又は流体圧式駆動装置(61〜67)である請求項1に記載のカクテルベンダー。
  3. 上記計量バルブが定量ピストン式バルブ(90A)であり、上記バルブ駆動装置がこの定量ピストン式バルブのピストン(92)を移動させる電磁式又は流体圧式駆動装置(100)である請求項1に記載のカクテルベンダー。
  4. 上記計量バルブが定流量バルブ(90B)であり、上記バルブ駆動装置がこの定流量バルブの弁体(95)をその開放位置に一定時間保持し得る電磁式又は流体圧式駆動装置(100)である請求項1に記載のカクテルベンダー。
  5. 上記計量バルブが定量ロータリー式バルブ(90C)であり、上記バルブ駆動装置がこの定量ロータリー式バルブのローター(97)を一定量回転させるモーター(101)である請求項1に記載のカクテルベンダー。
  6. 上記材料液容器(11〜17)に、ガスにより内圧を付加することを特徴とする請求項1に記載のカクテルベンダー。
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