JP2004073674A - 電子内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルTV規格に従ったデジタル映像信号を出力するとともに、高画質の観察画像を表示する。
【解決手段】プロセッサ内のビデオプロセス回路13において、マトリクス回路35、マルチプレクサ36を設ける。マトリクス回路35において、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crを4:4:4の標本化周波数の比で生成する。そして、マルチプレクサ36において、色差信号Cb、Crから平均色差信号Cbjc、Crjcを算出し、輝度信号Yおよび平均色差信号Cbjc、Crjcを4:2:2の標本化周波数の比で多重化処理する。
【選択図】 図2
【解決手段】プロセッサ内のビデオプロセス回路13において、マトリクス回路35、マルチプレクサ36を設ける。マトリクス回路35において、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crを4:4:4の標本化周波数の比で生成する。そして、マルチプレクサ36において、色差信号Cb、Crから平均色差信号Cbjc、Crjcを算出し、輝度信号Yおよび平均色差信号Cbjc、Crjcを4:2:2の標本化周波数の比で多重化処理する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子を有するビデオスコープ(電子内視鏡)によって胃などの器官を撮影し、モニタに動画像を表示する電子内視鏡装置に関する。特に、デジタル映像信号を出力可能な電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子内視鏡装置においては、撮像素子から読み出される画像信号に基づいてデジタル映像信号を生成し、外部の周辺機器へデジタル映像信号をプロセッサから出力することが可能である(例えば、特許文献1参照)。デジタルの輝度信号・色差信号を生成する過程において、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crの標本化周波数の比は、デジタルTV規格に従ってそれぞれ4:2:2に定められている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−157665号公報(第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
標本化周波数の比が4:2:2である場合、輝度信号Yに比べて色差信号Cb、Crのサンプル数が半分であるため、高画質の観察画像を表示することができない。
【0005】
そこで本発明では、デジタルTV規格に従ったデジタル映像信号を出力するとともに、高画質の観察画像を表示することができる内視鏡用画像信号処理装置およびそれを含む電子内視鏡装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子内視鏡装置は、撮像素子を有するビデオスコープと、ビデオスコープが接続されるプロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)をそれぞれ同一の標本化周波数によって生成する信号処理手段と、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を、色差信号(Cb)、(Cr)の標本化周波数が輝度信号(Y)の標本化周波数の半分となる多重化標本化周波数の比によって多重化処理する多重化処理手段とを備える。そして、多重化処理手段は、色差信号(Cb)、(Cr)それぞれのデータ列の中で隣接する2つのサンプルデータの平均値を平均色差信号(Cba)、(Cra)として算出し、多重化用標本化周波数の比に従うように輝度信号(Y)・および平均色差信号(Cba)、(Cra)を多重化処理する。多重化用標本化周波数の比はデジタルTV規格に従った標本化周波数の比で、例えば4:2:2である。また、信号処理手段は、4:4:4の標本化周波数の比でデジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を生成すればよい。
【0007】
平均色差信号(Cba)、(Cra)を算出し、この平均色差信号(Cba)、(Cra)と輝度信号Yを多重化処理するため、色差信号Cb,Crのサンプルデータの半分を単純に捨てる方法(ダウンサンプリング法)に比べ、画質が低減せず、高精細の観察画像を提供することができる。
【0008】
1画面分の輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crのデータ列には、背景部分やキャラクタ部分に応じたデータも含まれている。平均色差信号Cba、Craの算出を観察画像エリアに対してのみ実行するため、多重化処理手段は、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)のデータ列の中で、被写体像の表示される画面上において画像領域に応じたサンプルデータに対してのみ、平均色差信号(Cba)(Cra)を算出し、多重化処理するのがよい。これにより、必要な部分だけ多重化処理を効率よく実行することができる。
【0009】
本発明の内視鏡用画像信号処理装置は、ビデオスコープに備えられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)をそれぞれ同一の標本化周波数によって生成する信号処理手段と、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を、色差信号(Cb)、(Cr)の標本化周波数が輝度信号(Y)の標本化周波数の半分となる多重化標本化周波数の比によって多重化処理する多重化処理手段とを備え、多重化処理手段が、色差信号(Cb)、(Cr)それぞれのデータ列の中で隣接する2つのサンプルデータの平均値を平均色差信号(Cba)、(Cra)として算出し、多重化標本化周波数の比に従うように輝度信号(Y)・および平均色差信号(Cba)、(Cra)を多重化処理することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を参照して実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
【0011】
図1は、本実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。
【0012】
電子内視鏡装置には、ビデオスコープ40、プロセッサ10が備えられており、プロセッサ10に対し、ビデオスコープ40とともにテレビモニタ21、レコーダ25といった周辺機器が接続されている。本実施形態では、カラーテレビジョン方式としてNTSC方式が適用されており、カラー撮像方式として面順次方式が適用されている。
【0013】
面順次方式に従ってプロセッサ10内に設けられた回転カラーフィルタ17は円盤状に形成されており、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各波長の波長の光をそれぞれ透過する、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタ(図示せず)が、それぞれ扇状になって等間隔で配置されている。ただし、各色のフィルタ間には、遮光領域が設けられている。回転カラーフィルタ17は、駆動モータ17Aにより駆動され、1フレームの操作時間に対応するように所定の回転数で回転する。
【0014】
光源ランプ16から放射された光は、回転カラーフィルタ17および集光レンズ(図示せず)を介してLCB(ライトガイドファイババンドル)18の入射面18Aに入射し、出射面18Bから射出する。このとき、回転カラーフィルタ17が回転することにより、R,G,B各色の光が順次被写体Sに照射する。被写体Sに照射した光が反射するとことにより、R,G,B各色に応じた被写体像が対物レンズ(図示せず)を介してCCD(Charge−Coupled Device)41に結像される。CCD41では、光電変換により、各色に応じた被写体像の画像信号が発生する。
【0015】
各色に応じた1フレーム分の画像信号は、CCDドライバ42によって順次読み出される。CCDドライバ42では、読み出された画像信号が増幅され、増幅された画像信号がプロセッサ10へ送られる。
【0016】
プロセッサ10内のCCDプロセス回路11では、R,G,Bに応じた画像信号に対し、A/D変換、ノイズ除去などの信号処理が施される。信号処理が施されたデジタル画像信号は、タイミング回路12へ出力される。
【0017】
タイミング回路12では、順次送られてくるR,G,Bそれぞれ1フレーム分の画像信号が、1画面として再現するため同期化される。回転カラーフィルタ17の回転、CCDドライバ42における画像信号の読出し、プロセス回路11におけるA/D変換およびタイミング回路12における同期化は、タイミングジェネレータ(図示せず)から出力されるクロック信号に従って実行される。
【0018】
ビデオプロセス回路13では、R,G,B各色に応じたデジタル画像信号が、デジタルの輝度信号、色差信号に変換される。後述するように、デジタルの輝度信号、色差信号は、デジタル伝送するために伝送用のデジタル映像信号に変換され、レコーダ25へ伝送される。また、ビデオプロセス回路13では、R,G,Bに応じたデジタル信号がアナログ化され、さらに、NTSC信号などのビデオ信号に変換される。ビデオ信号がモニタ21へ出力されると、被写体Sの映像がモニタ21に表示される。
【0019】
システムコントロール回路14は、プロセッサ10全体の動作を制御しており、回転カラーフィルタ17を回転させるモータ17Aなど各回路へ制御信号を出力する。ペリフェラルドライバ15には、キーボード20、フロントパネルに設けられたパネルスイッチボタン19の操作によって発生する操作信号が入力される。これらの操作信号はシステムコントロール回路14へ送られ、操作信号に基づいてシステムコントロール回路14から制御信号が出力される。EEPROM43には、CCD41の特性などのデータが記憶されており、ビデオスコープ40がプロセッサ10に接続されると、スコープ特性データがシステムコントロール回路14によって読み出される。
【0020】
図2、図3を用いて、ビデオプロセス回路13における信号処理について説明する。図2は、ビデオプロセス回路13のブロック図である。図3は、デジタル輝度信号・色差信号のサンプルデータおよび多重化を示した図である。
【0021】
ビデオプロセス回路13では、同期化されたR,G,B各色のデジタル画像信号が、それぞれデジタルフレームメモリ31R、31G、31Bに格納され、所定のタイミングで同期して読み出される。読み出されたR,G,Bの画像信号は、マトリクス(演算)回路35へ出力されるとともに、D/A変換器32R、32G、32Bに対しても出力される。
【0022】
D/A変換器32R、32G、32Bでは、R,G,Bのデジタル画像信号がアナログ変換され、これによりR,G,Bに応じたアナログ映像信号が生成される。アナログのR,G,Bのアナログ映像信号は、そのまま外部へ出力されるとともに、R,G,Bエンコーダ33へ送られる。R,G,Bエンコーダ33では、アナログのR,G,B映像信号が、輝度信号および色差信号を多重化したコンポジット信号に変換され、映像信号として外部に出力される。また、R,G,Bエンコーダ33では、アナログのR,G,B画像信号がSビデオ信号に変換され、映像信号として外部に出力される。
【0023】
マトリクス回路35では、R,G,Bのデジタル画像信号が、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb(=B−Y)、Cr(=R−Y)に変換される。このとき、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crの標本化(サンプリング)周波数の比は、それぞれ4対4対4となる。具体的には、輝度信号Yの標本化周波数fは13.5MHzであり、色差信号Cb、Crの標本化周波数も周波数f=13.5MHzである。クロック信号発生器37では、周波数fのクロック信号がマトリクス回路35へ出力される。
【0024】
標本化周波数の比が4:4:4である場合、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crの1ライン分の有効サンプル数(画像を構成する画素の数)は、それぞれ720個となり、合計2160個となる。生成されたデジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crは、マルチプレクサ36へ送られる。
【0025】
マルチプレクサ36は、PLD(Programmable Logic Circuit)あるいはDSP(Digital Signal Processor)によって構成されており、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crを1系統に多重化処理する。このとき、13.5×2=27MHzの標本化周波数に従って多重化処理が実行される。クロック信号発生器37から出力されたクロック信号は、演算子37Aにおいて周波数2倍のクロック信号に変換され、マルチプレクサ36へ入力される。
【0026】
多重化処理における輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crの標本化周波数の比は、4:2:2に定められている。すなわち、輝度信号Yに対し、色差信号Cb、Crのサンプル数は半分になる。本実施形態では、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに対して隣接する2つのサンプルデータの平均値が算出され、「Cb1c、Y1、Cr1c、Y2、Cb2c、Y3、Cr2c、Y4、Cb3c、Y5、Cr3c、Y6・・・」という順に並べられて多重化される。ここで、Cbjc、Crjc(j=1,2・・・)は、それぞれ色差信号Cb、Crの平均値を有する平均色差信号を示し、以下の式を満たす。ただし、Cbja、CbjbおよびCrja、Crjbは、隣接する2つのサンプルデータを示す(図3参照)。
Cbjc=(Cbja+Cbjb)/2・・・・(1)
Crjc=(Crja+Crjb)/2・・・・(2)
この結果、輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crの1ライン分の有効サンプル数は、図3に示すように、それぞれ720個、360個、360個となり、合計1440個となる。
【0027】
さらに、多重化された輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに対し、同期ワード発生回路38から出力される同期ワードが付加される。すなわち、1ライン分の輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crのデータ列の前後に、同期ワードが付加される。多重化された輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crは、デジタル出力回路39へ送られる。
【0028】
デジタル出力回路39では、多重化された輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに基づいて、デジタルシリアル映像信号が出力される。デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crはそれぞれ、10ビットのビット列からなり、ビデオプロセス回路13内において10本の信号線(バス)で伝送されている。そのため、1ビットずつデジタル映像信号を外部へ出力するため、ビット列の最下位ビット(LSB)からのビットデータ読出しと最上位ビット(MSB)へ向けての右シフト演算とが交互に実行される。これにより、デジタルシリアル映像信号が、レコーダ25へシリアル伝送される。さらにデジタル出力回路39では、IEEE1394に対応したデジタル映像信号など様々なデジタル映像信号が生成され、外部へ出力される。
【0029】
このように本実施形態によれば、マトリクス回路35において、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crが4:4:4の標本化周波数の比で生成される。そして、マルチプレクサ36では、色差信号Cb、Crに基づいて平均色差信号Cbjc、Crjcが算出され、輝度信号Yおよび平均色差信号Cbjc、Crjcが4:2:2の標本化周波数の比で多重化処理される。
【0030】
カラー撮像方式としては、面順次方式の代わりに単板同時式を適用してもよく、カラーテレビジョン方式としては、NTSC方式の代わりにPAL方式を適用してもよい。また、デジタル映像信号生成、出力過程における周波数は、上述した値に限定されない。
【0031】
次に、図4、図5を用いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、モニタ上の観察画像表示領域のみ色差信号Cb、Crを平均化する。
【0032】
図4は、テレビモニタ21の画面および制御信号を示した図であり、図5は、輝度信号および色差信号の多重化を示した図である。
【0033】
テレビモニタ21の画面Wでは、画像領域IAに観察画像が表示され、患者名、日付等は画像領域IA以外に表示される。第2の実施形態では、マルチプレクサ36において、入力されたデジタルの輝度信号Y、色差信号Cb、Crのうち、画像領域IAのライン方向に沿った幅LHに応じたデータに対して平均色差信号Cbjc、Crjcが算出され、それ以外の領域に関しては平均色差信号Cbjc、Crjcは算出されない。
【0034】
図4には、システムコントロール回路14からマルチプレクサ36へ送られる制御信号が時系列的に示されている。画像領域IAのライン方向に沿った幅LHに応じた期間KHに対してH(High)信号がマルチプレクサ36に入力され、それ以外の期間はL(Low)信号が入力される。マルチプレクサ36では、H信号が入力されている間、図3に示すように平均色差信号Cbjc、Crjcが算出されて多重化処理される。一方、L信号が入力されている間、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crは、「Cb1c、Y1、Cr1c、Y2、Cb2c、Y3、Cr2c、Y4、Cb3c、Y5、Cr3c、Y6・・・」という順に並べられ、「Cb1b、Cr1b、Cb2b、Cr2b、・・・」は使用されない(図5参照)。すなわち、隣接する2つに色差信号Cb,Crのサンプルデータのうち一方が選択されて多重化処理される。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、デジタルTV規格に従ったデジタル映像信号を出力するとともに、高画質の観察画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。
【図2】ビデオプロセス回路のブロック図である。
【図3】デジタル輝度信号・色差信号のサンプルデータおよび多重化を示した図である。
【図4】テレビモニタの画面および制御信号を示した図である。
【図5】第2の実施形態におけるデジタル輝度信号・色差信号のサンプルデータおよび多重化を示した図である。
【符号の説明】
10 プロセッサ
13 ビデオプロセス回路
35 マトリクス回路
36 マルチプレクサ(多重化処理手段)
40 ビデオスコープ
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子を有するビデオスコープ(電子内視鏡)によって胃などの器官を撮影し、モニタに動画像を表示する電子内視鏡装置に関する。特に、デジタル映像信号を出力可能な電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子内視鏡装置においては、撮像素子から読み出される画像信号に基づいてデジタル映像信号を生成し、外部の周辺機器へデジタル映像信号をプロセッサから出力することが可能である(例えば、特許文献1参照)。デジタルの輝度信号・色差信号を生成する過程において、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crの標本化周波数の比は、デジタルTV規格に従ってそれぞれ4:2:2に定められている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−157665号公報(第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
標本化周波数の比が4:2:2である場合、輝度信号Yに比べて色差信号Cb、Crのサンプル数が半分であるため、高画質の観察画像を表示することができない。
【0005】
そこで本発明では、デジタルTV規格に従ったデジタル映像信号を出力するとともに、高画質の観察画像を表示することができる内視鏡用画像信号処理装置およびそれを含む電子内視鏡装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子内視鏡装置は、撮像素子を有するビデオスコープと、ビデオスコープが接続されるプロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)をそれぞれ同一の標本化周波数によって生成する信号処理手段と、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を、色差信号(Cb)、(Cr)の標本化周波数が輝度信号(Y)の標本化周波数の半分となる多重化標本化周波数の比によって多重化処理する多重化処理手段とを備える。そして、多重化処理手段は、色差信号(Cb)、(Cr)それぞれのデータ列の中で隣接する2つのサンプルデータの平均値を平均色差信号(Cba)、(Cra)として算出し、多重化用標本化周波数の比に従うように輝度信号(Y)・および平均色差信号(Cba)、(Cra)を多重化処理する。多重化用標本化周波数の比はデジタルTV規格に従った標本化周波数の比で、例えば4:2:2である。また、信号処理手段は、4:4:4の標本化周波数の比でデジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を生成すればよい。
【0007】
平均色差信号(Cba)、(Cra)を算出し、この平均色差信号(Cba)、(Cra)と輝度信号Yを多重化処理するため、色差信号Cb,Crのサンプルデータの半分を単純に捨てる方法(ダウンサンプリング法)に比べ、画質が低減せず、高精細の観察画像を提供することができる。
【0008】
1画面分の輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crのデータ列には、背景部分やキャラクタ部分に応じたデータも含まれている。平均色差信号Cba、Craの算出を観察画像エリアに対してのみ実行するため、多重化処理手段は、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)のデータ列の中で、被写体像の表示される画面上において画像領域に応じたサンプルデータに対してのみ、平均色差信号(Cba)(Cra)を算出し、多重化処理するのがよい。これにより、必要な部分だけ多重化処理を効率よく実行することができる。
【0009】
本発明の内視鏡用画像信号処理装置は、ビデオスコープに備えられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)をそれぞれ同一の標本化周波数によって生成する信号処理手段と、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を、色差信号(Cb)、(Cr)の標本化周波数が輝度信号(Y)の標本化周波数の半分となる多重化標本化周波数の比によって多重化処理する多重化処理手段とを備え、多重化処理手段が、色差信号(Cb)、(Cr)それぞれのデータ列の中で隣接する2つのサンプルデータの平均値を平均色差信号(Cba)、(Cra)として算出し、多重化標本化周波数の比に従うように輝度信号(Y)・および平均色差信号(Cba)、(Cra)を多重化処理することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を参照して実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
【0011】
図1は、本実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。
【0012】
電子内視鏡装置には、ビデオスコープ40、プロセッサ10が備えられており、プロセッサ10に対し、ビデオスコープ40とともにテレビモニタ21、レコーダ25といった周辺機器が接続されている。本実施形態では、カラーテレビジョン方式としてNTSC方式が適用されており、カラー撮像方式として面順次方式が適用されている。
【0013】
面順次方式に従ってプロセッサ10内に設けられた回転カラーフィルタ17は円盤状に形成されており、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各波長の波長の光をそれぞれ透過する、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタ(図示せず)が、それぞれ扇状になって等間隔で配置されている。ただし、各色のフィルタ間には、遮光領域が設けられている。回転カラーフィルタ17は、駆動モータ17Aにより駆動され、1フレームの操作時間に対応するように所定の回転数で回転する。
【0014】
光源ランプ16から放射された光は、回転カラーフィルタ17および集光レンズ(図示せず)を介してLCB(ライトガイドファイババンドル)18の入射面18Aに入射し、出射面18Bから射出する。このとき、回転カラーフィルタ17が回転することにより、R,G,B各色の光が順次被写体Sに照射する。被写体Sに照射した光が反射するとことにより、R,G,B各色に応じた被写体像が対物レンズ(図示せず)を介してCCD(Charge−Coupled Device)41に結像される。CCD41では、光電変換により、各色に応じた被写体像の画像信号が発生する。
【0015】
各色に応じた1フレーム分の画像信号は、CCDドライバ42によって順次読み出される。CCDドライバ42では、読み出された画像信号が増幅され、増幅された画像信号がプロセッサ10へ送られる。
【0016】
プロセッサ10内のCCDプロセス回路11では、R,G,Bに応じた画像信号に対し、A/D変換、ノイズ除去などの信号処理が施される。信号処理が施されたデジタル画像信号は、タイミング回路12へ出力される。
【0017】
タイミング回路12では、順次送られてくるR,G,Bそれぞれ1フレーム分の画像信号が、1画面として再現するため同期化される。回転カラーフィルタ17の回転、CCDドライバ42における画像信号の読出し、プロセス回路11におけるA/D変換およびタイミング回路12における同期化は、タイミングジェネレータ(図示せず)から出力されるクロック信号に従って実行される。
【0018】
ビデオプロセス回路13では、R,G,B各色に応じたデジタル画像信号が、デジタルの輝度信号、色差信号に変換される。後述するように、デジタルの輝度信号、色差信号は、デジタル伝送するために伝送用のデジタル映像信号に変換され、レコーダ25へ伝送される。また、ビデオプロセス回路13では、R,G,Bに応じたデジタル信号がアナログ化され、さらに、NTSC信号などのビデオ信号に変換される。ビデオ信号がモニタ21へ出力されると、被写体Sの映像がモニタ21に表示される。
【0019】
システムコントロール回路14は、プロセッサ10全体の動作を制御しており、回転カラーフィルタ17を回転させるモータ17Aなど各回路へ制御信号を出力する。ペリフェラルドライバ15には、キーボード20、フロントパネルに設けられたパネルスイッチボタン19の操作によって発生する操作信号が入力される。これらの操作信号はシステムコントロール回路14へ送られ、操作信号に基づいてシステムコントロール回路14から制御信号が出力される。EEPROM43には、CCD41の特性などのデータが記憶されており、ビデオスコープ40がプロセッサ10に接続されると、スコープ特性データがシステムコントロール回路14によって読み出される。
【0020】
図2、図3を用いて、ビデオプロセス回路13における信号処理について説明する。図2は、ビデオプロセス回路13のブロック図である。図3は、デジタル輝度信号・色差信号のサンプルデータおよび多重化を示した図である。
【0021】
ビデオプロセス回路13では、同期化されたR,G,B各色のデジタル画像信号が、それぞれデジタルフレームメモリ31R、31G、31Bに格納され、所定のタイミングで同期して読み出される。読み出されたR,G,Bの画像信号は、マトリクス(演算)回路35へ出力されるとともに、D/A変換器32R、32G、32Bに対しても出力される。
【0022】
D/A変換器32R、32G、32Bでは、R,G,Bのデジタル画像信号がアナログ変換され、これによりR,G,Bに応じたアナログ映像信号が生成される。アナログのR,G,Bのアナログ映像信号は、そのまま外部へ出力されるとともに、R,G,Bエンコーダ33へ送られる。R,G,Bエンコーダ33では、アナログのR,G,B映像信号が、輝度信号および色差信号を多重化したコンポジット信号に変換され、映像信号として外部に出力される。また、R,G,Bエンコーダ33では、アナログのR,G,B画像信号がSビデオ信号に変換され、映像信号として外部に出力される。
【0023】
マトリクス回路35では、R,G,Bのデジタル画像信号が、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb(=B−Y)、Cr(=R−Y)に変換される。このとき、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crの標本化(サンプリング)周波数の比は、それぞれ4対4対4となる。具体的には、輝度信号Yの標本化周波数fは13.5MHzであり、色差信号Cb、Crの標本化周波数も周波数f=13.5MHzである。クロック信号発生器37では、周波数fのクロック信号がマトリクス回路35へ出力される。
【0024】
標本化周波数の比が4:4:4である場合、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crの1ライン分の有効サンプル数(画像を構成する画素の数)は、それぞれ720個となり、合計2160個となる。生成されたデジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crは、マルチプレクサ36へ送られる。
【0025】
マルチプレクサ36は、PLD(Programmable Logic Circuit)あるいはDSP(Digital Signal Processor)によって構成されており、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crを1系統に多重化処理する。このとき、13.5×2=27MHzの標本化周波数に従って多重化処理が実行される。クロック信号発生器37から出力されたクロック信号は、演算子37Aにおいて周波数2倍のクロック信号に変換され、マルチプレクサ36へ入力される。
【0026】
多重化処理における輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crの標本化周波数の比は、4:2:2に定められている。すなわち、輝度信号Yに対し、色差信号Cb、Crのサンプル数は半分になる。本実施形態では、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに対して隣接する2つのサンプルデータの平均値が算出され、「Cb1c、Y1、Cr1c、Y2、Cb2c、Y3、Cr2c、Y4、Cb3c、Y5、Cr3c、Y6・・・」という順に並べられて多重化される。ここで、Cbjc、Crjc(j=1,2・・・)は、それぞれ色差信号Cb、Crの平均値を有する平均色差信号を示し、以下の式を満たす。ただし、Cbja、CbjbおよびCrja、Crjbは、隣接する2つのサンプルデータを示す(図3参照)。
Cbjc=(Cbja+Cbjb)/2・・・・(1)
Crjc=(Crja+Crjb)/2・・・・(2)
この結果、輝度信号Yおよび色差信号Cb,Crの1ライン分の有効サンプル数は、図3に示すように、それぞれ720個、360個、360個となり、合計1440個となる。
【0027】
さらに、多重化された輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに対し、同期ワード発生回路38から出力される同期ワードが付加される。すなわち、1ライン分の輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crのデータ列の前後に、同期ワードが付加される。多重化された輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crは、デジタル出力回路39へ送られる。
【0028】
デジタル出力回路39では、多重化された輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crに基づいて、デジタルシリアル映像信号が出力される。デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crはそれぞれ、10ビットのビット列からなり、ビデオプロセス回路13内において10本の信号線(バス)で伝送されている。そのため、1ビットずつデジタル映像信号を外部へ出力するため、ビット列の最下位ビット(LSB)からのビットデータ読出しと最上位ビット(MSB)へ向けての右シフト演算とが交互に実行される。これにより、デジタルシリアル映像信号が、レコーダ25へシリアル伝送される。さらにデジタル出力回路39では、IEEE1394に対応したデジタル映像信号など様々なデジタル映像信号が生成され、外部へ出力される。
【0029】
このように本実施形態によれば、マトリクス回路35において、デジタルの輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crが4:4:4の標本化周波数の比で生成される。そして、マルチプレクサ36では、色差信号Cb、Crに基づいて平均色差信号Cbjc、Crjcが算出され、輝度信号Yおよび平均色差信号Cbjc、Crjcが4:2:2の標本化周波数の比で多重化処理される。
【0030】
カラー撮像方式としては、面順次方式の代わりに単板同時式を適用してもよく、カラーテレビジョン方式としては、NTSC方式の代わりにPAL方式を適用してもよい。また、デジタル映像信号生成、出力過程における周波数は、上述した値に限定されない。
【0031】
次に、図4、図5を用いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、モニタ上の観察画像表示領域のみ色差信号Cb、Crを平均化する。
【0032】
図4は、テレビモニタ21の画面および制御信号を示した図であり、図5は、輝度信号および色差信号の多重化を示した図である。
【0033】
テレビモニタ21の画面Wでは、画像領域IAに観察画像が表示され、患者名、日付等は画像領域IA以外に表示される。第2の実施形態では、マルチプレクサ36において、入力されたデジタルの輝度信号Y、色差信号Cb、Crのうち、画像領域IAのライン方向に沿った幅LHに応じたデータに対して平均色差信号Cbjc、Crjcが算出され、それ以外の領域に関しては平均色差信号Cbjc、Crjcは算出されない。
【0034】
図4には、システムコントロール回路14からマルチプレクサ36へ送られる制御信号が時系列的に示されている。画像領域IAのライン方向に沿った幅LHに応じた期間KHに対してH(High)信号がマルチプレクサ36に入力され、それ以外の期間はL(Low)信号が入力される。マルチプレクサ36では、H信号が入力されている間、図3に示すように平均色差信号Cbjc、Crjcが算出されて多重化処理される。一方、L信号が入力されている間、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crは、「Cb1c、Y1、Cr1c、Y2、Cb2c、Y3、Cr2c、Y4、Cb3c、Y5、Cr3c、Y6・・・」という順に並べられ、「Cb1b、Cr1b、Cb2b、Cr2b、・・・」は使用されない(図5参照)。すなわち、隣接する2つに色差信号Cb,Crのサンプルデータのうち一方が選択されて多重化処理される。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、デジタルTV規格に従ったデジタル映像信号を出力するとともに、高画質の観察画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態である電子内視鏡装置のブロック図である。
【図2】ビデオプロセス回路のブロック図である。
【図3】デジタル輝度信号・色差信号のサンプルデータおよび多重化を示した図である。
【図4】テレビモニタの画面および制御信号を示した図である。
【図5】第2の実施形態におけるデジタル輝度信号・色差信号のサンプルデータおよび多重化を示した図である。
【符号の説明】
10 プロセッサ
13 ビデオプロセス回路
35 マトリクス回路
36 マルチプレクサ(多重化処理手段)
40 ビデオスコープ
Claims (5)
- 撮像素子を有するビデオスコープと、前記ビデオスコープが接続されるプロセッサとを備えた電子内視鏡装置であって、
前記撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)をそれぞれ同一の標本化周波数によって生成する信号処理手段と、
前記デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を、前記色差信号(Cb)、(Cr)の標本化周波数が前記輝度信号(Y)の標本化周波数の半分となる多重化標本化周波数の比によって多重化処理する多重化処理手段とを備え、
前記多重化処理手段が、色差信号(Cb)、(Cr)それぞれのデータ列の中で隣接する2つのサンプルデータの平均値を平均色差信号(Cba)、(Cra)として算出し、前記多重化標本化周波数の比に従うように前記輝度信号(Y)・および前記平均色差信号(Cba)、(Cra)を多重化処理することを特徴とする電子内視鏡装置。 - 前記信号処理手段が、4:4:4の標本化周波数の比でデジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を生成することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
- 前記多重化標本化周波数の比が、4:2:2であることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
- 前記多重化処理手段が、前記デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)のデータ列の中で、被写体像の表示される画面上において画像領域に応じたサンプルデータに対してのみ、平均色差信号(Cba)(Cra)を算出し、多重化処理することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡装置。
- ビデオスコープに備えられた撮像素子から読み出される画像信号に基づいて、デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)をそれぞれ同一の標本化周波数によって生成する信号処理手段と、
前記デジタルの輝度信号(Y)および色差信号(Cb)、(Cr)を、前記色差信号(Cb)、(Cr)の標本化周波数が前記輝度信号(Y)の標本化周波数の半分となる多重化標本化周波数の比によって多重化処理する多重化処理手段とを備え、
前記多重化処理手段が、色差信号(Cb)、(Cr)それぞれのデータ列の中で隣接する2つのサンプルデータの平均値を平均色差信号(Cba)、(Cra)として算出し、前記多重化標本化周波数の比に従うように前記輝度信号(Y)・および前記平均色差信号(Cba)、(Cra)を多重化処理することを特徴とする内視鏡用画像信号処理装置。
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JP2002241060A JP2004073674A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | 電子内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002241060A Pending JP2004073674A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | 電子内視鏡装置 |
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2002
- 2002-08-21 JP JP2002241060A patent/JP2004073674A/ja active Pending
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