JP2004071805A - ケーブル支持構造物 - Google Patents

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Akihiro Honda
本田 明弘
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倉橋 勲
Takaomi Araki
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Abstract

【課題】設計対象となる風速域における破壊を防止するケーブル支持構造物を提供すること。
【解決手段】ケーブル21を網目状に架け渡して形成されたケーブルネット20を分割して形成された空間部22に、全体として文字を構成する太陽電池パネル40をはめ込むケーブル支持構造物10において、前記ケーブルネット20の幅方向の上辺部26または下辺部27に、あるいは上辺部26および下辺部27の両側に、前記ケーブル21を固定する上辺支持材51、52が設けられていることを特徴とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フレームに設置した網目状のケーブルネットの空間にパネルが配置されるケーブル支持構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池の支持構造物として、地面に等間隔をおいてフレームを設置し、これらのフレーム上にケーブルを網目状に形成したケーブルネットを架設し、ケーブルによって形成される空間部に太陽電池パネルを嵌め込んだものが提供されている。
この種のケーブル支持構造物は、ケーブルネットを太陽が照射される適切な角度に傾斜して設置されるものであり、また、必要に応じてパネルの並び方を適宜選択して文字を形成し、外方から見た景観をよくするような試みもなされている。
【0003】
この種の構造物の例として、図7に太陽電池ケーブル支持構造物を示す。
図7において、太陽電池ケーブル支持構造物1は、間隔を隔てて並行に配置され、互いに上下方向に略同角度をもって傾斜するように設けられたフレーム30と、そのフレーム30間に架設され、ケーブル21を網目状に形成してなるケーブルネット20と、そのケーブルネット20のケーブル21にて形成される空間部22に設けられる太陽電池パネル40とを備えてなるものである。
この太陽電池ケーブル支持構造物1は、個々の太陽電池パネル40が全体として文字を構成するものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のケーブル支持構造物1においては、このケーブル支持構造物1が強風を直接受けた場合、ケーブル支持構造物1がケーブルネット20の幅方向の両端部24、25にのみフレーム30によって支持された構造であるため、そのケーブルネット20に空力不安定振動が発生し、ケーブルネット20を構成するケーブル21が切断されてケーブル支持構造物1が破壊するという問題があった。
なお、空力不安定振動とは、風の変動により生じた振動が物体周りの流体力を変化させ、振動を助長する力を発生させる現象であり、構造物を破壊まで至らしめる可能性のある振動である。
【0005】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、設計対象となる風速域における破壊を防止するケーブル支持構造物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
請求項1に係る発明は、間隔を隔てて並行に配置され、互いに上下方向に略同角度をもって傾斜するように設けられた一対のフレームと、該一対のフレーム間に架設され、ケーブルを網目状に形成してなるケーブルネットと、該ケーブルネットの前記ケーブルにて形成される空間部の1以上の箇所に設けられるパネルとを備えてなるケーブル支持構造物において、前記ケーブルネットの上下の辺のいずれか一方または双方に該ケーブルを支持する支持材が設けられていることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、ケーブルネットの上下の辺のいずれか一方または双方にケーブルを支持する支持材が設けられていることによって、ケーブルネットが支持材に固定され、ケーブルネットの空力不安定振動が抑制されることとなる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のケーブル支持構造物において、前記支持材が上下の辺全域にわたって設けられていることを特徴とすることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、支持材が上下の辺全域にわたって設けられていることにより、ケーブルネットの外周部の全てが固定されるため、ケーブルネットの空力不安定振動が抑制されることとなる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のケーブル支持構造物において、前記支持材が前記ケーブルを介して2以上のパネルを支持するように設けられていることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、支持材が2以上のパネルを支持するように設けられていることにより、振動が顕著となる2以上並べられたパネルの振動が抑制されるため、ケーブルネットの空力不安定振動が抑制されることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、この発明における第1の実施の形態を示す図であって、この発明を適用したケーブル支持構造物を示した図である。また、図2は、ケーブル支持構造物を部分的に拡大して、ケーブルと剛体および太陽電池パネルの取付けを示した図である。
【0013】
図1において、ケーブル支持構造物10は、ケーブルネット20、フレーム30、太陽電池パネル40、および支持材50を備えて構成されている。
ケーブルネット20は、複数のケーブル21が網目状に架け渡されることによって形成されており、ケーブル21によって分割された複数の空間部22を有する。
空間部22には、太陽電池パネル40が嵌合されるように複数設けられており、全体として文字を構成するように配置されている。
【0014】
太陽電池パネル40は、図2に示すように、ケース41と太陽電池45とを備えた構成となっている。ケース41は、ダイカスト製の箱型形状を有し、底部に雨水を抜く排出口41aを有する。また、ケース41は、周囲壁にクリップ42を備え、辺縁部に太陽電池45を押さえる押さえ金具43を備える。太陽電池45は、矩形状を有する支持体のガラス基板上に複数の太陽電池セルを並設して透明な充填材を封入し、コート材で被って構成される。これにより、太陽電池45は、ケース41内に収まりの良い平板状の直方体形状を有する。太陽電池パネル40は、ケース41内に太陽電池45を収容し、ケーブル21の空間部22内に嵌め込まれてケース41のクリップ42により係留される。隣接する太陽電池パネル40同士は、ケース41に設けたコネクタ部41cにより電気的に接続し、また、離れた太陽電池パネル40同士は、ケーブル21に適宜結束された図示しない導管により電気的に接続する。
【0015】
また、ケーブルネット20の両端部24、25には、どちらも同一の形状を構成するフレーム30が配置されている。
フレーム30は、底部31と、鉛直部32と、斜部33とからなる。
底部31は、地盤Gに横たわるように設置され、鉛直部32を支持している。鉛直部32は、底部31に支持されて地盤Gから鉛直方向に複数立設され、最も手前に設置された鉛直部32の高さが最も低く、奥に設置されるにつれて鉛直部32の高さが高くなり、最も奥に設置された鉛直部32の高さが最も高くなるように配置されている。
斜部33は、鉛直部32それぞれの上端に接合されており、手前から奥に上がるように傾斜して配置されている。
【0016】
また、ケーブルネット20の上辺部26、下辺部27には、支持材50としてそれぞれ上辺支持材51、下辺支持材52が配置されている。
上辺支持材51は、ケーブルネット20の上辺部26に幅方向に伸びるように設けられ、その両端部51a、51bが斜部33に接合されている。
下辺支持材52は、ケーブルネット20の下辺部27に幅方向に伸びるように設けられ、その両端部52a、52bが斜部33に接合されている。
【0017】
ケーブルネット20は、例えばピアノ線のような強度の強いワイヤ53を用いて、その両端部24、25が斜部33に固縛され、上辺部26、下辺部27がそれぞれ上辺支持材51、下辺支持材52に固縛されて取付けられている。その際、ケーブル21が緊張されて斜部33、上辺支持材51、下辺支持材52に支持されている。
【0018】
次に、上記の構成からなるケーブル支持構造物10の作用について説明する。ケーブル支持構造物10においては、強風を受けた場合、そのケーブルネット20が強風を直接受けて振動する。
図7に示す従来の例において、ケーブルネット20は、両端部24、25がフレーム30のみ固定され、上端および下端が自由とされているため、可撓性を有しており、風を受けた場合には、その中央部が自由に揺動されることとなる。
これに対して、この第1の実施の形態におけるケーブルネット20は、図1に示すように、上辺部26、下辺部27がそれぞれ上辺支持材51、下辺支持材52に固定され、上辺部26および下辺部27の全体が支持されるため、その揺動が阻止される。
【0019】
このケーブルネット20の振動について、ケーブルネット20の振幅を測定するために風洞試験を行った。
この風洞試験は、ケーブル支持構造物の実機を縮尺した模型を配置し、その模型のケーブルネットに備えられたパネルの一部に測定点を設けた試験装置を使用し、その模型の前面から送風して、その送風によってパネルがその平面と垂直の方向にどのくらい振幅するかを測定するものである。
【0020】
図3において、(a)は、風洞試験によって振幅を測定したパネルの測定点T1〜T6を示す図である。また、(b)は、従来の技術におけるケーブルネット20、すなわち、上辺部26および下辺部27に上辺支持材51、下辺支持材52を設けていない場合におけるケーブルネット20の振幅についての結果を示す図であり、(c)は、この発明の第1の実施の形態におけるケーブルネット20、すなわち、上辺部26および下辺部27に上辺支持材51、下辺支持材52を設けた場合のケーブルネット20の振幅についての結果を示す図である。
【0021】
図3(b)によれば、従来の技術におけるケーブルネット20は、測定点T1及びT5において、風速が増大するとともに振幅が増大するという結果が顕著に現れた。これに対して、図3(c)によれば、この発明におけるケーブルネット20は、どの測定点においても、風速が増大しても振幅が増大せずに抑制されるという結果が得られた。
【0022】
以上の試験結果をこの第1の実施の形態に反映すると、ケーブルネット20は、強風を受けた場合、両端部24、25にそれぞれ設けられた斜部33、および上辺部26、下辺部27にそれぞれ設けられた上辺支持材51、下辺支持材52によって、両端部24、25、上辺部26、下辺部27が固定されて振幅しないため、ケーブルネット20全体として振動が抑制されることとなる。
【0023】
上記の構成によれば、ケーブルネット20全体として振動が抑制されることとなるので、ケーブル支持構造物10の破壊を防止することができる。
【0024】
なお、上記の実施の形態においては、ケーブルネット20をピアノ線等のワイヤ53を用いて各支持材に固縛しているが、ケーブルネット20と各支持材との固定の仕方はこれに限らず、例えば溶接、止め金具のボルトによる締結等を採用しても構わない。
【0025】
図4は、この発明における第2の実施の形態を示す図であって、この発明を適用したケーブル支持構造物を示す図である。
図4においては、上記第1の実施の形態における図1と同一構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
図4において、ケーブル支持構造物11は、ケーブルネット20、フレーム30、太陽電池パネル40、および支持材60を備えて構成されている。
ケーブルネット20、フレーム30、および太陽電池パネル40は、第1の実施の形態と同様の構成である。
【0026】
支持材60は、底部61と、鉛直部62と、水平部63とからなる。
底部61は、地盤Gに横たわるように設置され、その両端に鉛直部62を支持している。
鉛直部62は、底部61に支持されて地盤Gから鉛直方向に2本立設されており、その上端に水平部63を支持している。
水平部63は、その両端を鉛直部62に支持され、ケーブルネット20の幅方向に横たわるように、ケーブルネット20の下辺部27に接して設けられている。
なお、水平部63は、2枚の太陽電池パネル40を固定するように形成されている。
【0027】
ケーブルネット20は、例えばピアノ線のような強度の強いワイヤ53を用いて、その下辺部27が水平部63に固縛されて取付けられている。
【0028】
次に、上記の構成からなるケーブル支持構造物11の作用について説明する。
ケーブル支持構造物11において、ケーブルネット20は、強風を受けた場合、その強風を直接受けて振動する。その際、その下辺部27に2枚並べて設けられた太陽電池パネル40が水平部63によって固定されるため、ケーブルネット20の揺動が阻止される。
【0029】
このケーブルネット20に備えられた太陽電池パネル40の振動について、その振幅を測定するために、別の風洞試験を行った。
この風洞試験は、ケーブルネットに備えられた1枚または2枚のパネルを配置し、その前面から送風して、その風速によってパネルが前流側及び後流側においてその平面と垂直の方向にどのくらい振幅するかを測定するものである。
【0030】
図5において、(a)は、パネルが2枚並べられた場合のパネル81の部分斜視図であり、(b)は、そのパネル81の前流側81a及び後流側81bの振幅を測定した結果を示す図である。
図6において、(a)は、パネルが1枚並べられた場合のパネル82の部分斜視図であり、(b)は、そのパネル82の前流側82a及び後流側82bの振幅を測定した結果を示す図である。
【0031】
この風洞試験によれば、パネルが2枚並べられた場合のパネル81の振幅が、パネルが1枚並べられた場合のパネル82の振幅より大きくなるという結果が得られた。
したがって、この試験結果をこの第2の実施の形態に反映すると、ケーブルネット20は、強風を受けた場合、太陽電池パネル40のうち大きく振幅する箇所を支持材60で固定することによって、その位置において振幅が阻止されるため、ケーブルネット20全体としての振動が抑制されることとなる。
【0032】
このように、この第2の実施の形態においても、ケーブルネット20全体として振動が抑制されることとなるので、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0033】
なお、上記第1の実施の形態においては、支持材50は、上辺支持材51および下辺支持材52のどちらか一方のみに設けることとしてもよい。これは、用途によって、ケーブルネット20の振幅を抑制する際に、必ずしもケーブルネット20の上辺部26および下辺部27の両方を固定する必要がないことによる。
【0034】
また、上記第2の実施の形態においては、支持材60は、2枚の太陽電池パネル40を支持するのではなく、1枚のみあるいは3枚以上の太陽電池パネル40を支持してもよい。これは、上記と同様に、用途によって、ケーブルネット20の振幅を抑制する際に、必ずしも2枚の太陽電池パネル40のみ固定すべきであるとは限らないことによる。
【0035】
また、上記第2の実施の形態においては、支持材60は、ケーブルネット20の下辺部27に設けられているが、ケーブルネット20に生じる大きな振幅を抑制することができれば、下辺部27以外の場所、例えば上辺部26あるいはケーブルネット20の中央部に設けてもよい。
【0036】
また、上記の実施の形態においては、ケース41をダイカスト製としたが、これは軽量かつ安価なケース41を大量生産できるとともに、高い寸法精度を確保できるので太陽電池45の収まりも良いという利点がある。しかし、これに限らず、他の部材、工法によりケース41を形成してもよい。
【0037】
また、上記の実施の形態においては、ケース41に雨抜き用の排出口21aを設けたが、これに限らず、ケース41をシール部材(図示省略)により封止する構成してもよい。これにより、ケース41を密封して太陽電池45の浸水を抑止できる。
【0038】
また、上記の実施の形態においては、ケース41をクリップ42によりケーブル21に取付けたが、これに限らず、他の取付部材により取付けてもよいし、着脱可能とせずに溶接等により固着してもよい。
【0039】
また、上記の実施の形態においては、太陽電池45をケース41の辺縁部に設けた押さえ部材43により固定したが、これに限らず、他の取付部材により取付けてもよいし、着脱可能とせずに溶接等により固着してもよい。
【0040】
また、上記の実施の形態においても、ケーブルネット20をピアノ線等のワイヤ53を用いて各支持材に固縛しているが、ケーブルネット20と各支持材との固定の仕方はこれに限らず、例えば溶接、止め金具のボルトによる締結等を採用しても構わない。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したこの発明のケーブル支持構造物においては、以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明によれば、ケーブルネットの上下の辺のいずれか一方または双方に支持材が設けられていることによって、ケーブルネットが支持材に固定され、ケーブルネットの空力不安定振動が抑制されることとなるので、設計対象となる風速域における破壊を防止することができる。
【0042】
請求項2に係る発明によれば、支持材が上下の辺全域にわたって設けられることにより、ケーブルネットの外周部の全てが固定されるため、ケーブルネットの空力不安定振動が抑制されることとなるので、設計対象となる風速域における破壊を防止することができる。
【0043】
請求項3に係る発明によれば、支持材が2以上のパネルを支持するように設けられることにより、振動が顕著となる2以上並べられたパネルの振動が抑制されるため、ケーブルネットの空力不安定振動が抑制されることとなるので、設計対象となる風速域における破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における第1の実施の形態に係るケーブル支持構造物の斜視図である。
【図2】この発明における第1の実施の形態に係るケーブル支持構造物の部分斜視図である。
【図3】この発明における第1の実施の形態に係るケーブル支持構造物に関する風洞試験の結果を示す図であって、(a)はその測定位置を示す図、(b)はその従来の技術における試験結果を示すグラフ、(c)はその第1の実施の形態における試験結果を示すグラフである。
【図4】この発明における第2の実施の形態に係るケーブル支持構造物を示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその部分斜視図である。
【図5】この発明における第2の実施の形態に係るケーブル支持構造物に関する風洞試験を示す図であって、(a)はその試験装置の部分斜視図、(b)はその試験結果を示すグラフである。
【図6】この発明における第2の実施の形態に係るケーブル支持構造物に関する風洞試験を示す図であって、(a)はその試験装置の部分斜視図、(b)はその試験結果を示すグラフである。
【図7】従来のケーブル支持構造物の斜視図である。
【符号の説明】
1、10、11 ケーブル支持構造物
20 ケーブルネット
30 フレーム
40 太陽電池パネル
50、60 支持材

Claims (3)

  1. 間隔を隔てて並行に配置され、互いに上下方向に略同角度をもって傾斜するように設けられた一対のフレームと、該一対のフレーム間に架設され、ケーブルを網目状に形成してなるケーブルネットと、該ケーブルネットの前記ケーブルにて形成される空間部の1以上の箇所に設けられるパネルとを備えてなるケーブル支持構造物において、
    前記ケーブルネットの上下の辺のいずれか一方または双方に該ケーブルを支持する支持材が設けられていることを特徴とするケーブル支持構造物。
  2. 請求項1記載のケーブル支持構造物において、
    前記支持材が上下の辺全域にわたって設けられていることを特徴とするケーブル支持構造物。
  3. 請求項1または2記載のケーブル支持構造物において、
    前記支持材が前記ケーブルを介して2以上のパネルを支持するように設けられていることを特徴とするケーブル支持構造物。
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