JP2004070940A - 情報機器及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタに対して無線通信を用いてデータを送信するとき、プリンタがデータを受信不可能な状態であった場合、受信可能になるまで待機している間も、通信可能な状態を保持する必要があり、電力を消費してしまう。
【解決手段】情報機器からプリンタにデータを送信した時に、プリントアウトに必要な時間、あるいは、現在処理中のプリントアウトの終了までの時間をプリンタが返答する。次のデータをプリントアウトするときは、その時間だけ待ってから送信を開始することにより、自動的に連続して出力することを可能とする制御方法である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁波や光を媒体とした無線通信により、コンピュータ等の情報機器とプリンタを接続するシステムにおける、印刷制御方法及び印刷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリンタ等の出力装置は、コンピュータ等の機器と信号ケーブルで接続されていたが、両者の接続を無線通信を用いて行うことにより、両者を離れたところに配置できたり、複数のコンピュータで一つのプリンタを共有することが可能となる。また、電子手帳、携帯情報端末やデジタルカメラのような携帯機器のように、普段はネットワークに接続されていない場合が多い機器であっても、ケーブル接続などを行うことなく、プリンタに対してデータ送信を行うことが可能である。
【0003】
携帯機器においては、消費電力を抑制することが要求されるため、無線通信を用いる場合は、極力通信を行う時間を短縮させる必要がある。プリンタを使用する場合には、現在プリンタが使用可能な状態であるか否かを問い合わせる必要があるが、省電力化のためには、この問い合わせに必要となる無線通信を削減しなければならない。
【0004】
一般的なプリンタは、出力するデータを一旦蓄積してから、処理を行うが、特にカラープリンタのように、情報量の大きなデータを扱う場合は、1ページ毎にデータを受けとり、そのデータのプリントアウトが終了するまで、次のデータを受信できないものが多い。このようなプリンタに対して、複数のページを順次出力する場合には、プリンタが現在処理しているページの処理を終了したことを検知してから、次のページのデータを送信する必要がある。また、携帯機器からプリントアウトを行おうとした時に、既に別の機器からの要求によって、プリントアウトの処理を実行していた場合、その処理が終了したことを検知して、再度プリントアウトを行う必要がある。
【0005】
この問題を解決するための方法としては、以下に示す方法が広く用いられている。すなわち、情報機器からプリントアウトの要求を受けたプリンタは、出力が済んだ時点で、その情報機器に対して、処理が終了したことを通知する。また、プリンタが既にプリントアウトの処理を行っているときに、新たなプリントアウトの要求を受けた場合、その要求を行った情報機器をキューに登録しておき、プリントアウトが終了した時点で、キューの先頭に登録されている情報機器に対してプリントアウトが可能であることを通知するとともに、キューから削除する。この手法を用いることにより、複数ページの連続プリントアウト、及び、複数の情報機器からの順次プリントアウトを自動的に行うことができる。
【0006】
また、特開平9−93672号公報におけるシステムでは、情報機器とプリンタが無線で通信可能な状態にある時は、一定の間隔で情報機器からプリンタに対して問い合わせを行い、常にプリンタの状態を画面上にアイコンの形で表示しておくことによって、ユーザは現在のプリンタの状態を把握することができるとともに、プリントアウト処理の終了を知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前項における最初の方法では、情報機器は、プリントアウトが終了するまでの間、常に無線通信を受信可能な状態に保持しておく必要があり、そのために電力を消費することになり、省電力化の妨げとなる。また、一時的な障害によって、プリンタからの処理終了を示す信号の受信に失敗した場合、情報機器は受信状態のまま、処理終了信号を待ち続けることになる。
【0008】
前項における2番目の方法では、情報機器は一定の間隔でデータ送信を行うが、一般的に送信時は受信時よりはるかに大きな電力を消費するので、間隔を短くするにつれて、電力の消費量が増大する。また、問い合わせを行う間隔を長くすると、プリントアウトの処理が終了した時点から、問い合わせまでの時間も長くなり、無駄な時間が発生する。
【0009】
したがって、従来の方法では、情報機器側の消費電力を抑制することができないという問題点がある。
【0010】
本発明は、情報機器側の消費電力を削減することができる、印刷制御方法及び印刷システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報機器は、プリンタと通信するための無線通信送受信手段を備えた情報機器であって、前記プリンタに対して接続要求プロトコルを送信し、
前記プリンタからの接続受理プロトコルを受信した後、単位プリントデータをプリントデータ送付プロトコルにより送信し、前記プリンタからのプリントデータ受理プロトコルを受信し、該プリントデータ受理プロトコルによって指示された待機時間だけ、後続の単位プリントデータの送信待ちを行った後、該後続の単位プリントデータをプリントデータ送付プロトコルにより送信すると共に、該送信待ち時には前記無線通信送受信手段を停止させることを特徴としている。
【0012】
上記の構成によれば、情報機器が連続してプリントアウト要求を行う際、プリンタが処理を行っている間、情報機器は一切の送信、受信を行うことなく待機しながら、自動的に全ての要求を行うことができる。すなわち、情報機器の消費電力を抑えながら、連続的なプリントアウトの自動処理が可能となる。
【0013】
また、上記情報機器は、プリントすべき単位プリントデータが無くなるまで、前記プリントデータ送付プロトコルの送信、前記プリントデータ受理プロトコルの受信、および前記送信待ちを繰り返す構成とすることが好ましい。
【0014】
また、本発明の他の情報機器は、プリンタと通信するための無線通信送受信手段を備えた情報機器であって、前記プリンタに対して接続要求プロトコルを送信し、前記プリンタから接続拒否プロトコルを受信した場合に、該接続拒否プロトコルによって指示された待機時間だけ送信待ちを行った後、接続要求プロトコルを再送すると共に、該送信待ち時には前記無線通信送受信手段を停止させることを特徴としている。
【0015】
上記の構成によれば、情報機器から同時にプリントアウト要求を行う際、他の情報機器の要求によって、プリンタが処理を行っている間、情報機器は一切の送信、受信を行うことなく待機し、その処理が終了した時点で自動的にプリントアウト処理を行うことができる。すなわち、情報機器の消費電力を抑えながら、プリントアウトの自動処理が可能となる。
【0016】
また、上記情報機器において、前記接続要求プロトコルは、該情報機器の機器識別子、接続情報、およびプリントデータ情報を含む構成とすることができる。
【0017】
また、本発明のプリンタは、情報機器と通信するための無線通信送受信手段を備えたプリンタであって、前記情報機器によって送信される、少なくとも接続情報を含む接続要求プロトコルを受信し、前記接続要求プロトコル受信時にプリントアウト処理が可能であれば、前記情報機器に対して接続受理プロトコルを送信し、前記情報機器から送信されるプリントデータ送付プロトコルを受信した後、前記接続情報と、前記接続要求プロトコルまたはプリントデータ送付プロトコルに含まれるプリントアウトデータ情報とから該プリントデータ送付プロトコルにより受信したプリントアウトデータの印刷処理時間を算出し、前記印刷処理時間を待機時間として含むプリントデータ受理プロトコルを前記情報機器に送信することを特徴としている。
【0018】
また、本発明の他のプリンタは、報機器と通信するための無線通信送受信手段を備えたプリンタであって、第1の情報機器によって送信される接続要求プロトコルを受信し、前記第1の情報機器からの接続要求プロトコル受信時に、第2の情報機器により要求されたプリントアウト処理を実行中の場合、該実行中のプリントアウト処理が終了するまでに必要な処理時間を算出し、前記第1の情報機器に対して該算出結果を待機時間として含む接続拒否プロトコルを送信することを特徴としている。
【0019】
また、上記プリンタにおいては、前記第1の情報機器が送信する接続要求プロトコルは接続情報およびプリントアウトデータ情報を含むものであり、前記第1の接続要求プロトコル受信時に、第2の情報機器により要求されたプリントアウト処理を実行中の場合には、該実行中のプリントアウト処理が終了するまでに必要な処理時間を算出し、前記第1の情報機器に対して該算出結果を待機時間として含む接続拒否プロトコルを送信すると共に、該第1の情報機器から受信した接続要求プロトコルに含まれる接続情報およびプリントアウトデータ情報を記憶し、さらに、第2の情報機器により要求されたプリントアウト処理の実行中、かつ第1の情報機器が少なくとも1台以上待機中において、第3の情報機器により接続要求プロトコルを受信した場合には、第2の情報機器により要求されたプリンタアウト処理に必要な処理時間に、その時点で待機中である全ての第1の情報機器における接続情報およびプリントアウトデータ情報から算出される、それぞれの第1の情報機器により要求されたプリントアウト処理に必要な処理時間を加えたもの待機時間として含む接続拒否プロトコルを第3の情報機器に対して送信する構成とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
図1は、本発明を適用したデジタルスチルカメラとプリンタとを有するシステムのブロック図である。
【0021】
本実施形態のシステムは、赤外線通信機能を備えたデジタルスチルカメラ(情報機器)1と、プリンタ2により構成される。10は、デジタルスチルカメラ1全体を制御するCPU、11は、時間の経過を知らせる機能を持つタイマ、12は、CPU10で実行されるプログラムが格納されたROM、13は、CPU10で使用されるデータを格納するRAM、14は、撮影された画像データを格納する二次記憶装置、15は、ユーザからの操作の認識や、画像の表示などを行うユーザインタフェイス部、16は、撮像素子の制御や画像処理等を行うカメラ制御部、17は赤外線通信を行うためにプロトコルの作成や、変復調を行う赤外線通信制御部、18は、赤外線を発光させて、データの送信を行う赤外線発光部、19は、赤外線を受光して、データの受信を行う赤外線受光部である。上記デジタルスチルカメラ1では、赤外線通信制御部17、赤外線発光部18および赤外線受光部19により無線通信送受信手段が構成される。
【0022】
また、20は、プリンタ2全体を制御するCPU、21は、時間の経過を知らせる機能を持つタイマ、22は、CPU20で実行されるプログラムが格納されたROM、23は、CPU20で使用されるデータを格納するRAM、24は、プリントアウトすべきデータや、フォントデータを格納する二次記憶装置、25は、ユーザからの操作の認識や、プリント状態の表示などを行うユーザインタフェイス部、26は、プリンタヘッドや紙送り装置などを制御するプリンタ制御部、27は、赤外線通信を行うためにプロトコルの作成や、変復調を行う赤外線通信制御部、28は、赤外線を発光させて、データの送信を行う赤外線発光部、29は、赤外線を受光して、データの受信を行う赤外線受光部である。上記プリンタ2では、赤外線通信制御部27、赤外線発光部28および赤外線受光部29により無線通信送受信手段が構成される。以後の説明においては、プリンタ2は、一度に1ページ分のデータ(単位プリントデータ)を処理するのに必要な大きさのRAM23、二次記憶装置24しか持たないものとする。
【0023】
図2は、デジタルスチルカメラ1から、プリンタ2に対して、複数ページのプリントアウトの要求を行う場合の無線通信手順である。
【0024】
まず、デジタルスチルカメラ1は、プリンタ2に対して接続要求プロトコルを送る(手順1)。
【0025】
プリンタ2が処理可能であれば、接続受理プロトコルをデジタルスチルカメラ1に送る(手順2)。接続要求と接続受理のプロトコルには、それぞれの機器が処理可能な通信速度、通信バッファサイズ、画像サイズ、用紙サイズ、色の数等の情報である接続情報が含まれており、手順2が終了した時点で、両者の間で、以後の通信で使用される、これらのパラメータが決定される。
【0026】
両者の接続が確立すると、デジタルスチルカメラ1から最初のページのデータをプリントデータ送付プロトコルとして、プリンタ2に送る(手順3)。
【0027】
プリンタ2はデータをすべて正しく受けると、接続要求プロトコル中に含まれる接続情報と、プリントデータ送付プロトコルに含まれるプリントアウトデータのサイズや色数等のプリントアウトデータ情報とから、プリントアウトを行うために必要な時間T1を計算し、プリントデータ受理プロトコルの中に格納して、デジタルスチルカメラに送る(手順4)。
【0028】
この時点で、プリンタ2は、プリントアウト処理を開始する。プリントデータ受理プロトコルを受けたデジタルスチルカメラ1は、時間T1だけ待機した後、次のページのデータを手順3と同様にプリンタに送る(手順5)。
【0029】
以後、必要なページすべてについて、順次手順3と手順4と同様な処理を繰り返す(手順6、7)。最後のページのプリントアウトが終了すると、デジタルスチルカメラ1は、切断要求プロトコルをプリンタ2に送る(手順8)。プリンタ2は、それに対して、切断受理プロトコルを送り、両者の通信は終了する(手順9)。
【0030】
図3は、デジタルスチルカメラ1を制御するプログラムの中で、無線通信に関連する部分のフローチャートである。最初にステップS1で、接続要求プロトコルをプリンタ2に送信し、ステップS2に進む。ステップS2で、接続受理プロトコルを受信した場合は、ステップS4に進む。それ以外のものを受信した場合は、ステップS3に進む。ステップS3で、接続が失敗したことを通知して、無線通信を終了する。
【0031】
ステップS4で、プリントデータ送付プロトコルを用いて、最初のページのデータを送信する。ステップS5で、プリントデータ受理プロトコルを受信した場合は、ステップS7に進む。それ以外のものを受信した場合は、ステップS6に進む。ステップS6で、プリントデータ送付に失敗したことを通知して、無線通信を終了する。ステップS7で、プリントアウトすべきデータがまだ存在する場合は、ステップS8に進む。すべてのデータを送付し終えた場合は、ステップS9に進む。
【0032】
ステップS8で、ステップS5で受け取ったプリントデータ受理プロトコル中に含まれるTnの値だけ待機した後、ステップS4に戻る。ステップS9で、切断要求プロトコルを送信し、ステップS10に進む。ステップS10で、切断受理プロトコルを受信した場合は、ステップS11に進む。それ以外のものを受信した場合は、ステップS12に進む。ステップS11で、全てのデータ送付と、切断処理が成功したことを通知して、無線通信を終了する。
【0033】
ステップS12で、切断処理が失敗したことを通知して、無線通信を終了する。以上の手順で、複数のページのデータを順次、自動的に送信することが可能である。
【0034】
図4は、プリンタ2を制御するプログラムの中で、無線通信に関連する部分のフローチャートである。ステップS21で、接続要求プロトコルを受信した場合は、ステップS22に進む。それ以外のものを受信した場合は、再びステップS21に戻る。ステップS22で、接続受理プロトコルを送信し、ステップS23に進む。
【0035】
ステップS23で、プリントデータ送付プロトコルを受信した場合は、ステップS24に進む。それ以外のものを受信した場合は、ステップS27に進む。ステップS24で、ステップS23において受信したデータを、プリントアウトするのに必要な時間Tnを算出し、ステップS25に進む。
【0036】
ステップS25で、プリントデータ受理プロトコルを送信し、ステップS26に進む。このとき、Tnの値をプリントデータ受理プロトコル中に含ませる。ステップS26において、プリントアウト処理を行い、ステップS23に戻る。
【0037】
ステップS27において、受信したデータが切断要求プロトコルであった場合は、ステップS28に進む。それ以外のものを受信した場合は、ステップS21に戻る。S28において、切断受理プロトコルを送信し、ステップS21に戻る。
【0038】
本実施形態に示すシステムを用いることにより、デジタルスチルカメラ1において、プリンタの状態を問い合わせるために、受信状態を持続したり、問い合わせのデータを送信することなく、複数のデータを自動的に連続して送信することが可能となる。
【0039】
〔実施の形態2〕
本実施形態のシステムは、赤外線通信機能を備えたデジタルスチルカメラ1と、デジタルスチルカメラ1と同様の機能を有するデジタルスチルカメラ3とプリンタ2により構成される。図5は本実施形態の一例である。
【0040】
図6は、デジタルスチルカメラ1が、プリンタ2にプリントデータ送付し終えていて、プリンタ2がプリントアウト処理を行っている間に、デジタルスチルカメラ3が、プリンタ2にプリントデータを送付したときの無線通信手順である。
【0041】
まず、デジタルスチルカメラ1から、プリンタ2へのプリントアウトデータ送付の手順は、実施形態1における手順1、2、3、4、8、9と同様である(手順1、2、3、4、5、6)。
【0042】
次に、プリンタ2が、デジタルスチルカメラ1の要求によるプリントアウトを実行している間、すなわち、T1の期間に、デジタルスチルカメラ3が、プリンタ2に対して、接続要求プロトコルを送信する(手順7)。プリンタ2は、その時点で新しいプリントアウト処理を行うことができないので、接続拒否プロトコルを送信する。その際、現在処理しているプリントアウトが終了するまでの時間である、待機時間T2を計算し、この値を接続拒否プロトコルに含める(手順8)。
【0043】
接続拒否プロトコルを受け取ったデジタルスチルカメラ3は、その中から待機時間T2を読み出し、その時間だけ待機した後、改めて接続要求プロトコルをプリンタ2に送信する(手順9)。この時点で、プリンタ2は、先に行っていた処理を終了しているので、接続許可プロトコルを、デジタルスチルカメラ3に送付する(手順10)。以下、手順3、4、5、6と同様の手順で、データの送付、切断処理が行われる(手順11、12、13、14)。
【0044】
〔実施の形態3〕
本実施形態のシステムは、赤外線通信機能を備えたデジタルスチルカメラ1と、デジタルスチルカメラ1と同様の機能を有するデジタルスチルカメラ3およびデジタルスチルカメラ4と、プリンタ2とにより構成される。図7は、本実施形態の一例である。デジタルスチルカメラ3,4は、デジタルスチルカメラ1と同様の機能を備えている。この例においては、デジタルスチルカメラは3台だけであるが、4台以上あっても構わない。
【0045】
図8は、デジタルスチルカメラ1が、プリンタ2にプリントデータ送付し終えていて、プリンタ2がプリントアウト処理を行っている間に、デジタルスチルカメラ3が、プリンタ2にプリントデータを送付しようとして、プリンタ2から接続を拒否され、プリンタが使用可能になるまで待機している期間に、デジタルスチルカメラ4が接続要求を行った場合の無線通信手順である。
【0046】
まず、デジタルスチルカメラ1は、プリンタ2に対して接続要求プロトコルを送る。このとき、接続要求プロトコルには、それぞれの機器が処理可能な通信速度、通信バッファサイズ、画像サイズ、用紙サイズ、色の数等の情報である接続情報のほかに、他の機器と識別可能なユニークな識別子である、機器識別子と、プリントアウトするデータのサイズや色数、用紙サイズなどの情報であるプリントアウトデータ情報も含めておく(手順1)。
【0047】
プリンタ2が処理可能であれば、接続受理プロトコルをデジタルスチルカメラ1に送る。このとき、プリンタ2は、デジタルスチルカメラ1から受けた、機器識別子、接続情報、プリントアウトデータ情報を、RAM13(格納手段)上に格納する(手順2)。
【0048】
図9における40は、これらの情報を格納するための管理表のデータ構造(格納手段)の一例である。デジタルスチルカメラ1がプリンタ2にプリントデータの送信と、切断を行うまでの手順は、実施形態2における、手順3、4、5、6と同じ手順である(手順3、4、5、6)。次に、デジタルスチルカメラ3がプリンタ2にプリントアウトの要求を送信する(手順7)。
【0049】
プリンタ2は、その時点で新しいプリントアウト処理を行うことができないので、接続拒否プロトコルを送信する。その際、現在処理しているプリントアウトが終了するまでの時間である、待機時間T2を計算し、この値を接続拒否プロトコルに含める。また、デジタルスチルカメラ3からの接続要求プロトコルに含まれる、機器識別子、接続情報、プリントアウトデータ情報を、管理表40に格納する。(手順8)。接続拒否プロトコルを受け取ったデジタルスチルカメラ3は、その中から待機時間T2を読み出し、その時間だけ待機する。
【0050】
次に、プリンタ2が、デジタルスチルカメラ1の要求によるプリントアウトを実行している間、すなわち、T2の期間に、デジタルスチルカメラ4が、プリンタ2に対して、接続要求プロトコルを送信する(手順9)。
【0051】
プリンタ2は、その時点で新しいプリントアウト処理を行うことができないので、接続拒否プロトコルを送信する。その際、現在処理しているプリントアウトが終了するまでの時間である、待機時間T7を計算し、この値を接続拒否プロトコルに含める。待機時間T7は、プリンタ2の管理表40において、現在印刷状態であるプリントアウトが終了するまでの時間と、現在待機状態であるそれぞれのプリントアウトに関連する、接続要求プロトコル、接続受理プロトコル、プリントデータ送信プロトコルの伝送と処理に必要な時間と、プリントアウトに必要な時間をすべて足し合わせることにより求めることができる。
【0052】
図8の例の場合、現在印刷中であるデジタルスチルカメラ1のプリントアウトが終了するまでの時間T3と、デジタルスチルカメラ3からの接続要求を受理するまでの時間T4と、デジタルスチルカメラ3がプリントデータを送信するのに必要な時間T5と、そのデータをプリントアウトするのに必要な時間T6の和が、デジタルスチルカメラ4が待機すべき時間T7になる。これらの時間を計算するためのパラメータは全てプリンタ2の管理表40に記録されているので、即座に計算することが可能である(手順10)。
【0053】
このあと、デジタルスチルカメラ3、デジタルスチルカメラ4が待機した後、接続、プリントアウトデータを送信する手順は、実施形態2の場合と同様の手順である。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る情報機器およびプリンタからなる印刷システムによれば、デジタルカメラなどの機器から、一度に1ページの処理しかできないプリンタに対して、複数のページを連続的にプリントアウトする場合に、機器からプリンタに対して頻繁に問い合わせを行ったり、無線通信の受信状態を保持したまま待機することなく、プリントアウトの終了を知ることができるので、機器の消費電力を節減しつつ、自動的に複数のページをプリントアウトすることが可能となる効果を奏する。
【0055】
また、複数の機器から、一つのプリンタに対してほぼ同時にプリントアウトの要求を行った場合でも、同様に各機器はプリントアウトの終了を知ることができるので、各機器の消費電力を節減しつつ、自動的に各機器からのプリントアウトを実行することが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1、2、3における、印刷システムのブロック図である。
【図2】実施形態1における、無線通信の手順を示す図である。
【図3】実施形態1における、デジタルスチルカメラ1を制御するプログラムの中で、無線通信に関連する部分のフローチャートである。
【図4】実施形態1における、プリンタ2を制御するプログラムの中で、無線通信に関連する部分のフローチャートである。
【図5】実施形態2における、印刷システムの一例を示す図である。
【図6】実施形態2における、無線通信の手順を示す図である。
【図7】実施形態3における、印刷システムの一例を示す図である。
【図8】実施形態3における、無線通信の手順を示す図である。
【図9】実施形態3における、プリントアウト要求を行った機器に関する情報を格納するための管理表のデータ構造の一例である。
【符号の説明】
1  デジタルスチルカメラ(情報機器)
2  プリンタ
3  デジタルスチルカメラ
4  デジタルスチルカメラ
10  CPU
11  タイマ
12  ROM
13  RAM(格納手段)
14  二次記憶装置
15  ユーザインタフェイス部
16  カメラ制御部
17  赤外線通信制御部(無線通信送受信手段)
18  赤外線発光部(無線通信送受信手段)
19  赤外線受光部(無線通信送受信手段)
20  CPU
21  タイマ
22  ROM
23  RAM
24  二次記憶装置
25  ユーザインタフェイス部
26  プリンタ制御部
27  赤外線通信制御部(無線通信送受信手段)
28  赤外線発光部(無線通信送受信手段)
29  赤外線受光部(無線通信送受信手段)

Claims (8)

  1. プリンタと通信するための無線通信送受信手段を備えた情報機器であって、
    前記プリンタに対して接続要求プロトコルを送信し、
    前記プリンタからの接続受理プロトコルを受信した後、単位プリントデータをプリントデータ送付プロトコルにより送信し、
    前記プリンタからのプリントデータ受理プロトコルを受信し、該プリントデータ受理プロトコルによって指示された待機時間だけ、後続の単位プリントデータの送信待ちを行った後、該後続の単位プリントデータをプリントデータ送付プロトコルにより送信すると共に、該送信待ち時には前記無線通信送受信手段を停止させることを特徴とする情報機器。
  2. プリントすべき単位プリントデータが無くなるまで、前記プリントデータ送付プロトコルの送信、前記プリントデータ受理プロトコルの受信、および前記送信待ちを繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の情報機器。
  3. プリンタと通信するための無線通信送受信手段を備えた情報機器であって、
    前記プリンタに対して接続要求プロトコルを送信し、
    前記プリンタから接続拒否プロトコルを受信した場合に、該接続拒否プロトコルによって指示された待機時間だけ送信待ちを行った後、接続要求プロトコルを再送すると共に、該送信待ち時には前記無線通信送受信手段を停止させることを特徴とする情報機器。
  4. 前記接続要求プロトコルは、該情報機器の機器識別子、接続情報、およびプリントデータ情報を含むことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の情報機器。
  5. 前記情報機器はデジタルカメラであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の情報機器。
  6. 情報機器と通信するための無線通信送受信手段を備えたプリンタであって、
    前記情報機器によって送信される、少なくとも接続情報を含む接続要求プロトコルを受信し、
    前記接続要求プロトコル受信時にプリントアウト処理が可能であれば、前記情報機器に対して接続受理プロトコルを送信し、
    前記情報機器から送信されるプリントデータ送付プロトコルを受信した後、前記接続情報と、前記接続要求プロトコルまたはプリントデータ送付プロトコルに含まれるプリントアウトデータ情報とから該プリントデータ送付プロトコルにより受信したプリントアウトデータの印刷処理時間を算出し、
    前記印刷処理時間を待機時間として含むプリントデータ受理プロトコルを前記情報機器に送信することを特徴とするプリンタ。
  7. 情報機器と通信するための無線通信送受信手段を備えたプリンタであって、
    第1の情報機器によって送信される接続要求プロトコルを受信し、
    前記第1の情報機器からの接続要求プロトコル受信時に、第2の情報機器により要求されたプリントアウト処理を実行中の場合、該実行中のプリントアウト処理が終了するまでに必要な処理時間を算出し、前記第1の情報機器に対して該算出結果を待機時間として含む接続拒否プロトコルを送信することを特徴とするプリンタ。
  8. 前記第1の情報機器が送信する接続要求プロトコルは接続情報およびプリントアウトデータ情報を含むものであり、
    前記第1の接続要求プロトコル受信時に、第2の情報機器により要求されたプリントアウト処理を実行中の場合には、該実行中のプリントアウト処理が終了するまでに必要な処理時間を算出し、前記第1の情報機器に対して該算出結果を待機時間として含む接続拒否プロトコルを送信すると共に、該第1の情報機器から受信した接続要求プロトコルに含まれる接続情報およびプリントアウトデータ情報を記憶し、
    さらに、第2の情報機器により要求されたプリントアウト処理の実行中、かつ第1の情報機器が少なくとも1台以上待機中において、第3の情報機器により接続要求プロトコルを受信した場合には、第2の情報機器により要求されたプリンタアウト処理に必要な処理時間に、その時点で待機中である全ての第1の情報機器における接続情報およびプリントアウトデータ情報から算出される、それぞれの第1の情報機器により要求されたプリントアウト処理に必要な処理時間を加えたもの待機時間として含む接続拒否プロトコルを第3の情報機器に対して送信することを特徴とする請求項7に記載のプリンタ。
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