JP2004070753A - 論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】アドレスリストから個人情報を漏洩させずに、ネットワーク上のどの装置で論理アドレスを変換しても付加的な論理アドレスサービスを起動することを可能にする。
【解決手段】本発明は、論理アドレスに対してアドレスリストとして転送アドレスを保持し、ネットワーク上の装置からの論理アドレス変換要求に対して、アドレスリストとして転送アドレスを返却し、ネットワーク上の装置では、返却された前記転送アドレスを用いて、アプリケーション実行装置にアクセスし、アプリケーション実行装置では、転送アドレスに対する実アドレスを有するアドレスリストを用いて付加的な論理アドレスサービスを実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、論理アドレスに対してアドレスリストとして転送アドレスを保持し、ネットワーク上の装置からの論理アドレス変換要求に対して、アドレスリストとして転送アドレスを返却し、ネットワーク上の装置では、返却された前記転送アドレスを用いて、アプリケーション実行装置にアクセスし、アプリケーション実行装置では、転送アドレスに対する実アドレスを有するアドレスリストを用いて付加的な論理アドレスサービスを実行する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、通信ネットワーク上で通信ネットワークサービスを提供するシステムにおける論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上のサービスにおいて、ENUM(RFC2916)や特開2000−148636に開示されているように、IP電話、電子メール、インスタントメッセージ、WWW等の複数のサービスのアドレスを1つの論理的なアドレスや番号によりアクセス可能にする方法が、公知の技術として知られている。
【0003】
論理アドレス(論理番号)から複数の実サービスのアドレスを記述したアドレスリストへのアドレス変換は、論理アドレスとそれに対応するアドレスリストの組を、ネットワーク上の論理アドレス管理装置で管理することにより、ネットワーク上のさまざまな装置から可能になる。アドレス変換を行う装置や装置上のアプリケーションからのネットワークを介した論理アドレス変換要求に対し、論理アドレス管理装置は、アドレスリストを応答として返す。例えば、ENUMでは、インターネットで運用されているDNS(Domain Name System)の仕組みが用いられる。
【0004】
アドレスリストには、複数の異なるサービスのアドレスが記述可能であることから、論理アドレスを固定的で単一の実サービスアドレスに単純に変換するだけでなく、応答されたアドレスリストを元にアプリケーションロジックを実行する付加的な論理アドレスサービスも実現可能である。例えば、アドレスリストの中から時間に応じてサービスを1つだけ選択してアクセスするようなアプリケーションロジックや、アドレスリストの上から順番通りにアクセスするアプリケーションロジックが、論理アドレスサービスの付加サービスとして起動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の論理アドレス管理装置を用いる方法では、論理アドレス管理装置がインターネットのようなオープンなネットワーク上で運用され、論理アドレスが複数の異なる事業者間を跨がって利用可能なアドレス形態である場合には、アドレス変換が付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックが搭載されている装置で行われる保証はなく、論理アドレスサービスのアプリケーションロジックが搭載されていない端末装置やルーチング途中の装置でアドレス変換されてしまう場合も想定される。
【0006】
また、論理アドレス装置に保持するアドレスリストには、電話番号や個人の所属が類推可能なドメイン名が含まれた実サービスアドレスが含まれることになる。
【0007】
このように、従来の技術では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを搭載していない装置で論理アドレスをアドレスリストに変換すると、付加的な論理アドレスサービスの実行に必要なアドレスリストと付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックのうち、アドレスリストしか存在しないため、付加的な論理アドレスサービスを起動することができないという問題がある。
【0008】
また、電話番号や個人の所属が類推可能なドメイン名が含まれた実サービスアドレスをアドレスリストとして論理アドレス管理装置に保持し、ネットワーク上の様々な装置からのアドレス変換要求に対してそのアドレスリストを応答することは、個人情報の漏洩になるという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、アドレスリストから個人情報を漏洩させずに、ネットワーク上のどの装置で論理アドレスを変換しても付加的な論理アドレスサービスを起動することが可能な論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0011】
本発明は、通信ネットワークサービスを提供するシステムにおけるアプリケーションロジックを必要とする付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレスサービス起動方法において、
論理アドレスに対してアドレスリストとしてアプリケーションを実行するアプリケーション実行装置への転送アドレスを保持し(ステップ1)、
アプリケーション実行装置では、
転送アドレスに対する実アドレスを有するアドレスリストを用いて付加的な論理アドレスサービスを実行する(ステップ4)。
【0012】
本発明の論理アドレスサービス起動方法において、論理アドレス管理装置では、ネットワーク上の装置からの論理アドレス変換要求に対してアドレスリストとして転送アドレスを返却し(ステップ2)、
ネットワーク上の装置では、論理アドレス管理装置から返却された転送アドレスを用いて、アプリケーション実行装置にアクセスすることでアプリケーションロジックを起動する(ステップ3)。
【0013】
本発明の論理アドレスサービス起動方法は、論理アドレス管理装置において、ネットワーク上の装置からのアドレス変換要求に対して、保持している転送アドレスを返却し、ネットワーク上の装置がアプリケーション実行装置にアクセスするとき、
アプリケーション実行装置では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジック以外からのアドレス変換要求に応じない。
【0014】
図2は、本発明の原理構成図である。
【0015】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置1であって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを保持するアドレスリスト保持手段11と、
ネットワーク上の装置3から受信した、論理アドレス変換要求に対して、アドレスリスト保持手段から転送アドレスを取得して、アドレスリストとして応答を返却するアドレスリスト送信手段12と、を有する。
【0016】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるアプリケーション実行装置2であって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実アドレスを保持するアドレスリスト保持手段21と、
アドレスリスト保持手段21のアドレスリストを用いて、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段22とを有する。
【0017】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置で実行される論理アドレスサービス管理プログラムであって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを記憶手段に保持させるステップと、
論理アドレス変換要求に対してアドレスリストとして転送アドレスを応答するステップと、を実行する。
【0018】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるためのアプリケーション実行装置で実行される論理アドレスサービス起動プログラムであって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実サービスアドレスを記憶手段に保持させるステップと、
付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを実行させるステップと、を実行する。
【0019】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置で実行される論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体であって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを記憶手段に保持させるステップと、
論理アドレス変換要求に対してアドレスリストとして転送アドレスを応答するステップと、を実行するプログラムを格納する。
【0020】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるためのアプリケーション実行装置で実行される論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体であって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実サービスアドレスを記憶手段に保持させるステップと、
付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを実行させるステップと、を実行するプログラムを格納する。
【0021】
上記のように、本発明では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを搭載して実行するアプリケーション実行装置を有し、論理アドレス管理装置では、論理アドレスに対応するアドレスリストとしてアプリケーション実行装置への転送アドレスを保持し、アプリケーション実行装置では、転送アドレスに対応する実サービスのアドレスリストを保持し、アプリケーション実行装置では、アプリケーションロジックとアドレスリストを使って付加的な論理アドレスサービスを実行する。
【0022】
また、上記のように、本発明では、論理アドレス管理装置に転送アドレスを設定することにより、アプリケーションロジックを実行可能なアプリケーション実行装置への転送が可能になっている。また、実サービスのアドレスリストは、アプリケーションロジックだけが参照可能なようにアプリケーション実行装置に保持されるので、実サービスのアドレスリストに含まれる個人情報がネットワークを介して漏洩することもない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明の一実施の形態におけるシステム構成図であり、SIP(Session Initiation Protocol) による通信において、論理アドレスサービスを提供する場合の構成を示す。
【0024】
同図に示すシステムは、論理アドレス管理装置1、アプリケーション実行装置2、SIPプロキシ装置3、発側装置4、着側装置5及びネットワーク6から構成される。
【0025】
論理アドレス管理装置1は、論理アドレスデータベース11と論理アドレス管理アプリケーションロジック12から構成されている。
【0026】
論理アドレスデータベース11は、論理アドレスサービスのキー情報となる論理アドレス111とそれに対応するアプリケーション実行装置2への転送アドレスが格納されるアドレスリスト112を、データベースカラムとして持つデータベースである。アドレスリスト112への格納は、アドレス表記方法によって異なる。URI(Uniform Resource Identifiers)のように、アドレス表記中に通信プロトコルが含まれる場合には、通信プロトコル毎にアプリケーション実行装置への複数の転送アドレスをリストとして格納する。一方、アドレス表記中に通信プロトコルが含まれない場合には、複数の通信プロトコルで共用する転送アドレスを格納する。
アプリケーション実行装置2は、転送アドレスデータベース21と付加サービスアプリケーションロジック22から構成されている。
【0027】
転送アドレスデータベース21は、転送アドレス211とそれに対応する実アドレスが格納されるアドレスリスト212をデータベースカラムとして持つデータベースである。アドレスリスト212へは、付加サービスアプリケーションロジック22の実行に使用するアドレスリストとして格納する。例えば、論理番号でアクセスすると優先度を付けた複数のSIP通信の着信先を順番に呼び出すという付加サービスの場合は、着信優先度と着信先となるアドレスをアドレスリストに格納する。
【0028】
SIPプロキシ装置3は、SIP通信に必要となるSIPプロキシ機能を搭載している装置である。
【0029】
発側装置4は、SIP通信の発側装置であり、SIPクライアント機能を搭載している。
【0030】
着側装置5は、SIP通信の着側装置であり、SIPクライアント機能を搭載している。
【0031】
ネットワーク6は、論理アドレス管理装置1、アプリケーション実行装置2、SIPプロキシ装置3、発側装置4、着側装置5が接続されるネットワークであり、例えば、インターネットである。
【0032】
次に、上記の構成における動作を説明する。
【0033】
図4は、本発明の一実施の形態におけるシステム全体の動作のシーケンスチャートであり、図5は、本発明の一実施の形態における論理アドレス管理装置の論理アドレス管理アプリケーションロジックの動作のフローチャートであり、図6は、本発明の一実施の形態におけるアプリケーション実行装置の付加サービスアプリケーションロジックの動作のフローチャートである。
【0034】
以下、図4〜図6を用いて、動作を説明する。
【0035】
発側装置4は、ネットワーク6を介してSIPプロキシ装置3にSIPのinviteメッセージを送る(ステップ101)。このとき、宛先を示すRequest−URIに論理アドレスを指定する。
【0036】
SIPプロキシ装置3では、SIPメッセージ中のRequest−URIに含まれる論理アドレスを実際のSIPアドレス(URI)に変換するため、ネットワーク6を介して論理アドレス管理装置1にアドレス変換要求を行う(ステップ102)。
【0037】
論理アドレス管理装置1では、論理アドレス管理アプリケーションロジック12が、アドレス変換要求を受け付けると(ステップ201)、アドレス変換要求された論理アドレスに対するアドレスリストを論理アドレスデータベース11から検索し(ステップ202)、応答電文を作成し(ステップ203)、ネットワーク6を介してSIPプロキシ装置3にアドレス変換要求に対して応答する(ステップ104,ステップ204)。
【0038】
図7に論理アドレスデータベース11のレコードの例を示す。各通信プロコル毎にアプリケーション実行装置2へ転送アドレスを格納している。論理アドレスデータベース11は、DNSのNAPTR(Naming Authority Pointer)リソースレコードにより実現されてもよい。その場合、論理アドレス管理装置1は、DNSサーバにより実現されることになり、SIPプロキシ装置3と論理アドレス管理装置1との間は、DNSの通信プロトコルによりアドレス変換が行われることになる。
【0039】
SIPプロキシ装置3では、SIP通信の呼を確立しようとしているので、アドレスリストの中からSIPプロトコルの通信アドレスである1行目が選択され、ネットワーク6を介してアプリケーション実行装置2にSIPのinviteメッセージが転送される(ステップ105)。
【0040】
アプリケーション実行装置2では、付加サービスアプリケーションロジック22が起動される。付加サービスアプリケーションロジック22の動作を図6に示す。SIPメッセージ中の転送アドレスを受け付け(ステップ301)、SIPメッセージ中の転送アドレスに対するアドレスリストを転送アドレスデータベース21から検索する(ステップ302)。そして、そのアドレスリストを元に付加サービスアプリケーションロジック22を実行する。
【0041】
図8に付加サービスアプリケーションロジック22が使用する転送アドレスデータベース21のレコード例を示す。本実施の形態では、付加サービスアプリケーションロジック22は、アドレスリストの最も優先度の高い実アドレスに対してSIPによる呼の確立を試みる付加アプリケーションの例を示す。
【0042】
付加サービスアプリケーションロジック22は、起動されると転送アドレスに対するアドレスリストを転送アドレスデータベース21から検索し(ステップ302)、アドレスリストの中で最も優先度の高い1行目の実アドレスを選択し(ステップ303)、SIPのメッセージをそのアドレスに対応する着側装置5に送信する(ステップ107,ステップ304)。
【0043】
着側装置5が応答すると、発側装置4と着側装置5との間でSIPによる呼が確立する。
【0044】
また、上記の実施の形態における論理アドレス管理装置1の論理アドレス管理アプリケーションロジック及びアプリケーション実行装置2の付加サービスアプリケーションロジックは、プログラムとして当該論理アドレス管理装置1及びアプリケーション実行装置2として利用されるコンピュータにインストールしておくものとする。
【0045】
また、プログラムとしての論理アドレス管理アプリケーションロジック及び付加サービスアプリケーションロジックをそれぞれ、論理アドレス管理装置1、アプリケーション実行装置2として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることも可能である。
【0046】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0047】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、論理アドレスから実アドレスへの変換が転送アドレスを介して行われることにより、転送アドレスが示すアプリケーション実行装置において付加的な論理アドレスサービスが起動可能になり、また、実サービスのアドレスリストはアプリケーション実行装置上の付加サービスアプリケーションロジックからしか参照できないことから、実サービスのアドレスリストからの個人情報の漏洩を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるシステム全体の動作のシーケンスチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態における論理アドレス管理装置の論理アドレス管理アプリケーションロジックの動作のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態におけるアプリケーション実行装置の付加サービスアプリケーションロジックの動作のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態における論理アドレスデータベースのレコードの例である。
【図8】本発明の一実施の形態における付加サービスアプリケーションが使用する転送アドレスデータベースのレコードの例である。
【符号の説明】
1 論理アドレス管理装置
2 アプリケーション実行装置
3 ネットワーク上の装置、SIPプロキシ装置
4 発側装置
5 着側装置
6 ネットワーク
11 アドレスリスト保持手段、論理アドレスデータベース
12 アドレスリスト送信手段、論理アドレスアプリケーションロジック
21 アドレスリスト保持手段、転送アドレスデータベース
22 アプリケーション実行手段、付加サービスアプリケーションロジック
111 論理アドレス
112 アドレスリスト
211 転送アドレス
212 アドレスリスト
【発明の属する技術分野】
本発明は、論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、通信ネットワーク上で通信ネットワークサービスを提供するシステムにおける論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上のサービスにおいて、ENUM(RFC2916)や特開2000−148636に開示されているように、IP電話、電子メール、インスタントメッセージ、WWW等の複数のサービスのアドレスを1つの論理的なアドレスや番号によりアクセス可能にする方法が、公知の技術として知られている。
【0003】
論理アドレス(論理番号)から複数の実サービスのアドレスを記述したアドレスリストへのアドレス変換は、論理アドレスとそれに対応するアドレスリストの組を、ネットワーク上の論理アドレス管理装置で管理することにより、ネットワーク上のさまざまな装置から可能になる。アドレス変換を行う装置や装置上のアプリケーションからのネットワークを介した論理アドレス変換要求に対し、論理アドレス管理装置は、アドレスリストを応答として返す。例えば、ENUMでは、インターネットで運用されているDNS(Domain Name System)の仕組みが用いられる。
【0004】
アドレスリストには、複数の異なるサービスのアドレスが記述可能であることから、論理アドレスを固定的で単一の実サービスアドレスに単純に変換するだけでなく、応答されたアドレスリストを元にアプリケーションロジックを実行する付加的な論理アドレスサービスも実現可能である。例えば、アドレスリストの中から時間に応じてサービスを1つだけ選択してアクセスするようなアプリケーションロジックや、アドレスリストの上から順番通りにアクセスするアプリケーションロジックが、論理アドレスサービスの付加サービスとして起動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の論理アドレス管理装置を用いる方法では、論理アドレス管理装置がインターネットのようなオープンなネットワーク上で運用され、論理アドレスが複数の異なる事業者間を跨がって利用可能なアドレス形態である場合には、アドレス変換が付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックが搭載されている装置で行われる保証はなく、論理アドレスサービスのアプリケーションロジックが搭載されていない端末装置やルーチング途中の装置でアドレス変換されてしまう場合も想定される。
【0006】
また、論理アドレス装置に保持するアドレスリストには、電話番号や個人の所属が類推可能なドメイン名が含まれた実サービスアドレスが含まれることになる。
【0007】
このように、従来の技術では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを搭載していない装置で論理アドレスをアドレスリストに変換すると、付加的な論理アドレスサービスの実行に必要なアドレスリストと付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックのうち、アドレスリストしか存在しないため、付加的な論理アドレスサービスを起動することができないという問題がある。
【0008】
また、電話番号や個人の所属が類推可能なドメイン名が含まれた実サービスアドレスをアドレスリストとして論理アドレス管理装置に保持し、ネットワーク上の様々な装置からのアドレス変換要求に対してそのアドレスリストを応答することは、個人情報の漏洩になるという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、アドレスリストから個人情報を漏洩させずに、ネットワーク上のどの装置で論理アドレスを変換しても付加的な論理アドレスサービスを起動することが可能な論理アドレスサービス起動方法及び論理アドレス管理装置及びアプリケーション実行装置及び論理アドレスサービス管理プログラム及び論理アドレスサービス起動プログラム及び論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体及び論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0011】
本発明は、通信ネットワークサービスを提供するシステムにおけるアプリケーションロジックを必要とする付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレスサービス起動方法において、
論理アドレスに対してアドレスリストとしてアプリケーションを実行するアプリケーション実行装置への転送アドレスを保持し(ステップ1)、
アプリケーション実行装置では、
転送アドレスに対する実アドレスを有するアドレスリストを用いて付加的な論理アドレスサービスを実行する(ステップ4)。
【0012】
本発明の論理アドレスサービス起動方法において、論理アドレス管理装置では、ネットワーク上の装置からの論理アドレス変換要求に対してアドレスリストとして転送アドレスを返却し(ステップ2)、
ネットワーク上の装置では、論理アドレス管理装置から返却された転送アドレスを用いて、アプリケーション実行装置にアクセスすることでアプリケーションロジックを起動する(ステップ3)。
【0013】
本発明の論理アドレスサービス起動方法は、論理アドレス管理装置において、ネットワーク上の装置からのアドレス変換要求に対して、保持している転送アドレスを返却し、ネットワーク上の装置がアプリケーション実行装置にアクセスするとき、
アプリケーション実行装置では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジック以外からのアドレス変換要求に応じない。
【0014】
図2は、本発明の原理構成図である。
【0015】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置1であって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを保持するアドレスリスト保持手段11と、
ネットワーク上の装置3から受信した、論理アドレス変換要求に対して、アドレスリスト保持手段から転送アドレスを取得して、アドレスリストとして応答を返却するアドレスリスト送信手段12と、を有する。
【0016】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるアプリケーション実行装置2であって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実アドレスを保持するアドレスリスト保持手段21と、
アドレスリスト保持手段21のアドレスリストを用いて、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段22とを有する。
【0017】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置で実行される論理アドレスサービス管理プログラムであって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを記憶手段に保持させるステップと、
論理アドレス変換要求に対してアドレスリストとして転送アドレスを応答するステップと、を実行する。
【0018】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるためのアプリケーション実行装置で実行される論理アドレスサービス起動プログラムであって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実サービスアドレスを記憶手段に保持させるステップと、
付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを実行させるステップと、を実行する。
【0019】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置で実行される論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体であって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを記憶手段に保持させるステップと、
論理アドレス変換要求に対してアドレスリストとして転送アドレスを応答するステップと、を実行するプログラムを格納する。
【0020】
本発明は、付加的な論理アドレスサービスを起動させるためのアプリケーション実行装置で実行される論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体であって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実サービスアドレスを記憶手段に保持させるステップと、
付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを実行させるステップと、を実行するプログラムを格納する。
【0021】
上記のように、本発明では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを搭載して実行するアプリケーション実行装置を有し、論理アドレス管理装置では、論理アドレスに対応するアドレスリストとしてアプリケーション実行装置への転送アドレスを保持し、アプリケーション実行装置では、転送アドレスに対応する実サービスのアドレスリストを保持し、アプリケーション実行装置では、アプリケーションロジックとアドレスリストを使って付加的な論理アドレスサービスを実行する。
【0022】
また、上記のように、本発明では、論理アドレス管理装置に転送アドレスを設定することにより、アプリケーションロジックを実行可能なアプリケーション実行装置への転送が可能になっている。また、実サービスのアドレスリストは、アプリケーションロジックだけが参照可能なようにアプリケーション実行装置に保持されるので、実サービスのアドレスリストに含まれる個人情報がネットワークを介して漏洩することもない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図3は、本発明の一実施の形態におけるシステム構成図であり、SIP(Session Initiation Protocol) による通信において、論理アドレスサービスを提供する場合の構成を示す。
【0024】
同図に示すシステムは、論理アドレス管理装置1、アプリケーション実行装置2、SIPプロキシ装置3、発側装置4、着側装置5及びネットワーク6から構成される。
【0025】
論理アドレス管理装置1は、論理アドレスデータベース11と論理アドレス管理アプリケーションロジック12から構成されている。
【0026】
論理アドレスデータベース11は、論理アドレスサービスのキー情報となる論理アドレス111とそれに対応するアプリケーション実行装置2への転送アドレスが格納されるアドレスリスト112を、データベースカラムとして持つデータベースである。アドレスリスト112への格納は、アドレス表記方法によって異なる。URI(Uniform Resource Identifiers)のように、アドレス表記中に通信プロトコルが含まれる場合には、通信プロトコル毎にアプリケーション実行装置への複数の転送アドレスをリストとして格納する。一方、アドレス表記中に通信プロトコルが含まれない場合には、複数の通信プロトコルで共用する転送アドレスを格納する。
アプリケーション実行装置2は、転送アドレスデータベース21と付加サービスアプリケーションロジック22から構成されている。
【0027】
転送アドレスデータベース21は、転送アドレス211とそれに対応する実アドレスが格納されるアドレスリスト212をデータベースカラムとして持つデータベースである。アドレスリスト212へは、付加サービスアプリケーションロジック22の実行に使用するアドレスリストとして格納する。例えば、論理番号でアクセスすると優先度を付けた複数のSIP通信の着信先を順番に呼び出すという付加サービスの場合は、着信優先度と着信先となるアドレスをアドレスリストに格納する。
【0028】
SIPプロキシ装置3は、SIP通信に必要となるSIPプロキシ機能を搭載している装置である。
【0029】
発側装置4は、SIP通信の発側装置であり、SIPクライアント機能を搭載している。
【0030】
着側装置5は、SIP通信の着側装置であり、SIPクライアント機能を搭載している。
【0031】
ネットワーク6は、論理アドレス管理装置1、アプリケーション実行装置2、SIPプロキシ装置3、発側装置4、着側装置5が接続されるネットワークであり、例えば、インターネットである。
【0032】
次に、上記の構成における動作を説明する。
【0033】
図4は、本発明の一実施の形態におけるシステム全体の動作のシーケンスチャートであり、図5は、本発明の一実施の形態における論理アドレス管理装置の論理アドレス管理アプリケーションロジックの動作のフローチャートであり、図6は、本発明の一実施の形態におけるアプリケーション実行装置の付加サービスアプリケーションロジックの動作のフローチャートである。
【0034】
以下、図4〜図6を用いて、動作を説明する。
【0035】
発側装置4は、ネットワーク6を介してSIPプロキシ装置3にSIPのinviteメッセージを送る(ステップ101)。このとき、宛先を示すRequest−URIに論理アドレスを指定する。
【0036】
SIPプロキシ装置3では、SIPメッセージ中のRequest−URIに含まれる論理アドレスを実際のSIPアドレス(URI)に変換するため、ネットワーク6を介して論理アドレス管理装置1にアドレス変換要求を行う(ステップ102)。
【0037】
論理アドレス管理装置1では、論理アドレス管理アプリケーションロジック12が、アドレス変換要求を受け付けると(ステップ201)、アドレス変換要求された論理アドレスに対するアドレスリストを論理アドレスデータベース11から検索し(ステップ202)、応答電文を作成し(ステップ203)、ネットワーク6を介してSIPプロキシ装置3にアドレス変換要求に対して応答する(ステップ104,ステップ204)。
【0038】
図7に論理アドレスデータベース11のレコードの例を示す。各通信プロコル毎にアプリケーション実行装置2へ転送アドレスを格納している。論理アドレスデータベース11は、DNSのNAPTR(Naming Authority Pointer)リソースレコードにより実現されてもよい。その場合、論理アドレス管理装置1は、DNSサーバにより実現されることになり、SIPプロキシ装置3と論理アドレス管理装置1との間は、DNSの通信プロトコルによりアドレス変換が行われることになる。
【0039】
SIPプロキシ装置3では、SIP通信の呼を確立しようとしているので、アドレスリストの中からSIPプロトコルの通信アドレスである1行目が選択され、ネットワーク6を介してアプリケーション実行装置2にSIPのinviteメッセージが転送される(ステップ105)。
【0040】
アプリケーション実行装置2では、付加サービスアプリケーションロジック22が起動される。付加サービスアプリケーションロジック22の動作を図6に示す。SIPメッセージ中の転送アドレスを受け付け(ステップ301)、SIPメッセージ中の転送アドレスに対するアドレスリストを転送アドレスデータベース21から検索する(ステップ302)。そして、そのアドレスリストを元に付加サービスアプリケーションロジック22を実行する。
【0041】
図8に付加サービスアプリケーションロジック22が使用する転送アドレスデータベース21のレコード例を示す。本実施の形態では、付加サービスアプリケーションロジック22は、アドレスリストの最も優先度の高い実アドレスに対してSIPによる呼の確立を試みる付加アプリケーションの例を示す。
【0042】
付加サービスアプリケーションロジック22は、起動されると転送アドレスに対するアドレスリストを転送アドレスデータベース21から検索し(ステップ302)、アドレスリストの中で最も優先度の高い1行目の実アドレスを選択し(ステップ303)、SIPのメッセージをそのアドレスに対応する着側装置5に送信する(ステップ107,ステップ304)。
【0043】
着側装置5が応答すると、発側装置4と着側装置5との間でSIPによる呼が確立する。
【0044】
また、上記の実施の形態における論理アドレス管理装置1の論理アドレス管理アプリケーションロジック及びアプリケーション実行装置2の付加サービスアプリケーションロジックは、プログラムとして当該論理アドレス管理装置1及びアプリケーション実行装置2として利用されるコンピュータにインストールしておくものとする。
【0045】
また、プログラムとしての論理アドレス管理アプリケーションロジック及び付加サービスアプリケーションロジックをそれぞれ、論理アドレス管理装置1、アプリケーション実行装置2として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることも可能である。
【0046】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0047】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、論理アドレスから実アドレスへの変換が転送アドレスを介して行われることにより、転送アドレスが示すアプリケーション実行装置において付加的な論理アドレスサービスが起動可能になり、また、実サービスのアドレスリストはアプリケーション実行装置上の付加サービスアプリケーションロジックからしか参照できないことから、実サービスのアドレスリストからの個人情報の漏洩を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるシステム全体の動作のシーケンスチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態における論理アドレス管理装置の論理アドレス管理アプリケーションロジックの動作のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態におけるアプリケーション実行装置の付加サービスアプリケーションロジックの動作のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態における論理アドレスデータベースのレコードの例である。
【図8】本発明の一実施の形態における付加サービスアプリケーションが使用する転送アドレスデータベースのレコードの例である。
【符号の説明】
1 論理アドレス管理装置
2 アプリケーション実行装置
3 ネットワーク上の装置、SIPプロキシ装置
4 発側装置
5 着側装置
6 ネットワーク
11 アドレスリスト保持手段、論理アドレスデータベース
12 アドレスリスト送信手段、論理アドレスアプリケーションロジック
21 アドレスリスト保持手段、転送アドレスデータベース
22 アプリケーション実行手段、付加サービスアプリケーションロジック
111 論理アドレス
112 アドレスリスト
211 転送アドレス
212 アドレスリスト
Claims (9)
- 通信ネットワークサービスを提供するシステムにおけるアプリケーションロジックを必要とする付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレスサービス起動方法において、
論理アドレスに対してアドレスリストとしてアプリケーションを実行するアプリケーション実行装置への転送アドレスを保持し、
前記アプリケーション実行装置では、
転送アドレスに対する実アドレスを有するアドレスリストを用いて付加的な論理アドレスサービスを実行することを特徴とする論理アドレスサービス起動方法。 - 前記論理アドレス管理装置において、
ネットワーク上の装置からの論理アドレス変換要求に対して、アドレスリストとして転送アドレスを返却し、
前記ネットワーク上の装置において、
前記論理アドレス管理装置から返却された前記転送アドレスを用いて、前記アプリケーション実行装置にアクセスすることでアプリケーションロジックを起動する請求項1記載の論理アドレスサービス起動方法。 - 前記論理アドレス管理装置において、前記ネットワーク上の装置からのアドレス変換要求に対して、保持している前記転送アドレスを返却し、前記ネットワーク上の装置が前記アプリケーション実行装置にアクセスするとき、
前記アプリケーション実行装置では、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジック以外からのアドレス変換要求に応じない請求項2記載の論理アドレスサービス起動方法。 - 付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置であって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを保持するアドレスリスト保持手段と、
ネットワーク上の装置から受信した、論理アドレス変換要求に対して、前記アドレスリスト保持手段から転送アドレスを取得して、アドレスリストとして応答を返却するアドレスリスト送信手段と、を有することを特徴とする論理アドレス管理装置。 - 付加的な論理アドレスサービスを起動させるアプリケーション実行装置であって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実アドレスを保持するアドレスリスト保持手段と、
前記アドレスリスト保持手段の前記アドレスリストを用いて、付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段とを有することを特徴とするアプリケーション実行装置。 - 付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置で実行される論理アドレスサービス管理プログラムであって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを記憶手段に保持させるステップと、
論理アドレス変換要求に対して前記アドレスリストとして転送アドレスを応答するステップと、を実行することを特徴とする論理アドレスサービス管理プログラム。 - 付加的な論理アドレスサービスを起動させるためのアプリケーション実行装置で実行される論理アドレスサービス起動プログラムであって、転送アドレスに対するアドレスリストとして実サービスアドレスを記憶手段に保持させるステップと、
付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを実行させるステップと、を実行することを特徴とする論理アドレスサービス起動プログラム。 - 付加的な論理アドレスサービスを起動させるための論理アドレス管理装置で実行される論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体であって、
論理アドレスに対するアドレスリストとして転送アドレスを記憶手段に保持させるステップと、
論理アドレス変換要求に対して前記アドレスリストとして転送アドレスを応答するステップと、を実行するプログラムを格納したことを特徴とする論理アドレスサービス管理プログラムを格納した記憶媒体。 - 付加的な論理アドレスサービスを起動させるためのアプリケーション実行装置で実行される論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体であって、
転送アドレスに対するアドレスリストとして実サービスアドレスを記憶手段に保持させるステップと、
付加的な論理アドレスサービスのアプリケーションロジックを実行させるステップと、を実行するプログラムを格納したことを特徴とする論理アドレスサービス起動プログラムを格納した記憶媒体。
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2002
- 2002-08-07 JP JP2002230555A patent/JP2004070753A/ja active Pending
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