JP2004070248A - 光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブル、並びに前記製造方法に用いられる分線盤 - Google Patents

光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブル、並びに前記製造方法に用いられる分線盤 Download PDF

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Masashi Hara
原 昌志
Kazunaga Kobayashi
小林 和永
Masahiro Kusakari
草刈 雅広
Osamu Koyasu
子安 修
Satoru Shiobara
塩原 悟
Takeshi Osato
大里 健
Yukiaki Tanaka
田中 志明
Takeshi Honjo
本庄 武史
Keiji Ohashi
大橋 圭二
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Abstract

【課題】細径でかつ損失特性の向上を図ると共に、施工性に優れた光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブル、並びに分線盤を提供する。
【解決手段】光ファイバケーブル1の製造方法は、単数または複数の光ファイバ心線3と、この光ファイバ心線3に並列添えされる介在体5と、これらの複数の光ファイバ心線3と介在体5とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体7とをそれぞれ同時に押出ヘッド37へ供給する。このとき、少なくとも前記単数または複数の各光ファイバ心線3と介在体5とを互いに独立させた通り穴を有する分線盤33に通過せしめてそれぞれ一定の間隔で配列した状態で押出ヘッド37ヘスムーズに通過せしめ、押出ヘッド37にて一括して樹脂でシースする。光エレメント用抗張力体7を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体5の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多心の引き落とし光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブル、並びに前記製造方法に用いられる分線盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
構内、架空用の引き落とし光ファイバケーブル(ドロップケーブル)としては1、2心程度が通常であるが、FTTH(Fiber to the Home)の拡大と共に小規模マンションやビルなどに、4〜10心程度の多心化の需要が予想される。
【0003】
また、後分岐作業性の観点から、収納される光ファイバ心線としては、単独の素線(又は2芯程度のテープ光ファイバ心線)を用いたものが有効と考える。
【0004】
単光ファイバ心線を入れた多心の引き落とし光ファイバケーブルを設計しようとした場合、ルースチューブケーブルやスロットケーブルなどが考えられるが、いずれも外径が大きくなる上、コスト高であるため、図10に示されているような細径でシンプルなドロップ・インドアケーブル101を踏襲したケーブルが有効である。
【0005】
すなわち、図10において、ドロップ・インドアケーブル101は単心の光ファイバ心線103と、この近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体105とをケーブルシース107で被覆したもので、前記各光エレメント用抗張力体105を結んだ方向に対して直交した方向の前記光ファイバ心線103の両側(図10において上下)におけるケーブルシース107の表面にノッチ部109を形成せしめたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11に示されているように、ドロップ・インドアケーブル101に単心の光ファイバ心線103の代わりに多心の素線111を収容しようとした場合、複数の素線111を束にして充実でシースすると、内部にシース材107が食い込み、口出し性に支障が生じる。
【0007】
一方、図12に示されているように、多心の素線111をパイプ内に入れてパイプ113から押し出すと、スカスカになるため施工後に光ファイバ心線を構成する素線111がケーブル内で移動してしまう恐れがある(クロージャ内で光ファイバ心線が曲がりロス増する恐れがある)。
【0008】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、細径でかつ損失特性の向上を図ると共に、施工性に優れた光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブル、並びに前記製造方法に用いられる分線盤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の光ファイバケーブルの製造方法は、単数または複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この光ファイバ心線を取り巻くべく並列添えされる耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、これらの複数の光ファイバ心線と介在体とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをそれぞれ同時に走行せしめて押出ヘッドに供給する際に、
少なくとも前記単数または複数の各光ファイバ心線と介在体とを互いに独立させた通り穴を有する分線盤を通過せしめて送り出すと共に前記押出ヘッドに熱可塑性樹脂を押出して、単数または互いに分離して並列添えした複数の光ファイバ心線と、この単数または複数の各光ファイバ心線を分離して取り巻くべく並列添えされた介在体と、この介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に、前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成した光ファイバケーブルを製造することを特徴とするものである。
【0010】
したがって、少なくとも単数または複数の光ファイバ心線と介在体は、それぞれ分線盤の個々に独立させた各通り穴を通過するので、それぞれ一定の間隔で配列した状態で押出ヘッドヘスムーズに通過することになる。その結果、光ファイバ心線と介在体との乱れや、複数の光ファイバ心線同士の絡みや、光ファイバ心線の微小な曲がりが防止されるので、伝送損失特性、歪み特性に優れた多心構造型の光ファイバケーブルが製造される。
【0011】
また、ノッチ部からケーブルシースを裂いて光ファイバ心線の口出しを行う際に、ケーブルシースは耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体に阻まれて光ファイバ心線内部まで食い込まないので容易に口出しが行われる。また、細径に製造されると共に介在体の例えば繊維が光ファイバ心線のクッションとなるので損失特性が安定する。さらに、光ファイバケーブルがシンプルとなり、集合工程がなく、加工費が小さくなる。
【0012】
請求項2によるこの発明の光ファイバケーブルの製造方法は、単数または複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この光ファイバ心線を取り巻くべく並列添えされる耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、これらの複数の光ファイバ心線と介在体とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをそれぞれ同時に走行せしめて押出ヘッドに供給する際に、
少なくとも前記単数または複数の各光ファイバ心線と介在体とを互いに独立させた通り穴を有する分線盤を通過せしめて送り出すと共に前記押出ヘッドに熱可塑性樹脂を押出して、単数または互いに分離して並列添えした複数の光ファイバ心線と、この単数または複数の各光ファイバ心線を分離して取り巻くべく並列添えされた介在体と、この介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に、前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成し、
前記光エレメント部に、支持線をシースで披覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化された光ファイバケーブルを製造することを特徴とするものである。
【0013】
したがって、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用されると共に、請求項1と同様の作用を有する。
【0014】
請求項3によるこの発明の光ファイバケーブルの製造方法は、請求項1または2記載の光ファイバケーブルの製造方法において、前記分線盤が、前記複数の各光ファイバ心線を個々に通過せしめる複数の心線用通り穴と、この複数の心線用通り穴の周囲の複数箇所に配置され前記介在体を通過せしめる複数の介在体用通り穴と、を有していることを特徴とするものである。
【0015】
したがって、複数の光ファイバ心線がそれぞれ一定の間隔で配列され、その周りに複数箇所で介在体が配列されて押出ヘッドへ送られるので、介在体が複数の各光ファイバ心線の周りに取り巻くように並列添えされ、複数の各光ファイバ心線の分離状態が安定する。
【0016】
請求項4によるこの発明の光ファイバケーブルは、単数または互いに分離して並列添えした複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この単数または複数の各光ファイバ心線を分離して取り巻くべく並列添えされた耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、この介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に、前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめてなることを特徴とすることを特徴とするものである。
【0017】
したがって、光ファイバケーブルは、製造する際に複数の光ファイバ心線と介在体が互いに分離して並列添えしたものであるので、複数の各光ファイバ心線と介在体を例えば押出ヘッドヘスムーズに通過させたことより、光ファイバ心線と介在体との乱れや、複数の光ファイバ心線同士の絡みや、光ファイバ心線の微小な曲がりが防止されるので、伝送損失特性、歪み特性に優れる。
【0018】
また、ノッチ部からケーブルシースを裂いて光ファイバ心線の口出しを行う際に、ケーブルシースは耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体に阻まれて光ファイバ心線内部まで食い込まないので容易に口出しが行われる。また、細径に製造されると共に介在体の例えば繊維が光ファイバ心線のクッションとなるので損失特性が安定する。さらに、光ファイバケーブルがシンプルとなり、集合工程がなく、加工費が小さくなる。
【0019】
請求項5によるこの発明の光ファイバケーブルは、請求項4記載の光ファイバケーブルにおいて、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることを特徴とすることを特徴とするものである。
【0020】
したがって、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用されると共に、請求項4と同様の作用を有する。
【0021】
請求項6によるこの発明の分線盤は、複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この光ファイバ心線を取り巻くべく並列添えされる耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、これらの光ファイバ心線と介在体とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをそれぞれ走行せしめて押出ヘッドに供給する前に、前記光ファイバ心線と介在体と光エレメント用抗張力体を配列せしめる分線盤において、
前記複数の各光ファイバ心線と介在体とを互いに独立させて通過せしめる通り穴を有していることを特徴とするものである。
【0022】
したがって、ケーブルが製造される際に、少なくとも単数または複数の光ファイバ心線と介在体は、それぞれ分線盤の個々に独立させた各通り穴を通過するので、それぞれ一定の間隔で配列した状態で押出ヘッドヘスムーズに通過することになる。その結果、光ファイバ心線と介在体との乱れや、複数の光ファイバ心線同士の絡みや、光ファイバ心線の微小な曲がりが防止されるので、伝送損失特性、歪み特性に優れた多心構造型の光ファイバケーブルが製造される。
【0023】
請求項7によるこの発明の分線盤は、請求項6記載の分線盤において、前記通り穴が、前記複数の各光ファイバ心線を個々に通過せしめる複数の心線用通り穴と、この複数の心線用通り穴の周囲の複数箇所に配置され前記介在体を通過せしめる複数の介在体用通り穴と、から構成されていることを特徴とするものである。
【0024】
したがって、複数の光ファイバ心線がそれぞれ一定の間隔で配列され、その周りに複数箇所で介在体が配列されて押出ヘッドへ送られるので、介在体が複数の各光ファイバ心線の周りに取り巻くように並列添えされ、複数の各光ファイバ心線の分離状態が安定する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
図2を参照するに、この発明の実施の形態に係る光ファイバケーブル1は、複数の素線からなる光ファイバ心線3が互いに分離した状態で並列添えされており、この複数の各光ファイバ心線3を分離してその回りに取り巻くべく例えば有機系繊維もしくは無機系繊維などの介在体5が縦添えされている。この介在体5の近傍には平行で両脇に光エレメント用抗張力体7が配置されている。
【0027】
そして、前記光ファイバ心線3と介在体5と光エレメント用抗張力体7とが熱可塑性樹脂からなるケーブルシース9で被覆されて長尺の光エレメント部11からなっている。
【0028】
前記各光エレメント用抗張力体7を結んだ方向に対して直交した方向(図2において上下方向)の前記介在体5の両側(上下)におけるケーブルシース9の表面にはノッチ部13が形成されている。
【0029】
上記構成により、光ファイバケーブル1は製造する際に複数の各光ファイバ心線3と介在体5がそれぞれ一定の間隔で分離した状態で配列されたものであるので、複数の各光ファイバ心線3と介在体5を後述する押出成形機ヘスムーズに通過させたことより、各光ファイバ心線3と介在体5の乱れ、複数の光ファイバ心線3同士の絡み、各光ファイバ心線3の微小な曲がりを防ぐことができ、伝送損失特性、歪み特性に優れた多心構造型の光ファイバケーブル1となる。
【0030】
しかも、ノッチ部13からケーブルシース9を裂いて光ファイバ心線3の口出しを行う際に、ケーブルシース9は介在体5に阻まれて光ファイバ心線3の内部まで食い込まないため容易に口出しを行うことができる。また、細径に製造することができると共に介在体5が光ファイバ心線3のクッションとなるので損失特性を安定化せしめることができる。その結果、光ファイバケーブル1がシンプルとなり、集合工程がなくなり、加工費を小さくすることができる。
【0031】
図3を参照するに、この発明の実施の形態に係る別の光ファイバケーブル1は、図2に示したものと同様に、複数の素線からなる光ファイバ心線3が互いに分離した状態で並列添えされており、この複数の光ファイバ心線3を分離してその回りに取り巻くべく例えば耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維などの介在体5が縦添えされている。この介在体5の近傍には平行で両脇に光エレメント用抗張力体7が配置されている。
【0032】
そして、前記光ファイバ心線3と介在体5と光エレメント用抗張力体7とが熱可塑性樹脂からなるケーブルシース9で被覆されて長尺の光エレメント部11からなっている。
【0033】
前記各光エレメント用抗張力体7を結んだ方向に対して直交した方向(図3において上下方向)の前記介在体5の両側(上下)におけるケーブルシース9の表面にはノッチ部13が形成されている。
【0034】
さらに、前記光エレメント部11に、例えば鋼線からなる支持線15をシース17で被覆した長尺のケーブル支持線部19が互いに平行に首部21を介して一体化されている。
【0035】
上記構成により、前記光エレメント部11に、支持線15をシース17で被覆した長尺のケーブル支持線部19が互いに平行に首部21を介して一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用することができると共に、図2における効果と同様の効果を有する。
【0036】
前記光ファイバ心線3は、複数の素線の他に単数の素線または単心線を用いるようにしても構わない。特に、0.25mmφの素線が最も好適に使用されるが、0.4〜0.9mmφ程度の単心線なども使用される。また、介在体5としての有機系繊維もしくは無機系繊維は、例えばナイロンやPPなどの耐熱プラスチックのヤーンやケプラー繊維、ガラスウール、コットン糸などが好適に使用されるものである。そして、その量は光ファイバ心線3を完全に取り巻く程度が望ましいが、実験の結果、光ファイバ心線3の外周の80%以上をカバーしていれば殆どシース引き裂き時に光ファイバ心線3がシースにくっつくことがなく、容易に光ファイバ心線3の口出しを行うことが確認されている。さらに、前記光エレメント用抗張力体7としては、鋼線やFRPなどが好適に使用されると共に支持線15は鋼線が使用される。
【0037】
次に、光ファイバケーブル1の製造方法について説明する。
【0038】
図1を参照するに、光ファイバケーブル1を成形する製造装置23としての製造ラインが図示されており、光ファイバ心線3、介在体5、光エレメント用抗張力体7、支持線15はそれぞれ、ボビン25,27,29,31から供給され、分線盤33を経て押出装置35の押出ヘッド37内へ送られる。
【0039】
図4を参照するに、この発明の実施の形態の主要部を構成する上記の分線盤33について説明すると、分線盤33は光ファイバ心線3と介在体5と光エレメント用抗張力体7と、さらに加えて支持線15を配列せしめるもので、複数の各光ファイバ心線3と介在体5とを互いに独立させて通過せしめる通り穴39を有している。
【0040】
より詳しくは、この実施の形態の通り穴39としては、8本の各光ファイバ心線を個々に独立させて通過せしめる8個の心線用通り穴41がほぼ一定の間隔を介して設けられており、上記の介在体5を通過せしめる6個の介在体用通り穴43が前記8個の心線用通り穴41の周囲を取り囲むようにほぼ一定の間隔を介して設けられている。
【0041】
さらに、上記の6個の介在体用通り穴43の図4において左右の両脇には、2本の光エレメント用抗張力体7を通過せしめる抗張力体用通り穴45がそれぞれ前記介在体用通り穴43から離れた位置に設けられている。
【0042】
さらに、図4において左側には、1本の支持線15を通過せしめる支持線用通り穴47が上記の抗張力体用通り穴45から離れた位置に設けられている。
【0043】
図5を参照するに、別の実施の形態の分線盤49は、図4の分線盤33と基本的には同じである。図4の分線盤33では心線用通り穴41が1個の心線用通り穴41を中心としてその周囲を他の7個の心線用通り穴41が同一円周上をほぼ等間隔に配列されているが、図5の分線盤49では8個の心線用通り穴41が比較的ランダムに間隔を介して配列されている。また、分線盤49では6個の介在体用通り穴43が分線盤33とほぼ同様に上記の8個の心線用通り穴41の周囲を取り囲むようにある程度の間隔を介して配列されている。
【0044】
なお、図5の分線盤49の2個の抗張力体用通り穴45及び1個の抗張力体用通り穴45は、図4の分線盤33とほぼ同様である。
【0045】
図6を参照するに、上記の押出ヘッド37についてより詳しく説明すると、中心部には図7に示されているようなニップル部51が設けられている共に、このニップル部51の外周には図8に示されているように、例えば図2の光ファイバケーブル1の断面の外周形状とほぼ同形状のダイス孔53を備えたダイス部55が設けられている。このダイス部55と前記ニップル部51との間にはシースとしての熱可塑性樹脂が押し出される流路57が設けられている。
【0046】
また、前記ニップル部51には図7に示されているように、光ファイバ心線3と介在体5が通るニップル孔59、このニップル孔59の両外側には光エレメント用抗張力体7が通るニップル孔61、図7において左側のニップル孔61の外側(左側)には支持線15が通るニップル孔63が形成されている。
【0047】
上記構成により、図1において、光ファイバ心線3、複数の介在体5、2本の光エレメント用抗張力体7、支持線15はそれぞれ引き出され、分線盤33にて8本の各光ファイバ心線が個々に独立してほぼ一定の間隔を隔てた8個の心線用通り穴41を通過し、複数の介在体5が前記8個の心線用通り穴41の周囲を取り囲む6個の介在体用通り穴43を通過する。また、2本の光エレメント用抗張力体7が上記の6個の介在体用通り穴43の図4において左右の両脇の抗張力体用通り穴45を通過し、1本の支持線15は介在体用通り穴43から離れた位置に設けられた支持線用通り穴47を通過する。
【0048】
その後、複数の光ファイバ心線3及び複数の介在体5がニップル部51のニップル孔59を通る際に、複数の各光ファイバ心線3は互いに間隔をおいて通過し、複数の介在体5が各光ファイバ心線3の周りに取り巻くようにして通過する。また、2本の光エレメント用抗張力体7はニップル部51の各ニップル孔61を通って、図6、図7において左方向へ走行すると共にダイス部55の流路57から溶融した熱可塑性樹脂Pが充実に押し出されることにより、図3に示されているような、光ファイバケーブル1を得ることができる。
【0049】
なお、上記の支持線15を供給せずに、別のダイス部を使用して図2に示したような光ファイバケーブル1をも得ることができる。
【0050】
したがって、光ファイバ心線3、複数の介在体5、2本の光エレメント用抗張力体7、支持線15はそれぞれ独立させた分線盤33の各通り穴41,43,45,47を通過するので、それぞれ一定の間隔で配列させることができ、押出ヘッド37ヘスムーズに通過させることができる。それにより、光ファイバ心線3と介在体5との乱れや、複数の光ファイバ心線3同士の絡みや、光ファイバ心線3の微小な曲がりを防ぐことが可能となり、伝送損失特性、歪み特性に優れた多心構造型の光ファイバケーブル1を製造することが可能となる。
【0051】
また、上述したように複数の心線用通り穴41と、この複数の心線用通り穴41の周囲の複数箇所に介在体用通り穴43とを備えているので、複数の光ファイバ心線3がそれぞれ一定の間隔で配列され、その周りに複数箇所で介在体5が配列されて押出ヘッド37へ送られる。その結果、介在体5が複数の各光ファイバ心線3の周りに取り巻くように並列添えされ、複数の光ファイバ心線3の互いに対する分離状態が安定する。
【0052】
ちなみに、比較例として図9のように構成されている分線盤65は、光ファイバ心線3と複数の介在体5が分線盤65の同じ通り穴67にまとめて通過させ、2本の光エレメント用抗張力体7は通り穴65の両外側の抗張力体用通り穴45、一本の支持線15は支持線用通り穴47に通過させた後に、押出ヘッド37からシース材としての熱可塑性樹脂で一括被覆している。光ファイバ心線3と複数の介在体5が同じ通り穴67を通過しているので、複数の光ファイバ心線3と複数の介在体5のそれぞれの張力変化や複数の光ファイバ心線3同士が絡んでしまうために、その影響を受けて熱可塑性樹脂を被覆後の光ファイバ心線3に微小な曲がりが加わることで伝送損失特性、温度特性、機械特性が悪化することがある。
【0053】
(実施例1)
光ファイバ心線3として0.25mmφの素線8本を用い、介在体5としてアラミド繊維(ケプラー)1140デニール6本を用い、さらに光エレメント用抗張力体7として0.4mmφ鋼線を用い、これに支持線15としての鋼線を用い、これらを図4の分線盤33を用いて各通り穴41,43,45,47に通過せしめた後に、シース17として難燃ポリエチレンを用い、図6、図7および図8に示した押出ヘッド37でもって充実押出にてコーティングした。押出後ケーブルの断面を観察したところ、8心の光ファイバ心線3が分離し、各光ファイバ心線3の周りを介在体5が取り巻いており、これらを樹脂がしっかり包んでいて、前記光エレメント部11の寸法として2mm×3.5mmと非常に細径の光ファイバケーブル1が得られた。
【0054】
その評価結果して、ケーブル1の初期光伝送損失を評価したところ、すべての光ファイバ心線3が1.55μmで0.25dB/km以下であった。また、製造後の歪みをBOTDRで測定したが、すべての光ファイバ心線3とも伸び歪みは0.05%以下であった。
【0055】
さらに、機械特性に関しては、側圧・曲げとも良好な結果であった。例えば、側圧については加圧幅100mmの平板にケーブル1を挟み、上から1960Nの荷重をかけても損失増が認められず、良好な特性を示した。曲げについては60mmφの曲げ時においても損失増がなかった。
【0056】
また、心線口出し性/接続性は、ノッチ13からシース9を裂くことにより、介在体5が一緒にシースにくっつき、光ファイバ心線3は容易に8本バラバラに口出しできた。この光ファイバ心線3は容易に他の分岐ケーブルと接続が可能であった。
【0057】
(実施例2)
上記の実施例1と同様の構成で図5の分線盤49を用いて各通し穴を通過せしめ、押出ヘッドにて樹脂で一括シースした構造の光ファイバケーブル1が得られた。この実施例2のケーブル1に対して実施例1と同様の評価を行い、すべての特性において実施例1のケーブル1と同等の結果を示した。
【0058】
(比較例)
上記の実施例1と同様の構成で図9の分線盤65を用いて各通し穴45,47,67に通過せしめ、押出ヘッドにて樹脂で一括シースした構造の比較例の光ファイバケーブルが得られた。このケーブルを7本、製作したところ、そのうちの3本のケーブルにおいて、1本のファイバに0.4dB/kmの損失増が見られた。そのケーブルを調査したところ、そのロス増ファイバは若干の蛇行が認められた。
【0059】
なお,この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0060】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、少なくとも単数または複数の光ファイバ心線と介在体は、それぞれ分線盤の個々に独立させた各通り穴を通過するので、それぞれ一定の間隔で配列させることができ、押出ヘッドヘスムーズに通過させることができる。その結果、光ファイバ心線と介在体との乱れや、複数の光ファイバ心線同士の絡みや、光ファイバ心線の微小な曲がりを防ぐことが可能となり、伝送損失特性、歪み特性に優れた多心構造型の光ファイバケーブルを製造することが可能となる。
【0061】
また、ノッチ部からケーブルシースを裂いて光ファイバ心線の口出しを行う際に、ケーブルシースは耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体に阻まれて光ファイバ心線内部まで食い込まないので容易に口出しを行うことができる。また、細径に製造できると共に介在体の例えば繊維が光ファイバ心線のクッションとなるので損失特性を安定せしめることができる。さらに、光ファイバケーブルがシンプルとなり、集合工程がなく、加工費を小さくすることができる。
【0062】
請求項2の発明によれば、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用することができると共に、請求項1と同様の効果を有することができる。
【0063】
請求項3の発明によれば、複数の光ファイバ心線をそれぞれ一定の間隔で配列し、その周りに複数箇所で介在体を配列して押出ヘッドへ送るので、介在体が複数の各光ファイバ心線の周りに取り巻くように並列添えでき、複数の各光ファイバ心線の分離状態を安定せしめることができる。
【0064】
請求項4の発明によれば、光ファイバケーブルは、製造する際に複数の光ファイバ心線と介在体が互いに分離して並列添えしたものであるので、複数の各光ファイバ心線と介在体を例えば押出ヘッドヘスムーズに通過させたことより、光ファイバ心線と介在体との乱れや、複数の光ファイバ心線同士の絡みや、光ファイバ心線の微小な曲がりを防止できるので、伝送損失特性、歪み特性に優れるケーブルを提供できる。
【0065】
また、ノッチ部からケーブルシースを裂いて光ファイバ心線の口出しを行う際に、ケーブルシースは耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体に阻まれて光ファイバ心線内部まで食い込まないので容易に口出しを行うことができる。また、細径に製造できると共に介在体の例えば繊維が光ファイバ心線のクッションとなるので損失特性を安定せしめることができる。さらに、光ファイバケーブルがシンプルとなり、集合工程がなく、加工費を小さくすることができる。
【0066】
請求項5の発明によれば、前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることにより、光ファイバドロップケーブルとして利用することができると共に、請求項4と同様の効果を有することができる。
【0067】
請求項6の発明によれば、ケーブルが製造される際に、少なくとも単数または複数の光ファイバ心線と介在体は、それぞれ分線盤の個々に独立させた各通り穴を通過するので、それぞれ一定の間隔で配列させることができ、押出ヘッドヘスムーズに通過させることができる。その結果、光ファイバ心線と介在体との乱れや、複数の光ファイバ心線同士の絡みや、光ファイバ心線の微小な曲がりを防ぐことが可能となり、伝送損失特性、歪み特性に優れた多心構造型の光ファイバケーブルを製造することが可能となる。
【0068】
請求項7の発明によれば、請求項2と同様であり、複数の光ファイバ心線をそれぞれ一定の間隔で配列し、その周りに複数箇所で介在体を配列して押出ヘッドへ送るので、介在体が複数の各光ファイバ心線の周りに取り巻くように並列添えでき、複数の各光ファイバ心線の分離状態を安定せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の光ファイバケーブルの製造ラインの概略的な説明図である。
【図2】この発明の実施の形態の光ファイバケーブルの断面図である。
【図3】この発明の別の実施の形態の光ファイバケーブルの断面図である。
【図4】この発明の実施の形態の分線盤の平面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態の分線盤の平面図である。
【図6】押出しヘッド部の断面図である。
【図7】ニップル部の斜視図である。
【図8】ダイス部の斜視図である。
【図9】比較例の分線盤の平面図である。
【図10】従来の光ファイバケーブルの断面図である。
【図11】従来の他の光ファイバケーブルの断面図である。
【図12】従来の別の光ファイバケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル
3 ファイバ心線
5 繊維(介在体)
7 光エレメント用抗張力体
9 ケーブルシース
11 光エレメント部
13 ノッチ部
15 支持線
17 シース
19 ケーブル支持線部
23 製造装置
33 分線盤
35 押出装置
37 押出ヘッド
39 通り穴
41 心線用通り穴
43 介在体用通り穴
45 抗張力体用通り穴
47 支持線用通り穴
49 分線盤(別の実施の形態の)
51 ニップル部
53 ダイス孔
55 ダイス部
59,61,63 ニップル孔

Claims (7)

  1. 単数または複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この光ファイバ心線を取り巻くべく並列添えされる耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、これらの複数の光ファイバ心線と介在体とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをそれぞれ同時に走行せしめて押出ヘッドに供給する際に、
    少なくとも前記単数または複数の各光ファイバ心線と介在体とを互いに独立させた通り穴を有する分線盤を通過せしめて送り出すと共に前記押出ヘッドに熱可塑性樹脂を押出して、単数または互いに分離して並列添えした複数の光ファイバ心線と、この単数または複数の各光ファイバ心線を分離して取り巻くべく並列添えされた介在体と、この介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に、
    前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成した光ファイバケーブルを製造することを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
  2. 単数または複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この光ファイバ心線を取り巻くべく並列添えされる耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、これらの複数の光ファイバ心線と介在体とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをそれぞれ同時に走行せしめて押出ヘッドに供給する際に、
    少なくとも前記単数または複数の各光ファイバ心線と介在体とを互いに独立させた通り穴を有する分線盤を通過せしめて送り出すと共に前記押出ヘッドに熱可塑性樹脂を押出して、単数または互いに分離して並列添えした複数の光ファイバ心線と、この単数または複数の各光ファイバ心線を分離して取り巻くべく並列添えされた介在体と、この近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に、
    前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成し、
    前記光エレメント部に、支持線をシースで披覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化された光ファイバケーブルを製造することを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。
  3. 前記分線盤が、前記複数の各光ファイバ心線を個々に通過せしめる複数の心線用通り穴と、この複数の心線用通り穴の周囲の複数箇所に配置され前記介在体を通過せしめる複数の介在体用通り穴と、を有していることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  4. 単数または互いに分離して並列添えした複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この単数または複数の各光ファイバ心線を分離して取り巻くべく並列添えされた耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、この介在体の近傍に平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをケーブルシースで被覆した長尺の光エレメント部からなると共に、前記各光エレメント用抗張力体を結んだ方向に対して直交した方向の前記介在体の両側におけるケーブルシースの表面にノッチ部を形成せしめてなることを特徴とする光ファイバケーブル。
  5. 前記光エレメント部に、支持線をシースで被覆した長尺のケーブル支持線部が互いに平行に一体化されていることを特徴とする請求項4記載の光ファイバケーブル。
  6. 複数の素線または単心線からなる光ファイバ心線と、この光ファイバ心線を取り巻くべく並列添えされる耐熱性のプラスチックヤーンまたは有機系繊維もしくは無機系繊維からなる介在体と、これらの光ファイバ心線と介在体とに隣接させずに平行で両脇に配置された光エレメント用抗張力体とをそれぞれ走行せしめて押出ヘッドに供給する前に、前記光ファイバ心線と介在体と光エレメント用抗張力体を配列せしめる分線盤において、
    前記複数の各光ファイバ心線と介在体とを互いに独立させて通過せしめる通り穴を有していることを特徴とする分線盤。
  7. 前記通り穴が、前記複数の各光ファイバ心線を個々に通過せしめる複数の心線用通り穴と、この複数の心線用通り穴の周囲の複数箇所に配置され前記介在体を通過せしめる複数の介在体用通り穴と、から構成されていることを特徴とする請求項6記載の分線盤。
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