JP2004069996A - プロジェクタシステム並びに情報処理装置及びプロジェクタ - Google Patents

プロジェクタシステム並びに情報処理装置及びプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも、画像信号の劣化を防ぐとともにプロジェクタの消費電力の低減を図ることを可能にしたプロジェクタシステム並びに画像供給装置及びプロジェクタを提供する。
【解決手段】PC200、プロジェクタ100及びこれらを接続したUSBケール150を備え、プロジェクタ100は、PC200から供給された画像データに基づいて画像を生成してスクリーンに投射して表示させるプロジェクタシステム。PC200は、プロジェクタ100の表示デバイスの仕様に対応した画像データ(デジタル信号)を生成し、アナログ信号に変換せずにプロジェクタ100側に送信する。プロジェクタ100はPC200によって生成された画像データをUSBケーブル150を介して受信すると、その画像データに基づいた画像を生成する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタシステム並びにそのシステムに用いられるプロジェクタ(投射型映像機器)及びプロジェクタに画像データ等を供給するパーソナルコンピュータ(以下PCという)等の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプロジェクタシステムは、PCとプロジェクタとを接続して構成されている。PCからプロジェクタに送信される画像データ等はアナログRGB信号から構成されている。このため、PC側で持っているデジタルデータ(プレゼンテーションの資料や、内蔵するDVDプレーヤの映像出力など)を一旦アナログ信号に変換してからプロジェクタに出力している。プロジェクタ側では、そのアナログRGB信号をA/Dコンバータによりデジタル化し、PCからの解像度をプロジェクタの解像度に合うように解像度変換し(以下、リサイズ処理という)、その後、ライトバルブの表示デバイス(LCD)のタイミングに合うようLCD駆動回路を介して表示デバイス(LCD)の液晶パネルを駆動するような構成となっている。LCD駆動回路では、駆動する個別の液晶パネルに対応したガンマ補正や、輝度むら、色むらの補正値をルックアップテーブル(LUT)等に設けることで個別に調整を行っている。そして、最終的なデジタル信号は、D/Aコンバータにより変換され、液晶パネルの仕様に合わせたアナログ信号に変換されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプロジェクタシステムにおいては以下の問題点が存在していた。
▲1▼元々デジタル信号である映像ソースを一旦アナログにPC側で変換し、プロジェクタ側でそのアナログ信号をデジタルに再び戻し、更に、映像ソースを加工後アナログに変換し直すので、画像信号を変換する際に画像信号の劣化が生じる。
▲2▼プロジェクタ側に、多大な回路が必要でありコストアップとスペースの増大、消費電力の増大を招いている。
▲3▼消費電力の増大に伴い、電池駆動が困難であった。
▲4▼画像(映像)にこだわるとプロジェクタ側に多くのユーザーインターフェースが必要になり、わかりにくい操作になってしまう。
▲5▼画像(映像)ごとのパラメータ設定が、実質的には困難である。
▲6▼一般的にアナログRGBコネクタは大きく、ケーブルも太いためとり回しが不便であった。
【0004】
本発明は、このような背景のもとでなされたものであり、少なくとも、画像信号の劣化を防ぐとともにプロジェクタの消費電力の低減を図ることを可能にしたプロジェクタシステム並びに情報処理装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の一つの態様に係るプロジェクタシステムは、画像データを供給する情報処理装置と、前記情報処理装置から供給された画像データに基づいて画像を生成してスクリーンに投射して表示させるプロジェクタと、前記情報処理装置と前記プロジェクタとを接続する接続手段とを備えたプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置は、前記プロジェクタの表示デバイスの仕様に対応した画像データを生成する画像加工手段を備え、前記プロジェクタは、前記画像加工手段によって生成された画像データを前記接続手段を介して受信すると、その画像データに基づいた画像を生成する。
【0006】
(2)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、前記表示デバイスの解像度に合わせて、前記情報処理装置の画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備えている。
【0007】
(3)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)又は(2)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、前記プロジェクタと投射されるスクリーンとの位置関係に応じた台形歪みを補正するための台形補正手段を備えている。
【0008】
(4)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(3)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、前記プロジェクタの表示デバイスを構成するLCDの個体ばらつき等を含んだ特性データを反映して画像データを補正するガンマ補正手段を備えている。
【0009】
(5)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(4)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、前記画像データの色むらを補正する色むら補正手段を備えている。
【0010】
(6)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(5)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の前記画像加工手段は、画像データの明るさに対応してプロジェクタの光源の明るさを制御するための調光信号を生成して、前記プロジェクタに送信させて当該光源の明るさを制御させる調光制御手段と、前記調光制御手段の出力に基づいて前記画像データの階調を変更する階調変更手段とを備えている。
【0011】
(7)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(6)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、プロジェクタにより得られる画像の明るさ等を調整するための映像調整部を備えている。
【0012】
(8)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(7)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、プロジェクタコントロールソフトウェアとして統合化されたプログラムソフトウェアによって実現されている。
【0013】
(9)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(8)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置は、映像パラメータを設定するためのメニューを当該情報処理装置の表示装置に表示させるメニュー表示手段を備えている。
【0014】
(10)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(9)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置の画像加工手段は、映像パラメータが設定されると、その映像パラメータを前記プロジェクタ側に送信させる。
【0015】
(11)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(10)のプロジェクタシステムにおいて、前記プロジェクタは、前記表示デバイスのタイミングに合わせて画像データを前記表示デバイスに出力する表示制御手段を備えている。
【0016】
(12)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(11)のプロジェクタシステムにおいて、前記プロジェクタはフレームメモリを備え、前記表示制御手段は受信した画像データを復号して前記フレームメモリに画像を描画し、その画像の画像データを前記表示デバイスに出力する。
【0017】
(13)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(12)のプロジェクタシステムにおいて、前記プロジェクタは各種の映像パラメータが保存されているパラメータ記憶手段を備え、前記情報処理装置は前記パラメータ記憶手段に保存されている映像パラメータを前記接続手段を介して取り込む。
【0018】
(14)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(13)のプロジェクタシステムにおいて、前記パラメータ記憶手段には、ガンマ補正値、色むら補正値及びリサイズ補正値が保存される。
【0019】
(15)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(14)のプロジェクタシステムにおいて、前記パラメータ記憶手段のリサイズ補正値は電源投入時又は電源遮断時に初期化され、情報処理装置側で新たに設定されたリサイズ補正値は初期化処理されるまで保存される。
【0020】
(16)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(9)〜(15)のプロジェクタシステムにおいて、前記情報処理装置は個別のパラメータ設定テーブルを備え、前記プロジェクタに対応した個別のIDごとに映像パラメータを読み込んで前記パラメータ設定テーブルに保存する。
【0021】
(17)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(1)〜(16)のプロジェクタシステムにおいて、前記接続手段はシリアルバスから構成される。
【0022】
(18)本発明の他の態様に係るプロジェクタシステムは、上記(17)のプロジェクタシステムにおいて、前記シリアルバスはUSBケーブルから構成される。
【0023】
(19)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、プロジェクタに接続手段を介して画像データを供給する情報処理装置において、前記プロジェクタの表示デバイスの仕様に対応した画像データを生成する画像加工手段を備えている。
【0024】
(20)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、前記表示デバイスの解像度に合わせて、前記情報処理装置の画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備えている。
【0025】
(21)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)又は(20)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、前記プロジェクタと投射されるスクリーンとの位置関係に応じた台形歪みを補正するための台形補正手段を備えている。
【0026】
(22)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(21)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、前記プロジェクタの表示デバイスを構成するLCDの個体ばらつき等を含んだ特性データを反映して画像データを補正するガンマ補正手段を備えている。
【0027】
(23)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(22)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、前記画像データの色むらを補正する色むら補正手段を備えている。
【0028】
(24)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(23)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、画像データの明るさに対応してプロジェクタの光源の明るさを制御するための調光信号を生成して、前記プロジェクタに送信させて当該光源の明るさを制御させる調光制御手段と、前記調光制御手段の出力に基づいて前記画像データの階調を変更する階調変更手段とを備えている。
【0029】
(25)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(24)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、プロジェクタにより得られる画像を調整するための映像調整部を備えている。
【0030】
(26)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(25)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、プロジェクタコントロールソフトウェアとして統合化されたプログラムソフトウェアによって実現されている。
【0031】
(27)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(26)の情報処理装置において、映像パラメータを設定するためのメニューを当該情報処理装置の表示装置に表示させるメニュー表示手段を備えている。
【0032】
(28)本発明の他の態様に係る情報処理装置は、上記(19)〜(27)の情報処理装置において、前記画像加工手段は、映像パラメータが設定されると、その映像パラメータを前記プロジェクタ側に送信して保存させる。
【0033】
(29)本発明の他の態様に係るプロジェクタは、フレームメモリと、表示デバイスと、情報処理装置から前記表示デバイスの仕様に対応した画像データをシリアルバスを介して受信すると、その画像データを復号して、前記フレームメモリに画像を描画し、その画像の画像データを前記表示デバイスに出力する表示制御手段とを備えている。
【0034】
(30)本発明の他の態様に係るプロジェクタは、上記(29)のプロジェクタにおいて、各種の映像パラメータが保存されているパラメータ記憶手段を備え、情報処理装置からの送信要求に基づいて前記映像パラメータを前記シリアルバスを介して送信する。
【0035】
(31)本発明の他の態様に係るプロジェクタは、上記(30)のプロジェクタにおいて、前記パラメータ記憶手段には、ガンマ補正値、色むら補正値及びリサイズ補正値が保存される。
【0036】
(32)本発明の他の態様に係るプロジェクタは、上記(31)のプロジェクタにおいて、前記パラメータ記憶手段のリサイズ補正値は電源投入時又は電源遮断時に初期化され、新たに設定されたリサイズ補正値は初期化処理されるまで保存される。
【0037】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係るプロジェクタシステムの説明図である。このプロジェクタシステムは、プロジェクタ100とPC200とを備えている。両者はそれぞれに設けられたUSBコネクタ111,261にUSBケーブル150が接続され、プロジェクタ100とPC200とはUSBケーブル150を介して接続されている。このPC200は本発明の情報処理装置に相当するものである。
【0038】
図2は図1のプロジェクタ100の構成図である。プロジェクタ100は、光学系として、表示デバイス101(101R,101G,101B)、光源102及び投射レンズ103を備えている。また、プロジェクタ100は、USBコネクタ111、USBコントローラ112、LCD駆動回路113、バス114、フレームメモリ105(105R,105G,105B)、CPU107、パラメータメモリ108、メモリ109、DC/DCコンバータ120及び内蔵電池121を備えている。
【0039】
プロジェクタ100の表示デバイス101としては、LCD(Liquid crystaldisplay)を利用したもの(このLCDはライトバルブと称される)や光変調素子であるDMD(Digital Micro Mirror Device テキサスインスツルメント社の登録商標)等がある。表示デバイス101としてどれを用いてもよいが、本実施形態においてはLCDを用いた例について説明する。なお、LCDを用いたプロジェクタでも、単板式(1枚の液晶パネルを用いるもの)や3板式(R,G,Bに対応する3枚の液晶パネルを用いるもの)等があるが、ここでは3板式のものについて説明する。
【0040】
プロジェクタ100の光源102としては、超高圧水銀ランプやハロゲンランプ、LED等が用いられるが、ここではLEDを用いる例について説明する。
【0041】
また、プロジェクタ100の光学系の構成については、ランプからの光源を集光し均一化する手段や、ランプからの白色光源をR,G,Bにダイクロイックミラーなどで分離する手段や、表示デバイス(LCD)101を通った後に合成するプリズムや、その後に実際に投射するための投射レンズ郡が一般的には存在するが、本実施形態においてはそれらの構成は本発明に直接関係がないので省略しており、投射レンズ103のみを図示している。
【0042】
次に、上記の表示デバイス(LCD)101を駆動する部分の詳細を説明する。USBコントローラ112は、USBコネクタ111に接続され、USB規格に基づきPC200との間でデータ転送の制御を行うものである。本発明においては、PC200とプロジェクタ100とを接続する手段であればどのような形式でもプロトコルでもかまわない。しかしながら、転送レートを考慮すると、USB2.0かIEEE1394の2種類が適当である。更に、PC200の搭載率等からやはり汎用性の高いUSB 2.0が現時点では理想である。したがって、本実施形態のUSBコントローラ112はUSB 2.0を念頭においている。
【0043】
なお、USBとはユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)というシリアル転送のインターフェース規格である。その特徴として、480Mbpsの転送レート、ホストからターゲット機器への電源供給が可能であり(5V,500mA)、電源を入れたまま抜き差し可能である等がある。なお、このUSBコントローラ112は単体でもIPコアとしても幅広く販売されているため、ここではその詳細は省略するが、主として、USBシリアル・インタフエース・エンジン、USBトランシーバ、高速データ伝送用FIFO、DMA、コントロール/ステータス・レジスタ群、発振回路、パスパワード制御ブロック等から構成されている。また、図2のUSBコントローラ112は、CPU107と分離して図示されているが、一般的にはシステムLSIとしてCPUやUSBは統合化されて1つのLSIで実現されていることが多い。本発明は何れの構成であってもよいが、ここでは分離されている状態のものについて説明する。
【0044】
CPU107はプロジェクタ全体の制御を行うものであり、USBコントローラ112やLCD駆動回路(LCDC)113を制御するとともに、電源関係の制御を行う。CPU107にはプログラムが格納されたROM(図示せず)や、処理を行う為のRAMからなるメモリ109が内蔵又は外付けで接続される。本実施形態の特徴としては、CPU107に接続する形でパラメータメモリ108を用意している。このパラメータメモリ108にはプロジェクタの固有データが格納されている。パラメータメモリ108は電源オフ時にも値を保持できるようにフラッシュメモリ等で構成されている。なお、プログラムメモリやパラメータメモリ108や、処理用メモリ109は物理的に1つのメモリで構成されていてもかまわない。しかし、ここでは、プログラムメモリ(図示せず)とパラメータメモリ108は同一のフラッシュROMから構成され、メモリ109はDRAMで構成されているものとする。
【0045】
次にLCD駆動回路(LCDC)113とフレームメモリ105との関係を説明する。このLCD駆動回路(LCDC)113はその機能によって幾つもの構成が考えられる。ここでは2つの例について説明する。
【0046】
(例1)
USBコントローラ112を介して、ホストであるPC200から転送されてきたデータは、LCD駆動回路(LCDC)113によってフレームメモリ105(115R,115G,115B)に格納される。このフレームメモリ105(115R,115G,115B)に格納される時点でR,G,B各色ごとに分けられる。ここで、表示デバイス(LCD)101がSVGAだとすると、1フレームの画素数は800*600となる。色数が24ビットのフルカラーであるとすると、800*600を1フレームとした24枚のフレームで構成される。ここでは800*600としたが、XGA(1024*768)等でももちろんかまわない。但し、この値は、搭載する表示デバイス(LCD)101の解像度で一義的に決まるので、機器固有のデータとなる。前述したパラメータメモリ108にはこのような固有データが格納される(図10参照)。
【0047】
ここで、フレームメモリ105に格納されたデータは、RGB各色8ビットとして3枚のRGB各色に対応する表示デバイス(LCD)101(101R,101G,101B)に供給される。この信号は実際には、各色信号に分かれた後に、LCD駆動回路(LCDC)113に内蔵されているD/Aコンバータを介して、表示デバイス(LCD)101に内蔵されているLCDドライバー101aに対してアナログ信号の形式で出力される。LCD駆動回路(LCDC)113は、搭載している表示デバイス(LCD)101に対応するタイミングコントロール信号を発生すると共に、その信号に同期して、フレームメモリ105の画像データをLCDドライバー101aに対して出力する。
【0048】
(例2)
次に、LCD駆動回路(LCDC)113に幾つかの機能を付加した例を説明する。たとえば、PC200とプロジェクタ100とが接続されるシリアルデータの転送レートが低い場合には、圧縮データの送信や、前画面データの差分データ送信などの工夫が必要になってくる。そこで、例えばPC200から差分データが圧縮されて送られてくる場合について説明する。
【0049】
図3はこの場合のLCD駆動回路(LCDC)113の構成を示した構成図である。LCD駆動回路(LCDC)113は差分データ格納メモリ131、復号化手段132及び書き込み手段133を備える。LCD駆動回路(LCDC)113は差分データを受け取るとそれを差分データ格納メモリ131に格納する。このときの差分データは図4に示されるように座標データ131aとその座標データ131aにより特定される領域の画像データ131bから構成される。復号化手段132は差分データ格納メモリ131の差分データの複合化を行う。書き込み手段133は、複合化されたデータに含まれる座標データ131aに基づき、復号化された差分データをフレームメモリ105に上書きする。差分データは四辺形で表された複数のエリアに区切られているので、差分データの個数分だけこの処理を繰り返すことで、例えば図5の▲1▼〜▲4▼に示される領域に差分データを書き込むことにより、現在のフレームデータが再現することになる。ここでは、復号化手段132や書き込み手段133をLCD駆動回路(LCDC)113に設けた例について説明したが、CPU107で処理してもよい。この例2では、構成が若干複雑になるが、接続手段の転送レートが低くても、動画などの配信が可能であるという利点がある。
【0050】
プロジェクタ100の電源構成は、従来のプロジェクタのようにAC電源(国内では100V)を入力とし、ロジック系用電源やLCDを駆動する液晶駆動電源や、ランプ用電源を生成してもよい。ランプの種類によっては、特別な電源制御回路が必要となる場合もある。例えば超高圧のような直流放電ランプを点灯するには点灯装置が必要となる。これは高電圧発生回路や安定器(バラスト)等で構成される。しかし、この電源部分に関しては、本実施形態では以下の工夫を行っている。
【0051】
まず、光源102をLEDにすることで、特別な点灯装置を不要とした。次に、PC200からのUSBケーブル150を介して供給される+5V電源から本体電源を生成するようにした。即ち、DC/DCコンバータ120を設けて、これをUSBコネクタ111を介してUSBケーブル150の電源線(+5V)に接続するようにしている。USBケーブル150がプロジェクタ100とPC200との間に接続されると、PC200からDC/DCコンバータ120に+5Vの電圧VCCが供給される。DC/DCコンバータ120はその入力電圧を電圧変換して、VDD、VLCDの各駆動電圧を生成して、VDDはLCD駆動回路(LCDC)113、CPU107、パラメータメモリ108、メモリ109等に供給し、VLCDはLCD駆動回路(LCDC)113及び表示デバイス(LCD)101に供給する。なお、USBコントローラ112にはUSBケーブル150の電源線(+5V)が接続されており、USBケーブル150からの+5Vの電圧VCCが駆動電圧として供給されている。
【0052】
なお、光源102の駆動電圧は、USBケーブル150の電源線(+5V)を利用してもよいが、USBの+5Vの供給ラインには500mAという制限があるため、プロジェクタ200の基本性能に影響を与えないように、光源(LED)102のみに内蔵電池121から駆動電圧を供給するようにした。このような構成により、AC100Vがないところでもプロジェクタ100を使用できるようにしている。
【0053】
図6は光源102の回路図である。この光源102は、抵抗102a、LED102b及びトランジスタ102cが直列に接続されて構成されており、内蔵電池121からの電圧VBattが供給されている。トランジスタ102cはCPU107により制御され、LED112bのオン・オフ及び駆動電流が制御される。
【0054】
次に、PC200の詳細について説明する。本実施形態において、PC100はLCD駆動回路(LCDC)113に供給する画像データをUSBケーブル150を介して供給するホストとして機能するので、ホストとしての情報処理装置は、PCだけでなく、携帯電話、デジタルカメラ、PDA、その他USBを備えた電子機器であって、映像ソースを有しているものであれば何でもよい。上記の各種の電子機器はCPU、USB、表示デバイス等を備えており広義の意味でPCであることには代わりはない。しかし、ここでは代表的な例としてWINDOWS(登録商標)(以下、同様である)搭載のPCについて説明する。
【0055】
PC200はハードウェア構成として概ね次のデバイスで構成される。まず、メインの処理を行うCPUとプログラムメモリ、処理用メモリ、キーボードやDVD機器などを制御するIOコントローラ、HDDやFDD、CD−ROMなどの外部記憶装置(DVDが含まれてももちろんかまわない)、内蔵するディスプレイや外部にアナログRGBを経由して映像データを出力するためのグラフィックコントローラ、USBコントローラや電源回路等である。なお、このハード構成自体は一般的なものである。
【0056】
図7はPC200に搭載されるソフトウェアの構成図である。ハードウェア200aの構成は上述のように従来のものと同じであるが、ソフトウェア200bについては次のような特徴がある。外部記憶装置に記憶され、内蔵メモリに展開されて動作を行うベースのソフトウェアとして、ハードウェアと密接に関係のあるBIOS(basic input/output system)201、システム管理や基本的なユーザー操作環境を提供するソフトウェアであるOS(operating system)202、そして、OS202の上にのって各種アプリケーションを提供するアプリケーションプログラム203がある。その他に、周辺機器などを管理するためのデバイスドライバー(図示せず)も存在している。表示部に限って説明すると、PC200に搭載されるグラフィックボードはそのハードウェアに対応するグラフィックドライバー204を提供する。BIOS201は主としてメインボード上に搭載されているデバイスを管理するため、表示の関係では、OS202がインストールされる前までの簡易的な機能(設定画面を表示したりする機能)を備えるのみである。
【0057】
プロジェクタ100とPC200とを接続するUSB(USBケーブル150)に関しては、USBの各機能に応じたUSBドライバー205等がインストールされる。本実施形態では、プロジェクタ100とPC200との間は固有のデータ処理を行うので、まず最初にUSBドライバー205をインストールしなければならない。ただし、OS側であらかじめ準備されている場合はこの限りではない。
【0058】
また、本実施形態においては、上記のグラフィックドライバー204とOS202の間に仮想グラフィックコントローラ206を設けて、全画面動作を認識する。それと同時にOS202上にある1つのアプリケーションプログラムとして存在している。この状態で、たとえばPC200でパワーポイント(POWERPOINT,マイクロソフト社)などを立ち上げてプレゼンテーションを行うと、画面データは自動的に最適なデータに加工されて、USBを経由して、プロジェクタ100のLCD駆動回路(LCDC)113に入力される。
【0059】
上記の仮想グラフィックコントローラ206を更に詳細に説明する。OS202は、アプリケーションプログラム203から画面変更の依頼を受けると、OS202はグラフィックコントローラ252に対して書き換えを依頼する。このOS202の命令を間に仮想的に入った仮想グラフィックコントローラ206が受け取り、画面状態を把握しつつ本来のグラフィックドライバー204に制御を渡す。このような機能はいわゆるフックと呼ばれるものである。この機能は画面書き換えを判別するためであり、全画面キャプチャの繰り返しであれば、必要ない。転送レートが低い場合、差分データを検出して送信するような場合に必要になる。
【0060】
また、本実施形態においては、プロジェクタコントロールアプリケーションプログラム(以下、PJAプログラムという)210がインストールされる。これはアプリケーションプログラムの一つである。使用者は明示的にこのPJAプログラムを立ち上げる必要がある。但し、スタートアップに入れておけば、電源投入時に立ちあがるのはいうまでもない。PJAプログラム210が立ちあがると上記仮想グラフィックコントローラ206の機能も有効となる。両プログラムは同時に使用される。因みにUSBドライバー205はUSBケーブル150が接続された際に不明なデバイスとして検出されてその際にインストールされてもよいし、予めインストールされておりUSBケーブル150が接続されたときに該当するドライバーが認識され有効となってもよい。USBに関しては、PJAプログラムと同期関係はないことに注意する必要がある(USBの接続状態と同期関係にある。)。
【0061】
PJAプログラム210はPC200上のアプリケーションプログラムとして存在できるので、さまざまな機能を実現できる。例えば、選択された画面を抜き出して表示する、DVDのソースに応じて画面データを修正して表示する、映像ソースに応じて各種画像パラーメータを自動的に変更して表示する等である。更に、ネットワークにつながる昨今では、ネットワークと接続し、映像ソースとその映像ソースに付随する画像パラメータを受信してストリーミングで表示する、等各種アプリケーションが考えられる。特定の画像データ出力から汎用のデータ転送線に接続を入れ替えることで、画像データの確かな受け渡しと共に、全てがデジタルでかつ内蔵するグラフィックボードの機能に制限されない各種アプリケーションの展開を可能にする。
【0062】
但し、本実施形態においては、基本構成として上記の付加的な効果を省き、従来のプロジェクタの機能をPC200にどのように組み込んだかを中心に説明する。
【0063】
本実施形態において、PJAプログラム210は、全画面データを取得する全画面キャプチャ手段211、前画面データと差分データを検出する差分データ検出手段212、キャプチャされたデータ等を加工する画像加工手段213、最終的な画像データをUSBドライバー205を介してプロジェクタ100に送信するデータ送受信手段214、その画像加工手段に対し使用者の好みによる設定を行う為のユーザーインターフェースとしてのメニュー画面を表示させるメニュー表示手段215及びパラメータ送受信手段216の各機能を実現している。
【0064】
図8は図7の画像加工手段213の詳細を示した構成図である。画像加工手段213は、映像制御部220、映像パラメータ制御部230、映像調整部240、調光制御手段250及び階調変更手段251から構成されている。映像制御部220は、フリーズ(FREEZE)221、ミュート(MUTE)222、ズーム(ZOOM)223及びエフェクト(EFFECT)224の各処理を行うものである。映像パラメータ制御部230は、台形補正手段231、リサイズ(RESIZE)手段232、ガンマ(γ)補正手段233及び色むら補正手段234を備えており、各種の処理を行うものである。映像調整部240は、シャープネス、明るさ、コントラスト、色の濃さ及色あいの各調整処理を行うものである。調光制御手段250はプロジェクタ100の光源102の明るさを調整するためのものであり、階調変更手段251は光源102の明るさに応じて画像データの階調を変更するものである。なお、映像パラメータ制御部230の各部のパラメータはプロジェクタ100のパラメータメモリ108に初期値が保存されており、起動時にそのパラメータを取り込むようにしている。
【0065】
次に、映像制御部220について説明する。映像制御部220による「フリーズ」とは、動いている映像を一時停止させる処理である。本実施形態においては、PC200の映像データの転送を中止する、或いは同一データを送信(又は差分データなしで送信)させればよい。「ミュート」とは、映像と音声を一時的に消す処理である。映像に関しては、消すに相当するデータを送信することで実現できる。即ち、消すに相当するデータは全黒、全白、特定のパターンのどれであってもよい。特定のパターンなどは、PC側で実現するのでメモリ容量の制限のあるプロジェクタと違い、多くの画像データを入れ替えられるためより有効である。音声に関しては、本実施形態の目的から離れてしまうため、説明を省いていたが、音声はPC側のスピーカで対応すればよいので、プロジェクタ側には備わっていない。しかしながら、別にプロジェクタ側に備わっていてもよいのはいうまでもない。「ズーム」とは、画面の拡大やスクロールを行うものであり、これは画像データを加工することにより容易に実現できる。「エフェクト」とは、映像データにカーソルやマーカなどの装飾を施す機能である。これは、上記と同じく画像データを加工することにより実現することができる。
【0066】
次に、映像パラメータ制御部230について説明する。ガンマ補正手段233は、液晶パネルの非線形な入出力持性(ガンマ特性)を補正するために行うもので、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色信号の線形な階調値と、ガンマ特性を補正するための非線形な階調値との対応関係が示されたルックアップテーブル(LUT)により、入出力特性の補正を行う。ルックアップテーブル(LUT)はフルカラーの24ビットカラーであれば各色8ビットとなり、その8ビットをアドレス入力とし8ビットのデータを出力するものであるから、256*8*3=6144ビット(bit)のデータとなる。
【0067】
このサイズが問題となる場合には、以下の処理方法がある。第1には、予めPC側に転送されれば、変更の必要がないので以降転送しない。第2には、適当にデータを間引きしてデータを圧縮する。そもそもガンマ補正は、表示デバイス(LCD)の印加電圧Vと透過率Tとの関係で示されるT−V特性がリニアでないものを補正することによって適正化させるものである。特に、階調値の低い黒レベル付近では、印加電圧Vの変化に対して透過率Tの変化が少なくなっているため、階調の変化が少なく解像度が低下してしまう。つまり、その特性には、均一性がないため階調をあまり損なわない領域もある。そこでこの領域のデータを間引きけばよい。
【0068】
色むら補正手段234は画像データの色むらを補正するためのものであるが、画像データを補正するための色むら補正データは次のようにして得る。中間調の一様な画像、典型的にはグレーの一様な画像を投射表示し、表示された投射画像をビデオカメラで撮影したり、或いはその投射画像の輝度を輝度計で測定することにより、投射画像の色むらの分布を測定する。次に、色むらの発生している画素の画像データの調整と、調整後の画像データの投射画像に発生する色むら測定とを繰り返し行うことにより、適切な色むら補正データを求める。つまり、補正データはプロジェクタ1台1台が異なった値をもつものであり、これはその機器個体の特性に依存している。このように、機器に固有の補正データは機器内に保存しておくのが望ましい。そこで、本実施形態においてはプロジェクタ100のパラメータメモリ108に色むらの補正データを保存している。
【0069】
次に、リサイズ手段232の機能について説明する。リサイズ(RESIZE)とは画面解像度を変換することである。本実施形態においては、PC200の表示画面を、プロジェクタ100の表示デバイス(LCD)101の解像度に合わせて変換する。例えばPC側の解像度が640*480で、プロジェクタの解像度が1024*768であれば、640*480を1024*768に拡大して表示する。この解像度変換の自体は公知の技術であるのでその詳細は省略する(例えば特開平9−114443号公報参照)。通常は表示デバイス(LCD)101の解像度に合わせた解像度をパラメータメモリ108の初期データの保存領域(後述の図10参照)に保存しておく。PC200がこの解像度を読み込むことにより、プロジェクタの表示デバイス(LCD)101の解像度を把握する。
【0070】
ところで、上述のリサイズ(RESIZE)手段232による解像度変換を無効にしたい場合がある。そのような場合には、使用者が解像度を設定できるようにしており、その設定された解像度はPC200側からプロジェクタ100側のパラメータメモリ108の最新設定領域(図10参照)に書き込まれる。このようにすることでプロジェクタ側の使用者が入れ替わり異なったPC200にプロジェクタ100が接続されても、プロジェクタ側の電源がオンである限り設定値は継続する。なお、この最新の設定値は、電源オフ時に保持しておいてももちろんかまわないが、通常は初期設定で使用されることが多いため、電源投入時に又は電源遮断時にクリアしておくのが望ましい。
【0071】
次に、台形補正手段231の機能について説明をするが、考え方は上記のリサイズ手段232と全く同様である。台形補正情報は、プロジェクタの設置形態に依存するので、通常の初期設定は「台形補正をしない」である。PC側でプロジェクタの設置状態によって発生する台形を画像を加工することで補正する。なお、この台形補正の処理自体は公知の技術であるからその詳細は省略する(例えば特開平11−305715号公報参照)。プロジェクタ100のパラメータメモリ108に台形補正情報を入れたのは、使用者が変わる場合を考慮したためである。使用者が変わりPC100を入れ替えても、通常はプロジェクタ100とスクリーン122の相対位置関係は変わらない。台形補正パラメータをプロジェクタ100側に保存しておくことで、使用者が変わってもそのたびごとに台形補正を行わなくてもよいようになっている。なお、傾斜センサーや方位センサーを搭載し自動的に台形補正をすることも可能であり、この場合は、プロジェクタ100側に上記センサーを装備しその値をPC200側で読むことで補正を行う(PC側では画像を加工することが補正となる)。
【0072】
調光制御手段250は画像データの輝度レベル(例えば平均値)を検出してそのレベルに応じてプロジェクタ100の光源102の明るさを調整するための調光制御信号を生成してプロジェクタ100側に送信させる。例えば輝度レベルが70%の場合には光源102の明るさを70%にする。また、階調変更手段251はその輝度レベルに応じて画像データの階調を変更する。例えばある画素の輝度レベルが70%の場合には対応するその画素の階調度を100%に変更する。この場合には画素の輝度レベルが70〜100%の場合には全て階調度を100%に設定することになる。このように画素の輝度レベルに応じてプロジェクタ100の光源102の明るさを制御するとともに画像データの階調を変更することにより、プロジェクタ100側では見易い画像が得られる。
【0073】
図9は上記の映像制御部220、映像パラメータ制御部230、映像調整部240及び調光制御手段250のパラメータを設定するためのメニュー画面の説明図である。PC200の表示画面に図示のようなメニュー表示欄215aが表示される。このメニュー表示欄215aはメニュー表示手段215により表示され、メニュー表示欄215aを操作することにより各種のパラメータが取り込まれる。
【0074】
図10はプロジェクタ100のパラメータメモリ108に格納されたパラメータの説明図である。ガンマ補正及び色むら補正のパラメータについては、初期データ保存領域にルックアップテーブル(LUT)値及び補正値がそれぞれ保存されており、最新設定領域には該当するデータが保存されない(その必要がない)。リサイズ(RESIZE)のパラメータについては、初期データ保存領域に表示デバイス(LCD)101の解像度(1024×768)が保存されており、最新設定領域には最新のデータが保存されるようになっている。この最新のデータは図9のメニュー画面により設定され、それが後述のようにプロジェクタ100のに送信された該当する領域に保存される。また、台形補正のパラメータについては、初期データ保存領域に保存されず(初期データがない)、最新設定領域には最新のデータが保存されるようになっている。
【0075】
次に、図7に再び戻って、パラメータ送受信手段216について説明する。映像制御部220及び映像調整部240のパラメータのように、プロジェクタの種類や特性に全く関係ないものがあるが、上述のように、映像パラメータ制御部23のパラメータのようにプロジェクタの種類や特性に依存するものもある。そこで、映像パラメータ制御部23のパラメータをプロジェクタのパラメータメモリ108に予め保存しておいて、PCの起動時にそのパラメータを取り込む必要がある。また、図9のメニュー表示画面において設定された最新のパラメータについてもパラメータメモリ108に保存しておくことが望ましい。このようなことから、パラメータ送受信手段216はプロジェクタのパラメータメモリ108のパラメータをUSBドライバー205を介して取り込んだり、PC200側で設定した場合にそのパラメータをプロジェクタ100にUSBドライバー205を介して送信する処理を行う。
【0076】
次に、PC200とプロジェクタ100との間のデータ転送について説明する。本実施形態は、PCとプロジェクタ間の転送に関する改善を目的としたものでないため概要のみ説明する。データ転送はUSBケーブル150を用い行われる。物理層では、シリアル転送となる。USBはいくつもの転送方式が規定されており、たとえばストレージクラス(ドライブとして扱う)、コントロールクラス(機器の状態を知る)等が存在する。本実施形態では、PJAプログラムが、上記USBドライバーを複数コントロールすることで、プロジェクタの状態を知ったり、プロジェクタに対して大量のデータを転送したりすることでデータの送受信を行う。さて、転送されるデータであるが簡単に例を提示する。
【0077】
まず前提として、USB2.0規格に応じて480Mbpsの転送を行うとする。PC200側がXGA1024*768であり、フルカラーの24ビットだとすると、1フレームのデータは約18.8Mbとなる。プロジェクタ100は通常60Frame/sで表示されるので、転送スピードとして約1.1Gbpsが必要となる。転送速度が480Mbpsであれば、単純計算で26frame/sの表示となる。プロジェクタ100側では、同一フレームを約2.29回表示することとなる。実際にはUSB転送時のソフトウェア処理でのロスや、プロジェクタ側でのUSB周辺回路構成等でロスするので、フレームレートは幾分落ちることになる。
【0078】
この課題に対処する方法としては、プロジェクタ100側の解像度を落とす(例えばSVGA800*600)とするとか色数を落とすなどが考えられる。フレームレートに関してはビジネスプレゼンテーションのシーンでは、NTSCの通常フレームレートである30フレーム/S(60フィールド/S)以下でも十分問題はないので、SVGA800*600,24ビットカラー、30フレームで345bpsととなり理論上はSVGAであればストリーム転送が可能である。この場合には画像圧縮や差分データ転送等を一切行わないので、プロジェクタ側の回路は非常にシンプルでよいため、低価格のシステムを構築可能である。
【0079】
また、その他の対応手段としては、インターネットのストリーミング技術などを応用し、データ圧縮技術や、差分データ転送、バッファリング技術等を組み合わせて転送を行えば、より転送レートを上げることが可能である。しかしながら、プロジェクタ側の構成が複雑となるため、消費電力とコストの増大を招いてしまう。前述したように、どの方式を選択するかはケースバイケースである。
【0080】
図11はPC200側の動作を概念的に示した説明図である。画像加工手段213はUSBドライバー205を経由して初期設定パラメータを受信して設定する。また、全画面キャプチャ手段211又は差分データ検出手段212により表示画面の変更が認識されると、画像加工手段213はUSBドライバー203を経由して画面データをプロジェクタ100側に送信する。また、メニュー画面を表示し、ユーザーの操作によりパラメータが変更されると、画像加工手段213に対して画像加工を要求し、画像加工手段213はそのパラメータに応じて画像を加工してプロジェクタ100側に送信する。また、画像加工手段213は、映像パラメータ制御部230のパラメータが変更されると、そのパラメータをプロジェクタ100側に送信させる。
【0081】
図12及び図13はPC200からプロジェクタ100側に画像データを送信する際の処理を示したフローチャートである。
(S11)PC200のスタートアップにはPJAプログラム(図においてはPJAと記述してある)が設定されているものとする。PC200の電源がオンすると、スタートアップに設定してあったPJAが起動し、以下常住することになる。
(S12)ここでは例えばプロジェクタ100を使用してプレゼンテーションを行うものとし、プレゼンテーションのためのソフトウェアを起動させる。
(S13)操作者により指定されたファイルを開いてプレゼンテーションを開始する。
(S14)PC200とプロジェクタ100とをUSBケーブル150で接続する。プロジェクタ100の後述の処理(S34)によりデータラインの電位が変化し、その電位変化を検出することにより、USBケーブル150の接続を認識する。
(S15)PC200はUSBドライバーをロードするとともに、USBを初期設定する。
【0082】
(S16)PC200は上記の処理によりUSBの設定が完了する。
(S17)USBの設定が完了すると、PJAプログラム210はUSBの接続完了を認識し、以下の処理を行う。
(S18)PJAプログラム210は、プロジェクタ100に対して初期パラメータの送信要求を行い、プロジェクタ100からパラメータメモリ108に保存されている初期パラメータ(図10参照)が送信されてくると、それを読み込んで、PC内の設定領域に保存する。この処理はパラメータ送受信手段216によってUSBドライバー205を経由して行われる。
(S19)PJAプログラム210は、プロジェクタ100に対して電源オンコマンドを送信させる。この処理はデータ送受信手段214によってUSBドライバー205を経由して行われる。なお、プロジェクタ100はこの電源オンコマンドを受信すると、光源102に駆動電圧を印加して発光させる(後述の処理(S38)参照)。
【0083】
(S20)PJAプログラム210は、PC画面の画面データををキャプチャしてPC内に保存する。この処理は全画面キャプチャ手段211によって行われる。
(S21)PJAプログラム210は、画面データをパラメータに基づいて加工(例えばリサイズ等)する。この処理は画像加工手段213によって行なわれる。上述のように、画像加工手段213には、映像制御部220、映像パラメータ制御部230及び映像調整部240が含まれており、それぞれに対して設定されているパラメータに基づいた演算処理を行って画面データを加工する。即ち、PC200側においてプロジェクタ100側の最適な画像データを生成する。
(S22)PJAプログラム210は、加工された画面データをUSBドライバー205経由でプロジェクタ100側に送信する。この送信処理は、データ送受信手段214により行われる。
【0084】
(S23)PJAプログラム210は、送信対象となっている次画面があるかどうかを判断し、或いは画像データが変化したかどうかを仮想グラフィックコントローラ206を経由して差分データ検出手段が検出する。次画面が無い場合又は画像データが変化しない場合にはここで終了することになる。
(S24)PJAプログラム210は、次画面があるという判断をした場合又は画像データが変化した場合には、差分データ検出手段212が現画面データと次画面データとの差分を検出する。この差分データの処理については、上記の処理(S21)に戻って、最終の画面まで上記の処理(S21)〜(S24)を繰り返すことになる。
【0085】
図14はプロジェクタ100側の動作を概念的に示した説明図である。プロジェクタ100のCPU107はPC200側からパラメータの送信要求があると、パラメータメモリ108から読み出してPC200側にUSBコントローラ112を経由して送信する。また、PC200側から画像データをコントローラ112を経由して受信すると、LCD駆動回路113は画像合成をして画像データを表示デバイス(LCD)101に送信して表示させる。
【0086】
図15はプロジェクタ100がPC200から画像データを受信して表示する際の処理を示したフローチャートである。
(S31)PC200とプロジェクタ100とがUSBケーブル150で接続されると、USBコントローラ112はUSB接続を認識する。
(S32)PC200とプロジェクタ100とがUSBケーブル150で接続されると、DC/DCコンバータ120にUSBケーブル150からの5V電圧Vccが電圧が入力電圧として供給され、DC/DCコンバータ120は、VDD、VLCD、VLを生成して、CPU107、メモリ108,109、LCDコントローラ113及び表示デバイス101に駆動電圧を供給する。
(S33)プロジェクタ100の内部を初期設定する。
(S34)USBケーブル150のデータライン(+D)のプルアップ抵抗(図示せず)を接続する。このプルアップ抵抗の接続によりデータラインの電位が変化し、PC200側ではUSBケーブル150の接続を認識することになる。
【0087】
(S35)USBコントローラは初期設定をする。
(S36)CPU107は、USBコントローラ112を介してPC200からパラメータの送信依頼を受信すると、パラメータメモリ108の初期パラメータを読み出す。
(S37)CPU107は、そのパラメータをUSBコントローラ112を介してPC200側に送信する。PC200はそのパラメータを受信すると、上述のように所定領域に保存することとなる。
(S38)CPU107は、PC200からの電源オンコマンドを受信すると、トランジスタ102c(図6参照)をオンにしてLED112bに駆動電圧を印加して点灯させる。
【0088】
(S39)USBコントローラ112は、PC200からの画像データを受信してバス114を介してLCD駆動回路113に出力する。
(S40)LCD駆動回路113はその画像データを入力すると復号する。
【0089】
(S41)LCD駆動回路113は、その画像データをフレームメモリ105に描画していく。このとき、画像データが差分データである場合には、差分データがもっている座標データにより特定される領域に上書きする。
(S42)LCD駆動回路113は、表示デバイス(LCD)101のタイミングに合わせて、フレームメモリ105に描画された画像の画像データを表示デバイス(LCD)101に送信する。
(S43)表示デバイス(LCD)101のドライバー101aは画像データを受信すると、その液晶の透過率を制御して画像を生成する。表示デバイス(LCD)101に形成された画像は投射レンズ103により拡大照射してスクリーン122上に拡大画像を表示される。なお、CPU107は、PC200からの調光制御信号をUSBコントローラ112を介して受信すると、光源102のトランジスタ102Cのベース電流を制御し、LED102bの駆動電流を制御することで光源102の明るさを調整する。
【0090】
なお、以上の処理のうち、処理(S39)〜(S43)はPC200から画像データが送信されてくる間繰り返されることになる。
【0091】
図16はPC側でのパラメータの設定変更の処理過程を示したフローチャートである。
(S51)PC200を操作してメニュー表示の指示を与えると、PC200の表示画面にメニュー画面が表示される。このとき、メニュー画面はPC200にのみ表示され、プロジェクタ100側には表示されない。この処理はメニュー表示手段215により行われ、上述の図9はそのときの状態を示した説明図である。このメニュー画面には、台形ひずみ、リサイズ、色むら補正等のメニューが含まれる。
(S52)PC200を操作して例えば台形歪みのメニュー表示の指示を与えると、メニュー画面には台形歪み調整のためのメニュー表示欄215aが表示される。
(S53)そのメニュー表示欄215aの台形歪みボタンを操作して台形歪み調整値(パラメータ)が設定されると、PC200はその台形歪み調整値をPC内の設定領域に保存する。
【0092】
(S54)PC200の台形補正手段231は、歪み補正パラメータが設定されると、画像加工の要求を受けて、その歪み補正パラメータに基づいて画像データを加工した後に、その画像データをプロジェクタ100側に送信する。このときの送信処理はデータ送受信手段214により行われる。
(S55)PC200のパラメータ送受信手段216は、台形歪み補正パラメータをUSBドライバー205を介してプロジェクタ100側に送信する。プロジェクタ100のCPU107はUSBコントローラ112を介して歪み補正パラメータを受信すると、それをパラメータメモリ108の最新設定領域(図10参照)に保存する。
【0093】
なお、上記の説明は歪み補正パラメータの例であるが、他のパラメータにおいても同様になされる。
【0094】
以上のように本実施形態1においては、PC200側において画像加工手段213が従来のプロジェクタ側においてなされていた各種の画像加工処理を行うようにし、且つ、デジタル信号のままで(アナログ信号に変換しないで)プロジェクタ100側に送信するようにしたので、プロジェクタ100内の回路を大幅に簡素化することが可能になっており、プロジェクタ100側の負荷が軽くなったことで電池駆動も可能になっている。また、映像を加工するユーザーインターフェースをPC200側で統合的に設けたので、分かり易い操作体系を提供することが可能になっている。また、プロジェクタ100側の表示デバイス(LCD)の液晶に個別に対応したパラメータをプロジェクタ100からPC200側に読み込むようにしたので、プロジェクタ100に対応した適切な画像データを生成して送信することが可能になっている。また、コントロール系とデータ転送系を1つのシリアルバスで統一したことにより、コネクタ及びケーブルの太さを抑えることができ、とり回しが簡便になっている。
【0095】
実施形態2.
なお、上記の実施形態においては、PC200は1個のプロジェクタ100のパラメータを読み込む例について説明したが、PC200は個別のパラメータの設定テーブルを設けておいて、その設定をプロジェクタに対応した個別IDごとに読み込むようにしてもよい。このようにすることで、PC200は複数のプロジェクタ100を適宜コントロールすることができる。
【0096】
また、上記の実施形態においては、シリアルバスをUSBケーブルによって実現した例について説明したが、無線手段によって実現してもよい。
【0097】
また、上記の実施形態においては、PC200の表示画面に表示された画面をそのままプロジェクタ100側に表示させる例について説明したが、PC200で選択されたウインドウ又は画面の一部のみをプロジェクタ100側に送信して表示させるようにしてもよい。
【0098】
また、上記の実施形態においては、プロジェクタ100を使用してプレゼンテーションを行う例について説明したが、映画等の動画についても同様に適用される。
【0099】
また、上記の実施形態においては、PJAプログラムは仮想グラフイックコントローラを含んでいない場合について説明したが、仮想グラフイックコントローラを含めた構成にしてもよい。
【0100】
また、LCD駆動回路113にカーソルの画像データを保存するメモリを内蔵させて、PC200からはカーソルの位置データのみをプロジェクタ100に送信させて、LCD駆動回路113がその位置データとカーソルの画像データとに基づいてフレームメモリ105に画像を描画させるようにしてよい。このようにすることで、画像データの送信量を軽減させることができる。このことは、カーソルだけではなく、他の特定の形状についても同様に適用される。
【0101】
また、PC内の映像の種類、例えばプレゼンテーション用の映像、アニメーション、映画等の種類に応じた画像データの加工手段を用意しておいて、映像の種類に応じて加工手段を変えるようにしてもよい。このようにすることで、その映像に最適な画像データを得ることができる。また、映像の種類ごとの個別のパラメータを後から任意に設定できるようにしてもよい。
【0102】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、情報処理装置がプロジェクタの表示デバイスの仕様に対応した画像データを生成してプロジェクタに送信するようにし、プロジェクタ側での従来のような変換処理を不要にしたので、映像信号の劣化を防ぐことが可能になり、また、プロジェクタ側での処理の簡素化が図れることから消費電力の低減を図ることが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るプロジェクタシステムの説明図である。
【図2】図1のプロジェクタの構成図である。
【図3】図2のLCD駆動回路(LCDC)の特定の機能を実現するための構成例を示した構成図である。
【図4】差分データのデータ構成を示した構成図である。
【図5】差分データを書き込み際の処理の説明図である。
【図6】図2の光源の回路図である。
【図7】図1のPCに搭載されるソフトウェアの構成図である。
【図8】図7の画像加工手段の詳細を示した構成図である。
【図9】PC側でパラメータを設定するためのメニュー画面の説明図である。
【図10】プロジェクタパラメータメモリに格納されたパラメータの説明図である。
【図11】PC側の動作を概念的に示した説明図である
【図12】PCからプロジェクタ側に画像データを送信する際の処理を示したフローチャート(その1)である。
【図13】PCからプロジェクタ側に画像データを送信する際の処理を示したフローチャート(その2)である。
【図14】プロジェクタ側の動作を概念的に示した説明図である。
【図15】プロジェクタがPCから画像データを受信して表示する際の処理を示したフローチャートである。
【図16】PC側でのパラメータの設定変更の処理過程を示したフローチャートである。
【符号の説明】
100 プロジェクタ
101 表示デバイス
101a ドライバー
102 光源
102a 抵抗
102b LED
102c トランジスタ
103 投射レンズ
105 フレームメモリ
108 パラメータメモリ
109 処理用メモリ
111 コネクタ
112 USBコントローラ
113 LCD駆動回路
114 バス
120 コンバータ
121 内蔵電池
122 スクリーン
131 差分データ格納メモリ
132 復号化手段
133 書き込み手段
150 USBケーブル
200 プロジェクタ
203 アプリケーションプログラム
204 グラフィックドライバー
206 仮想グラフィックコントローラ
210 プロジェクタアプリケーションプログラム(PJAプログラム)
211 全画面キャプチャ手段
212 差分データ検出手段
213 画像加工手段
214 データ送受信手段
215 メニュー表示手段
215a メニュー表示欄
216 パラメータ送受信手段
220 映像制御部
230 映像パラメータ制御部
231 台形補正手段
232 リサイズ手段
233 ガンマ補正手段
234 色むら補正手段
240 映像調整部
250 調光制御手段
251 階調変更手段
252 グラフィックコントローラ

Claims (32)

  1. 画像データを供給する情報処理装置と、
    前記情報処理装置から供給された画像データに基づいて画像を生成してスクリーンに投射して表示させるプロジェクタと、
    前記情報処理装置と前記プロジェクタとを接続する接続手段とを備えたプロジェクタシステムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記プロジェクタの表示デバイスの仕様に対応した画像データを生成する画像加工手段を備え、
    前記プロジェクタは、前記画像加工手段によって生成された画像データを前記接続手段を介して受信すると、その画像データに基づいた画像を生成することを特徴とするプロジェクタシステム。
  2. 前記情報処理装置の画像加工手段は、前記表示デバイスの解像度に合わせて、前記情報処理装置の画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプロジェクタシステム。
  3. 前記情報処理装置の画像加工手段は、前記プロジェクタと投射されるスクリーンとの位置関係に応じた台形歪みを補正するための台形補正手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタシステム。
  4. 前記情報処理装置の画像加工手段は、前記プロジェクタの表示デバイスを構成するLCDの個体ばらつき等を含んだ特性データを反映して画像データを補正するガンマ補正手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  5. 前記情報処理装置の画像加工手段は、前記画像データの色むらを補正する色むら補正手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  6. 前記情報処理装置の画像加工手段は、画像データの明るさに対応してプロジェクタの光源の明るさを制御するための調光信号を生成して、前記プロジェクタに送信させて当該光源の明るさを制御させる調光制御手段と、前記調光制御手段の出力に基づいて前記画像データの階調を変更する階調変更手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  7. 前記情報処理装置の画像加工手段は、プロジェクタにより得られる画像の明るさ等を調整するための映像調整部を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  8. 前記情報処理装置の画像加工手段は、プロジェクタコントロールソフトウェアとして統合化されたプログラムソフトウェアによって実現されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  9. 前記情報処理装置は、映像パラメータを設定するためのメニューを当該情報処理装置の表示装置に表示させるメニュー表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  10. 前記情報処理装置の画像加工手段は、映像パラメータが設定されると、その映像パラメータを前記プロジェクタ側に送信させることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  11. 前記プロジェクタは、前記表示デバイスのタイミングに合わせて画像データを前記表示デバイスに出力する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  12. 前記プロジェクタはフレームメモリを備え、前記表示制御手段は受信した画像データを復号して前記フレームメモリに画像を描画し、その画像の画像データを前記表示デバイスに出力することを特徴とする請求項11記載のプロジェクタシステム。
  13. 前記プロジェクタは各種の映像パラメータが保存されているパラメータ記憶手段を備え、前記情報処理装置は前記パラメータ記憶手段に保存されている映像パラメータを前記接続手段を介して取り込むことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  14. 前記パラメータ記憶手段には、ガンマ補正値、色むら補正値及びリサイズ補正値が保存されることを特徴とする請求項13記載のプロジェクタシステム。
  15. 前記パラメータ記憶手段のリサイズ補正値は電源投入時又は電源遮断時に初期化され、情報処理装置側で新たに設定されたリサイズ補正値は初期化処理されるまで保存されることを特徴とする請求項14記載のプロジェクタシステム。
  16. 前記情報処理装置は個別のパラメータ設定テーブルを備え、前記プロジェクタに対応した個別のIDごとに映像パラメータを読み込んで前記パラメータ設定テーブルに保存することを特徴とする請求項9〜15の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  17. 前記接続手段はシリアルバスであることを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載のプロジェクタシステム。
  18. 前記シリアルバスはUSBケーブルであることを特徴とする請求項17記載のプロジェクタシステム。
  19. プロジェクタに接続手段を介して画像データを供給する情報処理装置において、
    前記プロジェクタの表示デバイスの仕様に対応した画像データを生成する画像加工手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  20. 前記画像加工手段は、前記表示デバイスの解像度に合わせて、前記情報処理装置の画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備えたことを特徴とする請求項19記載の情報処理装置。
  21. 前記画像加工手段は、前記プロジェクタと投射されるスクリーンとの位置関係に応じた台形歪みを補正するための台形補正手段を備えたことを特徴とする請求項19又は20記載の情報処理装置。
  22. 前記画像加工手段は、前記プロジェクタの表示デバイスを構成するLCDの個体ばらつき等を含んだ特性データを反映して画像データを補正するガンマ補正手段を備えたことを特徴とする請求項19〜21の何れかに記載の情報処理装置。
  23. 前記画像加工手段は、前記画像データの色むらを補正する色むら補正手段を備えたことを特徴とする請求項19〜22の何れかに記載の情報処理装置。
  24. 前記画像加工手段は、画像データの明るさに対応してプロジェクタの光源の明るさを制御するための調光信号を生成して、前記プロジェクタに送信させて当該光源の明るさを制御させる調光制御手段と、前記調光制御手段の出力に基づいて前記画像データの階調を変更する階調変更手段とを備えたことを特徴とする請求項19〜23の何れかに記載の情報処理装置。
  25. 前記画像加工手段は、プロジェクタにより得られる画像を調整するための映像調整部を備えたことを特徴とする請求項19〜24の何れかに記載の情報処理装置。
  26. 前記画像加工手段は、プロジェクタコントロールソフトウェアとして統合化されたプログラムソフトウェアによって実現されていることを特徴とする請求項19〜25の何れかに記載の情報処理装置。
  27. 映像パラメータを設定するためのメニューを当該情報処理装置の表示装置に表示させるメニュー表示手段を備えたことを特徴とする請求項19〜26の何れかに記載の情報処理装置。
  28. 前記画像加工手段は、映像パラメータが設定されると、その映像パラメータを前記プロジェクタ側に送信させることを特徴とする請求項19〜27の何れかに記載の情報処理装置。
  29. フレームメモリと、表示デバイスと、情報処理装置からシリアルバスを介して受信した画像データを復号して、前記フレームメモリに画像を描画し、その画像の画像データを前記表示デバイスに出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  30. 各種の映像パラメータが保存されているパラメータ記憶手段を備え、情報処理装置からの送信要求に基づいて前記映像パラメータを前記シリアルバスを介して送信することを特徴とする請求項29記載のプロジェクタ。
  31. 前記パラメータ記憶手段には、ガンマ補正値、色むら補正値及びリサイズ補正値が保存されることを特徴とする請求項30記載のプロジェクタ。
  32. 前記パラメータ記憶手段のリサイズ補正値は電源投入時又は電源遮断時に初期化され、新たに設定されたリサイズ補正値は初期化処理されるまで保存されることを特徴とする請求項31記載のプロジェクタ。
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