JP2004069468A - 歩行速度または歩行距離を測定する測定装置 - Google Patents
歩行速度または歩行距離を測定する測定装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】利用者の実際の歩行に即した正確な歩行速度または歩行距離を測定することが可能となる測定装置を提供する。
【解決手段】利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置であって、前記歩行時の人体の相対的に交差する部位における交差する速度および交差する時間間隔を計測する手段と、これらの速度および時間間隔を計測する手段による計測結果に基づいて歩行速度または歩行距離を演算する演算手段とを有する構成とする。
【選択図】 図3
【解決手段】利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置であって、前記歩行時の人体の相対的に交差する部位における交差する速度および交差する時間間隔を計測する手段と、これらの速度および時間間隔を計測する手段による計測結果に基づいて歩行速度または歩行距離を演算する演算手段とを有する構成とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は、歩数を計測する所謂、万歩計(登録商標)に歩幅を入力し、前記計測された歩数と前記入力された歩幅の数学的な積により歩行距離を算出・表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、歩幅としては、入力された画一の数値しか使用されていないことから、利用者の個人差に応じた実際の歩行での一歩一歩の歩幅の変化に対応できず、したがって実際の歩行距離とは大きく異なっていた。
また、歩数計測自体も利用者の体の振動を検知し計測するものが多く、このような計測手段による場合、実際の歩数と異なることとなり、実際の歩行距離と大きく異なる原因となっていた。
【0004】
そこで、本発明は、上記課題を解決し、利用者の実際の歩行に即した正確な歩行速度または歩行距離を測定することが可能となる測定装置を提供することを目的とするものである。なお、本発明におけるこれらの「歩行」の中には、当然のことながら「走行」する場合も含んでいる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するため、つぎの(1)〜(12)のように構成した歩行速度または歩行距離を測定する測定装置を提供するものである。
(1)利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置であって、
前記歩行時の人体の相対的に交差する部位における交差する速度および交差する時間間隔を計測する手段と、これらの速度および時間間隔を計測する手段による計測結果に基づいて歩行速度または歩行距離を演算する演算手段と、を有することを特徴とする歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(2)前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、少なくとも1つ以上の信号発信手段と、該信号発信手段から発信された信号を検知する少なくとも1つ以上の信号検知手段と、によって構成されていることを特徴とする上記(1)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(3)前記信号発信手段は、少なくとも1つ以上の磁界発生手段によって構成されると共に、前記信号検知手段は少なくとも1つ以上の磁気センサーによって構成されていることを特徴とする上記(2)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(4)前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、前記人体の左右の脚の交差する速度を求める手段であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(5)前記人体の左右の脚の交差する速度を求める手段が、1対の履物の内外若しくは足首等の脚の部位に装着されていることを特徴とする上記(4)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(6)前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、前記人体の左右の腕の少なくとも一方の腕と腰などの交差する速度を求める手段であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(7)前記人体の相対的に交差する部位における交差する時間間隔を計測する手段は、前記信号検知手段によって検知される一つの前記信号発信手段からの信号と該信号に対する次の信号との間隔を計時する手段によって構成されていることを特徴とする上記(2)〜(6)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(8)前記歩行距離を演算する演算手段は、前記交差する速度と交差する時間間隔を計測する手段とによる計測結果に基づいて、歩幅を演算する手段を有することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(9)前記演算された歩幅を記憶する装置を有することを特徴とする上記(8)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(10)前記演算された歩行速度または歩行距離の少なくとも一方を表示するために、一体若しくは分離された表示手段を有することを特徴とする
上記(1)〜(9)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(11)前記信号検知手段の出力に所定時間変化が無い場合、本装置の一部への電源供給を切断する手段を有することを特徴とする上記(1)〜(10)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(12)パソコン或は携帯端末等の外部情報処理装置との通信手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(11)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記構成を適用して、例えば、歩行速度または歩行距離を測定する測定装置を、具体的にはつぎのように構成する。
まず、利用者は、人体の相対的に交差する部位の片方に信号発信手段を装備し、もう片方に信号検知手段を装備する。この信号発信手段若しくは信号検知手段若しくはその両方は、ある既知の長さL間隔の2ヶ所に於いて検知する信号の大きさが最大若しくは最小となるように構成する(例えば、後述の実施例1で示す場合の磁石のN極端とS極端の2ヶ所近傍での磁気センサー出力が示す波形の如く)。
【0007】
次に、利用者が歩行し、人体の一部が交差する時には、前述の2ヶ所で検知信号が最大若しくは最小となるため、前述の最大若しくは最小の間の時間T1を計時手段で測定し、前記既知長さLから最大若しくは最小の間の時間T1を除算することにより(L÷T1)、利用者の移動速度Vを得る。
次に、前述の1組の検知信号(最大若しくは最小)と時間的に次の1組の検知信号(最大若しくは最小)の間隔が一歩の時間間隔T2と等しくなるため、前記一歩の時間間隔T2と前記利用者の移動速度Vを算術的に積算(T2×V×1/2)することにより歩幅が求められる。この歩幅を、実際の歩行数だけ例えば歩行者の両足の交差数を演算手段によって演算した結果等に基づいて累積することにより、その利用者の歩行距離を求めることができる。また、歩行における平均速度は前記歩行距離をそれに要した時間で除することによって容易に求めることができる。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置おいては、発信手段として1つの磁石を、検知手段として1つの磁気センサーを用いた歩行速度または歩行距離測定手段を、1組の靴に内蔵させて構成した。
【0009】
図1から図6は本実施例の構成を説明するための図である。図1は本実施例の構成を示したブロック図であり、図2は本実施例の装置を装着した際の利用者の歩行姿を示す図である。
また、図3は利用者の左足を軸足とした時の右足の動きと磁気センサー出力の関係を模式的に示す図であり、図4は磁石の長さと磁化方向を示した図で、図5は右足の速度と時間の関係を示した図である。また、図6は歩行中の磁気センサー出力を時系列で連続的に示した図である。
【0010】
これらの図において100は本実施例の歩行速度または歩行距離測定装置、1は利用者の左靴に内蔵された磁石、2は利用者の右靴に内蔵された磁気センサー、3は計時手段、4は演算手段、5は記憶手段、6は表示手段、7は通信手段である。また図3における8は磁気センサー2が磁石1の全長を通過するのに要する時間T1、図4における9は磁石1の長さLである。
また図5における10は右足が動いている時間T2、図6における11は磁気センサー出力の最大・最小の1組と次の1組までの時間間隔である。
【0011】
上記構成において、利用者の歩行動作のうち、左足が軸足となり、地面に着いている時には、右足の動きは、図3に示すように、概ね振子運動を行いながら左足の近傍を通過する。この時の磁気センサー3の出力は、図3に示すように、磁石1のS極及びN極に、それぞれ一番近づいた時に出力が最大若しくは最小となる。すなわち、右足に内蔵された磁気センサー2が磁石1の全長を通過する時間と、磁気センサー2の出力の最大から最小まで変化する時間T1が同じである。ここで図4に示すように、磁石1の全長はLで既知の長さであるので、右足が左足と交差する速度Vは次式で求められる。
【0012】
V=L÷T1 ・・・式1
ところで、右足の速度の時間的な変化は図5のように概ね3角波形を示す。
前記3角波形の面積が右足の動いた距離であり、右足1歩分の歩幅である。前記3角波形の底辺の長さT2は、右足の動いている時間であり、図6中の10に相当する。また、両足が交差するときに生じる磁気センサー出力の最大から最小までの1回の変化を1組と考えた場合の、次の組までの時間間隔を示したのが図6中の11であり、両足が交差する時間間隔となり、両足の動きが概ね同じならば、前記三角波形の底辺の長さT2と前記両足が交差する時間間隔11は一致し、前記両足が交差する時間間隔11を計測することにより前記三角波形の底辺の長さT2は求まる。
【0013】
また、前記三角波形の高さは式1で示したVである。以上より、前記三角波形の面積=左足の歩幅Dは
D=T2×V÷2 ・・・式2
となる。
【0014】
この歩幅を、実際の歩行数だけ例えば上記両足の交差数を演算手段によって演算した結果等に基づいて累積したΣDが歩行距離である。そして、歩行における平均速度は前記歩行距離をそれに要した時間で除することによって簡単に求めることができる。このような歩行速度若しくは歩行距離の少なくとも一方を表示手段6に表示する。
また、必要であれば、通信手段7を使って、パソコンや携帯端末等の外部情報処理装置に前記歩行速度若しくは歩行距離情報を転送する。
【0015】
また、一連の歩行速度または歩行距離の測定動作の中で、消費電力を極力抑える為に、本装置にはパワーセーブモードを備えても良い。
その一例を示したのが、図7のフローチャートである。
図7に沿ってパワーセーブモードの説明を行う。まず、ステップS101に於いて一連の歩行速度または歩行距離の測定動作を行う。その際にステップS102において、信号検知手段の出力に一定時間変化があるかどうか判断する。信号検知手段の出力に変化がある場合は、変化が無くなるまでステップS101に戻り、一連の歩行速度または歩行距離の測定動作を行う。
【0016】
利用者が座ったりした場合などのように一定時間の間に信号検知手段出力に変化が無い場合はステップS103に移り、消費電力を極力抑える為に表示手段等の一部の電源を切断しステップS104に移り、信号検知手段の出力に変化が生じるまで待機する(一連の歩行速度または歩行距離の測定動作は行わない)。信号検知手段の出力に変化が生じると、ステップS105に移り、切断した一部の電源を復旧させ、ステップS101に戻り、一連の歩行速度または歩行距離の測定動作を行う。
【0017】
[実施例2]
上記実施例1においては、1つの磁石及び1つの磁気センサーを用いたのに対して、実施例2では二つの磁石と一つの磁気センサーを用いたものであり、これによっても上記実施例1と同様の効果が得られる。
つぎに、本実施例における発信手段として2つの磁石を、検知手段として1つの磁気センサーを用いた歩行速度または歩行距離測定手段を1足の靴に内蔵した場合について説明する。
【0018】
図8及び図9は本実施例の構成を説明するための図であり、図8は靴の内部を説明する図で、図9は歩行中の磁気センサー出力を時系列で連続的に示した図である。
【0019】
図8中の1a・1bは磁石で2は磁気センサーであり、上記構成において、磁石1aと1bは利用者の歩行方向にほぼ直角に置かれており、前記磁石1aと1bの磁化方向は、逆になるように配置する。
このように磁石1aと1bを配置することにより、磁気センサー出力は、図9に示すように、実施例1とほぼ同一のものを得ることが出来る。その他については、実施例1と同じであるので省略する。
【0020】
[実施例3]
上記実施例1においては、1つの磁石及び1つの磁気センサーを用い、また上記実施例2においては、2つの磁石及び1つの磁気センサーを用いたのに対して、実施例3では1つの磁石と2つの磁気センサーを用いたものであり、これによっても上記実施例1または実施例2と同様の効果が得られる。
つぎに、本実施例における発信手段として1つの磁石を、検知手段として2つの磁気センサーを用いた歩行速度または歩行距離測定手段を1足の靴に内蔵した場合について説明する。
【0021】
図10から図12は本実施例の構成を説明するための図であり、図10は靴の内部を説明する図で、図11は歩行中の2つの磁気センサー出力を時系列で連続的に示した図である。また、図12は前記2つの磁気センサー出力の差分をとった波形の図ある。
図10中の1は磁石で2a,2bは磁気センサーであり、上記構成において、片方の足に磁石1を、もう片方の足に2つの磁気センサーを配置する。このように配置することにより、2つの磁気センサー出力は図11のようになる。この2つの磁気センサー出力の差分をとると図12に示すように、実施例1とほぼ同一のものを得ることが出来る。その他については、、実施例1と同じであるので省略する。
【0022】
[実施例4]
実施例1から実施例3では、何れも歩行速度または歩行距離測定手段を靴に内蔵した説明となっているが、別に靴の外側や足首に前記歩行速度または歩行距離測定手段を装着しても同様の効果が得られる。
実施例4においては、図13に示されるように、足首に前記歩行速度または歩行距離測定手段を装着したものであり、図13中、1は左足首に装着された磁石、2は右足首に装着された磁気センサーである。その他については、実施例1と同じであるので省略する。
【0023】
[実施例5]
実施例1から実施例4までは、何れも左右の足の交差速度から、歩行速度または歩行距離を演算したが、足の動きと概ね同じ動きをする腕の動きからも歩行速度または歩行距離を演算することができる。
実施例5においては、図14に示されるように腕と腰に歩行速度または歩行距離測定手段を装着したものであり、図14中、1が右手首に装着された磁石で、2が右腰に装着された磁気センサーである。
歩行時に於ける手を動かすタイミングとその速度は、反対側の足の動きと概ね同じなので、本実施例の右手の動きはそっくり左足の動きとみなしても良い。その他については、実施例1と同じであるので省略する。
【0024】
以上、実施例1から実施例5までにおいて、発信及び検知する信号の種類として、磁気を用いて説明したが、光や超音波や電波などを用いても同様の効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、歩行時に歩行速度または歩行距離を測定するに際して、利用者の実際の歩行に即した正確な歩行速度または歩行距離を測定することが可能となる測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係る装置を装着した際の利用者の歩行姿を示す図である。
【図3】本発明の実施例1に係る利用者の左足を軸足とした時の右足の動きと磁気センサー出力の関係を模式的に示す図である。
【図4】本発明の実施例1に係る磁石の長さと磁化方向を示した図である。
【図5】本発明の実施例1に係る右足の速度と時間の関係を表した図である。
【図6】本発明の実施例1に係る磁気センサーの出力を時系列で連続的に表した図である。
【図7】本発明の実施例1に係るパワーセーブモードを説明するためのフローチャート図である。
【図8】本発明の実施例2に係る靴の内部の磁石と磁気センサーの位置関係を表した図である。
【図9】本発明の実施例2に係る磁気センサーの出力を時系列で連続的に表した図である。
【図10】本発明の実施例3に係る靴の内部の磁石と磁気センサーの位置関係を表した図である。
【図11】本発明の実施例3に係る2つの磁気センサーの出力を時系列で連続的に表した図である。
【図12】本発明の実施例3に係る2つの磁気センサーの出力の差分をとった波形を表した図である。
【図13】本発明の実施例4に係る足首に本装置を装着したところを表した図である。
【図14】本発明の実施例5に係る腕と腰に本装置を装着したところを表した図である。
【符号の説明】
1,1a,1b:磁石
2,2a,2b:磁気センサー
3:計時手段
4:演算手段
5:記憶手段
6:表示手段
7:通信手段
8:磁気センサーが磁石の全長を通過する時間
9:磁石の長さ
10:右足が動いている時間
11:磁気センサー出力の最大・最小の1組と次の1組
までの時間間隔
100:歩行距離及び速度測定装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置は、歩数を計測する所謂、万歩計(登録商標)に歩幅を入力し、前記計測された歩数と前記入力された歩幅の数学的な積により歩行距離を算出・表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、歩幅としては、入力された画一の数値しか使用されていないことから、利用者の個人差に応じた実際の歩行での一歩一歩の歩幅の変化に対応できず、したがって実際の歩行距離とは大きく異なっていた。
また、歩数計測自体も利用者の体の振動を検知し計測するものが多く、このような計測手段による場合、実際の歩数と異なることとなり、実際の歩行距離と大きく異なる原因となっていた。
【0004】
そこで、本発明は、上記課題を解決し、利用者の実際の歩行に即した正確な歩行速度または歩行距離を測定することが可能となる測定装置を提供することを目的とするものである。なお、本発明におけるこれらの「歩行」の中には、当然のことながら「走行」する場合も含んでいる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するため、つぎの(1)〜(12)のように構成した歩行速度または歩行距離を測定する測定装置を提供するものである。
(1)利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置であって、
前記歩行時の人体の相対的に交差する部位における交差する速度および交差する時間間隔を計測する手段と、これらの速度および時間間隔を計測する手段による計測結果に基づいて歩行速度または歩行距離を演算する演算手段と、を有することを特徴とする歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(2)前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、少なくとも1つ以上の信号発信手段と、該信号発信手段から発信された信号を検知する少なくとも1つ以上の信号検知手段と、によって構成されていることを特徴とする上記(1)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(3)前記信号発信手段は、少なくとも1つ以上の磁界発生手段によって構成されると共に、前記信号検知手段は少なくとも1つ以上の磁気センサーによって構成されていることを特徴とする上記(2)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(4)前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、前記人体の左右の脚の交差する速度を求める手段であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(5)前記人体の左右の脚の交差する速度を求める手段が、1対の履物の内外若しくは足首等の脚の部位に装着されていることを特徴とする上記(4)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(6)前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、前記人体の左右の腕の少なくとも一方の腕と腰などの交差する速度を求める手段であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(7)前記人体の相対的に交差する部位における交差する時間間隔を計測する手段は、前記信号検知手段によって検知される一つの前記信号発信手段からの信号と該信号に対する次の信号との間隔を計時する手段によって構成されていることを特徴とする上記(2)〜(6)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(8)前記歩行距離を演算する演算手段は、前記交差する速度と交差する時間間隔を計測する手段とによる計測結果に基づいて、歩幅を演算する手段を有することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(9)前記演算された歩幅を記憶する装置を有することを特徴とする上記(8)に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(10)前記演算された歩行速度または歩行距離の少なくとも一方を表示するために、一体若しくは分離された表示手段を有することを特徴とする
上記(1)〜(9)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(11)前記信号検知手段の出力に所定時間変化が無い場合、本装置の一部への電源供給を切断する手段を有することを特徴とする上記(1)〜(10)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
(12)パソコン或は携帯端末等の外部情報処理装置との通信手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(11)のいずれかに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記構成を適用して、例えば、歩行速度または歩行距離を測定する測定装置を、具体的にはつぎのように構成する。
まず、利用者は、人体の相対的に交差する部位の片方に信号発信手段を装備し、もう片方に信号検知手段を装備する。この信号発信手段若しくは信号検知手段若しくはその両方は、ある既知の長さL間隔の2ヶ所に於いて検知する信号の大きさが最大若しくは最小となるように構成する(例えば、後述の実施例1で示す場合の磁石のN極端とS極端の2ヶ所近傍での磁気センサー出力が示す波形の如く)。
【0007】
次に、利用者が歩行し、人体の一部が交差する時には、前述の2ヶ所で検知信号が最大若しくは最小となるため、前述の最大若しくは最小の間の時間T1を計時手段で測定し、前記既知長さLから最大若しくは最小の間の時間T1を除算することにより(L÷T1)、利用者の移動速度Vを得る。
次に、前述の1組の検知信号(最大若しくは最小)と時間的に次の1組の検知信号(最大若しくは最小)の間隔が一歩の時間間隔T2と等しくなるため、前記一歩の時間間隔T2と前記利用者の移動速度Vを算術的に積算(T2×V×1/2)することにより歩幅が求められる。この歩幅を、実際の歩行数だけ例えば歩行者の両足の交差数を演算手段によって演算した結果等に基づいて累積することにより、その利用者の歩行距離を求めることができる。また、歩行における平均速度は前記歩行距離をそれに要した時間で除することによって容易に求めることができる。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置おいては、発信手段として1つの磁石を、検知手段として1つの磁気センサーを用いた歩行速度または歩行距離測定手段を、1組の靴に内蔵させて構成した。
【0009】
図1から図6は本実施例の構成を説明するための図である。図1は本実施例の構成を示したブロック図であり、図2は本実施例の装置を装着した際の利用者の歩行姿を示す図である。
また、図3は利用者の左足を軸足とした時の右足の動きと磁気センサー出力の関係を模式的に示す図であり、図4は磁石の長さと磁化方向を示した図で、図5は右足の速度と時間の関係を示した図である。また、図6は歩行中の磁気センサー出力を時系列で連続的に示した図である。
【0010】
これらの図において100は本実施例の歩行速度または歩行距離測定装置、1は利用者の左靴に内蔵された磁石、2は利用者の右靴に内蔵された磁気センサー、3は計時手段、4は演算手段、5は記憶手段、6は表示手段、7は通信手段である。また図3における8は磁気センサー2が磁石1の全長を通過するのに要する時間T1、図4における9は磁石1の長さLである。
また図5における10は右足が動いている時間T2、図6における11は磁気センサー出力の最大・最小の1組と次の1組までの時間間隔である。
【0011】
上記構成において、利用者の歩行動作のうち、左足が軸足となり、地面に着いている時には、右足の動きは、図3に示すように、概ね振子運動を行いながら左足の近傍を通過する。この時の磁気センサー3の出力は、図3に示すように、磁石1のS極及びN極に、それぞれ一番近づいた時に出力が最大若しくは最小となる。すなわち、右足に内蔵された磁気センサー2が磁石1の全長を通過する時間と、磁気センサー2の出力の最大から最小まで変化する時間T1が同じである。ここで図4に示すように、磁石1の全長はLで既知の長さであるので、右足が左足と交差する速度Vは次式で求められる。
【0012】
V=L÷T1 ・・・式1
ところで、右足の速度の時間的な変化は図5のように概ね3角波形を示す。
前記3角波形の面積が右足の動いた距離であり、右足1歩分の歩幅である。前記3角波形の底辺の長さT2は、右足の動いている時間であり、図6中の10に相当する。また、両足が交差するときに生じる磁気センサー出力の最大から最小までの1回の変化を1組と考えた場合の、次の組までの時間間隔を示したのが図6中の11であり、両足が交差する時間間隔となり、両足の動きが概ね同じならば、前記三角波形の底辺の長さT2と前記両足が交差する時間間隔11は一致し、前記両足が交差する時間間隔11を計測することにより前記三角波形の底辺の長さT2は求まる。
【0013】
また、前記三角波形の高さは式1で示したVである。以上より、前記三角波形の面積=左足の歩幅Dは
D=T2×V÷2 ・・・式2
となる。
【0014】
この歩幅を、実際の歩行数だけ例えば上記両足の交差数を演算手段によって演算した結果等に基づいて累積したΣDが歩行距離である。そして、歩行における平均速度は前記歩行距離をそれに要した時間で除することによって簡単に求めることができる。このような歩行速度若しくは歩行距離の少なくとも一方を表示手段6に表示する。
また、必要であれば、通信手段7を使って、パソコンや携帯端末等の外部情報処理装置に前記歩行速度若しくは歩行距離情報を転送する。
【0015】
また、一連の歩行速度または歩行距離の測定動作の中で、消費電力を極力抑える為に、本装置にはパワーセーブモードを備えても良い。
その一例を示したのが、図7のフローチャートである。
図7に沿ってパワーセーブモードの説明を行う。まず、ステップS101に於いて一連の歩行速度または歩行距離の測定動作を行う。その際にステップS102において、信号検知手段の出力に一定時間変化があるかどうか判断する。信号検知手段の出力に変化がある場合は、変化が無くなるまでステップS101に戻り、一連の歩行速度または歩行距離の測定動作を行う。
【0016】
利用者が座ったりした場合などのように一定時間の間に信号検知手段出力に変化が無い場合はステップS103に移り、消費電力を極力抑える為に表示手段等の一部の電源を切断しステップS104に移り、信号検知手段の出力に変化が生じるまで待機する(一連の歩行速度または歩行距離の測定動作は行わない)。信号検知手段の出力に変化が生じると、ステップS105に移り、切断した一部の電源を復旧させ、ステップS101に戻り、一連の歩行速度または歩行距離の測定動作を行う。
【0017】
[実施例2]
上記実施例1においては、1つの磁石及び1つの磁気センサーを用いたのに対して、実施例2では二つの磁石と一つの磁気センサーを用いたものであり、これによっても上記実施例1と同様の効果が得られる。
つぎに、本実施例における発信手段として2つの磁石を、検知手段として1つの磁気センサーを用いた歩行速度または歩行距離測定手段を1足の靴に内蔵した場合について説明する。
【0018】
図8及び図9は本実施例の構成を説明するための図であり、図8は靴の内部を説明する図で、図9は歩行中の磁気センサー出力を時系列で連続的に示した図である。
【0019】
図8中の1a・1bは磁石で2は磁気センサーであり、上記構成において、磁石1aと1bは利用者の歩行方向にほぼ直角に置かれており、前記磁石1aと1bの磁化方向は、逆になるように配置する。
このように磁石1aと1bを配置することにより、磁気センサー出力は、図9に示すように、実施例1とほぼ同一のものを得ることが出来る。その他については、実施例1と同じであるので省略する。
【0020】
[実施例3]
上記実施例1においては、1つの磁石及び1つの磁気センサーを用い、また上記実施例2においては、2つの磁石及び1つの磁気センサーを用いたのに対して、実施例3では1つの磁石と2つの磁気センサーを用いたものであり、これによっても上記実施例1または実施例2と同様の効果が得られる。
つぎに、本実施例における発信手段として1つの磁石を、検知手段として2つの磁気センサーを用いた歩行速度または歩行距離測定手段を1足の靴に内蔵した場合について説明する。
【0021】
図10から図12は本実施例の構成を説明するための図であり、図10は靴の内部を説明する図で、図11は歩行中の2つの磁気センサー出力を時系列で連続的に示した図である。また、図12は前記2つの磁気センサー出力の差分をとった波形の図ある。
図10中の1は磁石で2a,2bは磁気センサーであり、上記構成において、片方の足に磁石1を、もう片方の足に2つの磁気センサーを配置する。このように配置することにより、2つの磁気センサー出力は図11のようになる。この2つの磁気センサー出力の差分をとると図12に示すように、実施例1とほぼ同一のものを得ることが出来る。その他については、、実施例1と同じであるので省略する。
【0022】
[実施例4]
実施例1から実施例3では、何れも歩行速度または歩行距離測定手段を靴に内蔵した説明となっているが、別に靴の外側や足首に前記歩行速度または歩行距離測定手段を装着しても同様の効果が得られる。
実施例4においては、図13に示されるように、足首に前記歩行速度または歩行距離測定手段を装着したものであり、図13中、1は左足首に装着された磁石、2は右足首に装着された磁気センサーである。その他については、実施例1と同じであるので省略する。
【0023】
[実施例5]
実施例1から実施例4までは、何れも左右の足の交差速度から、歩行速度または歩行距離を演算したが、足の動きと概ね同じ動きをする腕の動きからも歩行速度または歩行距離を演算することができる。
実施例5においては、図14に示されるように腕と腰に歩行速度または歩行距離測定手段を装着したものであり、図14中、1が右手首に装着された磁石で、2が右腰に装着された磁気センサーである。
歩行時に於ける手を動かすタイミングとその速度は、反対側の足の動きと概ね同じなので、本実施例の右手の動きはそっくり左足の動きとみなしても良い。その他については、実施例1と同じであるので省略する。
【0024】
以上、実施例1から実施例5までにおいて、発信及び検知する信号の種類として、磁気を用いて説明したが、光や超音波や電波などを用いても同様の効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、歩行時に歩行速度または歩行距離を測定するに際して、利用者の実際の歩行に即した正確な歩行速度または歩行距離を測定することが可能となる測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係る装置を装着した際の利用者の歩行姿を示す図である。
【図3】本発明の実施例1に係る利用者の左足を軸足とした時の右足の動きと磁気センサー出力の関係を模式的に示す図である。
【図4】本発明の実施例1に係る磁石の長さと磁化方向を示した図である。
【図5】本発明の実施例1に係る右足の速度と時間の関係を表した図である。
【図6】本発明の実施例1に係る磁気センサーの出力を時系列で連続的に表した図である。
【図7】本発明の実施例1に係るパワーセーブモードを説明するためのフローチャート図である。
【図8】本発明の実施例2に係る靴の内部の磁石と磁気センサーの位置関係を表した図である。
【図9】本発明の実施例2に係る磁気センサーの出力を時系列で連続的に表した図である。
【図10】本発明の実施例3に係る靴の内部の磁石と磁気センサーの位置関係を表した図である。
【図11】本発明の実施例3に係る2つの磁気センサーの出力を時系列で連続的に表した図である。
【図12】本発明の実施例3に係る2つの磁気センサーの出力の差分をとった波形を表した図である。
【図13】本発明の実施例4に係る足首に本装置を装着したところを表した図である。
【図14】本発明の実施例5に係る腕と腰に本装置を装着したところを表した図である。
【符号の説明】
1,1a,1b:磁石
2,2a,2b:磁気センサー
3:計時手段
4:演算手段
5:記憶手段
6:表示手段
7:通信手段
8:磁気センサーが磁石の全長を通過する時間
9:磁石の長さ
10:右足が動いている時間
11:磁気センサー出力の最大・最小の1組と次の1組
までの時間間隔
100:歩行距離及び速度測定装置
Claims (12)
- 利用者の歩行時における歩行速度または歩行距離を測定する測定装置であって、
前記歩行時の人体の相対的に交差する部位における交差する速度および交差する時間間隔を計測する手段と、これらの速度および時間間隔を計測する手段による計測結果に基づいて歩行速度または歩行距離を演算する演算手段と、を有することを特徴とする歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。 - 前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、少なくとも1つ以上の信号発信手段と、該信号発信手段から発信された信号を検知する少なくとも1つ以上の信号検知手段と、によって構成されていることを特徴とする請求項lに記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記信号発信手段は、少なくとも1つ以上の磁界発生手段によって構成されると共に、前記信号検知手段は少なくとも1つ以上の磁気センサーによって構成されていることを特徴とする請求項2に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、前記人体の左右の脚の交差する速度を求める手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記人体の左右の脚の交差する速度を求める手段が、1対の履物の内外若しくは足首等の脚の部位に装着されていることを特徴とする請求項4に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記人体の相対的に交差する部位における交差する速度を計測する手段は、前記人体の左右の腕の少なくとも一方の腕と腰などの交差する速度を求める手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記人体の相対的に交差する部位における交差する時間間隔を計測する手段は、前記信号検知手段によって検知される一つの前記信号発信手段からの信号と該信号に対する次の信号との間隔を計時する手段によって構成されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記歩行距離を演算する演算手段は、前記交差する速度と交差する時間間隔を計測する手段とによる計測結果に基づいて、歩幅を演算する手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記演算された歩幅を記憶する装置を有することを特徴とする請求項8に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記演算された歩行速度または歩行距離の少なくとも一方を表示するために、一体若しくは分離された表示手段を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- 前記信号検知手段の出力に所定時間変化が無い場合、本装置の一部への電源供給を切断する手段を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
- パソコン或は携帯端末等の外部情報処理装置との通信手段を備えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の歩行速度または歩行距離を測定する測定装置。
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