JP2004069184A - クリーンブース式集塵移動作業台 - Google Patents

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Yukimasa Yamazaki
山崎 幸雅
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Abstract

【課題】集塵機能に優れると共に移動機構を備えたクリーンブース式集塵移動作業台を提供する。
【解決手段】グレイチング1の直下に、山形状のガイド板3で直上部分を覆った循環ファン2を設けると共に、当該循環ファン2の左右両側に集塵機4を設け、前記循環ファン2の前方にヘパフィルター5を設け、さらに、下端部に移動用の車輪8を設けた作業台であって、前記グレイチング1上で発生した粉塵Dを、前記循環ファン2によって発生させた空気流Aと共に、前記集塵機4の上方から下方に通過させて集塵した後、上昇させ、ガイド板3を介して前記循環ファン2の上方から下方へ通過させた後、ヘパフィルター5を通過させて再び集塵し、前記空気流Aのみを、前記グレイチング1の前方に形成した前方通路6と、上方に形成した天井通路7を通し、当該天井通路7に形成した吹出孔7aから前記グレイチング1に向けて吹出す。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や工事現場等において、クリーンで良好な作業環境を提供することのできる、移動容易なクリーンブース式集塵作業台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場(鋳物工場など)や工事現場等では浮遊粉塵濃度が高くグラインダー等を使用して行う研磨作業では、更に大量の粉塵が周囲に飛散する。この粉塵は、作業環境を汚染し、特に作業者にとっては健康を損なう大きな原因となる。
【0003】
係る点に鑑み、近年では一部で集塵機能を備えた作業台が創案されており、これらを使用することによって粉塵の飛散を抑制し、作業環境の改善化を図ることができている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の集塵機能を備えた作業台は工場内の浮遊粉塵や汚染された空気から作業者を守ることが出来ないもので、集塵機能が必ずしも充分ではなく、火花粉塵による火災も少なくない。よって作業環境も満足できるほど改善されたとは言えない。また、従来の集塵装置は固定式であるため、必要時に移動させて使用することができないといった問題もある。
【0005】
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、集塵機能に優れた集塵機を備えると共に均一なクリーンエアーを作業者の位置に送り工場内汚染から作業者を守り、その上容易に移動させることのできる作業台を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1乃至図4を参照して説明する。第一の発明に係るクリーンブース式集塵移動業台は、グレイチング(格子状の天板)1の直下に、山形状のガイド板3で直上部分を覆った循環ファン2を設けると共に、当該循環ファン2の左右両側に集塵機4を設け、前記循環ファン2の前方にヘパフィルター5を設け、さらに、下端部に移動用の車輪8を設けた作業台であって、前記グレイチング1上で発生した粉塵Dを、前記循環ファン2によって発生させた空気流Aと共に、前記集塵機4の上方から下方に通過させて集塵した後、上昇させ、ガイド板3を介して前記循環ファン2の上方から下方へ通過させた後、ヘパフィルター(高性能微粒子フィルター)5を通過させて再び集塵し、前記ヘパフィルター5を通過したクリーンな空気流Aのみを、前記グレイチング1の前方に形成した前方通路6と、上方に形成した天井通路7を通し、当該天井通路7に形成した吹出孔7aから前記グレイチング1に向けて吹出してなるものである。
【0007】
第二の発明に係るクリーンブース式集塵移動作業台は、グレイチング(格子状天板)1の直下に、山形状のガイド板3で直上部分を覆った循環ファン2を設けると共に、当該循環ファン2の左右両側に集塵機4を設け、前記循環ファン2の前方にヘパフィルター(高性能微粒子フィルター)5を設け、さらに、下端部に移動用の車輪8を設けた作業台であって、前記グレイチング1上で発生した粉塵Dを、前記循環ファン2によって発生させた空気流Aと共に、前記集塵機4の上方から下方に通過させて集塵した後、上昇させ、ガイド板3を介して前記循環ファン2の上方から下方へ通過させた後、ヘパフィルター5を通過させて再び集塵し、前記ヘパフィルターを通過したクリーンな空気流Aのみを、前記グレイチング1の前方に形成した前方通路6と、上方に形成した天井通路7を通し、当該天井通路7に形成した吹出孔7aから前記グレイチング1に向けて吹出してなり、かつ、前記集塵機4を、磁力によって粉塵Dを集塵するマグネット式集塵機4aで構成し、さらに、前面部に前方を視覚するための透明部9を設けてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るクリーンブース式集塵移動作業台の実施形態を、図1乃至図4に示す。この作業台は、鋳物工場等において使用するものであり、グレイチング(格子状天板)1の直下に、山形状のガイド板3で直上部分を覆った循環ファン2を設けると共に、その循環ファン2の左右両側に、磁力によって粉塵Dを集塵するマグネット式集塵機4aを設け、さらに、循環ファン2の前方にヘパフィルター(高性能微粒子フィルター)5を設けている。ガイド板3の両端部は、それぞれマグネット式集塵機4aの近傍側端部に当接させている。また、この作業台下端部の四隅には、移動用の車輪8を設けている。さらに、前面部に前方を視覚するための透明部9を、透明アクリル板で形成している。
【0009】
そして、作業者Pがグレイチング1上で行ったグラインダー作業等により発生した粉塵Dを、循環ファン2によって発生させた空気流Aと共に、マグネット式集塵機4aの上方から下方に通過させることによって、粉塵Dの大半を集塵する。この際、循環ファン2の直上部分はガイド板3で覆っており、そのガイド板3の両端部はマグネット式集塵機4aの近傍側端部に当接させているので、粉塵Dを含んだ空気流Aは循環ファン2へ侵入することなく、当該ガイド板3の上面に沿って流れ、マグネット式集塵機4aへ確実に案内される。
【0010】
続いて、細かい粉塵Dを含む空気流Aを、一旦上昇させた後、ガイド板3の下面に沿って案内し、循環ファン2の上方から下方へ通過させた後、ヘパフィルター5を通過させ、そこで残りの粉塵Dを全て集塵する。このヘパフィルター5は微粒子を効率的に収集する能力を有するので、全ての粉塵Dをここで集塵することができる。
【0011】
そして、全ての粉塵Dを除去した後、清浄なクリーン空気流Aのみを、グレイチング1の前方に形成した前方通路6と、上方に形成した天井通路7を通し、天井通路7に形成した吹出孔7aからグレイチング1に向けて層流で吹き出す。従って、吹出孔7aから吹き出される空気流Aと、グレイチング1の直下へ吸い込まれる空気流Aとによって、天井通路7からグレイチング1の直下に向けて大きな均一な空気層流が形成される。その上、作業者は常にクリーンな空気層流内にいるため工場内の汚れた空気を吸込まない。グレイチング1上で発生する粉塵Dは、周囲に飛散することなく、確実にマグネット式集塵機とヘパフィルター5へ案内されて確実に集塵される。
【0012】
なお、マグネット式集塵機は、図4に示すように、複数の容器群10を上下に設け、各容器群10を構成する複数の集塵容器11の下面にマグネット12を着脱自在に取付け、そのマグネット12の磁力によって粉塵Dを集塵容器11内に集塵するものである。磁力によって集塵するので、集塵能力に優れ、また、一旦集塵した粉塵Dを逃がすことがない。なお、集塵容器11内の粉塵Dを廃棄する際には、当該集塵容器11をマグネット12から離脱する。これによって、集塵容器11には磁力が作用しないので、粉塵Dを容易に排出することができる。
【0013】
また、この作業台はその下端部に移動用の車輪8を設けているので、工場内の適当な場所に容易に移動させることができる。この際、作業台の前面部には前方を視覚するための透明部9を設けているので、作業者Pがこの透明部9を透して前方を確認しながら、グレイチング1の後端部を押して安全に前進させることができる。従って、安全性を確保しつつ、工場内の限られたスペースを有効に使用することができるので、実用性が高い。
【0014】
なお、本実施形態においてはマグネット式集塵機を使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、フィルター式の集塵機を用いることもできる。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係るクリーンブース式集塵移動作業台は、グレイチング1上で発生した粉塵Dを集塵機4とヘパフィルター5の両方によって集塵するので、微細な粉塵Dを含む全ての粉塵Dを確実に集塵することができる。また、天井通路7からグレイチング1に向けて大きなクリーン空気層流Aを形成するので作業者を工場内汚染及び粉塵作業から守ることが出来る。グレイチング1上で発生する粉塵Dを周囲に飛散させることなく集塵機4とヘパフィルター5によって確実に集塵させることができる。従って、作業環境を大幅に改善することができいる。
【0016】
また、この作業台は、その下端部に移動用の車輪8を設けているので、適当な場所へ容易に移動させることができる。従って、工場等の限られたスペースを有効利用することができ実用性に優れる。即ち、粉塵濃度が高く、汚染浮遊粉塵の多い工場内の任意の位置に本発明に係る移動作業台を置くことにより、作業者はクリーンエアーの均一な層流内で作業をすることが出来る。勿論、粉塵発生作業においても有効である。
【0017】
請求項2に記載の発明に係るクリーンブース式集塵移動作業台は、請求項1に記載の発明同様、集塵能力に優れ、その上、クリーンエアーで作業者を守ことが出来るので作業環境を大幅に改善することができると共に、適当な場所に移動させることができるので実用性に優れる。また、マグネット式集塵器を使用しているので、集塵能力をより高めることができ、作業環境をさらに改善することができる。さらに、前面部に透明部9を設けているので、前方の安全を確認しながら移動させることができ、より実用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーンブース式集塵移動作業台の実施形態を示す側面図である。
【図2】図1に示す作業台の正面図である。
【図3】図1に示す作業台の平面図である。
【図4】図1に示す作業台に設けたマグネット式集塵機を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1   グレイチング
2   循環ファン
3   ガイド板
4   集塵機
4a  マグネット式集塵機
5   ヘパフィルター
6   前方通路
7   天井通路
7a  吹出孔
8   車輪
9   透明部
10  容器群
11  集塵容器
12  マグネット
A   空気流
D   粉塵
P   作業者

Claims (2)

  1. グレイチング(1)の直下に,山形状のガイド板(3)で直上部分を覆った循環ファン(2)を設けると共に,該循環ファンの左右両側に集塵機(4)を設け,前記循環ファンの前方にヘパフィルター(5)を設け,さらに,下端部に移動用の車輪(8)を設けた作業台であって、前記グレイチング上で発生した粉塵(D)を,前記循環ファンによって発生させた空気流(A)と共に,前記集塵機の上方から下方に通過させて集塵した後,上昇させ,ガイド板を介して前記循環ファンの上方から下方へ通過させた後,ヘパフィルターを通過させて再び集塵し、前記ヘパフィルターを通過したクリーンな空気流のみを,前記グレイチングの前方に形成した前方通路(6)と,上方に形成した天井通路(7)を通し,該天井通路に形成した吹出孔(7a)から前記グレイチングに向けて吹出してなるクリーンブース式集塵移動作業台。
  2. グレイチング(1)の直下に,山形状のガイド板(3)で直上部分を覆った循環ファン(2)を設けると共に,該循環ファンの左右両側に集塵機(4)を設け,前記循環ファンの前方にヘパフィルター(5)を設け,さらに,下端部に移動用の車輪(8)を設けた作業台であって、前記グレイチング上で発生した粉塵(D)を,前記循環ファンによって発生させた空気流(A)と共に,前記集塵機の上方から下方に通過させて集塵した後,上昇させ,ガイド板を介して前記循環ファンの上方から下方へ通過させた後,ヘパフィルターを通過させて再び集塵し、前記ヘパフィルターを通過したクリーンな空気流のみを,前記グレイチングの前方に形成した前方通路(6)と,上方に形成した天井通路(7)を通し,該天井通路に形成した吹出孔(7a)から前記グレイチングに向けて吹出してなり、かつ,前記集塵機を,磁力によって粉塵を集塵するマグネット式集塵機(4a)で構成し,さらに,前面部に前方を視覚するための透明部(9)を設けてなるクリーンブース式集塵移動作業台。
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