JP2004069114A - 保冷庫のガラス埋め込み扉 - Google Patents

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JP2004069114A JP2002226368A JP2002226368A JP2004069114A JP 2004069114 A JP2004069114 A JP 2004069114A JP 2002226368 A JP2002226368 A JP 2002226368A JP 2002226368 A JP2002226368 A JP 2002226368A JP 2004069114 A JP2004069114 A JP 2004069114A
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Takashi Watanabe
渡辺 隆
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Abstract

【課題】枠体を軟質樹脂で一体成形し、内・外側の外殻の開口に簡単に嵌め付けることができるガラス埋め込み扉を提供する。
【解決手段】内・外側外殻12,11に開口13a ,13b を設け、この開口に枠体14を嵌め、ガラス板15a ,15b を嵌め込んだガラス嵌め込み扉30において、上記枠体14を、軟質プラスチックで一体に成形したものを採用し、上記枠体14は、内・外側外殻12,11の開口13b ,13a 縁の挟持部18,17と、上記内側外殻12の開口縁挟持部18の底部と外側外殻11の開口縁の挟持部17の内側上縁とを繋いで一体に成形し、上記繋いだ部分27の内側外殻12の開口縁挟持部18寄りに、スペーサ24b の脚28を嵌め殺し状態で嵌める溝20を形成し、上記内・外側の外殻開口13b ,13a 縁に段差を設け、上記枠体は、上記段差を設けた開口縁に嵌まり込む構造にした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、覗き窓を設けた保冷庫(冷蔵庫、以下省略)の、ガラス嵌め込み枠の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
保冷中の商品を観察するための覗き窓は、図4から図6に示すように保冷庫の外側外殻41と内側外殻42とを貫通するように開口43を形成し、この開口43に硬質プラスチックを材料とする枠体44を嵌め込み、この枠体44にガラス板45a ,45b を嵌め入れてなるものである。
【0003】
上記枠体44は、保冷庫の外殻41,42に設けた開口43に、硬質プラスチック材料を成形した二個のストレート縦枠体44a、二個のストレート横枠体44b と4個のコーナー枠体44cとを組み合わせた枠体44を嵌め込んで開口43を閉塞し、両外殻41,42の内部に発泡ポリウレタン樹脂組成物46を注入発泡させて断熱層を形成し枠体が容易に外れないようにしたものである。
【0004】
枠体44が、外殻41,42の開口43に嵌め込まれた状態の断面形状は図5に示す如く、両外殻41,42の開口には枠体44の挟持部47,48でもって外殻41,42の開口縁を挟み付け、内側外殻42の内側に向けて鉤形片49がのび発泡ポリウレタン樹脂組成物46に埋め込まれた状態となって容易に外れないようになり、さらに枠体44の片端(鉤形片側)には溝50が形成され、この溝50にガラス押さえ51が嵌まり込む。なお、上記ガラス押さえ51が嵌まり込む部分には鉤52を形成し抜け止めになっている。
【0005】
上記のように外側の外殻41と内側の外殻42に形成された開口43に取り付けられた枠体44にガラス板45a ,45b が取り付けられるが、その手順は、外側から内側へ、外側ガラス板45a 、シーラント53、二個のスペーサ54を介在させて熱線吸収フィルム55、内側ガラス板45b を順次嵌め、最後にガラス押さえ51を枠体44の溝50に押し込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く構成する従来の覗き窓形成用枠体では、外殻の開口に枠体を嵌めるために4個のコーナー枠体と、各2個の縦・横ストレート枠体に分かれていた部材を組み合わせなければならず、部品数が多くなり取付け作業も面倒である。
【0007】
上記従来技術の問題に鑑みこの発明は、枠体を一体成形して部品を一個とし、内・外側の外殻の開口に簡単に嵌め付けることができる枠体を採用した保冷庫のガラス埋め込み扉を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明は、内側外殻と外側外殻に亘って貫通する開口を設け、この開口に枠体を嵌め込み、この枠体にガラス板を嵌め込んでなる保冷庫のガラス嵌め込み扉において、上記枠体を、軟質プラスチックで一体に成形したものを採用したもの(請求項1)で、上記枠体は、内・外側外殻の開口縁を挟持する挟持部と、上記内側外殻の開口縁挟持部の底部と外側外殻の開口縁の挟持部の内側上縁とを繋いで一体に成形し(請求項2)、上記繋いだ部分の内側外殻の開口縁挟持部寄りに、スペーサの脚を嵌め殺し状態で嵌める溝を形成し(請求項3)、上記内・外側の外殻開口縁に段差が設けられ、上記枠体は、上記段差を設けた開口縁に嵌まり込む構造にした(請求項4)ものである。
【0009】
上記の如く構成するこの発明によれば、枠体を軟質のプラスチックを材料とすることにより内・外側の外殻縁周りに枠体を嵌め込むとき、自在に変形させることが可能となって、一体成形品でありながら容易に嵌め込むことが可能となった(請求項1について)。
【0010】
内・外側外殻の開口縁挟持部を段差をもって繋ぐことにより、内・外側の外殻開口に枠体を嵌め込み易くなる(請求項2,4について)。また、内・外側の外殻の開口縁挟持部を繋いでいる部分の内側開口縁挟持部寄りに、スペーサの脚部を嵌め殺し状態で嵌める溝を形成したことにより、スペーサと透明アクリル板の取付けを容易にしている。
【0011】
【発明の実施の形態】
次にこの発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。外側外殻11と内側外殻12に亘って貫通する開口13a ,13b が設けられ、この開口13a ,13b は、外側外殻11側を小さく、内側外殻12側を若干大きくして両開口13a ,13b 縁の間に段差を形成している。
【0012】
上記開口13a ,13b には枠体14を嵌め込み、この枠体14に複層ガラス15a ,15b を嵌め込んで覗き窓26を形成している。
【0013】
上記枠体14は、軟質プラスチックで一体に成形したもので、内・外側外殻12,11の開口13b ,13a の縁を挟持する挟持部18,17と、上記内側外殻の開口縁挟持部18の底部と外側外殻の開口縁の挟持部17の内側上縁17r とを繋ぐ部分27とを一体に成形しており、上記繋ぐ部分27の内側外殻12の開口縁挟持部18寄りに、スペーサ24b の脚28を嵌め殺し状態で嵌める溝20を形成している。なお、枠体14の内周には、複層ガラス15a ,15b に衝撃が加わらないようにヒレ29が形成されている。
【0014】
上記枠体14は、上記段差を設けた開口13a ,13b の縁に対応した構造をしており、該開口13a ,13b の縁に軟質プラスチックの弾性を利用して嵌め込むようになっている。
【0015】
保冷庫10のガラス埋め込み扉30(覗き窓付き扉)は、外殻11、内殻12の開口13a ,13b の縁に上記枠体14を図2のように弾性を利用して窄めた状態とし、各開口13b ,13a の縁に各挟持部17,18を被せ、開口13a ,13b の外殻・内殻の開放部分を閉塞する(図1参照)。
【0016】
次に、枠体14の外殻開口13a の挟持部17寄りにスペーサ24a とシーラント23とが一体の複層ガラス15a ,15b を嵌め、上記嵌め殺し構造の溝20にスペーサ24b の脚28を嵌め込み、このスペーサ24b に透明アクリル板31を宛がいナイロン鋲またはビスねじ32で固定する。
【0017】
上記枠体14の内周に設けたヒレ29は、複層ガラス15a ,15b を保護し、枠体14と複層ガラス15a ,15b との間に空隙を形成して空気の流れを遮断して断熱効果を上げている。
【0018】
最後に外殻11と内殻12との間の空間に発泡ポリウレタン樹脂組成物16を注入して保冷庫のガラス埋め込み扉30(覗き窓付き扉)は完成する。なお、発泡ポリウレタン樹脂組成物16の注入は、枠体14を開口13a ,13b の縁に被せ、外殻・内殻の開放部分を閉塞したときに行ってもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、枠体を軟質プラスチックの弾性を利用して自在に変形させることができ、一体成形品の枠体を容易に開口縁に嵌め込むことが可能となり、内・外側外殻の開口を大小にして段差をつくり、枠体の構造をこの開口に対応させることにより枠体が嵌め込み易くなった。また、内・外側の外殻の開口縁挟持部を繋いでいる部分の内側開口縁挟持部寄りに、スペーサの脚部を嵌め殺し状態てせ嵌める溝を形成したことにより、スペーサと透明アクリル板の取付けが容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るガラス埋め込み扉の要部断面図
【図2】扉の開口に枠体を嵌め込むときの説明図
【図3】ガラス埋め込み扉を設けた保冷庫の正面図
【図4】従来のガラス埋め込み扉の部材分解斜視図
【図5】従来のガラス埋め込み扉の要部断面図
【図6】従来のガラス埋め込み扉の要部正面図
【符号の説明】
10 保冷庫
11,41 外側外殻
12,42 内側外殻
13a ,13b ,43 開口
14,44 枠体
15a ,15b  複層ガラス
16,46 発泡ポリウレタン樹脂組成物
17,47 挟持部(外側)
18,48 挟持部(内側)
20,50 溝
21,52 鉤
23,53 シーラント
24a ,24b ,54 スペーサ
26,56 覗き窓
27,57 繋ぐ部分
28 脚
29,59 ヒレ
30,60 ガラス嵌め込み扉
31 透明アクリル板
32 ビスねじ
45a ,45b  ガラス板
49 鉤形片
51 ガラス押さえ
55 熱線吸収フィルム

Claims (4)

  1. 内側外殻と外側外殻に亘って貫通する開口を設け、この開口に枠体を嵌め込み、この枠体にガラス板を嵌め込んでなる保冷庫のガラス嵌め込み扉において、上記枠体を、軟質プラスチックで一体に成形したものを採用したことを特徴とする保冷庫のガラス埋め込み扉。
  2. 上記枠体は、内・外側外殻の開口縁を挟持する挟持部と、上記内側外殻の開口縁挟持部の底部分と外側外殻の開口縁の挟持部の内側上縁とを繋いで一体に成形したことを特徴とする請求項1に記載の保冷庫のガラス埋め込み扉。
  3. 上記繋いだ部分の内側外殻の開口縁挟持部寄りに、スペーサの脚を嵌め殺し状態で嵌める溝を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の保冷庫のガラス埋め込み扉。
  4. 上記内・外側の外殻開口縁に段差が設けられ、上記枠体は、上記段差を設けた開口縁に嵌まり込む構造にしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の保冷庫のガラス埋め込み扉。
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