JP2000005047A - 窓用の断熱シート - Google Patents

窓用の断熱シート

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JP2000005047A
JP2000005047A JP10196774A JP19677498A JP2000005047A JP 2000005047 A JP2000005047 A JP 2000005047A JP 10196774 A JP10196774 A JP 10196774A JP 19677498 A JP19677498 A JP 19677498A JP 2000005047 A JP2000005047 A JP 2000005047A
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JP
Japan
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heat insulating
window
sheet
glass
insulating material
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JP10196774A
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Yutaka Yoshizuka
豊 吉塚
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  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓ガラスに着脱可能であって、且つ、折り畳
み可能であり、しかも、その作業を容易にでき、さら
に、アルミサッシであっても、アルミ合金部材における
熱伝導も効率的に防止される窓用の断熱シートを提供す
る。 【解決手段】 内部にほゞ均等に断熱層を設け得るよう
に、プラスチックのシート材を二枚合わせにして周囲で
接着するとともに、部分的に散在して止めることによ
り、断熱シートを構成し、断熱シートには、周囲にタイ
ト縁を突設し、一部に断熱材を入れる栓を設け、さら
に、裏側に部分的に窓ガラスに止める止め具を取り付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として引違障子の
ガラスや、嵌殺窓のガラス、カーテンウォールのガラス
等に使用する窓用の断熱シートに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、殊にオイルショック以来、建
物について、断熱製が追究された結果、様々な施工方法
が考え出され、断熱材の使用や断熱空間の設定等によっ
て比較的簡単に成果が上がっているが、壁面と比べ比較
にならないほど熱損失の大きい窓については、採光や換
気等が犠牲となり困難な面があるため、充分効果が上が
っていない。
【0003】ペアガラス(複層ガラス)や、内外障子に
よる二重サッシを使用した場合、断熱性においてある程
度の改善がなされるが、既存の建物では、シングルガラ
ス、シングルサッシが普通であるから、二重構造の最近
の断熱施工の改築には多額の費用がかかることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明者に
おいては、シングルガラス、シングルサッシのままであ
っても、大きな断熱性が得られるように、鋭意研究を重
ねてきた。その結果、断熱の必要なときは冬期と夏期に
限られ、そのときに限って使用し、それ以外の時期には
撤去しておいても良いという考えに至った。
【0005】また、従来の二重構造のアルミサッシであ
っても、ガラス部分の熱伝導の高さや、ガラス間の空気
量の不足、採光時の室内温度の上昇等があり、断熱効果
は充分とは言えなかった。さらに、木製に比して窓枠や
障子の框が熱伝導の良好なアルミ合金であることから、
それからの熱伝導により室内の暖気または冷気が逃避す
る率が非常に大きく、この点の改善が簡単になされるよ
う望まれていた。
【0006】この発明は、上記のような観点から、窓ガ
ラスに着脱可能であって、且つ、折り畳み可能であり、
しかも、その作業を容易にでき、さらに、アルミサッシ
であっても、アルミ合金部材における熱伝導も効率的に
防止される窓用の断熱シートを提供することを目的とし
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、内部にほゞ均等に断熱層を設け得る
ように、プラスチックのシート材を二枚合わせにして周
囲で接着するとともに、部分的に散在して止めることに
より、断熱シートを構成し、断熱シートには、周囲にタ
イト縁を突設し、一部に断熱材を入れる栓を設け、さら
に、裏側に部分的に窓ガラスに止める止め具を取り付け
たことを特徴とする窓用の断熱シートを構成した。
【0008】上記の構成による窓用の断熱シートを使用
するときには、窓に当ててその窓ガラスに止め具、例え
ば吸盤を吸着させ、また、使用しないときには、吸盤を
外すとともに断熱材料を抜いて、折り畳んで仕舞ってお
く。また、窓に装着したまま採光や換気をなすため、一
部の吸盤を外してそのままの状態で折り畳むこともでき
る。止め具については、上記吸盤の他、磁石(マグネッ
ト)等であってもよく、特に限定されるものではない。
【0009】使用にあたっては、断熱層の断熱材料とし
て空気はもちろんのこと、アルゴン等の実用性のある気
体であればよく、また、適当な断熱材であってもよい。
そして例えば、空気層が止着部により個別的であるため
に、空気の移動が起こらなく、且つ、窓との間には実質
的に空気の二重層が得られ、そのため、断熱性が良好で
ある。また、窓ガラスばかりでなく、窓枠や框等のアル
ミ合金部分を被覆することによって、大きな断熱効果が
得られる。
【0010】上記の構成に加えて、断熱材料を入れたま
ま折り畳み可能に、縦の鎖線状に止着部を配列し、その
箇所で折り畳んだ状態を保持できるように、両端に互い
に引っ掛ける掛止部を設けると、使用状態のまま採光や
換気をなすのに好都合である。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明においては、使用する窓
の形態や大きさに応じてサイズが異なるが、周囲のタイ
ト縁8(例えばマジックテープ、マグネットテープ等を
使用)が窓の開口縁の建物躯体、つまり、木造家屋であ
ると、左右の柱や上下横木に当たるようにしておけば、
アルミサッシの部材を全面的に覆って、高い断熱性能を
発揮することができる。
【0012】また、引違障子の窓、嵌殺窓、カーテンウ
ォール等、使用対象の形態に応じて、最適な構造を取る
ことができる。また、透明、不透明いずれであっても良
く、透明、半透明にした場合も単に採光だけでなく、表
面に色彩を施したり、立体的なデザインを施せば、透過
する光を利用して、ステンドガラス調等、様々なバリエ
ーションをインテリアの中でふくらませることができ
る。
【0013】二枚のシート材1,2に透明(または半透
明)のものを使用すると、これによって採光が可能であ
るが、さらに、視覚できるようにするには、一部に透明
シートが張られた小窓を設けることもある。
【0014】窓用の断熱シートSを窓に装着したまま、
片側の吸盤6を外して開くと、窓から直接採光や換気が
できるが、その場合に、開き保持する掛止部について
は、実施例ではフック23を使用したが、例えば、マジ
ックテープと称されるベルベット式ファスナーであって
も良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の窓用の
断熱シートによれば、窓ガラスに吸盤またはマグネット
等の止め具により止めて使用するので、既存のシングル
ガラスやシングルサッシの窓に着用することによって、
その断熱性を有効に高め、結露も防止することができ
る。しかも、冬期や夏期にというように健康的に使用を
限定でき、そうしても使用や仕舞うのに好都合であると
いう優れた効果がある。
【0016】また、フック等の掛止部を設けてあると
(請求項2)、窓に着用したまま一部を開いて、窓から
採光や換気をなすのに好都合である。
【0017】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0018】図面は、一実施例を示したもので、その窓
用の断熱シートSは、二枚のシート材1,2を合わせて
周囲を接着して風船の如く密封するとともに、部分的に
散在して止めることによって、二枚のシート材1,2の
間に空気層3を保持し得るようにしたもので、一部に空
気を入れる逆止弁付き栓5が設けてある。この栓5の位
置は図1の実施例に限定されるものではなく、操作し易
い120cm位の高さに設けてもよい。また、部分的に
ガラス面に吸着させる吸盤6,6,・・が取り付けら
れ、また、周囲にタイト縁8が設けてある。
【0019】サイズについては、アルミサッシにおいて
ガラスの引違障子12,13が納まる窓枠Fを封じる広
さであって、窓枠Fは、左右縦枠9,9と上下枠10,
11とで枠組みされ、その枠9,9,10,11の内側
にタイト縁8が折り込まれて気密性が保存される。
【0020】二枚のシート材1,2は、プラスチック製
であって、止着部15,16では熱溶着の手段が取ら
れ、止着部15,16,・・の配列については縦横規則
性をもっており、均等な配列で一部の止着箇所において
吸盤6,6,・・が取り付けられる。なお、この止着部
については、適当な間隔が必要であって、余りにもこの
止着部の熱溶着部分が多いと、断熱性が損なわれ、そこ
より結露する恐れが生じるからである。
【0021】引違障子12,13は、框の枠組みの中に
ガラス10を納めたもので、窓枠Fの幅中央に召合框2
1,22が重なっており、その箇所において、止着部1
6,16,・・を鎖線の如く配列することによって、そ
の箇所において二つ折りできるようになっている。
【0022】吸盤6は、雌ねじの基部材17に軸18が
螺入され、基部材17に対して出し入れ自在となってい
る。また、断熱シートSに対する取付けについては、基
部材17に押部片19でそれを押さえ止めてあって、そ
のため、押部片19には心棒21を突設し、基部材17
に心棒21を嵌入して接着される。
【0023】窓枠Fに装着したまま二つ折りしてその状
態を保持できるように、両端の吸盤6,6には互いに引
っ掛けることのできるフック23が押部片19から突設
される。そこで、この二つ折り状態を保持して、一方の
引違障子13から採光し、あるいは換気することができ
る。
【0024】周囲のタイト縁8は、窓の木枠、つまり、
左右の柱26,26と上下横木28,30に当接されて
いるので、室内側から見て、引違障子12,13ばかり
でなく、窓枠Fも被覆され、そのため、引違障子12,
13との間に広く断熱空間25が作られ、これによって
も断熱性能が高まり、結露が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の窓用の断熱シートを示す一部切欠し
た正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視の拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線矢視における概略の断面図であ
る。
【図4】C−C線矢視における概略の断面図である。
【符号の説明】
S 窓用の断熱シート 1,2 シート材 3 空気層 5 栓 6 吸盤 10 窓ガラス 15,16 止着部 23 掛止部としてのフック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にほゞ均等に断熱層を設け得るよう
    に、プラスチックのシート材を二枚合わせにして周囲で
    接着するとともに、部分的に散在して止めることによ
    り、断熱シートを構成し、断熱シートには、周囲にタイ
    ト縁を突設し、一部に断熱材を入れる栓を設け、さら
    に、裏側に部分的に窓ガラスに止める止め具を取り付け
    たことを特徴とする窓用の断熱シート。
  2. 【請求項2】 断熱材料を入れたまま折り畳み可能に、
    縦の鎖線状に止着部を配列し、その箇所で折り畳んだ状
    態を保持できるように、両端に互いに引っ掛ける掛止部
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の窓用の断熱シ
    ート。
JP10196774A 1998-06-25 1998-06-25 窓用の断熱シート Pending JP2000005047A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017008658A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 株式会社オプト 熱線遮蔽シート
KR20210046378A (ko) * 2019-10-18 2021-04-28 한국에너지기술연구원 창틀 거치형 냉방장치 단열커버

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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