JP2004067158A - プラズマディスプレイの梱包装置 - Google Patents

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Miyuki Uchida
内田 三雪
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】プラズマディスプレイの運搬における転倒時に受ける衝撃を軽減することを目的とする。
【解決手段】パネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットを筐体内に収容して構成したプラズマディスプレイ22と、このプラズマディスプレイ22を立てた状態で保持して収納する梱包箱21と、この梱包箱21の天面部と底面部とに配置されかつ前記プラズマディスプレイ22を保持する緩衝部材23、24とを有し、かつ天面部の緩衝部材23と底面部の緩衝部材24とにおいて、天面部を柔らかく設定し、底面部を硬く設定したものである。このようにすれば、前面方向や後面方向に転倒した時のプラズマディスプレイに加わる衝撃を低減させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平面型表示装置としてのプラズマディスプレイの梱包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプラズマディスプレイは、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0003】
このプラズマディスプレイには、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化及び製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイの主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
【0004】
このようなプラズマディスプレイは、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として各種の用途に使用されている。
【0005】
まず、プラズマディスプレイにおけるプラズマディスプレイパネルの構造について図3を用いて説明する。図3に示すように、ガラス基板などの透明な前面側の基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
【0006】
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側の基板5上には、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面及びオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0007】
これらの基板1と基板5とは、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0008】
図4にこのプラズマディスプレイパネルの電極配列を示しており、図4に示すようにスキャン電極及びサステイン電極とアドレス電極とは、M行×N列のマトリックス構成であり、行方向にはM行のスキャン電極SCN1〜SCNM及びサステイン電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向にはN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている。
【0009】
このような電極構成のプラズマディスプレイパネルにおいては、アドレス電極とスキャン電極の間に書き込みパルスを印加することにより、アドレス電極とスキャン電極の間でアドレス放電を行い、放電セルを選択した後、スキャン電極とサステイン電極との間に、交互に反転する周期的な維持パルスを印加することにより、スキャン電極とサステイン電極との間で維持放電を行い、所定の表示を行うものである。
【0010】
図5に上記で説明した構造のパネルを組み込んだプラズマディスプレイの全体構成の一例を示している。図において、パネル10を収容する筐体は、前面枠11と金属製のバックカバー12とから構成され、前面枠11の開口部には光学フィルター及びパネル10の保護を兼ねたガラス等からなる前面カバー13が配置されている。また、この前面カバー13には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着が施されている。さらに、バックカバー12には、パネル10等で発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔12aが設けられている。
【0011】
前記パネル10は、アルミニウム等からなるシャーシ部材14の前面に熱伝導シート15を介して接着することにより保持され、そしてシャーシ部材14の後面側には、パネル10を表示駆動させるための複数の回路ブロック16が取り付けられている。前記熱伝導シート15は、パネル10で発生した熱をシャーシ部材14に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、回路ブロック16はパネル10の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えており、パネル10の縁部に引き出された電極引出部に、シャーシ部材14の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線板(図示せず)によって電気的に接続されている。
【0012】
また、シャーシ部材14の後面には、回路ブロック16を取り付けたり、バックカバー12を固定するためのボス部14aがダイカスト等による一体成型により突設されている。なお、このシャーシ部材14は、アルミニウム平板に固定ピンを固定して構成してもよい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成のプラズマディスプレイは大型画面で薄型を最大の特徴としており、そのため梱包状態においても奥行き寸法が小さく、従来のCRTのテレビ、ディスプレイの1/2から1/3程度になっていることが知られている。
【0014】
そして、この平板形状のプラズマディスプレイを運搬のために梱包した場合、プラズマディスプレイ自体が平板形状であるため、梱包後の全体形状も横方向及び縦方向の寸法に比べて奥行きが小さい直方体の形状となり、またプラズマディスプレイの薄型化に伴い、さらに奥行き寸法が小さくなっているため奥行き方向に対して転倒しやすくプラズマパネルに衝撃を受けやすいという課題がある。
【0015】
本発明はこのような課題を解決するもので、プラズマディスプレイの運搬における転倒時に受ける衝撃を軽減することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明のプラズマディスプレイの梱包装置は、梱包箱の天面部と底面部とに配置されかつ前記プラズマディスプレイを保持する緩衝部材とを有し、かつ天面部の緩衝部材と底面部の緩衝部材とにおいて、天面部を柔らかく設定し、底面部を硬く設定したもので、前面方向や後面方向に転倒された時の衝撃を軽減させることができるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、パネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットを筐体内に収容して構成したプラズマディスプレイと、このプラズマディスプレイを立てた状態で保持して収納する梱包箱と、この梱包箱の天面部と底面部とに配置されかつ前記プラズマディスプレイを保持する緩衝部材とを有し、かつ天面部の緩衝部材と底面部の緩衝部材とにおいて、天面部を柔らかく設定し、底面部を硬く設定したことを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1において、天面部の緩衝部材と底面部の緩衝部材とを発泡倍率の異なる材料で構成したもので、具体的には天面部をより緩衝効果のある材料とし、底面部を一般的な材料としたものである。
【0019】
以下に、本発明の一実施の形態について、図1、図2を参照しながら説明する。図1、図2に本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイの梱包装置を示しており、図において21は横方向及び縦方向の大きさに比較して奥行き方向の大きさが小さい直方体形状の梱包箱であり、この梱包箱21内には、上述したようにパネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットを筐体内に収容して構成した平板形状のプラズマディスプレイ22が、立てた状態で内部で容易に動かないように梱包箱21の天面部と底面部とに配置され緩衝部材23、24により保持されて収容されている。
【0020】
この梱包箱21の天面部と底面部とに配置された緩衝部材23、24において、天面部の緩衝部材23は底面部の緩衝部材24より柔らかく設定し、底面部の緩衝部材24は硬く設定している。具体的には天面部をより緩衝効果のある材料とし、底面部を一般的な材料として、天面部の緩衝部材23と底面部の緩衝部材24とを発泡倍率の異なる材料で構成している。なお、天面部の緩衝部材23、底面部の緩衝部材24をともに同一の発泡ウレタンなどの材料で構成し、発泡倍率のみ異ならせるようにしてもよい。
【0021】
このような構成によれば、図2に示すように、プラズマディスプレイ22を運搬する際に転倒した時、梱包箱21が横方向及び縦方向の大きさに比較して奥行き方向の大きさが小さい直方体形状であるため、梱包箱21の天面部が地面等に衝突するように前面方向や後面方向に転倒し、梱包箱21の天面部に強い衝撃が加わるが、本実施の形態では、底面部の緩衝部材24より、天面部の緩衝部材23が柔らかいため、プラズマディスプレイ22に加わる衝撃を軽減することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、大型で平板形状となるプラズマディスプレイにおいて、梱包箱に入れて運搬する際の転倒時における衝撃を簡単な構成で軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイの梱包装置を示す斜視図
【図2】同装置の要部を示す断面図
【図3】一般のプラズマディスプレイのパネル部分を示す斜視図
【図4】同じく電極配線を示す概略図
【図5】プラズマディスプレイの分解斜視図
【符号の説明】
21 梱包箱
22 プラズマディスプレイ
23、24 緩衝部材

Claims (2)

  1. パネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットを筐体内に収容して構成したプラズマディスプレイと、このプラズマディスプレイを立てた状態で保持して収納する梱包箱と、この梱包箱の天面部と底面部とに配置されかつ前記プラズマディスプレイを保持する緩衝部材とを有し、かつ天面部の緩衝部材と底面部の緩衝部材とにおいて、天面部を柔らかく設定し、底面部を硬く設定したことを特徴とするプラズマディスプレイの梱包装置。
  2. 天面部の緩衝部材と底面部の緩衝部材とを発泡倍率の異なる材料で構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイの梱包装置。
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