JP2004065639A - 遊技機用演出装置及びそれを用いた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機において従来の役物等にない迫力ある動きを再現できる遊技機用演出装置とそれを用いた遊技機を提供する。
【解決手段】破壊モデル10は、台座30・巻取機構40等を介して遊技機500の遊技盤501に保持され、次の三状態に変化する。
(1)復元形態(第一形態)にて全体が運動停止する第一停止状態;
(2)破壊形態(第二形態)にて全体が運動停止する第二停止状態;
(3)遊技盤501上の遊技状態の変化に対応して頭部12及び左右の前肢13L,13Rが破壊分離し、その破壊分離した各部分12,13L,13Rが復元形態と破壊形態との間で重力落下し、又は重力に抗して巻取機構40により引き上げられることによって移動する移動状態;
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機用演出装置及びそれを用いた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、弾球遊技機等の遊技機には、盤面上に種々の役物等が配置され、これらは遊技のゲーム性において重要な役割を担っている。例えば、遊技機用電動チューリップ等の入賞装置では一対の開閉部材によって入賞のしやすさが変化する。また、第二種パチンコ機に用いられ羽根物と称される役物では、飛行機の翼のような羽根状部材が開閉したりスライドしたりして入賞を容易としている。しかし、これらの役物では、いずれも比較的単純な動きに終始しており、動きのインパクトに欠けるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の解決すべき課題は、遊技機において従来の役物等にない迫力ある動きを再現できる遊技機用演出装置とそれを用いた遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記のような課題を解決するために、本発明の遊技機用演出装置は、
所定の第一形態とその第一形態とは異なる第二形態とに可逆的に変形可能な被変形物を備える遊技機用演出装置であって、
その被変形物は、
遊技機に直接又は他部材を介して間接的に保持され、前記第一形態及び前記第二形態にてそれぞれ全体が運動停止しうる第一停止状態及び第二停止状態と、
遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が分離し、その分離した部分が前記第一形態と前記第二形態との間で移動する移動状態と、
に状態変化することを特徴とする。
【0005】
このような遊技機用演出装置によれば、被変形物は遊技状態の変化に対応して第一形態と第二形態とに可逆的に変形するので、従来の役物等にない迫力ある動きを再現でき、遊技者に強いインパクトを与えるとともに、これまでにない新たな興趣を喚起することができる。
【0006】
そして、この被変形物は、分離した部分を遊技機に対して間接的に保持しつつ第一形態と第二形態との間で移動させるための移動機構を備えることにより、分離した部分の移動をスムーズにかつ確実に安定して行なうことができる。このような移動機構は、例えば、分離した部分に予め取り付けられている糸状・紐状等の取付部材と、その取付部材を少なくとも第一形態と第二形態との間で移動させる回転系・スライド系・振動系等の駆動体と、を有するように構成することができる。
【0007】
上記のような課題を解決するために、本発明の遊技機用演出装置は、第一の具体的態様として、
所定の復元形態とその復元形態を構成する全部又は一部が破壊により分離する破壊形態とに可逆的に変形可能な破壊・復元型の被変形物を備える遊技機用演出装置であって、
その被変形物は、
遊技機に直接又は他部材を介して間接的に保持され、前記復元形態及び前記破壊形態にてそれぞれ全体が運動停止しうる第一停止状態及び第二停止状態と、
遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が破壊により分離し、その破壊により分離した部分が前記復元形態と前記破壊形態との間で移動する移動状態と、
に状態変化することを特徴とする。
【0008】
このような破壊・復元型の遊技機用演出装置によれば、被変形物(被破壊物)は遊技状態の変化に対応して破壊形態と復元形態とに可逆的に変形するので、従来の役物等にはない斬新な演出効果を発揮し、遊技者に強いインパクトを与えることができる。また、遊技者は、次に破壊変形するのはいつになるのか遊技状態の変化に目を離せなくなり、これまでにない新たな興趣を喚起することができる。
【0009】
そして、破壊分離した部分が復元形態と破壊形態との間で重力落下し、又は重力に抗して引き上げられることによって移動状態となるように被変形物(被破壊物)を構成することができる。これによって、重力の利用により瞬間的かつ自然な動きで被破壊物を破壊させることができるので、現実味を増すことができる。また、破壊部分を復元する過程にのみ動力を作用させればよくなるので省エネルギーにもなる。
【0010】
ところで、この被変形物は、破壊分離した部分を遊技機に対して間接的に保持しつつ復元形態と破壊形態との間で移動させるための巻取機構を備えることにより、破壊分離した部分の移動を狭いスペースでも効率よく行なうことができる。したがって、破壊分離した部分が重力で落下するための構成について、
「可撓性連結部材(例えば釣り糸)により破壊分離した部分と連結され、可撓性連結部材を少なくとも復元形態と破壊形態との間で巻取移動させる回転駆動体(例えば巻取ボビン)と、回転駆動体を回転駆動させる駆動源(例えば電動モータ)と、駆動源の駆動力を回転駆動体に伝える動力伝達装置(例えば歯車伝動装置)と、動力伝達装置による回転駆動体への動力伝達を入り切りする動力断続部(例えばスライドギア部)と、を備える巻取機構」
で構成する場合を例示することができる。
【0011】
被変形物(被破壊物)が遊技機の遊技領域に配置され、少なくとも被変形物(被破壊物)の上方を覆う囲いが遊技機に取り付けられていると、囲いの下方空間において被破壊物の動きが比較的自由に設定でき、遊技盤上を流下する遊技球等によって被破壊物の動きが妨げられることも少ない。
【0012】
また、被変形物が、遊技球の入球又は通過により遊技者に有利な遊技状態に移行可能な入賞口を有する遊技機に保持され、遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が破壊により分離する破壊形態に変形したとき入賞口を開放する第二停止状態と、その破壊により分離した部分が復元して復元形態に変形したとき入賞口を塞ぐ第一停止状態とに可逆的に状態変化可能であるとともに、
少なくとも入賞口及び被変形物の上方を覆うとともに遊技球が通過可能な入球部を有する囲いが、遊技機に取り付けられるように構成できる。
【0013】
このように構成すれば、被変形物(被破壊物)は装飾的な機能の他に、入賞口に係わることによって遊技のゲーム性を左右する実際的な機能を有することになるので、遊技者はその動きからますます目が離せなくなり、遊技をしながらこれまでにない感動と興奮を味わうことができる。そして、この場合には入球部を有する囲いを遊技機に取り付けてあるので、次々と流下する遊技球に妨げられずに被破壊物の破壊への動きを確保できるとともに、被破壊物が破壊され入賞口が開放されたときには、入球部を通じて遊技球を開放された入賞口へ導くことができる。
【0014】
また、上記のような課題を解決するために、本発明の遊技機用演出装置は、第二の具体的態様として、
所定の第一組立形態とその第一組立形態とは異なる第二組立形態とに可逆的に変形可能な組立型の被変形物を備える遊技機用演出装置であって、
その被変形物は、
遊技機に直接又は他部材を介して間接的に保持され、前記第一組立形態及び前記第二組立形態にてそれぞれ全体が運動停止しうる第一停止状態及び第二停止状態と、
遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が分離し、その分離した部分が前記第一組立形態と前記第二組立形態との間で移動する移動状態と、
に状態変化することを特徴とする。
【0015】
このような組立型の遊技機用演出装置によれば、被変形物は遊技状態の変化に対応して第一組立形態と第二組立形態とに可逆的に変形するので、従来の役物等にはない斬新な演出効果を発揮し、遊技者に強いインパクトを与えることができる。また、遊技者は、次に組替え変形するのはいつになるのか遊技状態の変化に目を離せなくなり、これまでにない新たな興趣を喚起することができる。
【0016】
その被変形物に、分離した部分を第一組立形態と第二組立形態とに各々組立保持可能な引張機構を備えることにより、分離した部分が引張機構によって確実に移動されて組立保持されるので、被変形物は安定的に両組立形態を維持できる。このような引張機構として、分離した部分に予め取り付けられている枠状・紐状・糸状・レール状等の連結部材(例えば連結紐)と、その連結部材を少なくとも第一組立形態と第二組立形態との間で牽引移動させるスライド系等の牽引駆動体(例えばソレノイド)と、を有するように構成することができる。
【0017】
ここで、被変形物は、第一組立形態において、遊技領域に配設された遊技装置を囲む形でその周囲に配置された装飾部材を構成する一方、第二組立形態において、遊技装置の前方にて組立形成される象形物を構成することができる。被変形物が、装飾部材と象形物という異種の組立形態を構成することによって、一層斬新な演出効果を発揮することができる。
【0018】
そして、本発明の遊技機は、このような遊技機用演出装置と、被変形物の形態変化に対応して、発光態様が変化する発光手段及び発音態様が変化する発音手段のうちの少なくとも一方と、を備えたことを特徴とする。被変形物の形態変化に照明効果や音響効果を加味することにより、遊技者に一層強いインパクトを与えることができる。
【0019】
ところで、遊技機が第一種パチンコ機(いわゆるセブン機)の場合、被変形物の全部又は一部が分離して移動する際の遊技盤上の遊技状態(の変化)として、例えば表1のようなケースが含まれる。このとき、表1の各欄において、被変形物は、第一形態→第二形態→第一形態の可逆変形(往復変形)を行っても、そのいずれか一方の変形(片道変形)のみを行ってもよい。例えば、被変形物は、表1の▲1▼特定リーチ発生時に、第一形態から第二形態に変形した後第二形態から第一形態に変形してもよく、▲1▼特定リーチ発生時に、第一形態から第二形態に変形し、その後の▲2▼大当たり確定時に第二形態から第一形態に変形してもよい。
【0020】
【表1】
Figure 2004065639
【0021】
また、遊技機が第二種パチンコ機(いわゆる羽根物)の場合、被変形物の全部又は一部が分離して移動する際の遊技盤上の遊技状態(の変化)として、例えば表2のようなケースが含まれる。このとき、表2の各欄においても表1と同様に、被変形物は、第一形態→第二形態→第一形態の可逆変形(往復変形)を行っても、そのいずれか一方の変形(片道変形)のみを行ってもよい。
【0022】
【表2】
Figure 2004065639
【0023】
さらに、遊技機が第三種パチンコ機(いわゆる権利物)の場合には、特別図柄変動表示装置付きのタイプと役物付きのタイプとに大別される。このうち、特別図柄変動表示装置付きのタイプでは、被変形物の全部又は一部が分離して移動する際の遊技盤上の遊技状態(の変化)として、例えば表3のようなケースが含まれる。そして、役物付きのタイプでは、被変形物の全部又は一部が分離して移動する際の遊技盤上の遊技状態(の変化)として、例えば表4のようなケースが含まれる。このとき、表3又は表4の各欄においても表1と同様に、被変形物は、第一形態→第二形態→第一形態の可逆変形(往復変形)を行っても、そのいずれか一方の変形(片道変形)のみを行ってもよい。
【0024】
【表3】
Figure 2004065639
【0025】
【表4】
Figure 2004065639
【0026】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明を適用した破壊・復元型の遊技機用演出装置の一例を図面を参照しつつ説明する。
図7に示すように、第一種パチンコ機(以下、遊技機ともいう)500の遊技盤501前面には、ほぼ左半周が内外2本の発射レール502によって区画され、全体としてほぼ円形の遊技領域503が形成されている。本実施例に係る破壊・復元型の遊技機用演出装置(以下、単に破壊演出装置ともいう)1は、この遊技領域503の上下方向中央領域で右端部に位置する形で、遊技盤501に配置固定されている。
【0027】
なお、本実施例において上方側とは鉛直上方側、下方側とは鉛直下方側を意味するものとする。また、後方側(又は後面側)とは遊技盤501の盤面と直交する方向(すなわち前後方向)における遊技機500内部に向かう側(すなわち、主制御基板等の種々の基板が設けられる内部機構側)、前方側(又は前面側)とはそれとは反対側の遊技者に対面する側を意味する。
【0028】
図1は破壊演出装置1の全体斜視図、図2及び図3は被破壊物の破壊前(復元形態)及び破壊後(破壊形態)の状態をそれぞれ表わす正面図である。破壊演出装置1は、破壊モデル10(被破壊物;被変形物)と、囲い20と、台座30と、巻取機構40(移動機構)とを有している。破壊モデル10は、ここでは恐竜を象った人形模型として表わされ、その胴体部11が台座30を介して遊技機500の遊技盤501に固定的に保持されている。また、胴体部11とは分離構成された頭部12及び左右の前肢13L,13Rが、遊技盤501上の遊技状態の変化(後述)に対応してそれぞれ破壊により分離する破壊形態(図3)と、その破壊分離した頭部12及び前肢13L,13Rが復元する復元形態(図2)とに可逆的に変形する。
【0029】
つまり、破壊モデル10は、台座30・巻取機構40等を介して遊技機500の遊技盤501に保持され、次の三状態に変化する。
(1)復元形態(第一形態)にて全体が運動停止する第一停止状態(図2);
(2)破壊形態(第二形態)にて全体が運動停止する第二停止状態(図3);
(3)遊技盤501上の遊技状態の変化(後述)に対応して頭部12及び左右の前肢13L,13Rが破壊分離し、その破壊分離した各部分12,13L,13Rが復元形態と破壊形態との間で重力落下し、又は重力に抗して巻取機構40により引き上げられることによって移動する移動状態(図2→図3又は図3→図2);
【0030】
囲い20は、遊技機500の遊技盤501に取り付けられ、上方枠21、下方枠22、左右の側方枠23L,23R及び後方枠24によって、破壊モデル10を囲う箱状(立方体状、直方体状等)の周囲6面のうち前面(遊技者対向面)を除く5面を形成している。このような箱状の囲い20を構成する上方枠21は平板状(水平状)に形成すればよいが、三角屋根状に形成した場合(図7参照)には、遊技球の流下をスムーズにして上方枠21での滞留を少なくすることができる。なお、破壊モデル10の前面側は、遊技盤501に取り付けられるガラス枠(図示せず)によって覆われ、遊技者からガラス枠越しに破壊モデル10の破壊・復元並びにその間の移動状況が見えるようになっている。
【0031】
また、台座30は、下方枠22上面の所定位置に取り付けられ、その上面には上記した通り破壊モデル10の胴体部11が固定されている。台座30上の破壊モデル10の状態変化について、上記(1)(2)(3)の他に以下のような場合も可能である。
(A)上記第一停止状態から、遊技盤501上の遊技状態の変化(後述)に対応して、台座30が下方枠22上を所定距離移動した後、破壊モデル10の全部又は一部が破壊分離する移動状態を経て上記第二停止状態に至る場合;
(B)上記第一停止状態から、遊技盤501上の遊技状態の変化(後述)に対応して、台座30上で蹲っていた破壊モデル10が立ち上がった後、破壊モデル10の全部又は一部が破壊分離する移動状態を経て上記第二停止状態に至る場合;(C)上記第一停止状態から、遊技盤501上の遊技状態の変化(後述)に対応して、台座30が上方向に伸長して高くなった後、破壊モデル10の全部又は一部が破壊分離する移動状態を経て上記第二停止状態に至る場合;
【0032】
次に、巻取機構40について説明する。図4は第二停止状態(図3)における巻取機構40の平面図及び斜視図、図5は第一停止状態(図2)における巻取機構40の平面図及び斜視図を示している。これら各図において、巻取機構40は、釣り糸とチェンとからなる接続部材41(可撓性連結部材)、巻取ボビン42(回転駆動体)、歯車伝動装置43(動力伝達装置)、スライドギア部44(動力断続部)、電動モータ45(駆動源)及びフォトセンサ46(非接触式センサ;検出手段)を含んで構成されている。
【0033】
具体的には、破壊モデル10の破壊分離する部分である頭部12及び左右の前肢13L,13Rに一端側が各々連結された3本の釣り糸412,413L,413R(図3)は、それぞれ胴体部11の内部を通り、その他端側は各々1本のチェン411の一端部に接続されている。このチェン411の他端部は巻取ボビン42に取り付け(巻き付け)られ、巻取ボビン42がチェン411を巻取移動させることによって、破壊分離部分12,13L,13Rが復元形態(図2)と破壊形態(図3)との間で移動する。このとき、巻取ボビン42は電動モータ45によって回転駆動されるが、電動モータ45の駆動力を巻取ボビン42に伝えるための歯車伝動装置43には、歯車伝動装置43による巻取ボビン42への動力伝達を入り切りするためのスライドギア部44が備えられている。なお、45aは電動モータ45のモータ基板、45bはそのコネクタである。
【0034】
図4(a)及び図5(a)を参照し、歯車伝動装置43とスライドギア部44についてさらに詳細に説明する。電動モータ45の回転駆動軸45cに第一平歯車43a(動力伝達装置)が固定されている。回転駆動軸45cの回転駆動軸線O1と共通の軸線を有する巻取ボビン42のボビン回転軸42aに第一平歯車43aと歯数、モジュールが同一の第二平歯車43b(動力伝達装置)が固定されている。回転駆動軸線O1と直交するスライド軸線O2に沿ってスライド可能なスライド軸44a(動力断続部)には、両平歯車43a,43bと同時に噛み合って回転するリング状のフェースギア44b(動力断続部)が固定されている。ソレノイド44c(動力断続部)の直線駆動軸44d(動力断続部)はスライド軸線O2に平行な直線駆動軸線O3を有し、その先端部には上記フェースギア44bの背面側に位置して駆動駒44e(動力断続部)が固定配置されている。ソレノイド44cのケーシング44fと駆動駒44eとの間の直線駆動軸44dには、フェースギア44bに対して駆動駒44eを背面側から係合させ、フェースギア44bを両平歯車43a,43b側へスライド移動させるように付勢する圧縮コイルスプリング44g(弾発部材;動力断続部)が介装されている。
【0035】
そこで、ソレノイド44cが非励磁状態では、図5のように、圧縮コイルスプリング44gの付勢力により駆動駒44eが押され、フェースギア44bが両平歯車43a,43bと噛み合う。すると、電動モータ45の駆動回転が巻取ボビン42に伝えられ、接続部材41にはテンションがかかる。一方、ソレノイド44cが励磁されると、図4のように、直線駆動軸44dは圧縮コイルスプリング44gの付勢力に抗してソレノイド44c側に引き込まれ、これに伴ってフェースギア44bが両平歯車43a,43bから離間する。すると、電動モータ45の駆動回転が巻取ボビン42に伝わらなくなり、ボビン回転軸42aは回転フリーな状態となる。
【0036】
図1に戻り、フォトセンサ46は囲い20(後方枠24)に固定されている。巻取ボビン42によるチェン411の巻取移動により破壊分離部分12,13L,13Rが復元形態(図2,図5)に戻ったとき、フォトセンサ46がチェン411に取り付けられたマーカ411a(図5(b))を検知する。これにより、電動モータ45の回転駆動が停止され、破壊モデル10が第一停止状態(図2)に保持される。なお、46aはフォトセンサ46のセンサ基板、46bはそのコネクタである。
【0037】
図1〜図3に示すように、この破壊演出装置1にはLED素子2aを用いた照明装置2(発光手段)が取り付けられている。具体的には、左右側方枠23L,23Rに、その外側から内側の破壊モデル10収容空間へ向けて複数のLED素子2aを配列した発光基板2L,2Rが各々固定されている。なお、2bは発光基板2L,2Rのコネクタである。一方、図7に示すように、遊技機500にはスピーカ3aを用いた音響装置3(発音手段)が取り付けられている。そして、破壊モデル10の復元形態と破壊形態との間の形態変化に対応して、照明装置2の発光態様が変化(例えば、点灯色の変化、点灯と点滅との変化)し、音響装置3の発音態様が変化(例えば、音色の変化、連続音と断続音との変化)する。
【0038】
ここで、図7を用いて、第一種パチンコ機500における遊技の流れ(遊技盤501上の遊技状態の変化)について概要を説明する。普通入賞装置530の普通入賞口537に入球(ゲート通過)して普通入賞スイッチ535を作動させると、遊技盤501は普通入賞状態となり、普通図柄表示装置540の普通図柄表示部541が変動表示(例えば〇×表示を各別に照射するランプを交互に点灯する等)した後停止する。このとき、停止図柄が外れ(例えば×のランプ表示)の場合は普通入賞状態はそのまま終了するが、停止図柄が当たり(例えば〇のランプ表示)の場合には、始動入賞装置510の回動部材511が所定時間(例えば0.5秒間)にわたり開口して、始動入賞口517に入球し易くなる「当たり状態」となる。
【0039】
上記した「当たり状態」において、遊技球が始動入賞装置510の始動入賞口517に入球して始動入賞スイッチ515を作動させると、乱数を用いた当否判定が行われる。この当否判定において大当たり判定がなされると、特別図柄変動表示装置550の複数(例えば3個)の特別図柄表示部551が回転した後所定の順序で停止し、停止図柄が一列状に所定の同一図柄(例えば、777)で揃って「大当たり状態(特別遊技状態)」となる。すると、入賞扉521が開き、大入賞装置520に遊技球がきわめて入り易い状況をもたらす。そして、大入賞装置520に所定数(例えば10個)の入球又は所定時間(例えば30秒間)の経過によって入賞扉521は一旦閉じられるが、その間に特定領域522に入球したことが第一スイッチ523によって検出されると、再び入賞扉521が開いて大入賞装置520へ入球し易くする。このような入賞扉521の開閉は予め決められたラウンド回数(例えば最高16回)まで繰り返されるので、このような大当たり状態の間に遊技者は多数の賞球を得ることができる。
【0040】
大入賞装置520の開放が所定ラウンド回数行われると大当たり状態は終了し、このとき抽選が行われ、時短機能の付加が決定すると次の大当たり発生までの時間が短縮される。さらに、上記当否判定において確率変動付き大当たり判定(確率変動付き特別遊技判定)がなされると、特別図柄変動表示装置550が大当たり図柄の中でもさらに遊技者に有利な確率変動図柄で停止して、確率変動付き大当たり状態(確率変動付き特別遊技状態)となる。
【0041】
そこで、破壊モデル10が破壊により分離するきっかけとなる遊技盤501上の遊技状態の変化は、既述の表1で与えられるものとする。つまり、遊技盤501上の遊技状態の変化が、
(1)特定リーチ発生時
(2)大当たり確定時
(3)大当たり終了時
(4)確率変動確定時
であるとき、破壊モデル10が破壊により分離する。なお、通常の場合、発生頻度は(1)から(4)に向って低くなる。
【0042】
次に、破壊モデル10が破壊分離し、再び復元する際の破壊演出装置1の作動について、上記(2)の大当たり確定時を例にとり、図6のフローチャートを用いて説明する。遊技盤501上での遊技が開始されると、青色のLED素子2aを点灯する(S1;図1)。このとき破壊モデル10は復元形態での第一停止状態(図2)である。そして、始動入賞スイッチ515の作動が確認され(S2でYES;図7)、大当たりが確定すると(S3でYES)、S4にてソレノイド44cを励磁させ、S5にて青色のLED素子2aを消灯し、S6にて赤色のLED素子2aを点灯する。破壊モデル10の破壊分離とほぼ同時に照明装置2の発光態様が青色から赤色に変化するので、照明装置2の発光態様の変化が破壊モデル10の破壊形態への移行のシグナルとなる。
【0043】
ソレノイド44cの励磁によって、直線駆動軸44dが引き込まれ、フェースギア44bが両平歯車43a,43bから離間する(図4)。したがって、ボビン回転軸42aは回転フリーな状態となるので、破壊分離部分12,13L,13Rが重力により落下する。このとき、破壊モデル10が破壊形態での第二停止状態(図3)となるまで、すなわち破壊分離部分12,13L,13Rの落下が完了するまで所定時間(例えばt=5秒)待機する(S7)。破壊分離部分12,13L,13Rの落下途中で次工程(S9,S10)の巻き上げが開始され、接続部材41が絡み合ったり引っ掛かったりすることを、所定の待機時間を設けることにより防止している。また、この待機時間によって破壊分離部分12,13L,13Rの運動停止(第二停止状態)を実現できる。ただし、破壊分離部分12,13L,13Rの落下時の衝撃による若干の横揺れ等は第二停止状態で許容されるものとする。
【0044】
S8にて赤色のLED素子2aを消灯後、S9にてソレノイド44cを非励磁とし、圧縮コイルスプリング44gの付勢力により駆動駒44eが押され、フェースギア44bが両平歯車43a,43bと噛み合わされる(図5)。S10にて電動モータ45を回転させると、電動モータ45の駆動回転が巻取ボビン42に伝えられ、接続部材41にはテンション(引張力)がかかり、巻取ボビン42によってチェン411が順次巻き上げられていく(図5)。このとき、圧縮コイルスプリング44gの緩衝機能によって電動モータ45の駆動回転力の変動(バラツキ)等をフェースギア44bの背面側に逃がすことができる。そして、フォトセンサ46がチェン411に取り付けられたマーカ411aを検知すると(S11でYES;図5)、破壊分離部分12,13L,13Rが復元形態(図2)に戻ったと判断して、S12にて電動モータ45の駆動回転を停止し、第一停止状態(図2)に復帰させる。演出効果(装飾効果)を高めるため、S13にて青色及び赤色のLED素子2aを全点灯させて所定時間(例えばt=5秒)保持し(S14)、次にS15にて青色及び赤色のLED素子2aを全消灯させて、所定時間(例えばt=5秒)保持し(S16)た後リターンする。
【0045】
ここで、巻取機構40各部の変更例の一例として、
(1)釣り糸とチェンとからなる接続部材41の代りに、可撓性連結部材として、糸、紐、綱、ワイヤ、ロープ、ワイヤロープ、ピアノ線、チェン、ベルト、ゴム等を利用できる。
(2)歯車伝動装置43の代りに、動力伝達装置として、ベルト、チェン、軸継手等を利用できる。
(3)スライドギア部44の代りに、動力断続装置として、噛み合いクラッチ、摩擦クラッチ等を利用できる。
【0046】
なお、フォトセンサ(光電式センサ)46の代りに、静電容量式センサ、磁気式センサ、高周波発振式センサ、赤外線センサ、超音波センサ、マグネスケール、レーザセンサ等の非接触式センサを用いることができる。
【0047】
(実施例2)
本発明を適用した破壊・復元型の遊技機用演出装置の他の例について、図8〜図10を参照して説明する。
図8に示す第二種パチンコ機(以下、遊技機ともいう)600の遊技盤601前面には、ほぼ左半周が内外2本の発射レール602によって区画され、全体としてほぼ円形の遊技領域603が形成されている。本実施例に係る破壊・復元型の遊技機用演出装置(以下、単に破壊演出装置ともいう)101は、この遊技領域603のほぼ中央領域に位置する形で、遊技盤601に配置固定されている。
【0048】
図9及び図10は、被破壊物が破壊形態(第二形態)及び復元形態(第一形態)に変形した状態をそれぞれ表わす拡大正面図である。この実施例における破壊演出装置101は、破壊モデル10(被破壊物;被変形物)と、囲い120と、台座130と、巻取機構40(移動機構)とを有している。このうち、破壊モデル10と巻取機構40とは、実施例1に記載した破壊演出装置1の破壊モデル10と巻取機構40とにそれぞれ構成を共通にしているため、同一符号を付して詳細説明を省略する。
【0049】
図9に示すように、囲い120は遊技機600の遊技盤601に取り付けられ、上方枠121、下方枠122、左右の側方枠123L,123R及び後方枠124によって、破壊モデル10を囲う箱状(立方体状、直方体状等)の周囲6面のうち前面(遊技者対向面)を除く5面を形成している。左右の側方枠123L,123Rの各上端部には上方枠121との間に隙間をあけて、遊技球Bが通過可能な入球口125L,125R(入球部)を各々形成する。そして、これらの入球口125L,125Rを開閉するように作動する羽根126L,126Rがそれぞれの入球口125L,125Rに対応させて配置され、囲い120と羽根126L,126Rとはセンター役物605(遊技機用役物)を構成している。なお、上方枠121は丸屋根状又は三角屋根状に形成され(図9参照)、遊技球Bがスムーズに流下するようにしてある。
【0050】
また、台座130は、下方枠122上面の所定位置に取り付けられ、その上面には破壊モデル10の胴体部11が固定されている。台座130と下方枠122とを上下方向に貫通する形でVゾーン650(入賞口)が形成され、このVゾーン650を遊技球Bが通過することにより遊技者に有利な特定遊技状態に移行可能となっている。
【0051】
さらに、破壊モデル10は、遊技盤601上の遊技状態の変化(後述)に対応して、破壊分離部分である頭部12及び左右の前肢13L,13R(図3参照)が破壊分離する破壊形態に変形したとき、Vゾーン650を開放する第二停止状態(図9参照)と、その破壊分離部分が復元して復元形態に変形したときVゾーン650を塞ぐ第一停止状態(図10参照)とに可逆的に状態変化可能である。
【0052】
ここで、図8を用いて、第二種パチンコ機600における遊技の流れ(遊技盤601上の遊技状態の変化)について概要を説明する。上記した通り、センター役物605は、囲い120と羽根126L,126R(入球口125L,125R)とを含んで構成されている。そのセンター役物605の下方左右には第一スタートチャッカー610,610が各々配置され、第一スタートチャッカー610,610に遊技球Bが入球するとセンター役物605の羽根126L,126Rが所定回数(例えば1回)の開閉動作を行う。一方、センター役物605の下方中央には第二スタートチャッカー620が配置され、第二スタートチャッカー620に遊技球Bが入球するとセンター役物605の羽根126L,126Rが所定回数(例えば2回)の開閉動作を行う。そして、これらの羽根126L,126Rの開閉動作の際に、遊技球Bが入球口125L,125Rからセンター役物605内に入球した場合、入球した遊技球Bのセンター役物605内でのその後の挙動が、遊技の流れ(遊技盤601上の遊技状態の変化)を大きく左右する。
【0053】
入球した遊技球Bがセンター役物605内部のVゾーン650を通過(入賞)した場合には、大当たり状態(特定遊技状態)がスタートする。大当たり状態(特定遊技状態)では、羽根126L,126Rの開閉動作が所定回数(例えば最大18回)に達するまで、又は遊技球Bが所定個数(例えば10個)入賞するまで継続し、その動作中に再び大当たり状態(特定遊技状態)となると、同じ動作が所定ラウンド回数(例えば最大15ラウンド)繰り返される。なお、入球した遊技球Bが、Vゾーン650を通過せずに排出口(図示せず)からセンター役物605の外に排出された場合には、入球に対する所定の賞球払出しを行った後遊技が続行される。
【0054】
そこで、破壊モデル10が破壊により分離するきっかけとなる遊技盤601上の遊技状態の変化は、既述の表2で与えられるものとする。つまり、遊技盤601上の遊技状態の変化が、
(1)Vゾーン入賞時
であるとき、破壊モデル10が破壊により分離する(図9)。したがって、遊技球BがVゾーンを通過(入賞)しやすくなるので、大当たりのラウンドを継続しやすくなる。
【0055】
(実施例3)
本発明を適用した組立型の遊技機用演出装置の一例について、図11〜図15を参照して説明する。
図11に示す第一種パチンコ機(以下、遊技機ともいう)700の遊技盤701前面には、ほぼ左半周が内外2本の発射レール702によって区画され、全体としてほぼ円形の遊技領域703が形成されている。本実施例に係る組立型の遊技機用演出装置(以下、単に組立演出装置ともいう)201は、その組立モデル210(被変形物)が遊技領域703のほぼ中央領域に位置する形で、遊技盤701の前面側と後面側とに分散配置されている(図13及び図15参照)。
【0056】
図12及び図14は、組立モデル210が第二組立形態及び第一組立形態に変形した状態をそれぞれ表わす拡大正面図である。また、図13及び図15は、図12のA−A断面及び図14のB−B断面をそれぞれ表わす説明図である。この実施例における組立演出装置201は、組立モデル210(被変形物)と引張機構240(移動機構)とを有している。このうち、組立モデル210は、次の2つの形態に可逆的に変形可能に構成されている。
[1]液晶表示装置750(実施例1の特別図柄変動表示装置550に相当する;遊技装置)の外縁に沿って形成される枠体760の前面側を装飾する第一組立形態としての前側装飾部(以下、前飾りともいう)211(装飾部材)[図14];
[2]液晶表示装置750の前方にて組立形成される第二組立形態としての顕在化モデル212(象形物)[図12];
なお、顕在化モデル212は、実施例1の破壊モデル10と同様に、恐竜を象った人形模型として具現化されている。
【0057】
つまり、組立モデル210は、引張機構240等を介して遊技機700の遊技盤701に保持され、次の三状態に変化する。
(1)第一組立形態(第一形態)にて全体が運動停止する第一停止状態(図14);
(2)第二組立形態(第二形態)にて全体が運動停止する第二停止状態(図12);
(3)遊技盤701上の遊技状態の変化(後述)に対応して全体が分離し、それら分離した各部分が第一組立形態と第二組立形態との間で引張機構240により移動する移動状態(図14→図12又は図12→図14);
【0058】
したがって、上記分離した各部分を第一組立形態と第二組立形態とに各々組立保持可能とするために、引張機構240が組立モデル210に備えられている。具体的には、図13(又は図15)に示すように、引張機構240は、分離した各部分に予め取り付けられている接続部材241(連結部材;取付部材)と、その接続部材241を少なくとも第一組立形態と第二組立形態との間で牽引移動させるソレノイド242(牽引駆動体;駆動体)とを有する。
【0059】
図13及び図15を参照して、引張機構240についてさらに詳細に説明する。上記接続部材241は、分離する各部分P1,P2,P3毎に並列状(個別状)に接続される第一紐241a,241a,241a(第一接続部材)と、分離する各部分P1,P2,P3を直列状(串刺し状)に接続する第二紐241b(第二接続部材)とからなる。引張機構240は、このような接続部材241と、第一紐241a,241a,241aを引張保持して組立モデル210を第一組立形態としての前飾り211に組立形成する(図15)ための引張コイルスプリング243(前飾り用弾発部材)と、第二紐241bを引張保持して組立モデル210を第二組立形態としての顕在化モデル212に組立形成する(図13)ためのソレノイド242とを備えている。このように、分離する各部分P1,P2,P3に対して並列状に接続される部材と直列状に接続される部材とを設け、いずれか一方に引張コイルスプリング243を接続し、他方にソレノイド242を接続すれば、2つの組立形態の切換が円滑に行える。
【0060】
遊技盤701の裏面側には、弾発部材固定ブロック243a及びソレノイド固定ブロック242aが固定され、それぞれ引張コイルスプリング243とソレノイド242が取り付けられている。分離する各部分P1,P2,P3に一端を固定された複数の第一紐241a,241a,241aの各他端と、弾発部材固定ブロック243aに一端を固定された引張コイルスプリング243の他端とが、接続ブロック244に各々固定されている。ソレノイド固定ブロック242aに一端を固定されたソレノイド242のケーシング242bと駆動駒242cとの間の直線駆動軸242dには圧縮コイルスプリング242e(ソレノイド用弾発部材)が介装されている。なお、244aは、接続ブロック244が引張コイルスプリング243によって移動する際の停止位置を定める接続ブロックストッパ、242fは、駆動駒242cが圧縮コイルスプリング242eによって移動する際の停止位置を定める駆動駒ストッパである。
【0061】
また、第一紐241a,241a,241aの各中途位置には、第一紐241a,241a,241aを巻き掛けるための固定ローラ241c,241c,241cが設けられている。さらに、第二紐241bの中途位置には、第二紐241bを巻き掛けるための固定ローラ241d,241dと移動ローラ241e,241eとが設けられている。この移動ローラ241e,241eには、ソレノイド242が非励磁状態のとき、ローラ位置を定常位置(図15)に戻すための引張コイルスプリング241f(ローラ用弾発部材)が付設されている。
【0062】
図11に示すように、遊技領域703の中央部に位置する枠体760には、LED素子(図示せず)等を用いた照明装置2A(発光手段)が取り付けられている。一方、遊技機700にはスピーカ3aを用いた音響装置3(発音手段)が取り付けられている。そして、組立モデル210の第一組立形態(前飾り211)と第二組立形態(顕在化モデル212)との間の形態変化に対応して、照明装置2Aの発光態様が変化(例えば、点灯色の変化、点灯と点滅との変化)し、音響装置3の発音態様が変化(例えば、音色の変化、連続音と断続音との変化)する。
【0063】
次に、この組立演出装置201の作動について、概略説明する。図13に示すようにソレノイド242が励磁すると、直線駆動軸242dは圧縮コイルスプリング242eの付勢力に抗してソレノイド242側に引き込まれる。これに伴って、第二紐241b及び移動ローラ241e,241eはソレノイド242側に引き寄せられて移動し、組立モデル210は第二組立形態としての顕在化モデル212に組立形成される(図12)。このとき、引張コイルスプリング243が伸長することにより、各部分P1,P2,P3が集合して顕在化モデル212を組立形成している。一方、図15に示すようにソレノイド242が消磁すると、圧縮コイルスプリング242eの付勢力により駆動駒242cが押し出される。これに伴って、第二紐241b及び移動ローラ241e,241eは引張コイルスプリング243側に引き戻されて移動し、組立モデル210は第一組立形態としての前飾り211に組立形成される(図14)。このとき、引張コイルスプリング243が収縮することにより、各部分P1,P2,P3が離散して前飾り211を組立形成している。
【0064】
このような第一種パチンコ機700における遊技の流れ(遊技盤701上の遊技状態の変化)は、実施例1の第一種パチンコ機500と同様であるから、その説明を省略する。また、組立モデル210が前飾り211(第一組立形態)から顕在化モデル212(第二組立形態)に変形するきっかけとなる遊技盤701上の遊技状態の変化も、実施例1と同様に既述の表1及び図6に基づくものとする。
【0065】
ここで、引張機構240各部の変更例の一例として、
(1)第一紐と第二紐とからなる接続部材241の代りに、連結部材として、糸、綱、ワイヤ、ロープ、ワイヤロープ、ピアノ線、チェン、ベルト、ゴム等の他、リンク機構等も利用でき、また、分離した部分P1,P2,P3を移動案内するガイドとして案内レール等を併設してもよい。
(2)ソレノイド242の代りに、牽引駆動体として、電動モータ、流体圧シリンダ等を利用できる。
【0066】
(実施例4)
本発明に係る遊技機用演出装置の作動原理について、図16を参照して説明する。図16(a)に示すように、破壊モデルCの分離部分毎に接続された紐部材Dが、回転ロールEを介してリールFに巻き取られ、紐部材Dを挟んで回転ロールEと対向して配置されたロック部材Gによってロックされている。この状態から、ロック部材GをV1方向に移動させてロック解除するとリールFがR1方向に回転し、破壊モデルCは重力によって下降(V2方向)する。その結果、破壊モデルCは、図16(b)に示す破壊形態で停止する。このとき、リールFをR2方向に巻き戻し回転させ、ロック部材GをV3方向に移動させてロックすると図16(a)の復元形態に戻る。なお、この重力落下方式は、既述の実施例1及び2の破壊演出装置1,101に採用されている。
【0067】
(実施例5)
本発明に係る遊技機用演出装置の他の作動原理について、図17を参照して説明する。図17(a)に示すように、破壊モデルCの分離部分毎に接続された紐部材Dが収容部Hに収容され、破壊モデルCを一端側から弾発部材Iによって付勢するとともに他端側からロック部材Jで押圧してロックしている。この状態から、ロック部材JをV4方向に移動させてロック解除すると弾発部材IがV5方向に伸長し、破壊モデルCは弾発部材Iの付勢力(ばね力等)によってV6方向に展開する。その結果、破壊モデルCは、図17(b)に示す破壊形態で停止する。このとき、紐部材Dを収容部Hに収容しつつ、分離した破壊モデルCの各部分をV7方向に戻しながら、ロック部材JをV8方向に移動させてロックすると図17(a)の復元形態に戻る。なお、この弾発部材方式(ばね方式)は、既述の実施例3の組立演出装置201に採用されている。
【0068】
(実施例6)
本発明に係る遊技機用演出装置のさらに他の作動原理について、図18を参照して説明する。図18(a)に示すように、破壊モデルC’が永久磁石Kを有する2つの部分に分割され、各々スライド移動可能にガイドレールLに載置されている。ガイドレールLを挟んで破壊モデルC’と反対側には電磁石M,Mを配置している。永久磁石K,Kと電磁石M,Mの極性を反転させると、磁力の反発により破壊モデルC’の分割部分は互いに反対方向V9に移動し、図18(b)に示す破壊形態で停止する。なお、磁力(磁界)の強さを調整すれば破壊モデルC’の二分割部分をさらにR3方向に回転させることも可能となる。このとき、紐部材D’,D’をV10方向に引張ると図18(a)の復元形態に戻る。
【0069】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にもおよび、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。
【0070】
例えば、本発明に係る被変形物は三段階以上の形態を有していてもよい。つまり、被変形物は第三停止状態以降に状態変化することができる。したがって、破壊演出装置にあっては破壊形態及び/又は復元形態を複数設定することができる。また、組立演出装置にあっては3以上の組立形態を設定することができる。
【0071】
ところで、実施例3では組立演出装置の第一種パチンコ機への適用例のみを示したが、組立演出装置を第二種パチンコ機に適用してもよい。さらに、本発明の実施例1〜6はいずれも第三種パチンコ機に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した破壊・復元型の遊技機用演出装置の一例を示す全体斜視図。
【図2】図1において破壊モデルの破壊前(復元形態)の状態を表わす正面図。
【図3】図1において破壊モデルの破壊後(破壊形態)の状態を表わす正面図。
【図4】第二停止状態における巻取機構の平面図及び斜視図。
【図5】第一停止状態における巻取機構の平面図及び斜視図。
【図6】本発明に係る遊技機用演出装置の作動の一例を示すフローチャート。
【図7】図1の遊技機用演出装置を搭載した遊技機の一例を示す正面図。
【図8】本発明を適用した他の破壊・復元型の遊技機用演出装置を搭載した遊技機の例を示す正面図。
【図9】図8において、被破壊物が破壊形態に変形した状態を表わす拡大正面図。
【図10】図8において、被破壊物が復元形態に変形した状態を表わす拡大正面図。
【図11】本発明を適用した組立型の遊技機用演出装置を搭載した遊技機の一例を示す正面図。
【図12】図11において、被変形物が象形物に変形した状態を表わす拡大正面図。
【図13】図12のA−A断面説明図。
【図14】図11において、被変形物が装飾部材に変形した状態を表わす拡大正面図。
【図15】図14のB−B断面説明図。
【図16】本発明の作動原理を示す説明図。
【図17】本発明の他の作動原理を示す説明図。
【図18】本発明のさらに他の作動原理を示す説明図。
【符号の説明】
1,101  破壊・復元型の遊技機用演出装置(遊技機用演出装置)
2,2A   照明装置(発光手段)
3      音響装置(発音手段)
10     破壊モデル(被破壊物;被変形物)
20,120 囲い
125L,125R 入球口(入球部)
40     巻取機構(移動機構)
41     接続部材(可撓性連結部材;取付部材)
42     巻取ボビン(回転駆動体;駆動体)
201    組立型の遊技機用演出装置(遊技機用演出装置)
210    組立モデル(被変形物)
211    前側装飾部(前飾り;装飾部材)
212    顕在化モデル(象形物)
240    引張機構(移動機構)
241a   第一接続部材(連結部材;取付部材)
241b   第二接続部材(連結部材;取付部材)
242    ソレノイド(牽引駆動体;駆動体)
500    第一種パチンコ機(遊技機)
600    第二種パチンコ機(遊技機)
605    センター役物(遊技機用役物)
650    Vゾーン(入賞口)
700    第一種パチンコ機(遊技機)
750    液晶表示装置(特別図柄変動表示装置;遊技装置)

Claims (11)

  1. 所定の第一形態とその第一形態とは異なる第二形態とに可逆的に変形可能な被変形物を備える遊技機用演出装置であって、
    その被変形物は、
    遊技機に直接又は他部材を介して間接的に保持され、前記第一形態及び前記第二形態にてそれぞれ全体が運動停止しうる第一停止状態及び第二停止状態と、
    遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が分離し、その分離した部分が前記第一形態と前記第二形態との間で移動する移動状態と、
    に状態変化することを特徴とする遊技機用演出装置。
  2. 前記被変形物には、前記分離した部分を前記遊技機に対して間接的に保持しつつ前記第一形態と前記第二形態との間で移動させるための移動機構が備えられている請求項1に記載の遊技機用演出装置。
  3. 前記移動機構は、前記分離した部分に予め取り付けられている取付部材と、その取付部材を少なくとも前記第一形態と前記第二形態との間で移動させる駆動体と、を有する請求項1又は2に記載の遊技機用演出装置。
  4. 所定の復元形態とその復元形態を構成する全部又は一部が破壊により分離する破壊形態とに可逆的に変形可能な破壊・復元型の被変形物を備える遊技機用演出装置であって、
    その被変形物は、
    遊技機に直接又は他部材を介して間接的に保持され、前記復元形態及び前記破壊形態にてそれぞれ全体が運動停止しうる第一停止状態及び第二停止状態と、
    遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が破壊により分離し、その破壊により分離した部分が前記復元形態と前記破壊形態との間で移動する移動状態と、
    に状態変化することを特徴とする遊技機用演出装置。
  5. 前記被変形物は、前記破壊分離した部分が前記復元形態と前記破壊形態との間で重力落下し、又は重力に抗して引き上げられることによって前記移動状態となる請求項4に記載の遊技機用演出装置。
  6. 前記被変形物は前記遊技機の遊技領域に配置され、
    少なくとも前記被変形物の上方を覆う囲いが前記遊技機に取り付けられている請求項4又は5に記載の遊技機用演出装置。
  7. 前記被変形物は、遊技球の入球又は通過により遊技者に有利な遊技状態に移行可能な入賞口を有する前記遊技機に保持され、遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が破壊分離する前記破壊形態に変形したとき前記入賞口を開放する前記第二停止状態と、その破壊分離した部分が復元して前記復元形態に変形したとき前記入賞口を塞ぐ前記第一停止状態とに可逆的に状態変化可能であるとともに、
    少なくとも前記入賞口及び前記被変形物の上方を覆うとともに遊技球が通過可能な入球部を有する囲いが、前記遊技機に取り付けられている請求項4ないし6のいずれか1項に記載の遊技機用演出装置。
  8. 所定の第一組立形態とその第一組立形態とは異なる第二組立形態とに可逆的に変形可能な組立型の被変形物を備える遊技機用演出装置であって、
    その被変形物は、
    遊技機に直接又は他部材を介して間接的に保持され、前記第一組立形態及び前記第二組立形態にてそれぞれ全体が運動停止しうる第一停止状態及び第二停止状態と、
    遊技盤上の遊技状態の変化に対応して全部又は一部が分離し、その分離した部分が前記第一組立形態と前記第二組立形態との間で移動する移動状態と、
    に状態変化することを特徴とする遊技機用演出装置。
  9. 前記被変形物には、前記分離した部分を前記第一組立形態と前記第二組立形態とに各々組立保持可能な引張機構が備えられている請求項8に記載の遊技機用演出装置。
  10. 前記被変形物は、前記第一組立形態において、遊技領域に配設された遊技装置を囲む形でその周囲に配置された装飾部材を構成する一方、
    前記第二組立形態において、前記遊技装置の前方にて組立形成される象形物を構成する請求項8又は9に記載の遊技機用演出装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の前記遊技機用演出装置と、
    前記被変形物の形態変化に対応して、発光態様が変化する発光手段及び発音態様が変化する発音手段のうちの少なくとも一方と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
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