JP2004061169A - 検体処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】円滑で効率の良い処理を可能とする検体処理システムを提供すること。
【解決手段】本発明の検体処理システム1は、検体を分注する第1の分注機2と、検体を分注する第2の分注機3と、第1の分注機2と第2の分注機3との間で検体を収納する容器を保持するラックを搬送する主搬送経路4と、主搬送経路4の途中から少なくとも1方向に分岐する分岐搬送経路7と、分岐搬送経路7の分岐部47に設置され、ラックの搬送経路を選択する搬送経路選択手段6と、分岐搬送経路7の下流側に設置された分岐部71からさらに2方向に分岐する末端分岐搬送経路73、74と、末端分岐搬送経路73、74の下流端にそれぞれ接続され、検体を分析する分析機81および82とを備えている。また、分岐部47より下流側の主搬送経路4の途中には、ラックを一時的に貯留し得るバッファー部5が設けられている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば血液(または血液成分)、その他各種体液のような検体を処理する検体処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、検体(試料)を自動で分注する分注機や検体を自動で分析する検体分析機などにおいては、各検体は試験管(容器)に収容され、この試験管は、複数本の単位でラックに保持され、ラック毎搬送される。
【0003】
このラックの搬送は、通常、ベルトコンベアのような搬送装置によって行われ、その搬送経路は、概ね直線的なものである。
【0004】
ところで、分注機や検体分析機は、それ単独で用いられる場合の他、それらを複数組み合わせ、検体処理システムとして構築されることがある。
【0005】
例えば、2つの分注機を設置するとともに、それらの間を搬送経路で結び、上流側分注機で親検体の一部を複数の子検体に分注した後、前記搬送経路により残りの親検体を下流側分注機へ搬送し、再度子検体に分注するようなシステムを組むことができる。
【0006】
しかしながら、このシステムにおいて、両分注機の処理速度に差があった場合、全体の処理能力は、処理速度が遅い方の処理能力になってしまう。特に、下流側分注機の方が処理能力が低い場合、上流側分注機を経た親検体のラックが下流側分注機の手前で停滞してしまう。
【0007】
また、下流側分注機のさらに下流側に、検体分析機を設置し、下流側分注機で分注された子検体の分析を行なうようなシステムを組んだ場合には、下流側分析機と検体分析機との処理速度の差により、これらの間でも子検体のラックの停滞が生じることがある。
【0008】
このようなことから、従来では、円滑で効率の良い処理ができず、システム全体の処理能力が低いという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、円滑で効率の良い処理を可能とする検体処理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(13)の本発明により達成される。
【0011】
(1) 検体を分注する第1の分注機と、
検体を分注する第2の分注機と、
前記第1の分注機と前記第2の分注機との間で検体を収納する容器を保持するラックを搬送する主搬送経路と、
前記主搬送経路の途中から少なくとも1方向に分岐する分岐搬送経路と、
分岐搬送経路の分岐部に設置され、前記ラックの搬送経路を選択する搬送経路選択手段と、
前記分岐搬送経路の下流側に設置され、検体を分析する少なくとも1つの分析機とを備えていることを特徴とする検体処理システム。
【0012】
(2) 前記主搬送経路および前記分岐搬送経路は、前記ラックをその長手方向に搬送するものである上記(1)に記載の検体処理システム。
【0013】
(3) 前記主搬送経路および前記分岐搬送経路は、ベルト搬送機構を備える上記(1)または(2)に記載の検体処理システム。
【0014】
(4) 前記主搬送経路または前記分岐搬送経路の途中に、前記ラックを一時的に貯留し得るバッファー部を有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の検体処理システム。
【0015】
(5) 前記バッファー部は、前記分岐部の下流側にある上記(4)に記載の検体処理システム。
【0016】
(6) 前記バッファー部は、前記主搬送経路に対しほぼ垂直方向の往路と、前記往路と逆方向の復路とを有する上記(4)または(5)に記載の検体処理システム。
【0017】
(7) 前記分岐搬送経路は、前記主搬送経路に対しほぼ垂直方向に延在している上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の検体処理システム。
【0018】
(8) 前記分岐搬送経路は、その途中または末端からさらに複数に分岐している上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の検体処理システム。
【0019】
(9) 前記分岐部より上流側の前記主搬送経路は、親検体の搬送経路と子検体の搬送経路とを有し、前記分岐部より下流側の前記主搬送経路は、親検体の搬送経路を有し、前記分岐搬送経路は、子検体の搬送経路を有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の検体処理システム。
【0020】
(10) 前記主搬送経路は、当該主搬送経路から前記ラックを排出し得るラック排出部を有する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の検体処理システム。
【0021】
(11) 前記ラック排出部は、前記分岐部の上流側にある上記(10)に記載の検体処理システム。
【0022】
(12) 前記搬送経路選択手段は、前記ラックを保持する保持部を有するステーションと、前記ステーションをスライドさせるスライド機構と、前記スライド機構を回転させる回転機構とを備える上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の検体処理システム。
【0023】
(13) 前記回転機構は、前記スライド機構を少なくとも180°回転させ得る上記(12)に記載の検体処理システム。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の検体処理システムを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明の検体処理システムの実施形態を示す平面図、図2は、搬送経路選択手段の構成例を示す平面図、図3は、搬送経路選択手段の構成例を示す分解斜視図、図4は、試験管(検体容器)を保持した状態のラックの構成を示す斜視図、図5〜図8は、それぞれ、搬送経路選択手段の動作を示す平面図である。なお、以下の説明では、図1中の左側を「上流側」、右側を「下流側」と言う。
【0026】
図1に示すように、検体処理システム1は、検体を分注する第1の分注機2と、検体を分注する第2の分注機3と、第1の分注機2と第2の分注機3との間に設置された主搬送経路(主搬送ライン)4と、主搬送経路4の途中に設置されたバッファー部5と、搬送経路選択手段6と、分岐搬送経路7と、搬送経路選択手段72と、末端分岐搬送経路73、74と、検体を分析する分析機81、82とを備えている。
【0027】
第1の分注機2は、親検体(例えば血液、血液成分等の体液)を収容する試験管(チューブ:検体容器)90を保持するラック9(以下、「親検体のラック9」と略することあり)を供給する親検体供給部21と、親検体の試験管90を開栓する開栓部22と、子検体を収容する試験管(チューブ:検体容器)90を保持するラック9(以下、「子検体のラック9」と略することあり)を供給する子検体供給部23と、分注動作等を監視することができるモニター(CRT)24と、親検体の試験管90から子検体の試験管90への分注を行なう分注部25と、子検体のラック9を排出するラック排出部26とを有している。
【0028】
図4には、ラック9の構造の一例が示されている。同図に示すように、ラック9は、複数本の試験管90を起立状態でかつラック9の長手方向に一列に並べて保持し得るように構成されたものである。なお、図4では、親検体のラックおよび子検体のラックを共通のラック9として示しているが、これらは、それぞれ、形状、構造、寸法、試験管90の収容本数等の条件が異なるものでもよい。
【0029】
また、この第1の分注機2には、主搬送経路4の上流側の部分が設置(または接続)されている。主搬送経路4の後述する分岐部(搬送経路選択手段6)より上流側の部分は、親検体のラック9を搬送する親検体搬送経路41と子検体のラック9を搬送する子検体搬送経路42とを有し、これらが平行に並べて配置されている。親検体搬送経路41および子検体搬送経路42は、それぞれ、ベルトコンベア等のベルト搬送機構49により、ラック9をその長手方向に搬送するものである。なお、ベルト搬送機構49については、例えば図3に示すような構成のものを用いることができ、その構成は後に詳述する。
【0030】
開栓部22には、開栓装置(図示せず)が設置されており、親検体が入れられた試験管90の上端開口を封止しているゴム栓を取り外し、開栓する。
【0031】
分注部25には、検体を吸引するノズルを備えたチップを着脱することができる分注ヘッド(図示せず)が設置されている。この分注ヘッドは、ラック9上の試験管90の長手方向(図1の紙面に垂直な方向)を含む少なくとも2次元方向、好ましくは3次元方向に移動することができる。
【0032】
親検体供給部21には、親検体が入れられた試験管90を保持するラック9が複数貯留され、この親検体供給部21からラック9が親検体搬送経路41に順次供給される。親検体供給部21におけるラック9の進行方向は、親検体搬送経路41に対しほぼ垂直方向である。
【0033】
子検体供給部23には、子検体を入れるための試験管(空の試験管)90を保持するラック9が複数貯留され、この子検体供給部23からラック9が子検体搬送経路42に順次供給される。子検体供給部23におけるラック9の進行方向は、子検体搬送経路42に対しほぼ垂直方向である。
【0034】
ラック排出部26は、分岐部(搬送経路選択手段6)の上流側、すなわち分注部25と分岐部との間に設けられており、例えば緊急時などに、子検体搬送経路42からラック9を排出し、貯留する。ラック排出部26におけるラックの進行方向は、子検体搬送経路42に対しほぼ垂直方向である。
【0035】
第2の分注機3は、子検体を入れるための試験管(チューブ)90を保持するラック9を供給する子検体供給部31と、分注動作等を監視することができるモニター(CRT)32と、親検体の試験管から子検体の試験管への分注を行なう分注部33と、子検体のラック9を排出、貯留するラック貯留部34と、親検体のラック9を排出するラック排出部35とを有している。
【0036】
この第2の分注機3には、主搬送経路4の下流側の部分が設置(または接続)されている。主搬送経路4の分岐部(搬送経路選択手段6)より下流側の部分は、親検体のラック9を搬送する親検体搬送経路43と子検体のラック9を搬送する子検体搬送経路44とを有し、これらが平行に並べて配置されている。親検体搬送経路43および子検体搬送経路44は、それぞれ、ベルトコンベア等のベルト搬送機構49により、ラック9をその長手方向に搬送するものである。
【0037】
子検体供給部31には、子検体を入れるための試験管90を保持するラック9が複数貯留され、この子検体供給部31からラックが子検体搬送経路44に順次供給される。子検体供給部31おけるラック9の進行方向は、子検体搬送経路44に対しほぼ垂直方向である。
【0038】
分注部33には、検体を吸引するノズルを備えたチップを着脱することができる分注ヘッド(図示せず)が設置されている。この分注ヘッドは、ラック上の試験管の長手方向(図1の紙面に垂直な方向)を含む少なくとも2次元方向、好ましくは3次元方向に移動することができる。また、この分注部33は、例えば、試験管の番号、収納されている検体に関する情報(例えば検体ID番号、患者ID番号、患者氏名、病院名、採血日時)等の情報が担持されたバーコードが付されたラベル91を試験管90の外周面に貼付するラベル貼付手段を備えている。
【0039】
ラック貯留部34には、分注部33にて親検体から分注がなされた子検体を入れた試験管90を保持するラック9が子検体搬送経路44から順次排出され、貯留される。ラック貯留部34おけるラック9の進行方向は、子検体搬送経路44に対しほぼ垂直方向である。
【0040】
ラック排出部35には、分注部33にて分注を終えた親検体の試験管90を保持するラック9が親検体搬送経路43から順次排出され、貯留される。ラック排出部35におけるラック9の進行方向は、親検体搬送経路43に対しほぼ垂直方向である。
【0041】
主搬送経路4の途中には、ラック9を一時的に貯留(集積)し得るバッファー部5が設けられている。このバッファー部5は、分岐部(搬送経路選択手段6)の下流側、すなわち分岐部と分注部33との間に設けられている。バッファー部5には、例えば10〜40個程度のラック9を貯留することができる。
【0042】
このバッファー部5は、主搬送経路4の親検体搬送経路43に対しほぼ垂直方向の往路51と、往路51と逆方向の復路52とを有する。往路51および復路52には、ラック9の側部を押圧して図1中矢印方向に前進させる押圧部材53および54がそれぞれが設置されている。押圧部材53、54は、例えばエアシリンジダ(図示せず)により駆動するものであり、ラック9は、これらの押圧部材53、54により押圧されて、往路51および復路52を下流側に向けて前進する。なお、バッファー部5におけるラック9の移動手段は、このような押圧部材53、54によるものに限らず、例えば、ベルト搬送機構49と同様のベルト搬送機構によるものでもよい。
【0043】
主搬送経路4の途中には、分岐部47が設けられ、この分岐部47から分岐搬送経路7が1方向(図1中上方向)に分岐している。分岐搬送経路7は、主搬送経路4に対しほぼ垂直方向に延在している。
【0044】
分岐部47には、ラック9の搬送経路を選択する(切り替える)搬送経路選択手段(搬送経路切替手段)6が設けられている。以下、この搬送経路選択手段6の構成について、図2および図3を参照しつつ説明する。
【0045】
搬送経路選択手段6には、前述した親検体搬送経路41、子検体搬送経路42、親検体搬送経路43および分岐搬送経路7が接続されている。
【0046】
搬送経路選択手段6は、大別して、親検体搬送経路41、子検体搬送経路42、親検体搬送経路43および分岐搬送経路7の内の何れかの搬送経路からラック9を受け入れ、搬送経路切換後に当該ラック9を何れかの搬送経路に排出するステーション61と、該ステーション61をスライドさせるスライド機構62と、該スライド機構62を回転中心Pを中心として回転させる回転機構63とを備えている。
【0047】
搬送経路選択手段6は、スライド機構62および回転機構63によるステーション61のスライドおよび回転を適宜組み合わせることによって、親検体搬送経路41または子検体搬送経路42から導入されたラック9を親検体搬送経路41、子検体搬送経路42、親検体搬送経路43および分岐搬送経路7の内の任意の搬送経路へ排出することができる。すなわち、搬送経路の多様な切換制御を行なうことができる。
【0048】
ステーション61は、ラック9を一時的に保持し得る保持部(ラック収納空間)を有している。この保持部の底部に、後述するベルト搬送機構49のベルト492の上面が露出している。
【0049】
また、ステーション61のスライド量(移動量)は、本実施形態においては、親検体搬送経路41および子検体搬送経路42の間隔Dに相当している。
【0050】
なお、ステーション61の端部と各搬送経路の端部との間には一定の隙間が生じているが、ステーション61および各搬送経路においては、それぞれ、ベルト搬送機構49が設置され、一定の長さを有するラック9をベルト搬送するため、前記のような隙間があっても円滑にラック9を受け渡し、搬送することができる。
【0051】
ベルト搬送機構49は、複数のローラ491と、各ローラに掛け回された無端のベルト492と、ローラ491を回転駆動するモータ493とを有し、モータ493の駆動により、ローラ491が回転し、ベルト492が循環・移動する。モータ493は、通電方向の切り替え等により正転/逆転可能なものである。ラック9は、ベルト492の上面に載置され、ベルト492の循環・移動に伴って所定の方向に搬送される。
【0052】
スライド機構62は、上述したようにステーション61をスライド(平行移動)するための機構であり、その上部に設けられた一対のスライドプレート621、622を有する。これらスライドプレート621、622には、ステーション61のベース611が固定されている。スライドプレート621、622は、スライド機構62のフレーム623に形成されたレール上をスライド自在に設けられている。
【0053】
フレーム623の下部には、スライド用のモータ624が固定されており、このモータ624の回転駆動軸には、ピニオンギア625が設けられている。一方、ステーション61のベース611には、ラックギア626が固定されており、このラックギア626とピニオンギア625とが噛合している。モータ624は、通電方向の切り替え等により正転/逆転可能なものである。モータ624を駆動すると、ピニオンギア625が回転し、これに噛合するラックギア626が移動し、ステーション61がスライドする。
【0054】
回転機構63は、円筒形状の回転部材631を有し、その上面には、スライド機構62のフレーム623が接合、固定されている。回転部材631の外周部には歯車632が形成され、該歯車632は、回転用のモータ633の回転駆動軸に設けられたピニオンギア634と噛合している。モータ633は、通電方向の切り替え等により正転/逆転可能なものである。
【0055】
モータ633を駆動すると、ピニオンギア625が回転し、これに噛合するラックギア626が形成された回転部材631が回転する。その結果、ステーション61を備えたスライド機構62の全体が回転する。この場合、回転機構63は、スライド機構62を少なくとも180°回転させ得るものであるのが好ましい。これにより、分岐部47において、ラック9を180°方向転換させて搬送すること(ラック9の先頭と後尾とを逆にして搬送すること)ができる。
【0056】
なお、各モータ493、624、633の駆動制御は、図示しない制御部によって行われ、その制御部は所定のプログラムに従って搬送経路選択手段6におけるラックの搬送経路選択の制御を行なう。また、この制御部は、主搬送経路4、分岐搬送経路7等におけるラックの搬送の制御も行なう。
【0057】
以上のような構成の搬送経路選択手段6によれば、単一の搬送経路切換装置でありながら、搬送経路の多様な切り替えを実現することができる。また、搬送経路選択手段6の小型化を図ることができる。
【0058】
分岐搬送経路7は、本実施形態においては、子検体搬送経路42を経て送られてくるラック9を搬送する子検体搬送経路を構成している。この分岐搬送経路7は、前記のベルト搬送機構49により、ラック9をその長手方向に搬送する。
【0059】
図1に示すように、分岐搬送経路7の末端(図1中上部)には、分岐部71が設けられ、この分岐部71においてさらに2方向に分岐している。すなわち、分岐部71には、前記搬送経路選択手段6と同様の搬送経路選択手段72が設けられ、ここから、互いに180°異なる方向にそれぞれ末端分岐搬送経路73および74が延長して設けられている。なお、搬送経路選択手段72は、スライド機構62に相当するものが無い構成であってもよい。
【0060】
分岐搬送経路7にて搬送されたラック9は、搬送経路選択手段72において、その搬送経路が末端分岐搬送経路73または74のいずれかに選択される。
【0061】
末端分岐搬送経路73の下流端および末端分岐搬送経路74の下流端は、それぞれ、分析機81および82に接続されている。
【0062】
分析機81、82は、例えば、検体中の特定の成分や成分量を分析するものである。分析機81、82の具体例としては、栄研化学社製のMI−360シリーズ、日本電子社製のJCA−BMシリーズ、日立製作所社製の7600シリーズ、東芝社製のTBA−200FR、東ソー社製のAIA−21等が挙げられる。
【0063】
なお、分岐搬送経路7、末端分岐搬送経路73、末端分岐搬送経路74のうちの少なくとも1つに、前述したバッファー部5やラック排出部26と同様のものが設置されていてもよい。また、末端分岐搬送経路74および分析機81は、省略されていてもよい。
【0064】
次に、検体処理システム1の動作の一例について説明する。
第1の分注機2において、親検体供給部21から親検体搬送経路41に供給された親検体のラック9は、開栓部22へ搬送され、そこでラック9上の各試験管90が開栓された後、分注部25へと搬送される。一方、子検体供給部23から子検体搬送経路42に供給された子検体のラック9は、分注部25へ搬送される。
【0065】
分注部25では、分注ヘッドのシーケンス動作等により、親検体のラック9上の試験管から子検体のラック9上の試験管へ分注が行なわれる。
【0066】
分注を終えた親検体のラック9は、親検体搬送経路41を分岐部47(搬送経路選択手段6)に向かってさらに下流側に進む。また、分注がなされた子検体のラック9も、子検体搬送経路42を分岐部47(搬送経路選択手段6)に向かってさらに下流側に進む。例えば下流側で子検体のラック9の停滞が生じるなど、緊急時には、子検体搬送経路42からラック9をラック排出部26へ排出し、貯留する。
【0067】
親検体のラック9が分岐部47の手前に到達すると、搬送経路選択手段6は、図5に示す状態となり、親検体のラック9をステーション61に導入する。次に、搬送経路選択手段6のスライド機構62が作動してステーション61を距離Dスライドさせ、図6に示す状態となる。次に、搬送経路選択手段6のベルト搬送機構49が作動して、親検体のラック9をステーション61から親検体搬送経路43へ送り出す。
【0068】
なお、図5に示す状態から、スライド機構62は作動せず、回転機構63が180°回転し、次いで搬送経路選択手段6のベルト搬送機構49が前記と逆方向に作動して、親検体のラック9をステーション61から親検体搬送経路43へ送り出すこともできる。この場合には、親検体搬送経路43において、親検体のラック9を180°方向転換させて搬送すること(ラック9の先頭と後尾とを逆にして搬送すること)ができる。
【0069】
また、子検体のラック9が分岐部47の手前に到達すると、搬送経路選択手段6は、図7に示す状態となり、子検体のラック9をステーション61に導入する。次に、回転機構63が図8中反時計回りに90°回転し、図8に示す状態となる。次に、搬送経路選択手段6のベルト搬送機構49が作動して、子検体のラック9をステーション61から分岐搬送経路7へ送り出す。
【0070】
なお、図7に示す状態から、まず、スライド機構62が作動してステーション61を距離Dスライドさせ、次いで、回転機構63が図7中時計回りに90°回転し、次いで、搬送経路選択手段6のベルト搬送機構49が前記と逆方向に作動して、子検体のラック9をステーション61から分岐搬送経路7へ送り出すこともできる。この場合には、分岐搬送経路7において、子検体のラック9を180°方向転換させて搬送すること(ラック9の先頭と後尾とを逆にして搬送すること)ができる。
【0071】
搬送経路選択手段6を経て第2の分注機3側の親検体搬送経路43に導入された親検体のラック9は、バッファー部5にて一時的に貯留(集積)され、再びそれより下流側の親検体搬送経路43に送り出される。親検体のラック9は、まず、バッファー部5の往路51に入り、押圧部材53に押圧されて往路51を進み、貯留される。さらに、親検体のラック9は、往路の下流端に到達すると、復路52へ移行し、押圧部材54に押圧されて復路52を進む。
【0072】
バッファー部5から再び親検体搬送経路43へ送り出された親検体のラック9は、分注部33へと搬送される。一方、子検体供給部31から子検体搬送経路44に供給された子検体のラック9は、分注部33へ搬送される。
【0073】
分注部33では、分注ヘッドのシーケンス動作等により、親検体のラック9上の試験管から子検体のラック9上の試験管へ分注が行なわれる。また、分注部33では、ラベル貼付手段により、ラック9上の各試験管90に対し、前述したような所定の情報が担持されたバーコードが付されたラベル91を貼付する。
【0074】
分注を終えた親検体のラック9は、親検体搬送経路43を経て、ラック排出部35に排出され、貯留される。
【0075】
また、分注部33にて親検体から分注がなされた子検体のラック9は、子検体搬送経路44から順次排出され、ラック貯留部34に貯留される。
【0076】
一方、搬送経路選択手段6を経て分岐搬送経路7に導入された子検体のラック9は、分岐搬送経路7を末端側(下流側)へ向かって搬送され、搬送経路選択手段72により末端分岐搬送経路73または74のいずれか一方に送り出される。
【0077】
末端分岐搬送経路73へ送り出された子検体のラック9は、分析機81へ搬送され、そのラック9に保持されている各試験管内の子検体は、当該分析機81の分析動作、分析方法に従って分析に供される。
【0078】
末端分岐搬送経路74へ送り出された子検体のラック9は、分析機82へ搬送され、そのラック9に保持されている各試験管内の子検体は、当該分析機82の分析動作、分析方法、分析項目等に従って分析に供される。
【0079】
以上のような本発明の検体処理システム1では、バッファー部5を有するため、第1の分注機2と第2の分注機3との処理速度(処理能力)に差異があった場合、特に、第2の分注機3の処理速度が第1の分注機2の処理速度より遅い場合でも、バッファー部5がそれを吸収することができ、よって、第1の分注機2を停止(休止)または減速することなく処理を続行することができる。
【0080】
また、主搬送経路4の途中から分岐する分岐搬送経路7を設けたことにより、分岐部より下流側の主搬送経路と分岐搬送経路側とで並行処理が可能となり、すなわち、第2の分注機3での分注作業と、分析機81、82での分析作業とを並行して(同時に)行なうことができ、その結果、システム全体として処理時間の短縮が図れ、処理効率が向上する。
【0081】
図9は、本発明の検体処理システムの他の実施形態を示す平面図である。以下、図9に示す検体処理システムについて、前述の検体処理システムとの相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
【0082】
図9に示す検体処理システム1は、分岐部47(搬送経路選択手段6)から異なる2方向に分岐搬送経路が分岐している。すなわち、分岐部47からは、前述した分岐搬送経路7と、該分岐搬送経路7に対し反対方向に延びる分岐搬送経路75とが分岐している。分岐搬送経路7および75は、いずれも、主搬送経路4に対しほぼ垂直方向に延在している。分岐搬送経路75も、分岐搬送経路7と同様に、子検体搬送経路42を経て送られてくるラック9を搬送する子検体搬送経路を構成している。この分岐搬送経路75は、前記のベルト搬送機構49により、ラック9をその長手方向に搬送する。
【0083】
子検体搬送経路42にて搬送された子検体のラック9は、搬送経路選択手段6において、その搬送経路が分岐搬送経路7または75のいずれかに選択される。
【0084】
図9に示すように、分岐搬送経路75の末端(図9中下部)には、分岐部76が設けられ、この分岐部76においてさらに2方向に分岐している。すなわち、分岐部76には、前記搬送経路選択手段72と同様の搬送経路選択手段77が設けられ、ここから、互いに90°異なる方向にそれぞれ末端分岐搬送経路78および79が延長して設けられている。
【0085】
分岐搬送経路75にて搬送されたラック9は、搬送経路選択手段77において、その搬送経路が末端分岐搬送経路78または79のいずれかに選択される。
【0086】
末端分岐搬送経路78の下流端は、前記分析機81等と同様の分析機83に接続されている。また、末端分岐搬送経路79の下流端は、同様の図示しない分析機、ラック貯留部、ラック排出部、検体移載装置、閉栓装置、ラック保管庫等に接続されている。
【0087】
以上、本発明の検体処理システムを図示の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができ、また任意の構成のものが付加されていてもよい。
【0088】
特に、本発明においては、第1の分注機、第2の分注機、分析機、主搬送経路、分岐搬送経路等の配置(レイアウト)は、図示のものに限定されないことは、言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、分注機と分析機とで並行処理を行なうことができるので、各分注機、分析機のそれぞれの処理能力を十分に発揮し、システム全体として円滑で効率の良い処理を可能とすることができる。
【0090】
また、バッファー部を設けた場合には、第1の分注機と第2の分注機との処理速度(処理能力)に差異があった場合でもそれを吸収することができ、第1の分注機を停止(休止)または減速することなく処理を続行することができるので、処理効率の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検体処理システムの実施形態を示す平面図である。
【図2】搬送経路選択手段の構成例を示す平面図である。
【図3】搬送経路選択手段の構成例を示す分解斜視図である。
【図4】試験管(検体容器)を保持した状態のラックの構成を示す斜視図である。
【図5】搬送経路選択手段の動作を示す平面図である。
【図6】搬送経路選択手段の動作を示す平面図である。
【図7】搬送経路選択手段の動作を示す平面図である。
【図8】搬送経路選択手段の動作を示す平面図である。
【図9】本発明の検体処理システムの他の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1       検体処理システム
2       第1の分注機
21      親検体供給部
22      開栓部
23      子検体供給部
24      モニター
25      分注部
26      ラック排出部
3       第2の分注機
31      子検体供給部
32      モニター
33      分注部
34      ラック貯留部
35      ラック排出部
4       主搬送経路
41      親検体搬送経路
42      子検体搬送経路
43      親検体搬送経路
44      子検体搬送経路
47      分岐部
49      ベルト搬送機構
491     ローラ
492     ベルト
493     モータ
5       バッファー部
51      往路
52      復路
53、54   押圧部材
6       搬送経路選択手段
61      ステーション
611     ベース
62      スライド機構
621、622 スライドプレート
623     フレーム
624     モータ
625     ピニオンギア
626     ラックギア
63      回転機構
631     回転部材
632     歯車
633     モータ
634     ピニオンギア
7       分岐搬送経路
71      分岐部
72      搬送経路選択手段
73、74   末端分岐搬送経路
75      分岐搬送経路
76      分岐部
77      搬送経路選択手段
78、79   末端分岐搬送経路
81、82、83 分析機
9       ラック
90      試験管
91      ラベル

Claims (13)

  1. 検体を分注する第1の分注機と、
    検体を分注する第2の分注機と、
    前記第1の分注機と前記第2の分注機との間で検体を収納する容器を保持するラックを搬送する主搬送経路と、
    前記主搬送経路の途中から少なくとも1方向に分岐する分岐搬送経路と、
    分岐搬送経路の分岐部に設置され、前記ラックの搬送経路を選択する搬送経路選択手段と、
    前記分岐搬送経路の下流側に設置され、検体を分析する少なくとも1つの分析機とを備えていることを特徴とする検体処理システム。
  2. 前記主搬送経路および前記分岐搬送経路は、前記ラックをその長手方向に搬送するものである請求項1に記載の検体処理システム。
  3. 前記主搬送経路および前記分岐搬送経路は、ベルト搬送機構を備える請求項1または2に記載の検体処理システム。
  4. 前記主搬送経路または前記分岐搬送経路の途中に、前記ラックを一時的に貯留し得るバッファー部を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の検体処理システム。
  5. 前記バッファー部は、前記分岐部の下流側にある請求項4に記載の検体処理システム。
  6. 前記バッファー部は、前記主搬送経路に対しほぼ垂直方向の往路と、前記往路と逆方向の復路とを有する請求項4または5に記載の検体処理システム。
  7. 前記分岐搬送経路は、前記主搬送経路に対しほぼ垂直方向に延在している請求項1ないし6のいずれかに記載の検体処理システム。
  8. 前記分岐搬送経路は、その途中または末端からさらに複数に分岐している請求項1ないし7のいずれかに記載の検体処理システム。
  9. 前記分岐部より上流側の前記主搬送経路は、親検体の搬送経路と子検体の搬送経路とを有し、前記分岐部より下流側の前記主搬送経路は、親検体の搬送経路を有し、前記分岐搬送経路は、子検体の搬送経路を有する請求項1ないし8のいずれかに記載の検体処理システム。
  10. 前記主搬送経路は、当該主搬送経路から前記ラックを排出し得るラック排出部を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の検体処理システム。
  11. 前記ラック排出部は、前記分岐部の上流側にある請求項10に記載の検体処理システム。
  12. 前記搬送経路選択手段は、前記ラックを保持する保持部を有するステーションと、前記ステーションをスライドさせるスライド機構と、前記スライド機構を回転させる回転機構とを備える請求項1ないし11のいずれかに記載の検体処理システム。
  13. 前記回転機構は、前記スライド機構を少なくとも180°回転させ得る請求項12に記載の検体処理システム。
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