JP2004060702A - 無段変速装置の軸支持構造 - Google Patents

無段変速装置の軸支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる仕様の無段変速装置間での部品の共用化を実現し、生産効率の向上を図る。
【解決手段】セカンダリプーリ軸9cはメインケース51aに固設された軸受け支持部材38に回動自在に支持されており、このセカンダリプーリ軸9cに出力軸13が相対回動自在に挿通支持されている。セカンダリプーリ軸9cと出力軸13との一端に図示しない出力クラッチが介在されて接離自在にされており、出力軸13の他端にリダクションドライブギヤ軸15の一端がスプライン嵌合により結合されている。又リダクションドライブギヤ軸15の他端がコンバータケース51bに回動自在に支持されている。従って、リダクションドライブギヤ軸15はコンバータケース51bと一体にメインケース51aから分離可能であり、図3に示す出力クラッチ無し仕様の無段変速装置に対しても、セカンダリプーリ軸9kの構造を変更するだけで、他の仕様を変更することなくセカンダリプーリ軸9kに対してリダクションドライブギヤ軸15を連結させることができる。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セカンダリプーリ軸の出力側とリダクションドライブギヤ軸とを別体とした無段変速装置の軸支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の無段変速装置として、例えば特開2000−220721号公報の図3には、無段変速装置のセカンダリプーリを有するセカンダリプーリ軸の出力側と、このセカンダリプーリ軸に外装されていると共に減速歯車列に連設するリダクションドライブギヤを有する出力軸との間に、出力クラッチを介在させて、この出力クラッチにてセカンダリプーリ軸と出力軸との間の伝達を断続させる技術が開示されている。
【0003】
又、同公報の図5には、エンジンの出力軸と無段変速装置の入力軸との間に、発進デバイスとしての電磁クラッチを介装し、この電磁クラッチにてエンジンと無段変速装置との間の動力伝達を断続する技術が開示されている。
【0004】
更に、同公報の図1には、エンジンの出力軸と無段変速装置の入力軸との間に、発進デバイスとしてのトルクコンバータを介装し、又、無段変速装置のセカンダリプーリを有するセカンダリプーリ軸の出力側と、このセカンダリプーリ軸に外装されていると共に減速歯車列に連設するリダクションドライブギヤを有する出力軸との間に出力クラッチを介在させ、運転時は出力クラッチを締結状態とし、一方急制動時など駆動輪からの負荷が無段変速機に大きく作用するような状況下では、出力クラッチを解放することでベルトスリップを防止すると共に、停車時においてもダウンシフト制御を可能とする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、無段変速装置には、セカンダリプーリ軸の出力側に出力クラッチを介在させた仕様と、出力クラッチを省略した仕様とがある(以下、セカンダリプーリ軸の出力側に出力クラッチを介在させた仕様の無段変速装置を「出力クラッチ付き仕様の無段変速装置」と称し、出力クラッチを省略した仕様の無段変速装置を「出力クラッチ無し仕様の無段変速装置」と称する)。
【0006】
出力クラッチ付き仕様の無段変速装置では、リダクションドライブギヤを出力軸に設け、一方出力クラッチ無し仕様の無段変速装置では、リダクションドライブギヤはセカンダリプーリ軸に直接配設する構造となる。
【0007】
このように、出力クラッチ付き仕様の無段変速装置と、出力クラッチ無し仕様の無段変速装置とでは、セカンダリプーリ軸から減速歯車列への動力伝達経路が相違するため、使用する部品が相違してしまい、その結果、部品管理が煩雑化するばかりでなく、組立て手順、及び組立て設備が相違するために、製造、組立てが煩雑化し、製品コストの高騰を招く問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、出力クラッチ付き仕様の無段変速装置と、出力クラッチ無し仕様の無段変速装置との間での部品の共用化、組立て手順の共通化、及び組立て設備の統一化を実現し、生産効率の向上を図り、製品コストの低減を実現することの可能な無段変速装置の軸支持構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明による無段変速装置の軸支持構造は、変速機ケースに、互いに平行に配設されたプライマリプーリ軸とセカンダリプーリ軸とが回動自在に支持されており、上記プライマリプーリ軸に設けたプライマリプーリと上記セカンダリプーリ軸に設けたセカンダリプーリとが駆動ベルトを介して連設されていると共に、上記セカンダリプーリ軸と、駆動輪に連設する減速歯車列とがリダクションドライブギヤを有するリダクションドライブギヤ軸を介して連設されている無段変速装置において、上記変速機ケースが上記セカンダリプーリ軸の軸方向側面を開口するメインケースと該メインケースの開口部を閉塞するサブケースとを有し、上記セカンダリプーリ軸と一体或いは該セカンダリプーリ軸に対して同軸上で且つ相対回転自在に挿通支持されている出力軸の軸端に、上記リダクションドライブギヤ軸の一端が回転係合状態に連設され、上記リダクションドライブギヤ軸の他端が上記サブケースに回動自在に支持されていることを特徴とする。
【0010】
このような構成では、セカンダリプーリ軸と一体、或いはセカンダリプーリ軸に対して同軸上で且つ相対回転自在に挿通支持されている出力軸の軸端に、リダクションドライブギヤを有するリダクションドライブギヤ軸の一端を回転係合させた状態で組立て可能とすると共に、このリダクションドライブギヤ軸の他端をメインケースの開口部を閉塞するサブケースに回動自在に支持させるようにしたので、出力軸とセカンダリプーリ軸との構造のみを変更することで、仕様の異なる無段変速装置に対して部品の共用化が図れ、組立て手順及び組立て設備の統一化を実現することが可能となる。
【0011】
この場合、好ましくは、上記セカンダリプーリ軸と該セカンダリプーリ軸に対して同軸上に挿通されている上記出力軸とが出力クラッチを介して接離自在にされていることを特徴とする。
【0012】
更に、好ましくは、上記出力軸の上記リダクションドライブギヤ軸との係合部位と上記セカンダリプーリとの間が上記メインケースから延出する軸受け支持部材に第1の軸受け部材を介して回動自在に支持され、上記軸受け支持部材の上記第1の軸受け部材の外周方向に第2の軸受け部材が配設され、上記第2の軸受け部材に設けられているインナーレースが上記リダクションドライブギヤ軸に係合されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。ここで、図1は出力クラッチ付き仕様の無段変速装置の動力伝達系を示す全体構成図、図2は軸受け支持部とその周辺の要部断面図、図3は出力クラッチ無し仕様の無段変速装置の動力伝達系を示す全体構成図である。
【0014】
図1において、符号1はエンジンで、このエンジン1の出力軸2が、無段変速部3、終減速部4を介して、駆動輪5を支承する駆動軸6に連設されている。
【0015】
無段変速部3は、入力側からトルクコンバータ7、前後進切換装置8、無段変速機9を主要に構成されており、エンジン1の出力軸2がトルクコンバータ7のインペラ7aに連設され、このトルクコンバータ7のタービン7bが前後進切換装置8のプラネタリ入力軸8aに連設されている。
【0016】
前後進切換装置8は、プラネタリギヤ10が内装されており、フォワードクラッチ11とリバースブレーキ12とが共に開放状態にあるとき、ニュートラル状態となる。又、フォワードクラッチ11のみを係合させると、プラネタリギヤ10が一体回転して、トルクコンバータ7のタービン7bからの動力を無段変速機9へそのまま伝達する。
【0017】
一方、フォワードクラッチ11を開放し、リバースブレーキ12を係合させると、プラネタリギヤ10を介してトルクコンバータ7のタービン7bからの動力を逆転させた状態で無段変速機9へ伝達する。
【0018】
無段変速機9のプライマリプーリ軸9aには、プライマリプーリ9bが設けられており、プライマリプーリ軸9aと平行に設けられるセカンダリプーリ軸9cには、プライマリプーリ9bと対向してセカンダリプーリ9dが設けられ、両プーリ9b、9dが駆動ベルト9eを介して連設されている。
【0019】
更に、各プーリ9b、9dの可動シーブ(プライマリシーブ9f、セカンダリシーブ9g)側には、各々油圧室(プライマリ油圧室9h、セカンダリ油圧室9i)が形成されており、これら各油圧室9h、9iに供給される作動圧により、両プーリ9b、9dの溝幅を可変して変速制御が行われる。
【0020】
セカンダリプーリ軸9cは中空状に形成されており、この中空状に形成されたセカンダリプーリ軸9cに出力軸13が、同軸上で且つ相対回転自在に挿通支持されている。又、この出力軸13の反エンジン側の端部とセカンダリプーリ軸9cの端部との間に、セカンダリプーリ軸9cと出力軸13との間の動力伝達を接離する出力クラッチ14が介在されている。
【0021】
更に、出力軸13のエンジン側の端部、すなわち出力クラッチ14が配設されている側と反対側の端部にスプライン軸部13aが形成され、このスプライン軸部13aに、リダクションドライブギヤ軸15の内径に形成されたスプライン部15aがスプライン嵌合により連結されている。
【0022】
又、このリダクションドライブギヤ軸15に設けられているリダクションドライブギヤ16が、減速歯車列を構成するドライブピニオン軸17のリダクションドリブンギヤ18、ドライブピニオン19を介して、ファイナルギヤ20に連設され、更に、このファイナルギヤ20が駆動軸6に軸着されているデファレンシャル装置21に連設されている。
【0023】
尚、出力クラッチ14は、通常は接続状態にあり、急ブレーキ、急減速等、駆動ベルト9eに、駆動輪5側から大きな負荷が伝達される場合に開放動作させて駆動ベルト9eの損傷を防止すると共に、急停車の際に開放動作させることで停車時における無段変速機9のダウンシフト制御を可能とし、良好な再発進性を得ることができる。
【0024】
又、無段変速部3、終減速部4、デファレンシャル装置21を収容する変速機ケース51の底部に設けられるオイルパン(図示せず)には、無段変速部3の変速比制御や伝達トルク制御等に必要な作動圧を制御するコントロールバルブユニット(図示せず)が配設されており、このコントロールバルブユニットにオイルポンプが一体に組み込まれている。尚、図1の符号25、26は、オイルポンプを駆動するスプロケット、チェーンである。
【0025】
変速機ケース51は、メインケース51aと、このメインケース51aのエンジン1側を閉塞すると共にトルクコンバータ7を収容するサブケースとしてのコンバータケース51bと、メインケース51aの反エンジン1側を閉塞するサイドケース51cとの三分割で構成されている。
【0026】
図2に示すように、セカンダリプーリ軸9cの外周に、セカンダリプーリ9dのセカンダリシーブ9gが、ボールスプライン等によりセカンダリプーリ軸9cに対してスライド自在に支持されている。
【0027】
セカンダリシーブ9gの外縁側に、セカンダリプーリ軸9cのエンジン側の軸端に向けて軸方向に延出されたセカンダリシリンダ31が一体形成されており、このセカンダリシリンダ31にセカンダリプランジャ34が配設されている。このセカンダリプランジャ34はセカンダリシーブ9gに向けて段状に拡開形成されており、その後端がセカンダリプーリ軸9cの外周に設けられた溝にコッタ32とロックナット33とで固設され、先端がセカンダリシリンダ31の内周に油密の状態で摺接され、このセカンダリシリンダ31とセカンダリプランジャ34とで、上述したセカンダリ油圧室9iが形成されている。
【0028】
セカンダリ油圧室9iには、セカンダリシーブ9gをセカンダリプランジャ34から離れる方向(セカンダリ油圧室9iの容積が拡大する方向)へ常時付勢するスプリング35が配設されている。又、セカンダリシリンダ31の開口端には、セカンダリプランジャ34の背面(エンジン側の面)を覆うバランスカバー36が固定され、このバランスカバー36によりセカンダリプランジャ34の背面にバランスチャンバ9jが形成されている。
【0029】
セカンダリプーリ軸9cは、反エンジン側の端部がボールベアリング37を介してサイドケース51cに軸支されている。尚、出力クラッチ14は、サイドケース51cの外側に形成されたクラッチ室51dに配設されており、このクラッチ室51dがクラッチカバー14aで閉塞されている。
【0030】
又、セカンダリプーリ軸9cのエンジン側の端部は、軸受け支持部材38に形成されている第1の軸受け支持部38aに第1のニードルベアリング39を介して軸支されており、この軸受け支持部材38がメインケース51aにボルト締めされている。
【0031】
セカンダリプーリ軸9cに相対回動自在に挿通されている出力軸13のエンジン側端縁部は、セカンダリプーリ軸9cからやや突出されており、この突出された端縁部に、リダクションドライブギヤ軸15の一端がスプライン嵌合により結合されている。更に、リダクションドライブギヤ軸15の他端(エンジン側の端部)が、ボールベアリング42を介してコンバータケース51bに軸支されている。
【0032】
又、軸受け支持部材38の第1の軸受け支持部38aの外周方向に環状溝部38cが形成され、この環状溝部38cの外周壁面を構成する第2の軸受け支持部38bに第2のニードルベアリング41が嵌合されている。又、この第2のニードルベアリング41のインナーレース41aが断面コの字状に形成されており、その回転中心が軸受け支持部材38の側面からオーバハングされて、リダクションドライブギヤ軸15の、出力軸13に対してスプライン嵌合されている軸端の外縁部に連結されている。
【0033】
第2のニードルベアリング41は第1のニードルベアリング39に対して、同軸上で且つ互いにオーバラップした位置関係を有しているため、そのオーバラップ分だけ軸方向の寸法を縮小させることができる。出力軸13の軸方向の寸法を縮小したことにより、変速機ケース51の幅方向の寸法を縮小することが可能となり、無段変速装置全体の小型化を実現することができる。
【0034】
このように、本実施の形態によれば、出力クラッチ14をサイドケース51cの外側に形成したクラッチ室51dに配設し、又、リダクションドライブギヤ軸15の一端を出力軸13に対して、出力クラッチ14が配設されている側とは反対側の端部にスプライン嵌合させたので、図3(図1と同一の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する)に示すように、出力クラッチ無し仕様の無段変速装置であっても、セカンダリプーリ軸9kの仕様を、このセカンダリプーリ軸9kの端部をリダクションドライブギヤ軸15にスプライン嵌合させる構造に変更するだけで、このセカンダリプーリ軸9cのメインケース51aに対する支持構造を何ら変更することなく、図1に示す出力クラッチ付き仕様の無段変速装置の変速機ケース51をそのまま適用することが可能となる。この場合、セカンダリプーリ軸9cのリダクションドライブギヤ軸15に対するスプライン嵌合部位が出力軸13aとなる。
【0035】
その結果、図1に示す出力クラッチ付き仕様の無段変速装置と図3に示す出力クラッチ無し仕様の無段変速装置とで、多くの部品を共用化することができ、組立て設備、及び組立て手順の統一化を実現することができる。
【0036】
又、リダクションドライブギヤ軸15の他端をコンバータケース51bにボールベアリング42を介して軸支させるようにしたので、コンバータケース51bにリダクションドライブギヤ軸15を予め組付けておき、コンバータケース51bをメインケース51aに取付ける際に、リダクションドライブギヤ軸15を、出力クラッチ付き仕様の無段変速装置では出力軸13の軸端13aに、出力クラッチ無し仕様の無段変速装置ではセカンダリプーリ軸9kの軸端13aにスプライン嵌合させることができるため、組付けが容易になるばかりでなく、リダクションドライブギヤ軸15とコンバータケース51bとをサブアッセンブリ化することが可能となり、組立性の向上が図れると共に、部品の管理が容易になる。
【0037】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、出力クラッチ付き仕様の無段変速装置と、出力クラッチ無し仕様の無段変速装置との間での部品の共用化、組立て手順の共通化、及び組立て設備の統一化が実現できるので、生産効率が向上し、製品コストの低減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】出力クラッチ付き仕様の無段変速装置の動力伝達系を示す全体構成図
【図2】軸受け支持部材とその近傍の要部断面図
【図3】出力クラッチ無し仕様の無段変速装置の動力伝達系を示す全体構成図
【符号の説明】
5 駆動輪
9a プライマリプーリ軸
9b プライマリプーリ
9c,9k セカンダリプーリ軸
9d セカンダリプーリ
9e 駆動ベルト
13 出力軸
14 出力クラッチ
15 リダクションドライブギヤ軸
16 リダクションドライブギヤ
38 軸受け支持部材
51 変速機ケース
51a メインケース
51b コンバータケース(サブケース)
39 第1のニードルベアリング(第1の軸受け部材)
41 第2のニードルベアリング(第2の軸受け部材)
41a インナーレース

Claims (3)

  1. 変速機ケースに、互いに平行に配設されたプライマリプーリ軸とセカンダリプーリ軸とが回動自在に支持されており、
    上記プライマリプーリ軸に設けたプライマリプーリと上記セカンダリプーリ軸に設けたセカンダリプーリとが駆動ベルトを介して連設されていると共に、
    上記セカンダリプーリ軸と、駆動輪に連設する減速歯車列とがリダクションドライブギヤを有するリダクションドライブギヤ軸を介して連設されている無段変速装置において、
    上記変速機ケースが上記セカンダリプーリ軸の軸方向側面を開口するメインケースと該メインケースの開口部を閉塞するサブケースとを有し、
    上記セカンダリプーリ軸と一体或いは該セカンダリプーリ軸に対して同軸上で且つ相対回転自在に挿通支持されている出力軸の軸端に、上記リダクションドライブギヤ軸の一端が回転係合状態に連設され、
    上記リダクションドライブギヤ軸の他端が上記サブケースに回動自在に支持されていることを特徴とする無段変速装置の軸支持構造。
  2. 上記セカンダリプーリ軸と該セカンダリプーリ軸に対して同軸上に挿通されている上記出力軸とが出力クラッチを介して接離自在にされていることを特徴とする請求項1記載の無段変速装置の軸支持構造。
  3. 上記出力軸の上記リダクションドライブギヤ軸との係合部位と上記セカンダリプーリとの間が上記メインケースから延出する軸受け支持部材に第1の軸受け部材を介して回動自在に支持され、
    上記軸受け支持部材の上記第1の軸受け部材の外周方向に第2の軸受け部材が配設され、
    上記第2の軸受け部材に設けられているインナーレースが上記リダクションドライブギヤ軸に係合されていることを特徴とする請求項1或いは2記載の無段変速装置の軸支持構造。
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