JP2004060006A - アルミニウム合金配線材料及びそれを用いた配線材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るアルミニウム合金配線材料は、化学組成が、
Fe:0.2〜1.0重量%、
Zr:0.01〜0.10重量%であり、
残余がAl及び不可避不純物であるものである。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミニウム合金配線材料及びそれを用いた配線材の製造方法に係り、特に、自動車等の装置の配線材に用いられるアルミニウム合金配線材料及びそれを用いた配線材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の配線材の配線材料としては、機械的強度および導電率の点から、銅又は銅合金、アルミニウム又はアルミニウム合金が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、銅又は銅合金は、引張強さ及び導電率は高いものの、比重が高いため、銅又は銅合金からなる配線材を自動車等の装置に適用した場合、配線材の重量割合が増え、装置全体のエネルギー効率の低下を招くという問題がある。
【0004】
また、高温環境下では、銅又は銅合金自体が軟化するため、配線材の強度が不足するという問題がある。このため、配線材の周りの環境温度が高温になる自動車、特に電気自動車においては、銅又は銅合金からなる配線材の信頼性の確保が困難であった。
【0005】
一方、アルミニウム合金からなる配線材は、導電率が低いため、ジュール熱が発生し、エネルギー損失が大きくなってしまうという問題がある。
【0006】
また、アルミニウム合金は、導電率が低く、かつ、引張強さが小さいため、アルミニウム合金からなる配線材の電流溶量及び機械的強度を満足させるためには、配線材の断面積を大きくする必要がある。このため、アルミニウム合金からなる配線材を自動車等の装置に適用した場合、装置全体に占める配線材の容積が大きくなって、大型化を招いてしまい、エネルギー効率を低下させてしまう。
【0007】
さらに、アルミニウム合金からなる配線材で必要な引張強さを得ようとすると、伸びが低下してしまうことから、可撓性が低下し、屈曲寿命の低下を招くという欠点がある。
【0008】
また、高温環境下での使用においては、銅又は銅合金と同様の理由で、信頼性の確保が困難であった。
【0009】
以上より、自動車、特に電気自動車などに使用する配線材料としては、導電性、引張強さ、及び伸びが高いこと、また、耐熱性が良好であることが望まれている。しかしながら、従来の配線材料で、これらをすべて満足するものはなかった。
【0010】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、導電性が良好で、引張強さ及び伸びが高く、かつ、耐熱性も良好なアルミニウム合金配線材料及びそれを用いた配線材の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明に係るアルミニウム合金配線材料は、化学組成が、
Fe:0.2〜1.0重量%、
Zr:0.01〜0.10重量%であり、
残余がAl及び不可避不純物であるものである。
【0012】
以上の化学組成により、導電性が良好で、引張強さ及び伸びが高く、かつ、耐熱性も良好なアルミニウム合金配線材料が得られる。
【0013】
一方、本発明に係るアルミニウム合金配線材の製造方法は、純度99.95%以上の純アルミニウムからなる母材中にFe、Zrを特定の割合で添加し、化学組成が、
Fe:0.2〜1.0重量%、
Zr:0.01〜0.10重量%であり、
残余がAl及び不可避不純物のアルミニウム合金鋳造体を形成し、その鋳造体で線材を形成するものである。
【0014】
以上の製造方法により、前述した組成を有するアルミニウム合金鋳造体が得られ、その鋳造体を用いることでアルミニウム合金配線材を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適一実施の形態を添付図面に基いて説明する。
【0016】
本発明者らが鋭意研究を行った結果、所定以上の純度を有するアルミニウムに、Fe及びZrを特定の割合で微量添加することで、アルミニウムの特長である低比重および良好な導電性を維持しつつ、機械的強度および伸びが高く、かつ、耐熱性も良好となるということを見出し、本発明を完成するに至った。
【0017】
具体的には、本発明に係るアルミニウム合金配線材料は、
Feを0.2〜1.0重量%、好ましくは0.2〜0.7重量%、特に好ましくは0.3〜0.6重量%、
Zrを0.01〜0.10重量%、好ましくは0.01〜0.05重量%、特に好ましくは0.02重量%前後含有し、
かつ、残余がAl及び0.05重量%以下の不可避不純物で構成されるものである。
【0018】
一方、本発明に係るアルミニウム合金材料を用いた配線材の製造方法は、先ず、純度99.95%以上の純アルミニウムからなるAl母材の溶湯中に、Fe及びZrを添加すると共に、それらの添加割合を調整し、前述した化学組成を有するAl合金溶湯を作製する。次に、このAl合金溶湯を用いて鋳造体の形成を行い、その後、その鋳造体に、線材加工および熱処理を施す。これによって、本発明に係るアルミニウム合金材料からなる配線材が得られる。
【0019】
ここで、Al母材として、純度が99.95%以上の純アルミニウムを用いるのは、純度が99.95%よりも低いと、得られる配線材料において良好な導電率が得られないためである。
【0020】
また、鋳造体に施す線材加工としては、特に限定するものではないが、例えば、断面減少率(減面率)が85%以上、好ましくは90%以上の塑性加工(冷間加工)が挙げられる。
【0021】
次に、本発明に係るアルミニウム合金配線材料の作用を説明する。
【0022】
本発明のアルミニウム合金配線材料は、母材となる純アルミニウムの純度と、FeおよびZrの重量比とを規定したことにより、純アルミニウムと略同等の良好な導電率が得られ、従来のアルミニウム合金のようにジュール熱の発生に伴うエネルギー損失が多くなるということはない。よって、この配線材料を用いた配線材を適用した装置、例えば自動車などにおいては、エネルギーの高効率化、すなわちエネルギー効率の向上を図ることができる。
【0023】
また、Al以外の元素(Fe、Zr等)の含有量は、最大でも1%強であるため、本発明の配線材料の比重は純アルミニウムと略同等である。よって、この配線材料を用いた配線材を自動車等の装置に適用しても、配線材の重量割合は純アルミニウムの場合と略同等であり、その結果、装置全体の重量を小さくすることができ、エネルギー効率の向上を図ることができる。
【0024】
また、本発明の配線材料は、純アルミニウムと略同等の良好な導電率を有し、かつ、室温での引張強さは純アルミニウムよりも高いことから、配線材の電流溶量及び機械的強度を満足させるために、配線材の断面積を大きくする必要はない。よって、この配線材料を用いた配線材の断面積を小さく抑えることができ、装置全体に占める配線材の容積が小さくなり、その結果、装置の容積を小さくすることができる。
【0025】
また、本発明の配線材料は、純アルミニウムと比較して室温での引張強さは同等以上で、かつ、伸びは著しく高い。よって、この配線材料を用いた配線材の可撓性が良好となり、その結果、従来の配線材と比較して配線材の屈曲寿命が向上する。
【0026】
また、本発明の配線材料は、高温環境下においても引張強さは殆ど低下せず、高温強度が良好であることから、この配線材料を用いた配線材は高温環境下での信頼性が高い。よって、この配線材料を用いた配線材を、高温耐熱性が要求される装置、例えば電気自動車に適用すれば、自動車の信頼性を著しく向上させることができる。
【0027】
本発明のアルミニウム合金配線材料は、自動車用配線材の他にも、自動車用ハーネス、モーター用巻線、ケーブル用接続端子、その他のアッセンブリー品などにも適用することができる。
【0028】
以上、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、他にも種々のものが想定されることは言うまでもない。
【0029】
【実施例】
次に、本発明について、実施例に基づいて説明するが、本発明に係る配線材料の製造方法及び化学組成などは、これらの実施例に限定されるものではない。
【0030】
(実施例1)
配線材料母材として純度99.95%のAlを用いて、化学組成がAl−0.3Fe−0.02Zr(重量%)のアルミニウム合金を鋳造し、その鋳造体に断面減少率90%の塑性加工(減面加工)を施して線材を形成し、その線材に250〜350℃で約1時間の熱処理を施し、アルミニウム合金配線材を作製した(試料1)。
【0031】
(実施例2)
配線材料母材として純度99.95%のAlを用いて、化学組成がAl−0.6Fe−0.02Zr(重量%)のアルミニウム合金からなる鋳造体を作製し、その後は、実施例1と同様にしてアルミニウム合金配線材を作製した(試料2)。
【0032】
(比較例1)
配線材料として純度99.95%のAlを用いて純アルミニウム鋳造体を作製し、その後は、実施例1と同様にしてアルミニウム配線材を作製した(試料3)。
【0033】
(比較例2)
配線材料母材として純度99.95%のAlを用いて、化学組成がAl−0.3Fe(重量%)のアルミニウム合金からなる鋳造体を作製し、その後は、実施例1と同様にしてアルミニウム合金配線材を作製した(試料4)。
【0034】
(比較例3)
配線材料母材として純度99.95%のAlを用いて、化学組成がAl−0.6Fe(重量%)のアルミニウム合金からなる鋳造体を作製し、その後は、実施例1と同様にしてアルミニウム合金配線材を作製した(試料5)。
【0035】
実施例1,2及び比較例1〜3の各配線材(試料1〜5)について、導電率(%IACS)、室温(20℃)での引張強さ(MPa)、伸び(%)、及び高温環境下(280℃)での強度残存率(%)を測定した。尚、高温環境下での強度残存率は、(280℃での引張強さ×100/室温での引張強さ)によって求めた。各配線材のそれぞれの測定値を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
表1から明らかなように、実施例1の配線材(試料1)の導電率は60.5%IACS、常温引張強さは128MPaであり、比較例2の配線材(試料4)と略同程度であり、特に伸び(10%)については同等以上であった。また、実施例2の配線材料(試料2)の導電率は60.3%IACS、常温引張強さは130MPaであり、比較例3の配線材(試料5)と略同程度であり、特に伸び(15%)については同等以上であった。ところが、試料1,2の高温環境下での強度残存率は91%、96%であり、試料4,5のそれ(80%、85%)と比較して10%以上も向上している。このことから、試料1,2においては、Zrの微量添加により高温強度(耐熱性)が改善されていることがわかる。
【0038】
また、試料1,2と比較例1の配線材(試料3)とを比較すると、試料1,2の導電率が試料3のそれよりもやや劣る他は、常温の引張強さは同等以上であり、また、伸びについては2倍以上、高温強度については1.5倍以上となっていることがわかる。
【0039】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、化学組成を、
Fe:0.2〜1.0重量%、
Zr:0.01〜0.10重量%、
残余をAl及び不可避不純物と規定することで、導電性が良好で、引張強さ及び伸びが高く、かつ、耐熱性も良好なアルミニウム合金配線材料が得られるという優れた効果を発揮する。
Claims (2)
- 化学組成が、
Fe:0.2〜1.0重量%、
Zr:0.01〜0.10重量%であり、
残余がAl及び不可避不純物であることを特徴とするアルミニウム合金配線材料。 - 純度99.95%以上の純アルミニウムからなる母材中にFe、Zrを特定の割合で添加し、化学組成が、
Fe:0.2〜1.0重量%、
Zr:0.01〜0.10重量%であり、
残余がAl及び不可避不純物のアルミニウム合金鋳造体を形成し、その鋳造体で線材を形成することを特徴とするアルミニウム合金配線材の製造方法。
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JP2002220650A JP3867636B2 (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | アルミニウム合金配線材及びその製造方法 |
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JP2013119660A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | アルミニウム合金線及びその製造方法、並びにコイル |
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2002
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