JP2004055704A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】均一なエッチング分布を確保しつつコンパクトな装置を実現できるプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】処理対象のシリコンウェハ6を載置する第1電極3の上方に、プラズマ発生用ガスを吹き出すガス吹出部4eを備えた第2電極4を昇降自在に対向させた構成のプラズマ処理装置において、第2電極4の外側面4hと処理室の内側面2cとの間に、第2電極4の上方に形成される排気空間2aよりも狭い隙間G1の空間S1を、放電空間2b内のガスを排気空間2aに排気するガス排気路として形成し、このガス排気路のコンダクタンスを排気空間2aのコンダクタンスよりも十分に小さくする。これにより、ガス排気を偏りなく均一に行うことができ、エッチング分布の均一化を確保しつつコンパクトなプラズマ処理装置を実現することができる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリコンウェハなどの半導体基板のプラズマ処理を行うプラズマ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置に用いられるシリコンウェハの製造工程では、半導体装置の薄型化にともない基板の厚さを薄くするための薄化加工が行われる。この薄化加工は、シリコン基板の表面に回路パターンを形成した後に、回路形成面の裏面を機械研磨することによって行われ、研磨加工後には機械研磨によってシリコン基板の研磨面に生成されたダメージ層をエッチングにより除去することを目的として、プラズマ処理が行われる。
【0003】
このようなプラズマ処理用の装置として、減圧可能な処理室内に上下2枚の平行平板電極を配置し、一方の電極側からプラズマ発生用ガスを供給する方式のものが知られている。この方式では処理対象の基板は下側の電極上に載置され、上側の電極に設けられたガス吹出部からフッ素系ガスなどのプラズマ発生用ガスが基板の上面に吹き付けられる。そして、このプラズマ発生用ガスは、プラズマ処理によって生成される反応ガスとともに、下側の電極の下方に設けられた排気口から吸引・排気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
シリコンウェハのように処理対象面の全面にわたって均一なエッチングを行う必要がある場合には、プラズマ発生用ガスをシリコンウェハの処理対象面に均一に供給するとともに、生成される反応ガスを均一に排気する必要がある。このため、従来のプラズマ処理装置においては、下側の電極周囲における圧力分布を極力均一にして排気を偏りなく行うため、圧力バッファとしての大容積の排気スペースを必要としていた。この結果、プラズマ処理装置の主構成部である処理室の小型化には限界があり、均一なエッチング分布を確保しつつコンパクトな装置を実現することが困難であった。
【0005】
そこで本発明は、均一なエッチング分布を確保しつつコンパクトな装置を実現できるプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のプラズマ処理装置は、密閉された処理空間を形成可能な処理室と、処理室の底の中央部に処理対象物を保持する上面を露呈させた状態で配設された第1電極と、前記処理室内に第1電極に対向して前記第1電極よりも外側に広がった形状で配置され且つ昇降機構によって昇降可能な第2電極と、前記昇降機構によって前記第2電極が下降した状態において前記処理空間内の第2電極の上方および下方にそれぞれ形成される排気空間および放電空間と、前記処理室の側面に設けられた処理対象物の出し入れ用の開口部と、前記第2電極の下面中央部に形成され前記放電空間にプラズマ発生用ガスを供給するガス吹出部と、前記排気空間に形成された排気ポートより排気を行って前記処理空間を減圧する真空排気部と、前記処理室の内面と前記第2電極の側面との間に第2電極の全周にわたって略均一な隙間で形成され前記放電空間内のガスを排気空間へ排気するガス排気路と、前記第1電極に高周波電圧を印加することにより前記放電空間にプラズマを発生させる高周波電源部とを備え、前記ガス排気路の隙間を前記排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭く設定することにより、このガス排気路におけるコンダクタンスを前記排気空間におけるコンダクタンスよりもよりも小さくした。
【0007】
請求項2記載のプラズマ処理装置は、請求項1記載のプラズマ処理装置であって、前記処理室および第2電極が略円筒形であり、前記ガス排気路が略円筒形状である。
【0008】
請求項3記載のプラズマ処理装置は、請求項1記載のプラズマ処理装置であって、前記処理室の底の前記第1電極を取り囲む部分が絶縁体で構成されている。
【0009】
請求項4記載のプラズマ処理装置は、請求項1記載のプラズマ処理装置であって、前記第2電極が、中央部の導電体とその外周部に絶縁体からなる張出部を備えた。
【0010】
請求項5記載のプラズマ処理装置は、密閉された処理空間を形成可能な処理室と、この処理室の底に装着された絶縁体と、処理対象物を保持する上面を露呈させた状態で前記絶縁体によって周囲を取り囲まれて埋設された第1電極と、前記処理室内に第1電極に対向して前記第1電極よりも外側に広がった張出部を全周にわたって有し且つ昇降機構によって昇降可能な第2電極と、前記昇降機構によって前記第2電極が下降した状態において前記処理空間内の第2電極の上方および下方にそれぞれ形成される排気空間および放電空間と、前記処理室の側面に設けられた処理対象物の出し入れ用の開口部と、前記第2電極の下面中央部に形成され前記放電空間にプラズマ発生用ガスを供給するガス吹出部と、前記排気空間に形成された排気ポートより排気を行って前記処理空間を減圧する真空排気部と、前記絶縁体の上面と前記張出部の下面との間にこの第2電極の全周にわたって略均一な隙間で形成されたガス流路と、前記第1電極に高周波電圧を印加することにより前記放電空間にプラズマを発生させる高周波電源部とを備え、前記ガス流路の隙間を前記排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭く設定することにより、このガス流路におけるコンダクタンスを前記排気空間におけるコンダクタンスよりもよりも小さくした。
【0011】
請求項6記載のプラズマ処理装置は、請求項5記載のプラズマ処理装置であって、前記張出部の下面と前記絶縁体の上面が平行である。
【0012】
請求項7記載のプラズマ処理装置は、請求項5記載のプラズマ処理装置であって、前記処理室および第2電極が略円筒形であり、前記ガス流路が略中抜き円盤状である。
【0013】
請求項8記載のプラズマ処理装置は、請求項5記載のプラズマ処理装置であって、前記張出部の下面が前記ガス吹出部の下面よりも下方に突出している。
【0014】
請求項9記載のプラズマ処理装置は、請求項5記載のプラズマ処理装置であって、前記張出部が絶縁体で構成されている。
【0015】
請求項10記載のプラズマ処理装置は、請求項5記載のプラズマ処理装置であって、前記処理室の内面と前記張出部の側面との間に、この第2電極の全周にわたって略均一且つ前記排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭い隙間のガス排気路を形成した。
【0016】
請求項11記載のプラズマ処理装置は、請求項10記載のプラズマ処理装置であって、前記処理室および第2電極が略円筒形であり、前記ガス排気路が略円筒形状である。
【0017】
本発明によれば、処理空間内の第2電極の下方の放電空間内のガスを第2電極の上方の排気空間へ排気するガス排気路の隙間を、排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭く設定することにより、このガス排気路におけるコンダクタンスを排気空間におけるコンダクタンスよりもよりも小さくして、ガス排気を偏りなく均一に行うことができ、エッチング分布の均一化を確保しつつコンパクトなプラズマ処理装置を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の側断面図、図2は本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の第1電極の側断面図、図3、図4は本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の側断面図、図5は本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の平断面図、図6は本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【0019】
まず図1を参照してプラズマ処理装置の構成について説明する。図1において、真空チャンバ1の内部はプラズマ処理を行う処理室2となっており、減圧下でプラズマを発生させるための密閉された処理空間が形成可能となっている。処理室2は円筒形状となっており(図6参照)、処理室2の内部には、第1電極3および第2電極4が上下に対向して配設されている。第1電極3および第2電極4はそれぞれ円筒形状であり、処理室2内において同心配置となっている。
【0020】
第1電極3は、処理室2の底部を埋める形で装着された2層の絶縁体5A,5Bに周囲を取り囲まれ、処理室2の底の中央部に処理対象物を保持する上面を露呈させて固定された状態で配設されている。第1電極3はアルミニウムなどの導電体によって製作されており、円盤状の電極部3aから下方に支持部3bを延出させた形状となっている。そして支持部3bを絶縁部材5Cを介して真空チャンバ1に保持させることにより、電気的に絶縁された状態で装着されている。
【0021】
第2電極4は、第1電極3と同様にアルミニウムなどの導電体で製作されており、円盤状の電極部4aから上方に支持部4bを延出させた形状となっている。支持部4bは真空チャンバ1と電気的に導通しており、昇降機構24(図3)によって昇降可能となっている。第2電極4が下降した状態では、処理室2内の処理空間は、第2電極4によって機能が異なる2つの空間に仕切られる。
【0022】
すなわち、第2電極4の下方の第1電極3との間には放電空間2bが形成され、第2電極4の上方には真空チャンバ1の天井面との間に排気空間2aが形成される。放電空間2bは、第1電極3上に載置されたシリコンウェハ6を対象としてプラズマ処理を行うためのプラズマ放電を発生させる空間である。排気空間2aは、放電空間2b内のガスを外部に排気するための空間である。
【0023】
次に、図1,図2を参照して、第1電極3の詳細構造について説明する。第1電極3の電極部3aの上面は、処理対象物の基板であるシリコンウェハ6を載置する載置面となっており、シリコンウェハ6の外形よりも大きい形状となっている。ここでシリコンウェハ6は、表面側に論理回路が形成された半導体基板であり、回路形成面の裏側を機械加工によって研磨された後に、この裏面を対象としてプラズマ処理によるエッチングが行われる。そしてこのエッチングによって、機械加工により半導体基板の裏面に生成したマイクロクラックを除去する。
【0024】
図2に示すように、第1電極3の上面は、シリコンウェハ6を載置したときのシリコンウェハ6の外形位置P1よりも所定幅Cだけ内側に位置する境界線P2によって、内外2つの部分に分けられている。すなわち、境界線P2から内側は、素材の導電体であるアルミニウムが上面に露呈した上面中央部Aとなっており、境界線P2から外側は、上面中央部Aを環状に取り囲んで設けられ導電体のアルミニウムが絶縁被覆層3fによって覆われた上面外周部Bとなっている。ここで、所定幅Cは必ずしも全周にわたって等しい幅である必要はなく、位置によって異なってもよい。
【0025】
絶縁被覆層3fは、アルミナなどのセラミックによって形成されており、第1電極3が真空チャンバ1内に装着された状態では、図1に示すように、絶縁被覆層3fの外縁部は部分的に絶縁体5Aによって覆われる(図6も参照)。これにより、第1電極3の外縁部は放電空間2b内に発生したプラズマから絶縁され、異常放電の発生が防止される。
【0026】
図2に示すようにシリコンウェハ6の表面(図2において下面側)の回路形成面には保護テープ6aが貼着されており、プラズマ処理時には保護テープ6aを第1電極3の上面3gに向け、機械研磨面を上向きにした状態で載置される。保護テープ6aは、ポリオレフィン、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレートなどの絶縁体の樹脂を100μm程度の厚みの膜に形成した樹脂テープであり、粘着材によりシリコンウェハ6の回路形成面に貼着される。シリコンウェハ6に貼着された保護テープ6aは、回路形成面(表面)に形成された絶縁層となっており、後述するようにこの絶縁層はシリコンウェハ6を静電吸着する際の誘電体として機能する。
【0027】
シリコンウェハ6を第1電極3に載置する際には、図2に示すように、シリコンウェハ6の保護テープ6aの中央部D、外縁部Eを、第1電極3の上面の上面中央部A、上面周辺部Bの絶縁被覆層3fに、それぞれ接触させて載置する。この状態では、外形位置P1から境界線P2までの範囲において、第1電極3の上面3gに保持されたシリコンウェハ6の保護テープ6aの外縁部Eと、絶縁被覆層3fとが重ね合わされて接触する。
【0028】
シリコンウェハ6を静電吸着する際には、主に保護テープ6aの中央部Dを静電吸着を行うための誘電体として利用して、シリコンウェハ6を上面中央部Aで静電吸着する。このとき外縁部Eの範囲においても保護テープ6aおよび絶縁被覆層3fを介してわずかながら静電吸着力が作用し、これらの静電吸着力によって、保護テープ6aの外縁部Eは絶縁被覆層3fに密着する。
【0029】
この密着状態では、第1電極3の上面において導電体が表面に露呈した上面中央部Aの外周端である境界線P2の位置は、シリコンウェハ6の外径寸法のばらつきや第1電極3上における載置位置にのばらつきに拘わらず、シリコンウェハ6によって覆われる。これにより、第1電極3の導電部は放電空間2b内のプラズマから確実に絶縁される。したがって、プラズマ放電中の第1電極3における異常放電を防止して、プラズマ処理装置の稼動状態を安定させることが可能となっている。
【0030】
図2に示すように、第1電極3には上面に開口する吸着孔3eが多数設けられており、吸着孔3eは第1電極3の内部に設けられた吸引孔3cに連通している。吸引孔3cはガスライン切り換え開閉機構11を介して真空吸着ポンプ12に接続されており、ガスライン切り換え開閉機構11は、図1に示すようにチッソガスを供給するNガス供給部13及びヘリウムガスを供給するHeガス供給部14に接続されている。ガスライン切り換え開閉機構11を切り換えることにより、吸引孔3cを真空吸着ポンプ12,Nガス供給部13及びHeガス供給部14に選択的に接続させることができる。
【0031】
吸引孔3cが真空吸着ポンプ12と連通した状態で真空吸着ポンプ12を駆動することにより、吸着孔3eから真空吸引して第1電極3に載置されたシリコンウェハ6を真空吸着して保持する。したがって吸着孔3e、吸引孔3c、真空吸着ポンプ12は第1電極3の上面3gに開口した吸着孔3eから真空吸引することにより、シリコンウェハ6を真空吸着して保持する真空保持手段となっている。
【0032】
また、吸引孔3cをNガス供給部13またはHeガス供給部14に接続させることにより、吸着孔3eからシリコンウェハ6の下面に対してチッソガスまたはヘリウムガスを供給することができるようになっている。後述するように、チッソガスはシリコンウェハ6を載置面3gから強制的に離脱させる目的のブロー用ガスであり、ヘリウムガスはプラズマ処理時にシリコンウェハの冷却を促進する目的で吸着孔3e内に充填される熱伝達用のガスである。
【0033】
第1電極3には冷却用の冷媒流路3dが設けられており、冷媒流路3dは冷却機構10と接続されている。冷却機構10を駆動することにより、冷媒流路3d内を冷却水などの冷媒が循環し、これによりプラズマ処理時に発生した熱によって昇温した第1電極3や第1電極3上の保護テープ6aが冷却される。冷媒流路3dおよび冷却機構10は、第1電極3を冷却する冷却手段となっている。
【0034】
処理室2の排気空間2aに連通して設けられた排気ポート1aには、バルブ開放機構7を介して真空排気部8が接続されており、バルブ開放機構7を開放状態にして真空排気部8を駆動することにより、真空チャンバ1の処理室2内部が真空排気され、処理空2内が減圧される。真空排気部8は、排気空間2aに形成された排気ポート1aより排気を行って処理室2内を減圧する減圧手段となっている。
【0035】
第1電極3は、マッチング回路16を介して高周波電源部17に電気的に接続されている。高周波電源部17を駆動することにより、接地部19に接地された真空チャンバ1と導通した第2電極4と第1電極3の間には高周波電圧が印加され、これにより処理室2内部でプラズマ放電が発生する。マッチング回路16は、処理室2内でプラズマを発生させるプラズマ放電回路と高周波電源部17のインピーダンスを整合させる。第1電極3,第2電極4および高周波電源部17は、載置面に載置されたシリコンウェハ6をプラズマ処理するためのプラズマを発生するプラズマ発生手段となっている。
【0036】
また第1電極3には、RFフィルタ15を介して静電吸着用DC電源部18が接続されている。静電吸着用DC電源部18を駆動することにより、第1電極3の表面には、負電荷が蓄積される。そしてこの状態で高周波電源部17を駆動して処理室2内にプラズマを発生させることにより、第1電極3上に載置されたシリコンウェハ6と接地部19とを接続する直流回路が処理室2内のプラズマを介して形成され、これにより、第1電極3,RFフィルタ15,静電吸着用DC電源部18,接地部19,プラズマ、シリコンウェハ6を順次結ぶ閉じた直流回路が形成され、シリコンウェハ6には正電荷が蓄積される。
【0037】
そして第1電極3に蓄積された負電荷とシリコンウェハ6に蓄積された正電荷との間にはクーロン力が作用し、このクーロン力によってシリコンウェハ6は誘電体としての保護テープ6aを介して第1電極3に保持される。このとき、RFフィルタ15は、高周波電源部17の高周波電圧が静電吸着用DC電源部18に直接印加されることを防止する。第1電極3,静電吸着用DC電源部18は、板状基板であるシリコンウェハ6を第1電極に静電吸着によって保持する静電吸着手段となっている。なお、静電吸着用DC電源部18の極性は正負逆でもよい。
【0038】
次に第2電極4の詳細構造について説明する。第2電極4は、中央の電極部4aと電極部4aを囲んで外周部に張り出して設けられた絶縁体からなる張出部4fを備えた構成となっている。張出部4fの外形は第1電極3よりも大きく、第1電極3よりも外側に広がった形状で配置されている。第2電極4の下面中央部には、ガス吹出部4eが設けられている。ガス吹出部4eは、放電空間2bにおいてプラズマ放電を発生するためのプラズマ発生用ガスを供給する。ガス吹出部4eは、内部に多数の微細孔を有する多孔質材料を円形の板状に加工した部材であり、ガス滞留空間4g内に供給されたプラズマ発生用ガスを、これらの微細孔を介して放電空間2b内に満遍なく吹き出させて均一な状態で供給する。
【0039】
支持部4b内には、ガス滞留空間4gに連通するガス供給孔4cが設けられており、ガス供給孔4cは開閉バルブ20を介してプラズマ発生用ガス供給部21に接続されている。開閉バルブ20を開にした状態でプラズマ発生用ガス供給部21を駆動することにより、フッ素系ガスを含んだプラズマ発生用ガスがガス吹出部4eより放電空間2b内に供給される。
【0040】
また第2電極4には冷却用の冷媒流路4dが設けられており、冷媒流路4dは冷却機構10と接続されている。冷却機構10を駆動することにより、冷媒流路4d内を冷却水などの冷媒が循環し、これによりプラズマ処理時に発生した熱によって昇温した第2電極4が冷却される。
【0041】
図3に示すように、処理室2の側面には、処理対象物の出し入れ用の開口部1bが設けられている(図5も参照)。開口部1bの外側には開閉機構23によって昇降する扉22が設けられており、扉22を昇降させることにより開口部1bが開閉される。図4は、扉22を下降させて開口部1bを開放した状態でシリコンウェハ6を出し入れする状態を示している。昇降機構24により第2電極4を上昇させて第1電極3上に搬送用のスペースを確保した状態で、アーム25aに保持された吸着ヘッド25を開口部1bを介して処理室2内に進入させることにより、シリコンウェハ6の出し入れが行われる。上記構成に示すように、排気空間2aが広く確保できるような構成とすることにより、第2電極4を上昇させる際の電極間距離を広く確保することができ、処理対象物の出し入れ操作を容易に行うことができる。
【0042】
ここで、図5を参照して、処理室2,第1電極3および第1電極3上に載置されるシリコンウェハ6、第2電極4の相互の平面位置関係について説明する。図5は、真空チャンバ1を水平方向に輪切りにした状態を示しており、図5に示す同心円は、外側から順に処理室2(真空チャンバ1)の内面2c、第2電極4の外側面4h(図6参照)、第1電極3の外側面3h、シリコンウェハ6の外形位置を示す境界線P1,第1電極3の上面における境界線P2を示している。
【0043】
図5から判るように、処理室2および第2電極4は略円筒形であり、したがって処理室2の内面2cと第2電極4の外側面4hとの間に形成された空間S1は、2つの同心円筒面に挟まれた円筒を開口部1bによって部分的に切り欠いた略円筒形状となっている。
【0044】
次に、放電空間2b内のガスを外周方向へ導くガス流路と、導かれたガスを排気空間2aに排気するガス排気路について説明する。図6に示すように、第2電極4が下降した状態では、処理室2(真空チャンバ1)の内面と第2電極4の張出部4fの側面4hとの間には、第2電極4の全周にわたって略均一な隙間G1を有する形状の空間S1が形成される。この空間S1は、放電空間2b内のガスを排気空間2aへ排気するガス排気路として機能する。
【0045】
また、張出部4fの下面と第1電極3の周囲に設けられた絶縁体5Aの上面との間には、第2電極4の全周にわたって略均一な隙間G2を有する形状の空間S2が形成される。この空間S2は、ガス吹出部4eから放電空間2b内に供給されたプラズマ発生用ガスや、プラズマ放電によって生成された反応ガスを外周方向に導くガス流路として機能する。
【0046】
ここで、上記隙間G1,G2はともに、排気空間2aの高さ方向の最大寸法H(図3参照)よりも狭くなるように、各部寸法が設定されている。これにより、ガスの流れやすさを示すコンダクタンスで比較した場合、ガス排気路としての空間S1,ガス流路としての空間S2におけるコンダクタンスを、排気空間2aにおけるコンダクタンスよりも小さくすることができる。
【0047】
減圧下にある処理室2内におけるプラズマ発生用ガスの流れ状態は、ガス分子の平均自由行程が大きい分子流の状態となっており、この分子流状態においてはコンダクタンスは圧力とは無関係にその空間の壁面間距離の3乗に比例する。したがって、前記の寸法Hに対してG1,G2が小さければ小さいほど、空間S1,S2におけるコンダクタンスは排気空間2aにおけるコンダクタンスよりも小さくなる。すなわち、減圧下で行われるプラズマ処理において、空間S1,S2内におけるガスの流れと比較して、排気空間2a内においてガスはより流れやすくなっている。
【0048】
したがって、プラズマ処理時に放電空間2b内のガスを排気ポート1aを介して排気する際に、空間S1から排気空間2a内に流入したガスはコンダクタンスが大きいことから速やかに排気ポート1aを介して排出され、排気空間2a内におけるガスの流動状態の分布に大きなばらつきが生じない。このため、空間S1から排気空間2a内に流入するガスについては、第2電極4の全周にわたってほぼ均一な流入状態が実現される。また、空間S2内のガスが空間S1内に流入する際においても同様に、第2電極4の全周にわたってほぼ均一な流れが実現される。これにより、放電空間2b内におけるガスの状態が均一化され、プラズマ処理によるエッチング分布を均一化することが可能となっている。
【0049】
このプラズマ処理装置は上記のように構成されており、以下プラズマ処理方法について各図を参照しながら説明する。このプラズマ処理は、表面に絶縁層としての保護テープ6aを有するシリコンウェハ6を第1電極3の上面に静電吸着によって保持した状態で、且つこの第1電極3を冷却しながらプラズマ処理を行うものである。
【0050】
先ず処理対象物であるシリコンウェハ6が処理室2内に搬送され、第1電極3上に載置される。この後開口部1bが閉じられ、真空吸着ポンプ12を駆動することにより、吸着孔3e、吸引孔3cを介して真空吸引し、シリコンウェハ6は第1電極3の上面3gに密着した状態で真空吸着により保持される。
【0051】
次いで真空排気部8を駆動して処理室2内を真空排気した後、プラズマ発生用ガス供給部21によってプラズマ発生用ガスが処理室2内に供給される。そしてこの後、静電吸着用DC電源部18を駆動してDC電圧を印加し、高周波電源部17を駆動してプラズマ放電を開始する。これにより放電空間2bにはプラズマが発生し、シリコンウェハ6を対象としたプラズマ処理が行われる。このプラズマ処理においては、第1電極3とシリコンウェハ6との間には静電吸着力が発生し、シリコンウェハ6は第1電極3に静電吸着力により保持される。
【0052】
この静電吸着においては、図2に示すようにシリコンウェハ6の保護テープ6aの中央部Dを第2電極3の上面中央部Aに接触させ、保護テープ6aの外縁部Eを第2電極3の上面周辺部Bの絶縁被覆層3fに接触させて載置する。そして主に保護テープ6aの中央部Dを静電吸着を行うための誘電体として利用してシリコンウェハ6を上面中央部Aで静電吸着するとともに、保護テープ6aの外縁部Eを絶縁被覆層3fに密着させることにより、プラズマと第1電極3の上面中央部Aとの間を絶縁する。
【0053】
この後、ガスライン切り替え開閉機構11を駆動して真空吸着をOFFし、バックHe導入が行われる。すなわち、真空吸引によるシリコンウェハ6の第1電極3への保持を解除した後に、Heガス供給部14から伝熱用のヘリウムガスを吸引孔3bを介して供給し、吸着孔3e内に充填する。このプラズマ処理においては、第1電極3は冷却機構10によって冷却されており、プラズマ処理によって昇温したシリコンウェハ6の熱を伝熱性に富む気体であるヘリウムガスを介して第1電極3に伝達することにより、シリコンウェハ6の冷却が効率よく行われる。
【0054】
そして所定のプラズマ処理時間が経過して放電を終了したならばバックHeを停止し、真空吸着を再びONする。これにより、プラズマ放電が終了することにより消失した静電吸着力に替えて、真空吸着力によってシリコンウェハ6が第1電極3に保持される。
【0055】
この後、静電吸着用DC電源部18を停止してDC電圧をOFFにし、大気開放機構9を駆動して処理室2内の大気開放を行う。この後、再びガスライン切り替え開閉機構11を駆動して真空吸着をOFFし、次いでウェハブローを行う。すなわちチッソガスを吸引孔3cを介して供給して吸着孔3eから噴出させ、シリコンウェハ6を第1電極3から離脱させる。そして開口部1bを開状態にし、シリコンウェハ6を処理室2の外部に搬送したならば、ウェハブローをOFFし、プラズマ処理の1サイクルを終了する。
【0056】
上記説明したように、本実施の形態に示すプラズマ処理においては、処理対象物が載置される第1電極3と対向して昇降自在に配設される第2電極4の上方に、処理対象物の出し入れ時の第2電極4の昇降代を兼ねた広い排気空間2aを確保するようにしている。これにより、放電空間2bにおけるコンダクタンスを、第2電極4の下方の放電空間2bから排気空間2aに至るまでのガス流路またはガス排気路におけるコンダクタンスよりも十分に大きくすることができ、ガス排気を偏りなく均一に行うことができる。
【0057】
したがって、従来のプラズマ処理装置において排気を偏りなく行うために必要とされた圧力バッファとしての大容積の排気スペースを省くことができ、エッチング分布の均一化を確保しつつコンパクトなプラズマ処理装置を実現することができる。
【0058】
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2のプラズマ処理装置の側断面図である。本実施の形態2は、実施の形態1と同様構成の第1電極3,第2電極4を備えたプラズマ処理装置において、図7に示すように、処理室2を形成する真空チャンバ1Aの内壁面の第2電極4の外側面に対向する範囲に凹状の溝部1cを設けるようにしたものである。これにより、実施の形態1と同様にガス排気路としての空間S1を確保しつつ、真空チャンバ1の外形寸法を小さくして、装置のコンパクト化を促進することができる。
【0059】
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3のプラズマ処理装置の側断面図、図9は本発明の実施の形態3のプラズマ処理装置の部分断面図である。本実施の形態3は、実施の形態1と同様構成のプラズマ処理装置において、図8に示すように、第2電極40の張出部40fの形状を実施の形態1における張出部4fから変更したものである。
【0060】
図9に示すように、処理室の内面と絶縁体で形成された張出部40fの側面との間には、第2電極40の全周にわたって隙間G1の空間S1が形成されている。空間S1は実施の形態1と同様の構成となっており、同様に放電空間内のガスを排気空間に導くガス排気路として機能する。張出部40fの下面は、ガス吹出部40eの下面よりも下方に延出しており、第2電極40を下降させた状態において、張出部40fの下面は絶縁体5Aの上面に対して平行となり、張出部40fの下面と絶縁体5Aの0上面との間に形成される空間S20の隙間G3は、実施の形態1に示す隙間G2よりも小さくなっている。
【0061】
この空間S20は、絶縁体5Aの上面と張出部40fの下面との間にこの第2電極40の全周にわたって略均一な隙間で形成され、放電空間内のガスを外側へ向かって流すガス流路となっている。このガス流路は、略円筒形の処理室2内において第2電極40の下方側の放電空間を取り囲んで形成された略中抜き円板状の形状となっている。
【0062】
上記構成を採用することにより、径方向に長さを持った狭隙間の空間S20を形成することができ、張出部40fの外側面と処理室2の内側面との間に全周にわたって均一なガス排気路が形成しにくい場合においても、実施の形態1に示すガス排気路による効果と同様に、ガスの流れを均一化して放電空間の圧力分布を均一化し、エッチングレートを均一化することができる。また、放電空間の外周を狭隙間の空間20で取り囲むことにより、プラズマを放電空間内に閉じこめることができ、プラズマ処理の効率を向上させるという効果を得る。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、処理空間内の第2電極の下方の放電空間内のガスを第2電極の上方の排気空間へ排気するガス排気路の隙間を、排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭く設定することにより、このガス排気路におけるコンダクタンスを排気空間におけるコンダクタンスよりもよりも小さくして、ガス排気を偏りなく均一に行うことができ、エッチング分布の均一化を確保しつつコンパクトなプラズマ処理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の側断面図
【図2】本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の第1電極の側断面図
【図3】本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の側断面図
【図4】本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の側断面図
【図5】本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の平断面図
【図6】本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の部分断面図
【図7】本発明の実施の形態2のプラズマ処理装置の側断面図
【図8】本発明の実施の形態3のプラズマ処理装置の側断面図
【図9】本発明の実施の形態3のプラズマ処理装置の部分断面図
【符号の説明】
1 真空チャンバ
1a 排気ポート
1b 開口部
2 処理室
2a 排気空間
2b 放電空間
3 第1電極
3f 絶縁被覆層
4、40 第2電極
4e ガス吹出部
4f、40f 張出部
6 シリコンウェハ
8 真空排気部
17 高周波電源部

Claims (11)

  1. 密閉された処理空間を形成可能な処理室と、処理室の底の中央部に処理対象物を保持する上面を露呈させた状態で配設された第1電極と、前記処理室内に第1電極に対向して前記第1電極よりも外側に広がった形状で配置され且つ昇降機構によって昇降可能な第2電極と、前記昇降機構によって前記第2電極が下降した状態において前記処理空間内の第2電極の上方および下方にそれぞれ形成される排気空間および放電空間と、前記処理室の側面に設けられた処理対象物の出し入れ用の開口部と、前記第2電極の下面中央部に形成され前記放電空間にプラズマ発生用ガスを供給するガス吹出部と、前記排気空間に形成された排気ポートより排気を行って前記処理空間を減圧する真空排気部と、前記処理室の内面と前記第2電極の側面との間に第2電極の全周にわたって略均一な隙間で形成され前記放電空間内のガスを排気空間へ排気するガス排気路と、前記第1電極に高周波電圧を印加することにより前記放電空間にプラズマを発生させる高周波電源部とを備え、前記ガス排気路の隙間を前記排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭く設定することにより、このガス排気路におけるコンダクタンスを前記排気空間におけるコンダクタンスよりもよりも小さくしたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記処理室および第2電極が略円筒形であり、前記ガス排気路が略円筒形状であることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記処理室の底の前記第1電極を取り囲む部分が絶縁体で構成されていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記第2電極が、中央部の導電体とその外周部に絶縁体からなる張出部を備えたことを特徴とすることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  5. 密閉された処理空間を形成可能な処理室と、この処理室の底に装着された絶縁体と、処理対象物を保持する上面を露呈させた状態で前記絶縁体によって周囲を取り囲まれて埋設された第1電極と、前記処理室内に第1電極に対向して前記第1電極よりも外側に広がった張出部を全周にわたって有し且つ昇降機構によって昇降可能な第2電極と、前記昇降機構によって前記第2電極が下降した状態において前記処理空間内の第2電極の上方および下方にそれぞれ形成される排気空間および放電空間と、前記処理室の側面に設けられた処理対象物の出し入れ用の開口部と、前記第2電極の下面中央部に形成され前記放電空間にプラズマ発生用ガスを供給するガス吹出部と、前記排気空間に形成された排気ポートより排気を行って前記処理空間を減圧する真空排気部と、前記絶縁体の上面と前記張出部の下面との間にこの第2電極の全周にわたって略均一な隙間で形成されたガス流路と、前記第1電極に高周波電圧を印加することにより前記放電空間にプラズマを発生させる高周波電源部とを備え、前記ガス流路の隙間を前記排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭く設定することにより、このガス流路におけるコンダクタンスを前記排気空間におけるコンダクタンスよりもよりも小さくしたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 前記張出部の下面と前記絶縁体の上面が平行であることを特徴とする請求項5記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記処理室および第2電極が略円筒形であり、前記ガス流路が略中抜き円盤状であることを特徴とする請求項5記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記張出部の下面が前記ガス吹出部の下面よりも下方に突出していることを特徴とする請求項5記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記張出部が絶縁体で構成されていることを特徴とする請求項5記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記処理室の内面と前記張出部の側面との間に、この第2電極の全周にわたって略均一且つ前記排気空間の高さ方向の最大寸法よりも狭い隙間のガス排気路を形成したことを特徴とする請求項5記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記処理室および第2電極が略円筒形であり、前記ガス排気路が略円筒形状であることを特徴とする請求項10記載のプラズマ処理装置。
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