JP2004055391A - フラット配線材用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】フラット配線材の撓み等に起因する端子圧着部分の損傷を防止する。
【解決手段】複数本の導体が並べられた状態で絶縁体により一体化されるとともに、その末端で絶縁体が導体毎に分割され、かつその各分割部分12に端子14が圧着されたケーブル10(フラット配線材)の前記各端子14を、コネクタハウジング16に形成された端子収納室20に挿着してなるコネクタにおいて、コネクタハウジング16に脱着可能な規制部材18を有する。この規制部材18は、端子14の高さ寸法よりも小さい高さ寸法の挿入孔30を有し、コネクタハウジング16に対して同ハウジングへの端子挿入方向と同じ方向から装着可能に構成される。そして、ケーブル10を挿通してコネクタハウジング16に装着された状態でケーブル10の厚み方向の変位を規制するように構成されている。
【選択図】 図4
【解決手段】複数本の導体が並べられた状態で絶縁体により一体化されるとともに、その末端で絶縁体が導体毎に分割され、かつその各分割部分12に端子14が圧着されたケーブル10(フラット配線材)の前記各端子14を、コネクタハウジング16に形成された端子収納室20に挿着してなるコネクタにおいて、コネクタハウジング16に脱着可能な規制部材18を有する。この規制部材18は、端子14の高さ寸法よりも小さい高さ寸法の挿入孔30を有し、コネクタハウジング16に対して同ハウジングへの端子挿入方向と同じ方向から装着可能に構成される。そして、ケーブル10を挿通してコネクタハウジング16に装着された状態でケーブル10の厚み方向の変位を規制するように構成されている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平角導体を並設したフラットケーブル、リボン電線等のフラット配線材を電気的に接続するためのフラット配線材用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フラットケーブル等のフラット配線材の電気的な接続構造として、フラット配線材の末端部分にコネクタ(フラット配線材用コネクタ)を設け、当該コネクタを相手側コネクタに嵌合させることによりフラット配線材を電気的に接続することは従来から行われている。
【0003】
この場合、フラット配線材の末端部分にコネクタを取り付けるには、その末端部分において導体を露出させ、当該導体の露出部分に直接相手側端子が接触するように、該末端部分をコネクタハウジング内に差し込んだ状態で保持するのが一般的であるが、例えば、ディスクリート線とフラット配線材とを接続する場合には、フラット配線材の絶縁体(被覆体)において各導体の間の位置にスリットを形成することによりフラット配線材の末端部分を導体毎に切り離し(分割し)て各分割部分に端子を圧着するとともに、コネクタとして一般的なディスクリート線用のコネクタハウジング、すなわち端子収納室が区画形成されたコネクタハウジングを用い、各端子をコネクタハウジングの端子収納室にそれぞれ挿着するような接続構造も用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フラット配線材の末端部分に端子を圧着し、これら端子をコネクタハウジングの各端子収納室に挿着する上記の構造では、次のような問題がある。
【0005】
すなわち、各端子は端子収納室に収納された状態でコネクタハウジングに拘束されている一方、各端子より後側(相手側端子との接続方向における後側)の部分はフリーな状態であるため、端子の圧着部分を支点として配線材がその厚み方向に撓むことにより端子の圧着部分に応力が集中してフラット配線材が損傷したり、接続不良が生じたりすることが考えられる。特に、端子の圧着部分は、上記のように導体毎に分割された小幅の部分であるためフラット配線材が繰り返し撓むような状況下では損傷を受けやすい。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、フラット配線材の末端部分に端子を圧着し、この端子をコネクタハウジングに収納するフラット配線材用コネクタにおいて、フラット配線材の撓みに起因する端子圧着部分の損傷を防止することができるフラット配線材用コネクタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、複数本の導体が相互に並べられた状態で扁平な絶縁体により一体化されるとともに、その末端で前記絶縁体が導体毎に分割され、かつその各分割部分に端子が圧着されたフラット配線材の前記各端子を、コネクタハウジングに形成された端子収納室に挿着してなるフラット配線材用コネクタにおいて、前記コネクタハウジングに脱着可能な規制部材を有し、この規制部材は、端子の高さ寸法よりも小さい高さ寸法を有してフラット配線材を長手方向に挿通可能な形状をもつ挿通部と、コネクタハウジングに同ハウジングへの端子挿入方向と同じ方向から装着可能な装着部とを有し、前記挿通部に前記フラット配線材を挿通してコネクタハウジングに装着された状態で前記フラット配線材の厚み方向の変位を規制するように構成されているものである。
【0008】
このフラット配線材用コネクタをフラット配線材に取り付けるには、フラット配線材末端の各分割部分に圧着された端子をそれぞれコネクタハウジングに形成された端子収納室に挿着する。そして、フラット配線材を規制部材の挿通部に挿通した状態で、この規制部材を端子挿入方向と同じ方向からコネクタハウジングに対して装着することにより行う。このようなフラット配線材用コネクタによると、フラット配線材は、規制部材の後端部(フラット配線材の長手方向における後端部分)を支点として撓むこととなり、従来のように端子の圧着部分を支点としてフラット配線材が撓むことが無くなる。従って、フラット配線材の撓みによる応力が端子の圧着部分に集中してフラット配線材を損傷するなどの事態の発生を有効に防止することができる。
【0009】
なお、規制部材については、前記装着部として各端子収納室に対応する突出部分を設け、前記コネクタハウジングの端子収納室に前記突出部分を嵌入した状態でコネクタハウジングに装着するように構成するのが好ましい。
【0010】
この構成によれば、端子収納室を利用して規制部材をコネクタハウジングに対して嵌め合わせた状態で安定して装着することができるようになるというメリットがある。
【0011】
また、前記規制部材の構成において、前記挿通部は前記フラット配線材の長手方向と直交する方向の一端側が開放され、この開放部分を通じて前記フラット配線材をその幅方向一端側から前記挿通部に挿入することにより長手方向に挿通された状態にし得るように構成されているのが好ましい。
【0012】
この構成によれば、フラット配線材を規制部材の挿通部に対して簡単に挿通することができるようになり、コネクタの組付性が向上する。
【0013】
また、規制部材は、前記挿通部にフラット配線材を挿通した状態であって、かつコネクタハウジングへの規制部材の装着前は、フラット配線材と規制部材との相対的な変位が許容される一方、コネクタハウジングへの規制部材の装着後は、規制部材によりフラット配線材がその厚み方向に挟持されてフラット配線材と規制部材との相対的な変位が阻止されるように前記規制部材が構成されているのがより好ましい。
【0014】
この構成によれば、端子の圧着部分に直接引張り荷重が作用することが無くなり、該圧着部分の損傷をより効果的に防止することができるようになる。しかも、コネクタハウジングに規制部材を装着するまでは、フラット配線材と規制部材との相対的な変位が許容されるので、フラット配線を規制部材に挿通した状態で該規制部材をフラット配線材に沿って相対的に移動させながらコネクタハウジングに挿着することができ、これによりコネクタの組付性も良好に確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
【0016】
図1〜図4は、それぞれ本発明に係るフラット配線材用コネクタであり、図1及び図2は斜視図で、図3及び図4は断面図でそれぞれフラット配線材用コネクタを示している。
【0017】
これらの図に示すように、フラット配線材用コネクタC(以下、コネクタCと略す)は、フラットケーブル10(フラット配線材)と、このフラットケーブル10の末端部分に組み付けられるコネクタハウジング16と、このコネクタハウジング16に装着されてフラットケーブル10の撓みを規制する規制部材18とを有している。
【0018】
フラットケーブル10(以下、ケーブル10と略す)は、複数本の平角導体が相互に並べられた状態で扁平な絶縁体により一体化されたもので、その末端は前記絶縁体が導体毎に分割されている。そして、図5に示すように、その各分割部分12には、前記導体と導通する状態で端子14がそれぞれ圧着されている。
【0019】
端子14は、詳しく図示していないが、先端に箱形の端子接続部を有した雌型の端子で、相手側端子である雄型端子のタブ状接続部を箱形の前記端子接続部に招き入れることにより相手側端子と接続されるように構成されている。
【0020】
コネクタハウジング16には、図2及び図3に示すように、複数の端子収納室20が幅方向(図3では紙面に直交する方向)に一列に並設されており、当例ではケーブル10の前記分割部分12に対応する3つの端子収納室20が区画形成されている。
【0021】
各端子収納室20は、後側に端子の差し込み口22を有し、この差し込み口22を通じてコネクタハウジング16の後側に開放されており、ケーブル10の前記各端子14が前記差し込み口22からそれぞれ端子収納室20に挿入されることによりコネクタハウジング16に収納(挿着)されている。なお、各端子収納室20の底面部分には、上下方向に弾性的に変位可能な係止片26が設けられており、端子挿着時にはこの係止片26が押し下げられることにより端子14の挿入が許容され、挿着後は、同図に示すようにこの係止片26が復帰して端子14と係合し、その結果、端子14の引き抜き方向への変位が阻止されるようになっている。
【0022】
コネクタハウジング16の前端壁24には、それぞれ各端子収納室20に対応して端子の導入孔24aが形成されている。これによりコネクタ接続時には、相手側端子の前記タブ状接続部がこの導入孔24aを介して端子収納室20内に挿入され、相手側端子と前記端子14とが接続されるようになっている。
【0023】
また、コネクタハウジング16の下面には、フック27aを具備した上下方向に撓み可能なロック片27が一体に形成されており、コネクタ嵌合時には、このロック片27が相手側コネクタハウジングに係合することにより、両コネクタハウジングが嵌合状態にロックされるように構成されている。また、コネクタハウジング16の上面後端部分には、前記規制部材18を係止するための突条28が形成されている。
【0024】
規制部材18は、図2及び図3に示すように、ケーブル10を挿通する上下に扁平な挿通孔30(挿通部)を有した部材で、前記挿通孔30にケーブル10を挿通した状態で、コネクタハウジング16に対して同ハウジングへの前記端子14の挿入方向と同じ方向(図2中白抜き矢印に示す方向)から装着可能に構成されている。
【0025】
前記挿通孔30は、ケーブル10の長手方向と直交する方向に開放されるとともに、その上下方向の寸法はケーブル10の厚みよりも僅かに大きいだけの寸法とされている。すなわち、これによりケーブル10を規制部材18に挿通した状態において、ケーブル10に対する規制部材18の相対的な変位を許容しつつ、ケーブル10の厚み方向の変位を挿通孔30の上下両面(規制部31,32)により規制するように構成されている。
【0026】
また、規制部材18の各規制部31,32の前端には、突出部分31a,32a(装着部)がそれぞれコネクタハウジング16の前記端子収納室20に対応して延設されている。そして、規制部材18がコネクタハウジング16に装着された状態では、これらの突出部分31a,32aが図4に示すように各端子収納室20に嵌合され、この嵌合力によりコネクタハウジング16に対して規制部材18が安定して装着されるように構成されている。
【0027】
なお、規制部材18の上部には、下向きのフック34aを備えた上下方向に弾性変位可能はロック片34が一体に形成されており、規制部材18をコネクタハウジング16に装着すると、図4に示すようにフック34aが前記突条28に係合し、これによりコネクタハウジング16に対して規制部材18が装着状態にロックされるように構成されている。
【0028】
上述したコネクタCのケーブル10への組み付けは次ぎのようにして行う。先ず、図5に示すケーブル10の各端子14を、コネクタハウジング16の後側から差し込み口22を通じて挿入し、それぞれ前記端子収納室20に収容する。
【0029】
次いで、図2に示すように、ケーブル10を開口30aから規制部材18の前記挿入孔30に差し込み、規制部材18にケーブル10を挿通する。そして、この状態で規制部材18をケーブル10に沿って相対的に移動させ、規制部材18の突出部分31a,32aを端子収納室20に挿入することにより、コネクタハウジング16に対してその後側から規制部材18を装着する。このようにすると、図4に示すように前記ロック片34がコネクタハウジング16の前記突条28に係合し、その結果、コネクタハウジング16に規制部材18がロックされた状態となり、コネクタCの組付が完了する。
【0030】
以上のような本発明のコネクタCによると、ケーブル10に上下方向の外力が加えられた場合には、図4の二点鎖線に示すように規制部材18の後端部(フラット配線材10の長手方向における規制部材18の後端部分)を支点としてケーブル10が撓むこととなり、端子14の圧着部分15を支点としてケーブル10が撓むことが無い。従って、端子14の圧着部分15が良好に保護されることとなり、従来のように、ケーブルの撓みによる応力が端子の圧着部分に集中して該圧着部分を損傷したり、接続不良を生じさせたりすることが無くなるという効果がある。なお、規制部材18の後端部(挿入孔30の縁部)には面取り加工が施されており、上述のように規制部材18の後端部を支点としてケーブル10が撓んでも該ケーブル10を損傷することがないように構成されている。
【0031】
ところで、以上説明したコネクタCは、本発明に係るフラット配線材用コネクタの一の実施形態であって、その具体的な構成は本発明の用紙を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0032】
例えば、規制部材18によりケーブル10をその上下両側から挟み付け、規制部材18により完全にケーブル10を保持(挟持)するように構成してもよい。これによれば、ケーブル10に働く引張り荷重が端子14の圧着部分15に直接作用することが無くなり、圧着部分15の損傷をより効果的に防止することができるようになる。
【0033】
この場合、例えば上記規制部材18の下面部分に突起を設けるなどし、コネクタハウジング16へ規制部材18を完全に装着すると前記突起を介して下側の規制部32が押し上げられて挿入孔30が上下方向に狭まり、これによりケーブル10が規制部31,32により挟持されるように構成することができる。この構成によれば、規制部材18をコネクタハウジング16に装着する前はケーブル10に対する規制部材18の相対的な変位が許容され、一方、コネクタハウジング16に規制部材18が完全に装着されるとケーブル10が規制部材18により挟持されることとなる。そのため、上述した実施形態と同様の組立手順でコネクタを容易に組み立てることができ、組付性が良いものとなる。
【0034】
また、上記実施形態では、挿入孔30をケーブル10の長手方向と直交する方向に開放することにより規制部材18を断面コ字型の構成としているが、例えば、ケーブル10を上下両側から挟んだ状態で互いに合体させる分割構造のものであってもよい。但し、実施形態のようなコ字型断面の構成によれば、簡単な構造でケーブル10を規制部材18に挿通することができ、コネクタCの組付性が良い物となる。
【0035】
さらに、上記実施形態の規制部材18において、上記突出部分31a,32aを省略した構成としてもよい。但し、突出部分31a,32aを設けておけば、上述したように、規制部材18をコネクタハウジング16に対して嵌め合わせた状態で安定して装着することができるという利点がある。
【0036】
なお、当実施形態では、フラット配線材として平角導体を並設したフラットケーブルについて本発明のフラット配線材用コネクタを適用しているが、勿論、リボン電線等のフラット配線材を使用する場合にも本発明は同様に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のフラット配線材用コネクタによると、フラット配線材を挿通して規制部材がコネクタハウジングに装着されることにより、フラット配線材に上下方向の外力が加えられた場合には、コネクタハウジングに装着された規制部材の後端部を支点としてフラット配線材が撓むこととなり、端子の圧着部分を支点としてフラット配線材が撓むことが無い。従って、端子の圧着部分に撓みによる応力が集中してフラット配線材を損傷するといった事態の発生を未然に防止することができ、その結果、導通状態をより良好に保つことができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット配線材用コネクタを示す斜視図である。
【図2】フラット配線材用コネクタを示す斜視図(規制部材の装着前)である。
【図3】フラット配線材用コネクタを示す断面図(規制部材の装着前)である。
【図4】フラット配線材用コネクタを示す断面図(規制部材を挿着後)である。
【図5】フラットケーブルを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 フラットケーブル(フラット配線材)
12 分割部分
14 端子
16 コネクタハウジング
18 規制部材
20 端子収納室
30 隙間(挿通部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、平角導体を並設したフラットケーブル、リボン電線等のフラット配線材を電気的に接続するためのフラット配線材用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フラットケーブル等のフラット配線材の電気的な接続構造として、フラット配線材の末端部分にコネクタ(フラット配線材用コネクタ)を設け、当該コネクタを相手側コネクタに嵌合させることによりフラット配線材を電気的に接続することは従来から行われている。
【0003】
この場合、フラット配線材の末端部分にコネクタを取り付けるには、その末端部分において導体を露出させ、当該導体の露出部分に直接相手側端子が接触するように、該末端部分をコネクタハウジング内に差し込んだ状態で保持するのが一般的であるが、例えば、ディスクリート線とフラット配線材とを接続する場合には、フラット配線材の絶縁体(被覆体)において各導体の間の位置にスリットを形成することによりフラット配線材の末端部分を導体毎に切り離し(分割し)て各分割部分に端子を圧着するとともに、コネクタとして一般的なディスクリート線用のコネクタハウジング、すなわち端子収納室が区画形成されたコネクタハウジングを用い、各端子をコネクタハウジングの端子収納室にそれぞれ挿着するような接続構造も用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フラット配線材の末端部分に端子を圧着し、これら端子をコネクタハウジングの各端子収納室に挿着する上記の構造では、次のような問題がある。
【0005】
すなわち、各端子は端子収納室に収納された状態でコネクタハウジングに拘束されている一方、各端子より後側(相手側端子との接続方向における後側)の部分はフリーな状態であるため、端子の圧着部分を支点として配線材がその厚み方向に撓むことにより端子の圧着部分に応力が集中してフラット配線材が損傷したり、接続不良が生じたりすることが考えられる。特に、端子の圧着部分は、上記のように導体毎に分割された小幅の部分であるためフラット配線材が繰り返し撓むような状況下では損傷を受けやすい。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、フラット配線材の末端部分に端子を圧着し、この端子をコネクタハウジングに収納するフラット配線材用コネクタにおいて、フラット配線材の撓みに起因する端子圧着部分の損傷を防止することができるフラット配線材用コネクタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、複数本の導体が相互に並べられた状態で扁平な絶縁体により一体化されるとともに、その末端で前記絶縁体が導体毎に分割され、かつその各分割部分に端子が圧着されたフラット配線材の前記各端子を、コネクタハウジングに形成された端子収納室に挿着してなるフラット配線材用コネクタにおいて、前記コネクタハウジングに脱着可能な規制部材を有し、この規制部材は、端子の高さ寸法よりも小さい高さ寸法を有してフラット配線材を長手方向に挿通可能な形状をもつ挿通部と、コネクタハウジングに同ハウジングへの端子挿入方向と同じ方向から装着可能な装着部とを有し、前記挿通部に前記フラット配線材を挿通してコネクタハウジングに装着された状態で前記フラット配線材の厚み方向の変位を規制するように構成されているものである。
【0008】
このフラット配線材用コネクタをフラット配線材に取り付けるには、フラット配線材末端の各分割部分に圧着された端子をそれぞれコネクタハウジングに形成された端子収納室に挿着する。そして、フラット配線材を規制部材の挿通部に挿通した状態で、この規制部材を端子挿入方向と同じ方向からコネクタハウジングに対して装着することにより行う。このようなフラット配線材用コネクタによると、フラット配線材は、規制部材の後端部(フラット配線材の長手方向における後端部分)を支点として撓むこととなり、従来のように端子の圧着部分を支点としてフラット配線材が撓むことが無くなる。従って、フラット配線材の撓みによる応力が端子の圧着部分に集中してフラット配線材を損傷するなどの事態の発生を有効に防止することができる。
【0009】
なお、規制部材については、前記装着部として各端子収納室に対応する突出部分を設け、前記コネクタハウジングの端子収納室に前記突出部分を嵌入した状態でコネクタハウジングに装着するように構成するのが好ましい。
【0010】
この構成によれば、端子収納室を利用して規制部材をコネクタハウジングに対して嵌め合わせた状態で安定して装着することができるようになるというメリットがある。
【0011】
また、前記規制部材の構成において、前記挿通部は前記フラット配線材の長手方向と直交する方向の一端側が開放され、この開放部分を通じて前記フラット配線材をその幅方向一端側から前記挿通部に挿入することにより長手方向に挿通された状態にし得るように構成されているのが好ましい。
【0012】
この構成によれば、フラット配線材を規制部材の挿通部に対して簡単に挿通することができるようになり、コネクタの組付性が向上する。
【0013】
また、規制部材は、前記挿通部にフラット配線材を挿通した状態であって、かつコネクタハウジングへの規制部材の装着前は、フラット配線材と規制部材との相対的な変位が許容される一方、コネクタハウジングへの規制部材の装着後は、規制部材によりフラット配線材がその厚み方向に挟持されてフラット配線材と規制部材との相対的な変位が阻止されるように前記規制部材が構成されているのがより好ましい。
【0014】
この構成によれば、端子の圧着部分に直接引張り荷重が作用することが無くなり、該圧着部分の損傷をより効果的に防止することができるようになる。しかも、コネクタハウジングに規制部材を装着するまでは、フラット配線材と規制部材との相対的な変位が許容されるので、フラット配線を規制部材に挿通した状態で該規制部材をフラット配線材に沿って相対的に移動させながらコネクタハウジングに挿着することができ、これによりコネクタの組付性も良好に確保される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
【0016】
図1〜図4は、それぞれ本発明に係るフラット配線材用コネクタであり、図1及び図2は斜視図で、図3及び図4は断面図でそれぞれフラット配線材用コネクタを示している。
【0017】
これらの図に示すように、フラット配線材用コネクタC(以下、コネクタCと略す)は、フラットケーブル10(フラット配線材)と、このフラットケーブル10の末端部分に組み付けられるコネクタハウジング16と、このコネクタハウジング16に装着されてフラットケーブル10の撓みを規制する規制部材18とを有している。
【0018】
フラットケーブル10(以下、ケーブル10と略す)は、複数本の平角導体が相互に並べられた状態で扁平な絶縁体により一体化されたもので、その末端は前記絶縁体が導体毎に分割されている。そして、図5に示すように、その各分割部分12には、前記導体と導通する状態で端子14がそれぞれ圧着されている。
【0019】
端子14は、詳しく図示していないが、先端に箱形の端子接続部を有した雌型の端子で、相手側端子である雄型端子のタブ状接続部を箱形の前記端子接続部に招き入れることにより相手側端子と接続されるように構成されている。
【0020】
コネクタハウジング16には、図2及び図3に示すように、複数の端子収納室20が幅方向(図3では紙面に直交する方向)に一列に並設されており、当例ではケーブル10の前記分割部分12に対応する3つの端子収納室20が区画形成されている。
【0021】
各端子収納室20は、後側に端子の差し込み口22を有し、この差し込み口22を通じてコネクタハウジング16の後側に開放されており、ケーブル10の前記各端子14が前記差し込み口22からそれぞれ端子収納室20に挿入されることによりコネクタハウジング16に収納(挿着)されている。なお、各端子収納室20の底面部分には、上下方向に弾性的に変位可能な係止片26が設けられており、端子挿着時にはこの係止片26が押し下げられることにより端子14の挿入が許容され、挿着後は、同図に示すようにこの係止片26が復帰して端子14と係合し、その結果、端子14の引き抜き方向への変位が阻止されるようになっている。
【0022】
コネクタハウジング16の前端壁24には、それぞれ各端子収納室20に対応して端子の導入孔24aが形成されている。これによりコネクタ接続時には、相手側端子の前記タブ状接続部がこの導入孔24aを介して端子収納室20内に挿入され、相手側端子と前記端子14とが接続されるようになっている。
【0023】
また、コネクタハウジング16の下面には、フック27aを具備した上下方向に撓み可能なロック片27が一体に形成されており、コネクタ嵌合時には、このロック片27が相手側コネクタハウジングに係合することにより、両コネクタハウジングが嵌合状態にロックされるように構成されている。また、コネクタハウジング16の上面後端部分には、前記規制部材18を係止するための突条28が形成されている。
【0024】
規制部材18は、図2及び図3に示すように、ケーブル10を挿通する上下に扁平な挿通孔30(挿通部)を有した部材で、前記挿通孔30にケーブル10を挿通した状態で、コネクタハウジング16に対して同ハウジングへの前記端子14の挿入方向と同じ方向(図2中白抜き矢印に示す方向)から装着可能に構成されている。
【0025】
前記挿通孔30は、ケーブル10の長手方向と直交する方向に開放されるとともに、その上下方向の寸法はケーブル10の厚みよりも僅かに大きいだけの寸法とされている。すなわち、これによりケーブル10を規制部材18に挿通した状態において、ケーブル10に対する規制部材18の相対的な変位を許容しつつ、ケーブル10の厚み方向の変位を挿通孔30の上下両面(規制部31,32)により規制するように構成されている。
【0026】
また、規制部材18の各規制部31,32の前端には、突出部分31a,32a(装着部)がそれぞれコネクタハウジング16の前記端子収納室20に対応して延設されている。そして、規制部材18がコネクタハウジング16に装着された状態では、これらの突出部分31a,32aが図4に示すように各端子収納室20に嵌合され、この嵌合力によりコネクタハウジング16に対して規制部材18が安定して装着されるように構成されている。
【0027】
なお、規制部材18の上部には、下向きのフック34aを備えた上下方向に弾性変位可能はロック片34が一体に形成されており、規制部材18をコネクタハウジング16に装着すると、図4に示すようにフック34aが前記突条28に係合し、これによりコネクタハウジング16に対して規制部材18が装着状態にロックされるように構成されている。
【0028】
上述したコネクタCのケーブル10への組み付けは次ぎのようにして行う。先ず、図5に示すケーブル10の各端子14を、コネクタハウジング16の後側から差し込み口22を通じて挿入し、それぞれ前記端子収納室20に収容する。
【0029】
次いで、図2に示すように、ケーブル10を開口30aから規制部材18の前記挿入孔30に差し込み、規制部材18にケーブル10を挿通する。そして、この状態で規制部材18をケーブル10に沿って相対的に移動させ、規制部材18の突出部分31a,32aを端子収納室20に挿入することにより、コネクタハウジング16に対してその後側から規制部材18を装着する。このようにすると、図4に示すように前記ロック片34がコネクタハウジング16の前記突条28に係合し、その結果、コネクタハウジング16に規制部材18がロックされた状態となり、コネクタCの組付が完了する。
【0030】
以上のような本発明のコネクタCによると、ケーブル10に上下方向の外力が加えられた場合には、図4の二点鎖線に示すように規制部材18の後端部(フラット配線材10の長手方向における規制部材18の後端部分)を支点としてケーブル10が撓むこととなり、端子14の圧着部分15を支点としてケーブル10が撓むことが無い。従って、端子14の圧着部分15が良好に保護されることとなり、従来のように、ケーブルの撓みによる応力が端子の圧着部分に集中して該圧着部分を損傷したり、接続不良を生じさせたりすることが無くなるという効果がある。なお、規制部材18の後端部(挿入孔30の縁部)には面取り加工が施されており、上述のように規制部材18の後端部を支点としてケーブル10が撓んでも該ケーブル10を損傷することがないように構成されている。
【0031】
ところで、以上説明したコネクタCは、本発明に係るフラット配線材用コネクタの一の実施形態であって、その具体的な構成は本発明の用紙を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0032】
例えば、規制部材18によりケーブル10をその上下両側から挟み付け、規制部材18により完全にケーブル10を保持(挟持)するように構成してもよい。これによれば、ケーブル10に働く引張り荷重が端子14の圧着部分15に直接作用することが無くなり、圧着部分15の損傷をより効果的に防止することができるようになる。
【0033】
この場合、例えば上記規制部材18の下面部分に突起を設けるなどし、コネクタハウジング16へ規制部材18を完全に装着すると前記突起を介して下側の規制部32が押し上げられて挿入孔30が上下方向に狭まり、これによりケーブル10が規制部31,32により挟持されるように構成することができる。この構成によれば、規制部材18をコネクタハウジング16に装着する前はケーブル10に対する規制部材18の相対的な変位が許容され、一方、コネクタハウジング16に規制部材18が完全に装着されるとケーブル10が規制部材18により挟持されることとなる。そのため、上述した実施形態と同様の組立手順でコネクタを容易に組み立てることができ、組付性が良いものとなる。
【0034】
また、上記実施形態では、挿入孔30をケーブル10の長手方向と直交する方向に開放することにより規制部材18を断面コ字型の構成としているが、例えば、ケーブル10を上下両側から挟んだ状態で互いに合体させる分割構造のものであってもよい。但し、実施形態のようなコ字型断面の構成によれば、簡単な構造でケーブル10を規制部材18に挿通することができ、コネクタCの組付性が良い物となる。
【0035】
さらに、上記実施形態の規制部材18において、上記突出部分31a,32aを省略した構成としてもよい。但し、突出部分31a,32aを設けておけば、上述したように、規制部材18をコネクタハウジング16に対して嵌め合わせた状態で安定して装着することができるという利点がある。
【0036】
なお、当実施形態では、フラット配線材として平角導体を並設したフラットケーブルについて本発明のフラット配線材用コネクタを適用しているが、勿論、リボン電線等のフラット配線材を使用する場合にも本発明は同様に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のフラット配線材用コネクタによると、フラット配線材を挿通して規制部材がコネクタハウジングに装着されることにより、フラット配線材に上下方向の外力が加えられた場合には、コネクタハウジングに装着された規制部材の後端部を支点としてフラット配線材が撓むこととなり、端子の圧着部分を支点としてフラット配線材が撓むことが無い。従って、端子の圧着部分に撓みによる応力が集中してフラット配線材を損傷するといった事態の発生を未然に防止することができ、その結果、導通状態をより良好に保つことができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット配線材用コネクタを示す斜視図である。
【図2】フラット配線材用コネクタを示す斜視図(規制部材の装着前)である。
【図3】フラット配線材用コネクタを示す断面図(規制部材の装着前)である。
【図4】フラット配線材用コネクタを示す断面図(規制部材を挿着後)である。
【図5】フラットケーブルを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 フラットケーブル(フラット配線材)
12 分割部分
14 端子
16 コネクタハウジング
18 規制部材
20 端子収納室
30 隙間(挿通部)
Claims (4)
- 複数本の導体が相互に並べられた状態で扁平な絶縁体により一体化されるとともに、その末端で前記絶縁体が導体毎に分割され、かつその各分割部分に端子が圧着されたフラット配線材の前記各端子を、コネクタハウジングに形成された端子収納室に挿着してなるフラット配線材用コネクタにおいて、
前記コネクタハウジングに脱着可能な規制部材を有し、この規制部材は、端子の高さ寸法よりも小さい高さ寸法を有してフラット配線材を長手方向に挿通可能な形状をもつ挿通部と、コネクタハウジングに同ハウジングへの端子挿入方向と同じ方向から装着可能な装着部とを有し、前記挿通部に前記フラット配線材を挿通してコネクタハウジングに装着された状態で前記フラット配線材の厚み方向の変位を規制するように構成されていることを特徴とするフラット配線材用コネクタ。 - 請求項1記載のフラット配線材用コネクタにおいて、
前記規制部材は、前記装着部として各端子収納室に対応する突出部分を有し、前記コネクタハウジングの端子収納室に前記突出部分を嵌入した状態でコネクタハウジングに装着されることを特徴とするフラット配線材用コネクタ。 - 請求項1又は2記載のフラット配線材用コネクタにおいて、
前記規制部材の挿通部は前記フラット配線材の長手方向と直交する方向の一端側が開放され、この開放部分を通じて前記フラット配線材をその幅方向一端側から前記挿通部に挿入することにより長手方向に挿通された状態にし得るように構成されていることを特徴とするフラット配線材用コネクタ。 - 請求項1乃至3の何れかに記載のフラット配線材用コネクタにおいて、
前記挿通部にフラット配線材を挿通した状態であって、かつコネクタハウジングへの規制部材の装着前は、フラット配線材と規制部材との相対的な変位が許容される一方、コネクタハウジングへの規制部材の装着後は、規制部材によりフラット配線材がその厚み方向に挟持されてフラット配線材と規制部材との相対的な変位が阻止されるように前記規制部材が構成されていることを特徴とするフラット配線材用コネクタ。
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Cited By (2)
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-
2002
- 2002-07-22 JP JP2002212531A patent/JP2004055391A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN108140963B (zh) * | 2015-10-12 | 2019-12-20 | 株式会社自动网络技术研究所 | 连接器 |
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