JP2004054918A - 情報処理システム、情報表示装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報表示装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体 Download PDF

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村上 晴美
Takashi Hirata
平田 高志
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Abstract

【課題】ユーザに対し情報を想起させることができる情報処理システム、情報表示装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体の提供。
【解決手段】ウェブページのリンクテキストから抽出した複数のキーワードをキーワード群として、履歴データベースに記憶する(S3)。そして、知識空間ブラウザを起動し(S4)、検索キーワードの入力がある場合(S5:YES)、履歴データベースから検索キーワードを検索し、検索キーワードに関連した関連キーワードがある場合(S7:YES)、検索キーワード及び関連キーワードに基づいて知識空間を作成して表示する。
【選択図】   図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザが必要な情報を獲得することができ、検索した情報をユーザに対して見やすい形態で表示し、情報の想起に役立てることが可能な情報処理システム、情報表示装置、該情報表示装置を実現するためのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムが記録されている記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット網の普及に伴い、ウェブブラウザのようなアプリケーション・ソフトウェアを利用してウェブサーバから所望の情報を取得することが広く行われている。
ウェブブラウザには、表示したウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を記憶させるためのブックマーク機能、履歴機能を有しており、過去に閲覧した情報、コンテンツ、ウェブページを検索する際には、このブックマーク機能、履歴機能が利用されることがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−207766号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のようにブックマーク又は履歴として記憶させ、記憶させたブックマーク又は履歴の情報に基づき、過去に閲覧した情報、コンテンツ、ウェブページを検索する場合、ブックマーク又は履歴に関する情報が増えるに従い、所望の情報、コンテンツ、ウェブページが何処にあるかを見つけだすことが困難になるという問題点を有していた。
また、ウェブページの内容は、日々刻々と更新されることが多いため、ウェブページを閲覧した時点での情報を保存して、後日、過去に閲覧した情報の想起に役立てるようにしてあることが望まれる。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、検索すべき情報の入力を受付け、入力された情報が検索された場合、検索された第1情報と該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報とを表示する構成とすることにより、過去に閲覧した情報に基づいて情報を想起させることができる情報処理システム、情報表示装置、該情報表示装置を実現するためのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムが記録されているコンピュータでの読取りが可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る情報処理システムは、複数の第1情報、及び該第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報を記憶する記憶手段を備え、前記第1情報に対する検索要求を外部から受信し、受信した検索要求に基づいて前記記憶手段を検索した検索結果を前記検索要求の送信元へ送信する第1情報処理装置と、該第1情報処理装置へ検索要求を送信する手段、及び前記第1情報処理装置から送信された検索結果を受信する手段を備え、受信した検索結果を表示する第2情報処理装置とを備える情報処理システムにおいて、前記第1情報処理装置は、受信した検索要求に基づいて前記記憶手段に記憶された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を検索する手段と、該手段が検索した第1及び第2情報を送信する手段とを備え、前記第2情報処理装置は、受信した第1及び第2情報を表示する手段と、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した各領域の近傍との間に線を表示する手段と、表示した第2情報から一の第2情報の選択を受付ける手段と、選択をされた第2情報に基づき前記第1情報とは別の第1情報に対する検索要求を前記第1情報処理装置に送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
第2発明に係る情報処理システムは、前記第1情報処理装置において、複数の記憶手段を備え、複数の第1情報、及び該第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報を各記憶手段に記憶しており、検索要求を受信した際、複数の記憶手段から第1及び第2情報を検索すべくなしてあることを特徴とする。
【0008】
第3発明に係る情報表示装置は、複数の第1情報、及び該第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報を記憶する記憶手段と、検索すべき情報の入力を受付ける手段と、該手段に入力された情報を前記記憶手段に記憶されている第1情報から検索する手段とを備え、該手段による検索結果を表示すべくなしてある情報表示装置において、検索された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を表示する手段と、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した各領域の近傍との間に線を表示する手段と、表示した第2情報から一の第2情報の選択を受付ける手段と、受付けた選択に係る第2情報に基づき、前記第1情報とは別の第1情報を前記記憶手段から検索する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
第4発明に係る情報表示装置は、第3発明に係る情報表示装置において、検索された第1情報を表示する際、前記第1情報が前記記憶手段に記憶されている数に基づき、表示すべき大きさを変更する手段を更に備えることを特徴とする。
【0010】
第5発明に係る情報表示装置は、第3発明又は第4発明に係る情報表示装置において、前記記憶手段から削除すべき情報の入力を受付ける手段と、該手段から入力された情報を前記記憶手段に記憶されている第1情報及び第2情報から検索する手段と、検索された第1情報又は第2情報を前記記憶手段から削除する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0011】
第6発明に係る情報表示装置は、第3発明乃至第5発明の何れかの情報表示装置において、文書データの入力を受付ける手段と、入力された文書データを表示する手段と、表示した文書データから第1情報及び1又は複数の第2情報を抽出する手段と、抽出した第1情報及び第2情報を関連付けて前記記憶手段に記憶させる手段とを更に備えることを特徴とする。
【0012】
第7発明に係る情報表示装置は、第6発明に係る情報表示装置において、前記文書データを表示した日付に係る日付情報を前記第1及び第2情報に関連付けて記憶する手段を備え、検索された第1情報を日付毎に表示可能になしてあることを特徴とする。
【0013】
第8発明に係る情報表示装置は、第6発明又は第7発明に係る情報表示装置において、前記第1情報及び第2情報は、概念を有する文字列であることを特徴とする。
【0014】
第9発明に係る情報表示装置は、第6発明乃至第8発明の何れかの情報表示装置において、通信回線を介して外部の情報処理装置へ接続する手段と、前記情報処理装置へ文書データの送信要求情報を送信する手段と、前記情報処理装置から送信された文書データを受信する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0015】
第10発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、入力された検索すべき情報を、複数の第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報が予め記憶された記憶手段から検索させるステップと、該ステップによる検索結果を表示させるステップとを有するコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、検索された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を表示させるステップと、コンピュータに、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した領域の近傍との間に線を表示させるステップと、コンピュータに、表示させた第2情報から一の第2情報の選択を受付けさせるステップと、コンピュータに、コンピュータに、前記選択に係る第2情報に基づき、前記第1情報とは別の第1情報を前記記憶手段から検索させるステップとを有することを特徴とする。
【0016】
第11発明に係るコンピュータでの読取りが可能な記録媒体は、コンピュータに、入力された検索すべき情報を、複数の第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報が予め記憶された記憶手段から検索させるステップと、該ステップによる検索結果を表示させるステップとを有するコンピュータプログラムが記録されているコンピュータでの読取りが可能な記録媒体において、コンピュータに、検索された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を表示させるステップと、コンピュータに、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した領域の近傍との間に線を表示させるステップと、コンピュータに、表示させた第2情報から一の第2情報の選択を受付けさせるステップと、コンピュータに、コンピュータに、前記選択に係る第2情報に基づき、前記第1情報とは別の第1情報を前記記憶手段から検索させるステップとを有するコンピュータプログラムが記録されていることを特徴とする。
【0017】
第1発明、第3発明、第10発明、及び第11発明にあっては、検索された第1情報と該第1情報に関連付けられた第2情報とを互いに線で結びつけて表示し、表示された第2情報が選択された場合、その第2情報に関連した第1情報を検索するようにしている。したがって、検索キーワードとして第1情報を入力した場合、第1情報に関連付けられている複数の第2情報が線で結びつけられて表示されるので、過去に閲覧した情報の想起に役立てることが可能となる。
【0018】
第2発明にあっては、複数の記憶手段を備えており、各記憶手段に第1情報及び第2情報を記憶するようにしている。したがって、例えば、ユーザ毎に記憶手段を割り当てた場合、ユーザ自身と他のユーザとの間で情報の共有化が可能となり、情報の想起に役立てることが可能となる。
【0019】
第4発明にあっては、検索された第1情報を表示する際、記憶手段に記憶されている第1情報の数に基づき、表示する大きさを変更するようにしている。したがって、ユーザにとって、重要な情報となり得る情報を強調して表示することが可能となる。
【0020】
第5発明にあっては、削除すべき情報の入力を受付けるようにしており、ユーザにとって不要な情報、表示させる必要がない情報を予め削除することが可能となり、必要な情報の検索が容易となる。
【0021】
第6発明にあっては、受付けた文書データから第1情報及び第2情報を抽出するようにしている。したがって、例えば、閲覧した文書ファイル、ウェブページ等から第1情報及び第2情報を抽出するため、情報の獲得が容易となり、更に過去に閲覧した文書ファイル、ウェブページ等に含まれる情報を想起させることが可能となる。
【0022】
第7発明にあっては、文書データを表示した日付に関する情報を、前記文書データから抽出した第1情報及び第2情報に関連付けて記憶するようにしている。したがって、閲覧した情報に基づいて日付毎に情報を想起させることが可能となる。
【0023】
第8発明にあっては、受付けた文書データから概念を有する文字列を抽出するようにしている。したがって、文書データに含まれるテキストから概念を有する文字列のみが抽出されるため、情報の想起に役立つ情報を容易に獲得することが可能となる。
【0024】
第9発明にあっては、通信回線を通じて文書データを受付けるようにしている。したがって、文書データとしてウェブページを受信することが可能となり、過去に閲覧した情報の想起に役立てることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る情報表示装置の構成を示すブロック図である。図中10は情報表示装置であり、具体的には、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、又はPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)等のコンピュータである。情報表示装置10には、予めウェブブラウザがインストールされており、ウェブブラウザを利用することにより、ウェブサーバ30にアクセスすることができ、インターネット網Nを介してウェブページ、コンテンツ等の所望の情報を取得することが可能となる。すなわち、情報表示装置10からの接続要求に応じて、情報表示装置10とウェブサーバ30との間にTCP/IPによる接続が確保され、情報表示装置10からの送信要求により所望のウェブページ、コンテンツ等の各種情報がウェブサーバ30から送信される。本発明では、ウェブブラウザを利用してウェブページ、コンテンツ等の各種の情報を表示させたときに、1又は複数の複数のキーワードを抽出し、抽出したキーワードとウェブページ等に係るURLとを互いに関連付けて記憶するようにしている。
【0026】
また、情報表示装置10には、本発明のコンピュータプログラムにより提供される知識空間ブラウザ(図4参照)がインストールされている。知識空間ブラウザでは、ウェブブラウザに表示させたウェブページ等の各種の情報から抽出したキーワードをユーザに見やすい形態で表示するようにしている。
【0027】
以下、情報表示装置10の内部構成について説明する。情報表示装置10はCPU11を有しており、バス12を介して、ROM13、RAM14、表示部15、入力部16、通信部17、補助記憶装置18、内部記憶装置19等のハードウェアが接続されている。CPU11は、ROM13に予め格納された制御プログラムに従ってこれらのハードウェアを制御する。
【0028】
RAM14は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、ROM13に格納された制御プログラムの実行時に発生するデータ、ウェブサーバ30から送信された各種の情報を一時的に記憶する。
【0029】
表示部15は、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、入力部16は、キーボード、マウス、ペン等の入力装置である。入力部16は、ウェブブラウザ、知識空間ブラウザを操作する際に利用され、ウェブサーバ30から送信されたウェブページ、コンテンツ等の各種の情報が表示部15に表示される。
【0030】
通信部17は、モデム等の回線終端装置を備えており、インターネット網Nを介してウェブサーバ30に対する接続要求、及びウェブサーバ30が提供するウェブページ、コンテンツ等の情報に対する送信要求等を送信すると共に、ウェブサーバ30から送信されるウェブページ、コンテンツ等の情報を受信する。通信部17では、このようなインターネット網Nを介した情報の送受信を制御する。
【0031】
補助記憶装置18は、本発明のコンピュータプログラム、各種データを記録したFD、CD−ROM等の記録媒体20からコンピュータプログラム、各種のデータを読取るFDドライブ、CD−ROMドライブ等からなり、読取られたコンピュータプログラム、各種データは、内部記憶装置19に記憶される。
なお、本発明のコンピュータプログラムは、記録媒体20によって提供されるだけでなく、インターネット網Nのような通信回線を通じて提供される形態であっても良いことは勿論のことである。
【0032】
内部記憶装置19は、ハードディスクのような記憶装置からなり、記憶領域の一部は、ユーザにより選択されたURLについての履歴を記憶する履歴データベース19aとして用いられており、必要に応じて履歴データベース19aにアクセスし、情報の記憶及び読取り処理が行われる。
【0033】
なお、本実施の形態では、情報表示装置10の内部記憶装置19に履歴データベース19aを備えているが、履歴データベース19aは必ずしも情報表示装置10の内部にある必要はなく、情報表示装置10に接続した外部記憶装置を用意して、この外部記憶装置の内部に履歴データベース19aを設ける構成であってもよい。
【0034】
図2は、本発明の情報表示装置10の動作を説明する模式図である。情報表示装置10のユーザは、内部記憶装置19にインストールされているウェブブラウザ300を利用してウェブサーバ30に接続し、所望のウェブページを表示部15に表示させることが可能である。表示したウェブページに貼られているリンク(URL)を入力部16のマウス等により押下操作して選択した場合、当該URLに係るウェブページを表示すると共に、当該リンクテキストに含まれるテキストデータからキーワードを抽出し、抽出したキーワード、リンクを選択した日時、及びリンク先のURLを互いに関連付けて履歴データベース19aに記憶する。
【0035】
テキストデータからキーワードを抽出する方法として、大きく分けて2つの方法を利用することが可能である。1つは、字種による抽出方法であり、もう1つは、形態素解析による抽出方法である。
【0036】
字種による抽出方法では、記号等の特殊文字及びひらがな以外の文字が2つ以上続いた文字列を抽出する手法である。すなわち、「明日の天気は、曇りのち快晴です。」といったテキストデータからキーワードを抽出する場合、「明日」、「天気」、「快晴」がキーワードとして抽出される。本抽出方法による場合、抽出処理を短時間で行うことが可能であるため、リアルタイムにキーワードを抽出することも可能である。なお、記号等の特殊文字及びひらがな以外の文字が3つ以上続いた場合にのみ、キーワードとして抽出する形態であってもよい。
また、キーワードを抽出した後、ヒューリスティック法、不要語リスト法等を用いて不要語処理を行うことも可能である。ヒューリスティック法は、例えば、「具体的」というように最後に「的」のついた文字列、「10」、「200」のように数字のみからなる文字列をキーワードにしないという手法である。不要語リスト法とは、ユーザが不要語として登録した文字列をキーワードにしないというものである。
【0037】
形態素解析による抽出方法では、それ自体公知のアルゴリズムにより、品詞分解した後、名詞が連続するもの等がキーワードとして抽出される。すなわち、「つくば市の○○ホールにて合唱コンクールが開催されます。」といったテキストデータがある場合、「つくば市」、「○○ホール」「合唱コンクール」「開催」がキーワードとして抽出される。形態素解析による抽出方法では、字種による抽出方法と異なり、ひらがなを含むキーワードを抽出することができるという利点を有する。また、前述と同様に、キーワードを抽出した後、ヒューリスティック法、不要語リスト法等による不要語処理を行うことも可能である。
【0038】
知識空間ブラウザ100では、前述のようにして抽出したキーワードを検索できるようにしてあり、検索されたキーワードは、そのキーワードに関連付けられている関連キーワードと共に所定の形式にて表示される。また、表示された関連キーワードを選択して、その関連キーワードに関連付けられている他の関連キーワードを履歴データベース19aから検索できるようになっており、検索された関連キーワードが所定の形式にて表示されるようになっている。検索手法としては、完全一致による検索、及び部分一致による検索の双方を利用することができる。
【0039】
図3は、履歴データベース19aの一例を示す概念図である。前述したように、情報表示装置10の表示部15に表示させたウェブページにおいて、ユーザがマウス等を利用してリンクを押下操作した場合、リンクテキストに含まれるテキストデータからキーワードが抽出される。そして、抽出された1又は複数のキーワードは、そのリンクを選択した日時、リンク先のウェブページのURLと共に互いに関連付けられて履歴データベース19aに記憶される。例えば、図3に示した例では、「www.aaa.jp」というURLで表されるリンクが、2001年12月7日、14時8分に選択されており、そのリンクテキストから「外化記憶」、「システム」、…、「テーマ」の各キーワードが抽出され、キーワード群として履歴データベース19aに記憶されている。
【0040】
図4は、知識空間ブラウザ100の画面例を説明する模式図である。知識空間ブラウザ100は、知識空間の新規作成、ブラウザの終了等を指示するためのメニューバー101、各種機能ボタン(102〜108,111〜113)、知識空間を表示するための表示フィールド109、履歴データベース19aの一部又は全部を表示するための表示フィールド110を備えている。表示フィールド109の右端及び下端にはスライダボタン109a,109bが配置されている。また、表示フィールド110の右端及び下端にも同様にスライドボタン110a,110bが配置されている。各スライダボタン109a,109b,110a,110bを操作することにより、表示フィールド109,110に表示されていない領域を表示させることができる。
【0041】
知識空間ブラウザ100の左端に表示される各種機能ボタンとしては、スクランブルボタン102、停止ボタン103、ノード獲得ボタン104、検索ボタン105、検索キーワード記入欄106、ノード表示ボタン107、及び削除ボタン108がある。また、表示フィールド110の左側には、URLオープンボタン111、不要語登録ボタン112、不要URL登録ボタン113が配置されている。
【0042】
知識空間ブラウザ100に知識空間を表示する際、ユーザは、まず検索キーワードを検索キーワード記入欄106に入力する。検索キーワードを入力してマウス等の操作により検索ボタン105を押下操作した場合、当該検索キーワードを含むウェブページのURL等の情報が表示フィールド110に表示される。そして、ノード表示ボタン107が押下操作した場合、その検索キーワードを含むキーワード群から関連キーワードが検索されて、所定の形式にて表示フィールド109に表示される。
【0043】
「記憶」を検索キーワードとして検索してノード表示ボタン107を押下操作した場合、図4に示したように「記憶」と表示されたノード120と、その検索キーワードに関連付けられている関連キーワードが表示されたノード121a〜121h,130が表示される。また、検索キーワードに係るノード120と関連キーワードに係るノード121a〜121h,130とを結ぶ連結線122a〜122h,125を表示して、互いに関連があることを明示している。
【0044】
また、関連キーワードに係るノードをマウスにより押下操作して選択した後、ノード獲得ボタン104を押下操作した場合、その関連キーワードが検索キーワード記入欄106に入力される。すなわち、関連キーワードを検索キーワードにして履歴データベース19aから検索することが可能となる。図4には、「再生」と表示されたノード130を選択して検索させ、ノードを表示させた例を示している。「再生」という検索キーワードに係るノード130の周りに関連キーワードに係るノード131a〜131dが表示されると共に、ノード130とノード131a〜131dとを互いに結びつけた連結線132a〜132dが表示される。このように、検索に係るキーワードと該キーワードに関連したキーワードとを互いに結びつけて表示した空間のことを知識空間と呼ぶ。
【0045】
なお、関連キーワードに係るノード121a〜121h,131a〜131dを、検索キーワードに係るノード120,130の周囲に放射状に配置して表示させているが、知識空間を形成する初期段階において必ずしも放射状に配置させている必要はなく、各関連キーワードに係るノード121a〜121h,131a〜131dが重なり合って表示する形態であってもよい。この場合、スクランブルボタン102を押下操作することによって、例えば、ばねモデルに従って各ノード121a〜121h,131a〜131dの表示位置を移動させ、重なり合いが解けるようにしている。表示位置の移動は、停止ボタン103が押下操作されたときに停止される。
【0046】
また、表示フィールド109にてノードを選択した後、不要語登録ボタン112を押下操作することによって、当該ノードを次回から表示させないようにすることも可能である。同様に、表示フィールド110にてURLを選択した後、不要URL登録ボタン113を押下操作することによって、当該URLに係るウェブページを表示させないようにすることも可能である。
【0047】
また、表示フィールド110に表示されているURLを選択した後、URLオープンボタン111が押下操作された場合、当該URLに係るウェブページがウェブブラウザに表示されるようになっている。すなわち、知識空間が表示フィールド109に表示されるだけでなく、知識空間を探訪しながら過去に閲覧したURL(ウェブページ)を再度閲覧することが可能となる。
【0048】
図5及び図6は、知識空間の形成手順を説明する模式図である。図5(a)は履歴データベース19aを簡略化した概念図であり、この履歴データベース19aに基づいて知識空間を形成する手順について説明する。
【0049】
知識空間ブラウザ100の検索キーワード記入欄106に検索キーワードとしてキーワード「A」を入力して、履歴データベース19aを検索させた場合、キーワード「A」は、URL1を指定するリンクテキストから抽出したキーワード群に含まれるので、図5(b)に示したように、キーワード「A」を検索キーワードのノード140として表示フィールド109に表示すると共に、キーワード「B」,「C」を関連キーワードのノード141a,141bとして表示する。また、各ノード間に連結線142a,142bを表示する。
【0050】
次いで、ノード141aが選択され、検索ボタン105が押下操作された場合、キーワード「B」を含むキーワード群が選択される。すなわち、URL1及びURL2を指定するリンクテキストから抽出したキーワード群が選択される。このとき、ノード141a(150)とノード140bとの間に連結線142cを表示する。そして、キーワード「D」,「E」,「F」を関連キーワードのノード151a,151b,151cとして表示し、各ノード間に連結線152a,152b,152cを表示する。また、実際に検索された回数に応じて各ノードを表示させるときの大きさを変更することも可能である。図5(c)に示した例では、キーワード「B」が2回検索されているため、他のキーワードよりも大きく表示している。なお、履歴データベース19aにおけるキーワードの出現頻度に応じて各ノードを表示する大きさを変えても良い。この場合、図5(b)の如く表示した段階でキーワード「B」のノード141a(150)を大きく表示する。
【0051】
同様に、キーワード「F」に係るノード151cが選択され、検索ボタン105が押下操作された場合、キーワード「F」を含むキーワード群が選択される。すなわち、URL2及びURL4で指定されるリンクテキストから抽出したキーワード群が選択される。そして、キーワード「H」を関連キーワードのノード161として表示するとともに、ノード間に連結線162a,162b,162cを表示する。
【0052】
図7は、本発明の情報表示装置10による処理手順を説明するフローチャートである。ユーザは、まず、情報表示装置10を利用してウェブサーバ30に接続し、所望のウェブページを取得する(ステップS1)。次いで、情報表示装置10は、前述した手法を用いてキーワードを抽出し(ステップS2)、リンクが選択された日時、リンク先のウェブページのURLと共に抽出したキーワードを履歴データベース19aに記憶させる(ステップS3)。
【0053】
次いで、知識空間ブラウザ100を起動する(ステップS4)。情報表示装置10のCPU11は、検索キーワード記入欄106に検索キーワードが入力されたか否かを判断する(ステップS5)。検索キーワードが入力されていない場合(S5:NO)、検索キーワードが入力されるまで待機する。
【0054】
検索キーワードが入力され(S5:YES)、検索ボタン105が押下操作された場合、履歴データベース19aを検索する(ステップS6)。そして、入力されたキーワードに関連した関連キーワードがあるか否かを判断し(ステップS7)、関連キーワードがない場合(S7:NO)、処理をステップS5へ戻して検索キーワードの入力待ちにする。
【0055】
関連キーワードがある場合(S7:YES)、知識空間の作成を行う(ステップS8)。知識空間の作成は、前述したように、検索キーワードに係るノードの周囲に関連キーワードに係るノードを表示し、それらのノード間を結ぶ連結線を表示することによって行う。
【0056】
次いで、知識空間ブラウザ100による表示を終了するか否かを判断し(ステップS9)、終了しない場合(S9:NO)、処理をステップS5へ戻す。そして、検索キーワード記入欄106に新たな検索キーワードが入力されるか、又はノード獲得ボタン104が押下操作されて、検索キーワードが入力されるまで待機する。知識空間ブラウザ100による表示を終了する場合(S9:YES)、本発明の情報表示装置10による処理を終了する。
【0057】
なお、ステップS1〜S3の処理、及びステップS4〜S12の処理は夫々独立した2つのアプリケーション(ウェブブラウザ及び知識空間ブラウザ)による処理であるため、それらを独立して実行できることは勿論である。
【0058】
本実施の形態では、表示させたウェブページに貼られているリンクを選択した際に、そのリンクに係るリンクテキストからキーワードを抽出して履歴データベース19aを構築する構成としたが、ワードプロセッサ等のアプリケーション・ソフトウェアにより作成された文書データを表示させたときにキーワードを抽出するようにしてもよい。
【0059】
また、本実施の形態では、表示させたウェブページに貼られているリンクを選択した際に、そのリンクに係るリンクテキストからキーワードを抽出して履歴データベース19aを構築する構成としたが、入力部16等を利用してユーザが作成した履歴データベース19aと同様の構成のデータベースがある場合、このデータベースを用いて知識空間を作成することも可能である。
【0060】
また、キーワードの抽出対象は、必ずしもリンクテキストに限定されるものではなく、ウェブページのタイトル要素からキーワードを抽出するようにしても良く、また、ウェブページ全体を対象にして、その中の重要語をキーワードとして抽出するようにしても良い。
【0061】
更に、履歴データベース19aに記憶されている各キーワード群は、リンクが選択された日時に関連付けて記憶しているので、ユーザが任意に選んだ期間毎に知識空間を作成することも可能である。
【0062】
実施の形態2.
前述の実施の形態では、情報表示装置10の内部に履歴データベース19bを構築し、その履歴データベース19bに基づいて知識空間を作成する構成であったが、ウェブサーバ側にて履歴データベースを構築し、ウェブサーバ内で作成した知識空間をコンテンツとして提供することも可能である。知識空間はユーザが閲覧したウェブページの情報を視覚的に表現したものであるから、ユーザは、前記ウェブサーバから提供される知識空間をサイト内検索の結果として利用することも可能となる。
【0063】
図8は本実施の形態に係る情報処理システムの構成を説明する模式図である。図中40は、通常のウェブブラウザが予めインストールされた情報表示装置であり、具体的にはパーソナルコンピュータ、ワークステーション、PDA等の端末装置である。情報表示装置40はインターネット網Nを介してウェブサーバ50に接続されており、情報表示装置40のユーザはウェブブラウザを利用することによって所望のコンテンツを取得することが可能となっている。
【0064】
ウェブサーバ50は、情報表示装置40に提供すべきコンテンツを含んだウェブページ(以下、コンテンツページという)を有しており、情報表示装置40からの要求に応じてそれらを送信するようにしている。また、ウェブサーバ50には履歴データベース51が接続されており、コンテンツページを情報表示装置40に送信した際、すなわち、情報表示装置40側でこれらのコンテンツページを表示した際、当該コンテンツページからキーワードを抽出して履歴データベース51に記憶するようにしている。
そして、情報表示装置40からサイト内検索の要求を受けた場合、前記履歴データベース51を参照して知識空間を作成し、作成した知識空間を情報表示装置40側で表示可能なコンテンツとして送信するようにしている。
【0065】
図9は、本実施の形態に係る情報処理システムの処理手順を説明するフローチャートである。情報表示装置40にてウェブブラウザが起動され(ステップS31)、ウェブサーバ50が提供するサイトへのアクセス要求がユーザの指示により行われた場合、情報表示装置40は前記サイトへのアクセス要求をウェブサーバ50に送信する(ステップS32)。
【0066】
ウェブサーバ50がサイトへのアクセス要求を受信した場合(ステップS33)、当該サイトのコンテンツページをアクセス要求の送信元である情報表示装置40に送信する(ステップS34)。
【0067】
情報表示装置40は、ウェブサーバ50から送信されたコンテンツページを受信した場合(ステップS35)、そのコンテンツページに基づいてウェブブラウザ上にコンテンツを表示するとともに、前記サイトに対するサイト内検索の要求を受付けたか否かを判断する(ステップS36)。サイト内検索の要求を受付けていない場合(S36:NO)、要求を受付けるまで待機し、サイト内検索の要求を受付けた場合(S36:YES)、ウェブサーバ50にサイト内検索の要求を送信する(ステップS37)。
【0068】
ウェブサーバ50がサイト内検索の要求を受信した場合(ステップS38)、ステップS34にて送信したコンテンツページに基づいて履歴データベース51を生成する(ステップS39)。具体的には前記コンテンツページのURLを起点として指定したドメインからコンテンツページを収集し、収集したコンテンツページに含まれるリンクテキストからキーワードを抽出する。キーワードの抽出には、前述した字種による抽出方法、形態素解析による抽出方法等を用いることができる。
【0069】
次いで、ウェブサーバ50は、履歴データベース51に記憶されているキーワードに基づき知識空間を生成する(ステップS40)。そして、生成した知識空間を検索結果として情報表示装置40に送信する(ステップS41)。
【0070】
情報表示装置40は、ウェブサーバ50から送信された検索結果を受信した場合(ステップS42)、検索結果(知識空間)をウェブブラウザ上に表示する(ステップS43)。
【0071】
図10は、履歴データベース51の一例を示す概念図である。履歴データベース51は、情報表示装置40に送信したコンテンツページのURLを起点として収集したコンテンツページのURL、収集したコンテンツページに含まれるリンクテキストから抽出したキーワード、及び日時を関連付けて記憶する。例えば、図10に示した例において、「URL2」が起点となるコンテンツページのURL、「URL5」及び「URL6」を指定したドメインとした場合、「URL5」及び「URL6」により指定されるコンテンツページを取得し、そのコンテンツページに含まれるリンクテキストからキーワードを抽出して履歴データベース51に追加するようにしている。
【0072】
なお、本実施の形態では、サイト内検索の要求を受信したときに履歴データベース51を生成する構成としたが、サイトへのアクセス要求を受信する度に該当コンテンツページから履歴データベース51を生成しておき、過去の所定期間に閲覧されたコンテンツページに関する知識空間を生成するようにしても良い。
また、本実施の形態では、履歴データベース51をウェブサーバ50に外付けにする構成としたが、ウェブサーバ50の内部に備える構成であっても良いことは勿論のことである。
【0073】
実施の形態3.
実施の形態2ではウェブサーバ50が一つのデータベースを備え、サイト内検索の要求を受信した際に履歴データベース51を構築して知識空間を生成するようにしていたが、複数のデータベースを用意してユーザ毎に割り当てることも可能である。複数のユーザの履歴データベースを参照して知識空間を生成することで、複数のユーザ間で情報(知識)の共有化が可能となる。
【0074】
図11は本実施の形態に係る情報処理システムの構成を説明する模式図である。図中40A,40B,40Cは、通常のウェブブラウザが予めインストールされた情報表示装置であり、具体的にはパーソナルコンピュータ、ワークステーション、PDA等の端末装置である。情報表示装置40A,40B,40Cはインターネット網Nを介してウェブサーバ50に接続されており、情報表示装置40A,40B,40Cのユーザはウェブブラウザを利用することによって所望のコンテンツを取得することが可能となっている。なお、以下では夫々の情報表示装置40A,40B,40Cを区別して表す必要がない場合には、それらをまとめて情報表示装置40と記載することとする。
【0075】
ウェブサーバ50は、情報表示装置40に提供すべきコンテンツを含んだウェブページ(以下、コンテンツページという)を有しており、情報表示装置40からの要求に応じてそれらを送信するようにしている。また、ウェブサーバ50には、各ユーザ毎に割り当てたユーザデータベース51a,51b,51c,…を備える履歴データベース51が接続されており、各ユーザの要求に応じてコンテンツページを情報表示装置40に送信した際、そのコンテンツページからキーワードを抽出して当該ユーザに割り当てられているユーザデータベース51a(51b,51c,…)に記憶するようにしている。
そして、情報表示装置40からサイト内検索の要求を受けた場合、複数のユーザデータベース51a,51b,51c,…を参照して知識空間を作成するようにしている。
【0076】
図12は各データベースの一例を示す概念図である。図12(a)〜図12(c)はユーザデータベース51a〜51cの一例を示している。
ウェブサーバ50ではサイト又は特定のコンテンツへのアクセス要求がなされた場合、ユーザ認証を行うようにしており、認証されたユーザに対して割り当てられているユーザデータベース51a(51b,51c,…)に日時、URL、及びリンクテキストから抽出したキーワードを記憶するようにしている。このとき、前述と同様にして起点となるコンテンツページのURL、及び指定したドメインからコンテンツページを収集し、収集したコンテンツページに含まれるリンクテキストからキーワードを抽出するようにしている。
【0077】
図13は知識空間の表示例を示す模式図である。ウェブサーバ50は複数のユーザデータベース51a,51b,51c,…を参照し、前述したアルゴリズムを利用することによって知識空間を作成することができる。
本実施の形態では、ユーザ認証を行っているため他のユーザと区別することが可能であるため、例えば、知識空間を要求したユーザ自身が閲覧したコンテンツページに含まれるキーワードを矩形等で囲んで表示し、その他のユーザが閲覧したコンテンツページに含まれるキーワードを楕円等で囲んで表示することにより、両者を区別することができる。
【0078】
また、本実施の形態では、履歴データベース51をウェブサーバ50に外付けにする構成としたが、ウェブサーバ50の内部に備える構成であっても良いことは勿論のことである。
【0079】
【発明の効果】
以上、詳述したように、第1発明、第3発明、第10発明、及び第11発明による場合は、検索された第1情報と該第1情報に関連付けられた第2情報とを互いに線で結びつけて表示し、表示された第2情報が選択された場合、その第2情報に関連した第1情報を検索するようにしている。したがって、検索キーワードとして第1情報を入力した場合、第1情報に関連付けられている複数の第2情報が線で結びつけられて表示されるので、過去に閲覧した情報の想起に役立てることが可能となる。
【0080】
第2発明による場合は、複数の記憶手段を備えており、各記憶手段に第1情報及び第2情報を記憶するようにしている。したがって、例えば、ユーザ毎に記憶手段を割り当てた場合、ユーザ自身と他のユーザとの間で情報の共有化が可能となり、情報の想起に役立てることが可能となる。
【0081】
第4発明による場合は、検索された第1情報を表示する際、記憶手段に記憶されている第1情報の数に基づき、表示する大きさを変更するようにしている。したがって、ユーザにとって、重要な情報となり得る情報を強調して表示することが可能となる。
【0082】
第5発明による場合は、削除すべき情報の入力を受付けるようにしており、ユーザにとって不要な情報、表示させる必要がない情報を予め削除することが可能となり、必要な情報の検索が容易となる。
【0083】
第6発明による場合は、受付けた文書データから第1情報及び第2情報を抽出するようにしている。したがって、例えば、閲覧した文書ファイル、ウェブページ等から第1情報及び第2情報を抽出するため、情報の獲得が容易となり、更に過去に閲覧した文書ファイル、ウェブページ等に含まれる情報を想起させることが可能となる。
【0084】
第7発明による場合は、文書データを表示した日付に関する情報を、前記文書データから抽出した第1情報及び第2情報に関連付けて記憶するようにしている。したがって、閲覧した情報に基づいて日付毎に情報を想起させることが可能となる。
【0085】
第8発明による場合は、受付けた文書データから概念を有する文字列を抽出するようにしている。したがって、文書データに含まれるテキストから概念を有する文字列のみが抽出されるため、情報の想起に役立つ情報を容易に獲得することが可能となる。
【0086】
第9発明による場合は、通信回線を通じて文書データを受付けるようにしている。したがって、文書データとしてウェブページを受信することが可能となり、過去に閲覧した情報の想起に役立てることが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の情報表示装置の動作を説明する模式図である。
【図3】履歴データベースの一例を示す概念図である。
【図4】知識空間ブラウザの画面例を説明する模式図である。
【図5】知識空間の形成手順を説明する模式図である。
【図6】知識空間の形成手順を説明する模式図である。
【図7】本発明の情報表示装置による処理手順を説明するフローチャートである。
【図8】本実施の形態に係る情報処理システムの構成を説明する模式図である。
【図9】本実施の形態に係る情報処理システムの処理手順を説明するフローチャートである。
【図10】履歴データベースの一例を示す概念図である。
【図11】本実施の形態に係る情報処理システムの構成を説明する模式図である。
【図12】各データベースの一例を示す概念図である。
【図13】知識空間の表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
10,40 情報表示装置
11 CPU
12 バス
13 ROM
14 RAM
15 表示部
16 入力部
17 通信部
18 補助記憶装置
19 内部記憶装置
19a,51 履歴データベース
20 記録媒体
30,50 ウェブサーバ
100 知識空間ブラウザ
300 ウェブブラウザ

Claims (11)

  1. 複数の第1情報、及び該第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報を記憶する記憶手段を備え、前記第1情報に対する検索要求を外部から受信し、受信した検索要求に基づいて前記記憶手段を検索した検索結果を前記検索要求の送信元へ送信する第1情報処理装置と、該第1情報処理装置へ検索要求を送信する手段、及び前記第1情報処理装置から送信された検索結果を受信する手段を備え、受信した検索結果を表示する第2情報処理装置とを備える情報処理システムにおいて、
    前記第1情報処理装置は、受信した検索要求に基づいて前記記憶手段に記憶された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を検索する手段と、該手段が検索した第1及び第2情報を送信する手段とを備え、前記第2情報処理装置は、受信した第1及び第2情報を表示する手段と、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した各領域の近傍との間に線を表示する手段と、表示した第2情報から一の第2情報の選択を受付ける手段と、選択をされた第2情報に基づき前記第1情報とは別の第1情報に対する検索要求を前記第1情報処理装置に送信する手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1情報処理装置は、複数の記憶手段を備え、複数の第1情報、及び該第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報を各記憶手段に記憶しており、検索要求を受信した際、複数の記憶手段から第1及び第2情報を検索すべくなしてあることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 複数の第1情報、及び該第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報を記憶する記憶手段と、検索すべき情報の入力を受付ける手段と、該手段に入力された情報を前記記憶手段に記憶されている第1情報から検索する手段とを備え、該手段による検索結果を表示すべくなしてある情報表示装置において、
    検索された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を表示する手段と、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した各領域の近傍との間に線を表示する手段と、表示した第2情報から一の第2情報の選択を受付ける手段と、受付けた選択に係る第2情報に基づき、前記第1情報とは別の第1情報を前記記憶手段から検索する手段とを備えることを特徴とする情報表示装置。
  4. 検索された第1情報を表示する際、前記第1情報が前記記憶手段に記憶されている数に基づき、表示すべき大きさを変更する手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の情報表示装置。
  5. 前記記憶手段から削除すべき情報の入力を受付ける手段と、該手段から入力された情報を前記記憶手段に記憶されている第1情報及び第2情報から検索する手段と、検索された第1情報又は第2情報を前記記憶手段から削除する手段とを更に備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の情報表示装置。
  6. 文書データの入力を受付ける手段と、入力された文書データを表示する手段と、表示した文書データから第1情報及び1又は複数の第2情報を抽出する手段と、抽出した第1情報及び第2情報を関連付けて前記記憶手段に記憶させる手段とを更に備えることを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れかに記載の情報表示装置。
  7. 前記文書データを表示した日付に係る日付情報を前記第1及び第2情報に関連付けて記憶する手段を備え、検索された第1情報を日付毎に表示可能になしてあることを特徴とする請求項6に記載の情報表示装置。
  8. 前記第1情報及び第2情報は、概念を有する文字列であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報表示装置。
  9. 通信回線を介して外部の情報処理装置へ接続する手段と、前記情報処理装置へ文書データの送信要求情報を送信する手段と、前記情報処理装置から送信された文書データを受信する手段とを更に備えることを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れかに記載の情報表示装置。
  10. コンピュータに、入力された検索すべき情報を、複数の第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報が予め記憶された記憶手段から検索させるステップと、該ステップによる検索結果を表示させるステップとを有するコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、検索された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を表示させるステップと、コンピュータに、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した領域の近傍との間に線を表示させるステップと、コンピュータに、表示させた第2情報から一の第2情報の選択を受付けさせるステップと、コンピュータに、コンピュータに、前記選択に係る第2情報に基づき、前記第1情報とは別の第1情報を前記記憶手段から検索させるステップとを有することを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. コンピュータに、入力された検索すべき情報を、複数の第1情報の夫々に関連付けられている1又は複数の第2情報が予め記憶された記憶手段から検索させるステップと、該ステップによる検索結果を表示させるステップとを有するコンピュータプログラムが記録されているコンピュータでの読取りが可能な記録媒体において、
    コンピュータに、検索された第1情報、及び該第1情報に関連付けられている1又は複数の第2情報を表示させるステップと、コンピュータに、前記第1情報を表示した領域の近傍と前記第2情報を表示した領域の近傍との間に線を表示させるステップと、コンピュータに、表示させた第2情報から一の第2情報の選択を受付けさせるステップと、コンピュータに、コンピュータに、前記選択に係る第2情報に基づき、前記第1情報とは別の第1情報を前記記憶手段から検索させるステップとを有するコンピュータプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータでの読取りが可能な記録媒体。
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