JP2004053515A - エンコーダの逓倍回路 - Google Patents

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Kenji Hara
原 憲二
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Abstract

【課題】高速のトラッキング演算が可能で低コストのエンコーダの逓倍回路を提供する。
【解決手段】安価なRAM搭載のゲートアレーを用い、イニシャル時にDDA(Digital Differential Analyzer)で演算した三角関数発生結果を逐次バスバッファ(B)を介してRAMに書き込み、これをテーブルとしてトラッキング演算を行い、高速動作に対応すると共にCPUを搭載しないことでトータルコストを低下させる。RAMテーブルは必要に応じてCPUからの書き換えも可能とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はFA、ロボット等に使用するエンコーダの逓倍回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、FA、ロボット等に使用するエンコーダの位置検出方式となる逓倍回路は、エンコーダに搭載されたCPUが自分のROMの三角関数データを読んでトラッキング演算を行うものがある(例えば、特願平03−123081号)。
【0003】
ここで、DDA(Digital Differential Analyzer)による三角関数発生例について説明する。図1はDDAによる三角関数発生例を示したものである。
1−1、1−2、1−3はアップダウンカウンタで−1はダウンカウント、他はアップで使用し、−1にはイニシャル時円の半径Rの値を設定する。カウンタの出力はALU(Arithmetic Logic Unit)に入力する、カウンタのデータはクロックCALでD−FFの出力と加算、若しくは減算し、オーバフロー、アンダーフローしたパルスを他方のカウンターに入力する。CPはカウンタ1−3に入力するCPをカウントした物が円周のデータΦになり各々のカウンタの出力がCOSΦ、SinΦとなる。円周データはRの値を適切に決める事で値を調整出来る。90度を越すデータは象限切換を行い加算、減算を逆にする(図示せず)。これらはDDAとして公知である。
【0004】
図5は特願平03−123081号の位置検出方式における逓倍回路である、
図において,COSθ、Sinθのアナログ電圧はA/Dコンバータでデジタルに変換し各々ROMのSinΦ、COSΦ出力と乗算され差を求められる、この差分のデータをROMに入力しているΦデータに加算し新しいΦデータとする事で高速トラッキング動作を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエンコーダの位置検出方式となる逓倍回路では、小型化、ローコスト化の為にCPUを搭載せずにハードウエアーで全て演算する事が求められている。
しかしながらDDAによる三角関数のトラッキング演算は速度が遅く、又ROMテーブルを搭載しハードウエアーで演算するのは、むしろコストアップになると言う問題点を有している。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、高速のトラッキング演算が可能なエンコーダの逓倍回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
安価なRAM搭載のゲートアレーを用い、イニシャル時にDDAで演算した結果を逐次RAMに書き込み、これをテーブルとして演算を行い、高速動作に対応すると共にCPUをしないことでトータルコストを低下させる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下,本発明を図に基づいて説明する。
本発明の特徴は以下のとおりでる。
すなわち、電源投入のイニシャル時にハードウエアーのSinθ、Cosθの三角関数データを出力する演算回路を動作させ、このデータをRAMに書き込み、事後このデータをSinθ、Cosθのテーブルとしてハードウエアーでトラッキング演算を行う点である。
また、RAMテーブルは必要に応じてCPUからの書き換えを可能とした点である。
【0009】
図2は本願の構成でBと書かれた箱はバスバッファであり信号を切り換える、図4の回路はリセット時TR/WR信号がLなので書き込みモードとなりRAMのデータバスにはDDAの出力、SinΦoutとCosΦoutが入力され、アドレスバスにはΦoutが入力される。
演算クロックCALは図1のDDAの演算を行うと共にRAMへのデータ書き込みを行う図3。CALで逐次演算しΦデータも増大した値を逐次RAMに書き込む事を続ける。
図1の1−1のカウンターが0になるとQAD信号で象限切換が行われ演算の向きを逆にするQAD信号は図4のカウンターで計数される、4発のQADで1回転360度の関数がRAMに書き込まれた事になる。4発のQADをでTR/WRをHにし関数データの書き込みを終了しDDA出力からRAMへのバッファを切りRAMは読み出しモードとなりALUの出力のΦデータがアドレスバスに入力される。この後はCosθ、Sinθのトラッキング演算になる。
なお必要に応じてCPUをエンコーダに搭載しRAMテーブルを書き換えて使用出来る様にもする。
【0010】
【発明の効果】
イニシャル時に関数発生を行わせ、この内容を全てRAMに入れてアクセスするので高速のトラッキング演算が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DDAによる三角関数発生例を示す。
【図2】本願の構成でBと書かれた箱はバスバッファであり信号を切り換える。
【図3】演算クロックCALは図1のDDAの演算を行うと共にRAMへのデータ書き込みを行う。
【図4】回路はリセット時TR/WR信号がLなので書き込みモードとなりRAMのデータバスにはDDAの出力、SinΦoutとCosΦoutが入力され、アドレスバスにはΦoutが入力される。
【図5】従来例。
【符号の説明】
1−1、1−2、1−3 アップダウンカウンタ

Claims (2)

  1. 電源投入のイニシャル時にハードウエアーのSinθ、Cosθの三角関数データを出力する演算回路を動作させ、このデータをRAMに書き込み、事後このデータをSinθ、Cosθのテーブルとしてハードウエアーでトラッキング演算を行うことを特徴とするエンコーダの逓倍回路。
  2. 前記RAMテーブルは必要に応じてCPUからの書き換えも可能とすることを特徴とする請求項1に記載のエンコーダの逓倍回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20120112533A (ko) * 2010-01-12 2012-10-11 신에쯔 한도타이 가부시키가이샤 접합 웨이퍼의 제조 방법

Cited By (2)

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